JPH0425399A - 局部打抜き屑除去装置 - Google Patents

局部打抜き屑除去装置

Info

Publication number
JPH0425399A
JPH0425399A JP12845190A JP12845190A JPH0425399A JP H0425399 A JPH0425399 A JP H0425399A JP 12845190 A JP12845190 A JP 12845190A JP 12845190 A JP12845190 A JP 12845190A JP H0425399 A JPH0425399 A JP H0425399A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
punching
piece
receiving piece
local
link
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP12845190A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0811394B2 (ja
Inventor
Jiyouji Ootsuka
攘治 大塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP12845190A priority Critical patent/JPH0811394B2/ja
Publication of JPH0425399A publication Critical patent/JPH0425399A/ja
Publication of JPH0811394B2 publication Critical patent/JPH0811394B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26DCUTTING; DETAILS COMMON TO MACHINES FOR PERFORATING, PUNCHING, CUTTING-OUT, STAMPING-OUT OR SEVERING
    • B26D7/00Details of apparatus for cutting, cutting-out, stamping-out, punching, perforating, or severing by means other than cutting
    • B26D7/18Means for removing cut-out material or waste
    • B26D2007/1881Means for removing cut-out material or waste using countertools

Landscapes

  • Details Of Cutting Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野: 本発明は紙器用板材の打抜き工程で、折込み組立面、ま
たは打ち上げ画用のブランクを形成する際に生じる、中
間独立孔部分や切込み溝部分等の局部から、打抜き屑を
効率よく除去することができる局部打抜き屑除去装置に
関する。
従来の技術: 紙器の製作工程では、原板シートから所望形状の函等の
ブランクを打ち抜く作業における形打抜き工程で、原材
シートから所望形状にブランクを完全に打抜き分離する
ことなく、次の処理工程に移行させて、打抜き屑を除去
する処理を行なっており、その際、ブランクの周縁部や
中間独立孔部分、あるいは狭い切込み溝部分等の局部に
生じる打抜き屑を能率よく除去処理するための手段とし
ては、実公昭61−28720号公報によって知られて
いる。
解決しようとする課題: 上記の先行技術においては、例えば第11図に示すよう
に打抜き屑除去の上型40に設けた突き押し片45^に
対して、打抜き屑除去の下型41に設けた抜き落し孔4
2に臨む弾性受け片48が、突き押し片45Aの下降に
よってシートAから局部打抜き屑を切り落としても、突
き押し片45A端と該弾性受け片48とによって打抜き
屑を挟んだ状態で下側へ変位することになるので、上型
40が後退するにつれて弾性受け片48の追従により、
打抜き屑を挟んだまま持ち上げる現象を呈し、下型41
の抜き落し孔42から速やかに落下せず、次の作業に支
障を来すことがある。特に、打抜き部の形状が細幅で屈
曲したり、小形の孔であるような場合に問題が生じる。
本発明にては、このような問題点を解決して、局部打抜
き屑が打抜き屑除去操作時、突き押し片とこれに対向す
る抜き屑受け片とによって打抜き操作の初期では挟持さ
れて、シートからの打抜き屑を一斉に外して確実な離脱
ができ、しかる後は抜き屑受け片が下降する程に側方へ
変位して、打抜き屑が再び持ち上げられて次の操作に支
障を来すことなく、確実に除去できるようにした局部打
抜き屑の除去装置を提供することにある°。
課題を解決するための手段: すなわち、本発明は、紙器用板材による紙器ブランクの
打抜き工程で、局部打抜き屑を除去する装置において;
打抜き屑受支機楕は、打抜き屑除去用下型の抜き落し孔
に、先端側が打抜き屑除去用上型付設の突き押し片端と
対向するよう臨ませて配した抜き屑受け片と、該抜き屑
受け月光端側が後方への後退時前記突き押し月下から側
方へ変位するように、リンク8!楕にて固定された支持
ブラケットに連結支持され、該リンク機構の枢支点より
後端側を前記支持ブラケットに組み込んだばねによる復
元力で、抜き屑受け片を復帰保持させるように構成した
ことを特徴とする。
本発明における抜き屑受け片のリンク機構において、そ
の枢支点抜き屑受け片連結点との間に、復帰時に抵抗を
与えるブレーキ手段が付設されたものが採用される。ま
た、抜き屑受け片は、上端側を支持ブラケットに取り付
く梃子リンクの先端側と、また下端側を補助リンクと、
それぞれピン連結されて、梃子リンクの後端側に復帰用
ばねが繋がれ、直立状態に支持される構成にされてる。
またさらに、その抜き屑受け片は、下端側を支持ブラケ
ットに遊支され、上端側を支持リンクで支えられて、そ
の支持リンクと支持ブラケットの受支部との間に復帰用
ばねを介在させた構成とすることもできる。抜き屑受け
片の先端部に切り溝を設けて、その切り溝に適宜幅の受
け板を取り付けるようにすれば、広い範囲を受支できる
ことになる。
また本発明では、打抜き屑受支機構の支持ブラケットが
、打ち抜き屑除去用下型の下側に設けられた可動枠体に
固定される構造にすることもできる。また、打ち抜き屑
除去用下型に固定される構造にすることもできる。
作  用: 本発明の局部打抜き屑除去装置は、原材シートから所要
の形状に紙器のブランクを打抜く工程を経て、打抜き屑
を除去する工程で、所定の位置に取り付けて使用される
打抜き屑除去用型の上型には局部打抜き位置に突き押し
片を突設し、この突き押し片と対向する位置に抜き屑受
け片を、先端側を打抜き屑除去用下型に設けである抜き
落し孔に臨ませて、上端が被処理シートの下面に近接す
るようにして配設されている。
打抜き屑除去操作が行われると、打抜き屑除去用上型に
よってブランク形成のための不要部分がシートから切り
落とされる際、該上型に取り付く突き押し片が局部打抜
き部分を突き下げる。この突き押し片の下降によって抜
き屑部分は、下側を抜き屑受け片に接し、該抜き屑部分
は突き押し片と抜き屑受け片とによって挟まれた状態で
押し下げられる。したがって、抜き屑部分は外されて抜
き屑が落し孔に移行する。抜き屑受け片は、リンク機構
の梃子リンクによって通常は後端側を支持ブラケット内
に組み込まれたばね力で所定の位置に保たれ、押し下げ
られるとリンク機構によって当初位置よりも支持ブラケ
ット側へ引き寄せられるようにされであるから、突き押
し片により押し下げられると、該抜き屑受け片を定位置
に保持するため梃子リンクの後端側に作用しているばね
力に抗して押し下げられて、抜き屑受け片が支持ブラケ
ット側へ変位することになり、突き押し片端による抜き
屑に対しての押し下げ力作用点に対し、抜き屑受け片に
よる受支点が次第にずれ、そのため打抜き屑除去用上型
が最下限に下降するやや前に、局部打抜き屑は、挟まれ
た状態から脱して弾き落とされる。
抜き屑受け片に対する押し下げ力が除かれると、該抜き
屑受け片を支持する梃子リンクの後端側に作用している
ばね力で、該梃子リンクが急速に復帰しようとするが、
梃子リンクが下降する際に通過したブレーキ手段によっ
て制動力を受け、−時的に戻り動作に遅れが生じ、ばね
力による急激な引き戻し作用を受けることなく抜き屑受
け片が待機位置に復帰する。したがって、抜き屑受け片
は突き押し片の復帰に対して遅れて復帰動作することに
なって、抜き屑を挟んだ状態で復帰することがなくなり
、抜き屑は確実に処理することがで、きる。その結果、
局部打抜き部分では、次の作業シートの打抜き屑除去操
作時に支障を来すことなく順次行うことができるように
なった。
また、本発明装置における抜き屑受け片の支持ブラケッ
トは、打抜き屑除去用下型等に装着するに際し、取付座
部で取付ネジによって取り付けられているから、簡単に
着脱できる。したがって、ブランクの形状に応じて打抜
き屑除去型を交換する際、容易に支持ブラケットを着脱
交換できて、経済的に取扱える。また、抜き屑受け片が
偏芯動作するために生じる横方向の分力に対しては、必
要に応じブラケット取付面に凹凸を設けて接触抵抗を大
にして固定が容易なようにすることで、使用中にずれが
生じない。
また、抜き屑受け片は下端側を支持ブラケットの受支部
に遊支して、かつその上端側に支持リンクを関連させ、
この支持リンクと支持ブラケットの受支部との間にばね
を介在させて、直接的に抜き屑受□け片を押し上げられ
る方式にし、前記第1の方式と同様に押し下げられたの
ち、ばね力で復帰する際に支持リンクにブレーキ手段が
作用して復帰力を制御できるようにしてもよいのである
なお、支持ブラケットは抜き型に取り付けることなく、
打抜き屑除去装置の機体側にとりつけて、抜き型と連動
させるようにしても同様の効果が得られる。
実施例: 以下本発明を一実施例について図面により説明すれば、
次の通りである。
第1図に示すのは、本発明の第1実施例であって、本発
明装置の主体となる打抜き屑受支機構10の縦断面区で
あり、11は支持ブラケット、20は抜き屑受け片、2
5はリンク機構である。
支持ブラケット11は、後半部が中空12に形成されて
、前側(図上左側)にスリット13が設けられ、上部の
後半から取付時の安定性が得られる大きさに延長して取
付座14が形成されている。この取付座14には長孔の
取付孔14′が設けられている。この支持ブラケット1
1は、特に限定しないが合成樹脂またはアルミニウムも
しくはその合金など軽量で機械的強度が高い材料で形成
されている。15は引きばね取付用の切欠き部である。
抜き屑受け片20は、金属もしくは合成樹脂製の細い棒
体で、前記支持ブラケット11の内部で中間部を枢支ピ
ン27にて支持されてスリット13から突き出された梃
子リンク26と、該梃子リンク26に平行して適宜寸法
離れた下側位置に配設の補助リンク28と、からなるリ
ンク機構25の各リンク先端にて、それぞれビン29.
29’連結され、直立状態に支持されている。前記梃子
リンク26は、好ましくは金属板で形成され、その後端
部26゛に、下端を支持ブラケット11内下部でビン1
6に係止されて中空部12内に配されている引張ばね3
1の上端を係合されて、水平状態に保たれるようになっ
ている。また、該梃子リンク26は枢支ビン27による
枢支位置から適宜離れた前側の側面に凹所32を備え、
支持ブラケット11の側部に設けられたブレーキ装着孔
19内に挿入されたボール36が押しばね37によりス
リット13内に押し出されるように構成されているブレ
ーキ手段35によって、前記凹所32にそのブレーキ手
段35のボール36が係合することにより一時的に、該
梃子リンク26に制動力が作用するようになされている
。38はブレーキ手段35組込みのためのネジプラグで
ある。抜き屑受け片20と梃子リンク26および補助リ
ンク28との連結部は、抜き屑受け片20に設けられた
切込み溝22に各リンク26.28先端部を挿入してそ
れぞれビン29,29°で連結されている0図中符号2
1は抜き屑受け片20の先端、17は取付座14の上面
に設けた滑り止めのための突条である。
このように構成した本発明装置の打抜き屑受支機構10
は、第4図で示すように打抜き屑除去用型の下型41基
板に、支持ブラケット11を、局部打抜き屑の落し孔4
2に抜き屑受け片20上部が挿入されて、その先端21
が下型41上面よりやや下がった状態となるようにして
取り付ける。この取り付けに際しては、予め所定位置に
皿頭ボルト44を基板に表面からねじ込み定着しておき
、このボルト44に沿わせて取付孔14′を外嵌し、支
持ブラケット11の取付座14を、ナツト46にて締着
固定しておく。
打抜き屑除去操作時には、打抜き屑除去用型の下型41
上に被処理シートAを載せ、上型40を下降させると、
該上型40付設の突き押し片45がシートAの目的とす
る局部打抜き部a°に接してこれを押し下げる。該突き
押し片45に対向して配設しである抜き屑受け片20に
、局部打抜き屑aが当接すると、突き押し片45と抜き
屑受け片20とによって、該打抜き屑a−が挟まれた状
態で、そのまま下降する。したがって、打抜き屑aは正
しく押し下げられて外される。下降が進行すると、第5
図に示すように抜き屑受け片20は、中間部に連結され
ている梃子リンク26が、その枢支ピン27を支点とし
て連結側が下向きに回動することによって、直立状態の
ままで支持ブラケット11側へに移行し、該抜き屑受け
片20の先端21が、当初の打抜き屑aに接していた位
置より支持ブラケット11側へずれることになる。この
ような状態は掻く短時間の内に生じることになるので、
その結果打抜き屑aは、平衡が崩れて弾かれた状態で落
し孔42から外部に落下する。
抜き屑受け片20は、最下位まで押し下げられた状態に
なると、第5図鎖線で示すように、その先端21が上型
40の突き押し片45の下降軸線から片側へ大きくずれ
る。この状態で梃子リンク26は、その後端部26°に
繋がれている相張りばね31が引き伸ばされているので
、その引張りばね31力によって引き戻される。このば
ね31力による引き戻しの際に、該梃子リンク26の中
間部に設けられた凹所32にブレーキ手段35のボール
36が係合して、−時的にばね31の引き戻し力が制動
され、抜き情愛は片20が無負荷になったことによる引
張りばね31の復元力が直ちに作用せず、制動作用によ
り、突き押し片45の復帰速度に対して同調せず時間差
を作って復帰する。その結果、このように突き押し片4
5どの時間差をもたせた復帰動作と、突き押し片45と
抜き情愛は片20との偏心量を大きくしたこととにより
、打ち抜き屑aが抜き情愛は片20の先端21から必ず
離れた状態で復帰することができる。
したがって、−旦打ち抜いた屑が再び持ち上げられて、
残留するようなことはない。
上記した具体例では抜き情愛は片20がビンにてなるも
のであるから、局部打抜き部分が細長い場合には、適当
な間隔で複数個配置しておくようにすることで、円滑に
処理できる。
1個の抜き情愛は片20で広幅の受支部を必要とする場
合には、第6図に示すように、このビン状の抜き情愛は
片20A先端部に切り渭33を設けて、この切り溝に3
3に所要寸法の受け板片34を取り付けるようにしても
よい。あるいはビンに代えて適宜幅の板状のものを採用
することもできる。その場合は中央部分で連結リンクと
接続したり、複数の連結リンクで繋ぐようにしてもよい
次に第7図および第8図に示すのは第2の実施例であり
、この局部打抜き屑除去装置における抜き情愛支機構1
0Aは、支持ブラケット51と、抜き情愛は片55と、
抜き情愛は片55の支持リンク56、および復帰用のコ
イルバネ57とで構成されている。
前記支持ブラケット51は、第7図で示すように、下端
部から前側に受支部51°が突出され、その受支部51
°には棒状の抜き情愛は片55下端部が遊挿される下向
き拡がりの支持孔52を上下方向に穿設されている。ま
た、前側面から適宜範囲を空洞部53に形成されている
。なお、抜き型に対する取付座54は前記第1実施例の
支持ブラケット11と同じ構造になされている。
前記抜き情愛は片55は中間位置に節55゛ を有する
金属棒(合成樹脂であってもよい)で、下端部を前記し
した支持ブラケット51の受支部51“支持孔52に遊
挿し、また中間部分を支持リンク56の先端部に設けら
れた支持挿通孔56′に挿通して前記節55°を支・持
すンク56上面に係合させ、該支持リンク56下面と支
持ブラケット51の受支部51゛上面との間で、抜き情
愛は片55にコイルバネ57を被嵌して介在させ、該コ
イルバネ57カによって抜き情愛は片55が、定常位置
に保たれるようにされている。なお、支持リンク56は
基端を支持ブラケット51の空洞部53内でビン58に
て枢支され、ストッパービン59によって前記コイルバ
ネ57カによる押上を規制されるようになっている。3
5はブレーキ手段であって、前記第1の実施例にて示し
たものと同様の構造にして、抜き情愛は片55の押し下
げ時に描く支持リンク56の移動範囲で、該支持リンク
56の側面がブレーキ手段35の空洞部53に突出した
ボール36と接触することにより、戻り行程で支持リン
ク56に制動力が作用するように設けられている。
この形式の抜き情愛支機構10Aにては、前記第1の実
施例の場合と同様に支持ブラケット51を打抜き屑除去
用下型41に取り付けて、打抜きブランクに付されてい
る局部打抜き屑aが除去操作される際、打抜き屑除去用
型の上型40に取り付いた突き押し片45によって、前
記第1実施例と同様に抜き情愛は片55の先端と該突き
押し片45とにより打抜き屑aを挟んだ状態で、該抜き
情愛は片55が押し下げられると、抜き情愛は片55の
下端部は支持ブラケット51の受支部51′支持孔52
に遊挿され、かつ中間部で節55″に係合している支持
リンク56によってコイルバネ57が圧縮されて、第7
図に示すように、抜き情愛は片55の上部が支持ブラケ
ット51側に変位し、該抜き情愛は片55の先端55”
が当初の打抜き屑aに接していた位置より支持ブラケッ
ト51側へずれることになる。したがって、突き押し片
45の下降に際しその先端と抜き情愛は片55上端とに
よって挟まれて下降する打抜き屑aは自動的に弾き落と
され、−旦打ち抜かれた打抜き屑aが再び持ち上げられ
て、次の作業に支障を来すことはない。
打抜き屑aの除去操作が終わって抜き屑受け片55に作
用していた押し下げ力が除がれると、圧縮されていたコ
イルバネ57の復元力によって支持リンク56を介し抜
き屑受け片55が押し上げられる。
この際支持リンク56の側部が支持ブラケット51に付
設されて空洞部53内に突出しているブレーキ手段35
のボール36と接触し、このボール36に付加されてい
る押しばね力に抗して、該ボール36を内側へ押し退け
る作用力だけコイルバネ57による復帰力が制動されて
、突き押し片45の上昇に対し遅れが生じ、その時間差
を与えることと、支持ブラケット51に引き寄せられる
こととで、抜き屑の連れ戻しが防止できることになる。
なお、第1及び第2の実施例の打抜き情愛支機楕10.
 IOAは、下型41に対してはボルト44締結されて
いるので、ナツト46を外すことにより、全体を容易に
取り外して別の型に交換装着して使用することができる
以上は打抜き屑除去用型の下型に打抜き情愛支機構10
.10^が固着される形式のものについて説明したが、
このような両方式で、その支持ブラケットについて、第
9図に例示するように、この支持ブラケットIIAを打
ち抜き装置の機体側で打ち抜き屑除去用木型の下側位置
にて上下動する作動枠上に取付具65を介して付設する
ように形成した支持ブラケットIIAに組み込んで使用
するようにしても、前記のものと同様の効果が得られる
なお、ブレーキ手段35は、必要に応じて省略すること
もできる。
また、第10図に例示するように、局部打抜き屑除去装
置において、打ち抜き屑除去用型の上型40に取り付い
た突き押し片45の端面に、例えば平らなゴム板などの
摩擦片45゛ を付着させて、被打ち抜き局部a゛の表
面との接触面圧が高まるようにしておけば、シート構成
繊維に長繊維のバルブを含んでいる紙、例えば上質紙で
形成される紙器ブランクなどの打ち抜き局部a゛を押し
て、打ち抜き工程での切り残し部分を引きちぎる際に、
該突き押し片45端の摩擦片45゛が打ち抜き局部a“
の表面との接触摩擦力が高くなり、滑りが生じることな
く押し下げ力が作用する。したがって、打ち抜き局部a
゛の切り残し部分に不均等な押し下げ力が作用しても切
り残し部分が切断されるまでは押し下げ力が確実に伝達
されるので、抜き残ることなく打ち抜き局部a′を抜き
落とすことができる。なお、突き押し片45先端を複数
の小突起に形成して、押し下げ時に局部的に押圧力が作
用し、被打ち抜き屑の表面とで滑りが生じないようにす
ることもできる。
発明の効果: 本発明によれば、局部の打抜き屑を取り除く際、その初
期では突き押し片と抜き屑受け片とで打抜き局部を正し
く挟んで、打抜き切り残し部を破断でき、その後は抜き
屑受け片を変位させることにより、打抜き屑を弾き飛ば
すようにして確実に除去することができて、作業に支障
を来すことがない。また、打抜き屑除去用型に対しての
着脱が簡便に行えるようになっているので、型が変われ
ば付は替えて使用でき、経済的である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明装置の実施例を示し、第1図は第1実施例
の縦断面図、第2図は第1図の平面図、第3図はブレー
キ手段の一例拡大断面図、第4図および第5図は作動態
様を示す図、第6図は抜き屑受け片の別態様を示す図、
第7図は第2実施例の一部縦断正面図、第8図は第7図
の平面図、第9図は機械に取り付ける形式のものの外形
−態様を示す図、第10図は打ち抜き屑除去用型の突き
押し片端に摩擦片を取り付けたー態様を示す図、第11
図は従来装置の例を示す図である。 10、 IOA・・・打抜き情愛支機構11.11^、
51・・・支持ブラケット12・・・中空部     
 13・・・スリット14.54・・・取付座    
 14”・・・取付孔15・・・切欠き部     1
6・・・ピ ン19・・・ブレーキ装着孔 20、2OA、 55・・・抜き屑受け片21.55”
・・・抜き屑受け片の先端22・・・切込み渭    
25・・・リンク機構26・・・梃子リンク   26
−・梃子リンクの後端部26パ・・・梃子リンク後端部
の下端面27・・・枢支ピン    28・・・補助リ
ンク29.29°・・・連結ピン  31・・・引張ば
ね32・・・凹 所     33・・・切り渭34・
・・受け板片    35・・・ブレーキ手段36・・
・ボール     37・・・押しばね39・・・ネジ
プラグ 40・・・打抜き屑除去用型の上型 41・・・打抜き屑除去用型の下型 42・・・打抜き屑落し孔 45・・・突き押し片45
“・・・突き押し片の端部に付した摩擦片51′・・・
支持ブラケットの受支部 52・・・支持孔     53・・・空洞部55゛・
・・節       56・・・支持リンク56゛・・
・支持挿通孔   57・・・コイルバネ59・・・ス
トッパーピン A・・・被処理シートa・・・打抜き屑

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 紙器用板材による紙器ブランクの打抜き工程で、局
    部打抜き屑を除去する局部打抜き屑除去装置において; 打抜き屑受支機構は、打抜き屑除去用下型の抜き落し孔
    に、先端側が打抜き屑除去用上型付設の突き押し片端と
    対向するように臨ませて配した抜き屑受け片と、該抜き
    屑受け片先端側が後方への後退時前記突き押し片下から
    側方へ変位するように、リンク機構にて固定された支持
    ブラケットに連結支持され、該リンク機構の枢支点より
    後端側を前記支持ブラケットに組み込んだばねによる復
    元力で、抜き屑受け片を復帰保持させるように構成した
    ことを特徴とする局部打抜き屑除去装置。 2 前記抜き屑受け片のリンク機構において、その枢支
    点と抜き屑受け片連結点との間に復帰時に抵抗を与える
    ブレーキ手段を付設されている請求項1に記載の局部打
    抜き屑除去装置。 3 抜き屑受け片は、上端側を支持ブラケットに取り付
    く梃子リンクの先端側と、また下端側を補助リンクと、
    それぞれピン連結されて、梃子リンクの後端側に復帰用
    ばねが繋がれ、直立状態に支持される構成である請求項
    1または2に記載の局部打抜き屑除去装置。 4 紙器用板材による紙器ブランクの打抜き工程で、局
    部打抜き屑を除去する局部打抜き屑除去装置において; 打抜き屑受支機構は、打抜き屑除去用下型の抜き落し孔
    に、先端側が打抜き屑除去用上型付設の突き押し片端と
    対向するように臨ませて配した抜き屑受け片と、該抜き
    屑受け片先端側が後方への後退時前記突き押し片下から
    側方へ変位するように、上下回動可能な支持リンクと協
    同して連結支持する固定された支持ブラケットとを備え
    、前記抜き屑受け片は、下端側を支持ブラケットの受支
    部に遊支され、上端側を支持リンクで支えられ、該支持
    リンクと前記支持ブラケットの受支部との間に復帰用ば
    ねが介在されていることを特徴とする局部打抜き屑除去
    装置。 5 前記抜き屑受け片の支持ブラケットに、抜き屑受け
    片の支持リンクの回動復帰時に抵抗を与えるブレーキ手
    段を付設されている請求項4に記載の局部打抜き屑除去
    装置。 6 抜き屑受け片は、先端部に切り溝を設けて、その切
    り溝に適宜幅の受け板を嵌め込み取り付けてある、請求
    項1ないし4のいずれかに記載の局部抜き屑除去装置。 7 打抜き屑受支機構の支持ブラケットが、打ち抜き屑
    除去用下型の下側に設けられた可動枠体に固定されてい
    る請求項1ないし5のいずれかに記載の局部打抜き屑除
    去装置。
JP12845190A 1990-05-17 1990-05-17 局部打抜き屑除去装置 Expired - Lifetime JPH0811394B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12845190A JPH0811394B2 (ja) 1990-05-17 1990-05-17 局部打抜き屑除去装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12845190A JPH0811394B2 (ja) 1990-05-17 1990-05-17 局部打抜き屑除去装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0425399A true JPH0425399A (ja) 1992-01-29
JPH0811394B2 JPH0811394B2 (ja) 1996-02-07

Family

ID=14985039

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12845190A Expired - Lifetime JPH0811394B2 (ja) 1990-05-17 1990-05-17 局部打抜き屑除去装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0811394B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009208190A (ja) * 2008-03-04 2009-09-17 Komori Seisakusho:Kk 平盤打抜装置
WO2010082372A1 (ja) * 2009-01-19 2010-07-22 日本ダイスチール株式会社 打抜き屑受具およびストリッピング装置
JP2014136278A (ja) * 2013-01-16 2014-07-28 Koike Seisakusho Co Ltd 打抜き屑受け具
CN107756511A (zh) * 2017-09-29 2018-03-06 如皋市祥强机械设备有限公司 一种橡塑切割机的废料回收装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009208190A (ja) * 2008-03-04 2009-09-17 Komori Seisakusho:Kk 平盤打抜装置
WO2010082372A1 (ja) * 2009-01-19 2010-07-22 日本ダイスチール株式会社 打抜き屑受具およびストリッピング装置
WO2010082626A1 (ja) * 2009-01-19 2010-07-22 日本ダイスチール株式会社 打抜き屑受具およびストリッピング装置
JP2012183641A (ja) * 2009-01-19 2012-09-27 Nippon Die Steel Kk 打抜き屑受具およびストリッピング装置
JP5073837B2 (ja) * 2009-01-19 2012-11-14 日本ダイスチール株式会社 打抜き屑受具およびストリッピング装置
JP2014136278A (ja) * 2013-01-16 2014-07-28 Koike Seisakusho Co Ltd 打抜き屑受け具
CN107756511A (zh) * 2017-09-29 2018-03-06 如皋市祥强机械设备有限公司 一种橡塑切割机的废料回收装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0811394B2 (ja) 1996-02-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008142772A (ja) せん断総抜型
US6102268A (en) Device for removing separated portions
JPH0425399A (ja) 局部打抜き屑除去装置
JPH084849B2 (ja) バ−リング成形装置
JP5556919B2 (ja) せん断総抜型
JPH07299981A (ja) ハトメ機構付き穿孔機
JPH11300696A (ja) 局部打抜き屑の除去装置
JPH03264295A (ja) 局部打抜き屑除去装置
JPH054197A (ja) 局部打抜き屑除去装置
US3057231A (en) Riveting mechanism
JPH0326498A (ja) 局部打抜き屑除去装置
JP2005177769A (ja) スクラップ落下装置およびスクラップ落下方法
JP2598468B2 (ja) 粉末成形装置
JPS5945036A (ja) 単動式プレス用精密打抜き型
JP3452993B2 (ja) 段ボール又は板ボールのカス取り構成部材及び該カス取り構成部材を用いた自動カス取り方法
JPH1029020A (ja) スクラップカッタ
JP2001277041A (ja) ワークの腰折れ防止板押え機構
JP2000084896A (ja) 打抜き片除去装置
JPH0711221U (ja) 形削り盤の弾性体式バイト引き上げ装置
SU1060274A1 (ru) Штамп совмещенного действи дл вырубки и пробивки
KR890009039Y1 (ko) 프레스용 트리밍 금형의 취출장치
JPH0872018A (ja) ハトメ切削装置
JPH0890493A (ja) 材料片除去装置
JPH069899U (ja) 紙器打ち抜き型における抜き屑排出装置
US1159576A (en) Eyeleting-machine.