JPH10125864A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH10125864A JPH10125864A JP9273083A JP27308397A JPH10125864A JP H10125864 A JPH10125864 A JP H10125864A JP 9273083 A JP9273083 A JP 9273083A JP 27308397 A JP27308397 A JP 27308397A JP H10125864 A JPH10125864 A JP H10125864A
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
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- H01L21/02—Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 キャパシタの下部電極やポリシリコン抵抗を
形成する第1ポリシリコン層パターンの抵抗値変動を大
幅に減少させることができ、かつ工程を簡単にすること
ができる半導体装置の製造方法を提供すること。 【解決手段】 第1ポリシリコン層13を形成した後、
バッファ酸化膜の形成を省略して、ボトム酸化膜15を
第1ポリシリコン層13上に形成し、このボトム酸化膜
15を介して第1ポリシリコン層13に不純物をイオン
注入した後、ボトム酸化膜15上に第1シリコン窒化膜
16を形成する。その後、第1シリコン窒化膜16とボ
トム酸化膜15および第1ポリシリコン層13をパター
ニングして、キャパシタの下部電極と誘電体膜、および
ポリシリコン抵抗とその上の絶縁膜を形成する。
形成する第1ポリシリコン層パターンの抵抗値変動を大
幅に減少させることができ、かつ工程を簡単にすること
ができる半導体装置の製造方法を提供すること。 【解決手段】 第1ポリシリコン層13を形成した後、
バッファ酸化膜の形成を省略して、ボトム酸化膜15を
第1ポリシリコン層13上に形成し、このボトム酸化膜
15を介して第1ポリシリコン層13に不純物をイオン
注入した後、ボトム酸化膜15上に第1シリコン窒化膜
16を形成する。その後、第1シリコン窒化膜16とボ
トム酸化膜15および第1ポリシリコン層13をパター
ニングして、キャパシタの下部電極と誘電体膜、および
ポリシリコン抵抗とその上の絶縁膜を形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体基板上にキ
ャパシタやポリシリコン抵抗を形成する工程を有する半
導体装置の製造方法に関する。
ャパシタやポリシリコン抵抗を形成する工程を有する半
導体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置においては、半導体基板上に
キャパシタを形成することが行われており、その際、キ
ャパシタの下部電極形成用ポリシリコンを用いて同時に
ポリシリコン抵抗を形成することも行われている。
キャパシタを形成することが行われており、その際、キ
ャパシタの下部電極形成用ポリシリコンを用いて同時に
ポリシリコン抵抗を形成することも行われている。
【0003】図5ないし図7は、半導体基板上にキャパ
シタとポリシリコン抵抗を形成する従来の方法を示す工
程断面図である。まず、図5(a)に示すように、シリ
コン基板11の表面に選択的にフィールド酸化膜12を
形成する。次に、フィールド酸化膜12上を含む基板1
1上の全面にポリシリコンを堆積させて第1ポリシリコ
ン層13を形成する。その後、図5(b)に示すよう
に、第1ポリシリコン層13上の全面にバッファ酸化膜
14を熱酸化成長させる。
シタとポリシリコン抵抗を形成する従来の方法を示す工
程断面図である。まず、図5(a)に示すように、シリ
コン基板11の表面に選択的にフィールド酸化膜12を
形成する。次に、フィールド酸化膜12上を含む基板1
1上の全面にポリシリコンを堆積させて第1ポリシリコ
ン層13を形成する。その後、図5(b)に示すよう
に、第1ポリシリコン層13上の全面にバッファ酸化膜
14を熱酸化成長させる。
【0004】次に、図5(c)に示すように、バッファ
酸化膜14を介して第1ポリシリコン層13に不純物イ
オンを注入する。その後、図6(a)に示すように、バ
ッファ酸化膜14を全面エッチングして除去する。
酸化膜14を介して第1ポリシリコン層13に不純物イ
オンを注入する。その後、図6(a)に示すように、バ
ッファ酸化膜14を全面エッチングして除去する。
【0005】次いで、図6(b)に示すように、第1ポ
リシリコン層13の上面全体にボトム酸化膜15を熱酸
化成長させ、さらにその上に図6(c)に示すようにシ
リコン窒化膜16を堆積させる。その後、シリコン窒化
膜16上に、キャパシタの下部電極と誘電体膜、および
ポリシリコン抵抗とその上の絶縁膜をパターニングする
ためのフォトレジストパターン17を形成する。
リシリコン層13の上面全体にボトム酸化膜15を熱酸
化成長させ、さらにその上に図6(c)に示すようにシ
リコン窒化膜16を堆積させる。その後、シリコン窒化
膜16上に、キャパシタの下部電極と誘電体膜、および
ポリシリコン抵抗とその上の絶縁膜をパターニングする
ためのフォトレジストパターン17を形成する。
【0006】次いで、フォトレジストパターン17をマ
スクとして、シリコン窒化膜16、ボトム酸化膜15お
よび第1ポリシリコン層13を図7(a)に示すように
パターニングすることにより、第1ポリシリコン層パタ
ーン13aからなるポリシリコン抵抗18とその上の絶
縁膜19(ボトム酸化膜パターン15aとシリコン窒化
膜パターン16aからなる)、および第1ポリシリコン
層パターン13aからなるキャパシタの下部電極とその
上の誘電体膜(ボトム酸化膜パターン15aとシリコン
窒化膜パターン16aからなる)を形成する。ただし、
図では、ポリシリコン抵抗部分のみを示し、キャパシタ
の下部電極部分は図示していない。
スクとして、シリコン窒化膜16、ボトム酸化膜15お
よび第1ポリシリコン層13を図7(a)に示すように
パターニングすることにより、第1ポリシリコン層パタ
ーン13aからなるポリシリコン抵抗18とその上の絶
縁膜19(ボトム酸化膜パターン15aとシリコン窒化
膜パターン16aからなる)、および第1ポリシリコン
層パターン13aからなるキャパシタの下部電極とその
上の誘電体膜(ボトム酸化膜パターン15aとシリコン
窒化膜パターン16aからなる)を形成する。ただし、
図では、ポリシリコン抵抗部分のみを示し、キャパシタ
の下部電極部分は図示していない。
【0007】その後、フォトレジストパターン17を除
去した後、ポリシリコン抵抗18およびキャパシタの下
部電極上を含む基板11上の全面に図7(a)に示すよ
うに第2ポリシリコン層20を形成する。そして、この
第2ポリシリコン層20を図示しないフォトレジストパ
ターンをマスクにパターニングすることにより、図示し
ないキャパシタの誘電体膜上にキャパシタの上部電極
(図示せず)を形成し、同時に図7(b)に示すように
基板11上などにゲート電極20aを形成する。
去した後、ポリシリコン抵抗18およびキャパシタの下
部電極上を含む基板11上の全面に図7(a)に示すよ
うに第2ポリシリコン層20を形成する。そして、この
第2ポリシリコン層20を図示しないフォトレジストパ
ターンをマスクにパターニングすることにより、図示し
ないキャパシタの誘電体膜上にキャパシタの上部電極
(図示せず)を形成し、同時に図7(b)に示すように
基板11上などにゲート電極20aを形成する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記のよう
な従来の製造方法では、キャパシタの下部電極あるいは
ポリシリコン抵抗18として使用される第1ポリシリコ
ン層パターン13aの抵抗値が大きく変動し、良好なキ
ャパシタの下部電極あるいはポリシリコン抵抗18を安
定して形成できない問題点があった。
な従来の製造方法では、キャパシタの下部電極あるいは
ポリシリコン抵抗18として使用される第1ポリシリコ
ン層パターン13aの抵抗値が大きく変動し、良好なキ
ャパシタの下部電極あるいはポリシリコン抵抗18を安
定して形成できない問題点があった。
【0009】この点を詳述すると、第1ポリシリコン層
パターン13aは、図8(a)に示す第1ポリシリコン
層13の全面形成、バッファ酸化膜14の熱酸化形成、
不純物のイオン注入工程、図8(b)に示すバッファ酸
化膜14のエッチング除去工程、図8(c)に示すボト
ム酸化膜15の熱酸化形成、シリコン窒化膜16の形成
工程、パターニング工程を経て形成されるが、図8
(a)に示すように、バッファ酸化膜14の形成の際、
下部の第1ポリシリコン層13に、大きさや場所が不規
則に粒界酸化31が生じる。そして、イオン注入後、バ
ッファ酸化膜14をエッチング除去すると、図8(b)
に示すように第1ポリシリコン層13に粒界酸化跡にピ
ット32が生じ、しかもこのピット32は前記エッチン
グによって前記粒界酸化31の大きさより大きく生じ、
その後、図8(c)に示すようにボトム酸化膜15を熱
酸化形成すると、第1ポリシリコン層13には、バッフ
ァ酸化膜14形成時より激しく不規則に粒界酸化33が
生じる。そして、この粒界酸化33により、第1ポリシ
リコン層パターン13aの抵抗値が、同一ウエハ内で、
あるいはウエハ別、ロット別で大きく変動することにな
る。
パターン13aは、図8(a)に示す第1ポリシリコン
層13の全面形成、バッファ酸化膜14の熱酸化形成、
不純物のイオン注入工程、図8(b)に示すバッファ酸
化膜14のエッチング除去工程、図8(c)に示すボト
ム酸化膜15の熱酸化形成、シリコン窒化膜16の形成
工程、パターニング工程を経て形成されるが、図8
(a)に示すように、バッファ酸化膜14の形成の際、
下部の第1ポリシリコン層13に、大きさや場所が不規
則に粒界酸化31が生じる。そして、イオン注入後、バ
ッファ酸化膜14をエッチング除去すると、図8(b)
に示すように第1ポリシリコン層13に粒界酸化跡にピ
ット32が生じ、しかもこのピット32は前記エッチン
グによって前記粒界酸化31の大きさより大きく生じ、
その後、図8(c)に示すようにボトム酸化膜15を熱
酸化形成すると、第1ポリシリコン層13には、バッフ
ァ酸化膜14形成時より激しく不規則に粒界酸化33が
生じる。そして、この粒界酸化33により、第1ポリシ
リコン層パターン13aの抵抗値が、同一ウエハ内で、
あるいはウエハ別、ロット別で大きく変動することにな
る。
【0010】本発明は、かかる従来技術の問題点を解決
するもので、その目的は、第1ポリシリコン層パターン
の抵抗値変動を減少させることにより、安定して歩留り
良く良好なキャパシタ下部電極やポリシリコン抵抗を形
成することができ、かつ工程の短縮を図ることができる
半導体装置の製造方法を提供することにある。
するもので、その目的は、第1ポリシリコン層パターン
の抵抗値変動を減少させることにより、安定して歩留り
良く良好なキャパシタ下部電極やポリシリコン抵抗を形
成することができ、かつ工程の短縮を図ることができる
半導体装置の製造方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、基板上の全面に第1ポリシリコン層を形成
する工程と、前記第1ポリシリコン層上に第1誘電物質
層を形成する工程と、前記第1誘電物質層を介して前記
第1ポリシリコン層に不純物をイオン注入する工程と、
前記第1誘電物質層上に第2誘電物質層を形成する工程
と、前記第2誘電物質層、前記第1誘電物質層ならびに
前記第1ポリシリコン層をパターニングして、これら3
層からなるパターンを形成する工程と、前記3層パター
ン上を含む前記基板上の全面に第2ポリシリコン層を形
成する工程と、前記第2ポリシリコン層をパターニング
する工程とを具備することを特徴とする半導体装置の製
造方法とする。
に本発明は、基板上の全面に第1ポリシリコン層を形成
する工程と、前記第1ポリシリコン層上に第1誘電物質
層を形成する工程と、前記第1誘電物質層を介して前記
第1ポリシリコン層に不純物をイオン注入する工程と、
前記第1誘電物質層上に第2誘電物質層を形成する工程
と、前記第2誘電物質層、前記第1誘電物質層ならびに
前記第1ポリシリコン層をパターニングして、これら3
層からなるパターンを形成する工程と、前記3層パター
ン上を含む前記基板上の全面に第2ポリシリコン層を形
成する工程と、前記第2ポリシリコン層をパターニング
する工程とを具備することを特徴とする半導体装置の製
造方法とする。
【0012】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して本発明に
よる半導体装置の製造方法の実施の形態を詳細に説明す
る。なお、以下の説明において、従来と同一部分には従
来と同一符号を付す。図1ないし図3は本発明の実施の
形態を示す工程断面図である。本発明の実施の形態で
は、まず、図1(a)に示すように、シリコン基板11
の表面に選択的にフィールド酸化膜12を形成する。次
に、フィールド酸化膜12上を含む基板11上の全面に
ポリシリコンを2000±200Åの厚さに堆積させて
第1ポリシリコン層13を形成する。その後、図1
(b)に示すように、第1ポリシリコン層13上の全面
に第1誘電物質層としてボトム酸化膜15を60〜80
Åの厚さに熱酸化形成する。
よる半導体装置の製造方法の実施の形態を詳細に説明す
る。なお、以下の説明において、従来と同一部分には従
来と同一符号を付す。図1ないし図3は本発明の実施の
形態を示す工程断面図である。本発明の実施の形態で
は、まず、図1(a)に示すように、シリコン基板11
の表面に選択的にフィールド酸化膜12を形成する。次
に、フィールド酸化膜12上を含む基板11上の全面に
ポリシリコンを2000±200Åの厚さに堆積させて
第1ポリシリコン層13を形成する。その後、図1
(b)に示すように、第1ポリシリコン層13上の全面
に第1誘電物質層としてボトム酸化膜15を60〜80
Åの厚さに熱酸化形成する。
【0013】次に、図2(a)に示すように、ボトム酸
化膜15を介して第1ポリシリコン層13に不純物イオ
ン(75AS+ )を70keV、2.0E15の濃度で
注入する。その後、図2(b)に示すように、ボトム酸
化膜15上の全面に第2誘電物質層としてシリコン窒化
膜16を200〜250Åの厚さに堆積させる。その
後、シリコン窒化膜16上に、キャパシタの下部電極と
誘電体膜、およびポリシリコン抵抗とその上の絶縁膜を
パターニングするためのフォトレジストパターン17を
形成する。
化膜15を介して第1ポリシリコン層13に不純物イオ
ン(75AS+ )を70keV、2.0E15の濃度で
注入する。その後、図2(b)に示すように、ボトム酸
化膜15上の全面に第2誘電物質層としてシリコン窒化
膜16を200〜250Åの厚さに堆積させる。その
後、シリコン窒化膜16上に、キャパシタの下部電極と
誘電体膜、およびポリシリコン抵抗とその上の絶縁膜を
パターニングするためのフォトレジストパターン17を
形成する。
【0014】次いで、フォトレジストパターン17をマ
スクとして、シリコン窒化膜16、ボトム酸化膜15お
よび第1ポリシリコン層13の3層を図3(a)に示す
ようにパターニングすることにより、第1ポリシリコン
層パターン13aからなるポリシリコン抵抗18とその
上の絶縁膜19(ボトム酸化膜パターン15aとシリコ
ン窒化膜パターン16aからなる)、および第1ポリシ
リコン層パターン13aからなるキャパシタの下部電極
とその上の誘電体膜(ボトム酸化膜パターン15aとシ
リコン窒化膜パターン16aからなる)を形成する。た
だし、図では、ポリシリコン抵抗部分のみを示し、キャ
パシタの下部電極部分は図示していない。
スクとして、シリコン窒化膜16、ボトム酸化膜15お
よび第1ポリシリコン層13の3層を図3(a)に示す
ようにパターニングすることにより、第1ポリシリコン
層パターン13aからなるポリシリコン抵抗18とその
上の絶縁膜19(ボトム酸化膜パターン15aとシリコ
ン窒化膜パターン16aからなる)、および第1ポリシ
リコン層パターン13aからなるキャパシタの下部電極
とその上の誘電体膜(ボトム酸化膜パターン15aとシ
リコン窒化膜パターン16aからなる)を形成する。た
だし、図では、ポリシリコン抵抗部分のみを示し、キャ
パシタの下部電極部分は図示していない。
【0015】その後、フォトレジストパターン17を除
去した後、ポリシリコン抵抗18およびキャパシタの下
部電極上(3層パターン上)を含む基板11上の全面に
図3(a)に示すように第2ポリシリコン層20を形成
する。そして、この第2ポリシリコン層20を図示しな
いフォトレジストパターンをマスクにパターニングする
ことにより、図示しないキャパシタの誘電体膜上にキャ
パシタの上部電極(図示せず)を形成し、同時に図3
(b)に示すように基板10上などにゲート電極20a
を形成する。
去した後、ポリシリコン抵抗18およびキャパシタの下
部電極上(3層パターン上)を含む基板11上の全面に
図3(a)に示すように第2ポリシリコン層20を形成
する。そして、この第2ポリシリコン層20を図示しな
いフォトレジストパターンをマスクにパターニングする
ことにより、図示しないキャパシタの誘電体膜上にキャ
パシタの上部電極(図示せず)を形成し、同時に図3
(b)に示すように基板10上などにゲート電極20a
を形成する。
【0016】その後は、前記フォトレジストパターンを
除去した後、図3(c)に示すように基板11上の全面
に絶縁膜21を形成し、コンタクトホールを開孔し、メ
タルの蒸着とエッチングを行って電極22を形成する。
除去した後、図3(c)に示すように基板11上の全面
に絶縁膜21を形成し、コンタクトホールを開孔し、メ
タルの蒸着とエッチングを行って電極22を形成する。
【0017】なお、以上の方法において、シリコン窒化
膜16形成後、その上に第3誘電物質層として酸化膜を
形成してもよい。
膜16形成後、その上に第3誘電物質層として酸化膜を
形成してもよい。
【0018】そして、以上の方法においては、ボトム酸
化膜15をイオン注入時のバッファ酸化膜として利用し
たので、バッファ酸化膜の形成と、バッファ酸化膜のエ
ッチング除去を省略することができ、工程が簡単にな
る。また、バッファ酸化膜を省略すれば、酸化膜の形
成、酸化膜のエッチング除去、酸化膜の形成を繰り返す
ことにより第1ポリシリコン層13中の粒界酸化がより
不規則により激しくなることを防止できるから、この第
1ポリシリコン層13で形成されるキャパシタの下部電
極とポリシリコン抵抗18(第1ポリシリコン層パター
ン13a)の抵抗値変動を小さくすることができる。
化膜15をイオン注入時のバッファ酸化膜として利用し
たので、バッファ酸化膜の形成と、バッファ酸化膜のエ
ッチング除去を省略することができ、工程が簡単にな
る。また、バッファ酸化膜を省略すれば、酸化膜の形
成、酸化膜のエッチング除去、酸化膜の形成を繰り返す
ことにより第1ポリシリコン層13中の粒界酸化がより
不規則により激しくなることを防止できるから、この第
1ポリシリコン層13で形成されるキャパシタの下部電
極とポリシリコン抵抗18(第1ポリシリコン層パター
ン13a)の抵抗値変動を小さくすることができる。
【0019】図4は、本発明の方法と従来の方法でキャ
パシタの下部電極を形成した場合の抵抗値の変動具合を
示す。R1は従来の方法を示し、抵抗値の変動幅が広
く、かつ全体的に単位面積当たりの抵抗が大きい。これ
に対して、R2の本発明の場合は、抵抗値の変動幅が狭
く、かつ単位面積当たりの抵抗が小さい。ただし、抵抗
値は第1ポリシリコン層に対する不純物イオン注入量に
より調節できる。
パシタの下部電極を形成した場合の抵抗値の変動具合を
示す。R1は従来の方法を示し、抵抗値の変動幅が広
く、かつ全体的に単位面積当たりの抵抗が大きい。これ
に対して、R2の本発明の場合は、抵抗値の変動幅が狭
く、かつ単位面積当たりの抵抗が小さい。ただし、抵抗
値は第1ポリシリコン層に対する不純物イオン注入量に
より調節できる。
【0020】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の半
導体装置の製造方法によれば、第1ポリシリコン層パタ
ーンの抵抗値変動を大幅に減少させて、良好なキャパシ
タ下部電極やポリシリコン抵抗、ひいては半導体素子を
安定して歩留り良く形成することができ、しかも工程の
短縮を図って工程の単純化および製造時間の短縮が可能
となる。
導体装置の製造方法によれば、第1ポリシリコン層パタ
ーンの抵抗値変動を大幅に減少させて、良好なキャパシ
タ下部電極やポリシリコン抵抗、ひいては半導体素子を
安定して歩留り良く形成することができ、しかも工程の
短縮を図って工程の単純化および製造時間の短縮が可能
となる。
【図1】本発明による半導体装置の製造方法の実施の形
態を示す工程断面図。
態を示す工程断面図。
【図2】同じく本発明の実施の形態を示し、図1に続く
工程を示す工程断面図。
工程を示す工程断面図。
【図3】同じく本発明の実施の形態を示し、図2に続く
工程を示す工程断面図。
工程を示す工程断面図。
【図4】本発明と従来の方法とによる抵抗値の変動具合
を示す特性図。
を示す特性図。
【図5】従来の製造方法を示す工程断面図。
【図6】同じく従来の方法を示し、図5に続く工程を示
す工程断面図。
す工程断面図。
【図7】同じく従来の方法を示し、図6に続く工程を示
す工程断面図。
す工程断面図。
【図8】従来の方法の問題点を説明するための断面図。
11 シリコン基板 13 第1ポリシリコン層 15 ボトム酸化膜 16 シリコン窒化膜 13a 第1ポリシリコン層パターン
Claims (4)
- 【請求項1】 基板上の全面に第1ポリシリコン層を形
成する工程と、 前記第1ポリシリコン層上に第1誘電物質層を形成する
工程と、 前記第1誘電物質層を介して前記第1ポリシリコン層に
不純物をイオン注入する工程と、 前記第1誘電物質層上に第2誘電物質層を形成する工程
と、 前記第2誘電物質層、前記第1誘電物質層ならびに前記
第1ポリシリコン層をパターニングして、これら3層か
らなるパターンを形成する工程と、 前記3層パターン上を含む前記基板上の全面に第2ポリ
シリコン層を形成する工程と、 前記第2ポリシリコン層をパターニングする工程とを具
備することを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の半導体装置の製造方法に
おいて、前記第1誘電物質層は酸化膜であり、前記第2
誘電物質層は窒化膜であることを特徴とする半導体装置
の製造方法。 - 【請求項3】 請求項1記載の半導体装置の製造方法に
おいて、前記第2誘電物質層の形成後、その上面に第3
誘電物質層を形成することを特徴とする半導体装置の製
造方法。 - 【請求項4】 請求項3記載の半導体装置の製造方法に
おいて、前記第3誘電物質層は酸化膜であることを特徴
とする半導体装置の製造方法。
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- 1996-10-14 KR KR1019960045702A patent/KR100200488B1/ko active IP Right Grant
-
1997
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- 1997-10-09 US US08/947,948 patent/US6130138A/en not_active Expired - Lifetime
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