JPH04237039A - ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料

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JPH04237039A
JPH04237039A JP514891A JP514891A JPH04237039A JP H04237039 A JPH04237039 A JP H04237039A JP 514891 A JP514891 A JP 514891A JP 514891 A JP514891 A JP 514891A JP H04237039 A JPH04237039 A JP H04237039A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高感度で、かつ鮮鋭性と
粒状性を改良した高画質の画像を有するハロゲン化銀写
真感光材料に関し、さらに圧力減感やローラーマークな
どの機械的圧力による画像劣化がなく、診断性の高い医
療用ハロゲン化銀写真感光材料に関するものである。
【0002】
【発明の背景】近年、感光材料は迅速処理化に併行して
高感度、高画質の要請が益々強くなってきており、例え
ば医療用ハロゲン化銀写真感光材料の場合には、少ない
X線量で高い検出能を有した高画質の感光材料が求めら
れている。
【0003】一般にハロゲン化銀写真感光材料の感度と
鮮鋭性は、ハロゲン化銀粒子自体が支配している要素が
高い。そのため従来より粒子に関する多くの改良提案が
成されている。例えば高感度化、高画質化を図るべく、
ハロゲン化銀粒子1個当たりの感度/サイズ比を向上さ
せた平板状ハロゲン化銀粒子に関する特開昭58‐11
1935号、同58‐11936号、同58‐1119
37号、同58‐113927号及び同59‐9943
3号などが開示されている。該平板状ハロゲン化銀粒子
は、体積当たりの表面積が大きいため粒子表面に多くの
分光増感色素を吸着させることが可能でその結果、高感
度を得られる特長を有している。
【0004】更に該平板状ハロゲン化銀粒子内部に高沃
度コアを設けた特開昭63‐92942号、或は双晶面
を有した平板状粒子乳剤に関する特開昭63‐1634
51号などが感度、粒状性を改良するとしている。
【0005】しかしながら、これら技術のいずれも感度
と画質の両立には限界があり、更なる性能向上には新た
な技術の開発が望まれていた。
【0006】
【発明の目的】従って本発明の第1の目的は、高感度で
画像の鮮鋭性、粒状性が優れた高画質のハロゲン化銀写
真感光材料を提供することである。本発明の第2の目的
は、感光材料がローラーや、取り扱い時の外的圧力によ
りカブリや減感などの障害がないハロゲン化銀写真感光
材料を提供することである。その他の目的は以下の明細
から明らかとなる。
【0007】
【発明の構成】本発明の上記の目的は、以下により達成
されることを見い出し、本発明を成すに至った。
【0008】即ち、支持体の少なくとも一方の側に、少
なくとも1層のハロゲン化銀乳剤層を有するハロゲン化
銀写真感光材料において、該ハロゲン化銀乳剤層が過酸
化水素で処理されたゼラチンを含む保護コロイド中で調
製された双晶よりなる平均アスペクト比が3以上の平板
状ハロゲン化銀粒子であって、かつ該粒子が化学増感前
に増感色素を添加して分光増感されているハロゲン化銀
写真感光材料により達成される。以下、本発明を詳述す
る。
【0009】写真用乳剤においては、使用するゼラチン
が化学増感に大きな影響を有すると同時にハロゲン化銀
粒子の晶相形成、生長に関与することは、ゼラチン特性
として物理抑制度に象徴されるように甚大なものがあり
、かつゼラチンは抽出その他の条件でも大きく変化する
ことが知られている。ゼラチンの特性の1つに透過率が
ある。写真用ゼラチンとしては透過率が92%以上好ま
しくは94%以上の透過率を有していることが好ましい
【0010】ゼラチンの透過率を高めるために濾過によ
り夾雑物をとり除く方法や、ゼラチンに過酸化水素を作
用させることにより漂白させる方法が知られている。
【0011】ゼラチンに過酸化水素を作用させる方法は
、過酸化水素によりゼラチン中の不純物やある種のアミ
ノ酸を酸化させ、不活性なゼラチンを作る一般的な方法
である。
【0012】本発明においては、過酸化水素で処理して
透過率を高めたゼラチンを用いた乳剤が、より本発明の
目的効果を高めることが判った。
【0013】透過率を高めるために、添加する過酸化水
素の量はゼラチン1kg当り0.1〜50gが好ましく
、より好ましくは0.1〜30g、さらに好ましくは0
.1〜10gである。 過酸化水素でゼラチンを処理する時のpHは5.6より
高pHが好ましく、特に6.0〜12.0が好ましい。
【0014】又、この時の温度は35℃〜70℃が好ま
しく、特に好ましいのは40℃〜65℃である。過酸化
水素処理は、ゼラチン製造工程の抽出後よりゲル化させ
るまでの間であれば、どの段階に行っても良い。
【0015】次に前記の過酸化水素処理したゼラチンを
用いた本発明に係る乳剤の好ましい調製手順を説明する
。  本発明のハロゲン化銀乳剤の製造方法としては、
単分散性の種結晶上にハロゲン化銀を析出させる方法が
好ましく用いられる。特に好ましくは特開昭61−66
43号に記載の単分散性球型双晶種乳剤を肥大させる成
育工程を設ける方法が挙げられる。すなわち本発明のハ
ロゲン化銀写真乳剤の調製工程として、時系列的に、(
イ)  前記ハロゲン化銀粒子の結晶核を生成する核粒
子生成工程、 (ロ)  該核粒子からのハロゲン化銀種粒子を形成す
る種粒子形成工程、 (ハ)  種粒子を肥大させる成育工程を設ける。
【0016】ここで本発明における核粒子生成工程とは
、保護コロイド液中に水溶性銀塩が添加開始された時点
から、新しい結晶核が実質的に発生しなくなるまでの期
間だけでなく、その後に粒子の成長期間を含んでもよく
、種粒子形成工程以前の工程と定義される。
【0017】上記の成育工程における成長条件は酸性法
、中性法、アンモニア法のいずれでもよく、特開昭61
−6643号、同61−14630号、同61−112
142号、同62−157024号、同62−1855
6号、同63−92942号、同63−151618号
、同63−1613451号、同63−220238号
、同63−1613451号、同63−220238号
及び同63−311244号等による公知の方法を用い
ることができる。
【0018】又、副生生物もしくは過剰塩類その他の不
要成分の除去には常法によるフロキュレーション法、ヌ
ーデル水洗法等を用いることができる。
【0019】本発明で用いられるハロゲン化銀の平均沃
化銀含有率は0.1〜45モル%が好ましく、より好ま
しくは0.5〜25モル%、特に好ましくは1〜20モ
ル%である。
【0020】本発明に係るハロゲン化銀粒子は、化学増
感前の工程に分光増感色素を添加して分光増感される。 化学増感前の工程とは、ハロゲン化銀粒子の調製である
物理熟成工程から過剰塩類を除去する脱塩工程と、それ
に続く化学熟成における化学増感剤添加までの任意の時
期でよい。好ましくは物理熟成工程で、特に好ましくは
物理熟成工程の終了時が挙げられる。本発明に用いられ
る分光増感色素の種類は、特に限定することなく従来公
知のすべての増感色素を用いることができる。本発明に
係る双晶とは、一つの粒子内に一つ以上の双晶面を有す
るハロゲン化銀結晶を言う。双晶の形態の分類はクライ
ンとモイザーによる報文 Photographish
e Korrespondenz 99巻99頁、同1
00巻,57頁に詳しく述べられている。
【0021】本発明において、ハロゲン化銀粒子が双晶
よりなるとは、ハロゲン化銀粒子の全投影面積の少なく
とも70%が双晶面をもつ粒子からできているものを言
い、好ましくは75%以上、特に好ましくは80%以上
が双晶面をもつ粒子からなる場合を指す。
【0022】本発明に係る双晶は{111}面から成る
もの、{100}面から成るもの、或は両者より成るも
ののいずれでもよいが{111}面から成るものである
ことが好ましい。
【0023】更に本発明に係る双晶は、好ましくは二つ
の対向する平行な主平面を有する平板状粒子である。又
前記平板状ハロゲン化銀粒子の厚みを分母とする直径と
の比(アスペクト比と称す)の平均値は3〜20が好ま
しく、より好ましくは3〜15、特に好ましくは4〜1
3である。
【0024】この平均値は、全平板状粒子の断面比を平
均することにより得られるが、全平板状粒子の厚みの平
均値に対する全平板状粒子の直径の平均値の比として求
めてもよい。
【0025】平板状ハロゲン化銀粒子の直径は、主平面
と同じ投影面積を有する円の直径で示されるが、0.1
〜5.0μmが好ましく、より好ましくは0.2〜4.
0μm、特に好ましくは0.3〜3.0μmである。
【0026】本発明に係るハロゲン化銀乳剤は粒子サイ
ズ分布が単分散性であることが好ましい。本発明のハロ
ゲン化銀写真感光材料に用いられる乳剤は、沃臭化銀、
沃塩化銀、沃塩臭化銀などいずれのハロゲン化銀であっ
てもよいが特に高感度のものが得られるという点では、
沃臭化銀であることが好ましい。
【0027】本発明に係るハロゲン化銀乳剤は、平均ア
スペクト比が3以上の平板状粒子である。
【0028】かかる平板状粒子の利点は、分光増感効率
の向上、画像の粒状性及び鮮鋭性の改良などが得られる
として例えば、英国特許2,112,157号、米国特
許4,439,520号、同4,433,048号、同
4.414,310号、同4,434,226号、特開
昭58−113927号、同58−127921号、同
63−138342号、同63−284272号、同6
3−305343号などで開示されており、乳剤はこれ
らの公報に記載の方法により調製することができる。
【0029】上述した乳剤は、粒子表面に潜像を形成す
る表面潜像型あるいは粒子内部に潜像を形成する内部潜
像型、表面と内部に潜像を形成する型のいずれの乳剤で
あってもよい。これらの乳剤は、物理熟成あるいは粒子
調製の段階でカドミウム塩、鉛塩、亜鉛塩、タリウム塩
、イリジウム塩又はその錯塩、ロジウム塩またはその錯
塩、鉄塩又はその錯塩などを用いてもよい。乳剤は可溶
性塩類を除去するためにヌーデル水洗法、フロキュレー
シヨン沈降法などの水洗方法がなされてよい。好ましい
水洗法としては、例えば特公昭35−16086号記載
のスルホ基を含む芳香族炭化水素系アルデヒド樹脂を用
いる方法、又は特開昭63−158644号記載の凝集
高分子剤例示G3,G8などを用いる方法が特に好まし
い脱塩法として挙げられる。
【0030】本発明に係る乳剤は、物理熟成または化学
熟成前後の工程において、各種の写真用添加剤を用いる
ことができる。公知の添加剤としては、例えばリサーチ
・デイスクロージャーNo.17643(1978年1
2月)、同No.18716(1979年11月)及び
同No.308119(1989年12月)に記載され
た化合物が挙げられる。これら三つのリサーチ・デイス
クロージャーに示されている化合物種類と記載箇所を次
表に掲載した。     添加剤      RD−17643    
        RD−18716         
  RD−308119              
  頁      分類        頁     
   分類      頁       分類   化
学増感剤  23      III      64
8 右上           996       
  III    増感色素    23      
IV       648〜649         
  996〜8      IV  減感色素    
23      IV               
           998         B 
 染料        25〜26  VIII   
  649〜650          1003  
       VIII  現像促進剤  29   
   XXI      648 右上  カブリ抑制
剤・安定剤               24      IV 
      649 右上          100
6〜7     VI  増白剤      24  
    V                    
       998         V  硬膜剤
      26      X        65
1 左            1004〜5    
 X  界面活性剤  26〜7  XI      
 650 右            1005〜6 
    XI  帯電防止剤  27      XI
I      650 右            1
006〜7     XIII  可塑剤      
27      XII      650 右   
         1006         XII
  スベリ剤    27      XII  マッ
ト剤    28      XVI      65
0 右            1008〜9    
 XVI  バインダー  26      XXII
                       10
09〜4     XXII  支持体      2
8      XVII              
         1009         XVI
I   本発明に係る感光材料に用いることのできる支持体
としては、例えば前述のRD−17643の28頁及び
RD−308119の1009頁に記載されているもの
が挙げられる。
【0031】適当な支持体としてはプラスチックフィル
ムなどで、これら支持体の表面は塗布層の接着をよくす
るために、下塗層を設けたり、コロナ放電、紫外線照射
などを施してもよい。
【0032】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明
するが、本発明の態様はこれらによって限定されるもの
ではない。
【0033】実施例1 石灰処理したオセインゼラチンを45℃で抽出して2等
分し、一方はそのままでオセインゼラチンAとし、他の
一方は過酸化水素処理を施しオセインゼラチンBとした
【0034】比較乳剤E−1の調製 (種乳剤S−1の調製) A1:オセインゼラチンA40g、臭化カリウム23.
7g、界面活性剤10ml※、水で4000mlB1:
硝酸銀600g、水で803mlC1:オセインゼラチ
ン16.1g、臭化カリウム420g、水で803ml D1:アンモニア水(28%)235ml特開昭62−
160128号に記載の装置を用い、混合用撹拌ペラの
下部への供給ノズルをB1液、C1液の各々が6本とな
るようにセットした。平均温度40℃、430rpmで
高速撹拌したA液にB液とC液をダブルジェット法にて
流速62.8ml/minで添加した。添加開始後4分
46秒から除々に流速を上げ最終の速度は105ml/
minで総添加時間を10分45秒となるようにした。 添加中pBrは臭化カリウムで1.3に保った。添加終
了から30分後に液温を平均20℃、撹拌回転数を46
0rpmとしD1液を1分で添加し、5分間のオストワ
ルド熟成を行なった。熟成時の臭化カリウム濃度は0.
028モル/l、アンモニア濃度は0.63モル/l、
pHは11.7であった。
【0035】その後、直ちにpHが5.7になるまで酢
酸を加えて中和し熟成を停止し、常法により脱塩、水洗
を行った。得られた種乳剤S−1を電子顕微鏡で観察し
たところ平均粒径0.20μm、粒径の変動係数は34
%の球形粒子であった。
【0036】ひき続きこの種乳剤S−1を用い以下に示
す溶液を用い主として平板双晶よりなるハロゲン化銀乳
剤E−1を調製した。
【0037】A2:オセインゼラチンA  16g、界
面活性剤3ml※、種乳剤S−10.27モル相当、水
で1000mlB2:オセインゼラチンA  5g、臭
化カリウム307g、沃化カリウム8g、水で880m
l C2:硝酸銀448g、水で880mlD2:オセイン
ゼラチンA  2.7g、臭化カリウム19g、水で5
00ml E2:硝酸銀27g、水で530ml ※界面活性剤(10%メタノール溶液)(CH2CH2
CH2O)p〔(CH2CH2O)mCOCH2CH2
COONa〕2             p=17 
     m=2.775℃で激しく撹拌したA2液に
B2液とC2液を38分でダブルジェット法にて添加し
た。B2液とC2液の添加速度は初期と最終で2.4倍
になるよう直線的に増加させた。 その後、D2液とE2液を6分間等速添加した。
【0038】但し、添加中はpAgを10に保った。添
加終了後、pHを6.0に合わせ後記の分光増感色素(
A)を銀1モル当たり400mg添加し30分間撹拌を
続けた。その後、過剰塩類を除去するため、デモール(
花王アトラス社製)水溶液及び硫酸マグネシウム水溶液
を用いて脱塩した。
【0039】得られた乳剤E−1は、40℃にてpAg
が8.5、pHは5.90で電子顕微鏡観察では平均粒
径0.90μm、平均厚さ0.41μm、粒径の変動係
数28%でありアスペクト比が2以上の平板状粒子の占
める割合が80%で、アスペクト比が2以上である粒子
の平均アスペクト比は2.2であった。
【0040】本発明の乳剤E−2の調製オセインゼラチ
ンを過酸化水素処理したBにした以外は比較乳剤E−1
の種乳剤S−1と同様の方法で種乳剤S−2を調製した
。熟成時の臭化カリウムの濃度は0.026モル/l、
アンモニア濃度は0.63モル/l、pHは11.6で
あった。この種乳剤S−2を電子顕微鏡で観察したとこ
ろ、平均粒径が0.20μm、粒径の変動係数は18%
の球形粒子であった。
【0041】ひき続きこの種乳剤S−2を用い前記の比
較乳剤E−1と同様の方法で平板双晶よりなるハロゲン
化銀乳剤のE−2を調製した。脱塩後、40℃にてpA
g 8.5、pH 5.90で電子顕微鏡観察では平均
粒径1.20μm平均厚さ0.24μm、粒径の変動係
数が19%であり、アスペクト比2以上の平板状粒子の
占める割合が85%でアスペクト比2以上である粒子の
平均アスペクト比は5.0であった。
【0042】本発明の乳剤E−3の調製オストワルド熟
成時の平均温度を15℃とした以外は、前記のE−2に
用いた種乳剤S−2と同様の方法で種乳剤S−3を調製
した。熟成時の臭化カリウム濃度は0.026モル/l
、アンモニア濃度は0.63モル/l、pHは11.7
であった。 この種乳剤S−3を電子顕微鏡で観察したところ平均粒
径0.18μm、粒径の変動係数20%の球形粒子であ
った。
【0043】ひき続きこの種乳剤S−3を用い前記の比
較乳剤E−1と同様の方法で平板双晶よりなるハロゲン
化銀乳剤E−3を調製した。脱塩後40℃にてpHが5
.91、pAgが8.5で電子顕微鏡観察では平均粒径
2.13μm、平均厚さ0.22μm、粒径の変動係数
21%であり、アスペクト比2以上の平板状粒子の占め
る割合が90%でアスペクト比2以上である粒子の平均
アスペクト比は9.7であった。
【0044】比較乳剤E−4の調製 種乳剤S−3の脱塩前の分光増感色素を添加しない以外
は比較乳剤E−1と同様の方法で平板双晶よりなるハロ
ゲン化銀乳剤E−4を調製した。
【0045】脱塩後、40℃においてpAg 8.5、
pH5.90の乳剤を得た。得られた乳剤を電子顕微鏡
で観察したところ平均粒径が2.13μm、平均厚さ0
.22μm、粒径の変動係数21%であり、アスペクト
比2以上の平板状粒子の占める割合が90%でアスペク
ト比2以上である粒子の平均アスペクト比は9.7であ
った。
【0046】本発明の乳剤E−5の調製種乳剤S−3を
、オセインゼラチンをB(過酸化水素処理したもの)に
した以外は比較乳剤E−1と同様の方法で平板双晶より
なるハロゲン乳剤E−5を調製した。脱塩後、40℃に
おいてpAg 8.5、pH5.91の乳剤を得た。得
られた乳剤を電子顕微鏡で観察したところ平均粒径が2
.35μm、平均厚さ0.21μm、粒径の変動係数2
0%であり、アスペクト比2以上の平板状粒子の占める
割合が90%でアスペクト比2以上である粒子の平均ア
スペクト比は11.2であった。
【0047】得られた乳剤各々に対し後記する分光増感
色素(A)と(B)を200:1の重量比で合計の量を
ハロゲン化銀1モル当り800mgとして添加した後に
チオシアン酸アンモニウム塩を銀1モル当り2.4×1
0−3モル、及び最適量の塩化金酸とハイポを添加して
化学熟成を行い、その後、4−ヒドロキシ−6−メチル
−1,3,3a,7−テトラザインデンの2×10−2
モルを加え安定化した。
【0048】次いで後述する乳剤添加剤、及び石灰処理
ゼラチンを加えて乳剤塗布液した。 分光増感色素(A) 5,5′−ジクロロ−9−エチル−3,3′−ジ−(3
−スルホプロピル)オキサカルボシアニンナトリウム塩
の無水物分光増感色素(B) 5,5′−ジ−(ブトキシカルボニル)−1,1′−ジ
エチル−3,3′−ジ−(4−スルホブチル)ベンゾイ
ミダゾロカルボシアニンナトリウム塩の無水物又、保護
層塗布液も後記のごとく調製した。
【0049】得られた塗布液を、厚さ175μmの下引
き済みポリエチレンテレフタレートベースの両面に、支
持体側から、ハロゲン化銀乳剤層、保護層の順でスライ
ドホッパー型コーターを用い2層同時塗布した。乳剤層
は片面当たり銀量が1.6g/m2、ゼラチンが1.8
g/m2で、保護層はゼラチンが片面当たり1.1g/
m2になるよう塗布した。 なお、乳剤に用いた添加剤は次のとおりである。添加量
はハロゲン化銀1モル当たりの量で示す。
【0050】   1,1−ジメチロール−1−ブロム−1−ニトロメ
タン                70mg  t
−ブチル−カテコール               
                         
400mg  ポリビニルピロリドン(分子量10,0
00)                      
    1.0g  スチレン−無水マレイン酸共重合
体                        
     2.5g  ニトロフェニル−トリフェニル
ホスホニウムクロリド             50
mg  1,3−ジヒドロキシベンゼン−4−スルホン
酸アンモニウム         4g  2−メルカ
プトベンツイミダゾール−5−スルホン酸ナトリウム 
   15mg
【0051】
【化1】
【0052】   C4H9OCH2CH(OH)CH2N(CH2C
OOH)2                    
             1g  1−フェニル−5
−メルカプトテトラゾール             
           15mg   又保護層液に用いた添加物は次のとおりである。添
加量は塗布液1リットル当たりの量で示す。
【0053】   石灰処理イナートゼラチン           
                         
68g  酸処理ゼラチン             
                         
         2g  ソジウム−i−アミル−n
−デシルスルホサクシネート            
   0.3g  ポリメチルメタクリレート(面積平
均粒径3.5μmのマット剤)   1.1g  二酸
化ケイ素粒子(面積平均粒径1.2μmのマット剤) 
          0.5g  ルドックスAM (
デュポン社製) (コロイドシリカ)        
        30g  (CH2=CHSO2CH
2)2O                     
                    500mg
  C4F9SO3K               
                         
            2mg  C12H25CO
NH(CH2CH2O)5H            
                         
 2.0g  2,4−ジ−ノニールフェノールポリエ
チレンエーテル(PEG平均重合度12)      
                         
                         
     0.4g    2,4−ジ−ノニールフェ
ノールポリエチレンエーテルスルホン酸  ナトリウム
(PEG平均重合度12)             
                 1.0g
【0054】
【化2】
【0055】得られた試料を蛍光増感紙KO−250(
コニカ〔株〕製)の間に挟み、管電圧90KVP、20
mAで照射時間:50msecでアルミ階段を介して露
光を行った後、KX−500自動現像機を用いてXD−
90現像液で35℃,30秒間現像を行い、XFにて定
着(いづれもコニカ〔株〕製)を行った後、常法に従い
水洗、乾燥を行って得られた試料についてベース濃度+
カブリ濃度+1.0の濃度を得るのに要した露光量の逆
数を求め感度とした。表中の感度は試料No.1感度を
100とした場合の相対感度で示した。 鮮鋭性の評価 鮮鋭性(MTF)はフンクテストチャートSMS585
3(コニカメディカル〔株〕製)を用い、センシトメト
リーと同一管電圧、増感紙、処理条件で処理した。露光
量はフンクテストチャートによりできる濃淡の平均濃度
で1.30±0.02になるよう各試料とも露光した。 数値が大きい程鮮鋭性の優れることを表す。
【0056】圧力減感性の評価 試料を温度23℃、RH365%下で2時間調湿後、そ
の条件下で曲率半径が2cmで約280°折り曲げた。 次いで3分後にアルミウェッジを用いて管圧力80KV
、管電流100mAの条件下でX線を0.06秒照射し
、前記のセンシトメトリーと同様に現像処理してから目
視評価した。
【0057】粒状性の評価 圧力減感の評価用に作成した上記の試料を使って、粒状
性の目視評価した。
【0058】尚、圧力減感及び粒状性の目視評価は、5
段階法で表し、5が最も良好で1が最も優れないことを
表す。
【0059】得られた結果を次の表1に示す。
【0060】
【表1】
【0061】表1から明らかなように、本発明に係るハ
ロゲン化銀写真感光材料は、高感度で鮮鋭性及び粒状性
が優れ、かつ圧力減感性が改良されることが分かる。
【0062】
【発明の効果】本発明により、画像の粒状性を劣化する
ことなく高感度、高鮮鋭性のハロゲン化銀写真感光材料
が得られた。さらに本発明により圧力減感性を改良でき
た。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  支持体の少なくとも一方の側に、少な
    くとも1層のハロゲン化銀乳剤層を有するハロゲン化銀
    写真感光材料において、該ハロゲン化銀乳剤層が、過酸
    化水素で処理されたゼラチンを含む保護コロイド中で調
    製された双晶よりなる平均アスペクト比が3以上の平板
    状ハロゲン化銀粒子であって、かつ該粒子が、化学増感
    前の工程に増感色素により分光増感されていることを特
    徴とするハロゲン化銀写真感光材料。
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