JPH04249818A - 可逆電気操作装置の手動操作用制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は，つまみによりにより切
換え可能な選択開閉器を含む開閉器装置と，同じつまみ
の操作によりそれぞれ中立位置から不安定な切換え位置
へ切換え可能な第１の押しボタン開閉器及び第２及び第
３の押しボタン開閉器とを備え，選択開閉器の切換え接
点が，第１の安定な切換え位置において第１の固定接点
に接触し，第２の安定な切換え位置において第２の固定
接点に接触し，第３の安定な切換え位置において第１及
び第２の固定接点に接触し，選択開閉器の両方の固定接
点の各々が，開閉器装置の第１又は第２の外部接続端子
に固定的に接続され，３つの押しボタン開閉器のすべて
の固定接点が１つの共通な外部接続端子に固定的に接続
され，第１の押しボタン開閉器の切換え接点が選択開閉
器の切換え接点に電気的に直列接続されて，つまみの各
操作位置で選択開閉器の切換え接点を共通な接続端子の
電位に接続し，第２の押しボタン開閉器の切換え接点及
び第３の押しボタン開閉器の切換え接点がそれぞれ開閉
器装置の第３又は第４の外部接続端子に接続され，選択
開閉器の設定される安定な切換え位置とつまみの操作に
より変化する押しボタン開閉器の切換え位置とに関係す
る４けた２進符号が，少なくとも１２個の順列とけた値
″電位なし″及び″共通な接続端子の電位″とを持ち，
第１ないし第４の外部接続端子に接続可能である，特に
自動車の後写鏡用の可逆電気操作装置の手動操作用制御
装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】このような制御装置は公知であり（ドイ
ツ連邦共和国特許出願公開第３７２１２６７号明細書）
，操作すべき後写鏡の選択及びその操作に役立つ開閉器
装置のただ１つの開開器つまみにより，３つの電気的に
操作可能な自動車後写鏡の手動操作を可能にする。 この公知の装置の特別な利点は，つまみの明確な操作で
，すべての電気制御信号を４けた２進符号の形で，開閉
器装置から４つの外部接続端子及び多心導線を介して，
別々に設けられる電子復号兼制御回路へ伝送できること
である。公知の制御装置では，つまみの各操作位置で選
択開閉器の固定接点の少なくとも１つ，従つてこれらの
固定接点に接続される両方の外部接続端子の少なくとも
１つが，開閉器装置の１つの共通な接続端子の電位を受
ける。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は，少な
くとも１つの別の制御機能も実施できるように，最初に
あげた種類の制御装置を構成することである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
本発明によれば，選択開閉器がつまみにより入れられる
第４の安定な切換え位置を持ち，この切換え位置で選択
開閉器の切換え接点が対応する固定接点のいずれにも接
触せず，それにより対応する第１の接続端子及び第２の
接続端子がつまみの操作の際にも電位なしである。

【０００５】本発明によれば，公知のつまみの選択範囲
が，つまみの既存の選択位置又は選択開閉器の切換え位
置を越えて拡大され，つまみが，その適当な引続く運動
，回転可能なつまみではこれまでの中間位置から始まつ
て１８０゜の回転により，既存の選択開閉器を付加的な
安定な切換え位置へ切換え，こうして少なくとも１つの
別な機能の制御を，再び通常のように例えば中立初期位
置からのつまみの傾倒により，可能にする。

【０００６】公知の制御装置又は開閉器装置とは異なり
，選択開閉器の付加的な安定な切換え位置において，そ
の両方の固定接点及びこれと固定的に接続される開閉器
装置の接続端子は，つまみの操作の際にも，選択開閉器
に直列接続される押しボタン開閉器が，つまみの中立位
置とは異なる各操作位置例えば傾倒位置において，共通
な接続端子の電位を引続き選択開閉器の切換え接点へ供
給していても，電位なしである。こうして本発明によれ
ば，つまみの操作の際生ずる公知の制御装置又は開閉器
装置の４けた２進符号は，別の切換え接点又は固定接点
を付加することなく，４つの組合わせ又は順列だけ拡大
されるが，そのうち１つはつまみの中立位置における″
零順列″に相当し，制御目的には使用不可能である。従
つて付加的な第４の選択位置からつまみを操作すると，
他の両方の接続端子を経て，これまでの可能な順列から
区別可能なまだ３つの信号を伝送することができる。

【０００７】従属請求項の特徴は，本発明による制御装
置の有利な展開を示している。

【０００８】付加される機能は，この目的のためそれぞ
れ１つの別な可逆操作装置を備えた２つの車外後写鏡の
遠隔操作による倒し又は起こしに利用するのがよい。こ
の機能の制御のため，３つの付加的な順列の少なくとも
２つが利用可能である。この機能は，洗車装置又は狭い
出入口において，車両の平面図から突出する車外後写鏡
の損傷を回避するのに有利である。同じように構成され
た車外後写鏡は公知である（ドイツ連邦共和国特許出願
公開第３８１９４７１号明細書）。

【０００９】別個の開閉器つまみにより選択可能な車外
後写鏡の通常の精密操作のほかに，固有の電動機を介し
て行うことも可能な車外後写鏡の倒し及び起こしを制御
ことができる自動車後写鏡用操作装置も公知である（ド
イツ連邦共和国特許出願公開第３５０７０００号明細書
）。しかし車外後写鏡の倒し及び起こし過程のために２
つの固有な開閉器つまみが設けられ，使用される電気制
御は従来のものである。

【００１０】更に精密操作のために設けられている２つ
の操作装置の１つを後写鏡ケースの倒し及び起こしにも
使用できる自動車用車外後写鏡も既に公知である（ドイ
ツ連邦共和国特許第３８０５３５４号明細書及びドイツ
連邦共和国実用新案第８７１６４８６号明細書）。しか
し運転者の視点に対する鏡面の精確な位置ぎめを可能に
するので，これらの操作装置は一般にかなりゆつくり動
作する。従つて，望ましくない待ち時間を回避するため
急速に行われる後写鏡全体の倒し及び起こしのためには
，このような操作装置はあまり適していない。２番目に
あげた刊行物には，中央制御装置が所望の操作（精密操
作又は倒し及び起こし）に関係して電動機の回転速度の
変化を可能にすることも開示されている。

【００１１】本発明の有利な構成によれば，２進符号の
付加的な順列を選択的に使用することができるので，第
４の選択位置にあるつまみを１つの方向へ操作すると，
一方の車外後写鏡が倒され，つまみを他即ち逆の方向へ
操作すると，他方の車外後写鏡が倒され，側方へ移動又
は傾倒可能なつまみでは，明白な操作方向ができるだけ
維持され，即ち″右方へ移動″又は″左方へ移動″は，
選択開閉器又はつまみの付加的な切換え位置において，
復号兼制御回路により″右側へ倒す″又は″左側へ倒す
″に変換される。このような構成では，第３の付加的な
順列が両方の車外後写鏡の起こしに使用され，その際既
に倒されている１つの車外後写鏡の操作装置のみが動作
せしめられることは当然である。しかし付加的な順列の
２つだけを利用して両方の車外後写鏡が常に一緒に倒さ
れかつ起こされようにする場合，制御装置に設けられる
後写鏡位置記憶回路により直接前もつて設定された後写
鏡位置を記憶させるために，第３の付加的な順列を有利
に使用することができる。その際第４の選択位置へつま
みを前もつて　　操作する不便さは，既に記憶されてい
る後写鏡位置の望ましくない重ね記憶を大幅に防止する
のに役立ち，これを普通の別個の記憶押しボタンで容易
に行うことができる。記憶されている後写鏡位置は，公
知のように別個の押しボタンを介して読出すことができ
る。利用者の頻繁な交代を考慮してしばしは与えられる
後写鏡位置用の複数の記憶場所が存在する場合，既存の
記憶押しボタンは記憶場所の前選択及びその内容の読出
しにのみ引続き使用され，本来の記憶は肯定応答機能を
持つ操作つまみによつてのみ行うことができる。

【００１２】従来の開閉器装置に大幅に一致する機構的
構造を持つ本発明の制御装置の開閉器装置が，そのすべ
ての利点，特に後写鏡選択の際その明白な操作可能性，
つまみの人間工学的構成及びその照明可能性を含んでい
ることは明かである。

【００１３】本発明のそれ以外の詳細及び利点は，図面
による実施例の以下の説明から明かになる。

【００１４】

【実施例】図１において開閉器装置１はつまみ２を持ち
，基板３に対してこのつまみ２は，軸線ｍ即ち図の面に
対して直角に延びるつまみ２の縦軸線又は垂直軸線の周
りに，４つの安定な切換え位置ＩＮ（実線），ＬＡ（破
線），ＲＡ（１点鎖線）及びＡＤＤ（２点鎖線）へ回転
可能に，これらの安定な切換え位置の各々から始まつて
，軸線ｍから矢印で示す傾倒方向ｏ−ｕ及びｌ−ｒへ傾
倒可能に支持され，これらの傾倒方向は例えば計算機の
ジヨイステイツクでは２つの互いに直角な面内にある。 それにより生ずる後写鏡の操作及び開閉器装置の電気接
続は本発明の対象ではなく，従来技術の項にあげた刊行
物に既に詳細に記載されているので，ここには説明しな
い。そのつど行われる後写鏡操作は公知のようにつまみ
の操作方向に一致していることのみ述べておく。

【００１５】つまみ２は人間工学的に指針状に構成され
て，一緒に回転可能な選択開閉器９（図２）の安定な切
換え位置に対応するつまみのそれぞれの切換え位置が，
見なくても感知されるようにしている。更につまみ２の
上の面には細長い窓区域４が設けられて，例えば駐車灯
の付勢後光源５（図２）により照らされ，暗くてもつま
みの切換え位置を光できわ立たせる。

【００１６】切換え位置ＡＤＤは中間の切換え位置ＩＮ
に対向している。即ち切換え位置ＡＤＤへ達するために
，つまみ２を中間の切換え位置から１８０゜回さねばな
らない。その際その回転方向は大したことではない。 しかし１つの回転方向のみを可能にすることは，図示し
ない開閉器の機構上の理由から必要なことがある。切換
え位置ＲＡ及びＬＡにおいてつまみ２に，それぞれ車外
後写鏡（右又は左）用の記号が対向し，切換え位置ＩＮ
においてつまみ２は車内後写鏡の記号を指している。切
換え位置ＡＤＤには両方の車外後写鏡用の２つの記号が
付属し，付加的な矢印は，選択開閉器又はつまみのこの
安定な切換え位置において，つまみの上／前方又は下／
後方への傾倒により，両方の車外後写鏡の全体を車体の
方へ倒すか又は車体から起こすことができることを示し
ている。

【００１７】図２の回路図は，最初にあげた種類の開閉
器装置１の内部機構に大幅に類似した開閉器装置の内部
機構を示している。この開閉器装置は，既に述べた光源
５のほかに，３つの押しボタン開閉器６，７，８と選択
開閉器９とを含んでいる。切換え押しボタン開閉器とし
て構成される第１の押しボタン開閉器６は，切換え接点
６。１と第１の固定接点６。２と第２の固定接点６。３
とを持つている。同様に切換え押しボタン開閉器として
構成される第２の押しボタン開閉器７は，切換え接点７
。１と第１の固定接点７。２と第２の固定接点７。３と
を持つている。第１及び第２の押しボタン開閉器６及び
７は，そのそれぞれの切換え接点６。１及び７。１の中
立位置で示されている。単極押しボタン開閉器として構
成される第３の押しボタン開閉器８は，開いた位置で示
される切換え接点８。１と単一の固定接点８。２とを持
つている。選択開閉器９は，機械的に固定的に互いに連
結される２つの接触片９。１及び９。２に区分される切
換え接点と２つの固定接点９。３及び９。４とを持つて
いる。

【００１８】開閉器装置１には６つの外部接続端子１１
〜１４，ＬＩが設けられている。第１の接続端子１０は
押しボタン開閉器６，７及び８のすべての固定接点６．
２，６。３，７。２，７。３及び８。２に固定的に接続
され，他方では車載電源のアース電位に接続されている
。第２の接続端子１１は押しボタン開閉器７の切換え接
点７。１に固定的に接続されている。第３の接続端子１
２は押しボタン開閉器８の切換え接点８。１に固定的に
接続されている。第４の接続端子１３は選択開閉器９の
固定接点９。３に固定的に接続されている。第５の接続
端子１４は選択開閉器９の固定接点９。４に固定的に接
続されている。第６の接続端子ＬＩは光源５に固定的に
接続され，他方では光源５を開閉する電灯開閉器ＳＷに
接続されている。前述した開閉器６ないし９は，つまみ
２が操作されずに中間切換え位置即ち選択位置ＩＮにあ
る時にとる位置で示されている。その時押しボタン開閉
器６ないし８のすべての切換え接点は電位なしである。 わかり易くするため３つの部分つまみ２′を結ぶ破線は
，これらの部分つまみ２′が実際には図１に示す単一の
つまみ２にまとめられることを意味している。つまみ部
分２′の端部にあつて互いに逆に向く矢印は，特定方向
への偏向後つまみ２がばね等により図示した開閉器へ戻
されることを意味している。

【００１９】つまみ２をその垂直軸線ｍの周りに回すこ
とによつて，選択開閉器９又はその切換え接点が位置Ｉ
Ｎ，ＲＡ，ＬＡ及びＡＤＤの間で切換えられる。位置Ｉ
Ｎでは選択開閉器９の接触片９。１のみが固定接点９。 ３に接触し，接触片９。２は無接触である。位置ＬＡで
は接触片９。１が同様に固定接点９。３に接触し，接触
片９。２が固定接点９。４に接触する。位置ＲＡでは接
触片９。１が無接触になり，接触片９。２が再び固定接
点９。４に接触する。位置ＡＤＤでは選択開閉器９の両
方の接触片９。１，９。２が無接触である。わかり易く
するため，この位置におけるこれらの接触片の破線に，
符号ＡＤＤを付けてある。

【００２０】つまみ２の縦軸線ｍ（図１参照）から４つ
の方向へのつまみの傾倒により，次の切換えが行われる
。まず方向ｏへの傾倒により切換え接点６。１が固定接
点６。２に接触し，切換え接点７。１が固定接点７。 ２に接触し，また切換え接点８。１が固定接点８。２に
接触する。方向ｕへの傾倒により切換え接点６．１が固
定接点６。３に接触し，切換え接点７。１が固定接点７
。３に接触し，切換え接点８。１は電位なしである。 方向ｒへの傾倒により切換え接点７。１は操作されず，
従つて電位なしであり，切換え接点６。１が固定接点６
。３に接触し，切換え接点８。１は電位なしである。 方向ｌへの傾倒により切換え接点７。１は同様に操作さ
れず，従つて電位なしであり，切換え接点６。１が固定
接点６。２に接触し，切換え接点８。１が固定接点８。 ２に接触する。

【００２１】接続端子１１ないし１４には４心導線Ｌが
接続されて，これらの接続端子に存在する２進符号を復
号兼制御回路ＤＥＣへ伝送する。この復号兼制御回路は
，利用者の到達範囲に設けられる鍵盤ＫＥＹに接続され
る後写鏡位置記憶回路ＭＥＭの一部である。復号兼制御
回路ＤＥＣと記憶回路ＭＥＭとの間で特に後写鏡位置電
気信号から成るデータの両方向転送が行われることを，
両方向矢印が示している。復号兼制御回路ＤＥＣは，２
進符号を位置信号に変換する回路とすべての出力増輻回
路及び電動機駆動回路を含み，記憶回路ＭＥＭには後写
鏡位置が電気的に記憶可能で，既に述べたように鍵盤Ｋ
ＥＹを介して押しボタンの押圧に応答可能である。

【００２２】２つの車外後写鏡１５及び１７と１つの車
内後写鏡１６は，それぞれ２つの精密操作装置１５．１
，１５．２及び１７．１，１７．２と１６．１，１５．
２とを持ち，更に電気位置センサ例えばポテンシヨメー
タ形の変位センサ又は角度センサ１８を持ち，これらの
操作装置及び位置センサはすべて復号兼制御回路ＤＥＣ
に接続されている。この構成は従来技術の項にあげた制
御装置に示されており，従つてこれ以上の説明は省略す
る。両方の車外後写鏡１５及び１７は更にそれぞれ別の
操作装置１５．３及び１７．３を持ち，これらの操作装
置は後写鏡を自動車の車体の方へ倒すか又は車体から起
こすために設けられて，同様に復号兼制御回路ＤＥＣを
介して制御可能である。

【００２３】つまみ２を操作すると，開閉器装置の４つ
の接続端子１１，１２，１３及び１４に，導線Ｌを介し
て復号兼制御回路ＤＥＣへ供給すべき４けた２進符号の
表１に示す信号順列が生じ，″電位なし″を論理″０″
により，″共通な接続端子１０の電位″を論理″１″に
より表わしてある。

【００２４】

【表１】

【００２５】付加的に位置″ＡＤＤ／ｒ″が零位置とし
て示されている。なぜならば，既に述べたようにこの位
置では，特定の方向へ　　つまみを操作する際，このつ
まみが，中立又は不動作位置にあるつまみにおけるよう
に符号″零″順列を生ずるからである。選択開閉器９に
属する両方の接続端子１３及び１４は，２進符号でアド
レス情報又はアドレスビツトを与え，操作すべき後写鏡
又は重畳される付加的な機能がこの２進符号に従つて選
択される。規則正しく順列化可能な接続端子１１及び１
２のビツトは，遂行すべき機能自体を示し，従つて後写
鏡を水平又は垂直な軸線の周りに揺動させる。表１から
わかるように，選択位置ＩＮ，ＲＡ及びＬＡにおける公
知の精密操作過程のほかに，付加的な選択位置ＡＤＤに
おいて別の３つの区別可能な２進符号順列ＡＤＤ／ｏ，
ＡＤＤ／ｕ及びＡＤＤ／ｌが与えられる。つまみのこれ
らの運動方向に対するこれらの順列の対応は，もちろん
押しボタン開閉器の異なる構成によつて変化可能である
。 例えば最初に既に述べたように，ＡＤＤ／ｏ又はＡＤＤ
／ｕにおいて零順列が生じ，両方の車外後写鏡をそれぞ
れ個々に倒すためＡＤＤ／ｒ及びＡＤＤ／ｌが使用可能
であり，両方の車外後写鏡を一緒に起こすためＡＤＤ／
ｕ又はＡＤＤ／ｏにおける順列が使用可能であるように
することができる。車外後写鏡を倒したり起こす際，利
用者がつまみを保持しなくてもよいようにするため，復
号兼制御回路ＤＥＣが図示しない自己保持回路を持ち，
適当な方向（ＡＤＤ／ｏ，ＡＤＤ／ｕ）へのつまみ２の
操作により，この自己保持回路が閉じられ，操作装置１
５。３及び１７。３に公知のように機械的に連結される
図示しない終端位置開閉器により，倒し過程又は起こし
過程の終了後この自己保持回路が開かれるようにするこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明による制御装置の開閉器装置の正面図で
ある。

【図２】本発明による制御装置の回路図である。

【符号の説明】

１　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　開閉器装置 ２　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　つまみ ５　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　光源 ６〜８　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　押しボタン開閉器 ９　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　選択開閉器 １０〜１４，ＬＩ　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　接続
端子 ６。１，７。１，８。１，９。１，９．２　　　　　　
　　　　　　　　　　　　切換え接点 ６．２，６。３，７。２，７。３，８。２，９。３，９
。４　　固定接点 １５〜１７　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　後写鏡 ＩＮ，ＬＡ．，ＲＡ，ＡＤＤ　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　安定な切換え位置

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　つまみにより切換え可能な選択開閉器
   を含む開閉器装置と，同じつまみの操作によりそれぞれ
   中立位置から不安定な切換え位置へ切換え可能な第１の
   押しボタン開閉器及び第２及び第３の押しボタン開閉器
   とを備え，選択開閉器の切換え接点が，第１の安定な切
   換え位置において第１の固定接点に接触し，第２の安定
   な切換え位置において第２の固定接点に接触し，第３の
   安定な切換え位置において第１及び第２の固定接点に接
   触し，選択開閉器の両方の固定接点の各々が，開閉器装
   置の第１又は第２の外部接続端子に固定的に接続され，
   ３つの押しボタン開閉器のすべての固定接点が１つの共
   通な外部接続端子に固定的に接続され，第１の押しボタ
   ン開閉器の切換え接点が選択開閉器の切換え接点に電気
   的に直列接続されて，つまみの各操作位置で選択開閉器
   の切換え接点を共通な接続端子の電位に接続し，第２の
   押しボタン開閉器の切換え接点及び第３の押しボタン開
   閉器の切換え接点がそれぞれ開閉器装置の第３又は第４
   の外部接続端子に接続され，選択開閉器の設定される安
   定な切換え位置とつまみの操作により変化する押しボタ
   ン開閉器の切換え位置とに関係する４けた２進符号が，
   少なくとも１２個の順列とけた値″電位なし″及び″共
   通な接続端子の電位″とを持ち，第１ないし第４の外部
   接続端子に接続可能であるものにおいて，選択開閉器（
   ９）がつまみ（２）により入れられる第４の安定な切換
   え位置（ＡＤＤ）を持ち，この切換え位置で選択開閉器
   の切換え接点（９。１，９。２）が対応する固定接点（
   ９。３，９。４）のいずれにも接触せず，それにより対
   応する第１の接続端子（１３）及び第２の接続端子（１
   ４）がつまみ（２）の操作の際にも電位なしであること
   を特徴とする，可逆電気操作装置の手動操作用制御装置
   。
2. 【請求項２】　　つまみ（２）の軸線の周りの回転によ
   り選択開閉器（９）の安定な切換位置が入れられ，選択
   開閉器（９）又はつまみ（２）の第４の切換え位置（Ａ
   ＤＤ）が，他の３つの切換え位置（ＬＡ，ＩＮ，ＲＡ）
   を覆う回転範囲外に設けられていることを特徴とする，
   請求項１に記載の制御装置。
3. 【請求項３】　　選択開閉器（９）が操作すべき後写鏡
   を選択する安定な中間切換え位置（ＩＮ）を持ち，選択
   開閉器（９）又はつまみ（２）の第４の切換え位置（Ａ
   ＤＤ）が中間切換え位置（ＩＮ）に対して１８０゜ずれ
   て設けられていることを特徴とする，請求項２に記載の
   制御装置。
4. 【請求項４】　　自動車の少なくとも１つの車外後写鏡
   の操作装置が，開閉器装置の接続端子に接続される後写
   鏡操作用復号兼制御回路を介して制御可能であり，第４
   の切換え位置（ＡＤＤ）へ切換えられるつまみ（２）の
   操作の際，少なくとも１つの車外後写鏡（１５，１７）
   を自動車の車体の方へ倒すか又は車体から起こすため，
   この車外後写鏡（１５，１７）の付加的な操作装置（１
   ５。３，１７。３）が，つまみ（２）の操作方向に関係
   して制御されることを特徴とする，請求項１ないし３の
   １つに記載の制御装置。
5. 【請求項５】　　第４の切換え位置（ＡＤＤ）へ切換え
   られるつまみ（２）の第１の操作方向（ｏ）への操作の
   際，一方の車外後写鏡（１５）を倒す付加的な操作装置
   （１５。３）が制御され，第４の切換え位置（ＡＤＤ）
   へ切換えられるつまみ（２）の第２の操作方向（ｕ）へ
   の操作の際，他方の車外後写鏡（１７）を倒す付加的な
   操作装置（１７。３）が制御され，第４の切換え位置（
   ＡＤＤ）へ切換えられるつまみ（２）の第３の操作方向
   （ｒ）への操作の際，両方の車外後写鏡（１５，１７）
   を自動車の車体から起こす付加的な操作装置（１５。３
   ，１７。３）が制御されることを特徴とする，請求項４
   に記載の制御装置。
6. 【請求項６】　　開閉器装置の接続端子に接続される後
   写鏡操作用復号兼制御回路が，後写鏡位置記憶回路（Ｍ
   ＥＭ）の一部であり，つまみ（２）により前もつて設定
   されかつ位置センサ（１８）により電気的に検出される
   後写鏡位置が，その後で第４の切換え位置（ＡＤＤ）へ
   切換えられるつまみ（２）の所定の操作方向（ｒ）への
   操作の際にのみ，記憶回路（ＭＥＭ）へ記憶され，記憶
   回路（ＭＥＭ）に占めるべき記憶場所の選択が別個の鍵
   盤（ＫＥＹ）を介して行われることを特徴とする，請求
   項１ないし４の１つに記載の制御装置。
7. 【請求項７】　　つまみ（２）が指針状に構成されてい
   ることを特徴とする，請求項１ないし６の１つに記載の
   制御装置。
8. 【請求項８】　　光源（５）により照明可能なつまみ位
   置表示用記号が，つまみ（２）に設けられていることを
   特徴とする，請求項１ないし７の１つに記載の制御装置
   。