JPH04210957A - シクロペンテン化合物の製法 - Google Patents

シクロペンテン化合物の製法

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JPH04210957A
JPH04210957A JP3027582A JP2758291A JPH04210957A JP H04210957 A JPH04210957 A JP H04210957A JP 3027582 A JP3027582 A JP 3027582A JP 2758291 A JP2758291 A JP 2758291A JP H04210957 A JPH04210957 A JP H04210957A
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ジャン・メニヤン
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[00011
【発明の分野]この発明は、シクロペンテン化合物およ
びその製法、特に2−フェニル(低級)アルキルチ第1
−シクロペンテン−1−カルボキシアミド類およびその
対応するスルホキシド類並びにそれらの製造法に関する
。 [0002] 【先行技術】フランス国特許明細書第8022278号
に記載された4、5−トリメチレン−4−イソチアゾリ
ン−3−オン誘導体は、すぐれた抗菌および抗真菌活性
を呈し、ダラム陽性菌だけでなくダラム陰性菌、酵母菌
およびかびにも作用する化合物である。これらの化合物
は、実質的に式:
【4】 () (式中、R1は水素原子、1〜12個の炭素原子を有す
るアルキル基、3〜6個の炭素原子を有するアルケニル
基、3〜6個の炭素原子を有するシクロアルキル基、ハ
ロゲンで置換されていることもあるフェニル基またはハ
ロゲンで置換されていることもあるベンジル基である。 )に対応し、またその無機酸または有機酸との塩類も包
含する。 [0003]フランス国特許明細書第8022278号
によれば、4,5−トリメチレン−4−イソチアゾリン
3−オン誘導体(I)は、下記反応式によって製造され
る。
【化5】 (1) (2) この方法は最終収率の点では良い結果をもたらすが、工
業的実施に移行し難いという不都合さを有する。この方
法の第1段階、すなわち2−カルバモイルシクロペンタ
ノン(1)から出発して2−カルバモイルチオシクロペ
ンタノン(2)を得るためには、実際には硫化水素およ
び塩化水素ガスを用いなければならないため、これらの
物質を取扱う際の危険に加えて、状況次第でアミドの塩
酸塩の沈澱を生成し、反応の進行が不完全になる可能性
がある。 [0004]さらに中間体2−カルバモイルチオシクロ
ペンタノン(2)の閉環反応からなる第2段階は酸化ア
ルミニウム上に固定したメタ過ヨウ素酸ナトリウムの存
在下に行なわれるため、これらを多量に用いて行なう場
合この反応は特に危険なものとなる可能性がある。 [00051種々研究の結果、後記式(II)で表され
るシクロペンテン化合物が工業的有利に製造することが
出来、かつ4,5−トリメチレン−4−イソチアゾリン
3−オン誘導体(I)に容易に変換出来るところから、
該イソチアゾリノン誘導体(I)の大規模な生産に適し
た中間体であることが判明した。 [0006]
【発明の開示】従って、この発明は式
【6】 () (式中、nは0または1、R2はフェニル(低級)アル
キル基であり、R1は前記と同意義である。)で表され
るシクロペンテン化合物およびその製法に関するもので
ある。 [00071炭素原子1〜12個を有するアルキル基と
は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル
、イソブチル、t−ブチル、ヘキシル、オクチル、デシ
ル、ドテシルなどを包含するものと理解するべきである
。3〜6個の炭素原子を有するアルケニル基の具体例と
しては、特にアリル、2−ブテニルなどが挙げられる。 3〜6個の炭素原子を有するシクロアルキル基は、シク
ロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘ
キシルなどを含むと理解するべきである。ハロゲンで置
換されていることもあるフェニル基またはベンジル基の
具体例としては、フェニル、p−クロロフェニル、2.
4−ジクロロフェニル、ベンジル、p−クロロベンジル
、2,4−ジクロロベンジルなどがある。 [0008] 4.5−トリメチレン−4−イソチアゾ
リン−3−オン誘導体(I)の合成における中間体を構
成し得る式(II)のこの発明による化合物としては、
特に下記のものおよびこれらの化合物のスルホキシドが
挙げられる。 化合物番号              RI    
 R21)2−ベンジルチオ−1−シクロ     H
−CR2Cs Hsペンテン−1−カルボキシアミド 2) N−メチル−2−ベンジルチオ−−CH3CR2
C6H51−シクロペンテン−1− カルボキシアミド 3) N−エチル−2−ベンジルチオ−C2R5CR2
Ce Hsl−シクロペンテン−1− カルボキシアミド 4) N−ブチル−2−ベンジルチオ−nc4H9CH
2Cs Hsl−シクロペンテン−1− カルボキシアミド 5)N−t−ブチル−2−ベンジル    −C4H9
t   CH2C6H5チオ−1−シクロペンテン−1
− カルボキシアミド 6) N−イソプロピル−2−ベンジル   −C3H
7i   CH2C6H5チオ−1−シクロペンテン−
1− カルボキシアミド 7) N−ヘキシル−2−ベンジルチオ   −C6H
+ 3    CR2C6Hs−1−シクロペンテン−
1− カルボキシアミド 8) N−オクチル−2−ベンジルチオ   −ncs
H+7CH2C5Hs−1−シクロペンテン−1− カルボキシアミド 9) N−デシル−2−ベンジルチオ    −CIO
H21CH2C6H5−1−シクロペンテン−1− カルボキシアミド 10)N−ドデシル−2−ベンジルチオ   −CI2
H25CH2C6H5−1−シクロペンテン−1− カルボキシアミド 11)N−アリル−2−ベンジルチオ    −CH2
−CH=CH2−CH2C6H5−1−シクロペンテン
−1− カルボキシアミド 12)N−シクロへキシル−2−ペン    −Cs 
H+ lCH2Ce H5ジルチオ−1−シクロペンテ
ン −1−カルボキシアミド 13) N−p−クロロフェニル−2C6H4C1p 
    CH2C6H5ベンジルチオ−1−シクロペン テン−1−カルボキシアミド 14) N−p−クロロベンジル−2CH2C6H4C
1p   CH2C6Hsベンジルチオ−1−シクロペ
ン テン−1−カルボキシアミド 15) N−(2’、4’−ジクロロベンジル)   
 CH2C6H3CI2    CH2Cs Hs−2
−ベンジルチオ−1−シクロ ペンテン−1−カルボキシアミド [0009] この発明はまた前記式(I I)のシク
ロペンテン化合物の製造方法に関するものである。該シ
クロペンテン化合物(II)のうち、n=oの化合物は
下記反応式により表わされる2通りの合成方法によって
製造することが出来る。
【化7】 (3) (4) (5) (Alk=低級アルキル基) [001011番目の合成方法は、常温で撹拌しなから
2−カルバモイルシクロペンタノン(3)を酸性媒質、
好ましくは酢酸/p−トルエンスルホン酸の媒質中でフ
ェニル(低級)アルキルメルカプタン(チオール官能基
のα位に遊離プロトンを有する)により処理することか
らなるものである。出発物質の2−カルバモイルシクラ
ノン(3)は、ビショフらによる「ジュルナル・フユー
ル・プラクティシェ・ヘミ−J (J 、 F、 Pr
akt、  Chemie) 318巻773−778
頁(1976年)(ただしR+=H)に記載された方法
やフニッヒらによる「ヘミシェ・ベリヒテJ(Chem
、 Ber、 ) 95巻、926−936頁(196
2年)(ただしR1≠H)に記載された方法により得ら
れる。 [001112番目の合成方法は、酸性媒質中シクロペ
ンタノンカルボン酸アルキル(4)をフェニル(低級)
アルキルメルカプタンにより処理し、その反応液のまま
エステル官能基をけん化することにより式(5)で示さ
れる2−フェニルアルキルチオ−1−シクロペンテン−
1カルボン酸を80%より高い収率で得る。この成績体
を対応する酸塩化物に変換し、その反応液のまま、場合
によりトリエチルアミンの存在下、式RINH2を有す
る第1級アミンと反応させてアミド化する。トリエチル
アミンの不存在下で反応を行う際は、過剰の第1級アミ
ンを用いる。この2番目の合成方法は、シクロペンタノ
ンカルボン酸アルキル(4)のような使用しやすい物質
から出発して行なわれ、また式(5)の中間体はすぐれ
た収率で急速に式(II)(ただしR1基は種々の意味
を有する)で示される化合物に変換し得るので、特に好
ましい。 [0012] このようにして得られたn=0のシクロ
ペンテン化合物(II)を対応するn=1のシクロペン
テン化合物(II)に変換するには、前者に酸化剤を作
用させればよい。たとえば、前者に対し酸化剤としての
m−クロロ過安息香酸を作用させるか、または酸性媒質
中で過酸化水素を作用させればよい。この場合の反応は
、極性の大きなアミドに対してぎ酸中または極性の小さ
なアミドに対して約20%容量のぎ酸を含む塩化メチレ
ン混合物中で行うのが好ましい。 [0013] この発明で得られた式(I I)で示さ
れる2フエニル(低級)アルキルチオ−1−シクロペン
テン1−カルボキシアミドから出発して、前記式(I)
で示される4、5−トリメチレン−4−イソチアゾリン
−3オン誘導体を製造するには、前者をスルホキシドの
状態(すなわちn=1の化合物)で閉環反応に付すれば
よい。n=oのシクロペンテン化合物(II)をスルホ
キシドの状態にするには、上記したとおり前者に酸化剤
を作用させればよい。このようにして得られたスルホキ
シド状態のシクロペンテン化合物(■■)、すなわちn
=1の化合物の閉環反応は、好ましくは塩化チオニルの
ような酸ハロゲン化物の存在下、例えば塩化メチレンの
ような有機溶媒中で行なわれる。この結果、4,5−ト
リメチレン−4−イソチアゾリン−3−オン誘導体(I
)は、通常ハロゲン化水素酸塩(たとえば塩酸塩)の形
で得られ、このような塩は安定性に優れているので、特
別の貯蔵条件を用いなくても長期間保存され得る。上記
ハロゲン化水素酸塩を無機または有機塩基で処理するこ
とにより、4,5−トリメチレン−4−イソチアゾリン
−3オン誘導体(I)を塩基の形で遊離させることが出
来る。脂肪強親和性の塩酸塩の場合、塩化メチレン中塩
酸塩溶液を何回か水洗すれば充分塩酸と置き換えられる
。 [0014]前述の方法により下記の4,5−トリメチ
レン−4−イソチアゾリン−3−オン誘導体(I)が得
られる:4,5−)リメチレンー4−イソチアゾリンー
3オン、2−メチル−4,5−トリメチレン−4−イソ
チアゾリン−3−オン、2−エチル−4,5−トリメチ
レン−4−イソチアゾリン−3−オン、2−n−ブチル
4.5−トリメチレン−4−イソチアゾリン−3−オン
、2−t−ブチル−4,5−トリメチレン−4−イソチ
アゾリン−3−オン、2−イソプロピル−4,5−トリ
メチレン−4−イソチアゾリン−3−オン、2−n−ヘ
キシル−4,5−)−リメチレンー4−イソチアゾリン
3−オン、2−オクチル−4,5−トリメチレン−4イ
ソチアゾリン−3−オン、2−デシル−4,5−トリメ
チレン−4−イソチアゾリン−3−オン、2−ドデシル
−4,5−トリメチレン−4−イソチアゾリン−3オン
、2−アリル−4,5−トリメチレン−4−イソチアゾ
リン−3−オン、2−シクロへキシル−4,5−トリメ
チレン−4−イソチアゾリン−3−オン、2−pクロロ
フェニル−4,5−)リメチレンー4−イソチアゾリン
−3−オン、2−p−クロロベンジル−4,5−トリメ
チレン−4−イソチアゾリン−3−オン、2(2’、4
’−ジクロロベンジル)−4,5−トリメチレン4−イ
ソチアゾリン−3−オンなど。以下に実施例と参考例を
挙げて本発明を具体的に説明する。 [0015]
【実施例】実施例1 2−ベンジルチオ−1−シクロペンテン−1−カルボキ
シアミドおよびそのスルホキシドの製造〔式(II)に
おいてR]=HおよびR2=  CH2C6H5〕a)
2−ベンジルチオ−1−シクロペンテン−1−カルボキ
シアミド 常温で不活性雰囲気下酢酸2500cm3中シクロペン
タノン−2−カルボキシアミド381gおよびp−トル
エンスルホン酸(1水和物)570gを撹拌した溶液に
ベンジルメルカプタン360cm”を滴下する。次に反
応混合物を常温で一夜放置する。次いで溶液を減圧濃縮
し、水に注ぐ。得られたけん濁液に重炭酸ナトリウムを
加えることによりpH値約5にする。次いで生成物を濾
過し、2回水洗し、乾燥する。白色結晶の形で2−ペン
ジルチ第1−シクロペンテン−1−カルボキシアミド5
50gを得る。NMRのIHスペクトルは予想された構
造に対応する。 [0016]b)2−ベンジルスルフィニル−1−シク
ロペンテン−1−カルボキシアミドぎ酸2000cm3
中前記で得られた2−ベンジルチオ−1−シクロペンテ
ン1−力ルポキシアミド480gを0℃で撹拌した溶液
に30%過酸化水素水216cm3を滴下する。滴下終
了後、反応媒質を20ないし30℃の温度で撹拌する。 酸化反応の後、薄層クロマトグラフィー(CCM)にか
ける。全チオエーテルが対応するスルホキシドに変わっ
たとき、溶液を濃縮し、水に注ぐ。生成物が沈澱し、得
られたけん濁液に5Nソーダを加えて中和する。固体を
濾過し、数回水洗し、乾燥し、1リツトルのエーテルお
よび300cm3のアセトニトリルの混合物中で撹拌す
ることにより分離する。結晶を濾過し、乾燥すると白色
固体の形で2−ベンジルスルフィニル−1−シクロペン
テン1−カルボキシアミド450gが得られる。融点1
74℃。NMRのIHおよび赤外線スペクトルは予想さ
れた構造に対応する。 元素分析: C+ 3 Hl s NO2S計算値C:
62.62、H:6.06、N: 5.62、S:12
.86 実測値C:62.15、H:6.08、N:5.55、
S:1[0017]実施例2 N−メチル−2−ベンジルチオ−1−シクロペンテン1
−カルボキシアミドおよびそのスルホキシドの製造〔式
(II)においてRI=  CH3およびR2=  C
H2C6H5〕 a)2−ベンジルチオ−1−シクロペンテン−1−カル
ボン酸 2リツトルの無水アルコール中1リットルのベンジルメ
ルカプタンおよび1250kgのシクロペンタノンカル
ボン酸エチルを撹拌した溶液に塩化水素ガス流を通す。 反応は発熱性のものであるため塩化水素ガスの流量を調
節しながら温度を40℃より低く維持するように調整す
る。半時間後には300gの塩化水素酸を吸収している
。約1時間撹拌を続け、薄層クロマトグラフィー(CC
M)によりシクロペンタノンカルボン酸エチルがすべて
対応するチオエーテルに変わったことを確認する。次い
で2相の形成が認められるが、下方の相が縮合生成物と
一致する。次いで常温で1.5リツトルの水に溶かした
1kgの水酸化カリウムを入れる。反応媒質全体が均一
になり、CCMにおいて縮合生成物がすべて消えてしま
うまで混合物を70ないし75℃の温度に加熱するが、
これには約2時間を要する。次いで約O℃に冷却した混
合物に2リツトルの5N塩酸、次に2リツトルの水を加
える。生成した沈澱を濾過し、水の次に1リツトルの冷
アルコールで洗浄し、最後に減圧乾燥する。白色結晶の
形で1.6kgの2−ベンジルチオ−1−シクロペンテ
ン1−カルボン酸が得られる。融点233℃。 元素分析:Cl5HI402S 計算値C:66.63、H:6.02、O: 13.6
6、S:13、68、 実測値C:66.88、H: 5.97、O: 13.
90、S:13、59 [0018] b)N−メチル−2−ベンジルチオ−1
−シクロペンテン−1−カルボキシアミド 常温で不活性雰囲気下無水メチレンクロライド1.5リ
ツトル中前記で得られた2−ベンジルチオ−1−シクロ
ペンテン−1−カルボン酸234.32gを撹拌したけ
ん濁液に87cm3の三塩化燐を迅速に加える。加え終
わると、次に混合物を3時間30分還流する。0℃に冷
却後、酸塩化物が晶出し、得られたけん濁液に過剰量の
メチルアミン水溶液(40%溶液、375cm”)を加
える。 反応は弾発熱性である。加え終えて1時間後CCMにお
いて反応の完了を確認する。メチレンクロライドの相を
傾斜し、水洗し、硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減
圧留去する。冷却により結晶化した生成物を撹拌しなが
ら400cm”のエーテルに分散させる。N−メチル−
2ベンジルチオ−1−シクロペンテン−1−カルボキシ
アミドを濾過後、乾燥する。177gの粗アミドが得ら
れるが、NMRのIHスペクトルは予想された構造に対
応している。 [0019] c)N−メチル−2−ベンジルスルフィ
ニル1−シクロペンテン−1−カルボキシアミド不活性
雰囲気下O℃でメチレンクロライド1.5リツトル中前
記で得られたN−メチル−2−ベンジルチオ−1シクロ
ペンテン−1−カルボキシアミド166.3gを撹拌し
た溶液にm−クロロ過安息香酸132gを分割して加え
る。出発物質のチオエーテルが全部対応するスルホキシ
ドに変わったら、溶液を重亜硫酸ナトリウム水溶液で2
回、重炭酸ナトリウムで1回、次いで水により洗浄する
。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮する。300
cm3のトルエン中で得られた生成物を再結晶化するこ
とにより所望のスルホキシド81gを単離する。撹拌し
た濾液にイソプロピルエーテル7000m3を加え、新
たに70gのスルホキシドを回収する。N−メチル−2
ベンジルスルフィニル−1−シクロペンテン−1−カル
ボキシアミドは融点128℃の白色生成物である。NM
RのIHスペクトルは予想された構造に一致する。 元素分析: C+ 4 H+ 7 NO2S計算値C:
63.85、H:6.51、N: 5.32、o:12
.15、S:12.17 実測値C:63.78、H:6.46、N: 5.29
.0:12.40、S:12.01 [00201実施例3 N−エチル−2−ベンジルチオ−1−シクロペンテン1
−カルボキシアミドおよびそのスルホキシドの製造〔式
(II)においてR1=  C2HsおよびR2=  
CH2C6H5:] a)N−エチル−2−ベンジルチオ−1−シクロペンテ
ン1−カルボキシアミド 実施例2(b)記載と同様の方法にしたがい、実施例2
(a)で得られた2−ベンジルチオ−1−シクロペンテ
ン−1力ルボン酸234gを三塩化燐87cm3により
処理する。生成した酸塩化物に33%エチルアミン水溶
液600cm3を次に加える。次に有機相を実施例2(
b)と同様に処理して粗N−エチルー2−ペンジルチオ
シクロペンテン力ルポキシアミド189gを得、これを
トルエン中再結晶化する。こうして白色結晶152gを
単離するが、NMRのIHスペクトルは予想された構造
と一致している。 [00211b)N−エチル−2−ベンジルスルフィニ
ル1−シクロペンテン−1−カルボキシアミド前記で得
られたN−エチル−2−ベンジルチオ−1−シクロペン
テン−1−カルボキシアミド95gをぎ酸550Cm3
中過酸化水素水(110vo1.)37cm3により約
10℃の温度で処理する。反応終了時、反応媒質を実施
例2(C)と同様に処理する。粗スルホキシドを150
cm3のイソプロピルエーテル中で撹拌し、濾過し、乾
燥する。融点115℃の白色結晶形としてN−エチル−
2−ベンジルスルフィニル−1−シクロペンテン−1−
カルボキシアミド75gを得る。NMRのIHおよびI
Rスペクトルは予想された構造に一致している。 元素分析: C+ 5H+ 9 NO2S計算値C:6
4.95、H:6.90、N: 5.05.0:11.
54、 実測値C:64.95、Hニア、04、I’J:5.1
7、O:11.24 [0022]実施例4 N−ブチル−2−ベンジルチオ−1−シクロペンテン1
−カルボキシアミドおよびそのスルホキシドの製造〔式
(II)においてR+=n−C4H9およびR2=  
CH2C6H5:] a)N−ブチル−2−ベンジルチオ−1−シクロペンテ
ン1−力ルポキシアミド 実施例2(b)記載と同様の方法にしたがい、1.2リ
ツトルのメチレンクロライドに溶かした200gの実施
例2(a)で得られた2−ベンジルチオシクロペンテン
カルボン酸を55Cm3の三塩化燐により処理する。次
いで生成した酸塩化物に半時間で(n)ブチルアミン1
25cm”およびトリエチルアミン300cm3の混合
物を加える。次いで反応媒質を0℃に冷却し、強く撹拌
しながら2N塩酸400cm”を加える。有機相を傾斜
し、水洗し、硫酸マグネシウムで乾燥する。真空下溶媒
を濃縮した後、ベージュ色の強粘性固体の形で粗アミド
240gを得、NMR’Hスペクトルが予想された構造
に一致することを確認後直接これを次の段階で使用する
。 [0023] b)N−ブチル−2−ベンジルスルフィ
ニル1−シクロペンテン−1−カルボキシアミド実施例
3(b)記載と同様の方法にしたがい、ぎ酸1500c
m3中前記で得られたチオエーテル289gを過酸化水
素水(110vo1.) 102cm3により、温度を
20℃より低く維持するようにしながら処理する。同条
件で処理後、融点125℃の白色結晶の形でN−ブチル
−2−ベンジルスルフィニル−1−シクロペンテン−1
−カルボキシアミド210gを得る。IRおよびNMR
IHスペクトルは、理論上の構造に一致している。 元素分析:Cl7H23NO2S 計算値C:66.85、Hニア、 59、N:4.58
.0:10.47、S:10.49 実測値C:66.92、Hニア、 63、I’J:4.
62、O:10.59、S:10.40 [0024]実施例5 N−1−ブチル−2−ベンジルチオ−1−シクロペンテ
ン−1−カルボキシアミドおよびそのスルホキシドの製
造〔式(II)においてR+ = t  C4H9およ
びR2=  CH2−C6H5〕 a)N−t−ブチル−2−ベンジルチオ−1−シクロペ
ンテン−1−カルボキシアミド 無水メチレンクロライド600cm”中実施例2(a)
で得られた2−ベンジルチオシクロペンテンカルボン酸
75gのけん濁液に0℃で不活性雰囲気下圧塩化燐20
cm3をゆっくりと加える。次いで混合物を3時間還流
し、次に常温で一夜放置する。次いで0℃で撹拌しなが
らトリエチルアミン115cm3およびt−ブチルアミ
ン40.5cm3の混合物を加える。次いで反応混合物
を常温で1時間撹拌し、次に1.5リツトルの水に注ぐ
。有機相を傾斜し、2回水洗し、硫酸マグネシウムで乾
燥し、減圧濃縮する。NMRスペクトル(CDCl2)
が理論上の構造と一致している粗固体を得る。このアミ
ドを次の工程に用いる。 [0025] b)N−t−ブチル−2−ベンジルスル
フィニル−1−シクロペンテン−1−カルボキシアミド
メチレンクロライド500cm”およびぎ酸100 c
m3の混合物と前記生成物全量からなる溶液に0℃の温
度で撹拌子過酸化水素水(9,8N)31cm3をゆっ
くりと加える。 撹拌を0℃で3時間継続後、常温で一夜放置する。この
段階で全チオエーテルが対応するスルホキシドに変換さ
れたことをCCMにより確認する。次いで反応混合物を
1リツトルの水に注ぎ、メチレンクロライド相を傾斜し
、水洗し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮乾固する。 次いで得られた粗生成物を300cm3のトルエンで再
結晶する。融点154℃の白色結晶64.5gを得る。 元素分析:Cl7H23NO2S 計算値C:66.85、Hニア、59、N:4.59、
S:10.50 実測値C:66.79、Hニア、59、N:4.63、
S:10.66 [0026]実施例6 N−イソプロピル−2−ベンジルチオ−1−シクロペン
テン−1−カルボキシアミドおよびそのスルホキシドの
製造〔式(II)においてR1=i −C3H7および
R2=CH2C6Hs ) a)N−イソプロピル−2−ベンジルチオ−1−シクロ
ペンテン−1−カルボキシアミド 実施例2(b)記載と同様の操作方法により、実施例2
(a)で得られた2−ベンジルチオ−1−シクロペンテ
ン−1カルボン酸234.3gを87cm3の三塩化燐
で処理する。次いで、生成した酸塩化物にイソプロピル
アミン128cm3およびトリエチルアミン351cm
3からなる混合物を0℃で加える。加え終えた後撹拌を
1時間続け、次に2N塩酸200cm”を加える。メチ
レンクロライド相を傾斜し、再び2N塩酸200cm”
で洗浄し、次に2回水洗する。硫酸マグネシウムで乾燥
後、溶媒を減圧濃縮して粗アミドを得、NMR’Hスペ
クトルが理論上の構造と一致することを確認した後、こ
れを直接対応するスルホキシドに酸化する。 [0027] b)N−イソプロピル−2−ベンジルス
ルフィニル−1−シクロペンテン−1−カルボキシアミ
ド実施例3(b)記載と同じ手順により、前記で得られ
たチオエーテルを1.5リツトルのぎ酸に溶解し、約1
0℃の温度で過酸化水素水(110vo1.)97cm
3により処理する。反応終了後、過剰の過酸化水素水を
消すためにチオスルフェートを加える。ぎ酸を濃縮後実
施例3(b)記載と同じ方法にしたがい処理する。得ら
れた固体をイソプロピルエーテルで再結晶後、アセトニ
トリルで洗浄する。こうして融点158℃の白色結晶の
形で162gのN−イソプロピル−2−ベンジルスルフ
ィニル−1−シクロペンテン−1−カルボキシアミドを
得る。IRおよびNMRスペクトルは理論上の構造と一
致する。 元素分析: C+ e R21NO2S計算値C:65
.94、Hニア、 26、N:4.81.0:10.9
8、S:11.OO 実測値C:65.36、Hニア、 29、N:4.74
、o:11.40、S:10.82 [0028]実施例7 N−へキシル−2−ベンジルチオ−1−シクロペンテン
1−力ルポキシアミドおよびそのスルホキシドの製造〔
式(II)においてR1=n−CeL3およびR2= 
 CH2C6H5:] a)N−へキシル−2−ベンジルチオ−1−シクロペン
テン−1−カルボキシアミド 実施例2(a)で得られた2−ベンジルチオ−1−シク
ロペンテンカルボン酸234.3gを1.5リツトルの
メチレンクロライド中で撹拌したけん濁液を75cm3
の三塩化燐により処理する。3時間還流した後、混合物
を0℃に冷却する。次いでヘキシルアミン159cm3
およびトリエチルアミン351Cm3の混合物を滴下す
る。滴下終了後混合物を3時間常温で撹拌し、次に2N
塩酸、続いて水で洗浄する。有機相を硫酸マグネシウム
で乾燥し、濾過し、濾液を減圧濃縮する。スペクトルが
理論上の構造と一致する粘稠性液体を得る。 [0029] b)N−ヘキシル−2−ベンジルスルフ
ィニル−1−シクロペンテン−1−カルボキシアミド1
リツトルのぎ酸中で254gの前記生成物を撹拌した溶
液を0℃に冷却する。次いで75cm3の過酸化水素水
をゆっくりと加える。加え終えた後、反応媒質をさらに
2時間撹拌し、次に常温で一夜放置する。ぎ酸を真空濃
縮により除去する。得られた液体を1リツトルのメチレ
ンクロライドに溶解する。この溶液を希ソーダ、続いて
水で洗浄し、最後に硫酸マグネシウムで乾燥する。これ
を濃縮し、次にシリカゲルカラムに通す。所望の生成物
をメチレンクロライド、酢酸エチルおよびメタノールの
混合物で溶離する。溶離液相を濃縮後、融点70℃で白
色結晶形のスルホキシド210gを得る。 元素分析:Cl9H27NO2S 計算値C:68.43、H:8.16、N:4.20、
S:9゜1 実測値C:6g、51、H:8.22、N:4.15、
S:9゜3
【0030】実施例8 N−オクチル−2−ベンジルチオ−1−シクロペンテン
1−力ルポキシアミドおよびそのスルホキシドの製造〔
式(II)においてR1= Cs H+ 7およびR2
=  CR2C6H5〕 a)N−オクチル−2−ベンジルチオ−1−シクロペン
テン−1−カルボキシアミド 6リツトルのメチレンクロライドに実施例2(a)で得
られた2−ベンジルチオ−1−シクロペンテン−1−カ
ルボン酸1kgを撹拌したけん濁液に不活性雰囲気下三
塩化燐275cm”を滴下する。次に混合物を3時間ジ
クロロメタンの還流温度に加熱し、均一にする。この段
階でCCMにより酸が対応する酸塩化物に変えられたこ
とを確認する(予め反応混合物約0.5cm”を取り、
2cm”の無水メタノールに注ぎ、次に生成してメチル
エステルを板の上に置く)。次に混合物を0℃に冷却す
ると酸塩化物が晶出するが、強く撹拌しながら約半時間
で温度を20℃より低く維持してオクチルアミン850
cm3およびトリエチルアミン1.5リツトルの混合物
を加える。反応媒質が次第に均一となると、混入終了後
約1時間常温で放置する。CCMにより反応が終了した
ことを確認する。 0℃に冷却した混合物に、次いで2リツトルの2N塩酸
を加える。有機相を傾斜し、3回水洗し、硫酸マグネシ
ウムで乾燥し、溶媒を減圧濃縮する。粘稠性液体の形で
得られた粗アミドを10リツトルのヘキサンに撹拌しな
がら注ぐ。得られた乳液を0℃に冷却する。生成物がベ
ージュ色の強粘性固体の形で晶出する。これを濾過し、
乾燥する。こうして1.3kgのN−オクチル−2−ベ
ンジルチオ−1−シクロペンテン−1−カルボキシアミ
ドを得、これを直接衣の工程で使用する。 [00311b)N−オクチル−2−ベンジルスルフィ
ニル−1−シクロペンテン−1−カルボキシアミド2.
8kgのN−オクチル−2−ベンジルチオ−1−シクロ
ペンテン−1−カルボキシアミドを11リツトルのメチ
レンクロライドおよび2.5リツトルのぎ酸からなる混
合物に溶かしたものを785cm”の過酸化水素水(1
10vo1.)により処理する。周囲温度で2時間反応
混合物の撹拌を続ける。次いで撹拌しながら10リツト
ルの水を加える。有機相を傾斜し、重炭酸ナトリウム、
次いで水で洗浄し、次に硫酸マグネシウムで乾燥する。 実施例3(b)と同様に粗スルホキシドを処理後、融点
81℃で白色結晶生成物形のN−オクチル−2−ベンジ
ルスルフィニル−1−シクロペンテン−1−カルボキシ
アミド1.6kgを得る。 元素分析: C21H31NO2S 計算値C:69.76、H:8.64、N: 3.87
.0:8゜85、S:8.87 実測値C:69.81、H:8.60、N: 3.86
、o:9゜01、S:8.83 [0032]実施例9 N−デシル−2−ベンジルチオ−1−シクロペンテン1
−力ルポキシアミドおよびそのスルホキシドの製造〔式
(II)においてR+ = C1o H2] (n)お
よびR2=  CH2C6H5〕 a)N−デシル−2−ベンジルチオ−1−シクロペンテ
ン1−力ルポキシアミド メチレンクロライド600cm5中実施例2(a)で得
られた2−ベンジルチオシクロペンテンカルボン酸77
gを0℃で撹拌して得たけん濁液に三塩化燐20cm3
を滴下する。滴下終了後、反応媒質を3時間還流し、次
に常温で一夜放置する。次いで0℃の温度で、80cm
”の(n)デシルアミンおよび110cm”のトリエチ
ルアミンからなる混合物を反応媒質にゆっくりと加える
。次いで、混合物を常温で3時間撹拌し、次に1リツト
ルの氷水に注ぐ。有機相を傾斜し、2回水洗し、硫酸ナ
トリウムで乾燥する。溶媒を真空濃縮により除去する。 常温で130gの粘稠性液体を得るが、80MHzのN
MRIHスペクトルは理論上の構造と一致している。 [0033] b)N−デシル−2−ベンジルスルフィ
ニル1−シクロペンテン−1−カルボキシアミド前記ア
ミド120g、メチレンクロライド350cm”および
ぎ酸90cm3からなる混合物を0℃で撹拌する。次い
で過酸化水素水(9,8N) 32.5cm”を加え、
撹拌を0℃で1時間続け、次に常温で3時間続ける。混
合物を水500cm”に注ぐ。有機相を傾斜し、10%
の重炭酸ナトリウム水溶液次いで水により洗浄し、硫酸
マグネシウムで乾燥する。溶媒を真空濃縮により除去す
る。得られた生成物を沸騰させたイソプロピルエーテル
200cm3中骨炭で処理する。溶液を濾過し、ヘキサ
ン250cm3を加え、得られた混合物を一20℃にす
る。晶出した生成物を濾過し、乾燥する。融点65℃の
白色結晶50gを得る。 元素分析: C23H35NO2S 計算値Cニア o、 90、H:9.05、N: 3.
60、S:8.23 実測値Cニアo、50、H:9.08、N: 3.57
、S:8.17 [0034]実施例1O N−ドデシル−2−ベンジルチオ−1−シクロペンテン
1−カルボキシアミドおよびそのスルホキシドの製造[
式(II)においてR1=Cl2H25およびR2= 
−CH2C6H5] a)N−ドデシル−2−ベンジルチオ−1−シクロペン
テン−1−カルボキシアミド メチレンクロライド400Cm3中実施例2(a)で得
られた2−ベンジルチオ−1−シクロペンテン−1−カ
ルボン酸100gを三塩化燐27.45cm3により処
理する。加え終えた後、反応混合物を3時間30分還流
する。この段階で全部の酸が変換され、媒質は均一にな
る。得られた酸塩化物に温度を0℃より低く維持しなが
ら(n)ドデシルアミン95g、トリエチルアミン15
0cm3および無水メチレンクロライド400cm3か
らなる混合物を加える。反応終了時2N塩酸200cm
”を加える。有機相を傾斜し、塩酸および水で洗浄後、
硫酸マグネシウムで乾燥し、真空濃縮すると、粘稠性液
体の形でN−ドデシル−2−ベンジルチオ−1−シクロ
ペンテン−1−カルボキシアミドを得、これを直接対応
するスルホキシドに酸化する。 [0035] b)N−ドデシル−2−ベンジルスルフ
ィニル−1−シクロペンテン−1−カルボキシアミドメ
チレンクロライド800Cm3およびぎ酸200C■3
の混合物中前記で得られたチオエーテルを0℃で38.
5℃m3の過酸化水素水(110vo1.)により処理
する。反応終了後混合物を水500cm3に注ぎ、有機
相を傾斜する。実施例6(b)と同じ条件で処理後、粘
稠性液体を単離し、ヘキサン800cm3およびイソプ
ロピルエーテル200cm3の混合物で結晶化する。融
点68℃で白色結晶形のNドデシル−2−ベンジルスル
フィニル−1−シクロペンテン−1−カルボキシアミド
102gを得る。IRおよびNMRIHスペクトルは理
論上の構造と一致する。 元素分析: C25H39NO2S 計算値Cニア1.89、H:9.41、N:3.35、
oニア。 66、Sニア、68 実測値Cニア1.93、H:9.35、N: 3.38
.0ニア。 66、Sニア、55 [0036]実施例11 N−アリル−2−ベンジルチオ−1−シクロペンテン1
−力ルポキシアミドおよびそのスルホキシドの製造[式
(II)においてR+=アリルおよびR2=  CH2
C6H5] a)N−アリル−2−ベンジルチオ−1−シクロペンテ
ン1−カルボキシアミド メチレンクロライド300cm5中実施例2(a)で得
られた2−ベンジルチオシクロペンテンカルボン酸55
gの懸濁液を三塩化燐16cm”により処理する。加え
終えた後、混合物を3時間還流する。次いで0℃の温度
で撹拌しながらトリエチルアミン82cm3およびアリ
ルアミン22.5cm3の混合物を加える。次に混合物
を常温で一夜放置する。1リツトルの氷水に注ぎ、メチ
レンクロライド相を傾斜し、2回水洗し、硫酸ナトリウ
ムで乾燥し、次に濃縮する。粘稠性液体の形で得られた
生成物を7000m3のエチルエーテルに溶解し、得ら
れた溶液を骨炭で処理する。これを濾紙により濾過し、
溶媒を蒸発させる。N−アリル−2−ベンジルチオ−2
−シクロペンテン−1−カルボキシアミドを濃黄色液体
の形で得、これを直接スルホキシドの合成に使用する。 [0037] b)N−アリル−2−ベンジルスルフィ
ニル1−シクロペンテン−1−カルボキシアミド前記の
粗生成物57gを0℃で撹拌しながらメチレンクロライ
ド270cm”およびぎ酸30cm”の混合物中過酸化
水素水(9,8N) 19.5cm3により処理する。 3時間撹拌後、媒質を常温で一夜放置する。翌田混合物
を700cm3の氷水に注ぎ、メチレンクロライド相を
傾斜し、2回重炭酸ソーダ水(10%)、次いで洗浄す
る。硫酸マグネシウムで乾燥して濃縮後、51gの粗生
成物を得、これを300cm”のイソプロピルエーテル
で再結晶する。結晶を濾過し、乾燥する。融点112℃
で白色結晶の形のN−アリル−2−ベンジルスルフィニ
ルシクロペンテン−1−カルボキシアミド42.5gを
得る。 元素分析: C]6H19NO2S 計算値C:66.40、H:6.62、I’J:4.8
4、S:11.08 実測値C:66.46、H:6.68、N:4.73、
S:10.97 [0038]実施例12 N−シクロへキシル−2−ベンジルチオ−1−シクロペ
ンテン−1−カルボキシアミドおよびそのスルホキシド
の製造[式(II)においてR1=C6H11およびR
2=  CH2Ce H5] a)N−シクロへキシル−2−ベンジルチオ−1−シク
ロペンテン−1−カルボキシアミド 常温で不活性雰囲気下N−シクロへキシルシクロペンタ
ノン−2−カルボキシアミド41gおよびパラトルエン
スルホン酸(1水和物)37.3gおよび氷酢酸500
cm3を撹拌して得た溶液に、ベンジルメルカプタン2
7.5cm3を加える。2時間の撹拌後混合物を常温で
一夜放置する。反応媒質を減圧濃縮し、600cm3の
ジクロロメタンに溶解する。次いで溶液を洗浄水が塩基
性のpH値を示すまで2Nソーダにより洗浄し、次いで
中性のpH値になるまで水洗する。次いで溶液を硫酸マ
グネシウムで乾燥し、濃縮し、次にシリカゲルフィルタ
ーに急速に通す。濾液を濃縮後57gの固体を得、痕跡
景のトルエン存在下ヘキサンで再結晶する。こうしてN
MRスペクトルが理論上の構造と一致する白色結晶49
gを得る。 元素分析: Cl9H25NO8 計算値Cニア2.33、Hニア、99、N:4.44、
O:5゜08、S:1 o、 16 実測値Cニア2.40、H:8.03、N:4.28、
O:5゜08、S:10.21 [0039] b)N−シクロへキシル−2−ベンジル
スルフィニル−1−シクロペンテン−1−カルボキシア
ミド前記で得られたN−シクロへキシル−2−ペンジル
チ第1−シクロペンテン−1−カルボキシアミド42g
とぎ酸200cm”の懸濁液を30℃より低温で30%
過酸化水素水19Cm3により撹拌しながら処理する。 2時間後、媒質を常温で一夜放置する。溶媒を真空濃縮
後、生成物をジクロロメタン250cm3に溶解し、1
規定ソーダ、次いで水で洗浄し、最後に硫酸マグネシウ
ムで乾燥する。シリカゲルクロマトグラフィーにより精
製後、融点115℃で白色結晶の形のN−シクロへキシ
ル−2ベンジルスルフィニル−1−シクロペンテン−1
−カルボキシアミド25gを得る。NMR’Hスペクト
ルは理論上の構造と一致している。 [0040]実施例13 N−p−クロロフェニル−2−ベンジルチオ−1−シク
ロペンテン−1−カルボキシアミドおよびそのスルホキ
シドの製造[式(II)においてR+ = C6H4p
c 1およびR2CH2C6H5] a)N−p−クロロフェニル−2−ベンジルチオ−1−
シクロペンテン−1−カルボキシアミド メチレンクロライド200Cm3に実施例2(a)で得
られた2−ベンジルチオ−1−シクロペンテン−1−カ
ルボン酸10gを撹拌して得た懸濁液に常温で窒素雰囲
気下塩化チオニル7.7cm3を滴下する。次いで混合
物を反応媒質が均一になるまで溶媒の沸点温度に加熱し
、次に濃縮乾固して過剰の塩化チオニルを除去する。次
いで混合物を無水メチレンクロライド200cm3によ
り再び処理し、p−クロロアニリン10.86gを加え
る。撹拌2時間後酸塩化物が対応するアミドに変換され
る。溶液をN塩酸に次いで3回水で洗浄し、硫酸マグネ
シウムで乾燥する。溶媒を濃縮後16gの粗アミドを得
、シリカゲルカラムに通して精製する。生成物を酢酸エ
チル−ヘキサン(1:9)の混合物に溶離し、次に酢酸
エチルで再結晶する。融点141℃で白色結晶形のN−
p−クロロフェニル−2−ベンジルチオ−1−シクロペ
ンテン−1−カルボキシアミド9gを得る。 元素分析: Cl9HI8CINO8 計算値C:66.36、H:5.27、C1:10.3
1、N:4.07、S:9.33 実測値C:65.78、H:5.25、C1:10.1
2、N:3.95、S:9.07 [00411b)N−p−クロロフェニル−2−ベンジ
ルスルフィニル−1−シクロペンテン−1−カルボキシ
アミド ぎ酸30cm3中前記で得られたチオエーテル6.9g
の懸濁液に温度を30℃より低く維持しながら30%過
酸化水素水1.42cm3を加える。反応をシリカゲル
クロマトグラフィー(CCM)により追跡する。生成物
を濾過し、乾燥する。白色結晶の形でN−p−クロロフ
ェニル−2ベンジルスルフィニル−1−シクロペンテン
−1−カルボキシアミド5gを得る。NMR’Hスペク
トルは理論上の構造と一致している。 [0042]実施例14 N−p−クロロベンジル−2−ベンジルチオ−1−シク
ロペンテン−1−カルボキシアミドおよびそのスルホキ
シドの製造[式(II)において、RI=  CH2C
6H41)CIおよびR2=  CH2Ce Hs ]
a)N−p−クロロベンジル−2−ベンジルチオ−1−
シクロペンテン−1−カルボキシアミド 実施例13 (a)記載と同じ操作方法により、2−ベ
ンジルチオ−1−シクロペンテン−1−カルボン酸10
gを対応する酸塩化物に変換し、次にこれをp−クロロ
ベンジルアミンで処理する。こうして融点122℃で白
色結晶形のN−p−クロロベンジル−2−ベンジルチオ
−1シクロペンテン−1−カルボキシアミド12gを得
る。 [0043] b)N−p−クロロベンジル−2−ベン
ジルスルフィニル−1−シクロペンテン−1−カルボキ
シアミド 前記で得られたチオエーテル12gを60cm3のぎ酸
中30%過酸化水素水2.70cm”で処理する。反応
終了後、ぎ酸を減圧濃縮する。得られた生成物を200
cm3のジクロロメタンに溶解する。溶液を2Nソーダ
、次いで水により2回洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥
する。溶媒を濃縮後、l1gのN−p−クロロベンジル
−2−ベンジルスルフィニル−1−シクロペンテン−1
カルボキシアミドを得るが、これのNMRIHスペクト
ルは理論上の構造と一致している。 [0044]実施例15 N−(2’、4’−ジクロロベンジル)−2−ペンジル
チ第1−シクロペンテン−1−カルボキシアミドおよび
そのスルホキシドの製造[式(II)においてR+ =
 CR2C6H5C12およびR2=  CR2Ce 
Hs ]a)N−(2’、4’−ジクロロベンジル)−
2−ベンジルチオ−1−シクロペンテン−1−カルボキ
シアミド無水メチレンクロライド500Cm3中実施例
2(a)で得られた2−ベンジルチオシクロペンテンカ
ルボン酸50gを撹拌して得た懸濁液に0℃で不活性雰
囲気TR塩化燐49.8gをゆっくりと加える。加え終
えた後媒質を2時間生還流し、次に溶液を濃縮乾固して
オキシ塩化燐を除去する。得られた粗酸塩化物を無水メ
チレンクロライド250cm3に溶解し、次にこの溶液
をメチレンクロライド300cm3中無水トリエチルア
ミン45cm3および2.4−ジクロロベンジルアミン
43cm”の混合物に0℃で撹拌しながら注ぐ。注ぎ終
えた後反応媒質をさらに常温で3時間撹拌し、IN塩酸
、次いで重炭酸ナトリウム、最後に水により洗浄する。 メチレンクロライド溶液を硫酸マグネシウムで乾燥し、
獣炭で処理し、濃縮する。エーテル中撹拌するとアミド
が晶出する。濾過および乾燥後、融点91℃で白色固体
形のN−(2’、4’−ジクロロベンジル)−2−ベン
ジルチオ−1−シクロペンテン−1−カルボキシアミド
50gを得る。 元素分析: C20HI9C12NO8計算値C:61
.22、H:4.88、C1:18.07、N:3.5
7、O:4.08、S:8.17実測値C:61.26
、H:4.93、C1: 18.03、N:3.53、
S:8.05 [00451b)N−(2’、 4’−ジクロロベンジ
ル)−2ベンジルスルフィニル−1−シクロペンテン−
1−カルボキシアミド 10℃より低温で200cm3のぎ酸中前記で得られた
チオエーテル39gを撹拌して得た懸濁液に30%過酸
化水素水10.1cm3を加える。反応終了後媒質を濃
縮乾固し、得られた固体を水に懸濁して重炭酸ナトリウ
ムにより処理する。濾過し、水洗し、次に乾燥した後、
融点170℃の白色粉末形でN−(2’、4’−ジクロ
ロベンジル)−2−ベンジルスルフィニル−1−シクロ
ペンテン1−カルボキシアミド39gを得る。 元素分析: C20HI9CI2NO2S計算値C:5
s、82、H:4.69、C1:17.36、N: 3
.43、Oニア、83、Sニア、 58実測値C:5s
、79、H:4.70、C1:17.50、N:3.3
5、Oニア、66、Sニア、90[0046]
【参考例】参考例1 4.5−トリメチレン−4−イソチアゾリン−3−オン
の製造 a)4.5−トリメチレン−4−イソチアゾリン−3−
オン塩酸塩 1リツトルの純ジクロロメタン中210gの実施例1(
b)で得られた2−ベンジルスルフィニル−1−シクロ
ペンテン−1−カルボキシアミドを撹拌した溶液に10
℃より低い温度で約1時間に塩化チオニル65Cm3を
滴下する。滴下終了約1時間後CCMにより出発物質の
スルホキシド全部が変換してしまったことを確認する。 0℃で反応混合物に1リツトルのエーテルを加えること
により溶液中の残りの生成物が沈澱する。固体を濾過し
、アセトニトリルで洗浄し、次に乾燥する。融点168
℃でベージュ色結晶形態の4,5−トリメチレン−4−
イソチアゾリン−3−オン塩酸塩126gを得る。赤外
線およびNMRIHスペクトルは理論上の構造に一致し
ている。 [0047] b)4.5−トリメチレン−4−イソチ
アゾリン−3−オン 水500cm”中前記塩酸塩120gを常温で撹拌した
懸濁液のpH値を重炭酸ナトリウムを加えることにより
約6にする。次いで生成物を濾過し、数回水洗し、乾燥
する。塩素イオンが存在しないことを確認後、灰色結晶
形態の4,5−トリメチレン−4−イソチアゾリン−3
オン90gを得、酢酸/酢酸エチルの混合物により再結
晶する。再結晶後融点190℃の淡ベージュ色結晶55
gを得る。NMRIHスペクトル(理論上の)構造に一
致している。 元素分析: C6H7NO8 計算値C:51.04、H:5.0O1N:9.92、
O:11.93、S:22.71 実測値C:50.86、H:4.88、N:10.04
、O:12、02、S:22.48 [0048]参考例2 2−メチル−4,5−トリメチルアミン−4−イソチア
ゾリン−3−オン(塩酸塩)の製造 実施例2(c)で得られたスルホキシド143gと無水
メチレンクロライト400cm”からなる溶液を不活性
雰囲気下0℃で撹拌する。この無色溶液にチオニルクロ
ライド47cm”を滴下する。チオニルクロライドの3
分の2を加えた時生成物が沈澱し始める。加え終えて半
時間後CCMにより全部のスルホキシドが対応する4−
イソチアゾリン−3−オンに変わったことを確認する。 次いで反応混合物にイソプロピルエーテル150cm”
を加える。 固体を濾過し、次いで乾燥する。次いで得られた固体を
半時間アセトン250Cm3中で撹拌する。濾過および
乾燥後、融点156℃(分解)の所望の塩酸塩の白色結
晶91gを得る。I’JMR]Hスペクトルは理論上の
構造と一致する。 元素分析: C7HIOClNO3 計算値C:43.86、H: 5.26、Nニア、31
、C1: 18.49、O:8.35、S:16.73
実測値C:43.58、H: 5.26、Nニア、31
、C1: 18.65、O:s、44、S:16.52
[0049]参考例3 2−エチル−4,5−トリメチレン−4−イソチアゾリ
ン−3−オン(塩酸塩)の製造 参考例2記載と同じ操作方法により、実施例3(b)で
得られたN−エチル−2−ベンジルスルフィニル−1−
シクロペンテン−1−カルボキシアミド60gを塩化チ
オニル19.3cm”により処理する。イソプロピルエ
ーテル添加による沈澱後、融点122℃の白色結晶形態
で2エチル−4,5−トリメチレン−4−イソチアゾリ
ン3−オン塩酸塩27gを得る。この生成物は半水和物
形態を呈する。NMR’Hスペクトルは予想の構造と一
致している。 元素分析: C3HI2CINO810,5H20計算
値C:44.75、H:6.10、N:6.52、S:
14.94 実測値C:44.62、H:6.22、N:6.61、
S:14.56
【0050】参考例4 2−n−ブチル−4,5−トリメチレン−4−イソチア
ゾリン−3−オン(塩酸塩)の製造 0℃で撹拌下メチレンクロライド1リットル中実施例4
(b)で得られたN−ブチル−2−ベンジルスルフィニ
ル1−シクロペンテン−1−カルボキシアミド305゜
4gの溶液に約1時間で塩化チオニル86cm”を滴下
する。滴下終了半時間後CCMにより全量のスルホキシ
ドが変換されたことを確認する。次いで15℃で撹拌下
500cm”のイソプロピルエーテルを入れる。塩酸塩
が晶出して約1時間後イソプロピルエーテル500cm
3を入れ、5℃に冷却する。結晶を濾過し、イソプロピ
ルエーテルで洗浄し、次に乾燥する。融点109℃のベ
ージュ色固体形態で2−n−ブチル−4,5−トリメチ
レン−4イソチアゾリン−3−オン塩酸塩210gを得
る。NMR’Hスペクトルは予想の構造と一致している
。 元素分析: Cl0H16CINO8 計算値C:51.38、H:6.90、C1:15.1
7、N:5.99、O:6.84、S:13.17実測
値C:51.37、H:6.88、C1:15.07、
N:6.00、O:6.92、S:13.66[005
1]参考例5 2−t−ブチル−4,5−トリメチレン−4−イソチア
ゾリン−3−オンの製造 a)2−t−ブチル−4,5−トリメチレン−4−イソ
チアゾリン−3−オン塩酸塩 メチレンクロライド120cm3に実施例5(b)で得
られたN−1−ブチル−2−ベンジルスルフィニル−1
−シクロペンテン−1−カルボキシアミド63.5gを
溶かした溶液を0℃で撹拌してこれに塩化チオニル18
.2cm3をゆっくりと加える。加え終えて半時間後C
CMにより出発物質全量が変わったことを確認する。0
℃で380cm3のエチルエーテルを撹拌しながら加え
る。結晶化した生成物を濾過し、エーテルで2回洗浄し
、乾燥する。融点が約90℃(分解)の白色結晶形態で
2−1−ブチル4.5−トリメチレン−4−イソチアゾ
リン−3−オンの塩酸塩44gを得る。 元素分析: Cl0H16CINO8 計算値C:51.38、H:6.90、C1:15.1
7、N:5.99、S:13.1 実測値C:50.98、H:6.88、C1:14.9
9、N:5.91、S:13.47 [0052]b)2−1−ブチル−4,5−トリメチレ
ン4−イソチアゾリン−3−オン 前記塩酸塩39gと塩化メチレン600cm3からなる
溶液を常温で撹拌する。それに水150cm”を加え、
撹拌を15分続ける。有機相を傾斜し、次に同じ条件で
水1500m3により2回処理し、硫酸マグネシウムで
乾燥し、濾過する。溶媒を真空蒸発により除去する。冷
却後融点99℃の白色粉末形態で2−t−ブチル−4,
5−トリメチレン−4−イソチアゾリン−3−オン32
gを得る。 元素分析: Cl0H15NO8 計算値C:6o、87、Nニア、66、Nニア、 10
、S:16.25 実測値C:60.49、Nニア、73、Nニア、 06
、S:16.13 [0053]参考例6 2−イソプロピル−4,5−トリメチレン−4−イソチ
アゾリジン−3−オン(塩酸塩)の製造参考例2記載と
同様の方法により、メチレンクロライド400cm”中
実施例6(b)で得られたN−イソプロピル2−ベンジ
ルスルフィニル−1−シクロペンテン−1力ルボキシア
ミド157gをチオニルクロライド47Cm3により処
理する。 イソプロピルエーテルおよびヘキサンにより
沈澱した後、ヘキサン/酢酸エチル(4:1)の混合物
で再結晶することにより、融点112℃の2−イソプロ
ピルー4,5−トリメチレン−4−イソチアゾリン−3
−オン塩酸塩84gを得る。NMRIHスペクトルは理
論上の構造と一致している。 元素分析: C9H14CINO8 計算値C:49.20、H: 6.42、C1:16.
14、N:6.35、Oニア、28、S:14.59実
測値C:49.26、H:6.34、C1:16.09
、N:6.41、Oニア、39、S:14.48[00
54]参考例7 2− (n)へキシル−4,5−トリメチレン−4−イ
ソチアゾリン−3−オンの製造 a) 2− (n)へキシル−4,5−トリメチレン−
4−イソチアゾリン−3−オンの塩酸塩 0℃に冷却したジクロロメタン500cm3中実施例7
(b)で得られたN−へキシル−2−ベンジルスルフィ
ニル1−シクロペンテン−1−カルボキシアミド158
gの溶液に塩化チオニル45cm3をゆっくりと加える
。出発物質全量が変換されたら、1.5リツトルのエチ
ルエーテルを撹拌しながら加える。所望の塩酸塩が晶出
する。 濾過し、エーテルで洗浄後、ベージュ色結晶形態の2(
n)へキシル−4,5−トリメチレン−4−イソチアゾ
リン−3−オン塩酸塩85gが得られる。 元素分析: Cl2H20CINO8 計算値C:55.05、Hニア、70、C1:13.5
4、N:5.35、S:12.25 実測値C:55.20、Hニア、76、C1: 13.
48、N:5.41、S:12.10 [0055] b) 2−(n)へキシル−4,5−ト
リメチレン4−イソチアゾリン−3−オン前記の塩酸塩
83gおよびジクロロメタン800cm”を0℃で撹拌
した溶液に水200cm3を加える。15分の撹拌後有
機相を傾斜し、次に同条件で同量の水により2回処理す
る。ジクロロメタン相を硫酸マグネシウムで乾燥し、溶
媒を減圧濃縮により除去する。粘稠性液体の形で得られ
た生成物が20℃に冷却したヘキサン中に晶出する。融
点28℃のベージュ色結晶形態で2− (n)へキシル
−4,5−トリメチレン−4−イソチアゾリン−3−オ
ン50gを得る。元素分析は部分的水和生成物に一致し
ている。Cl2HI9NO8,1/4H20 計算値C:62.70、H:8.55、N:6.09、
S:13.95 実測値C:63.01、H:8.84、I’J:6.0
1、S:13.69 [0056]参考例8 2−オクチル−4,5−トリメチレン−4−イソチアゾ
リン−3−オンの製造 a)2−オクチル−4,5−トリメチレン−4−イソチ
アゾリン−3−オン塩酸塩 実施例2記載と同様の操作方法にしたがい、メチレンク
ロライド3リツトル中実施例8(b)で得られたN−オ
クチル−2−ベンジルスルフィニル−1−シクロペンテ
ン1−力ルポキシアミド1kgをチオニルクロライド2
200m3により処理する。イソプロピルエーテルの添
加による沈澱後、融点96℃で白色微細結晶形態の2−
オクチル−4,5−トリメチレン−4−イソチアゾリン
−3オン塩酸塩650gを得る。 元素分析: Cl4H24CINO8 計算値C:58.01、H:8.35、C1:12.2
3、N:4.83、O: 5.52、S:11.06実
測値C:58.30、H:8.31、C1:12.30
、N:4.91、O: 5.58、S:10.88[0
057]b)2−オクチル−4,5−トリメチレン4−
イソチアゾリン−3−オン メチレンクロライド2.5リツトル中前記で得られた2
オクチル−4,5−トリメチレン−4−イソチアゾリン
−3−オン1kgからなる溶液に常温で光を遮断して1
リツトルの水を加える。撹拌を15分続け、次に水相を
傾斜する。有機相を同じ条件で3回水洗する。最後の洗
浄時にはpHは中性であり塩化物試験は陰性を示す(硝
酸銀による試験)。次いで有機相を硫酸マグネシウムで
乾燥し、メチレンクロライドを減圧濃縮する。褐色の粘
稠性液体を得、これを常温のヘキサン500cm3に溶
解する。得られた溶液を一20℃に冷却すると、生成物
が晶出する。濾過し、次に常温で減圧不乾燥後、融点3
6℃で明ベージュ色結晶形態の2−オクチル−4,5−
トリメチレン−4−イソチアゾリン−3−オン700g
を得る。 元素分析: CI 4 H23N OS計算値C:66
.35、H:9.15、N: 5.53.0:6゜31
、S:12.65 実測値C:65.88、H: 9.46、N: 5.5
0、o:6゜86、S:12.49 [0058]参考例9 2− (n)デシル−4,5−トリメチレン−4−イソ
チアゾリン−3−オンの製造 a) 2− (n)デシル−4,5−トリメチレン−4
−イソチアゾリン−3−オンの塩酸塩 メチレンクロライド100cm5中実施例9(b)で得
られたN−デシル−2−ベンジルスルフィニル−1−シ
クロペンテン−1−カルボキシアミド50gを0℃で撹
拌した溶液にチオニルクロライド12cm3をゆっくり
と加える。4分の1時間後出発物質全量が変換される。 次いでイソプロピルエーテル200cm”を撹拌しなが
ら加える。塩酸塩が晶出するが、これを濾過し、エーテ
ルで2回洗浄し、乾燥する。融点102℃の白色結晶形
態で2(n)デシル−4,5−トリメチレン−4−イソ
チアゾリン−3−オン塩酸塩37gを得る。 元素分析: Cl6H28CINO8 計算値C:60.44、H:8.87、C1:11.1
5、N:4.41、S:10.09 実測値C:60.49、H:8.85、C1:11.1
0、N:4.32、S:9.94 [0059] b) 2−(n)デシル−4,5−トリ
メチレン4−イソチアゾリン−3−オン メチレンクロライド1000m3中前記の塩酸塩35g
からなる溶液を1/4時間水100cm3と撹拌する。 有機相を傾斜し、次に同最の水で2回処理する。これを
硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を真空蒸発により除去
する。 得られた生成物を沸騰しているイソプロピルエーテル1
50cm”に溶解する。得られた溶液を次に一20℃に
冷却する。晶出した2−(n)デシル−4,5−トリメ
チレン4−イソチアゾリン−3−オンを濾過し、乾燥す
る。 融点48℃のベージュ色結晶26gを得る。 元素分析: Cl6H27NO3 計算値C:6s、27、H:9.67、N:4.98、
S:11.39 実測値C:6s、18、H:9.64、N:4.93、
S:11.18 [0060]参考例10 n−ドデシル−4,5−)リメチレンー4−イソチアゾ
リン−3−オンの製造 a)2−n−ドデシル−4,5−トリメチレン−4−イ
ソチアゾリン−3−オン参考側2記載と同じ操作方法に
より、実施例10 (b)で得られたN−ドデシル−2
−ベンジルスルフィニル−1−シクロペンテン−1−カ
ルボキシアミド90gをチオニルクロライド18.8c
m3により処理する。イソプロピルエーテルで沈澱させ
ることにより、融点102℃で白色結晶形態の2−n−
ドデシル4.5−トリメチレン−4−イソチアゾリン−
3−オン塩酸塩68gを得る。 元素分析: C]8H32CINO8 計算値C:62.48、H:9.32、C1:10.2
5、N:4.06、O:4.62、S:9.27実測値
C:62.42、H:9.33、C1:10.26、N
:4.02、O:4.72、S:9.14[00611
b) 2−n−ドデシル−4,5−トリメチレン4−イ
ソチアゾリン−3−オン 参考例6(b)記載と同じ方法にしたがい、メチレンク
ロライド300Cm3中前記の塩酸塩68gを1時間1
20cm3の水中で撹拌する。同じ条件で処理し、イソ
プロピルエーテルで再結晶後、融点54℃の白色結晶形
態で2n−ドデシル−4,5−)リメチレンー4−イソ
チアゾリン−3−オン40gを得る。 元素分析: Cl8H31NO3 計算値C:69.85、H: 10.09、N:4.5
2、O:5.17、S:10.36 実測値C:69.88、H: 10.16、N:4.4
5、O:5.11、S:10.28 [0062]参考例11 2−アリル−4,5−トリメチレン−4−イソチアゾリ
ン−3−オンの製造 a)2−アリル−4,5−トリメチレン−4−イソチア
ゾリン−3−オン塩酸塩0℃に冷却したメチレンクロラ
イド80cm”中実流側11 (b)で得られたN−ア
リル−2ベンジルスルフイニルシクロペンテン−1−カ
ルボキシアミド40gからなる溶液にチオニルクロライ
ド12cm3を滴下する。1/4時間後CCMによりス
ルホキシドがすべて変換されたことを確認する。次いで
反応媒質中に持続性の濁りが生成するまでゆっくりとイ
ソプロピルエーテルを加える。この段階で2時間撹拌を
続けて結晶を分散させる。これを濾過し、50cm3の
メチレンクロライドに溶解する。この溶液を強く撹拌し
、30cm3のイソプロピルエーテルを加える。結晶化
した生成物を急速に濾過しく吸湿性生成物であるから)
、イソプロピルエーテルで洗浄し、乾燥する。融点86
℃(分解)のクリーム結晶25gを得る。元素分析は半
水和物C9H]9CINO8、1/ 2 H20と一致
する。 計算値C:47.67、H:5.78、C1:15.6
4、N:6.18、S:14.14 実測値C:47.80、H:5.62、C1:15.8
8、N:6.15、S:14.25 [0063]b)2−アリル−4,5−トリメチレン−
4イソチアゾリン−3−オン メチレンクロライド80Cm3中前記の塩酸塩22gを
常温で撹拌した溶液に水30cm”を加える。1/4時
間撹拌を続ける。有機相を傾斜し、次に同じ条件で2回
水処理する。メチレンクロライド相を硫酸マグネシウム
で乾燥し、次に減圧濃縮する。得られた液体を獣炭によ
り沸騰したイソプロピルエーテル溶液中で処理する。こ
の溶液を濾過し、融点55℃でクリーム色固体形態の2
−アリル−4,5−トリメチレン−4−イソチアソ゛リ
ンー3−オン20gを得る。 元素分析: C9HIINO8 計算値C:59.63、H:6.12、Nニア、73、
S:17.69 実測値C:59.65、H:6.14、Nニア、 77
、S:17.48 [0064]参考例12 2−シクロへキシル−4,5−トリメチレン−4−イソ
チアゾリン−3−オンの製造 ジクロロメタン25cm3中実施例12 (b)で得ら
れたNシクロへキシル−2−ベンジルスルフィニル−1
−シクロペンテン−1−カルボキシアミド5gからなる
溶液を0℃で撹拌しながら不活性雰囲気下チオニルクロ
ライド1.30cm”により処理する。全量のスルホキ
シドが変換されたらトリエチルアミン2.5cm3を加
え、次いで反応媒質を15cm”のジクロロメタンによ
り希釈する。水洗後、有機相を傾斜し、硫酸マグネシウ
ムで乾燥し、シリカゲルカラムにとおす。所望の生成物
をメチレンクロライド−酢酸エチル(1:1)の混合物
を溶離する。溶離液相を濃縮後、融点70℃のベージュ
色結晶形態で2−シクロへキシル−4,5−トリメチレ
ン−4−イソチアゾリン−3−オン1.5gを単離する
。IRおよびNMR’Hスペクトルは構造と一致してい
る。 元素分析: Cl2H17NO8 計算値C:64.53、Hニア、67、N:6.27、
Oニア。 16、S:14.36 実測値C:64.63、Hニア、72、N:6.19、
Oニア。 15、S:14.11 [0065]参考例13 2−p−クロロフェニル−4,5−トリメチレン−4−
イソチアゾリン−3−オンの製造 無水メチレンクロライド30cm”中実流側13 (b
)で得られたスルホキシド5gの懸濁液にチオニルクロ
ライド1゜2cm3を滴下する。媒質が均一になると、
急速に塩酸塩が沈澱する。次いでエーテル50cm”を
加えることにより完全に結晶化し、次に沈澱を濾過し、
エーテルで洗浄し、水100cm”に懸濁する。この懸
濁液のpHを重炭酸ナトリウムの添加により7〜8とす
る。固体を再び濾過し、水洗し、次に100℃の乾燥器
で乾燥する。得られた固体をメチレンクロライド150
cm”に溶解し、2gのシリカゲルで処理後、シリカを
濾過し、濾液を濃縮乾固する。融点177℃でクリーム
色結晶形態の2−p−クロロフェニル−4,5−トリメ
チレン−4−イソチアゾリン−3−オン2.5gを得る
。IRおよびNMR’Hスペクトルは、予想の構造と一
致している。 元素分析: Cl2HIOCINO8 計算値C:57.25、H:4. O01C1:14.
08、N:5.56.0:6.35、S:12.74実
測値C:57.41、H:3.97、C1:14.0O
1N:5.50、O:6.50、S:12.82、[0
066]参考例14 2−p−クロロベンジル−4,5−)リメチレンー4−
イソチアゾリン−3−オンの製造 a) 2−p−クロロベンジル−4,5−トリメチレン
−4イソチアゾリン−3−オン塩酸塩 撹拌したメチレンクロライド15cm”中実流側14 
(b)で得られたスルホキシド5.4gの溶液に不活性
雰囲気下チオニルクロライド1.23cm”を加え、次
に混合物を20℃で1時間放置する。200cm”のエ
ーテルを加えると、塩酸塩が沈澱し、これを濾過および
乾燥する。白色固体形態で2−p−クロロベンジル−4
,5−トリメチレン−4−イソチアゾリン−3−オン塩
酸塩3.6gを得る。NMRIHスペクトルは予想され
た構造と一致している。 [0067]b)2−p−クロロベンジル−4,5−ト
リメチレン−4−イソチアゾリン−3−オン水500C
m3中前記塩酸塩3.3gの懸濁液にゆっくりと重炭酸
ナトリウム水溶液を加えることによりpHを8ないし9
にする。固体を濾過し、水洗し、乾燥する。融点105
℃の明ベージュ色固体形態で2−p−クロロベンジル−
4,5−トリメチレン−4−イソチアゾリン−3オン2
.8gを得る。IRおよびNMRIHスペクトルは予想
の構造と一致している。 元素分析: Cl5HI2CINO8 計算値C:58.75、H:4.55、C1:13.3
4、N:5.27、O: 6.02、S:12.06実
測値C:58.55、H:4.52、C1:13.29
、N:5.21、O: 6.20、S:12.15[0
068]参考例15 2−(2’、4’−ジクロロベンジル)−4,5−トリ
メチレン−4−イソチアゾリン−3−オンの製造a)2
−(2’、4”−ジクロロベンジル)−4,5−トリメ
チレン−4−イソチアゾリン−3−オン 無水メチレンクロライド200cm” 中実流側15 
(b)で得られたスルホキシド35gを参考例10 (
a)と同様の条件でチオニルクロライド7.5cm3に
より処理する。白色結晶形態の2−(2’、4’−ジク
ロロベンジル)−4,5−トリメチレン−4−イソチア
ゾリン−3−オンの塩酸塩23gを得る(分解温度=1
64℃)。NMR’Hスペクトルは予想の構造と一致し
ている。 [0069] b)2−(2’、4’−ジクロロベンジ
ル)−4゜5−トリメチレン−4−イソチアゾリン−3
−オン実施例10 (b)と同じ操作方法で処理された
前記塩酸塩16gから出発して、融点131℃の白色結
晶形態で2(2’、4’−ジクロロベンジル)−4,5
−トリメチレン4−イソチアゾリン−3−オン13gを
得る。 元素分析: Cl5HII C12NO3計算値C:5
2.0O1H:3.69、C1:23.62、N:4.
66、O: 5.33、S:10.68実測値C:52
.07、H:3.74、C1:23.33、N:4.6
7、O: 5.26、S:10.74(72)発明者 ミツシェル・コラン

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式 【1】 () (式中、nはOまたは1、R1は水素原子、1〜12個
    の炭素原子を有するアルキル基、3〜6個の炭素原子を
    有するアルケニル基、3〜6個の炭素原子を有するシク
    ロアルキル基、ハロゲンで置換されていることもあるフ
    ェニル基またはハロゲンで置換されていることもあるベ
    ンジル基、R2はフェニル(低級)アルキル基である。 )で表されるシクロペンテン化合物。
  2. 【請求項2】R1で表される1〜12個の炭素原子を有
    するアルキル基がメチル、エチル、プロピル、イソプロ
    ピル、ブチル、イソブチル、t−ブチル、ヘキシル、オ
    クチル、デシルまたはドデシルである請求項1記載の化
    合物。
  3. 【請求項3】R1で表される3〜6個の炭素原子を有す
    るアルケニル基がアリルまたは2−ブテニルである請求
    項1記載の化合物。
  4. 【請求項4】R1で表されるハロゲンで置換されている
    こともあるフェニル基またはハロゲンで置換されている
    こともあるベンジル基がフェニル、p−クロロフェニル
    、2,4−ジクロロフェニル、ベンジル、p−クロロベ
    ンジルまたは2,4−ジクロロベンジルである請求項1
    記載の化合物。
  5. 【請求項5】 式 【2】 (式中、R1は請求項1と同意義を有する。)で表され
    る2−カルバモイルシクロペンタノンを式:R25H(
    式中、R1は請求項1と同意義を有する。)で表される
    フェニル(低級)アルキルメルカプタンと反応させ、必
    要に応じてその反応成績体に酸化剤を作用させることを
    特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の化合物の製
    法。
  6. 【請求項6】 反応を酸性媒質中で実施する請求項5記
    載の製法。
  7. 【請求項7】 酸性媒質が酢酸/p−トルエンスルホン
    酸である請求項5または6記載の製法。
  8. 【請求項8】 酸化剤がメタクロロ過安息香酸または過
    酸化水素である請求項5記載の製法。
  9. 【請求項9】 式 【3】 (式中、Alkは低級アルキル基である。)で表される
    シクロペンタノンカルボン酸アルキルを式:R25H(
    式中、R2は請求項1と同意義を有する。)で表される
    フェニル(低級)アルキルメルカプタンと反応させ、そ
    の反応成績体をけん化して2−フェニル(低級)アルキ
    ルチオ−1−シクロペンテン−1−カルボン酸を生成さ
    せ、これをその酸塩化物に変換した後、場合によりトリ
    エチルアミンの存在下、式: RI NH2(式中、R
    1は請求項1と同意義を有する。)で表される第1アミ
    ンを反応させてアミド化し、必要に応じてその反応成績
    体に酸化剤を作用させることを特徴とする請求項1〜4
    のいずれかに記載の化合物の製法。
  10. 【請求項10】  酸化剤がメタクロロ過安息香酸また
    は過酸化水素である請求項9記載の製法。
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