JPH04210826A - 陰極線チューブマスク製造装置及びその方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

［０００１１

【産業上の利用分野］本発明は、シートメタルブランク
、詳細には陰極線チューブマスクを製造する装置及び方
法に関する。本発明の主題はまた、この方法により得ら
れる１ｉａｉｌ線チユーブマスクでもある。 ［０００２］ 【従来の技術】仏国特許第８９　００　５４５号明細書
はシートメタルブランク、詳細には穿孔のある陰極線チ
ューブマスクを製造する装置及び方法を開示している。 その方法は以下の通りである。−シートメタルブランク
が変形可能なパンチ及び変形可能なダイスの間に配置さ
れ、−シートメタルの中央が変形可能なパンチと変形可
能なダイスとの間に締めつけられ、−シートメタルブラ
ンクの中央部が、パンチ、シートメタルブランク及びダ
イスにより形成された組立体の中立軸線に対し相対的な
、所定の位置にシートメタルブランクの、中央軸線に配
置するように、圧縮力の作用によりパンチ及びダイスを
変形させることにより生ずる特定の湾曲部内に形成され
、−シートメタルブランクの周辺部分が最終のフランジ
の縁を形成するように、パンチの側壁に沿ってフランジ
を形成する。 ［０００３］

【発明が解決しようとする課題】上述の応用において説
明されている前記装置は、プレスを利用する変形可能な
材料から製造されるダイス及びパンチ、シートメタルブ
ランクの周辺を締めつける部材、前記締めつけ部材の対
向する構成部品を一体化することにより前記締めつけ部
材に機械的作用を及ぼす手段、前記締めつけ部材を相対
的に置換する手段、及び変形（ｂｕｃｋｌｅ）を制御す
る相補的手段及び、フランジの縁を形成するように、パ
ンチ及びダイスの側壁に沿ってシートメタルブランクの
周辺部分にフランジを形成する相補的手段とを備えてな
る。 ［０００４］

【課題を解決するための手段】この方法及びこの装置は
さまざまな利点を有する。 ［０００５］まず、プレスにより発生した作用がパンチ
の中央部のみにかかり、シートメタルブランクが締めつ
け部材により周辺部分に保持され、前記締めつけ部材が
、フランジのある縁を形成している間にシートメタルブ
ランクに機械的応力を発生させる。 ［０００６１更にその上、シートメタルブランクの周辺
部分の締め付は及びフランジ形成は変形可能な周辺ブレ
ードにより生ずる。 ［０００７］陰極線チユーブマスクを製造するに必要な
装置は比較的複雑かつ繊細である。 ［０００８１本発明の目的はＴ作動で中央部分の湾曲形
成及びシートメタルブランクの中央部分を湾曲形成し、
フランジ形成し、あるいは穿孔のネット−ワークを変形
させることなくシートメタルブランクの周辺部分の持ち
上げを行い、同時に上述の欠点を排除する、シートメタ
ルブランクを形成する方法を提供することである。 ［０００９］かくで、本発明の主題は、シートメタルブ
ランクを形成する方法、詳細にはプレス上で陰極線チュ
ーブマスクを製造するための方法であり、その基本的特
性は、変形可能かつ湾曲したパンチの基部が、同様に変
形可能な上部ダイス部分の水平面上に配置されたシート
メタルブランクの中央部分を締めつけることにより平坦
化され、シートメタルブランクの中央部分が、前記上部
ダイス部分、記シートメタルブランク及びその基部が元
の湾曲に戻るようにされたパンチをモールド内で変形さ
せる、パンチの全表面にかかるように分配された荷重の
効果により指定の湾曲に形成されるという事実、更にシ
ートメタルブランクの中央部分の湾曲がされた後に、以
下のようになされるという事実に基づいている。−圧縮
不能の弾性材料から製造された変形可能なリングに圧力
をかけるように、周辺形成部材上に機械的作用がかかり
、−前記リングが変形され、その結果、前記自由部分が
制御された曲げを生じ、なお前記リングの作用のもとに
継続するようにシートメタルブランクの周辺の自由部分
に圧力を加え、シートメタルブランクの自由部分がフラ
ンジ縁を形成するように、パンチの側壁に沿ってかかる
。 ［００１０１本発明のその他の特徴によれば、パンチの
前記壁にシートメタルブランクの周辺自由部分がかかる
ように、詳細にはコーナー領域の間に配置されたフラン
ジ形成された長さの変化を補正するように（その変化は
シートメタルブランクの中央部分の湾曲から生じたもの
であるカリ、−シートメタルのフランジが形成された縁
上に連続するリブが形成され、それの数、配置状態、寸
法及び形状は余分の長さを吸収するように決定される。 ［００１１１本発明の更にその他の特徴によれば、圧縮
不能の弾性材料から製造された変形可能なリングにより
シートメタルブランクの周辺自由部分の曲げが継続して
いる間、前記周辺自由部の縁は形成する部材の傾斜した
面に対し偏倚されている。 ［００１２］本発明の主題は、シートメタルブランクを
形成する装置、詳細には、プレス上で陰極線チューブマ
スクを製造するための装置である。前記装置は変形可能
な材料から製造され、モールド上に配置されて陰極線の
湾曲を形成するように相互作用する、圧縮力のかかる変
形可能なダイス及びパンチを備え、最終のフランジ縁を
形成するように、パンチの側壁に沿ってシートメタルブ
ランクの周辺自由部分をフランジ形成する手段を備えた
装置において、前記パンチが変形可能な基部と、ほぼ矩
形の周辺の剛性の囲みと、ボルスタ−と、前記パンチの
周囲を取り巻いて含まれている、圧縮不能な弾性材料か
ら製造された平行六面体の変形可能なパッドとを備え、
前記パンチの前記基部がその全表面にわたり圧縮力を受
けるようになされ、前記シートメタルブランクの前記周
辺自由部分を折り曲げるための手段が周辺形成部材と、
圧縮不能な弾性材料から製造された変形可能なリングと
からなり、周辺を形成する部材によるそれの変形がシー
トメタルブランクの周辺自由部分上に圧力をかけ、それ
をパンチの側壁にかけるために、前記周辺自由部分の曲
げを制御することを特徴とする。 ［００１３１本発明のその他の特徴は以下のようである
。−パッド及びリングを形成する前記圧縮不能、変形可
能な弾性材料は天然あるいは合成の複合材料であり、特
にポリマーあるいはできれば硬度の異なるポリウレタン
であり、−パッド及びリングは異なる材料から製造され
、−シートメタルブランクの表面と接触する前記パンチ
の基部の低部表面は得られるべき最終製品のそれと同一
の湾曲を有し、−前記パンチの基部、及び丈夫ダイス部
分はほぼレンズ状の形状であり、−周辺を形成する部材
は、弾性材料から製造された変形可能なリングが挿入さ
れる溝を有する、２つの重なったフレーム、ほぼ矩形の
上部フレーム、同様にほぼ矩形の低部フレーム、から形
成され、前記上部フレームが前記低部フレームに嵌合し
、−上部フレームはシートメタルブランクを挿入し、中
心状めするための内側肩部を有し、−上部フレームは、
シートメタルブランクの周辺自由部分の縁のための、ほ
ぼピラミッド状のベアリング及びスライド手段を形成す
る内側の傾斜した面を有し、−低部フレームはダイスの
底を支える低部ボルスタ−に一体連結され、−パンチの
周囲部には丁字形のセクションがあり、それのコアは弾
性材料からなる変形可能なパッドを封入しており、前記
周囲部が周辺圧縮手段を介して形成する部材の上部フレ
ームのステップ上で弾力的に支え、−前記周囲部のコア
の内部表面はパンチの弾性材料の変形可能なパッドの周
辺部分がその上でスライドする形状を有し、前記周囲部
のコアの外側表面がレリーフを有している。 ［００１４］本発明の主題は、上述の方法により製造さ
れる陰極線チューブマスクでもある。 ［００１５］

【実施例】第１図は、陰極線チューブマスクを製造する
、非常に薄いシートメタルブランク１を示している。 このシートメタルブランク１は、縁のフランジ付けを容
易にするように、穿孔のネットワーク２が設けられた中
央部分１ａと、コーナー領域にノツチ２ａを備えた周辺
部１ｂを備え、こうして前記縁のフランジ付けから余分
の材料が出るのを排除している。 ［００１６］製造されたマスクは形成後に、図２に見え
るように、中央の湾曲部１ａ及びフランジのついた縁で
終端する周辺上昇部Ｔｂを有し、湾曲形状を保持可能と
している。 ［００１７］例えば、陰極線チューブマスクを製造する
ための、図３に示されている形成装置は、底部ダイス９
に載置される平坦な低部ボルスター１０からなるダイス
１１を備えている。底部ダイス９はその上部に形成モー
ルド１２を有し、形成モールド１２の表面に目盛りのつ
いたウェッジ１３が配置されている。 ［００１８］底部ダイス９の上部において、前記形成装
置が、形成モールド１２の縁１５上にある、形成モール
ドの周辺部により載置されている、弾性材料から製造さ
れた変形可能な上部ダイス１４を備えている。 ［００１９］上部ダイス４の低部表面は、ベアリングポ
イント１６ａを介して、例えばジャックのピストン１７
に連結されたロッド１６と接触している。 ［００２０］前記形成装置は、パンチボルスタ−２１を
備えたパンチ２０、圧縮不能な弾性材料から製造された
変形可能なパッド２２、パッド２２の下方に配置された
変形可能な基部２４、及び、ほぼ矩形の、前記パッド２
２を含む剛性のある周囲部２５から構成されている。 ［００２１１パンチ２０の基部２４には、パンチボルス
タ−２１を介して圧縮手段２７による圧力のかかる変形
可能なパッド２２を介して圧力がかかる。 ［００２２］上部ダイス１４の上部表面は平坦であり、
これに対してパンチ２０の基部２４のシートメタルブラ
ンク１と接触する表面は得られるべき仕上げ部分と同一
の湾曲状態で湾曲している。 ［００２３］更に、パンチ２０の変形可能な上部ダイス
１４及び基部２４は例えばレンズの形状であり、これが
、パンチ２０の基部２４の表面２８全体に特定の荷重分
配が与えられ、それらを構成する材料に対する機械的変
形原理が与えられると、陰極線チューブマスクのスクリ
ーンを構成する穿孔のネットワーク２を損傷することな
く、シートメタルブランク１の湾曲を得ることができる
。 ［００２４］パンチ２０の周囲部２５は丁字形の断面を
有する矩形のフレームであり、そのコア２５ａは変形可
能なパッド２２を封入している。 ［００２５］コア２５ａは、発生する荷重に作用するよ
うにその内面に輪郭２５ｂを有し、その上を変形可能な
パッド２２の周辺部が摺動し、前記コア２５ａの外面２
５ｃがパンチ２０の側壁を形成している。 ［００２６］　この外面２５ｃは例えばほぼ円錐形のレ
リーフ２９を有することもある。 ［００２７］前記形成装置はまた、パンチ２０及び上部
ダイス１４の周囲に、全体として参照番号３０で引用さ
れた周辺形成部材をも備えている（第３０図）。 ［００２８］影形成材３０は２つの重なったフレーム（
３１，３２）からなり、矩形の上部フレーム３１は、そ
れの内壁上にシートメタルブランク１を挿入し中心決め
するための肩部３３と、シートメタルブランク１の周辺
自由部分１ｂの縁のための、ほぼピラミッド状のベアリ
ング及び摺動手段を形成する傾斜面３４とを備え、底部
フレーム３２は上部フレーム３２と反対側に設けられ、
以下の記述でわかるように、シートメタルブランク１の
周辺自由部分１ｂを形成するための圧縮不能な弾性材料
から製造された変形可能なリング３６が挿入された溝３
５を備えている。 ［００２９］上部フレーム３１は内部ステップ３７を有
し、これの上に例えばバネにより形成された周辺圧縮手
段３８を介して周囲部２５が乗っている。 ［００３０１低部フレーム３２はユニットを形成するた
めに、底部ダイス９と低部ボルスタ−１０に連結可能で
ある。 ［００３１１パツド２２及びリング３６を形成する圧縮
不能、弾力性のある変形可能な材料は天然、あるいは合
成の材料のどちらでも良く、特にポリマーあるいはポリ
ウレタンで、異なる固さのもので良く、パッド及びリン
グを構成する材料は同一のものである必要はない。 ［００３２］パツド２２及びリング３６は異なる材料か
ら製造可能である。 ［００３３］描かれている実施例においては、変形可能
なりング３６はシートメタルブランク１の下方に示され
ており、これにより前記縁が上昇しているが、前記ブラ
ンクの上方に配置された変形可能なリング３６の助けに
より、縁が折り返され、下降する動きが伝わるように対
称な形に設計することも可能である。 ［００３４］シートメタルブランク１の形成は以下の方
法により行われる。 ［００３５］第１に、シートメタルブランク１を、シー
トメタルブランクの狭い幅の周辺縁がリング３６の上部
をカバーするように、上部ダイス１４上に置く。 ［００３６］示されていないが、上部フレーム３１に作
用するプレスの摺動部の作用の下に、形成部材３０　　
（第４図）の上部フレーム３１の肩部３３と係合するシ
ートメタルブランク１の周辺部を中心決めしかつ保持す
るように、前記装置の上部が下降する。 ［００３７］この作業中、収縮可能なロッド１６がピス
トン１７により上部の位置に保持され、ロッド１６が上
部ダイス１４の変形を防止する。 ［００３８］パンチ２０の基部２４はこうして変形しく
第４図）、それにより、シートメタルブランク１の中央
部１ａが前記基部２４と上部ダイス１４との間で水平面
内で締めつけられる。 ［００３９］次に収縮可能なロッド１６がロックを解か
れ、なおプレスの摺動の作用の下にあり、変形可能なパ
ッド２２を介して、パンチ２０の基部２４の、変形可能
な上部ダイス１４の、目盛りのついたウェッジ１３を装
備した底部ダイス９のモールドの、規定された特性によ
り決定された湾曲内で、シートメタルブランク１の中央
部１ａが、パンチ基部２４、シートメタルブランク１ａ
、及び土部ダイス組立体（図５、図６）により形成され
、シートメタルブランク１の中央軸線が前記組立体の中
立軸線に対し特定の位置に配置され、パンチ２０の基部
２４が次にそれの最初の湾曲形状に戻る。 ［００４０１パンチ２０により発生した負荷は、パッド
２２を介して、パンチ２０の基部２４の全表面に均等に
分配される。 ［００４１１シートメタルブランク１のパンチ基部２４
１、シートメタルブランク及び上部ダイス１４組立体の
中央部１ａの中立軸線に対する位置を修正することによ
り、少なくともシートメタルブランクの局部的頭載にお
いて、形成された部分を順次に使用することの関数とし
て、内部圧縮あるいは引っ張り応力を発生することが可
能である。さらに、その変形は、シートメタルブランり
１の中央部１ａの穿孔のネットワーク２の配置を修正す
ることのないように、均一な変形を生ずるために、シー
トメタルブランク１が製造される金属の中央軸線に対し
発生する。 ［００４２］最後に、なおプレスの摺動の作用の下に、
中央部１ａを湾曲させた後、周辺を形成する部材３０と
パンチ２０との間に配置されたシートメタルブランク１
の周辺自由部分１ｂを制御しながら曲げる工程が実行さ
れる。 ［００４３］　これを行うために、なおプレスの作用が
続いている間に、機械的作用が周辺を形成する部材３０
に発生し、部材３６は効果的になるように周辺を形成す
る部材の上部フレーム３１及び下部フレーム３２をシー
トメタルブランク１の自由部分１ｂに作用し、曲げ加工
は、穿孔のネットワークを変形しないようにパンチ２０
の周辺にかかる力を最小限にし、あるいはなしにするよ
うに、方向づけられ、かつ制御される。 ［００４４］このために、上部フレーム３１が低部フレ
ーム３２の内側に嵌合し変形可能なリング３６を圧縮す
る。 ［００４５］このリング３６が変形され、上部フレーム
３１の内側の傾斜面３４と、パンチ２０の周囲部２５の
外面２５ｃとの開に配置された空間内へ挿入され、この
ことにより上昇する動きがシートメタルブランク１の周
辺自由部分１ｂへ伝達される。 ［００４６］　この上昇作動中、シートメタルブランク
１の自由部分１ｂは、それの縁が上部フレーム３１の傾
斜面３４上を摺動するように変形され、パンチ２０（第
６図）の外面に沿ってかかる（第５図）。 ［００４７］次に前記装置の上部が再び上昇させられ、
それによりリング３６、パッド２２、前記パンチの基部
２４、及び上部ダイス１４が、第７図に示されているよ
うに、再びそれの最初の位置に戻る。 ［００４８］前記装置が開いた後、残っているものはす
べて陰極線チューブマスク用のものであり、こうして形
成されたものが抜き取られる。周囲部２５の外面２５ｃ
上のシートメタルブランク１の周辺自由部分１ｂの折り
曲げの間に、リング３６の変形により、前記外面２５ｃ
上に設けられたレリーフ２９がシートメタルブランク１
のフランジ付き縁１ｂのコーナー領域の間で、例えば円
錐形の（第８図）連続するリブ４０を形成する。 ［００４９］　レリーフ２９により形成されるリブ４０
の数、分布、寸法及び形状は、フランジの付いた縁の長
さの、製造中に発生する変化に対応する余分な長さを吸
収するように決定される。

【図面の簡単な説明】

【図１】陰極線チューブマスクに製造されたシートメタ
ルブランクの斜視図である。

【図２】形成されたマスクの斜視図。

【図３】本発明による装置の実施例の断面図である。

【図４】マスクを製造する連続段階を示す断面図である
。

【図５】マスクを製造する連続段階を示す断面図である
。

【図６】マスクを製造する連続段階を示す断面図である
。

【図７】マスクを製造する連続段階を示す断面図である
。

【図８】前記マスクのフランジ付きの繰上に形成された
ノブを示すマスクの一部の図式的斜視図である。

【符号の説明】

１　　陰極線チューブマスク １ａ　陰極線チューブマスクの中央部 １ｂ　陰極線チューブマスクの周辺部 １１　変形可能なダイス １４　変形可能なダイス上部 ２０　変形可能なパンチ ２４　基部 ３０　周辺を形成する部材 ３６　変形可能なリング

Claims (18)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】プレス上でシートメタルブランク（１）、
   詳細には陰極線チューブマスクを製造するためのシート
   メタルブランクを形成する方法であって、シートメタル
   ブランク（１）が変形可能なパンチ（２０）と変形可能
   なダイス（１１）との間に配置され、シートメタルブラ
   ンク（１）の中央部（１ａ）が変形可能なパンチ（２０
   ）と変形可能なダイス（１１）との間で締めつけられ、
   前記パンチの中立軸線、シートメタルブランク、及びダ
   イス組立体に対して所定の位置にシートメタルブランク
   （１）の中央部（１ａ）の中央軸線を配置するように、
   圧縮力の作用の下にパンチ及びダイスを変形させること
   により特定の湾曲状態に形成し、シートメタルブランク
   （１）の周辺自由部分（１ｂ）が、フランジ付きの縁を
   得るようにフランジ形成されるようになされた方法にお
   いて、変形可能かつ湾曲したパンチ（２０）の基部（２
   ４）が、同様に変形可能な上部ダイス（１４）の水平面
   上に配置されたシートメタルブランク（１）の中央部（
   １ａ）を締めつけることにより平坦化され、前記シート
   メタルブランクの中央部（１ａ）がパンチ（２０）の全
   表面に分配された加重の作用の下に特定の湾曲に形成さ
   れ、前記中央部がモールド（１２）、上部ダイス（１４
   ）、シートメタルブランク（１）、及びパンチ（２０）
   内で変形し、シートメタルブランク（１）の中央部（１
   ａ）を湾曲させた後に、パンチ（２０）の基部（２４）
   が再び最初の湾曲状態に戻り、圧縮不能、かつ弾力性あ
   る材料から製造された変形可能なリング（３６）に圧力
   がかかるように、周辺形成部材（３０）上に機械的作用
   がかけられ、前記リング（３６）が変形され、かくてシ
   ートメタルブランク（１）の周辺自由部分（１ｂ）を圧
   縮して、なおリング（３６）の作用が継続している間に
   前記自由部分（１ｂ）を制御しながら折り曲げ、シート
   メタルブランク（１）の周辺自由部分（１ｂ）が、フラ
   ンジ付き縁を形成するように、パンチ（２０）の側壁に
   沿うようになされていることを特徴とする陰極線チュー
   ブマスクの製造方法。
2. 【請求項２】請求項１に記載の方法において、シートメ
   タルブランク（１）の周辺自由部分（１ｂ）をパンチ（
   ２０）の側壁にかけるように、詳細には、シートメタル
   ブランク（１）の中央部分（１ａ）の湾曲を作る結果と
   して生ずる変化つまり、前記コーナー領域の間に位置し
   たフランジ付き縁の長さの変化を補正するように、シー
   トメタルブランク（１）のフランジ付きの縁の上に一連
   のリブ（４０）が形成され、リブの数、分布、寸法及び
   形状が余分の長さを吸収するように決定されることを特
   徴とする方法。
3. 【請求項３】請求項１に記載の方法において、シートメ
   タルブランク（１）の周辺自由部分（１ｂ）を、圧縮不
   能な弾力のある材料から製造された変形可能なリング（
   ３６）により曲げている間に、前記周辺自由部分（１ｂ
   ）が形成部材（３０）の傾斜面（３４）に押圧されたま
   まであることを特徴とする方法。
4. 【請求項４】プレス上でシートメタルブランク、詳細に
   は陰極線チューブマスクを製造するためのシートメタル
   ブランクを形成する装置であって、モールド（１２）上
   に配置され、陰極線チューブマスクの湾曲形状を形成す
   るように相互作用する変形可能な材料で作られ圧縮力の
   かかる変形可能なダイス（１４）及びパンチ（２０）と
   、フランジ付き縁を仕上げるようにパンチ（２０）の側
   壁に沿ってシートメタルブランク（１）の周辺自由部分
   （１ｂ）にフランジを形成する手段とを備えた装置にお
   いて、パンチ（２０）が変形可能な基部（２４）、周辺
   の剛性の周囲部（２５）、ボルスター（２１）、及びパ
   ンチ（２０）の周囲部（２５）内に含まれた圧縮不能の
   弾力性のある材料から製造されたほぼ平行六面体の変形
   可能なパッド（２２）を備え、パンチ（２０）の前記基
   部（２４）には全表面に圧縮力がかかり、シートメタル
   ブランク（１）の周辺自由部分（１ｂ）を折り曲げる手
   段が周辺を形成する部材（３０）及び圧縮不能の弾力あ
   る材料から製造された変形可能なリング（３６）を備え
   、それらの周辺を形成する部材（３０）による変形がシ
   ートメタルブランク（１）の周辺自由部分（１ｂ）に圧
   力をかけ、前記周辺自由部分（１ｂ）をパンチ（２０）
   の側壁に当接させるように前記周辺自由部分（１ｂ）の
   曲げ加工を制御するように構成したことを特徴とする陰
   極線チューブマスク製造装置。
5. 【請求項５】請求項４に記載の装置において、パッド（
   ２２）及びリング（３６）を構成する圧縮不能、変形可
   能な弾力ある材料が天然及び合成化合材料であり、特に
   異なる固さのポリマー及びポリウレタンであることを特
   徴とする装置。
6. 【請求項６】請求項４に記載の装置において、パッド（
   ２２）及びリング（３６）が異なる材料から製造される
   ことを特徴とする装置。
7. 【請求項７】請求項４に記載の装置において、シートメ
   タルブランク（１）に接触するパンチ（２０）の基部（
   ２４）の底面（２８）が得られるべき仕上げの製品と同
   一の湾曲率を有することを特徴とする装置。
8. 【請求項８】請求項４に記載の装置において、パンチ（
   ２０）の基部（２４）と、上部ダイス（１４）とがほぼ
   レンズの形状であることを特徴とする装置。
9. 【請求項９】請求項４に記載の装置において、周辺を形
   成する部材（３０）が２つの重なったフレームと、ほぼ
   矩形の上部フレーム（３１）と、同様にほぼ矩形の溝（
   ３５）を有する低部フレーム（３２）とからなり、前記
   溝内に弾力ある材料から製造された変形可能なリング（
   ３６）が挿入され、前記上部フレーム（３１）が前記低
   部フレーム（３２）内へ挿入されていることを特徴とす
   る装置。
10. 【請求項１０】請求項９に記載の装置において、上部フ
    レーム（３１）が、シートメタルブランク（１）の縁を
    挿入し、中心決めするための内側肩部（３３）を備えて
    なることを特徴とする装置。
11. 【請求項１１】請求項９に記載の装置において、上部フ
    レーム（３１）が、シートメタルブランク（１）の周辺
    自由部分（１ｂ）の縁用のほぼピラミッド状のベアリン
    グ及びスライド手段を形成する内側傾斜面を有すること
    を特徴とする装置。
12. 【請求項１２】請求項９に記載の装置において、低部フ
    レーム（３２）が底部ダイス（９）を支える低部ボルス
    ター（１０）に一体連結されていることを特徴とする装
    置。
13. 【請求項１３】請求項４又は９に記載の装置において、
    パンチ（２０）の周囲部（２５）がＴ字形の断面を有し
    、それのコア（２５ａ）がパンチ（２０）の弾力性ある
    材料からなる変形可能なパッド（２２）を封入し、前記
    周囲部（２５）が周辺圧縮手段（３８）を介して形成す
    る部材（３０）の上部フレーム（３１）のステップ（３
    ７）上で弾力的に支えていることを特徴とする装置。
14. 【請求項１４】請求項１３に記載の装置において、周囲
    部（２５）のコア（２５ａ）の内側表面（２５ｂ）が、
    その上でパンチ（２０）の弾力性ある材料からなる変形
    可能なパッド（２２）の周辺部分を摺動させる輪郭を有
    することを特徴とする装置。
15. 【請求項１５】請求項１３に記載の装置において、周囲
    部（２５）のコア（２５ａ）の外側表面（２５ｃ）がレ
    リーフ（２９）を有することを特徴とする装置。
16. 【請求項１６】請求項４に記載の装置において、ダイス
    （１１）の底部（９）のモールド（１２）が、それの表
    面に分布された、一連の目盛りのついたウェッジ（１３
    ）を有することを特徴とする装置。
17. 【請求項１７】請求項１ないし３のいずれかによる方法
    により製造されることを特徴とする陰極線チューブマス
    ク。
18. 【請求項１８】請求項１７に記載の陰極線チューブマス
    クにおいて、前記陰極線チューブマスクがそれのフラン
    ジの形成された縁（１ｂ）の全長にわたり、少なくとも
    １つのリブ（４０）を有することを特徴とする陰極線チ
    ューブマスク。