JP2018103808A - 車体側部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ロッカリインフォースをホイールアウタハウスまで延設せずに、なおかつ車体の剛性を維持し、コストも抑えることができる車体側部構造を提供する。【解決手段】 断面ハット形状の補強ブラケットが前記ロッカリインフォースとホイールハウスアウタの間に配設され、前記補強ブラケットの一端側面は、前記ホイールハウスアウタの側面に接合する接続片が形成され、前記補強ブラケットの上端縁部には、前記ホイールハウスアウタのオープニングフランジ部に接合する上端フランジ部が形成され、前記補強ブラケットの一端側上部は、前記上端フランジ部の上下方向途中位置まで突出され、突設された前記一端側上部の前端に前記ホイールハウスアウタの車体幅方向の縦壁面に対向し接合する一端側上部フランジ部が形成されたことを特徴とする車体側部構造。【選択図】図2

Description

本発明は車体側部構造に関するものであり、特にロッカ部からホイールハウスアウタにかけた部分の補強構造に関するものである。
自動車におけるドアの開口の下縁部は、車体全体の剛性を確保するために、サイドアウタパネルの内側にロッカリインフォースが設けられている。特許文献1(特開2008−273337号公報)には、断面ハット形状のロッカリインフォースが、サイドアウタパネル全長に渡って設けられている例が開示されている。また、特許文献1の車体側部構造では、サイドアウタパネルは、ロッカリインフォースのハット部(膨出部)に接合された構成となっている。
特開2008−273337号公報
特許文献1のように、サイドアウタパネル全長に渡ってロッカリインフォースを設けたとすると、サイドアウタパネルの端であるホイールハウスアウタまで配置することとなる。しかし、ロッカリインフォースをホイールハウスアウタまで延設すると、重量が増加する。また、ロッカリインフォースとホイールハウスアウタを接続するためには、ロッカリインフォースの端を複雑な形状に成型する必要があり、コストも高くなる。
また、サイドアウタパネルは断面ハット形状のロッカリインフォースのハット部(膨出部)に接続されている。したがって、ロッカリインフォースの下側は露出しており、意匠として制限を受けることとなっていた。
本発明は上記の課題に鑑みて想到されたものであり、ロッカリインフォースをホイールアウタハウスまで延設せずに、なおかつ車体の剛性を維持し、コストも抑えることができる車体側部構造を提供するものである。また、ロッカリインフォースは全幅に渡って装飾材で覆える構造でもある。
より具体的に本発明に係る車体側部構造は、
サイドアウタパネルのロッカ部車体内側に、前記ロッカ部の端位置まで断面ハット形状のロッカリインフォースが配設され、
前記サイドアウタパネル下端は、前記ロッカリインフォースのハット部に接合され、
前記サイドアウタパネルのロッカ部には、装飾用モール部材が配設される車体側部構造であって、
断面ハット形状の補強ブラケットが前記ロッカリインフォースとホイールハウスアウタの間に配設され、
前記サイドアウタパネルの下端は前記補強ブラケットのハット部に接合され、
前記補強ブラケットの一端側面は、前記ホイールハウスアウタの側面に接合する接続片が形成され、前記接続片を介して前記ホイールハウスアウタと接合され、
前記補強ブラケットの他端側面は、前記ロッカリインフォースと接合され、
前記補強ブラケットの上端縁部には、前記ホイールハウスアウタのオープニングフランジ部に接合する上端フランジ部が形成され、前記上端フランジ部を介して前記ホイールハウスアウタのオープニングフランジ部と接合され、
前記補強ブラケットの一端側上部は、前記上端フランジ部の上下方向途中位置まで突出され、突設された前記一端側上部の端部に前記ホイールハウスアウタの車体幅方向の縦壁面に対向し接合する一端側上部フランジ部が形成され、前記一端側上部フランジ部を介して前記ホイールハウスアウタの車体幅方向の縦壁面と接合されたことを特徴とする。
本発明に係る車体側部構造は、ロッカリインフォースをホイールハウスアウタまで、複雑な成形をして延設しなくても、ロッカリインフォースのホイールハウスアウタ側端部とホイールハウスアウタの間に開口を形成することなく、前後、左右方向の入力をせん断方向で受けることができるため、ホイールハウスアウタ後端部の剛性が向上し、操縦安定性が向上する。
また、ホイールハウスアウタのオープニングフランジ部の補強ができるため、スポット打点の耐久強度が向上する。
また、サイドアウタパネルの下端を短くできるので、重量低減とコスト低減を図ることができる。
また、装飾用モールが設定されるため、別部材である補強ブラケットを配設しても、見栄えが悪化しない。
本発明に係る車体側部構造の組み立て状態を示す図である。 図1(b)の一部拡大図である。 車体側部にサイドアウタパネルと装飾用モールを取り付けた状態を示す図である。 図3のA−A断面とB−B断面を示す図である。
以下に本発明に係る車体側部構造について図面を用いながら説明を行う。なお、以下の説明は本発明の一実施形態を例示するものであり、本発明は以下の説明に限定されない。したがって、以下の説明は本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて改変することができる。なお、本明細書において矢印Frは車体前方向を示し、矢印Rrは車体後方向を示すものとする。また、矢印Upは重力上方を表し、Dnは重力下方を表す。
図1に本発明に係る車体側部構造の分解図を示す。なお、本発明に係る車体側部構造は、前後どちらのホイールハウスにも適用できる。ここでは車体後部のホイールハウスで説明を続ける。
図1(a)を参照して、車体側部では、ロッカインナパネル38とホイールハウスアウタ32が接続されている。断面ハット形状のロッカリインフォース30は、ロッカインナパネル38と接合される。補強ブラケット10は、ロッカリインフォース30とホイールハウスアウタ32の間に配置され、ロッカリインフォース30とホイールハウスアウタ32をそれぞれ接続する。図1(b)は、ロッカインナパネル38とロッカリインフォース30が接合された状態を示している。
図2に図1(b)の一部拡大図を示す。補強ブラケット10は、基本的にハット部(膨出部)10hの両脇に縦壁10kを有し、縦壁10kの端にツバ部10jが形成されているハット形状をした部材である。しかし、各部との接合のための接合代が形成されており、単純なハット形状ではない。
補強ブラケット10の一端側面10aには、ホイールハウスアウタ32の側面32aに接続する接続片12が形成されている。したがって、接続片12はホイールハウスアウタ32の側面32aと接続される。
一方補強ブラケット10の他端側面10bは、ロッカリインフォース30の接続片30bと接続される。ロッカリインフォース30と補強ブラケット10は、予め接続されていてもよい。
補強ブラケット10の上端縁部10cには、ホイールハウスアウタ32のオープニングフランジ部32cに接合する上端フランジ部14が形成される。なお、上端フランジ部14は、補強ブラケット10のツバ部10jとみなしてもよい。そして、上端フランジ部14は、ホイールハウスアウタ32のオープニングフランジ部32cと接続される。すなわち、補強ブラケット10は、上端フランジ部14を介してホイールハウスアウタ32のオープニングフランジ部32cと接合される。
また、補強ブラケット10の一端側上部10dは、上端フランジ部14の上下方向途中位置まで突出される。図2において、点線Hは上端フランジ部14の最下点14zと同位面を表す。一端側上部10dは、この同位面Hから上方(矢印10t方向)に突設されているが、上端フランジ部14の最上点14tに至る途中まで突出されている。
そして、突設された一端側上部10dの端部にホイールハウスアウタ32の車体幅方向の縦壁面32dに対向し接合する一端側上部フランジ部16が形成される。そして、一端側上部フランジ部16は、ホイールハウスアウタ32の車体幅方向の縦壁面32dに接続される。したがって、補強ブラケット10は、一端側上部フランジ部16を介してホイールハウスアウタ32の車体幅方向の縦壁面32dと接合される。
以上のように、補強ブラケット10は、ホイールハウスアウタ32と、ロッカリインフォース30と接合されることで、車体の剛性を高めることができる。特にホイールハウスとロッカ部の接合部分の剛性が向上するので、操縦安定性の向上に寄与する。また、この周囲に剛性を向上させているので、周辺の他部材の板厚や材質強度を下げることもできる。
図3には、補強ブラケット10をホイールハウスアウタ32と、ロッカリインフォース30と接合した状態に、サイドアウタパネル20と装飾用モール部材22が装着された状態を示す。装飾用モール部材22は樹脂製の部材である。サイドアウタパネル20のロッカ部は、ロッカリインフォース30のハット部30h(ハット形状の膨出部をいう)に接続されている。また、サイドアウタパネル20の補強ブラケット10の部分では、補強ブラケット10のハット部10h(図2参照)と接続されている。
図4(a)には、図3のA−A断面を示し、図4(b)には、図3のB−B断面を示す。いずれの断面でもサイドアウタパネル20の下端は、ロッカリインフォース30のハット部30hおよび補強ブラケット10のハット部10hに接続されている。したがって、サイドアウタパネル20は高さ方向に短くてよく、重量およびコストの低減に寄与する。また、装飾用モール部材22がロッカ部の下方を覆っているので意匠的に特徴を有すると言える。
本発明に係る車体側部構造は、自動車のロッカ部の構造に好適に利用することができる。
10 補強ブラケット
10a 一端側面
10b 他端側面
10c 上端縁部
10d 前部上部
10h ハット部(膨出部)
10k 縦壁
10j ツバ部
10t 矢印
12 接続片
14 上端フランジ部
14t 最上点
14z 最下点
16 前部上部フランジ部
20 サイドアウタパネル
22 装飾用モール部材
30 ロッカリインホース
30b 接続片
30h ハット部
32 ホイールハウスアウタ
32a 側面
32c オープニングフランジ部
32d 後面
38 ロッカインナパネル

Claims (1)

  1. サイドアウタパネルのロッカ部車体内側に、前記ロッカ部の端位置まで断面ハット形状のロッカリインフォースが配設され、
    前記サイドアウタパネル下端は、前記ロッカリインフォースのハット部に接合され、
    前記サイドアウタパネルのロッカ部には、装飾用モール部材が配設される車体側部構造であって、
    断面ハット形状の補強ブラケットが前記ロッカリインフォースとホイールハウスアウタの間に配設され、
    前記サイドアウタパネルの下端は前記補強ブラケットのハット部に接合され、
    前記補強ブラケットの一端側面は、前記ホイールハウスアウタの側面に接合する接続片が形成され、前記接続片を介して前記ホイールハウスアウタと接合され、
    前記補強ブラケットの他端側面は、前記ロッカリインフォースと接合され、
    前記補強ブラケットの上端縁部には、前記ホイールハウスアウタのオープニングフランジ部に接合する上端フランジ部が形成され、前記上端フランジ部を介して前記ホイールハウスアウタのオープニングフランジ部と接合され、
    前記補強ブラケットの一端側上部は、前記上端フランジ部の上下方向途中位置まで突出され、突設された前記一端側上部の端部に前記ホイールハウスアウタの車体幅方向の縦壁面に対向し接合する一端側上部フランジ部が形成され、前記一端側上部フランジ部を介して前記ホイールハウスアウタの車体幅方向の縦壁面と接合されたことを特徴とする車体側部構造。

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