JP2984261B1 - 自動カス取り装置及びその方法 - Google Patents

自動カス取り装置及びその方法

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JP2984261B1 JP10288339A JP28833998A JP2984261B1 JP 2984261 B1 JP2984261 B1 JP 2984261B1 JP 10288339 A JP10288339 A JP 10288339A JP 28833998 A JP28833998 A JP 28833998A JP 2984261 B1 JP2984261 B1 JP 2984261B1
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Abstract

【要約】 【課題】 打抜加工済シート体から自動的にかつ効率良
くカス部を取り除くことができる自動カス取り装置を提
供することにある。 【解決手段】 打抜加工済シート体1の所定位置に複数
個配設された製品部2…及びカス部3を負圧により吸着
する吸着手段8と、製品部2…の負圧吸着を維持しつつ
カス部3の負圧吸着を解消してシート体1からカス部3
を分離させるカス分離手段9と、を備える。カス分離手
段9が、重ね状態に於て表裏両面側に貫通する複数個の
通気孔24…を有する一対の挾持板25,25と、挾持板25,
25の各通気孔24…にエアーを送るエアー供給部26と、を
具備する。さらに、シート体1からカス部3を除去した
製品部2…のみを上記所定位置のまま一対の挾持板25,
25にて挾持して、所定位置の製品部2…に対応する位置
の通気孔24…を遮断して、エアーを送り、製品部2…に
対応しない位置の通気孔24…を通過したエアーにてカス
部3の負圧吸着を解消するようにカス分離手段9を構成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動カス取り装置
及び自動カス取り方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、紙器パッケージ等のパッケージを
製造するには、印刷済用紙や段ボール紙等に、打抜型に
て切り込みを入れて、パッケージの展開状態を成す所定
形状の製品部とそれ以外のカス部とから成る打抜加工済
シート体を作成し、そのシート体から手作業にてカス部
を取り除いて製品部のみを残し、その製品部に折曲げや
のり付け等をしてパッケージを組立てていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようにシート体から手作業にてカス部を取り除く作業は
効率が非常に悪く、大量生産が困難であった。また、カ
ス取り作業中に発生する紙粉塵により作業環境が悪化
し、作業者の健康上の問題もあった。
【0004】そこで、本発明は、上述の問題を解決し
て、打抜加工済シート体から自動的にかつ効率良くカス
部を取り除くことができる自動カス取り装置、及び、自
動カス取り方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係る自動カス取り装置は、所定位置に複
数個配設された製品部と該製品部以外のカス部とから成
る打抜加工済シート体から上記カス部を分離する自動カ
ス取り装置であって、上記製品部及びカス部を負圧によ
り吸着する吸着手段と、製品部の負圧吸着を維持しつつ
カス部の負圧吸着を解消して上記シート体からカス部を
分離させるカス分離手段とを備え、該カス分離手段が、
重ね状態に於て表裏両面側に貫通する複数個の通気孔を
有する一対の挾持板と、該挾持板の各通気孔にエアーを
送るエアー供給部とを具備し、さらに、上記シート体か
らカス部を除去した製品部のみを上記所定位置のまま一
対の上記挾持板にて挾持して、上記所定位置の製品部に
対応する位置の通気孔を遮断して、エアーを送り、製品
部に対応しない位置の通気孔を通過したエアーにてカス
部の負圧吸着を解消するように構成したものである。
【0006】また、本発明に係る自動カス取り方法は、
所定形状の製品部とカス部とから成る打抜加工済シート
体を負圧にて吸着しつつ搬送し、カス部分離位置に於
て、上記製品部の負圧吸着を維持しつつ上記カス部の負
圧吸着を解消して上記シート体からカス部を分離させる
自動カス取り方法であって、シート体のカス部に相当す
る部位に複数個の通気孔を有する負圧吸着解消板を設
け、該負圧吸着解消板にエアーを送り、各通気孔を通過
したエアーにてカス部の負圧吸着を解消するものであ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を示す図面に基
づき、本発明を詳説する。
【0008】図1は、本発明の自動カス取り装置の実施
の一形態を示し、この自動カス取り装置は、図4で示す
ような打抜加工済シート体1からカス部3を自動的に取
り除くための装置である。即ち、この打抜加工済シート
体1は、紙器パッケージや樹脂パッケージ等のパッケー
ジ材料であって、印刷済用紙、段ボール紙、樹脂シート
等のシートに打抜型にてパッケージの展開状態における
輪郭と同一形状の切り込みを入れたものであり、パッケ
ージの展開状態を成す所定形状の製品部2…と残部とし
ての上記カス部3とから成る。
【0009】図1にもどって、本発明の自動カス取り装
置は、上記打抜加工済シート体1を搬送する搬送手段4
と、上流側Uに於てシート体1を供給するシート体供給
部5と、シート体供給部5の下流側Dに設けられると共
にシート体1から分離されたカス部3を受け取るカス受
け部6と、カス受け部6の下流側Dに設けられると共に
シート体1の製品部2…を受け取る製品受取部7とを備
え、さらに、シート体1の製品部2…及びカス部3を負
圧により吸着する吸着手段8と、製品部2…の負圧吸着
を維持しつつカス部3の負圧吸着を解除してシート体1
からカス部3を分離させるカス分離手段9と、を備えて
いる。
【0010】具体的に説明すると、搬送手段4は、上流
側Uに同一水平軸心P1 上に設けられた2個の第1鎖車
10と、下流側Dに同一水平軸心P2 上にかつ2個の第1
鎖車10と各々対向するように設けられた2個の第2鎖車
11と、各対の第1・第2鎖車10,11に各々懸架された一
対の無端状チェーン12と、一対のチェーン12の間に設け
られた帯板状又は棒状の複数個の連結杆13…とを備え、
第1・第2鎖車10,11の一方を回転駆動して下方に張設
されたチェーン12を上流側Uから下流側Dに移動させ
る。
【0011】吸着手段8は、図1と図2に示すように、
中間部14b乃至基端14a側が各連結杆13…に取付けられ
た複数本のパイプ体14…と、パイプ体14の先端14cに設
けられた内吸着部材15と、内吸着部材15の外側に設けら
れた外吸着部材16とを備え、さらに、上流側Uのシート
体供給位置に於てパイプ体14…を下方へ押圧する(図示
省略の)押圧駆動部を具備している。なお、押圧駆動部
は、例えば、伸縮シリンダのロッドに押圧板を付設し、
押圧板を下降させて複数本のパイプ体14…を押圧するよ
うに構成している。また、内吸着部材15と外吸着部材16
はゴムや弾性プラスチック等の弾性体から成り、図3に
示す如く伸縮自在に形成されている。
【0012】図1に示すように、シート体供給部5は、
上方開口状の収容箱17と、収容箱17の内部に設けられる
と共にシート体1…が積載される受け板18と、受け板18
を昇降させる昇降駆動部19と、を有している。なお、昇
降駆動部19としては、例えば、伸縮シリンダや、あるい
は受け板18を下方から支持するX字状のリンクアームを
揺動駆動させる機構、又は、受け板18の四隅を可撓線材
にて吊下げて、各可撓線材をモータにて巻上げる機構等
としている。
【0013】カス受け部6は、シート体1から分離した
カス部3を収容する上方開口状の収容箱20を有してい
る。なお、収容箱20の下流側Dに、製品部2から紙粉塵
等の塵を排除し、かつ、静電気除去を除去する回転ブラ
シを設けるも、好ましい(図示省略)。
【0014】また、製品受取部7は、上方開口状の収容
箱21と、収容箱21の内部に設けられると共にシート体1
の製品部2…が載置される受け板22と、受け板22を昇降
させる昇降駆動部23と、を有している。なお、昇降駆動
部19としては(シート体供給部5と同様に)、例えば、
伸縮シリンダや、あるいは受け板18を下方から支持する
X字状のリンクアームを揺動駆動させる機構、又は、受
け板18の四隅を可撓線材にて吊下げて、各可撓線材をモ
ータにて巻上げる機構等としている。
【0015】しかして、図1と図5と図6に示すよう
に、カス分離手段9は、重ね状態に於て表裏両面側に貫
通する複数個の通気孔24…を有する一対の挾持板25,25
と、挾持板25,25の各通気孔24…に加圧したエアーを送
るエアー供給部26と、挾持板25,25を昇降させる昇降駆
動部27とを備え、シート体1からカス部3を除去した製
品部2…のみを所定位置のまま一対の挾持板25,25にて
挾持して、所定位置の製品部2…に対応する位置の通気
孔24…を遮断して、エアーを送り、製品部2…に対応し
ない位置の通気孔24…を通過したエアーにてカス部3の
負圧吸着を解消するように構成している。
【0016】詳しく説明すると、各挾持板25,25には通
気孔24…が整然と設けられている。なお、各挾持板25,
25の一端側をヒンジ具にて相互に揺動可能に連結するも
よい。そして、両方の挾持板25,25を相互に重ね合わせ
ることにより、一方の挾持板25の通気孔24…と他方の挾
持板25の通気孔24…が相互に連通するように構成されて
いる。
【0017】ところで、図5(イ)は、所定位置に複数
個配設された製品部2…と製品部2…以外のカス部3か
ら成る(上記説明の)打抜加工済シート体1を、一方の
挾持板25の内面28に載せた状態を示している。このと
き、各製品部2…と挾持板25とは粘着剤や両面テープ等
にて接着(固着)されている。
【0018】そして、図5(ロ)に示す如く、シート体
1からカス部3を除去すると、製品部2…のみが所定位
置のまま残る。このとき、製品部2…が載置された挾持
板25は、製品部2…に対応する位置の通気孔24…が塞が
れている。この状態のまま他方の挾持板25を閉じること
により、所定位置に載置された複数個の製品部2…が一
対の挾持板25,25にて挾持されると共に、一対の挾持板
25,25の通気孔24…の内の製品部2…に対応する位置の
通気孔24…は遮断される。即ち、このようにして、シー
ト体1のカス部3に相当する部位のみに貫通状の通気孔
24…を有する負圧吸着解消板Bを形成する。
【0019】この負圧吸着解消板Bは、図1と図6に示
すように、カス受け部6の上方に設けられた昇降駆動部
27にて昇降可能に保持されている。詳しく説明すると、
昇降駆動部27は、伸縮シリンダ35の本体部が取付けられ
る平板状の固定部29と、伸縮シリンダ35のロッドに取付
けられて昇降可能に保持される中空箱型の昇降部30とを
備え、この昇降部30の内部に上記負圧吸着解消板Bが嵌
合着脱自在に取付けられている。
【0020】昇降部30はエアー供給部26からのエアーが
送り込まれるエアータンクとされており、その底壁30a
の下面には複数個の通気孔31…を有するエアー噴出ノズ
ル32…が形成されている。この各通気孔31…は、負圧吸
着解消板Bを昇降部30内部の底壁30aの所定位置に載置
固定することによって、負圧吸着解消板Bの各通気孔24
…と連通するよう配設されている。
【0021】また、固定部29には、エアー供給部26から
昇降部30まで設けられたエアー流路を開閉自在に切換え
る電磁弁33が設けられている。これによって、電磁弁33
の開状態に於て、エアー供給部26から昇降部30の内部に
エアーが供給されると共に、昇降部30内のエアーは負圧
吸着解消板Bの通気孔24…及びエアー噴出ノズル32…の
通気孔31…を通って外部に噴出する。このとき、負圧吸
着解消板Bの遮断されている通気孔24…に対応する位置
のエアー噴出ノズル32…からはエアーは噴出しない。
【0022】ところで、本発明の自動カス取り装置は、
製品受取部7に製品部2…を収容するための製品取出手
段34が、製品受取部7の上方に設けられている。この製
品取出手段34は(カス分離手段9の昇降駆動部27と同様
に)、伸縮シリンダ35の本体部が取付けられる平板状の
固定部36と、伸縮シリンダ35のロッドに取付けられて昇
降可能に保持される中空箱型の昇降部37と、を備えてい
る。また、昇降部37はエアー供給部26からの加圧したエ
アーが送り込まれるエアータンクとされ、かつ、底壁に
は通気孔38を有するエアー噴出ノズルが複数個形成され
ていると共に、固定部36にはエアー供給部26から昇降部
37まで設けられたエアー流路を開閉自在に切換える電磁
弁33が設けられている。即ち、製品取出手段34は、カス
分離手段9の負圧吸着解除板Bが省略されたものであ
る。
【0023】なお、図1に示すように、吸着手段8の各
パイプ体14…は、カス分離手段9の各エアー噴出ノズル
32…及び製品取出手段34の各エアー噴出ノズルに対応す
る位置に配設されている。
【0024】次に、この自動カス取り装置による自動カ
ス取り方法を説明する。図1と図2に示すように、先
ず、シート体供給部5の受け板18に積載したシート体1
…を上昇させて、最上位置のシート体1を吸着手段8の
内・外吸着部材15,16近傍に位置させる。そして、吸着
位置に待機している各パイプ体14の基端14aを(図示省
略の)押圧駆動部にて下方に押圧して、図3に示す如く
各内・外吸着部材15…,16…をシート体1に押圧する。
これによって、内・外吸着部材15,16が共に収縮し、内
吸着部材15と外吸着部材16との間が負圧となってシート
体1が吸着される。このとき、各内・外吸着部材15…,
16…は、シート体1の製品部2…とカス部3の所定位置
に吸着する。
【0025】その後、搬送手段4のチェーン12を駆動し
て、シート体1の負圧吸着を維持しつつ下流側Dへ搬送
する。そして、シート体1がカス部分離位置に到達する
と、図1と図6に示すように、カス分離手段9の昇降部
30の各エアー噴出ノズル32…を各パイプ体14…の基端開
口部まで下降させ、その後、エアー供給部26から昇降部
30内にエアーを供給する。
【0026】即ち、負圧吸着解消板Bにエアーを送るこ
とによって、負圧吸着解消板Bの製品部2…に対応しな
い位置の通気孔24…───カス部3に対応する位置の通
気孔24…───をエアーが通過すると共に、その通気孔
24…に対応するエアー噴出ノズル32…(通気孔31…)か
らエアーが噴出する。そして、そのノズル32…に対応す
るパイプ体14…内にエアーが吹き込まれて内吸着部材15
…の孔から噴出し、カス部3が吹き飛ばされて収容箱20
内に落下する。即ち、製品部2…の負圧吸着を維持しつ
つカス部3の負圧吸着を解消してシート体1からカス部
3を分離する。つまり、カス部3の負圧吸着を解消する
とは、内・外吸着部材15,16にカス部3が吸着した状態
における内・外吸着部材15,16とシート体1との空間の
負圧よりも、内吸着部材15の孔から噴出するエアー圧を
大きくして、内・外吸着部材15,16からカス部3を引き
離すということである。
【0027】その後、昇降部30が上昇し、内・外吸着部
材15…,16…にて製品部2…を吸着しつつ製品取出位置
に搬送する。そして、製品取出手段34の昇降部37の各エ
アー噴出ノズルを各パイプ体14…の基端開口部まで下降
させ、エアー供給部26から昇降部37内にエアーを供給す
る。すると、昇降部37の全てのエアー噴出ノズル(通気
孔38…)をエアーが通過すると共に、各エアー噴出ノズ
ルに対応する各パイプ体14…内にエアーが吹き込まれて
内吸着部材15…から噴出し、負圧吸着が解消されて製品
部2…が落下して製品受取部7の受け板22上に載る。こ
の場合、製品部2…を負圧吸着しているしていないに係
わらず全ての内吸着部材15…からエアーが噴出する。
【0028】このように、無端状のチェーン12が所定ピ
ッチずつ間欠的に下流側Dへ移動して、シート体吸着工
程、カス分離工程、及び製品取出工程が順次並行して行
われる。なお、シート体供給部5の受け板18及び製品受
取部7の受け板22は、各工程が終了する毎にシート体1
の厚み寸法分だけ上昇及び下降するため、受け板18上の
シート体1の最上位置及び受け板22上の製品部2…の最
上位置は一定高さに維持される。
【0029】また、吸着手段8のパイプ体14及び内吸着
部材15は、カス分離手段9からのエアー及び製品取出手
段34からのエアーを送る役割を成しているため、カス分
離手段9及び製品取出手段34の構成の一部を兼ねている
と言える。
【0030】なお、本発明は上述の実施の形態に限定さ
れず、例えば、シート体供給部5に於て、受け板18を押
し上げることによってシート体1を内・外吸着部材15
…,16…に押圧して負圧吸着させるように構成するもよ
い。なお、本発明に於て、負圧とは真空をも含むと定義
する。
【0031】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成されるので、次
に記載する効果を奏する。
【0032】(請求項1によれば)打抜加工済シート体
1から自動的にかつ能率良くカス部3を取り除くことが
できる。従って、作業人員を削減しつつパッケージの大
量生産が行い得る。また、吸着手段8にて吸着したシー
ト体1からカス部3の負圧吸着のみを解消するよう選択
する構造が簡単であり、作製が容易である。
【0033】また、挾持板25,25へシート体1の製品部
2…を入れ換えることが簡単であり、小ロットの分離作
業にも迅速に対応することができる。
【0034】(請求項2によれば)打抜加工済シート体
1から自動的にかつ能率良くカス部3を取り除くことが
できる。従って、作業人員を削減しつつパッケージの大
量生産が行い得る。また、作業者は離れた場所で監視等
を行うのみでよく、紙粉塵等の粉塵による健康上の害が
ほとんど無い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す簡略構成説明図で
ある。
【図2】吸着手段を示す断面正面図である。
【図3】打抜加工済シート体を吸着した状態を示す説明
図である。
【図4】打抜加工済シート体を示す平面図である。
【図5】負圧吸着解消板の作成手順を示す説明図であ
る。
【図6】カス分離工程を示す作用説明図である。
【符号の説明】
1 打抜加工済シート体 2 製品部 3 カス部 8 吸着手段 9 カス分離手段 24 通気孔 25 挾持板 26 エアー供給部 B 負圧吸着解消板

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定位置に複数個配設された製品部2…
    と該製品部2…以外のカス部3とから成る打抜加工済シ
    ート体1から上記カス部3を分離する自動カス取り装置
    であって、上記製品部2…及びカス部3を負圧により吸
    着する吸着手段8と、製品部2…の負圧吸着を維持しつ
    つカス部3の負圧吸着を解消して上記シート体1からカ
    ス部3を分離させるカス分離手段9とを備え、該カス分
    離手段9が、重ね状態に於て表裏両面側に貫通する複数
    個の通気孔24…を有する一対の挾持板25,25と、該挾持
    板25,25の各通気孔24…にエアーを送るエアー供給部26
    とを具備し、さらに、上記シート体1からカス部3を除
    去した製品部2…のみを上記所定位置のまま一対の上記
    挾持板25,25にて挾持して、上記所定位置の製品部2…
    に対応する位置の通気孔24…を遮断して、エアーを送
    り、製品部2…に対応しない位置の通気孔24…を通過し
    たエアーにてカス部3の負圧吸着を解消するように構成
    したことを特徴とする自動カス取り装置。
  2. 【請求項2】 所定形状の製品部2…とカス部3とから
    成る打抜加工済シート体1を負圧にて吸着しつつ搬送
    し、カス部分離位置に於て、上記製品部2…の負圧吸着
    を維持しつつ上記カス部3の負圧吸着を解消して上記シ
    ート体1からカス部3を分離させる自動カス取り方法で
    あって、シート体1のカス部3に相当する部位に複数個
    の通気孔24…を有する負圧吸着解消板Bを設け、該負圧
    吸着解消板Bにエアーを送り、各通気孔24…を通過した
    エアーにてカス部3の負圧吸着を解消する自動カス取り
    方法。
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