JPH04242510A

JPH04242510A - パケット群を包装するための方法と設備

Info

Publication number: JPH04242510A
Application number: JP3068367A
Authority: JP
Inventors: Fiorenzo Draghetti; ドラゲッティフィオレンツォ; Silvano Boriani; ボリアーニシルバーノ
Original assignee: GD SpA
Current assignee: GD SpA
Priority date: 1990-04-02
Filing date: 1991-04-01
Publication date: 1992-08-31
Also published as: CN1027150C; IT9003422A0; GB2242665B; GB2242665A; BR9101229A; IT1238296B; GB9104942D0; IT9003422A1; DE4109713A1; US5133173A; CN1055332A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は外装でパケットの群を包
む方法に関する。通常、シガレットのパケットはパッケ
ージングマシンと結合したセロハン・ラッピングマシン
を用いて、群単位で包装される。第一包装体は個々のパ
ッケージのまわりに形成される。それから第二の包装体
が特定数のパケットから成る一群のまわりに形成される
。

【０００２】

【従来の技術】従来のパッケージング・マシンでは、第
二の包装体はシートまたはブランクの包装材が一枚ずつ
、そして連続的に供給されたユニットの内部で用いられ
、同一パッケージングマシンが実行し、複数サイクルに
なるステップでパケット群のまわりで折られる。そのよ
うなパッケージング・マシンの運転の過程では、ラッピ
ングユニットからの流出チャンネルは常にいくつかの群
によって占められていて、それぞれが特定点ですでに糊
を付けられた包装材でおおわれている。そして折られる
過程および接着される過程にある。

【０００３】多くの場合、セロハン・ラッピングマシン
とパッケージングマシンは１台のモーターによって駆動
される。セロハンラッピングユニットへのパケットの供
給に何らかの悪影響がある場合、モーターが停止する。それによって、両方のマシンが運転を停止する。結果と
して、流出チャンネルをまだ占有している未完成の包装
体が不合格品として廃棄され、コスト面でかなりの負担
になる。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、セロ
ハンラッピングユニットへのシガレットのパケットの供
給が中断された場合に、上記の欠陥に遭遇せず、問題の
タイプの設備でシガレットのパケット群のまわりに包装
体を形成できることである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明にもとずくと、上
記の目的は、外装体をパッケージング・マシン内のパケ
ット群のまわりで材料シートを折ることによって形成し
、その材料シートはパケットと共に供給コンベアによっ
て供給され、パッケージング・マシンは一枚のブランク
・シートの包装材を同じ供給コンベアの通路によって、
連続的にラッピングユニットに入る各パケット群のまわ
りで折るラッピングユニット、ブランクをラッピング・
ユニットに供給する供給ユニット、供給ユニットとラッ
ピングユニットに共通の主駆動手段、ブランクの特定部
分に糊を付けるためのアプリケーター手段から成ってい
るというタイプの方法で実現される。

【０００６】開示された方法は、供給コンベアからのパ
ケットが無くなった場合、主駆動手段の運転停止の前に
、主駆動手段から供給ユニットを切離し、ラッピングユ
ニット内に残っているブランクが対応するパケット群の
まわりで完成した包装体を形成する時点まで、ラッピン
グユニットのみが主駆動手段で駆動されて運転を続ける
というステップから成る手順が先行することを特徴とし
ている。

【０００７】

【実施例】本発明の実施例について添付図面の助けで詳
細に説明する。図１には、設備全体が１として示されて
いて、設備１によってシガレットのパケット２を外装体
内に包む。

【０００８】そのような設備１に供給コンベア３が含ま
れていて、供給コンベア３に沿って、パケッティングマ
シン（図示されていない）から到着したパケット２が一
個ずつ、かつ連続的にセロハンラッピングマシン４に送
られるセロハンラッピングマシン４は個々のパケット２
のまわりに第一の個々の透明な包装（図示されていない
）を形成し、つぎに、別のコンベア５に沿ってパッケー
ジングマシン６に一個ずつ、かつ連続的にパケットを移
動するように設計されたタイプのものである。

【０００９】とくに図２を参照すると、７で示された供
給ユニットは図示された形で配設されたパケット２の群
１０をそれぞれが最終的に包む包装体９を形成するため
に、材料のブランクシート８をパッケージングマシン６
に供給するように設計されている。パッケージングマシ
ン６にはまた、完成された包装体９を形成するために対
応するパケット群１０のまわりで各ブランク８を折るラ
ッピングユニットが含まれる。

【００１０】図２に示すように、供給ユニット７にはロ
ーダー１２が含まれる。ローダー１２は一枚の上に他の
一枚が積み重ねられたブランク８の供給を行う。ブラン
ク８は米国特許第　３，４９５，８２０で開示されたタ
イプの真空セクター１３によってスタックの一端から一
枚ずつ引出される。それ自体の軸のまわりに回転しなが
ら、セクター１３はローダー１２の底から一枚のブラン
ク８をピックアップする。そして、回転軸と平行に横移
動して、ブランク８が支持面１４上に放出される点まで
送られる。その先端は第一供給機構１６の駆動ローラー１５に接し
ている。第一供給機構１６は駆動ローラー１５によって
回転する別のローラ１７から成っている。

【００１１】１８は圧力ローラー１８を示していて、駆
動ローラー１５と支持面１４の上に位置し、レバー１９
の一端に回転可能に取付けられている。圧力ローラー１
８は静止した高い位置と低い動作位置の間のレバーの支
点まわりの振動を受けない。低い動作位置でブランク８
は圧力ローラー１８と駆動ローラー１５の間にはさまれ
て、駆動ローラー１５によって前方に運搬され、供給機
構１６によって取上げられる。

【００１２】供給ユニット７が実行する各サイクルで、
セクター１３によって、一枚のブランク８が補給位置に
前進され、支持面１４上に静止し、駆動ローラー１５と
圧力ローラー１８の間に先端が置かれる。一方、以前に
補給位置を占めていたブランク８の先端は供給機構１６
によって本質的に垂直な軌跡を通って下方の出口位置に
進められる。出口位置に到着すると、ブランク８の後端
が依然として第一供給機構１６に残っているが、その先
端は別の供給機構２０のローラーの間に取り出される。

【００１３】なお、図２では、供給ユニット７には、さ
らに糊付け装置２１が含まれている。糊付け装置２１は
ブランクがたどる垂直経路に向って、また、それから離
れるように軸方向に動けるボールポイント型のアプリケ
ーター２２から成っていて、第二供給機構２０のあとに
位置していて、外部への供給機構を構成している別のロ
ーラーのセット２３の前に位置している。この第三の供
給機構２３はブランク８を第二供給機構２０から連続的
に取出し、ラッピングユニット１１に供給するように設
計されている。

【００１４】ラッピングユニット１１では、ブランク８
が最終供給位置に降下し、２４で示す停止部で停止し、
コンベア５の経路に隣接して位置している折りステーシ
ョン２５を占有する。コンベアは、最終供給位置を占有
しているブランク８、すなわち、その先端が停止部２４
と接しているブランク８の中央セクション２６（図３参
照）に合わせて、上記の垂直軌跡に並列かつ直立した経
路になっている。

【００１５】ローダー１２からブランク８が引出される
頻度によるが、一枚のブランク８が最終供給位置を占め
て、その先端が停止部２４に接触しているときは、それ
に続く次のブランクが、供給ユニットを停止する前に垂
直な軌跡を降りて出口位置を占める。そして三番目のブ
ランク８が支持面１４上の補給位置を占めている。

【００１６】用いられるブランク８は任意のタイプでよ
く、図３に一般的な実施態様で示されている。上記の中
央セクション２６は完成時の包装体９の一側面に一致し
ているが、それに加えて、ブランク８は包装体９の上面
と底面にそれぞれ一致している上部セクション２７と底
部セクション２８から成っている。上部セクションには
両端の折返し部２９と長手方向の折返し部３０がある。一方、底部セクション２８には両端の折返し部３１（こ
れらはある場合には省略しうる）がある。これらのそれ
ぞれは、包装体の対応する端面になる上部セクションの
対応する端部折返し２９と組合せられる。また長手方向
の折返し３２は上方に折られて、上部セクションの長手
方向の折返し３０と組合せられて、包装体９の側面を形
成する。この側面は中央セクション２６によって形成さ
れる面と向い合っている。

【００１７】再び図２を参照すると、コンベア５によっ
て折りステーション２５に供給されたパケット２の群１
０が、コンベアに対して横に配置されているプッシュロ
ッド３３と中空折り成形機３４の間の位置を占めている
。中空折り成形機３４はプッシュロッド３３と同軸に、
かつ、最終供給位置を占めているブランク８に対して横
に配置されている。一群１０が放出されて、つぎの群１
０がステーション２５に入ると、折り成形機３４が待機
中のブランク８に向って軸方向に、図示されていないア
クチュエーター手段によって移動し、中央セクション２
６が固定されている中空折り機３５に接触し、押付けら
れる点まで移動する。それによって、上部セクション２
７と底部セクション２８が成形機３４の上部と底部のそ
れぞれの外形に従って折り込まれるので、ブランク８が
段々に本質的にＶ形を呈する。

【００１８】このブランク８の折り動作が完了する前に
つぎの群１０がプッシュロッド３３と合う位置に前進す
る。そしてロッドが動いてこの群１０をコンベアからは
ずし、かつ、折り成形機３４によって対応するブランク
８の中央部分２６に横から突き当てる。折り成形機３４
の動きはこの接合部で停止する。プッシュロッド３３は
、部分的におおわれたパケット２の群１０が成形機３４
を完全に越える点まで前進を続け、パケットの群１０を
ブランク８とともに固定された成形機３５を通過して、
流出チャンネル３６の口にある最終折り位置に送る。

【００１９】チャンネル３６は上部プレート３７と下部
プレート３８から成っていて、その間に、その対応する
包装体９でおおわれた一列の群１０が保持される。そし
て流出方向に前進するたびに、部分的におおわれた群８
，１０がチャンネルの口に入る。最終折り位置内に部分
的におおわれた群８，１０が到着すると、プレート３７
および３８がブランク８の上部セクション２７および下
部セクション２８にのみ接触する。一方、アプリケータ
ー２２によって糊の層を塗られた折返し　２９，　３０
，３１，　３２は外に突出したままである。

【００２０】図３では簡略化のために流出チャンネル３
６が省略されているが、この図３をみると、従来の機械
で生じるのと同様に、包装体９の最終形状は確定されず
、あとで、部分的におおわれた群８，１０が流出チャン
ネルに沿って進むとともに確定するが、群１０が最終折
り位置にあって、つぎの部分的におおわれた群８，１０
が送られる前に一段階の動作サイクルで行われることが
わかるであろう。この目的で、流出チャンネル３６の口
にはチャンネルの軸に対して横に配置され、垂直方向の
往復運動をする上部折り機３９と下部折り機４０が組込
まれている。さらに、両方の端部折り機４１がチャンネ
ル３６の口の両側に位置していて、同様に垂直方向の往
復運動を行う。

【００２１】図３から識別できるように、両端部折り機
４１はチャンネル３６にその中空の内面を向けるように
配置されたＵ形ブラケット４２を含み、さらに、垂直な
中央ウエッブ４３から成っている。そして２個の本質的
に長方形のプレート４４および４５がウエッブの上端と
下端から突出していて、チャンネルのプレート３７およ
び３８と平行に延びている。より正確には、端部折り機
４１は静止位置になるように設計されていて、その位置
で、下部プレート４５は下部チャンネルプレート３８が
占めているのと本質的に同じ面内に配置される。一方、
最高位置のプレート４４は対応するチャンネルプレート
３７より高く配置される。この同じ上部プレート４４の
突出端には長方形ブレード４６が設けられていて、この
長方形ブレード４６は垂直に、そして、チャンネル３の
軸と平行に配置されている。その直線下端４７は、端部
折り機４１が静止位置のときに、チャンネル３６の上部
プレート３７が占めているのと本質的に同じ面にある。同様に、下部プレート４５の突出し端には上方に突出し
たブレード４８があり、ブレード４８は曲がった形状で
、上部ブレード４６が占めているのと同じ面内に配置さ
れている。

【００２２】部分的におおわれたグループ８，１０が図
３に示された位置から、図２に示された最終折り位置に
前進したとき、下部の両端折返し３１が対応するブレー
ド４８の曲がった形状と段々に接触する。そして上方に
曲げられる。群８，１０がチャンネル３６の口の内で静
止しているときに、両端部折り機４１が動くようにセッ
トされている。まず、上端の折返し２９が対応するブレ
ード４６に接触して、平坦化され、すでに折られている
端部折返し３１の外面に接着するように下方に動く。そ
れから上方に戻って、フラップ２９が平坦な形になって
、下のフラップ３１と確実に接着される位置になる。

【００２３】つぎに上部折り機３９が下降して、上部の
長手方向の折返し３０を平坦化する。それから再上昇す
る。そこで下部折り機４０が上昇して、糊の付いた下部
の長手方向の折返し３２を折られている上部折返し３０
の外面上で平坦化する。

【００２４】吸込手段６６は、上部および下部のチャン
ネルプレート３７，３８によって、流出チャンネル３６
の口と連絡している。吸込み手段６６は折り動作中にブ
ランク８の上部セクション２７と下部セクション２８を
固定して、包装体９の全ての部分が規定位置から移動で
きないようにするのに役立つ。

【００２５】再び図１を参照すると、セロハン・ラッピ
ング・マシン４およびパッケージング・マシン６が１台
のモーター４９によって動くようにセットされた単一運
転単位になっている。一台のモーター４９が、一本の駆
動軸５０を回転し、その軸５０から２台の機械４および
６の全ての運動部分への動力が得られる。とくに、セロ
ハン・ラッピング・マシン４は駆動軸５０に直接結合さ
れる。一方、パッケージング・マシン６の場合、ラッピ
ング・ユニット１１が軸５０に直接結合されている。そ
して、供給ユニット７は主駆動軸５０から第一カップリ
ング手段５２によって動力を受けている第二の軸５１に
よって運転される。第一カップリング手段５２は従来タ
イプのクラッチ・アセンブリーから成っている。供給ユ
ニット７はまた、第二の軸５１を介し、第二のカップリ
ング手段５４によって補助モーター５３に結合されてい
る。第二のカップリング手段５４も同様に従来タイプの
クラッチ・アセンブリー、例えば、電磁クラッチから成
っている。

【００２６】主駆動軸５０の回転角度はロータリーエン
コーダー５５によって検出される。ロータリーエンコー
ダー５５には均一の間隔で複数の誘導エレメントが付け
られていて、歯車で回転を遅くされていて、軸５０の１
回転が誘導エレメントの１ステップの指示になる。図２
に示された位置、すなわち、第一は補給位置内の支持面
１４上、第二は出口位置内、第三は最終供給位置内のそ
れぞれにブランク８が到着すると、２個の各出力端子５
６および５７と２個の対応する回路５８および５９によ
って、エンコーダー５５が機械の各サイクルと一致した
２個の制御信号を中継するように設計されている。

【００２７】カム６０は第二の軸５１にキーを用いて固
定されていて、軸が一回転するごとにスイッチ６１を動
作させる。それによって、３個の回路　６２，６３，　
６４　を通す別の制御信号を発生する。センサー６５は
供給コンベア３上にパケット２が存在していることを検
証するように、供給コンベア３に沿って配置されている
。そして、パケット２が無いとき２個の回路６６および
６７によって連続信号を発生するように設計されている
。同様に、パケット２を検出したときに別の回路６８に
よって信号が送られる。

【００２８】エンコーダー５５から回路５８を通じて送
られた信号とセンサー６５から回路６６を通じて送られ
た信号を組合せて、ＡＮＤゲート６９を駆動する。ＡＮ
Ｄ出力は制御ユニット７０に送られる。そして、双安定
スイッチ７１を動作させるのに用いられる。双安定スイ
ッチ７１のひとつの安定状態の機能は、第一クラッチ５
２を正常時に動力源との結合状態に保つことである。そ
れによって、駆動軸５０から、それゆえモーター４９か
ら第二の軸５１への運動の伝達を行うことである。ＡＮ
Ｄゲート６９からの信号によって動作させると、スイッ
チ７１が第二の位置に移り、それによって、第一クラッ
チ５２が動力源から切離される。それによって第二の軸
５１が駆動軸５０から切離される。そして、別の回路７
３を通じて、第二クラッチ５４に電力が供給され、第二
の軸５１と補助モーター５３が結合される。エンコーダ
ー５５から回路５９を通じて送られた信号とセンサー６
５から回路６７を通じて送られた信号が組合せられて、
別のＡＮＤゲート７４を駆動し、ＡＮＤゲート７４から
の出力信号が主モーター４９を停止する。

【００２９】供給コンベア３に沿ったパケット２の供給
が再開されたことを識別する信号Ｒに応答して、センサ
ー６５によって発生し、残りの回路６８を通った信号が
補助モーター５３の起動をするのに用いられる。カムで
操作されるスイッチ６１によって発生した制御信号は関
連する回路　６２，６３，　６４のそれぞれによって補
助モーター５３に送られて、それを停止する。また主モ
ーター４９に送られて、それを起動する。さらに双安定
スイッチ７１の制御ユニット７０に送られて正常運転状
態に再設定される。それによって、第二の軸５１が駆動
軸５０に結合し、補助モーター５３から切離される。

【００３０】コンベア３に沿ってパケット２が供給され
ている正常運転状態では、供給ユニット７は第一クラッ
チ、アセンブリー５２を介して第二の軸５１によって駆
動され、糊付け装置２１を介して一枚ずつのブランク８
を連続的にラッピングユニット１１の折りステーション
２５に、上記のように供給される。機械のサイクル、す
なわち、軸５０および５１の１回転ごとに一枚のブラン
クを供給する。

【００３１】最終供給位置に入り、停止部２４に接触し
た状態で、連続的に到着する各ブランク８が、すでに述
べたようにパケット２の各群１０の上に折られる。それ
から部分的におおわれた群８，１０が流出チャンネル３
６の口の中へ前進する。そして、各折り機　３９，　４
０，　４１　によって折返しを平坦化し、固定すること
によって、包装が完了する。

【００３２】供給コンベア３に沿ったパケット２の供給
が中断した場合、センサー６５が２個の連続信号を関連
回路６６，６７を介して送り、２個のＡＮＤゲート６９
，７４を働らかせる。エンコーダー５５が端子５６を介
して信号を解除して、関連ＡＮＤゲート６９を開き、そ
れによって、双安定スイッチ７１を動作させて、第一ク
ラッチ５２を切離し、第二クラッチ５４を結合するとき
まで、パッケージングマシン６は正常に運転を続ける。図２に示した位置、すなわち、第一は補給位置の支持面
１４上、第二は出口位置内で、かつ、糊付け装置２１に
ほゞ接触する位置、第三はすでに糊付けされ、最終供給
位置を占めていて、停止部２４に先端が接触する位置に
ブランク８がある限り、この端子５６を通じて信号が送
られる。

【００３３】実際に、双安定スイッチ７１が動作すると
、供給ユニット７が駆動軸５０から切離される。それに
よって、補給位置と出口位置を占めているブランク８が
動けなくなる。供給ユニット７が第二クラッチ５４を介
して補助モーター５３に結合されているという事実を考
えると、運転していないモーターは第二の軸５１にとっ
て機械的ブレーキとして作用して、ある角度位置に保持
する。それによってカム６０がスイッチ６１の開位置直
後の位置に保持される。

【００３４】主モーター４９がセロハン・ラッピング・
マシン４とパッケージングマシン６のラッピングユニッ
ト１１の駆動を続けるが、パッケージングマシン６の供
給ユニット７は休止状態になる。それで、ラッピング・
ユニット１１が機能し続けるので、パケット２の群１０
が最終供給位置にある糊付けされたブランク８の方へ送
られる。そこで、折りステーション２５の各動作部分　
３３，　３４，　３９，　４０，　４１　が、まだ流出
チャンネル３６の口にパケット群１０がある間に包装体
９の形成と接着を機械６の一サイクル内で行う。従って
、折りステーション２５にあるブランク８が活用され、
正常な形で流出する。そして、機械のサイクル終了時にはラッピングユニット
１１内に未完成の包装体９は残らない。それでもなお、
流出チャンネル３６に残った包装体９が無くなったとい
う状態にならない場合、パッケージング・マシンは無期
限に状態を維持することがありうる。

【００３５】設備１は上記サイクルの完了時点で、端子
５７および関連回路５９を通じて制御信号を出すことに
よって、ＡＮＤゲート７４を開き、主モーター４９の運
転を停止して、全面的に停止する。

【００３６】コンベア３へのパケット２の定常的供給が
再開されると、設備１の正常運転を再開できる。関連信
号Ｒが発生する。それで、センサー６５が２回路６６お
よび６７を通じてＡＮＤゲートに送られている信号を遮
断し、残りの回路６８を通じてパルスを送り、補助モー
ター５３の運転を開始する。それで、設備１の他の部分
は静止したままであるが、出口位置にあるブランク８が
糊付け装置２１を通って最終供給位置に送られるように
、一サイクルの間、補助モーター５３が供給ユニット７
を駆動する。

【００３７】このサイクルの実行は、第二の軸５１をそ
の軸のまわりに一回転させることに相当し、それによっ
て、カム６０がスイッチ６１に当って、それを閉じる。その結果、制御信号が３個の関連回路　６２，　６４，
　６３　のそれぞれを通じて補助モーター５３に送られ
て、それを停止する。また双安定スイッチ７１の制御ユ
ニット７０に送られて、第二クラッチ５４を切離し、第
一クラッチ５２を再結合する。さらに主モーター４９に
送られて、それを再起動する。それで設備１全体の駆動
を再開する。

【００３８】本発明の代替的実施例（図示されていない
）では、ラッピングユニット１１が、正常運転中に事前
に糊付けされた複数のブランク８に一度に対応しうる。この場合、言うまでもないが、供給ユニット７の運転を
中断し、ラッピングユニット１１に残っている糊付けさ
れたブランク８全てを正常に使用して送出できるように
するという発想を残すとすれば、一方において、ラッピ
ングユニット１１内のブランク８を使い切るのに必要な
サイクル数をラッピングユニット１１がくりかえせる点
まで、また他方において、補助モーター５３で駆動する
とき、定常運転を再開する前に、ラッピングユニット１
１が正常時に保持していたブランク数を補充するのに必
要なサイクル数だけ、供給ユニット７がくりかえせる点
まで、エンコーダー５５と駆動軸５０の間の結合部のギ
ア比、およびカム６０と第二の軸５１の間の結合部のギ
ア比を低下させる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明にもとずきシガレットのバケットを群単
位で包むための設備の略図とブロック線図である。

【図２】図１の場合と同様の設備の包装ユニットの成形
部分の細部を概略的に示した立面図である。

【図３】図２の細部を概略的に示した拡大斜視図である
。

【符号の説明】

２…シガレットのパケット６…パッケージングマシン７…供給ユニット８…包装材のブランク９…外装体１０…パケットの群１１…ラッピングユニット４９…主駆動手段

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】　　コンベア（５）　によって連続的にラ
ッピングユニット（１１）に入るパケット（２）　の各
群（１０）のまわりで包装材の単一ブランク（８）　を
折るラッピングユニット（１１）、ラッピングユニット
（１１）にブランク（８）　を供給する供給ユニット（
７）　、供給ユニットとラッピングユニットに共通の主
駆動手段（４９）、ブランク（８）　の特定部分に糊を
つけるためのアプリケーター手段（２２）から成り、主
駆動手段から供給ユニットを切離すこと、ラッピングユ
ニット内に残っているブランク（８）　が関連するパケ
ット群（１０）のまわりで、完成された包装体を形成す
る時まで、ラッピングユニット（１１）のみが運転を続
け、主駆動手段（４９）によって動力が与えられること
、のステップから成る手順が、供給コンベア（３，５）
　からのパケットの供給が無くなったことによって生じ
る主駆動手段（４９）の運転停止の前に存在することを
特徴とする供給コンベア（３，５）　によってパケット
と共に供給され、パッケージングマシン（６）　の内部
の各群（１０）のまわりにある包装材のブランクシート
（８）　を折ることによって形成される外装体（９）　
でパケット（２）　の群（１０）を包む方法。
【請求項２】　　コンベア（３，５）　へのパケット（
２）　の供給が復活したあとで、供給ユニット（７）　
のみが補助駆動手段（５３）に結合すること、以前に供
給ユニットが主駆動手段から切離されていた状態での運
転中に使用されたブランク（８）　の枚数をラッピング
ユニット（１１）に再供給するために、補助駆動手段を
駆動し、主駆動手段（４９）を停止したままにしておく
こと、供給ユニットを補助駆動手段から切離し、主駆動
手段を再駆動する前に、供給ユニットを主駆動手段に再
結合すること、のステップから成る手順が続くことを特
徴とする請求項１に記載の方法。
【請求項３】　　同一主駆動手段（４９）により、パッ
ケージングマシン（６）　と同時に動くようにセットさ
れたセロハン．ラッピング・マシン（８）　に通じるよ
うに供給コンベア（３，５）　が配置されていることを
特徴とする請求項１または２に記載の方法。
【請求項４】　　ブランクが停止手段（２４）によって
定義される最終供給位置に供給され、そこで、ブランク
は中空折り成形機（３４）とその折り成形機（３４）と
同軸の中空折り機（３５）の間に位置すること、中空折
り成形機（３４）を中空折り機（３５）の方に動かして
、ブランク（８）　を部分的に折ること、押し手段（３
３）を用いて、対応するパケット（２）　の群（１０）
を中空折り成形機（３４）と中空折り機（３５）に向か
わせ、ブランク（８）　に突き当てて、ブランクがＵ形
状を呈するように部分的におおい、流出チャンネル（３
６）の口の中に入ること、まだ流出チャンネル（３６）
の口の中にあって、次の部分的におおわれたパケットの
群（８，１０）が押し手段（３３）によってチャンネル
の口の中の向かわせられる前にブランク（８）　を群の
まわりで完全に折ること、のステップから成る手順で、
各ブランク（８）　で関係するパケットの群（１０）の
まわりの外装体（９）　を完全に形成する折りステーシ
ョン（２５）でラッピングユニット（１１）が構成され
ることを特徴とする請求項１から３のいずれかに記載の
方法。
【請求項５】　　折りステーション（２５）を占有して
いる群（１０）のまわりでブランク（８）　を完全に折
るステップが、上部ブレード（４６）および上部ブレー
ド（４６）と剛に関係し、上部ブレード（４６）と本質
的に同じ面を占めている下部ブレード（４８）から成っ
ている各端部の折り機（４１）によって、流出チャンネ
ル（３６）の口の中へ部分的におおわれた群（８，１０
）が挿入されている間に、曲がっている下部ブレードと
折返し部（３１）が漸進的に接していくことにより、ブ
ランク（８）　のそれぞれの底の端部の折返し部（３１
）を上方に折ること、長手方向の上部折り機（３９）と
長手方向の下部折り機（４０）の両方が、流出チャンネ
ル（３６）に垂直の方向の往復運動でおおうことによっ
て、ブランク（８）　を筒状のおおいの形にすること、
端部の折り機（４１）の上部の刃（４６）が下方に動く
ことによって、ブランクの上面端部用折返し部（２９）
を対応する底面端部用折返し部（３１）の上に折ること
、から成ることを特徴とする請求項４に記載の方法、
【請求項６】　　パッケージングマシン（６）　の内部
で各群のまわりに、供給コンベア（３，５）　によって
パケットと共に供給された包装材のブランクシート（８
）　を折ることによって形成された外装体（９）　内に
パケット（２）　の群（１０）を包むための設備で、コ
ンベア（５）　の通路によってラッピングユニットに連
続的に入ってくる各パケットの群のまわりで一枚のブラ
ンク（８）　を折るラッピングユニット（１１）、ラッ
ピングユニット（１１）にブランク（８）　を供給する
供給ユニット（７）　、供給ユニットとラッピングユニ
ットに共通の主駆動手段（４９）、ブランク（８）　の
特定部分に糊を付けるためのアプリケーター手段（２２
）から成り、さらに、主駆動手段（４９）に供給ユニッ
ト（７）　を結合する第一の手段（５２）、供給コンベ
ア（３，５）　上での、または供給コンベア（３，５）
　からのパケット（２）　の有無を検出するための検出
手段（６５）、検出手段（６５）によってコンベア（３
，５）　からのパケット（２）　が無いことを検出した
場合に主駆動手段（４９）へ運転停止信号を中継するた
めの第一回路手段（６７）、第一回路手段（６７）に関
係した第一ＡＮＤゲート（７４）、第一カップリング手
段（５２）がそれぞれ結合状態および切離し状態になる
第一位置と第二位置の間で指示を出し、検出手段（６５
）によってコンベア（３，５）　からのパケットが無い
ことを検出する場合の第二位置を主駆動手段（４９）か
ら供給ユニット（７）　を切離した状態でのエンドに形
成するように設計された第一スイッチング手段（７１）
を組込んだ第二回路手段（６６）、第一スイッチング手
段（７１）の入力側で第二回路手段（６６）に関連した
第二ＡＮＤゲート（６９）。主駆動手段（４９）によっ
て操作されるエンコーダー手段（５５）、それぞれ、第
一ＡＮＤゲート（７４）と第二ＡＮＤゲート（６９）に
接続され、第一カップリング手段（５２）の切離しと主
駆動手段（４９）の運転停止を２段階の連続的動作で行
えるようにエンコーダー手段（５５）によって制御され
る第一遅延回路（５９）および第二遅延回路（５８）、
から成ることを特徴とする設備。
【請求項７】　　補助駆動手段（５３）、補助駆動手段
（５３）を供給ユニット（７）　に結合するための第二
カップリング手段（５４）、第一スイッチング手段（７
１）が第二位置になったときに、第二カップリング手段
（５４）が結合するように指示する第三回路手段（７３
）、コンベア（３，５）　へのパケット（２）　の供給
が再開されたことを検出手段（６５）が検出したときに
、補助駆動手段（５３）に運転開始信号を中継する第四
回路手段（６８）、閉位置と開位置を設定できる第二ス
イッチング手段（６１）、第二スイッチング手段（６１
）が開位置にある場合、補助駆動手段（５３）への運転
停止信号、主駆動手段（４９）への運転開始信号、第一
スイッチング手段（７１）を第一の位置にする指示を行
い、それによって、第二カップリング手段（５４）を切
離し、第一カップリング手段（５２）を結合するための
制御信号を中継している、第二スイッチング手段（６１
）によって制御される第四回路手段（６２，６３，６４
）、補助駆動手段（５３）と関係していて、供給ユニッ
ト（７）　の運転中に、特定の接合部で第二スイッチン
グ手段（６１）を開位置に移動させるのに役立つ制御手
段（６０）。から成る請求項６に記載の設備。
【請求項８】　　主駆動手段（４９）によって動くよう
にセットされ、コンベア（３，５）　が通じていて、セ
ロハンでパケット（２）　を包むための機械から成って
いる請求項６または７に記載の設備。
【請求項９】　　ラッピングユニット（１１）が、それ
自身の軸に沿って動ける中空折り成形機（３４）、折り
成形機（３４）に向いていて、かつ折り成形機（３４）
と同軸に位置して固定された中空折り機（３５）、ブラ
ンク（８）　を折り成形機（３４）に垂直な位置で、か
つ、折り成形機（３４）と中空折り機（３５）の間に支
持する停止手段（２４）、中空折り機（３５）とともに
配置された流出チャンネル（３６）、パケット（２）　
の群（１０）を中空折り成形機（３４）と中空折り機（
３５）に向わせ、群を対応するブランク（８）　に突当
て、ブランクが基本的にＵ形を形成しながら、部分的に
おおうようにし、流出チャンネル（３６）の口に入るよ
うにする押し手段（３３）、を組込んだ折りステーショ
ン（２５）から成る請求項６から８のいずれかに記載の
設備。
【請求項１０】　　さらに折りステーション（２５）に
、流出チャンネル（３６）の口に位置し、別の群が対応
するブランクで部分的におおわれた状態で流出チャンネ
ル（３６）の口に導入される前に、各群（１０）のまわ
りで連続的に送られる各ブランク（８）　を完成した包
装材（９）　にする折り手段を組込んでいることを特徴
とする請求項９に記載の設備。
【請求項１１】　　折り手段が、各ブランク（８）　を
対応する群（１０）のまわりで長手方向の筒状のおおい
にする往復運動をする上部折り機（３９）と往復運動を
する下部折り機（４０）、流出チャンネル（１０）の口
を占有している群（１０）の両端に位置して、往復運動
をして、包装体（９）　の両端の各折返し（２９，３１
）　を平坦にし、固定することで包む２個の端部折り機
（４１）から成っていることを特徴とする請求項１０に
記載の設備。
【請求項１２】　　それぞれの端部折り機（４１）が、
流出チャンネル（３６）の口に部分的におおわれた群（
８，１０）が挿入されている間に各ブランク（８）　の
それぞれの底面の端部の折返し（３１）を漸進的に折る
曲がった形状の下部ブレード（４８）、下部ブレード（
４８）と剛に関係していて、本質的に同じ面を占めてい
て、対応した往復運動をする端部折り機（４１）が下向
きに動くときに、ブランク（８）　のそれぞれの上面端
部の折返し（２９）をその前に折られている底面端部の
折返し（３１）の上で平坦にする上部ブレード（４６）
から成っていることを特徴とする請求項１１に記載の設
備。