JPH04215569A - 自動車車体のモジユール組付構造 - Google Patents

自動車車体のモジユール組付構造

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JPH04215569A
JPH04215569A JP40191990A JP40191990A JPH04215569A JP H04215569 A JPH04215569 A JP H04215569A JP 40191990 A JP40191990 A JP 40191990A JP 40191990 A JP40191990 A JP 40191990A JP H04215569 A JPH04215569 A JP H04215569A
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JP
Japan
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flange
opening
width direction
vehicle width
rocker
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JP40191990A
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Inventor
Tomoki Matsuzawa
智樹 松澤
Shigehiro Hayashi
茂弘 林
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車車体のモジユー
ル組付構造に係り、特に車体上部を構成するアツパモジ
ユールと車体下部を構成するアンダモジユールとから成
る自動車車体のモジユール組付構造に関する。
【0002】
【従来技術】従来、自動車車体のフロア及びボデーサイ
ドは、ルーフ、エンジンコンパートメント等と共に、閉
断面構造の各種強度部材を骨格部材としており、この骨
格部材に順次各種パネル材を接合してホワイトボデーを
構成し、これを塗装工程、組付工程に順次移送して最終
的に各種の機能部品、内装部品を組み付けるようにして
いる。
【0003】しかしながらこのホワイトボデーの組立及
び組付工程では、それぞれのメインラインにおいて前記
の要領で順次に組立作業が行われるため、メインライン
が長大化してそれだけ設備が大型化、拡大化してコスト
的に不利となる。また、フロア、ボデーサイドが予め構
成されてしまうと、組付工程でフロア内側、ボデーサイ
ド内側に各種部品を組付ける場合に、作業者がキヤビン
内に入り込んで、あるいはボデーサイドの車体開口部よ
り手作業で行わなければならず、多大な労力と時間とを
要してしまう。
【0004】これを改善する車体構造として、図9に示
される如く、車体をアンダモジユール(UDM)182
とアツパモジユール(UPM)184とに2分割し、こ
れらのUDM182とUPM184とを結合することに
より車体を構成する、所謂車体のモジユール組付構造が
本発明者によって実願平2−11741号で提案されて
いる。
【0005】図9に示される如く、この車体のモジユー
ル組付構造のUPM184においては、ドア開口部18
5のフロントピラー上部185A、ルーフレール部18
5B、リヤピラー部185C、センタピラー部185D
及びリヤホイルハウス部185Eの内周部に、開口内側
に向かって形成されたオープニングフランジ186が設
けられている。
【0006】しかしながら、この車体のモジユール組付
構造のUPM184においては、図10に示される如く
、フロントピラー下部UPM190のドア開口部内周フ
ランジ190Aは、車幅方向内側(第10図の右側)へ
向けて形成されており、UDM182のフロントピラー
下部UDM188のアツパモジユール接合面188Aに
接合されるようになっている。このため、フロントピラ
ー下部UPM190には、前記ドア開口部の内周部に開
口内側に向かって形成されたオープニングフランジ18
6と連続するオープニングフランジが無い。同様に図1
1に示される如く、UPM184のロツカUPM192
のドア開口部内周フランジ192Aは、車幅方向内側(
第11図の右側)へ向けて形成されており、UDM18
2のロツカUDM194のアツパモジユール接合面19
4Aに接合されるようになっている。このため、ロツカ
UPM192にも、前記オープニングフランジ186と
連続するオープニングフランジが無い。
【0007】従って、図9に示される如く、この車体の
モジユール組付構造のUPM184においては、ドア開
口部185のフロントピラー下部185F、ロツカ部1
85Gで、オープニングフランジ186が切断された構
造となっている。このため、これらのオープニングフラ
ンジ186の端部に応力が集中し易く、この部位が変形
し易いという不具合があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、アンダモジユールのドア開口部廻りの剛性を向上
することができる自動車車体のモジユール組付構造を得
ることが目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明は
、アンダボデーを構成しロツカ下部及びフロントピラー
前部を備えたアンダモジユールと、ルーフ廻り及びドア
開口部廻りを構成すると共にロツカ上部及びフロントピ
ラー後部を備えたアツパモジユールと、を組付けて車体
を構成する自動車車体のモジユール組付構造であって、
前記アツパモジユールのドア開口部の内周部に全周に渡
って連続的に設けられたオープニングフランジを有する
ことを特徴としている。
【0010】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、アツパモジユ
ールのドア開口部の内周部に全周に渡って連続的にオー
プニングフランジが設けられている。従って、従来構造
のようにオープニングフランジの端部に応力が集中する
ことによって、応力が集中した部位が変形することを防
止でき、アンダモジユールのドア開口部廻りの剛性を向
上することができる。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例を図1〜図8に従って説明
する。
【0012】なお、図中矢印FRは車体前方向を、矢印
UPは車体上方向を、矢印INは車幅内方を示す。
【0013】図1には本実施例に係る車体10が示され
ており、この車体10は、アツパモジユール(以下UP
Mと云う)12及びアンダーモジユール(以下UDMと
云う)16の2分割されたモジユールが結合されて構成
されている。
【0014】UPM12は、車体10のルーフパネル1
8、フロントピラー20、センタピラー22、リヤピラ
ー24、カウルアウタパネル26、リヤエンドパネル2
8、クオータパネル30、ホイールハウスアウタ部32
、ロツカ上部34、アツパバツクパネルUPM36等か
ら構成され、車体10の主にルーフ部、サイドボデー部
及びドア開口部38廻りを構成している。
【0015】一方、UDM16は、フロントフロアパネ
ル42、フロントサイドメンバ44、カウルインナパネ
ル46、フロントピラーインナロア48、リヤフロアパ
ン50、ホイールハウスインナパネル52、ロツカ下部
54、アツパバツクパネルUDM56等から構成されて
いる。
【0016】UPM12は、上記構成部材がスポツト溶
接等により予め結合されており、一方、UDM16も上
記構成部材がスポツト溶接等により予め結合されている
【0017】図2及び図3に示される如く、UPM12
のフロントピラー20の下部はフロントピラーアウタU
PM65、フロントドアヒンジリインフオースUPM6
7及びフロントピラーインナUPM69で構成されてい
る。
【0018】図4に示される如く、フロントピラーアウ
タUPM65は、車幅方向外側の立壁部65Aの前端部
が車幅方向外側へ屈曲されフランジ65Bとされている
。また、立壁部65Aの後端部は、車幅方向内側へ屈曲
され後壁部65Cとされており、この後壁部65Cの車
幅方向内側端部は、車体前方へ突出され段部65Dとさ
れている。また、段部65Dの車幅方向内側端部は車体
前後方向後側へ屈曲されフランジ65Eとされている。
【0019】フロントピラーアウタUPM65の立壁部
65Aの車幅方向内側には、フロントドアヒンジリイン
フオースUPM67の立壁部67Aが溶着されている。 立壁部67Aの前端部は車幅方向外側へ屈曲されフラン
ジ67Bとされて、フロントピラーアウタUPM65の
フランジ65Bに車体前後方向前側から溶着されている
。また、立壁部67Aの後端部は、車幅方向内側へ屈曲
され後壁部67Cとされており、この後壁部67Cはフ
ロントピラーアウタUPM65の後壁部65Cに車体前
後方向前側から溶着されている。後壁部67Cの車幅方
向内側端部は、車体前方へ突出され段部67Dとされて
おり、この段部67DはフロントピラーアウタUPM6
5の段部65Dに車体前後方向前側から溶着されている
。また、段部67Dの車幅方向内側端部は車体前後方向
後側へ屈曲されフランジ67Eとされており、このフラ
ンジ67EはフロントピラーアウタUPM65のフラン
ジ65Eに車幅方向内側から溶着されている。また、フ
ロントドアヒンジリインフオースUPM67の立壁部6
7Aには、車幅方向内側からフロントドアヒンジ71が
固着されている。
【0020】フロントドアヒンジリインフオースUPM
67の立壁部67Aの車幅内側方向には隙間を開けてフ
ロントピラーインナUPM69の立壁部69Aが位置し
ている。立壁部69Aの前部は車幅方向外側へ屈曲され
フランジ69Bとされており、フランジ69Bの車幅方
向外側端部は、車体前方へ突出され段部69Cとされて
いる。この段部69Cはフロントドアヒンジリインフオ
ースUPM67のフランジ67Bに、車体前後方向前側
から溶着されており、UDM16との結合部とされてい
る。立壁部69Aの後部は車幅方向内側へ屈曲されフラ
ンジ69Dとされている。このフランジ69Dは、フロ
ントドアヒンジリインフオースUPM67のフランジ6
7Dに、車体前後方向前側から溶着されており、UDM
16との結合部とされている。また、UPM12のフロ
ントピラー20の下部は車体上下方向に沿った閉断面構
造72とされている。
【0021】また、フランジ69Dの車幅方向内側端部
は車体前後方向後側へ屈曲され屈曲部69Eとされてお
り、この屈曲部69Eは、フロントドアヒンジリインフ
オースUPM67のフランジ67Eに車幅方向内側から
溶着されている。
【0022】従って、UPM12のフロントピラー20
の下部には、フロントピラーアウタUPM65のフラン
ジ65E、フロントドアヒンジリインフオースUPM6
7のフランジ67E、フロントピラーインナUPM69
の屈曲部69Eによって、ドア開口部38の内周部に、
開口内側に向けてオープニングフランジ73が形成され
ており、このオープニングフランジ73は、図示を省略
したフロントピラー20の上部からルーフレール部へ連
続するオープニングフランジと連結されている。
【0023】図3に示される如く、フロントピラーアウ
タUPM65、フロントドアヒンジリインフオースUP
M67及びフロントピラーインナUPM69の下端部は
夫々、車体前後方向後側へ向けて屈曲されている。また
、フロントドアヒンジリインフオースUPM67の屈曲
部には、車体前後方向に対して直角にバルクヘツド74
が一体的に形成されており、閉断面構造72(図2参照
)の下端部を閉塞している。
【0024】UPM12のロツカ上部34の上面部はロ
ツカアウタアツパパネル76で構成されており、ロツカ
アウタアツパパネル76は車体前後方向に沿って長手状
とされている。
【0025】図5に示される如く、ロツカアウタアツパ
パネル76の立壁部76Aの下端部は車幅方向外側へ屈
曲されフランジ76Bとされており、立壁部76Aの上
端部は車幅方向内側へ屈曲され上面76Cとされている
。この上面76Cの車幅方向内側端部は、車体上下方向
下側へ突出された段部76Dとされている。また、段部
76Dの車幅方向内側端部は車体上下方向上側へ屈曲さ
れフランジ76Eとされている。
【0026】図2に示される如く、ロツカアウタアツパ
パネル76の前端部76Fは、フロントピラーアウタU
PM65の後端部65Fに溶着されている。また、ロツ
カアウタアツパパネル76の車体上下方向下側には、ロ
ツカアウタアツパパネル76に沿ってロツカアウタロア
パネル78が配置されおり、ロツカ上部34の下面部を
構成している。
【0027】図5に示される如く、ロツカアウタロアパ
ネル78の立壁部78Aは、ロツカアウタアツパパネル
76の立壁部76Aの車幅方向内側に隙間を開けて略平
行に配置されている。立壁部78Aの下端部は車幅方向
外側へ屈曲されフランジ78Bとされている。フランジ
78Bの先端部は車体上下方向下側へ突出され段部78
Cとされている。この段部78Cはロツカアウタアツパ
パネル76のフランジ76Bに車体上下方向下側から溶
着されており、UDM16との結合部とされている。
【0028】立壁部78Aの上端部は車幅方向内側へ屈
曲されフランジ78Dとされており、このフランジ78
Dは、ロツカアウタアツパパネル76の段部76Dに車
体上下方向下側から溶着され、UDM16との結合部と
されいる。また、ロツカ上部34はロツカアウタアツパ
パネル76とロツカアウタロアパネル78とで車体前後
方向に沿った閉断面構造79とされている。
【0029】ロツカアウタロアパネル78のフランジ7
8Dの車幅方向内側端部は車体上下方向上側へ屈曲され
屈曲部78Eとされており、この屈曲部78Eは、ロツ
カアウタアツパパネル76のフランジ76Eに車幅方向
内側から溶着されている。また、図2に示される如く、
ロツカアウタロアパネル78の前端部78Fは、フロン
トピラーアウタUPM65の後端部65Fとフロントピ
ラーインナUPM69の後端部69Fとの間に溶着され
ている。
【0030】従って、UPM12のロツカ上部34には
、ロツカアウタアツパパネル76のフランジ76Eとロ
ツカアウタロアパネル78の屈曲部78Eとで、ドア開
口部38の内周部に、開口内側に向けてオープニングフ
ランジ75が形成されており、このオープニングフラン
ジ75は、フロントピラー20の下部のオープニングフ
ランジ73と連結されている。
【0031】図2に示される如く、UDM16のフロン
トピラーインナロア48はフロントピラーアウタフロン
トUDM81、フロントピラーアウタリアUDM82及
びフロントピラーインナUDM84で構成されている。
【0032】図4に示される如く、フロントピラーアウ
タフロントUDM81は、車幅方向外側の立壁部81A
の後端部が車幅方向外側へ屈曲されフランジ81Bとさ
れている。また、立壁部81Aの前端部は、車幅方向内
側へ屈曲され前壁部81Cとされており、この前壁部8
1Cの車幅方向内側端部は、車体前方へ屈曲されフラン
ジ81Dとされている。
【0033】フロントピラーアウタフロントUDM81
の車体前後方向後側にはフロントピラーアウタリアUD
M82が配置されている。フロントピラーアウタリアU
DM82の立壁部82Aの前部は車幅方向外側へ屈曲さ
れフランジ82Bとされている。また、フランジ82B
の車幅方向外側端部には、フロントピラーアウタフロン
トUDM81のフランジ81Bが車体前後方向前側から
溶着されている。
【0034】立壁部82Aの後端部は、車幅方向内側へ
屈曲され後壁部82Cとされており、UPM12との結
合部とされている。
【0035】フロントピラーアウタフロントUDM81
及びフロントピラーアウタリアUDM82の車幅方向内
側には、フロントピラーインナUDM84が配置されて
いる。フロントピラーインナUDM84の立壁部84A
の前端部はフランジ84Bとされており、このフランジ
84Bは、フロントピラーアウタフロントUDM81の
フランジ81Dに車幅方向内側から溶着されている。フ
ロントピラーインナUDM84の立壁部84Aの後端部
は、車幅方向内側へ屈曲されフランジ84Cとされてお
り。このフランジ84Cは、フロントピラーアウタリア
UDM82のフランジ82Cに車体前後方向後側から溶
着されており、UPM12との結合部とされている。
【0036】従って、フロントピラーアウタフロントU
DM81、フロントピラーアウタリアUDM82及びフ
ロントピラーインナUDM94によって車体上下方向に
沿った閉断面構造85が形成されている。
【0037】図2に示される如く、UDM16のロツカ
下部54はロツカアツパUDM86、ロツカロアアウタ
UDM88、ロツカリインフオースUDM90、ロツカ
ロアインナUDM92で構成されている。ロツカ下部5
4の前端部54Aは、フロントピラーインナロア部52
の下部に連結されている。
【0038】図5に示される如く、ロツカアツパUDM
86は、車幅方向外側の立壁部86Aの下端部が車幅方
向外側へ屈曲されフランジ86Bとされている。また、
外立壁部86Aの上端部は、車幅方向内側へ屈曲され上
面86Cとされており、UPM12との結合部とされて
いる。この上面86Cの車幅方向内側端部は、車体上下
方向下側へ屈曲され内立壁部86Dとされており、この
内立壁部86Dの下端部は車幅方向内側へ屈曲され、フ
ランジ86Eとされている。このフランジ86Eには、
フロアパネル94の車幅方向端部が車体上下方向上側か
ら溶着されている。
【0039】ロツカアツパUDM86の車体上下方向下
側にはロツカロアアウタUDM88が配置されている。 ロツカロアアウタUDM88の立壁部88Aの上端は車
幅方向外側へ屈曲されフランジ88Bとされている。こ
のフランジ88BはロツカアツパUDM86のフランジ
86Bの車幅方向外側端部に車体上下方向下側から溶着
されており、UPM12との結合部とされている。ロツ
カロアアウタUDM88の立壁部88Aの下部は車幅方
向内側へ屈曲され下面88Cとされており、この下面8
8Cの車幅方向内側端部は車体上下方向下側へ屈曲され
フランジ88Dとされている。
【0040】ロツカロアアウタUDM88の車幅方向内
側には、ロツカリインフオースUDM90が配置されて
いる。このロツカリインフオースUDM90の立壁部9
0Aの上端部は車幅方向外側へ屈曲されフランジ90B
とされており、ロツカアツパUDM86の上面86Cに
溶着されている。立壁部90Aの下端部はフランジ90
Cとされており、ロツカロアUDM88のフランジ88
Dに車幅方向内側から溶着されている。
【0041】従って、ロツカアツパUDM86、ロツカ
ロアアウタUDM88及びロツカリインフオースUDM
90によって、閉断面構造93が形成されている。
【0042】ロツカリインフオースUDM90の車幅方
向内側下部には、ロツカロアインナUDM92が配置さ
れている。ロツカロアインナUDM92の立壁部92A
の上端部は車幅方向内側へ屈曲されフランジ92Bとさ
ており、このフランジ92BはロツカアツパUDM86
のフランジ86Eに車体上下方向下側から溶着されてい
る。立壁部92Aの下端部は車幅方向内側へ屈曲され、
下壁部92Cとされており、この下壁部92Cの車幅方
向外側端部は下方へ屈曲されフランジ92Dとさている
。このフランジ92DはロツカリインフオースUDM9
0のフランジ90Cに車幅方向内側から溶着されている
【0043】従って、ロツカアツパUDM86、ロツカ
リインフオースUDM90及びロツカロアインナUDM
92によって閉断面構造96が形成されている。
【0044】図7に示される如く、UPM12のロツカ
アウタロアパネル78のフランジ78Eの後部には、車
体上下方向上側へ向けて、前部に対して後部が広幅とさ
れた略三角形の垂直フランジ78Fが形成されている。 この垂直フランジ78Fの後部には、スポツト溶着作業
用兼配線用の貫通穴79が穿設されている。また、ロツ
カ上部34の後端部には、ロツカアウタエクステシヨン
96が配置されており、このロツカアウタエクステシヨ
ン96は、ロツカ上部34の閉断面構造79を閉塞して
いる。
【0045】図6及び図7に示される如く、UPM12
のロツカ上部34の後端部には、ホイールハウスアウタ
部32の前端下部32Aが結合されている。このホイー
ルハウスアウタ部32の前端下部32Aのホイール側は
、ホイールハウスアウタパネル102で構成されている
。ホイールハウスアウタパネル102の車体前後方向前
端下部には、ガセツト104の後端部が溶着されており
、ガセツト104の立壁部104Aは車体前後方向後側
が広幅とされた略三角形とされている。
【0046】ガセツト104の立壁部104Aの下縁部
104Bは、ロツカアウタアツパパネル76の立壁部7
6Aの上端部に車幅方向外側から溶着されている。また
、ガセツト104の立壁部104Aの後端部は車幅方向
外側へ屈曲され、フランジ104Cとされており、この
フランジ104Cはホイールハウスアウタパネル102
の基部102Aに車体前後方向前側から溶着されている
【0047】ガセツト104の立壁部104Aの上端部
は車幅方向内側へ向けて略直角に屈曲されており、上面
部104Dとされている。この上面部104Dの車体前
後方向後端部は、車体上下方向上側へ屈曲されており、
フランジ104Eとされている。このフランジ104E
は、フランジ104Cと連結されており、ホイールハウ
スアウタパネル102の基部102Aに車体前後方向前
側から溶着されている。
【0048】ガセツト104の上面部104Dの車幅方
向内側端部は車体上下方向上側へ屈曲され、フランジ1
04Fとされており、このフランジ104Fはフランジ
104Eと連結されている。またフランジ104Fの後
端部は、ホイールハウスアウタパネル102のフランジ
102Bの車体前後方向前端下部に車体前後方向前側へ
向けて略三角形状に形成された突出部102Cの上縁部
に車幅方向外側から溶着されている。また、突出部10
2Cには、ロツカアウタロアパネル78のフランジ78
Eの垂直フランジ78Fの後端上部が車幅方向外側から
溶着されている。
【0049】ホイールハウスアウタパネル102の反ホ
イール側には、クオータパネル30が溶着されており、
クオータパネル30の車幅方向内側には、ドア開口部3
8の開口内側へ向けて突出されたフランジ30Aが形成
されている。このフランジ30Aは、ガセツト104の
フランジ104Fとホイールハウスアウタパネル102
のフランジ102Bとに車幅方向外側から溶着されてい
る。
【0050】従って、UPM12のロツカ上部34の後
端部では、クオータパネル30のフランジ30A、ホイ
ールハウスアウタパネル102のフランジ102B及び
ガセツト104のフランジ104Fとで、ドア開口部3
8の内周部に、開口内側に向けてオープニングフランジ
108が形成されており、このオープニングフランジ1
08は、図示を省略したリヤピラー24からルーフレー
ル部へ連続するオープニングフランジと連結されると共
に、ロツカ上部34のオープニングフランジ75と連結
されている。
【0051】図8に示される如く、UPM12のロツカ
上部34の車体前後方向略中央部の車体上下方向上側に
は、センタピラー22の下部22Aが溶着されている。
【0052】センタピラー22の下部22Aは、車幅方
向外側部を構成するセンタピラーアウタパネル110、
車幅方向内側部を構成するセンタピラーインナパネル1
12及びセンタピラーアウタパネル110とセンタピラ
ーインナパネル112との間に配置された、センタピラ
ーリインフオース114で構成されている。
【0053】センタピラーアウタパネル110の下部は
車体前後方向に末広がりとされており、車幅方向内側を
開口部とする断面略コ字状とされている。
【0054】センタピラーアウタパネル110の車幅方
向外側壁部110Aの下端部は、ロツカアウタアツパパ
ネル76の立壁部76Aに車幅方向外側から溶着されて
いる。また、センタピラーアウタパネル110の車体前
後方向前壁部110Bの下端部及び車体前後方向後壁部
110Cの下端部は、夫々ロツカアウタアツパパネル7
6の上面部に溶着されている。センタピラーアウタパネ
ル110の車体前後方向前壁部110Bの車幅方向外側
端部は、車体前後方向前側へ屈曲されており、フランジ
110Dとされている。また、センタピラーアウタパネ
ル110の車体前後方向後壁部110Cの車幅方向外側
端部は、車体前後方向後側へ屈曲されており、フランジ
110Eとされている。これらのフランジ110D、1
10Eにはセンタピラーインナパネル112のフランジ
112A、112B及びセンタピラーリインフオース1
14のフランジ114A、114Bが溶着されている。
【0055】従って、センタピラー22の下部22Aの
車体前後方向両端部では、センタピラーアウタパネル1
10のフランジ110D、110E、センタピラーイン
ナパネル112のフランジ112A、112B及びセン
タピラーリインフオース114のフランジ114A、1
14Bとで、ドア開口部38の内周部に、開口内側に向
けてオープニングフランジ116が形成されており、こ
のオープニングフランジ116は、図示を省略したセン
タピラー22の下部22Aからルーフレール部へ連続す
るオープニングフランジと連結されると共に、ロツカ上
部34のオープニングフランジ75と連結されている。
【0056】以下に本実施例の作用を説明する。本実施
例によれば、UPM12のドア開口部38のフロントピ
ラー20の下部には、フロントピラーアウタUPM65
のフランジ65E、フロントドアヒンジリインフオース
UPM67のフランジ67E、フロントピラーインナU
PM69の屈曲部69Eによって、ドア開口部38の内
周部に、開口内側に向けてオープニングフランジ73が
形成されており、このオープニングフランジ73は図示
を省略したフロントピラー20の上部からルーフレール
部へ連続するオープニングフランジと連結さいる。また
、UPM12のロツカ上部34のドア開口部38には、
ロツカアウタアツパパネル76のフランジ76Eとロツ
カアウタロアパネル78の屈曲部78Eとで、ドア開口
部38の内周部に、開口内側に向けてオープニングフラ
ンジ75が形成されており、このオープニングフランジ
75は、フロントピラー20の下部のオープニングフラ
ンジ73と連結されている。また、UPM12のロツカ
上部34の後端部では、クオータパネル30のフランジ
30A、ホイールハウスアウタパネル102のフランジ
102B及びガセツト104のフランジ104Fとで、
ドア開口部38の内周部に、開口内側に向けてオープニ
ングフランジ108が形成されており、このオープニン
グフランジ108は、図示を省略したリヤピラー24か
らルーフレール部へ連続するオープニングフランジと連
結されると共に、ロツカ上部34のオープニングフラン
ジ75と連結されている。また、センタピラー22の下
部22Aの車体前後方向両端部では、センタピラーアウ
タパネル110のフランジ110D、110E、センタ
ピラーインナパネル112のフランジ112A、112
B及びセンタピラーリインフオース114のフランジ1
14A、114Bとで、ドア開口部38の内周部に、開
口内側に向けてオープニングフランジ116が形成され
ており、このオープニングフランジ116は、図示を省
略したセンタピラー22の下部22Aからルーフレール
部へ連続するオープニングフランジと連結されると共に
、ロツカ上部34のオープニングフランジ75と連結さ
れている。
【0057】従って、UPM12のドア開口部38の内
周部には、全周に渡って連続的にオープニングフランジ
が設けられている。このため、従来構造のようにオープ
ニングフランジの端部に応力が集中することによって、
応力が集中した部位が変形するのを防止でき、UPM1
2のドア開口38部廻りの剛性を向上することができる
【0058】
【発明の効果】本発明は上記構成としたので、アンダモ
ジユールのドア開口部廻りの剛性を向上することができ
るという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る2分割された自動車車体のモジ
ユール組付構造を示す分解斜視図である。
【図2】本実施例に係る2分割された自動車車体のモジ
ユール組付構造のフロントピラー下部を示す車体後方外
側から見た斜視図である。
【図3】図2の一部分解斜視図である。
【図4】図2の4−4線断面図である。
【図5】図2の5−5線断面図である。
【図6】本実施例に係る2分割された自動車車体のモジ
ユール組付構造のロツカ後端部を示す車体前方外側から
見た斜視図である。
【図7】図7の一部分解斜視図である。
【図8】本実施例に係る2分割された自動車車体のモジ
ユール組付構造のセンタピラー下部を示す車体前方外側
から見た斜視図である。
【図9】従来例に係る2分割された自動車車体のモジユ
ール組付構造を示す分解斜視図である。
【図10】従来例に係る2分割された自動車車体のモジ
ユール組付構造のフロントピラー下部を示す車体上下方
向上側から見た断面図である。
【図11】従来例に係る2分割された自動車車体のモジ
ユール組付構造のロツカ部を示す車体前後方向後側から
見た断面図である。
【符号の説明】
10  車体 12  アツパモジユール(UPM) 16  アンダモジユール(UDM) 38  ドア開口部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  アンダボデーを構成しロツカ下部及び
    フロントピラー前部を備えたアンダモジユールと、ルー
    フ廻り及びドア開口部廻りを構成すると共にロツカ上部
    及びフロントピラー後部を備えたアツパモジユールと、
    を組付けて車体を構成する自動車車体のモジユール組付
    構造であって、前記アツパモジユールのドア開口部の内
    周部に全周に渡って連続的に設けられたオープニングフ
    ランジを有することを特徴とする自動車車体のモジユー
    ル組付構造。
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