JPH0422675Y2 - - Google Patents

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JPH0422675Y2
JPH0422675Y2 JP4666586U JP4666586U JPH0422675Y2 JP H0422675 Y2 JPH0422675 Y2 JP H0422675Y2 JP 4666586 U JP4666586 U JP 4666586U JP 4666586 U JP4666586 U JP 4666586U JP H0422675 Y2 JPH0422675 Y2 JP H0422675Y2
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JP
Japan
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knob
box door
door body
torsion spring
glove box
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JP4666586U
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JPS62158070U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、車両用のグローブボツクス等で代表
される収納ボツクスドア用のノブ取付構造に関す
るものである。
(従来の技術) 従来より、この種のノブ取付構造としては例え
ば第9図で示すように、グローブボツクスドア本
体31に対し、ノブ取付用の凹部32の箇所にお
いてノブ40の両側部に形成されている支持軸4
7が回動可能に組付けられている。そして、この
ノブ40のスプリング用取付軸44にはトーシヨ
ンスプリング50が、その一方の係止部50aを
グローブボツクスドア本体31側に係止し、他方
の係止部50bをノブ40側に係止した状態で組
付けられている。つまり、このトーシヨンスプリ
ング50によつてノブ40はその支持軸47回り
に第9図の反時計回り方向に付勢されているので
ある。
(考案が解決しようとする問題点) 上記の第9図で示す従来のノブ取付構造にあつ
ては、グローブボツクスドア本体31に対してノ
ブ40を組付けた後、このノブ40の上記スプリ
ング用取付軸44にトーシヨンスプリング50を
上述したように組付ける。つまり、この構造では
グローブボツクスドア本体31に対するノブ40
の組付けと、ノブ40に対するトーシヨンスプリ
ング50の組付けといつた各組付作業が必要とな
るため、その作業性が悪い。
そこで、ノブ40のスプリング用取付軸44に
予めトーシヨンスプリング50を組付けておくこ
とが考えられる。しかし、この場合にはグローブ
ボツクスドア本体31に対してノブ40を組付け
る際に、トーシヨンスプリング50の一方の係止
部50aがグローブボツクスドア本体31側に干
渉し、このノブ40の組付けに支障をきたすとい
つた問題がある。
(問題点を解決するための手段) 上記の問題点を解決するために、本考案は次の
ように構成している。すなわち、ドア本体に対し
て回動操作可能に組付けられるノブの一部に、こ
のノブに予め組付けられているトーシヨンスプリ
ングのドア本体側に対する係止部を仮止めできる
突起を形成している。
(考案の作用及び効果) 上記の構成によれは、ノブに組付けられている
トーシヨンスプリングにおいて、本来ドア本体側
に係止すべき係止部をノブの突起に仮止めしてお
くことにより、この係止部がノブの組付け時にド
ア本体側に干渉するといつた事態を回避すること
ができる。
したがつて本考案では、ノブにトーシヨンスプ
リングを予めセツトした状態であつても、このノ
ブをドア本体に対して何んら支障なく簡単に組付
けることができ、この種の組付作業を向上させる
ことができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を第1図〜第8図によつ
て説明する。
まず、車両用グローブボツクスの外観斜視図を
表わした第1図、第1図の−線拡大断面を表
わした第2図、第2図の−線断面を表わした
第3図、第1図の要部を拡大分解斜視図で表わし
た第4図において、グローブボツクスドア本体1
の一部には後述するノブ10を組付けるための凹
部2が形成されている。この凹部2の左右両側に
は第3図及び第4図から明らかなように軸支孔4
がそれぞれ形成されている。また、この凹部2の
奥まつた箇所には、この凹部2からグローブボツ
クスドア本体1の内側に貫通する開口部3が形成
されている。
一方、上記グローブボツクスドア本体1の凹部
2に組付けられるノブ10は、枠形の本体12
と、この本体12の一端に一体に形成され、ノブ
10を後述するように回動操作するための操作部
13と、本体12の他端に形成されたフツク部1
1とを備えている。この本体12の両側において
上記の操作部13からフツク部11側に向けてそ
れぞれ一体に突出形成されている各支持片16
は、ノブ10を構成している合成樹脂等の素材が
もつ弾性によつて本体12側へ撓み動作可能とな
つている。そして、各支持片16の先端部には前
記グローブボツクスドア本体1の各軸支孔4に対
して係合可能な支持軸17がそれぞれ形成されて
いる。
上記ノブ10の両支持軸17を、第1図〜第3
図で示すようにグローブボツクスドア本体1の軸
支孔4にそれぞれ係合させた状態では、ノブ10
における枠形本体12のフツク部11を有する部
分がグローブボツクスドア本体1の前記開口部3
に挿通され、このフツク部11はグローブボツク
スドア本体1の内側に位置している。また、この
状態におけるノブ10は、その支持軸17を回動
中心として第2図の時計回り方向へ回動操作可能
である。
上記ノブ10における枠形本体12の両内側に
はスプリング用取付軸14がそれぞれ形成されて
いる。同じくこの枠形本体12の両内側には、上
記スプリング用の取付軸14からフツク部11側
に寄つた箇所においてそれぞれ突起15が形成さ
れている。そして、上記の各スプリング用取付軸
14には、第2図及び第3図で示す形状のトーシ
ヨンスプリング20における左右のリング部20
cがそれぞれ組付けられている。このトーシヨン
スプリング20のリング部20cから延びる一方
の係止部20bは、グローブボツクスドア本体1
における前記開口部3の下側縁部に係止してい
る。また、同じくトーシヨンスプリング20のリ
ング部20cから延びる他方の係止部20aは、
ノブ10における前記フツク部11の下面部分に
係止している。つまり、このトーシヨンスプリン
グ20の弾力によつてノブ10は第2図の反時計
回り方向に常に付勢されているのである。そこ
で、ノブ10の前記操作部13を第2図の矢印A
方向へ操作することにより、ノブ10は上記トー
シヨンスプリング20の弾力に逆らつて第2図の
時計回り方向へ回同操作される。これによつてノ
ブ10のフツク部11は、車両のダツシユボード
側の所定の係止部(いずれも図示しない)に対す
る係止が解除されるのである。
上記の構成において、グローブボツクスドア本
体1に対するノブ10の組付けに際してはこれに
先立ち、まずノブ10の枠形本体12に形成され
ている前記のスプリング用取付軸14に対し、第
5図で示すようにトーシヨンスプリング20のリ
ング部20cを組付ける。このとき、トーシヨン
スプリング20の両係止部20a,20bのう
ち、一方の係止部20aはフツク部11の下面部
分に係止しており、かつ他方の係止部20bは上
記取付軸14の箇所から斜め下方向に延びた自由
状態にある。そこで、この係止部20bを上方へ
持上げ、枠形本体12の両内側に形成されている
前記の各突起15に対して第6図で示すように仮
止めする。
このようにしてトーシヨンスプリング20を組
付けた状態のノブ10をグローブボツクスドア本
体1の凹部2に組付ける。つまり、このノブ10
のフツク部11を第7図及び第8図で示すよう
に、グローブボツクスドア本体1に形成されてい
る前記の開口部3に挿通させ、かつノブ10の前
記支持軸17をグローブボツクスドア本体1の前
記軸支孔4に向けてそのガイド4aに沿つて組付
けていく。なお、ノブ10の各支持軸17はその
組付けが容易となるようフツク部11の側にテー
パ面を有し(第8図参照)、しかも各支持軸17
の支持片16は組付けに伴つて前述したように撓
められる。これにより、各支持軸17は最終的に
はグローブボツクスドア本体1の各軸支孔4にそ
れぞれ容易に係合する(第2図及び第3図参照)。
この後は、トーシヨンスプリング20の前記係
止部20bをノブ10の突起15から外す。これ
により、上記係止部20bは第2図及び第3図で
示すように、グローブボツクスドア本体1の開口
部3下縁部に係止した状態となり、もつてグロー
ブボツクスドア本体1に対するノブ10の組付け
が完了する。
このように、ノブ10に予めトーシヨンスプリ
ング20を組付けておき、その係止部20bをノ
ブ10側に形成されている突起15に仮止めして
おくことにより、グローブボツクスドア本体1に
対するノブ10の組付けはトーシヨンスプリング
20の上記係止部20bがグローブボツクスドア
本体1の開口部3縁部に干渉するなどの支障をき
たすことなく、容易に行える。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第8図は本考案の実施例を示し、第1
図は車両用グローブボツクスドア本体を表わした
外観斜視図、第2図は第1図の−線拡大断面
図、第3図は第2図の−線断面図、第4図は
第1図の要部を拡大して表わした分解斜視図、第
5図及び第6図は組付前のノブを単体で表わした
それぞれの断面図、第7図はグローブボツクスド
ア本体に対するノブの組付時の状態を表わした断
面図、第8図は第7図の−線断面図である。
第9図は従来の収納ボツクスドア用のノブ取付構
造を第2図との対応によつて表わした断面図であ
る。 1……グローブボツクスドア本体、3……ドア
本体の開口部、10……ノブ、11……ノブのフ
ツク部、15……ノブの突起、20……トーシヨ
ンスプリング、20a,20b……トーシヨンス
プリングの各係止部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ドア本体の開口部からその内側にフツク部を挿
    通位置させた状態で回動可能に組付けられたノブ
    と、このドア本体及びノブのそれぞれに対して各
    係止部を係止させることによつてノブを常に一回
    転方向へ付勢するように機能するトーシヨンスプ
    リングとを備えた収納ボツクスドア用のノブ取付
    構造であつて、前記ノブの一部にその組付時にお
    いて前記トーシヨンスプリングのドア本体に対す
    る係止部を仮止め可能な突起を形成したことを特
    徴とする収納ボツクスドア用のノブ取付構造。
JP4666586U 1986-03-29 1986-03-29 Expired JPH0422675Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4666586U JPH0422675Y2 (ja) 1986-03-29 1986-03-29

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JP4666586U JPH0422675Y2 (ja) 1986-03-29 1986-03-29

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JPS62158070U JPS62158070U (ja) 1987-10-07
JPH0422675Y2 true JPH0422675Y2 (ja) 1992-05-25

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JP4666586U Expired JPH0422675Y2 (ja) 1986-03-29 1986-03-29

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5119971B2 (ja) * 2008-02-22 2013-01-16 スズキ株式会社 グローブボックスのノブの取付構造
FR2938581B1 (fr) * 2008-11-18 2010-11-12 Coutier Moulage Gen Ind Commande d'ouverture interieure pour porte pour vehicule automobile, et son procede d'assemblage
JP5969754B2 (ja) * 2011-10-31 2016-08-17 日本プラスト株式会社 可動部材の組付け構造

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