JPH04217346A - 半導体集積回路装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体集積回路装置およびその製造方法

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JPH04217346A
JPH04217346A JP40304890A JP40304890A JPH04217346A JP H04217346 A JPH04217346 A JP H04217346A JP 40304890 A JP40304890 A JP 40304890A JP 40304890 A JP40304890 A JP 40304890A JP H04217346 A JPH04217346 A JP H04217346A
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JP
Japan
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film
melting point
silicide film
high melting
point metal
Prior art date
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Pending
Application number
JP40304890A
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English (en)
Inventor
Masahiro Ishida
雅宏 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産上の利用分野】この発明は、コンタクト抵抗低減の
ための高融点金属シリサイド膜を有する半導体集積回路
装置およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図6ないし図8は従来の半導体集積回路
装置の製造方法を説明するための断面図である。シリコ
ン基板,配線もしくは抵抗用多結晶シリコン層などを含
む下地層1上にコンタクトの低抵抗化のための高融点金
属シリサイド(チタンシリサイド,白金シリサイド等)
層2を1500〜1600オングストロームの厚さに形
成する。そして、スパッタリング法あるいはCVD法に
より酸化膜3を高融点金属シリサイド層2上に約100
00オングストロームの厚さに形成し、その後、酸化膜
3上にポジあるいはネガ型のレジスト4を形成し、レジ
スト4をパターニングし、コンタクトホールを形成した
い領域に窓を設けると、図6に示すような構造が得られ
る。
【0003】次に、パターニングされたレジスト4をマ
スクとして酸化膜3にエッチングを施し、直径が1ミク
ロン内外のコンタクトホール6を形成する。この時、コ
ンタクトホール6の中心部の方が周辺部より多くエッチ
ングされるため、オーバーエッチが必要となる。酸化膜
3と高融点金属シリサイド膜2とのエッチングレートに
あまり差がないため、高融点金属シリサイド膜2の一部
もエッチングされ、図7に示すように高融点金属シリサ
イド膜2の膜厚が薄くなる。
【0004】次にレジスト4を除去し、コンタクトホー
ル6および高融点金属シリサイド膜2を介して下地層1
と電気的に接続されるようにアルミニウムシリコン配線
7を形成する。なお、アルミニウムシリコン配線7の厚
さは8000〜10000オングストロームにする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体集積回路
装置の製造方法は以上のようにして行われており、コン
タクトホール6の形成時オーバーエッチングの必要があ
り、高融点金属シリサイド膜2がエッチングされその膜
厚が薄くなり、アルミニウムシリコン配線7と下地層1
とのコンタクト抵抗が高くなるという問題点があった。
【0006】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、配線とのコンタクト抵抗の低い
半導体集積回路装置およびその製造方法を得ることを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体集
積回路装置は、下地層と、前記下地層上に形成された高
融点金属シリサイド膜と、前記高融点金属シリサイド膜
上に形成され、コンタクトホールを有する絶縁膜と、前
記コンタクトホール直下の前記高融点金属シリサイド膜
上に形成され、エッチングレートが低くかつ低抵抗であ
る低抵抗膜と、前記絶縁膜上に、前記コンタクトホール
直下の前記抵抗膜と前記高融点金属シリサイド膜を介し
て前記下地層と電気的に接続するように形成された配線
層とを備えている。
【0008】この発明に係る半導体集積回路装置の製造
方法は、下地層を準備する工程と、前記下地層上に高融
点金属シリサイド膜を形成する工程と、前記高融点金属
シリサイド膜上に絶縁膜を形成する工程と、前記高融点
金属シリサイド膜と前記絶縁膜との境界の所定領域にエ
ッチングレートが低くかつ低抵抗である低抵抗膜を形成
する工程と、前記絶縁膜にエッチングを施し、前記低抵
抗膜に達するよう前記所定領域の前記絶縁膜にコンタク
トホールを形成する工程と、前記コンタクトホール直下
の前記低抵抗層と前記高融点金属シリサイド膜を介して
前記下地層と電気的に接続するように配線層を形成する
工程とを備えている。
【0009】
【作用】この発明における低抵抗膜はエッチングレート
が低いので、高融点金属シリサイド膜がコンタクトホー
ル形成時にエッチングされにくく、また低抵抗なので配
線層と低抵抗層とのコンタクト抵抗も小さくて済む。
【0010】
【実施例】図1ないし図5は、この発明に係る半導体集
積回路装置の製造方法の一実施例を説明するための断面
図である。従来と同様にして下地層1上に高融点金属シ
リサイド膜2を、その上に酸化膜3を、さらにその上に
コンタクトホールを形成すべき領域に窓を有するように
パターニングされたレジスト4を形成し、図1に示す構
造を得る。
【0011】次に、パターニングされたレジスト4をマ
スクとしてタングステンイオン100をイオン注入する
。この時、イオンの注入エネルギーを調整し、図2のよ
うにタングステンイオン100が酸化膜3と高融点金属
シリサイド膜2との境界に注入されるようにする。イオ
ン注入時酸化膜3はダメージを受け、エッチングレート
が大きくなる。そして、酸化膜3と高融点金属シリサイ
ド膜2との境界に注入されたタングステンはシリサイド
化され、図3に示すように酸化膜3と高融点金属シリサ
イド膜2との境界にタングステンシリサイド膜5が形成
される。タングステンシリサイド膜5は酸化膜3に比し
エッチングレートが低い。また、比較的低抵抗である。
【0012】次に、レジスト4をマスクとして酸化膜3
にエッチングを施し、図4に示すようにコンタクトホー
ル6を形成する。酸化膜3のエッチング時、コンタクト
ホール6の中心部の方が周辺部より多くエッチングされ
るため、従来と同様オーバーエッチングが必要となる。 この時、タングステンシリサイド膜5は酸化膜3よりエ
ッチングレートが低いため従来のように高融点金属シリ
サイド膜2がエッチングされることがなくなる。また、
酸化膜3はイオン注入により損傷を受けているためエッ
チングされやすくなっている。このため、より速くコン
タクトホール6を形成することができる。
【0013】次に、レジスト4を除去し、図5に示すよ
うに酸化膜3上に、コンタクトホール6直下のタングス
テンシリサイド膜5と高融点金属シリサイド膜2を介し
て下地層1と電気的に接続されるようにアルミニウムシ
リコン配線層7を形成する。
【0014】このように、エッチングレートが低くかつ
低抵抗のタングステンシリサイド膜5を酸化膜3と高融
点金属シリサイド膜2との境界に形成したので、コンタ
クトホール6の形成時に高融点金属シリサイド膜2がエ
ッチングされることがなくなる。また、アルミニウムシ
リコン配線層7とタングステンシリサイド膜5とのコン
タクト抵抗も小さくて済む。その結果、アルミニウムシ
リコン配線層7をタングステンシリサイド膜5上に形成
した図5の構造において、下地層1とアルミニウムシリ
コン配線層7とのコンタクト抵抗は十分に小さいものを
実現できる。また、酸化膜3にエッチングを施すための
レジスト4を用いてイオン注入を行うようにしているの
で、イオン注入のためのマスク等を特別に設ける必要が
ない。
【0015】なお、上記実施例ではタングステンイオン
100をイオン注入する場合について説明したが、エッ
チングレートが低くかつ低抵抗である層を形成すること
できれば使用するイオンはタングステンイオンに限定さ
れず、また形成方法もイオン注入法に限定されない。
【0016】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、エッチ
ングレートが低くかつ低抵抗な低抵抗膜を設けているの
で、コンタクトホール形成時に高融点金属シリサイド膜
がエッチングされず、配線層と低抵抗層のコンタクト抵
抗も小さて済む。その結果、配線層と下地層のコンタク
ト抵抗が小さくなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る半導体集積回路装置の製造方法
を説明するための断面図である。
【図2】この発明に係る半導体集積回路装置の製造方法
を説明するための断面図である。
【図3】この発明に係る半導体集積回路装置の製造方法
を説明するための断面図である。
【図4】この発明に係る半導体集積回路装置の製造方法
を説明するための断面図である。
【図5】この発明に係る半導体集積回路装置の製造方法
を説明するための断面図である。
【図6】従来の半導体集積回路装置の製造方法を説明す
るための断面図である。
【図7】従来の半導体集積回路装置の製造方法を説明す
るための断面図である。
【図8】従来の半導体集積回路装置の製造方法を説明す
るための断面図である。
【符号の説明】
1  下地層 2  高融点金属シリサイド膜 3  酸化膜 4  レジスト 5  タングステンシリサイド膜 6  コンタクトホール 100  タングステンイオン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  下地層と、前記下地層上に形成された
    高融点金属シリサイド膜と、前記高融点金属シリサイド
    膜上に形成され、コンタクトホールを有する絶縁膜と、
    前記コンタクトホール直下の前記高融点金属シリサイド
    膜上に形成され、エッチングレートが低くかつ低抵抗で
    ある低抵抗膜と、前記絶縁膜上に、前記コンタクトホー
    ル直下の前記抵抗膜と前記高融点金属シリサイド膜を介
    して前記下地層と電気的に接続するように形成された配
    線層とを備えた半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】  下地層を準備する工程と、前記下地層
    上に高融点金属シリサイド膜を形成する工程と、前記高
    融点金属シリサイド膜上に絶縁膜を形成する工程と、前
    記高融点金属シリサイド膜と前記絶縁膜との境界の所定
    領域にエッチングレートが低くかつ低抵抗である低抵抗
    膜を形成する工程と、前記絶縁膜にエッチングを施し、
    前記低抵抗膜に達するよう前記所定領域の前記絶縁膜に
    コンタクトホールを形成する工程と、前記絶縁膜上に、
    前記コンタクトホール直下の前記低抵抗層と前記高融点
    金属シリサイド膜を介して前記下地層と電気的に接続す
    るように配線層を形成する工程とを備えた半導体集積回
    路装置の製造方法。
JP40304890A 1990-12-18 1990-12-18 半導体集積回路装置およびその製造方法 Pending JPH04217346A (ja)

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