JP5073837B2 - 打抜き屑受具およびストリッピング装置 - Google Patents

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Description

この発明は、打抜き処理されたシートの製品部からその周囲や製品部内に形成された打抜き屑を分離除去するストリッピング装置の打抜き屑受具およびストリッピング装置に関する。
背景技術
段ボールシートや厚紙等を所定の形状に打抜いて箱形成用素材としてのシートを形成するダイカッタにおいては、シート移送装置のグリッパにより先端部が挟持されて一方向に一定ストロークで間歇的に移送されるシートの移送路に、打抜き装置、ストリッピング装置および製品分離装置を順に設け、上記打抜き装置によってシートに形成しようとする製品と同形状の打抜き切断線を形成するようにしている。
上記打抜き切断線の形成によって、製品部の周囲に外形屑が形成され、場合によっては製品部内に抜き孔屑が形成される。また、シートに対して製品部を数丁取りする場合、隣接する製品部間に抜き孔屑が形成される場合がある。打抜き屑としての外形屑や抜き孔屑は、製品部と僅かなつなぎ部を介して接続されている。そこで、ストリッピング装置においては、上記外形屑や抜き孔屑等の打抜き屑を突き落としにより製品部から分離させるようにしており、また、製品分離装置においては、グリッパによって咥えられたくわえ代から製品部を分離させるようにしている。
上記のようなダイカッタのストリッピング装置においては、シート移送路上に製品部と同形状とされた上型である雄型を設け、その雄型の下面に外形屑を突き落とす外形屑用の突き落とし部材や抜き孔屑を突き落とす抜き孔屑用の突き落とし部材を取付け、一方、雄型の下方に対向配置された下型である雌型には、抜き孔屑と対向する位置に落下排出通路としての屑排出孔を形成し、上記雄型の下降時、前記突き落とし部材のそれぞれにより、打抜き屑である外形屑および抜き孔屑を抜き落とすようにしている。
ところで、製品部内に抜き孔屑が形成され、その抜き孔屑が比較的小さい場合、あるいは、外形屑の幅寸法が比較的小さい場合、突き落とし部材の押し下げだけでは抜き孔屑を製品部から完全に分離させることができない場合がある。
そこで、特許文献1あるいは特許文献2に記載された打抜き屑除去装置においては、雌型に打抜き屑受具を取付け、その打抜き屑受具により打抜き屑の下面外周部を支持し、屑突き落とし用の突き落とし部材の下降による打抜き屑の突き落とし時に、その突き落とし部材と打抜き屑受具とで打抜き屑を上下から挟持して突き落とすようにしている。
ここで、図19および図20は、上記特許文献1に記載された打抜き屑受具を示す。この打抜き屑受具は、下型40に形成された屑排出孔41の周囲に取付けられる支持フレーム50に、その前側上部で開口する空間部51を設け、その空間部51内に組込まれた抜き屑受け片52を軸53によって揺動自在に支持し、その抜き屑受け片52が空間部51の前側開口から屑排出孔41内に張り出す水平状態で、揺動中心から下方に延びる下半部54には上記空間部51の前壁と対向する面に磁石55を固着し、その磁石55が空間部51の前壁に固定された鋼板片56を吸着する作用によって抜き屑受け片52を屑排出孔41内に張り出す水平状態に保持するようにしている。
上記の打抜き屑受具を採用する打抜き屑除去装置においては、水平状態の抜き屑受け片52によって打抜きシートSに形成された抜き孔屑cの下面を支持し、上型42の下降時、その上型42の下面に設けられた突き押し片43とで抜き孔屑cを挟持し、上記突き押し片43がさらに下降する動きにより、抜き屑受け片52に押し下げ力を負荷して、その抜き屑受け片52を図20に示すように、その上面が水平状態から傾斜状態となるよう下方へ揺動させて抜き孔屑cの落下を阻害することのない空間部51方向の位置に退避させるようにしている。
一方、特許文献2に記載された打抜き屑受け具においては、両端が上下とされるピン状で抜き孔屑を受ける上面の面積の小さな抜き屑受け片を上下に配置された2枚の平行リンクでもって下型の下面に取付けられる支持ブラケットに連結し、上部平行リンクの支持ブラケット側の端部に連結されたスプリングにより抜き屑受け片を上向きに付勢する構成としている。
上記打抜き屑受け具を採用する打抜き屑除去装置においては、下型に形成された屑排出孔内に抜き屑受け片の上端部が配置されるようにして下型の下面に支持ブラケットを固定し、上記抜き屑受け片の上面が打抜きシートに形成された抜き孔屑の下面をわずかに支持する状態で上型を下降させ、その上型の下面に設けられたピン状で抜き孔屑を突き押す下面の面積の小さな突き押し片と上面の面積の小さな抜き屑受け片とで抜き孔屑を上下から挟持し、上記突き押し片がさらに下降する動きにより、抜き孔屑を押し下げて製品部から分離させるようにしている。また、突き押し片から抜き屑受け片に負荷される押下げ力により、その抜き屑受け片を垂直状態を維持する状態で下降させつつ支持ブラケット側に移動させ、上記抜き屑受け片の移動に基づく抜き孔屑の支持位置の変位により、分離後の抜き孔屑を傾斜させ、上型が下限位置から上昇する戻り動作時に抜き屑受け片の戻り動作に遅れを生じさせて、抜き孔屑を落下排出させるようにしている。
特許文献1:特開2001−121485号公報
特許文献2:特開平4−25399号公報
ところで、上記特許文献1に記載された打抜き屑受具においては、抜き屑受け片52が揺動自在の支持であり、しかも、抜き屑受け片52は、揺動を始めると磁石55が鋼板片56から直ちに離れてその上面を水平状態に維持する力がなくなり、突き押し片43とで抜き孔屑cを挟持する状態から揺動し始めると、上面が傾斜して抜き孔屑cに対する挟持力が急激に弱くなるため、製品部とのつなぎを破断して抜き孔屑cを確実に突き落として除去することができないという不都合がある。
また、抜き屑受け片52の下方への揺動後に、磁石55を支持する抜き屑受け片52の下半部54の重量による鋼板片56方向への回転モーメントで抜き屑受け片52を水平位置に復帰回転させる構成であるため、抜き孔屑cの突き落としによって発生する紙片や紙粉が抜き屑受け片52の揺動中心部や抜き屑受け片52と空間部51の内側面間に詰まると回転抵抗となり、抜き屑受け片52の上面を水平状態に復帰回転させることができない場合があり、抜き孔屑cの突き落としの信頼性が低いという不都合もある。
さらに、突き押し片43と抜き屑受け片52との挟持力が弱いために、製品部の周囲に形成された外形屑の突き落としに際しては、その外形屑の幅寸法を大きくして挟持面積を広く採る必要が生じ、多くの材料ロスが生じるという不都合がある。
一方、特許文献2に記載された打抜き屑受具においては、抜き孔屑の突き落とし時、抜き屑受け片が垂直状態を維持しつつ支持ブラケット側に移動するため、抜き屑受け片の上部外周面と下型に形成された屑排出孔の内周面間に大きな間隔を確保して、抜き屑受け片が屑排出孔の内周に当接するのを避ける必要がある。
このため、抜き孔屑が小さい場合には、その抜き孔屑の外周と屑排出孔の内周間に大きな隔たりが生じることになって屑排出孔の上部開口縁で抜き孔屑の外周囲の近接部位を支持することができなくなる。また、突き押し片の下面の面積も抜き屑受け片の上面の面積も小さいために、同様に抜き孔屑の外周囲の近接部位を挟持することができなくなる。その結果、上型の突き押し片が抜き孔屑を押し下げた際に、抜き孔屑の外周囲が下方に弾性変形して、製品部とのつなぎ部に大きな剪断力を負荷することができず、上記つなぎ部を確実に破断することができないという不都合がある。
また、突き押し片の下面の面積も抜き屑受け片の上面の面積も小さく、しかも、抜き屑受け片は支持ブラケット側へ移動するので、突き押し片と抜き屑受け片とによる抜き孔屑に対する挟持力は即座に弱くなるために、抜き孔屑を製品部から正常に分離させ落下排出できなくなるという不都合がある。
さらに、抜き屑受け片の上部外周囲と屑排出孔との間に大きな間隔を確保する必要があるため、製品部の周囲に形成された外形屑の突き落としに際しては、特許文献1に記載された打抜き屑受具と同様に、外形屑の幅寸法を大きくして挟持面積を広く採る必要が生じ、多くの材料ロスが生じるという不都合がある。
また、抜き屑受け片は、その下降状態で抜き孔屑の落下排出通路に位置するため、抜き孔屑の落下を阻害することになり、抜き孔屑が落下排出通路で詰まることが多く、上記抜き孔屑を確実に落下排出させることができないという不都合もある。
さらに、抜き屑受け片と支持ブラケットを平行リンクで連結する構成であるため、打抜きのショット数が多くなると、平行リンクと抜き屑受け片の連結部および平行リンクと支持ハウジングの連結部にガタが生じ易く、耐久性に問題がある。
この発明の課題は、シートの無駄を少なくし、打抜き屑を突き落としによって確実に落下排出させることができるようにした耐久性に優れた打抜き屑受け具およびストリッピング装置を提供することである。
上記の課題を解決するために、この発明に係る打抜き屑受具においては、ストリッピング装置の下型に支持される打抜きシートの打抜き屑が上型の下面に取付けられた突き落とし部材によって下型から突き落とされる落下排出通路に対して外周の一面が対向する取付けとされ、かつ、上面が前記下型の上面と同一面を形成するよう前記下型に取付けられるホルダに、その外周一面で開口する収納空間を形成し、その収納空間内に受け部材を組込み、その受け部材の先端部が収納空間から落下排出通路に臨んで打抜き屑の下面を平面支持する位置を上昇停止位置とし、その上昇停止位置から前記突き落とし部材による押し下げにより上面が水平を保つ状態で下降しつつ収納空間内に収容される方向に向けて後退動し、突き落とし部材の下面が打抜きシートの厚みを越えて下限位置に達するまでの範囲内で打抜き屑の支持を解除する位置まで後退動するよう前記受け部材を斜め下向きにスライド案内するガイド手段を設け、その受け部材を弾性部材により上方に向けて付勢し、前記収納空間の両側に位置する対向一対の側板の少なくとも一方の側板の前記落下排出通路と対向する前面に、前記受け部材が打抜き屑の支持を解除する位置まで後退した際にその先端部が打抜き屑の上面周囲部に臨む突片を設けた構成を採用したのである。
ここで、受け部材を斜め下向きにスライド案内するガイド手段として、収納空間の対向一対の側板のそれぞれに形成されて上下方向に長く延びる傾斜状のガイド孔と、受け部材の側面に設けられて前記ガイド孔内にスライド自在に挿入されたガイド突部とからなる構成のものを採用することができる。
上記のように、受け部材を、その上面を水平に保つ状態で斜め下向きにスライド自在とすることによって、打抜きシートから打抜き屑を突き落とす際に、その打抜き屑を突き落とす突き落とし部材とで打抜き屑を一定のしっかりとした挟持力で挟持する状態で突き落とすことができる。このため、製品部とのつなぎ部を確実に破断することができる。
また、受け部材は下降しつつ打抜き屑の支持を解除する位置まで移動するため、打抜き屑の落下を阻害することがなく、打抜き屑を確実に落下排出させることができる。
ここで、収納空間の両側に位置する対向一対の側板の少なくとも一方の側板の落下排出通路と対向する前面に、受け部材が打抜き屑の支持を解除する位置まで後退した際に、その先端部が打抜き屑の上面周囲部に臨む突片を設けておくと、突き落とし部材と受け部材とで下方へ排出されようとした打抜き屑が上方に移動するのを上記突片で阻止することができる。その結果、上記打抜き屑をより確実に落下排出させることができる。
上記の課題を解決するために、この発明に係るストリッピング装置においては、打抜き切断線の形成によって製品部と打抜き屑とが形成された打抜きシートの前記製品部を支持する下型と、その下型上に設けられた上型とを有し、その下型と上型の上下方向への相対移動により上型の下面に取付けられた突き落とし部材で打抜き屑を突き落とすようにしたストリッピング装置において、前記下型の前記打抜き屑の落下排出通路と対向する周面に切欠部を形成し、その切欠部にこの発明に係る上記打抜き屑受具のホルダの上部を嵌合して、その上面を下型の上面と同一高さに保持し、かつ、前記受け部材の先端部が打抜き屑の下面を支持する状態で下型にホルダを取付けた構成を採用したのである。
上記のように、この発明においては、受け部材を、その上面を水平に保つ状態で斜め下向きにスライドさせるようにしたことによって、打抜きシートから打抜き屑を突き落とす際に、その打抜き屑を突き落とす突き落とし部材とで打抜き屑を一定のしっかりとした挟持力で挟持する状態で突き落とすことができ、しかも、斜め下向きに移動する受け部材は収納空間内に侵入するため、下型に形成される落下排出通路としての屑排出孔の内周と打抜き屑としての抜き孔屑の外周間あるいは製品部を支持する下型の外周と打抜き屑としての外形屑の内周間に大きな間隔を確保する必要がなくなり、突き落とし部材の押し下げ時に、抜き孔屑や外形屑の打抜き屑と製品部とのつなぎ部に対して大きな剪断力を負荷することができる。その結果、つなぎ部を確実に破断することができるので、打抜き屑を確実に分離することができる。
また、突き落とし部材の下面が打抜きシートの厚みを越えて下限位置に達するまでの範囲内で打抜き屑の支持を解除する位置まで後退動させるようにしたので、受け部材が打抜き屑の落下を阻害するようなことがなく、打抜き屑を確実に落下排出させることができる。
さらに、受け部材を斜め下方に向けてスライド自在の支持としたことにより、平行リンクでもって抜き屑受け片を支持するようにした打抜き屑受け具に比較して耐久性に優れた打抜き屑受け具を提供することができ、しかも、その受け部材を弾性部材によって上方に向けて付勢したので、上記受け部材を強制的に上昇停止位置に復帰させることができ、紙片や紙粉によって復帰移動が阻害されるようなことはなく、打抜き屑除去の信頼性の高い打抜き屑受具を得ることができる。
また、突き落とし部材と受け部材によって打抜き屑をしっかりと挟持することができるため、製品部の周囲に形成された打抜き屑としての外形屑を突き落とす場合において、その外形屑の幅寸法が小さくて挟持部がわずかであっても、外形屑を確実に突き落とすことができ、打抜きシートの材料ロスを少なくすることができる。
この発明に係るストリッピング装置の雌型の平面図 図1のII−II線に沿った断面図 図1の打抜き屑受具の取付け部を拡大して示す平面図 図3のIV−IV線に沿った断面図 抜き孔屑の突き落とし開始直後の断面図 抜き孔屑の落下状態を示す断面図 打抜き屑受具の他の例を示す平面図 図7のVIII−VIII線に沿った断面図 図8のIX−IX線に沿った断面図 打抜き屑受具の他の例を示す断面図 抜き孔屑の突き落とし状態を示す断面図 この発明に係るストリッピング装置の他の例を示す平面図 図12のXIII−XIII線に沿った断面図 図13に示すストリッピング装置によって外形屑の突き落とし初期の状態を示す断面図 外形屑の突き落とし完了状態を示す断面図 受け部材の他の例を示す縦断正面図 図16の平面図 打抜き装置によって打抜き処理されたシートの一例を示す平面図 従来の打抜き屑受具を示す縦断正面図 従来の抜き孔屑の除去状態を示す縦断正面図
以下、この発明の実施の形態を図面に基いて説明する。図1に示すように、シート移送装置1は、対向一対のチェーン2を有し、その一対のチェーン2間に一対のグリッパバー3を渡し、そのグリッパバー3に開閉自在のグリッパ4を設けた構成とされ、打抜き処理後の打抜きシートSの屑となる前側部は、上記グリッパ4により挟持された状態で同図の矢印方向に搬送される。
ここで、図18は、打抜き装置により打抜き処理された打抜きシートSの一例を示す。この打抜きシートSには、形成しようとする製品と同一形状の打抜き切断線Lが形成され、その打抜き切断線Lの内側は製品部aとされ、その製品部aの外側は打抜き屑である外形屑bとされている。また、製品部aの内側には抜き孔切断線Lが設けられ、その抜き孔切断線Lの内側が打抜き屑である抜き孔屑cとされている。
なお、打抜き装置により打抜き処理した際に即座に製品部aと打抜き屑とが分離することを防ぐために、製品部aと打抜き屑との間には適宜間隔でわずかなつなぎ部を形成するような切断線L、Lが施されている。
図1および図2は、シート移送装置1によって、打抜き処理されて製品部aと打抜き屑とが分離されていない状態の打抜きシートSがストリッピング位置まで搬送された状態を示し、そのストリッピング位置には、図2に示すストリッピング装置10が設けられている。ストリッピング装置10は、シート搬送路の下方に設けられた下型としての雌型11と、これに対向するように上方に設けられた上型としての雄型12とを有している。
雌型11と雄型12とは相対的に上下方向へ移動自在とされて互いに接近、離反するようになっている。実施の形態では、雄型12を昇降自在としているが、雌型11を昇降自在としてもよい。雌型11は打抜きシートSの製品部aおよびグリッパ4に咥えられるくわえ代dとほぼ同一形状とされ、製品部aを支持する部分の外周は、その製品部aの外周より1mm〜3mm程度内側に位置する小さな大きさとされている。
なお、打抜き処理によって、製品部aとくわえ代dとの間にも適宜間隔でわずかなつなぎ部を形成した切断線が施されている。
また、雌型11には、打抜きシートSの抜き孔屑cと対応する位置に落下排出通路としての屑排出孔13が設けられている。この屑排出孔13は、その内周が抜き孔屑cの外周より1mm〜3mm程度外側に位置する大きな大きさとされている。ここで、図2のTは、抜き孔屑cの落下排出通路を示す。
雄型12の下面には、打抜きシートSの製品部aとほぼ同一形状でほぼ同じ大きさの押え板14がスポンジ等の弾性部材15を介して取付けられている。また、雄型12の下面には、打抜きシートSの外形屑bと対向する位置に、その外形屑bを押し下げる外形屑用の突き落とし部材16と、抜き孔屑cと対向する位置に、その抜き孔屑cを突き落とすように押し下げる抜き孔屑用の突き落とし部材17とが設けられている。図2のTは、外形屑bの落下排出通路を示し、またTは、突き落とし部材17の昇降路を示す。
押え板14は、その抜き孔屑用突き落とし部材17が挿通可能な挿入孔14aを有している。また、押え板14は、その外周囲を外形屑用の突き落とし部材16が下方へ通過して移動できるような大きさとされている。
図3および図4に示すように、雌型11に形成された屑排出孔13の内周対向位置には、打抜き屑受具20が取付けられている。
打抜き屑受具20は、屑排出孔13に対して角形とされた外周の一面が対向するように雌型11に取付けられるホルダ21と、打抜きシートSの抜き孔屑cの下面外周部の一部を平面支持して抜き孔屑用の突き落とし部材17とで抜き孔屑cを上下から挟持する受け部材としての受爪22とを有している。
なお、受爪22の上面の抜き孔屑cを受ける部分は、抜き孔屑cの所定の範囲をしっかりと受けて支持することのできる所定大きさの面積を有している。
ホルダ21は、対向一対の平板状の側板23を有し、そのホルダ21には、その対向一対の側板23間にホルダ21の上面および屑排出孔13と対向する外周の一面である前面で開口する収納空間24が設けられている。
なお、受爪22の上面に段差を形成して、屑排出孔13内に突出して抜き孔屑cを受ける上面の部分を高い面とし、これより収納空間24側の上面の部分を低い面として、ホルダ21の上面を開口しないような構成にし、受爪22が上昇位置に移動している時に、その上面の高い面を雌型11の上面と同一高さとなるようにして、これらの面が同一面を形成するようにしてもよい。
また、ホルダ21の対向一対の側板23のそれぞれ上端には、外側方に張り出す取付片25が設けられている。対向する一対のホルダ21のそれぞれ上部は、雌型11の屑排出孔13の内周面の対向位置に形成された切欠部18a内に嵌合され、上記取付片25をビス止めすることによって雌型11に取付けられている。
このとき、雌型11の上面に取付片25が嵌合可能な嵌合凹部19が形成され、その嵌合凹部19に取付片25が嵌合されて、ホルダ21の上面が雌型11の上面と同一高さとなるようにして同一面を形成する取付けとされている。
受爪22の先端部は、両側面間の幅寸法が小さい場合、突き落とし部材17とで抜き孔屑cをしっかりと挟持することができないため、その幅寸法は5mmを超える大きさとして打抜き屑cの下面を安定よく支持できる所定大きさの支持面積を有するものとされ、先端部は下面がテーパ面からなるV形とされて先端に至るに従って薄肉とされている。受爪22は収納空間24内に組込まれ、その組込み状態において、収納空間24の対向内側面間に、受爪22がスライド可能とする微小な間隔が形成されている。
受爪22と収納空間24の両側に位置する一対の側板23間には、受爪22の先端部が収納空間24から屑排出孔13に臨んで雌型11上に載置されている打抜きシートSの抜き孔屑cの下面を平面支持する位置を上昇停止位置とし、その上昇停止位置から突き落とし部材17による押し下げにより上面が水平を保つ状態で下降しつつ受け部材収納空間24内に収容される方向に向けて後退動し、突き落とし部材17の下面が打抜きシートSの厚みを越えて下限位置に達するまでの範囲内で抜き孔屑cの支持を解除する位置まで後退動するよう受爪22を斜め下向きにスライド案内するガイド手段30が設けられている。
ガイド手段30は、ホルダ21の対向一対の側板23のそれぞれに形成された上下方向に長い傾斜状のガイド孔31と、受爪22の側面に設けられたガイド突部32とからなり、そのガイド突部32を上記ガイド孔31内にスライド自在に挿入した構成とされている。
ガイド孔31は、その上端が側板23の屑排出孔13側である前面側に位置し、下端がその上端より反対側である側板23の後面側に位置する上下方向に延びる直線状の傾斜孔とされている。このとき、ガイド孔31の水平線に対する傾斜角度が45°未満であると、突き落とし部材17の押し下げ時にガイド突部32に大きな回転モーメントが負荷されてスライド抵抗が大きくなり、受爪22を斜め下方にスムーズにスライドさせることができず、また、ガイド突部32が破損する可能性がある。
一方、上記傾斜角度が75°を超えると、雄型12の昇降ストローク量が大きくなる関係で受爪22を抜き孔屑cの支持を解除する位置まで後退動させることができなくなり、また、ホルダ21の上下方向の寸法が大きくなってホルダ21が大型化するため、上記傾斜角度を45°〜75°の範囲とするのが好ましい。実施の形態では、雄型12の昇降ストローク量との関係で55°程度としている。
なお、ガイド孔31は直線状の傾斜孔に限定されるものではなく、上端が側板23の前面側に位置し、下端がその上端より側板23の後面側に位置する上下方向に延びる円弧状の傾斜孔であってもよく、あるいは、上部が直線状とされ、下部が円弧状とされた複合形状の傾斜孔からなるものであってもよい。
また、ガイド突部32は、図9に示すように、ピンからなるものであってもよく、あるいは、上下方向に長い角形の突出部からなるものであってもよい。ガイド突部32がピンからなるものにおいては、図4に示すように、受爪22の下面に、上記ガイド孔31に平行する傾斜状のガイドピン33を設け、そのガイドピン33の下部を収納空間24の下部に位置するホルダ21の底壁に形成されたガイド孔34内にスライド自在に挿入して受爪22がピンを中心にして回転するのを防止する。
ガイドピン33の外周部には受爪22の下面とホルダ21の底壁上面間にスプリングからなる弾性部材35が設けられている。弾性部材35は受爪22を上方に向けて付勢しており、その付勢によって受爪22はガイド突部32の上端がガイド孔31の上端に当接する上昇停止位置に保持される。その上昇停止位置において、受爪22の先端部は収納空間24から屑排出孔13に臨み、その先端部で雌型11上に載置されている打抜きシートSの抜き孔屑cの下面を支持するようになっている。
実施の形態で示すストリッピング装置10は上記の構造から成り、図2に示すように、シート移送装置1によって製品部a、外形屑b、抜き孔屑cおよびくわえ代dがそれぞれつなぎ部によってつながった状態の打抜きシートSがストリッピング装置10の雌型11上面で支持される位置まで搬送されて停止すると、雄型12が下降する。その雄型12の下降によって打抜きシートSの製品部aは弾性部材15の作用によって押え板14で弾性的に押え込まれる。
雄型12がさらに下降すると、外形屑用の突き落とし部材16は、押え板14の端部外周囲を通過して外形屑bを押し下げる。その押し下げによりつなぎ部が切断されて、外形屑bが製品部aから分離して下方に落下する。一方、抜き孔屑cは、その所定範囲の外周一部の上下対向位置が抜き孔屑用の突き落とし部材17と打抜き屑受具20の受爪22とでしっかりと安定よく挟持され、その挟持状態で押し下げられる。
このとき、受爪22は、抜き孔屑用の突き落とし部材17による押し下げによって、図5に示すように、抜き孔屑cを所定大きさの支持面積で支持できる先端部を有する上面が水平を保つ状態で下降する。さらに、抜き孔屑用突き落とし部材17の下方へ移動する強い力に対して、受爪22が弾性部材35の作用で上方へ向けての強い力に抗する状態で、抜き孔屑用突き落とし部材17と受爪22とは共に下降する。
このため、抜き孔屑cは、所定面積の外周一部の上下対向位置が一定のしっかりとした挟持力により挟持された状態で押し下げられことになる。このとき、屑排出孔13の内周は抜き孔屑cの外周に対して1mm〜3mm程度外側に位置し、上記屑排出孔13の上部開口縁は抜き孔屑cの外周囲の近接部位を支持するため、抜き孔屑cと製品部aのつなぎ部には大きな剪断力が負荷されることになる。
なお、抜き孔屑cの挟持されている部分がわずかであったとしても、また、製品部aとのつなぎ部でのつながり状態が強かったとしても、このつなぎ部は確実に切断される。その切断によって抜き孔屑cが製品部aから分離する。
図5は、抜き孔屑cの完全な分離状態を示し、その状態から抜き孔屑用突き落とし部材17はさらに下降する。その下降により、受爪22はその上面を水平に保つ状態で下降しつつ収容空間24内に侵入する方向に後退動し、その後退動によって抜き孔屑cの支持長さが次第に小さくなり、上記抜き孔屑用突き落とし部材17が下限位置に達する少し手前の位置まで下降すると、図6に示すように、受爪22は抜き孔屑cの支持を解除する。
抜き孔屑cの支持解除状態で、受爪22は、抜き孔屑cの落下を阻害することのない位置まで後退しているため、抜き孔屑cは受爪22に邪魔されることなく自然落下する。また、受爪22は抜き孔屑用突き落とし部材17で押し下げられることがなく、上記抜き孔屑用突き落とし部材17の外周面と接触する状態に保持されて下降することはない。
雄型12は、下限位置まで下降すると、次に上昇する。抜き孔屑用突き落とし部材17が受爪22の位置を通過すると、受爪22のそれぞれは弾性部材35の押圧により上昇して図4に示す上昇停止位置である待機位置に復帰する。
このように、抜き孔屑cの所定範囲は所定大きさの支持面積を有する上面を水平として昇降可能な受爪22と所定面積の突き落とし下面を有する抜き孔屑用突き落とし部材17とで外周の一部が一定のしっかりとした挟持力で挟持された状態で押し下げられ、その押し下げ時、屑排出孔13の上部開口縁は抜き孔屑cの外周囲に近接部位を支持するため、製品部aから確実に分離されて落下排出されることになる。
また、受爪22はスライド自在の支持とされ、弾性部材35により上向きに付勢されているため、受爪22とホルダ21の側板23間に紙片や紙粉が侵入したとしても、上記受爪22は弾性部材35の押圧により強制的に上昇停止位置に復帰されることになり、紙片や紙粉によって復帰移動が阻害されるという不都合の発生はない。
実施の形態では、雌型11に形成された屑排出孔13の内周対向位置に一対の打抜き屑受具20を取付けるようにしたが、その取付け数は任意であり、1つであってもよい。
また、抜き孔屑cや屑排出孔13を円形のもので示したが、他の形状であってもよい。
図3および図4に示す打抜き屑受具20では、ホルダ21の外側面の上端に取付片25を設け、その取付片25を雌型11の上面にビス止めするようにしたが、図7乃至図9に示すように、ホルダ21の外側面のほぼ中央部に取付片26を設け、その取付片26を雌型11の下面にビス止めしてもよい。この場合、雌型11に嵌合凹部19を形成する必要がないため、加工の容易化を図ることができる。
実施の形態で示すように、ユニット化された打抜き屑受具20を雌型11に取付けるようにすることによって、受爪22および弾性部材35の組み込みの容易化を図ることができる。
図10は、打抜き屑受具20の他の例を示す。この打抜き屑受具20においては、ホルダ21の後面に雌型11の下面にビス止めされる取付片28を一体に設け、かつ、対向一対の側板23の屑排出孔13と対向する前面上部に突片27を設けている点で図4に示す打抜き屑受具20と相違している。
このため、図4に示す打抜き屑受具20と同一の部品には同一の符号を付して説明を省略する。
ここで、突片27は、その上面27aが先端に向けて下り勾配をもって傾斜し、下面27bは略水平とされている。また、突片27は、図11に示すように、抜き孔屑cの支持を解除する位置まで下降した受爪22上の抜き孔屑cの上面外周部に先端が臨む位置に形成されており、先端がこのような位置にある突片であれば、上記のような形状でなくてもよい。
上記の構成からなる打抜き屑受具20の採用において、図10に示す状態から雄型12が下降すると、この雄型12に取り付けてある突き落とし部材17は、弾性部材35により上向きに付勢された受爪22の水平状態の上面とで抜き孔屑cの外周部をしっかりと挟持する状態で垂直方向に下降する。その下降により製品部aとのつなぎ部が破断されるので、抜き孔屑cは製品部aから分離される。
分離後の抜き孔屑cは、突き落とし部材17の押し下げにより、突片27の位置を通過する。図11に示すように、突片27の下方の位置まで抜き孔屑cが下降し、受爪22が抜き孔屑cの挟持を解除すると、雄型10が上昇する。
雄型12が上昇すると、通常、抜き孔屑cは下方に自然落下するが、ときには、突き落とし部材17の下面に密着する状態で突き落とし部材17と共に上昇する場合があったり、抜き孔屑cは強い挟持力を解かれた反動で舞い上がったりする場合がある。
仮に、抜き孔屑cが上方へ移動しようとしても、その抜き孔屑cの上面外周部に突片27の先端部が臨む状態にあるため、抜き孔屑cは突片27の先端部に当接して停止状態とされ、抜き孔屑cは下方に落下することになる。
このように、突片27によって抜き孔屑cの上方への移動を阻止することができるため、抜き孔屑cを下方位置に確実に落下排出させることができ、次の抜き孔屑cの除去作用に支障をきたすことはない。
図12乃至図15は、この発明に係るストリッピング装置の他の例を示す。この例においては、雌型11の落下排出通路と対向する外周面に複数の切欠部18bを設け、その複数の切欠部18bのそれぞれに図10に示すものと同様の打抜き屑受具20のホルダ21の上部を、ホルダ21と雌型11のそれぞれの上面が同一高さとなるようにして同一面を形成するように嵌合し、雌型11の下面に衝合された取付片28を雌型11にねじ止めしている。このとき、ホルダ21は、収納空間24の外形屑b側と同じ側である前側の開口が外形屑bの落下排出通路と対向し、上昇停止位置に配置された、外形屑bの所定範囲を安定よく支持できる所定大きさの支持面積を有する上面を備えた受爪22の先端部で外形屑bの下面の所定範囲を支持することができるような取付けとされている。
上記の構成からなるストリッピング装置において、雄型12が図13に示すような打抜きシートSの上方へ位置する状態から下降すると、この雄型12に取付けてある外形屑用突き落とし部材16が、弾性部材35により上向きに付勢された受爪22の水平状態の上面とで外形屑bの内周部をしっかりと挟持する状態で垂直方向に下降する。その下降により製品部aとのつなぎ部が破断されるので、外形屑bは製品部aから分離される。
図14は、外形屑bの製品部aとの分離初期の状態を示し、また、図15は、外形屑bを完全に製品部aから分離させた状態を示す。その完全分離状態において、突片27の先端が外形屑bの上面内周部の上方に臨む状態となるため、外形屑bは上方に移動するのが防止される。
上記のような外形屑bの突き落としに際して、突き落とし部材16の下方へ移動する強い力に対して、受爪22が弾性部材35の作用で上方への強い力により抗する状態で、突き落とし部材16とその上面が水平を保つ状態の受爪22とは下降するので、外形屑bは突き落とし部材16と受爪22とによってしっかりと挟持する状態で突き落とされことになる。このとき、雌型11の製品部aを支持する部分の外周は、その製品部aの外周より1mm〜3mm程度内側に位置し、その外周の上側縁は外形屑bの内周囲の近接部位を支持するため、外形屑bと製品部aのつなぎ部には大きな剪断力が負荷されることになる。
このため、外形屑bの挟持されている部分がわずかであったとしても、また、製品部aとのつなぎ部でのつながり状態が強かったとしても、このつなぎ部は確実に切断されることになる。このため、外形屑bの幅寸法を小さくすることができ、打抜きシーSの材料ロスを少なくすることができる。
図16および図17は、受爪22の他の例を示す。この例においては、その受爪22の上面22aを先端に向けて緩やかに傾斜させ、その上面の中央部に窪み22bを設けている。
上記のように、受爪22の上面22aを先端に向けて緩やかに傾斜する傾斜面とし、その上面22aに窪み22bを設けることによって外形屑bと接触状態を保って後退動する際のスライド抵抗を小さくすることができ、受爪22をスムーズに後退動させることができる。
11 雌型(下型)
12 雄型(上型)
13 屑排出孔
16 外形屑用突き落とし部材
17 抜き孔屑用突き落とし部材
20 打抜き屑受具
21 ホルダ
22 受爪(受け部材)
23 側板
24 収納空間
27 突片
27a 上面
27b 下面
30 ガイド手段
31 ガイド孔
32 ガイド突部
35 弾性部材

Claims (4)

  1. ストリッピング装置の下型に支持される打抜きシートの打抜き屑が上型の下面に取付けられた突き落とし部材によって下型から突き落とされる落下排出通路に対して外周の一面が対向する取付けとされ、かつ、上面が前記下型の上面と同一面を形成するよう前記下型に取付けられるホルダに、その外周一面で開口する収納空間を形成し、その収納空間内に受け部材を組込み、その受け部材の先端部が収納空間から落下排出通路に臨んで打抜き屑の下面を平面支持する位置を上昇停止位置とし、その上昇停止位置から前記突き落とし部材による押し下げにより上面が水平を保つ状態で下降しつつ収納空間内に収容される方向に向けて後退動し、突き落とし部材の下面が打抜きシートの厚みを越えて下限位置に達するまでの範囲内で打抜き屑の支持を解除する位置まで後退動するよう前記受け部材を斜め下向きにスライド案内するガイド手段を設け、その受け部材を弾性部材により上方に向けて付勢し、前記収納空間の両側に位置する対向一対の側板の少なくとも一方の側板の前記落下排出通路と対向する前面に、前記受け部材が打抜き屑の支持を解除する位置まで後退した際にその先端部が打抜き屑の上面周囲部に臨む突片を設けた打抜き屑受具。
  2. 前記ガイド手段が、前記収納空間の対向一対の側板のそれぞれに形成されて上下方向に長く延びる傾斜状のガイド孔と、前記受け部材の側面に設けられて前記ガイド孔内にスライド自在に挿入されたガイド突部とからなる請求項1に記載の打抜き屑受具。
  3. 前記受け部材の先端部が、打抜き屑の下面を安定よく支持できる所定大きさの支持面積を上面に有している請求項1又は2に記載の打抜き屑受具。
  4. 打抜き切断線の形成によって製品部と打抜き屑とが形成された打抜きシートの前記製品部を支持する下型と、その下型上に設けられた上型とを有し、その下型と上型の上下方向への相対移動により上型の下面に取付けられた突き落とし部材で打抜き屑を突き落とすようにしたストリッピング装置において、
    前記下型の前記打抜き屑の落下排出通路と対向する周面に切欠部を形成し、その切欠部に請求項1乃至3のいずれかの項に記載の打抜き屑受具のホルダの上部を嵌合して、その上面を下型の上面と同一高さに保持し、かつ、前記受け部材の先端部が打抜き屑の下面を支持する状態で下型にホルダを取付けたことを特徴とするストリッピング装置。
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