JPH01111575A - 自動車の車体構造 - Google Patents

自動車の車体構造

Info

Publication number
JPH01111575A
JPH01111575A JP27144987A JP27144987A JPH01111575A JP H01111575 A JPH01111575 A JP H01111575A JP 27144987 A JP27144987 A JP 27144987A JP 27144987 A JP27144987 A JP 27144987A JP H01111575 A JPH01111575 A JP H01111575A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
under
floor
pillar
section
panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27144987A
Other languages
English (en)
Inventor
Toyokatsu Teranaka
寺中 豊勝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP27144987A priority Critical patent/JPH01111575A/ja
Publication of JPH01111575A publication Critical patent/JPH01111575A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動車の車体構造に係り、とりわけ、樹脂材で
軽量に構成される自動車の車体構造に関するものである
〔従来の技術〕
複数に分割したボディーパネルをねじ等によって組立る
ようにした車体構造として、例えば特開昭60−154
959号公報に記載された組立て式車両等がある。これ
は、3輪または4輪で支持される低床式のフレームの両
側に、ループ状に形成された左右のサイドボディの下縁
をそれぞれ分解可能に組付け、そのサイドボディの前後
部の内側にそれぞれフロントおよびリヤボディの両側を
分解可能に組付けるとともに、そのフロントおよびリヤ
ボディを上記のフレームにも分解可能に組付けている。
そして、左右のサイドボディの上縁を平板状のルーフの
両側縁にそれぞれ分解可能に組付け、その左右のサイド
ボディの前部と上縁との間の前傾斜縁には、ウィンドシ
ールドの両側縁を分解可能に組付けるようにしている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記した組立て式車両は、主としてゴルフ場などの閉鎖
地域内で使用される簡易車両であって、エンジン重量や
積載量も小さくかつ緩速で運転されることから、ホイー
ルベースも短いものでよい。
したがって、車体の強度や剛性はさほど必要とされず、
前記したような構造で充分使用に耐えるものである。し
かし、通常の道路を走行する車両にあっては、エンジン
itや積載量も大きくなり、かつ高速で運転されるため
、ホイールベースも長ぐなって、より大きな車体強度や
剛性が要求される。その一方で、軽量化のために、フロ
ア部材等に合成樹脂材を採用することができる車体構造
が望まれる。
本発明はこのような事情を考慮してなされ、車体下部を
構成するアンダー部材の強度と剛性が向上するとともに
、パネル部材の取付は剛性が向上するようにした自動車
の車体構造を提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の手段は、自動車の車体構造を、フロア部を有し
て合成樹脂で形成されるアンダー部材と、そのアンダー
部材に下端部が結合され、アーチ状に高剛性に形成され
るピラー部材と、そのピラー部材に接合固定され、車体
のアッパー部材を構成する車体パネルとにより構成した
ことである。
〔作   用〕
フロア部を有して合成樹脂で形成されるアンダー部材に
、アーチ状の高剛性に形成されたピラー部材の下端部が
接合されており、アンダー部材の強度と剛性の向上が図
られている。そして、そのピラー部材に車体のアッパー
部材を構成する車体パネルが接合固定されおり、充分な
取付は剛性が得られる。
〔発明の効果〕
本発明の自動車の車体構造は、フロア部を有して合成樹
脂で形成されるアンダー部材と、そのアンダー部材に下
端部が結合され、アーチ状に高剛性に形成されるピラー
部材と、そのピラー部材に接合固定され、車体のアッパ
ー部材を構成する車体パネルとにより構成したので、車
体下部を構成するアンダー部材の剛性と強度が向上する
とともにパネル部材の取付は剛性が向上する。
〔実 施 例〕
以下に本発明の自動車の車体構造を実施例に基づいて詳
細に説明する。
本例に示す自動車の車体構造は2シータのハツチバック
タイプのフロントエンジン車に採用され、以下のように
構成される。
第1図(a)はその分解組立図で、1はアンダーボディ
で、センターフロア2とトランクフロア3とからなるフ
ロア部が、フロントボディ4とともに合成樹脂材で一体
成形され、アンダー部材5を構成している。6.7はサ
イドパネル、8はルーフパネル、9はエンドパネルで、
これらがアッパー部材10を構成している。11はダッ
シュパネル、12はピラー部材、13はカウルアラシイ
、14はフレームである。
上記アンダー部材5におけるセンターフロア2の後部両
側のBピラー形成部相当位置に、ピラー部材12を接合
固定するためのハツト断面を有するピラー取付部15が
上方に突出して、後部のトランクフロア3の両側縁に連
続して一体に形成されている。このようなアンダー部材
5がボルト締結等によってフレーム14上に載置固定さ
れ、アンダーボディ1とフロントボディ4との間に、合
成樹脂材よりなるダッシュパネル11が介装固定される
ピラー部材12は金属材料もしくはCFRP材よりなり
、ハツト断面を有してアーチ状に形成され、高い剛性を
有している。そして、その雨下端部がアンダーボディ1
に形成されたピラー取付部15の内側に嵌まり込み、接
着とリベットの併用によって強固に接合固定される。
両サイドパネル6.7、ルーフパネル8およびエンドパ
ネル9等のアッパー部材10は金属材料よりなり、カウ
ルアラシイ13をダッシュパネル11の上に組付けた後
に、両サイドパネル6.7がアンダーボディlの両側面
およびピラー部材12の外側面に接合固定される。次い
で、ルーフパネル8とエンドパネル9が組付けられると
、第2図に示すような車体構造の組立が完了する。
第3図(a)は第2図におけるII−II線断面を示し
、外板であるルーフパネル8の内面に対してピラー部材
12のフランジ12aが接着固定され、閉断面16aが
形成されている。なお、リベットを併用する場合あるい
はスポット溶接を行う場合は、外観品質を考慮してリベ
ットやスポット溶接を施す個所を溝状に形成し、その部
分をモールで埋めるようにすればよい。第3図(b)は
■−■線断面を示し、内方に凸状に形成されたピラー部
材12が、外方に凸状に形成されたサイドパネル6との
間に閉断面16bを形成するように重合さ゛ れ、両フ
ランジ12aと6aがスポット溶接される。第3図(C
)はIV−IV線断面を示し、後車輪17のフェンダ−
18の直上部位では、サイドパネル6の下端フランジ6
bが、トランクフロア3の両側端のフランジ3aに接着
もしくはリベットの併用によって接合固定される。
このように構成される自動車の車体構造にあっては、高
剛性に形成されたピラー部材12によってアンダー部材
5の曲げおよび捩り強度と剛性が充分に補強されるとと
もに、このピラー部材12とアンダー部材5とによって
、サイドパネル6゜7やルーフパネル8が高剛性に支持
される。そのため、これらサイドパネル6.7やルーフ
パネル8の板厚をやや厚めのものとすることによって、
インナーパネル等を配置して形成される通常のモノコッ
クボディに劣らない強度と剛性を有する車体構造を、よ
り少い部品点数で軽量に形成することができる。
第1図(b)は異なる実施例に採用されるアッパーイン
ナー21で、合成樹脂材により一体成形され、サイドパ
ネル6.7やルーフパネル8等の外板を内側から補強す
るために、これらの外板との間に所定の間隙を有してピ
ラー部材12を挾み付けるように設けられる。ちなみに
、アッパーインナー21を採用した場合における第2図
の■−■線相当個所の断面は第4図(a)に示され、ア
ッパーインナー21の端縁部21aがピラー部材12の
内側面に接着固定され、閉断面16cが形成されている
。第2図のIV−IV線相当個所の断面は第4図(b)
に示され、アッパーインナー21のリヤサイドウィンド
22の開口周縁に形成されたフランジ21bがサイドパ
ネル6のフランジ6Cと接着固定される。第2図のV−
V線相当個所の断面は第4図(C)に示され、アッパー
インナー21の天井部の開口周縁に形成されたフランジ
21cがサイドパネル6の内面に接着固定され、リヤサ
イドウィンド22の開口周縁のフランジ21bの接合部
との間に閉断面16dが形成され、゛天井部の剛性が補
強されるようになっている。
第5図および第6図(a)〜(c)は、別の実施例を示
し、車体縦方向の曲げ強度と剛性をより向上させるため
に、フロアの両側に縦方向に連続する閉断面を形成した
もので、車体の耐久性の向上と振動や騒音の低減化等を
企図している。
車体構造の側面を示す第5図におけるVl−Vl線断面
は第6図(a)に示され、外方へ山形状に突出するサイ
ドパネル31の上下縁に形成されたフランジ31a、3
1bが、リベット34.35と接着剤の併用によってセ
ンタフロア32の端縁部32aに接合固定され、略三角
形状の閉断面33aが形成される。第5図に■−■線断
面は第6図(b)に示され、外方に凸状となっているサ
イドパネル31の前後縁に形成されたフランジ31C1
31dが、内方に凸状となってピラー部材12に嵌まる
ように形成されるキックアップフロア36の端縁部36
aを介してピラー部材12のフランジ12aにリベット
37.38と接着剤の併用によって接合固定され、矩形
状の閉断面33bが形成される。第5図の■−■線断面
は第6図(C)に示され、サイドパネル31の前後方向
に形成された内方に凸状のグループ31eと下縁のフラ
ンジ31fがトランクフロア39の端縁部39aにリベ
ット40.41と接着剤の併用によって接合固定され、
矩形状の閉断面33cが形成される。
ちなみに、上記の各閉断面33a〜33′cはフロア部
であるセンタフロア32、キックアップフロア36およ
びトランクフロア39の両側に沿って、縦方向に連続し
て形成される。なお、グループ31eにはモール42が
嵌装され、外観品質の向上が図られている。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の自動車の車体構造の一実施例に
おける分解組立図、第1図(b)は異なる実施例に採用
されるアッパーインナーの斜視図、第2図は組立が完了
した状態における車体構造の斜視図、第3図(a)〜(
c)は第2図におけるn−n線〜IV−rV線断面図、
第4図(a)〜(C)は異なる実施例における第2図の
■−■線〜■−■線相当個所の断面図、第5図は別の実
施例における車体構造の側面図、第6図(a)〜(C)
は第5図における■−■線〜■−■線断面図である。 2.3,32.36.39−m−フロア部(センターフ
ロア、トランクフロア、キックアップフロア)、5・−
アンダー部材、10−アッパー部材、12−ピラー部材
。 特許出願人   マ ツ ダ 株式会社代理人 弁理士
 吉相 勝俊(ほか1名)第1図(b) 第4図(a)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フロア部を有して合成樹脂で形成されるアンダー
    部材と、 上記アンダー部材に下端部が結合され、アーチ状に高剛
    性に形成されるピラー部材と、 上記ピラー部材に接合固定され、車体のアッパー部材を
    構成する車体パネルとにより構成されることを特徴とす
    る自動車の車体構造。
JP27144987A 1987-10-26 1987-10-26 自動車の車体構造 Pending JPH01111575A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27144987A JPH01111575A (ja) 1987-10-26 1987-10-26 自動車の車体構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27144987A JPH01111575A (ja) 1987-10-26 1987-10-26 自動車の車体構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01111575A true JPH01111575A (ja) 1989-04-28

Family

ID=17500181

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27144987A Pending JPH01111575A (ja) 1987-10-26 1987-10-26 自動車の車体構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01111575A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007253801A (ja) * 2006-03-23 2007-10-04 Mitsubishi Motors Corp 車両用のドア構造
WO2015056667A1 (ja) * 2013-10-15 2015-04-23 本田技研工業株式会社 自動車の車体構造
CN106182757A (zh) * 2015-05-27 2016-12-07 丰田自动车株式会社 车辆构件接合结构及车辆构件接合方法
US11597442B2 (en) 2020-02-17 2023-03-07 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle frame structure

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007253801A (ja) * 2006-03-23 2007-10-04 Mitsubishi Motors Corp 車両用のドア構造
WO2015056667A1 (ja) * 2013-10-15 2015-04-23 本田技研工業株式会社 自動車の車体構造
JP6044724B2 (ja) * 2013-10-15 2016-12-14 本田技研工業株式会社 自動車の車体構造
US9849920B2 (en) 2013-10-15 2017-12-26 Honda Motor Co., Ltd. Automobile body structure
CN106182757A (zh) * 2015-05-27 2016-12-07 丰田自动车株式会社 车辆构件接合结构及车辆构件接合方法
JP2016221999A (ja) * 2015-05-27 2016-12-28 トヨタ自動車株式会社 車両用部材の接合構造及び車両用部材の接合方法
CN106182757B (zh) * 2015-05-27 2018-09-18 丰田自动车株式会社 车辆构件接合结构及车辆构件接合方法
US10137940B2 (en) 2015-05-27 2018-11-27 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle member joining structure and vehicle member joining method
US11597442B2 (en) 2020-02-17 2023-03-07 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle frame structure

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4950025A (en) Automobile rear body structure
JPS6320278A (ja) 自動車の前部車体構造
US3697124A (en) Torsion resistant open end automobile body
JPH0411580A (ja) 自動車の車体前部構造
JPH01115780A (ja) 自動車の車体構造
JPH0733987Y2 (ja) サンドイッチ構造体からなる車両の車体構造
JPH10244963A (ja) 自動車の後部車体構造
JPS61166776A (ja) 小型車両の車体
JP2001191955A (ja) 自動車のカウルサイド部への補強構造
JPH01111575A (ja) 自動車の車体構造
JPH11291947A (ja) 自動車の車体構造
JP3370238B2 (ja) 自動車の車体構造
JPH01103586A (ja) 自動車の樹脂製車体構造
JPS6025301B2 (ja) 自動車の車体構造
JPH05162670A (ja) 自動車の車体構造及び車体組立方法
JPH04262974A (ja) 自動車の車体構造
JPS61169375A (ja) 車体構造
JPH09202143A (ja) サンルーフ付自動車のルーフ補強構造
JPH04362480A (ja) 自動車の車体組立方法
JPS6338140Y2 (ja)
JP2997332B2 (ja) 自動車の車体組立方法
JP3082587B2 (ja) 車両の後部車体構造
JPH06321139A (ja) 自動車の車体構造
JPH0453325Y2 (ja)
JPH019743Y2 (ja)