JPH04239710A - 積層セラミックコンデンサ - Google Patents
積層セラミックコンデンサInfo
- Publication number
- JPH04239710A JPH04239710A JP630491A JP630491A JPH04239710A JP H04239710 A JPH04239710 A JP H04239710A JP 630491 A JP630491 A JP 630491A JP 630491 A JP630491 A JP 630491A JP H04239710 A JPH04239710 A JP H04239710A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- silver
- conductive paste
- ceramic capacitor
- palladium
- alloy powder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000003985 ceramic capacitor Substances 0.000 title claims abstract description 15
- KDLHZDBZIXYQEI-UHFFFAOYSA-N Palladium Chemical compound [Pd] KDLHZDBZIXYQEI-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 10
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims abstract description 7
- 239000004332 silver Substances 0.000 claims abstract description 6
- 229910052763 palladium Inorganic materials 0.000 claims abstract description 5
- 229910052709 silver Inorganic materials 0.000 claims abstract description 5
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims abstract description 4
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims abstract description 4
- 229920001187 thermosetting polymer Polymers 0.000 claims abstract description 4
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 claims abstract 2
- 239000000956 alloy Substances 0.000 claims abstract 2
- 239000011241 protective layer Substances 0.000 claims description 2
- 229910001252 Pd alloy Inorganic materials 0.000 abstract description 4
- 238000001035 drying Methods 0.000 abstract description 3
- SWELZOZIOHGSPA-UHFFFAOYSA-N palladium silver Chemical compound [Pd].[Ag] SWELZOZIOHGSPA-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 3
- 239000003822 epoxy resin Substances 0.000 abstract description 2
- 229920000647 polyepoxide Polymers 0.000 abstract description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract 1
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 8
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 3
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 3
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 238000002156 mixing Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000010304 firing Methods 0.000 description 2
- 238000004898 kneading Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 239000002904 solvent Substances 0.000 description 2
- 229910001316 Ag alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 1
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 1
- 238000007598 dipping method Methods 0.000 description 1
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 description 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
- 229910052703 rhodium Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005245 sintering Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Ceramic Capacitors (AREA)
- Conductive Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、積層セラミックコンデ
ンサに関し、特に積層セラミックコンデンサの外部電極
用の導電性ペーストに関する。
ンサに関し、特に積層セラミックコンデンサの外部電極
用の導電性ペーストに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に積層セラミックコンデンサの外部
電極に用いられる導電性ペーストは、銀,パラジウムな
どの金属粉末とガラスフリットと有機バインダ及び溶剤
からなるビヒクルを混合し、これを三本ロールミル等に
より混練して製造される。
電極に用いられる導電性ペーストは、銀,パラジウムな
どの金属粉末とガラスフリットと有機バインダ及び溶剤
からなるビヒクルを混合し、これを三本ロールミル等に
より混練して製造される。
【0003】このようにして作られた導電性ペーストは
、公知の手段により製造された積層セラミックコンデン
サの相対向する内部電極取り出し面に塗布され、まず1
00〜200℃で乾燥し、溶剤を蒸発させた後600〜
800℃で焼成され外部電極を形成している。
、公知の手段により製造された積層セラミックコンデン
サの相対向する内部電極取り出し面に塗布され、まず1
00〜200℃で乾燥し、溶剤を蒸発させた後600〜
800℃で焼成され外部電極を形成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の導電性ペースト
では、前述したように600〜800℃という高温で焼
成し、金属の焼結における収縮とガラスフリットのセラ
ミック中への拡散によりセラミック素子と外部電極の接
続が行われる。
では、前述したように600〜800℃という高温で焼
成し、金属の焼結における収縮とガラスフリットのセラ
ミック中への拡散によりセラミック素子と外部電極の接
続が行われる。
【0005】この際に、セラミック中へガラスフリット
が拡散して、セラミックが変質したり又、焼成時に外部
電極の金属が収縮する時に強いストレスがセラミックに
かかること等により高温負荷,耐湿負荷などの信頼性を
低下させる場合があるという問題点があった。
が拡散して、セラミックが変質したり又、焼成時に外部
電極の金属が収縮する時に強いストレスがセラミックに
かかること等により高温負荷,耐湿負荷などの信頼性を
低下させる場合があるという問題点があった。
【0006】本発明の目的は、従来の外部電極の欠点を
除去し、高温負荷や耐湿負荷などの信頼性を向上するこ
とができ、かつ低温で形成でき量産性を高め生産コスト
を低下させることができる積層セラミックコンデンサを
提供することにある。
除去し、高温負荷や耐湿負荷などの信頼性を向上するこ
とができ、かつ低温で形成でき量産性を高め生産コスト
を低下させることができる積層セラミックコンデンサを
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の積層セラミック
コンデンサは導電性の内部電極を被着形成した誘電体シ
ートを複数枚内部電極が対向する面に交互に露出するよ
う積層しさらにその上下面に保護層となる誘電体シート
を積層して一体化した積層セラミックコンデンサ素子の
内部電極引出し部の外部電極が銀とパラジウムの合金粉
末と熱硬化性樹脂からなる導電性ペーストにより形成さ
れていることを特徴として構成される。
コンデンサは導電性の内部電極を被着形成した誘電体シ
ートを複数枚内部電極が対向する面に交互に露出するよ
う積層しさらにその上下面に保護層となる誘電体シート
を積層して一体化した積層セラミックコンデンサ素子の
内部電極引出し部の外部電極が銀とパラジウムの合金粉
末と熱硬化性樹脂からなる導電性ペーストにより形成さ
れていることを特徴として構成される。
【0008】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例の導電性ペーストを外部電
極に用いた積層セラミックチップコンデンサの断面図で
ある。
る。図1は本発明の一実施例の導電性ペーストを外部電
極に用いた積層セラミックチップコンデンサの断面図で
ある。
【0009】導電性ペーストによる外部電極2は、銀と
パラジウムの混合比が80:20の粒径1〜3μmの銀
−パラジウム合金粉末とエポキシ樹脂を重量比7:3で
混合し、それを三本ロールミルを用いてよく混練して製
造した。
パラジウムの混合比が80:20の粒径1〜3μmの銀
−パラジウム合金粉末とエポキシ樹脂を重量比7:3で
混合し、それを三本ロールミルを用いてよく混練して製
造した。
【0010】次に公知の手段により製造したセラミック
コンデンサ素子1の相対向する内部電極4の引き出し部
に上記導電性ペーストを、ディップ方式により50μm
の厚みで塗布し、乾燥炉を用いて、150℃1時間で硬
化させて外部電極2を形成した。
コンデンサ素子1の相対向する内部電極4の引き出し部
に上記導電性ペーストを、ディップ方式により50μm
の厚みで塗布し、乾燥炉を用いて、150℃1時間で硬
化させて外部電極2を形成した。
【0011】次に本発明の実施例と比較する従来例とし
て同じ積層セラミックコンデンサ素子1に従来の焼成型
の導電性ペーストを塗布し、700℃で焼成し外部電極
を形成した。
て同じ積層セラミックコンデンサ素子1に従来の焼成型
の導電性ペーストを塗布し、700℃で焼成し外部電極
を形成した。
【0012】本発明の実施例の導電性ペーストを用いた
積層セラミックチップコンデンサと従来例の導電性ペー
ストを用いた積層セラミックチップコンデンサの耐湿負
荷試験を行なった結果を表1に示す。なお、試験条件は
85℃−25V−90〜95%Rhとした。
積層セラミックチップコンデンサと従来例の導電性ペー
ストを用いた積層セラミックチップコンデンサの耐湿負
荷試験を行なった結果を表1に示す。なお、試験条件は
85℃−25V−90〜95%Rhとした。
【0013】
【0014】表1の結果から明らかなように、従来例で
は500時間から不良品の発生が見られたが、本実施例
のものは、500時間はもとより1000時間において
も不良数は零であった。
は500時間から不良品の発生が見られたが、本実施例
のものは、500時間はもとより1000時間において
も不良数は零であった。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明は銀とパラジ
ウムの合金粉末と熱硬化樹脂からなる導電性ペーストを
用いることにより外部電極が低温で形成され高湿負荷や
耐湿負荷などの信頼性の向上をはかることができ、かつ
量産時に高価な焼成炉にかえて安価な乾燥機で生産でき
、コストダウンを計ることができるという効果を有する
。
ウムの合金粉末と熱硬化樹脂からなる導電性ペーストを
用いることにより外部電極が低温で形成され高湿負荷や
耐湿負荷などの信頼性の向上をはかることができ、かつ
量産時に高価な焼成炉にかえて安価な乾燥機で生産でき
、コストダウンを計ることができるという効果を有する
。
【図1】本発明の一実施例の断面図である。
1 セラミックコンデンサ素子
2 外部電極(導電性ペースト)3 誘電
体シート 4 内部電極
体シート 4 内部電極
Claims (1)
- 【請求項1】 導電性の内部電極を被着形成した誘電
体シートを複数枚内部電極が対向する面に交互に露出す
るように積層し、さらにその上下面に保護層となる誘電
体シートを積層して一体化した積層セラミックコンデン
サ素子の内部電極引出し部に外部電極を設けてなる積層
セラミックコンデンサにおいて、前記外部電極が銀とパ
ラジウムの合金粉末と熱硬化性樹脂とを含む導電性ペー
ストにより構成されていることを特徴とする積層セラミ
ックコンデンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP630491A JPH04239710A (ja) | 1991-01-23 | 1991-01-23 | 積層セラミックコンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP630491A JPH04239710A (ja) | 1991-01-23 | 1991-01-23 | 積層セラミックコンデンサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04239710A true JPH04239710A (ja) | 1992-08-27 |
Family
ID=11634637
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP630491A Pending JPH04239710A (ja) | 1991-01-23 | 1991-01-23 | 積層セラミックコンデンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04239710A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1994010697A1 (en) * | 1992-11-04 | 1994-05-11 | E.I. Du Pont De Nemours And Company | Electrically conductive resin pastes and multilayer ceramic capacitors having a terminal electrode comprised of the same |
JPWO2004053901A1 (ja) * | 2002-12-09 | 2006-04-13 | 松下電器産業株式会社 | 外部電極を備えた電子部品 |
-
1991
- 1991-01-23 JP JP630491A patent/JPH04239710A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1994010697A1 (en) * | 1992-11-04 | 1994-05-11 | E.I. Du Pont De Nemours And Company | Electrically conductive resin pastes and multilayer ceramic capacitors having a terminal electrode comprised of the same |
CN1038370C (zh) * | 1992-11-04 | 1998-05-13 | E.I.内穆尔杜邦公司 | 多层陶瓷电容器用导电树脂浆料及其制成的电容器 |
JPWO2004053901A1 (ja) * | 2002-12-09 | 2006-04-13 | 松下電器産業株式会社 | 外部電極を備えた電子部品 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2943380B2 (ja) | 積層セラミックコンデンサとその製造方法 | |
JPH01273305A (ja) | セラミック多層コンデンサおよびその製造方法 | |
JPH04320017A (ja) | 積層セラミックコンデンサとその製造方法およびそれに用いる外部電極用ペースト | |
JPH043407A (ja) | 電子部品ならびにその製造方法 | |
JPH053134A (ja) | 積層セラミツクコンデンサの外部電極の製造方法 | |
JPH04239710A (ja) | 積層セラミックコンデンサ | |
JPH09190950A (ja) | 電子部品の外部電極 | |
JP4802353B2 (ja) | 積層型圧電セラミック電子部品及びその製造方法 | |
JPH097879A (ja) | セラミック電子部品及びその製造方法 | |
JPH0496310A (ja) | 積層セラミックチップコンデンサ | |
JPH03280414A (ja) | 磁器電子部品 | |
JPH0512997Y2 (ja) | ||
JP3123315B2 (ja) | 導電性ペーストの製造方法 | |
JPH04267320A (ja) | 積層セラミックコンデンサの製造方法 | |
JP2996016B2 (ja) | チップ型電子部品の外部電極 | |
JPH04345670A (ja) | セラミックコンデンサー電極用導体ペースト | |
JP3160855B2 (ja) | 積層セラミックコンデンサ | |
JPH04154104A (ja) | 積層セラミックコンデンサ | |
JPH0878267A (ja) | 内部電極ペーストおよびそれを用いた積層セラミックコンデンサ | |
JPH10144559A (ja) | 端子電極ペースト、積層電子部品、およびその製造方法 | |
JPH04273417A (ja) | 積層セラミックコンデンサ | |
JPH02105594A (ja) | 導体ペースト及び多層のセラミックス基板 | |
JPH07114174B2 (ja) | 積層型半導体磁器電子部品の製造方法 | |
JP2000058375A (ja) | 積層セラミック電子部品及びその製造方法 | |
JPH10144560A (ja) | 積層セラミック電子部品およびその製造方法 |