JP4521868B2 - ブランク打ち抜き装置及び押し部材装置 - Google Patents

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Description

本発明は、予め切込みが形成されたブランクを打ち抜いて、例えば、容器のブランクを作製するためのブランク打ち抜き装置に関する。
また、本発明は、ブランク打ち抜き装置に用いられて雄型が雌型に嵌合する際に原反を雌型側に押し付ける押し部材装置に関する。
予め切込みが形成されたブランクを打ち抜いて、例えば、食品容器等のブランクを作製するためのブランク打ち抜き装置が従来から知られている(例えば、特許文献1参照)。
ブランク打ち抜き装置は、ブランクの外形に対応する開口を有する雌型と、雌型の開口に嵌合する押型を有する雄型とを備えたものである。雄型には、雌型との間で原反を押さえる長尺状の押し部材が設けられ、押し部材は雄型が雌型に嵌合した際に雄型側に退進した状態で原反を雌型側に押圧するように進退自在に設けられている。
このようなブランク打ち抜き装置では、切込みが入れられて不要な穴等が抜かれた原反が雌型上に供給される。次に、雌型に対して雄型が接近し、雄型の押し部材が雌型との間で原反を押圧する。その後雄型の押し型が雌型の開口に嵌合して原反を打ち抜き、ブランクが作製される。ブランクが打ち抜かれた後の原反のカス部はグリッパーに把持され、雄型が離反した後に雄型と雌型の間から引き抜かれて排出される。打ち抜かれたブランクは雌型の下部で所定枚数が積層されて搬出される。
従来のブランク打ち抜き装置では、ブランクが打ち抜かれた後の原反のカス部がグリッパーに把持されて雄型と雌型の間から引き抜かれることで排出されるが、引き抜かれる際にカス部の後端が垂れ下がって雌型の表面に接触して排出されていた。カス部の接触が繰り返されると、雌型が摩耗したり、カス部が破損して飛散し破損片が装置内に巻き込まれて装置が自動的に停止する等の虞があった。予め雌型の表面を凹状態に加工してカス部の後端の接触を最小限に抑えることも考えられているが、雌型の表面を加工した場合、肉厚が薄くなり剛性が保てなくなる虞があると共に、カス部の流れに悪影響を及ぼすことも考えられる。
特開平9−314698号公報
本発明は上述した事情に鑑みてなされたもので、ブランクが打ち抜かれた後の原反のカス部を引き抜く際にカス部が雌型に接触することがないブランク打ち抜き装置を提供することを目的とする。
また、本発明は上述した事情に鑑みてなされたもので、ブランクが打ち抜かれた後の原反のカス部を引き抜く際にカス部が雌型に接触しないようにすることができる押し部材装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の第1の態様は、雄型が嵌合することで切込みが形成されたブランクを打ち抜く雌型を備え、雄型が雌型に嵌合した際に原反を雌型側に押圧する押し部材を設け、打ち抜きが終了して雄型が雌型に対して離反する際にブランクが打ち抜かれた後の原反であるカス部を雄型側に移動させカス部を搬送するときにカス部が雌型に接触しないようにする移動手段を備えたことを特徴とするブランク抜き型装置にある。
第1の態様では、移動手段によりカス部が雄型側に移動されるので、ブランクが打ち抜かれた後の原反のカス部を引き抜く際にカス部が垂れ下がって雌型に接触することがなくなる。
上記課題を解決する本発明の第2の態様は、雄型が嵌合することで切込みが形成されたブランクを打ち抜く雌型を備え、雄型の雌型に対向する側に進退自在とされると共に雄型が雌型に嵌合した際に雄型側に退進した状態で原反を雌型側に押圧する押し部材を設け、押し部材の雌型に対向する側に原反を保持する原反保持部材を設け、原反保持部材は、打ち抜きが終了して雄型が雌型に対して離反する際にブランクが打ち抜かれた後の原反であるカス部を雄型側に保持してカス部の搬送のときにカス部が雌型に接触しないようにするものであることを特徴とするブランク打ち抜き装置にある。
第2の態様では、原反保持部材によりカス部が押し部材に保持されるので、ブランクが打ち抜かれた後の原反のカス部を引き抜く際にカス部が垂れ下がって雌型に接触することがなくなる。
本発明の第3の態様は、第2の態様において、原反保持部材は、原反を吸着する吸盤であることを特徴とするブランク打ち抜き装置にある。
第3の態様では、吸盤にカス部が吸着されることによりカス部が押し部材に保持されるので、簡単な構成でカス部の雌型への接触を防止することができる。
本発明の第4の態様は、第2の態様において、原反保持部材は、原反に差し込まれる針部材であることを特徴とするブランク打ち抜き装置にある。
第4の態様では、針部材にカス部が差し込まれるによりカス部が押し部材に保持されるので、厚板状の原反であってもカス部の雌型への接触を防止することができる。
本発明の第5の態様は、第2の態様において、原反保持部材は、原反を吸着する多数のミクロの穴が形成された貼付シートであることを特徴とするブランク打ち抜き装置にある。
第5の態様では、貼付シートにカス部が貼着されることによりカス部が押し部材に保持されるので、簡単な構成でカス部の雌型への接触を防止することができる。
本発明の第6の態様は、第2〜5のいずれかの態様において、原反保持部材は、カス部の搬送方向に対して少なくとも後ろ側に備えられていることを特徴とするブランク打ち抜き装置にある。
第6の態様では、カス部の搬送方向に対して少なくとも後ろ側に原反保持部材が設けられているので、最小限の原反保持部材によりカス部の雌型への垂れ下がりを防止することができる。
本発明の第7の態様は、第2〜6のいずれかの態様において、原反保持部材は、カス部の搬送方向に移動自在に備えられていることを特徴とするブランク打ち抜き装置にある。
第7の態様では、原反のカス部を引き抜く際に原反保持部材が移動し、無理なく原反保持部材からカス部が放される。
本発明の第8の態様は、第7の態様において、押し部材に巻回される無端ベルト部材を設け、無端ベルト部材に原反保持部材を設け、カス部を搬送するときカス部の移動に追従して原反保持部材と共に無端ベルト部材が連れ周りすることを特徴とするブランク打ち抜き装置にある。
第8の態様では、原反のカス部を引き抜く際に原反保持部材が無端ベルトと共に連れ回りし、無理なく原反保持部材からカス部が放される。
上記課題を解決する本発明の第9の態様は、雄型が雌型に嵌合することにより切込みが形成されたブランクを打ち抜くブランク打ち抜き装置において、雄型の雌型に対向する側に進退自在とされると共に雄型が雌型に嵌合した際に雄型側に退進した状態で原反を雌型側に押圧する押し部材と、押し部材の雌型に対向する側に原反を保持する原反保持部材とを備え、原反保持部材は、打ち抜きが終了して雄型が雌型に対して離反する際にブランクが打ち抜かれた後の原反であるカス部を搬送するときにカス部が雌型に接触しないようにするものであることを特徴とする押し部材装置にある。
第9の態様では、原反保持部材によりカス部を保持部材に保持できる押し部材装置とすることができ、ブランク打ち抜き装置に用いた際に、ブランクが打ち抜かれた後の原反のカス部を引き抜く際にカス部が垂れ下がって雌型に接触することがなくなる。
本発明によれば、ブランクが打ち抜かれた後の原反のカス部を引き抜く際にカス部が雌型に接触することがないブランク打ち抜き装置となり、雌型の摩耗やカス部の飛散を確実に防止することができる。
また、本発明によれば、ブランクが打ち抜かれた後の原反のカス部を引き抜く際にカス部が雌型に接触することがない押し部材装置となり、雌型の摩耗やカス部の飛散を確実に防止することができる。
図1には本発明の一実施形態例に係るブランク打ち抜き装置を備えた打ち抜き機の全体を表す概略構成、図2にはブランク打ち抜き装置の正面視、図3にはブランク打ち抜き装置の側面視、図4には押し部材の側面視、図5には図4の要部拡大状況、図6には吸盤の詳細状況、図7にはカス部の引き抜き状況を表す側面を示してある。
図1に基づいてブランク打ち抜き装置を備えた打ち抜き機を説明する。
図1に示すように、打ち抜き機は、原反1が搬入される搬入部2が備えられ、搬入部2に搬入された原反1は1枚づつフィーダ3により打ち抜き部4に送られる。打ち抜き部4では型刃により所定の形状の切込み5が入れられ、切込み5が入れられた原反1はストリッピング部6に送られる。ストリッピング部6では原反1から不要な穴等が抜かれてブランク原反7とされブランク打ち抜き装置8の図示しない雌型上に送られる。ブランク打ち抜き装置8ではブランク原反7からブランク9が打ち抜かれ、ブランク9が打ち抜かれた原反であるカス部16は引き抜かれて排出される。打ち抜かれたブランク9は所定枚数がパレット11に積層されて搬出される。
打ち抜き機の大きさは、例えば、大きいもので、型の幅方向が1400mm、流れ方向が1000mm程度であり、小さいもので、型の幅方向が1000mm、流れ方向が700mm程度となっている。
図2乃至図6に基づいてブランク打ち抜き装置8を説明する。尚、以下の説明で図2乃至図6に示されていない部材(符号)は、図1に示された部材であるため、図1を参照した状態で説明してある。
図2、図3に示すように、ブランク打ち抜き装置8は、ブランク原反7が載置されブランク9と同形状の開口13aを有する雌型13が備えられ、雌型13の開口13aには雄型12の型部12aが嵌合するようになっている。ブランク原反7が載置された雌型13の開口13aに雄型12の型部12aが嵌合することでブランク9が打ち抜かれるようになっている。
雄型12は木製の基板14を有し、基板14の雌型13側に押し部材15(移動手段)が設けられている。押し部材15はブランク原反7の供給方向(図3中矢印A方向)に延びる長尺状の矩形棒状に形成され、雌型13の開口13aの周囲に当接してブランク原反7のブランク9の側部(後述するカス部16)を押さえつけるようになっている。また、押し部材15は圧縮ばね17が巻き付けられた支持棒18に移動自在に支持され、圧縮ばね17のばね力によって下側に付勢されている。
押し部材15は、例えば、ブランク原反7の供給方向には略基板14の寸法の長さに設定され、幅方向には20mm〜30mmの幅に設定されている。
雄型12が雌型13側に接近(下降)すると、押し部材15は雌型13の開口13aの周囲に当接し、雄型12が雌型13に更に接近すると押し部材15は圧縮ばね17の付勢力に抗して基板14側に移動する(上方に相対的に持ち上げられる)。つまり、押し部材15は進退自在に構成されている。押し部材15にはブランク9が打ち抜かれた後の原反であるカス部16を保持する原反保持部材19が設けられている。
原反保持部材19は、ブランク9の打ち抜きが終了して雄型12が雌型13に対して離反する際に、雄型12側にカス部16を保持し(移動させ)、カス部16を搬送するときにカス部16が雌型に接触しないようにするものである。
図4乃至図6に基づいて原反保持部材19を詳細に説明する。尚、以下の説明で図4乃至図6に示されていない部材(符号)は、図1乃至図3に示された部材であるため、図1乃至図3を参照した状態で説明してある。
図4、図5に示すように、押し部材15の両端にはスプロケット21(例えば、径が10mm〜15mm)がそれぞれ回動自在に支持され、スプロケット21には無端ベルト22が巻回されている。無端ベルト22の表面の全周にわたり多数の吸盤24(図6参照)が取り付けられ、押し部材15がブランク原反7を押圧することで吸盤24がブランク原反7に吸着する。
ブランク9の打ち抜きが終了して雄型12が雌型13に対して離反すると、吸盤24に吸着したカス部16が押し部材15と共に雌型13に対して離反する。そして、カス部16が搬送されると、カス部16を保持している吸盤24の移動に追従して無端ベルト22が連れ周りするようになっている。
従って、吸盤24によりカス部16が押し部材15に保持されるので、ブランク9が打ち抜かれた後のカス部16を引き抜く際にカス部16が垂れ下がって雌型13に接触することがなくなる。また、吸盤24にカス部16が吸着されることによりカス部16が押し部材15に保持されるので、簡単な構成でカス部16の雌型13への接触を防止することができる。また、カス部16を引き抜く際に吸盤24が無端ベルト22と共に連れ周りするので(移動するので)、無理なく吸盤24からカス部16が放される。
また、無端ベルト22に吸盤24が設けられているので、無端ベルト22が破断した場合には無端ベルト22の全体を交換することになり、個別の小部品が破損して装置内に巻き込まれることがなく、ブランク9に装置部品が混入する虞がない。このため、ブランク9として食品容器などに適用される場合に好適である。
尚、原反保持部材としての吸盤24を無端ベルト22の全周にわたり設けたが、カス部16の搬送方向に対して少なくとも後ろ側(例えば、カス部16の後端から3分の1に対応する位置)に位置するように備えてもよい。後ろ側だけに吸盤24を設けた場合であっても、カス部16の前側は搬送用のグリッパーによって保持されて雄型12と共に雌型13から離反するので、雄型12が雌型13に対して離反したときにカス部16を雌型13から離反させることができる。
上記構成のブランク打ち抜き装置8では、雌型13にブランク原反7が載置されると雄型12が下降して押し部材15によりブランク原反7を押圧し吸盤24にブランク原反7を吸着させる。更に雄型12が下降すると圧縮ばね16の付勢力に抗して基板14側に移動し、雌型13の開口13aに雄型12の型部12aが嵌合してブランク9が打ち抜かれる。ブランク9の打ち抜きが終了して雄型12が雌型13に対して離反する際に、雄型12側の吸盤24にカス部16が吸着されてカス部16が雌型13から離反する。
このため、カス部16が搬送される際には、図7に実線及び点線で示すように、カス部16が垂れ下がることがなく雌型13に接触することなくカス部16が搬送される。吸盤24で吸着されていない場合、図7に一点鎖線で示すように、カス部16が垂れ下がり、雌型13の上面に接触することになる。
吸盤24にカス部16が吸着された状態でカス部16が搬送されるため、雌型13の上面にカス部16が接触することがなくなり、雌型13の摩耗を防止することができると共に、カス部16の破損なども防止することができる。
このため、雌型の摩耗を防止することができると共に、カス部16が飛散することを確実に防止して装置内に破損片が巻き込まれて装置が自動的に停止することがなくなり、稼働率の低下を防止することができる。また、カス部16の接触を防止するために表面を削り下げて凹状態にする加工を雌型13に施す必要がないので、雌型13の剛性に対する設計の自由度を増すことができる。
図8乃至図10に基づいて本発明の他の実施形態例を説明する。
図8、図9には本発明の他の実施形態例に係る原反保持部材を備えた押し部材の要部側面視、図10には貼付シートの構造説明を示してある。尚、以下の説明で図8乃至図10に示されていない部材(符号)は、図1乃至図7のいずれかに示された部材であるため、図1乃至図7のいずれかを参照した状態で説明してある。
図8に基づいて第2の実施形態例を説明する。
図8に示した実施形態例は、原反保持部材として、無端ベルト22に多数の針部材27を設けたものである。押し部材15によりブランク原反7が押圧されると、針部材27が刺さって(差し込まれて)ブランク原反7が押し部材15に保持される。針部材27は真っ直ぐの形状となっているが、多数の針部材27がブランク原反7に差し込まれるため、雄型12を離反させた時もブランク原反7を確実に保持することができる。
尚、針部材27の先端をカス部16の搬出方向後側に傾斜させることも可能である。搬出方向後側に傾斜させることにより、カス部16が搬送される際に搬送方向に引っ張られても外れることがなく、より確実にブランク原反7を保持することができる。また、スプロケット21の部位で針部材27は下側に向きが変わるためにブランク原反7が容易に針部材27から抜けはずれ、カス部16が破損する虞がない。
また、針部材27の先端をカス部16の搬出方向前側に傾斜させることも可能である。搬出方向前側に傾斜させることで、カス部16の搬送に伴ってブランク原反7が無理なく針部材27から抜けはずれ、カス部16が破損する虞がない。
原反保持部材として針部材27を適用したことにより、ブランク原反7がダンボールなどの厚紙であっても確実に保持することができる。つまり、厚板状の原反であってもカス部16の雌型13への接触を防止することができる。
図9、図10に基づいて第3の実施形態例を説明する。
図9、図10に示した実施形態例は、原反保持部材として、無端ベルト22の全周に貼付シート28を設けたものである。貼付シート28は、図10に示すように、無端ベルト22に取り付けられる支持体層31と、表面にミクロの穴32が多数形成(例えば、1cm四方に5〜60μmの穴が約1万個形成)された吸着層33とから構成されている。ミクロの穴32が吸着力を発揮して平滑面に貼りつき、一度はがれても何度でも平滑面に張り付くようになっている。押し部材15によりブランク原反7が押圧されると、貼付シート28がブランク原反7に貼着してブランク原反7が押し部材15に保持される。
原反保持部材として貼付シート28を適用したことにより、雌型13側への突出量がほとんどない状態でブランク原反7を保持することができる。つまり、平滑面のブランク原反7であれば、簡単な構成でカス部16の雌型13への接触を防止することができる。
上述した実施形態例では、押し部材15に原反保持部材を設けた例を挙げて説明したが、押し部材の構成により原反保持部材を設けることができない場合には、押し部材15に限らず雄型12に専用のフレーム部材等を設け、フレーム部材に原反保持部材を設けることも可能であり、原反保持部材を設ける部位は雄型12側の部材であればよい。また、場合によっては、カス部16を搬送するときにカス部16が雌型13に接触しないように雄型12側に移動させるものであれば、雌型13に押し出しピンを設けるなどの移動手段を設ける構成とすることも可能である。
本発明は、予め切込みが形成されたブランクを打ち抜いて、例えば、容器のブランクを作製するためのブランク打ち抜き装置の技術分野で利用することができる。
また、本発明は、ブランク打ち抜き装置に用いられて雄型が雌型に嵌合する際に原反を雌型側に押し付ける押し部材装置の技術分野で利用することができる。
本発明の一実施形態例に係るブランク打ち抜き装置を備えた打ち抜き機の全体を表す概略構成図である。 ブランク打ち抜き装置の正面図である。 ブランク打ち抜き装置の側面図である。 押し部材の側面図である。 図4の要部拡大図である。 吸盤の詳細図である。 カス部の引き抜き状況を表す側面図である。 本発明の他の実施形態例に係る原反保持部材を備えた押し部材の要部側面図である。 本発明の他の実施形態例に係る原反保持部材を備えた押し部材の要部側面図である。 貼付シートの構造説明図である。
符号の説明
1 原反
2 搬入部
3 フィーダ
4 打ち抜き部
5 切込み
6 ストリッピング部
7 ブランク原反
8 ブランク打ち抜き装置
9 ブランク
11 パレット
12 雄型
13 雌型
14 基板
15 押し部材
16 カス部
17 圧縮ばね
18 支持棒
19 原反保持部材
21 スプロケット
22 無端ベルト
24 吸盤
27 針部材
28 貼付シート
31 支持体層
32 穴
33 吸着層

Claims (9)

  1. 雄型が嵌合することで切込みが形成されたブランクを打ち抜く雌型を備え、雄型が雌型に嵌合した際に原反を雌型側に押圧する押し部材を設け、打ち抜きが終了して雄型が雌型に対して離反する際にブランクが打ち抜かれた後の原反であるカス部を雄型側に移動させカス部を搬送するときにカス部が雌型に接触しないようにする移動手段を備えたことを特徴とするブランク抜き型装置。
  2. 雄型が嵌合することで切込みが形成されたブランクを打ち抜く雌型を備え、雄型の雌型に対向する側に進退自在とされると共に雄型が雌型に嵌合した際に雄型側に退進した状態で原反を雌型側に押圧する押し部材を設け、押し部材の雌型に対向する側に原反を保持する原反保持部材を設け、原反保持部材は、打ち抜きが終了して雄型が雌型に対して離反する際にブランクが打ち抜かれた後の原反であるカス部を雄型側に保持してカス部の搬送のときにカス部が雌型に接触しないようにするものであることを特徴とするブランク打ち抜き装置。
  3. 請求項2において、原反保持部材は、原反を吸着する吸盤であることを特徴とするブランク打ち抜き装置。
  4. 請求項2において、原反保持部材は、原反に差し込まれる針部材であることを特徴とするブランク打ち抜き装置。
  5. 請求項2において、原反保持部材は、原反を吸着する多数のミクロの穴が形成された貼付シートであることを特徴とするブランク打ち抜き装置。
  6. 請求項2〜5のいずれかにおいて、原反保持部材は、カス部の搬送方向に対して少なくとも後ろ側に備えられていることを特徴とするブランク打ち抜き装置。
  7. 請求項2〜6のいずれかにおいて、原反保持部材は、カス部の搬送方向に移動自在に備えられていることを特徴とするブランク打ち抜き装置。
  8. 請求項7において、押し部材に巻回される無端ベルト部材を設け、無端ベルト部材に原反保持部材を設け、カス部を搬送するときカス部の移動に追従して原反保持部材と共に無端ベルト部材が連れ周りすることを特徴とするブランク打ち抜き装置。
  9. 雄型が雌型に嵌合することにより切込みが形成されたブランクを打ち抜くブランク打ち抜き装置において、雄型の雌型に対向する側に進退自在とされると共に雄型が雌型に嵌合した際に雄型側に退進した状態で原反を雌型側に押圧する押し部材と、押し部材の雌型に対向する側に原反を保持する原反保持部材とを備え、原反保持部材は、打ち抜きが終了して雄型が雌型に対して離反する際にブランクが打ち抜かれた後の原反であるカス部を搬送するときにカス部が雌型に接触しないようにするものであることを特徴とする押し部材装置。

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