JPH04177760A - 半導体記憶装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置およびその製造方法

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JPH04177760A
JPH04177760A JP2304735A JP30473590A JPH04177760A JP H04177760 A JPH04177760 A JP H04177760A JP 2304735 A JP2304735 A JP 2304735A JP 30473590 A JP30473590 A JP 30473590A JP H04177760 A JPH04177760 A JP H04177760A
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metal
forming
polycrystalline silicon
dielectric film
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JP2304735A
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English (en)
Inventor
Naoto Matsuo
直人 松尾
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/30DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells
    • H10B12/31DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells having a storage electrode stacked over the transistor

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、特にダイナミック・ランダム・アクセス・
メモリ(以下rDRAM1 という。)装置である半導
体記憶装置およびその製造方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の半導体記憶装置としてダイナミック・ランダム・
アクセス・メモリ(以下rDRAM」という。)装置が
、例えば特開昭62−219659号に示されている。
第11図は従来の半導体記憶装置の構成を示す断面図で
ある。
第11図において、101はシリコン基板、102は素
子分離膜、103はゲート酸化膜、104はゲート電極
、105はドレイン、106はソース、107は層間分
離膜、108はキャパシタ領域を構成する一方の電極す
なわち蓄積電極となる多結晶シリコン膜、109はキャ
パシタ領域の他方の電極、110はSi3N4膜、11
1は誘電体膜であるTa205膜、112はSiO2膜
、113は層間絶縁膜である。
なお、キャパシタルミ域は多結晶シリコン膜108゜S
i3N4膜110 、 Ta205膜111.電極10
9から構成される。
このように構成された従来の半導体記憶装置は、ゲート
電極104のONおよびOFFにより、キャパシタ領域
に蓄積された電荷かソース106.グーl−電極104
の直下およびドレイン105を介して読み出されたり、
また、逆に書き込まれたりする。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このように構成された従来の半導体記憶
装置では、蓄積電極となる多結晶シリコン膜108と誘
電体膜となるTa205膜I11 との界面に膜厚1.
2cn+n)〜1.5Cnm:]の自然酸化膜(図示せ
ず)か形成される。この自然酸化膜とTa2es膜11
1 とは直列に構成されている。
したがって、T a 205膜IIIの厚みか大きい場
合には、自然酸化膜によるキャパシタ領域への影響は無
視てきる程度であるが、Ta205膜Illの厚みか小
さい場合には、自然酸化膜によるキャパシタ領域への影
響は無視てきなくなる。すなわち、見かけ上、Ta20
5膜IIIの比誘電率は低下(bulk  Ta205
膜の比誘電率は約25であるが、薄膜化すると約12と
なる。)し、その結果、半導体記憶装置のセル容量か低
下するという問題かあった。
この発明の目的は、」1記問題点に鑑み、蓄積電極と誘
電体膜との界面の自然酸化膜の形成を防止し、誘電体膜
を薄膜化しても、比誘電率が低下することのない半導体
記憶装置を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
請求項(1)記載の半導体記憶装置は、蓄積電極か多結
晶シリコン層とこの多結晶シリコン層上に形成した金属
層または金属シリサイド層との2層からなり、誘電体膜
か五酸化タンタルからなり、プレート電極か金属層また
は金属シリザイ1ぐ層からなり、蓄積電極の一部となる
金属層または金属シリザイlく層を構成する金属を、そ
の酸化物の生成自由エネルギーか誘電体膜を構成するタ
ンタルの酸化物の生成自由エネルギーより大きな金属と
したことを特徴とする 請求項(2)記載の半導体記憶装置は、蓄積電極か多結
晶シリコン層とこの多結晶シリコン層の全表面を被覆し
た金属層または金属シリサイド層とからなり、誘電体膜
か五酸化タンタルからなり、プレート電極か金属層また
は金属シリサイド層からなり、蓄積電極の一部となる金
属層または金属シリサイド層を構成する金属を、その酸
化物の生成自由エネルギーか誘電体膜を構成するタンタ
ルの酸化物の生成自由エネルギーより大きな金属とした
ことを特徴とする 請求項(3)記載の半導体記憶装置は、蓄積電極か多結
晶シリコン層とこの多結晶シリコン層上に形成した金属
層または金属ノリザント層との2層からなり、誘電体膜
か五酸化タンタルからなり、プレート電極の下層か金属
層または金属シリサイド層であり」二層か多結晶シリコ
ン層であり、蓄積電極の一部となる金属層または金属シ
リサイド層を構成する金属を、その酸化物の生成自由エ
ネルギーが、誘電体膜を構成するタンタルの酸化物の生
成自由エネルギーより大きな金属としたことを特徴とす
る 請求項(4)記載の半導体記憶装置は、蓄積電極か多結
晶シリコン層とこの多結晶シリコン層の全表面を被覆し
た金属層または金属シリサイド層とからなり、誘電体膜
か五酸化タンタルからなり、プレート電極の下層か金属
層または金属シリサイド層てあり上層か多結晶シリコン
層であり、蓄積電極の一部となる金属層または金属シリ
サイド層を構成する金属を、その酸化物の生成自由エネ
ルギーが、誘電体膜を構成するタンタルの酸化物の生成
自由エネルギーより大きな金属としたことを特徴とする 請求項(5)記載の半導体記憶装置は、蓄積電極か金属
層または金属シリサイド層からなり、誘電体膜か五酸化
タンタルからなり、プレート電極の下層が金属層または
金属シリサイド層であり」−層か多結晶シリコン層であ
り、蓄積電極となる金属層または金属シリサイド層を構
成する金属を、その酸化物の生成自由エネルギーが誘電
体膜を構成するタンタルの酸化物の生成自由エネルギー
より大きな金属としたことを特徴とする 請求項(6)記載の半導体記憶装置は、請求項(1)。
(2)、 (3)、 (4)または(5)記載の半導体
記憶装置において、蓄積電極の一部となる金属層または
金属シリサイド層が、W(タングステン)、Mo(モリ
ブデン)またはタングステンシリサイド(WSi2)。
モリブテンノリサイド (MoSi  2 )  であ
ることを特徴とす請求項(7)記載の半導体記憶装置は
、請求項(1)。
(2)、 (3)、 (4+または(5)記載の半導体
記憶装置において、 プレート電極となる金属層または
金属シリサイド層かW(タングステン)、Δ(0(モリ
ブデン)またはタングステンシリサイド(へ■512)
、モリブテンノリサイド(MoSi2)であることを特
徴とする請求項(8)記載の半導体記・旧装置の製造方
法は、次のとおりである。
半導体基板」二にトランジスタ領域を形成する。
このトランジスタ領域に電気的に接続した多結晶シリコ
ン層およびこの多結晶シリコン層上に金属層または金属
シリサイド層を連続して形成する。
リソグラフィおよびトライエッヂンクによりパターン形
状の多結晶シリコン層と金属層または金属シリサイド層
との2層からなる蓄積電極を形成する。この蓄積電極の
表面にCVD法により五酸化タンタルからなる誘電体膜
を形成する。この誘電体膜上に金属層または金属シリサ
イド層からなるプレート電極を形成する。
請求項(9)記載の半導体記憶装置の製造方法は、次の
とおりである。
半導体基板上にトランジスタ領域を形成する。
このトランジスタ領域に電気的に接続した多結晶シリコ
ン層およびこの多結晶シリコン層上に第1の金属層また
は金属シリサイド層を連続して形成する。リソグラフィ
およびドライエッチンクによりパターン形状の多結晶シ
リコン層と第1の金属層または金属シリサイド層とを形
成する。全面にCVD法により第2の金属層または金属
シリサイド層を形成することにより、パターン形状の多
結晶シリコンの表面を第1および第2の金属層または金
属シリサイド層で被覆する。パターン形状の多結晶シリ
コン層の表面を被覆した以外の第2の金属層または金属
シリサイド層を除去することにより、パターン形状の多
結晶シリコン層とこの多結晶シリコン層の全表面を被覆
した第1および第2の金属層または金属シリサイド層と
からなる蓄積電極を形成する。この蓄積電極の表面にC
VD法により五酸化タンタルからなる誘電体膜を形成す
る。この誘電体++tyの表面に金属層または金属シリ
サイド層からなるプレート電極を特徴する請求項(10
)記載の半導体記憶装置の製造方法は、次のとおりであ
る。
半導体基板上にトランジスタ領域を形成する。
このトランジスタ領域に電気的に接続した多結晶シリコ
ン層を形成する。リソグラフィおよびドライエッヂング
によりパターン形状の多結晶シリコン層を形成する。こ
のパターン形状の多結晶シリコン層の表面のみにCV 
D法により金属層または金属シリサイド層を選択的に形
成することにより、パターン形状の多結晶シリコン層と
この多結晶シリコン層の表面を被覆した金属層または金
属シリサイド層とからなる蓄積電極を形成する。この蓄
積電極の表面にCVD法により五酸化タンタルからなる
誘電体膜を形成する。この誘電体膜の表面に金属層また
は金属シリサイI・層からなるプレート電極を特徴する 請求項(11)記載の半導体記憶装置の製造方法は、次
のとおりである。
半導体基板上にトランジスタ領域を形成する。
このトランジスタ領域に電気的に接続した多結晶シリコ
ン層およびこの多結晶シリコン層上に金属層または金属
シリサイド層を連続して形成する。
リソグラフィおよびドライエッチンクによりパターン形
状の多結晶シリコン層と金属層または金属シリサイド層
との2層からなる蓄積電極を形成する。この蓄積電極の
表面にCVD法により五酸化タンタルからなる誘電体膜
を形成する。この誘電体膜の表面に金属層または金属シ
リサイド層を形成し、この金属層または金属シリサイド
の表面に多結晶シリコン層を形成することにより、下層
か金属層または金属シリサイド層からなり上層が多結晶
シリコン層からなるプレート電極をする。
請求項(12記載の半導体記憶装置の製造方法は、次の
とおりである。
半導体基板上にトランジスタ領域を形成する。
このトランジスタ領域に電気的に接続した多結晶シリコ
ン層およびこの多結晶シリコン層上に第1の金属層また
は金属シリサイド層を連続して形成する。リソグラフィ
およびドライエッチンクによりパターン形状の多結晶シ
リコン層と第1の金属層または金属シリコン層どを形成
する。CVD法により全面に第2の金属層または金属シ
リコン層を形成することにより、パターン形状の多結晶
シリコンの表面を第1および第2の金属層または金属シ
リコン層で被覆する。パターン形状の多結晶シリコンの
表面を被覆した以外の第2の金属層または金属シリコン
層を除去することにより、パターン形状の多結晶シリコ
ン層とこの多結晶シリコン層を被覆した第1および第2
の金属層または金属シリサイド層とからなる蓄積電極を
形成する。
この蓄積電極の表面にCVD法により五酸化タンタルか
らなる誘電体膜を形成する。この誘電体膜の表面に金属
層または金属シリサイド層を形成し、この金属層または
金属シリサイドの表面に多結晶シリコン層を形成するこ
とにより、下層が金属層または金属シリサイド層からな
り上層が多結晶シリコン層からなるプレーl−電極をす
る。
請求項03記載の半導体記憶装置の製造方法は、次のと
おりである。
半導体基板」二にトランジスタ領域を形成する。
このl・ランンスタ領域に電気的に接続した多結晶シリ
コン層を形成する。リソクラフィおよびドライエッチン
クによりパターン形状の多結晶シリコン層を形成する。
このパターン形状の多結晶シリコン層の表面のみにCV
D法により金属層または金属シリサイド層を選択的に形
成することにより、パターン形状の多結晶シリコン層と
この多結晶シリコン層の表面を被覆した金属層または金
属シリザイト層とからなる蓄積電極を形成する。この蓄
積電極の表面にCVD法により五酸化タンタルからなる
誘電体膜を形成する。この誘電体膜の表面に金属層また
は金属シリサイド層を形成し、この金属層または金属シ
リケイトの表面に多結晶シリコン層を形成することによ
り、下層か金属層または金属シリサイド層からなり上層
が多結晶シリコン層からなるプレート電極をする。
請求項(14)記載の半導体記憶装置の製造方法は、次
のとおりである。
半導体基板」−に1−ランシスタ領域を形成する。
このトランジスタ領域に電気的に接続した金属層または
金属シリサイド層からなる蓄積電極を形成する。この蓄
積電極の表111にCV D法により五酸化タンタルか
らなる誘電体膜を形成する。この誘電体膜の表面に金属
層または金属シリサイド層からなるプレート電極を形成
する。
〔作用〕
この発明の構成によれば、蓄積電極を構成する多結晶シ
リコン層と五酸化タンタルからなる誘電体膜との間に、
金属層または金属シリサイf’層を有し、この金属層ま
たは金属シリサイド層を構成する金属を、その酸化物の
生成自由エネルギーか誘電体膜を構成するタンタルの酸
化物の生成自由エネルギーより大きな金属とした。した
がって、蓄積電極と五酸化タンタルからなる誘電体膜と
の界面に、従来のような自然酸化膜および金属酸化膜か
形成されることがない。
〔実施例〕
この発明の一実施例の半導体記憶装置を第1図ないし第
5図に基づいて説明する。
第1図はこの発明の第1の実施例の半導体記憶装置の構
成を示す断面図である。
第1図において、1はシリコン基板、2は素子分離膜、
3はゲート絶縁膜、4はゲート電極(ワード線を兼ねる
。)、5はドレイン、6はソースであり、このゲート絶
縁膜3.ゲーI・電極4.ドレイン5およびソース6は
トランジスタ領域を構成する。7は層間分離膜、8は多
結晶シリコン層、9aはタングステン(W)からなる金
属層を示し、この多結晶シリコン層8および金属層9a
は蓄積電極10aを構成する。また、11は誘電体膜、
12はタングステンシリサイド(WSi2)層からなる
プレー1〜電極、13は層間分離膜、14は蓄積電極1
0aの引出し用パッド、15はビット線(図示せず)の
引出し用パッドであり、この引出し用パッド14.15
は多結晶シリコンからなる。7aは層間膜を示す。
また、多結晶シリコン層8.金属層9aおよびTa20
5膜11の各膜厚は、それぞれ、200Cnm)、20
 (nm)および11(nm:lである。
第1図に示すように、蓄積電極10aは多結晶シリコン
層8とこの多結晶シリコン層8上に形成した金属層9a
との2層からなる。また、プレート電極12は金属シリ
サイド層であるタングステンシリサイド(WSi2)か
らなる。また、蓄積電極]Oaとプレート電極12との
間の誘電体膜11は、五酸化タンタル(Ta20.)か
らなる。
このように構成した半導体記憶装置の蓄積電極]Oaの
一部となる金属層9aを構成する金属(タングステン)
は、その酸化物の生成自由エネルギーが誘電体膜11を
構成するタンタル(Ta)の酸化物の生成自由エネルギ
ーよりも大きい金属である。したかって、蓄積電極10
aと誘電体膜11となる五酸化タンタルとの界面に自然
酸化膜および金属酸化膜か存在することがない。
なお、タングステン(W)、モリブデン(Mo)。
タンタル(Ta、)およびSi(シリコン)の各酸化物
の生成自由エネルギー・デルタGfは、それぞれ、−1
2/I、−113,−186,−208(kca、l/
mol)である。
このように構成した半導体記憶装置を64MバイトのD
RAM対応のセル(1,8Cμm) 2)に適用した場
合、そのセル容ff−Csは43[:fF)か得られた
なお、この第1の実施例では蓄積電極10aを構成する
金属層9aとしてタングステン(W)を用いたが、MO
(モリブデン)を用いても良い。
また、タングステンシリサイド(WSi2)またはモリ
ブデンシリサイド(MOSi2)の金属シリサイド層を
用いても良い。
また、プレート電極12として、金属シリサイド層であ
るタングステンシリサイド(WS + 7 )を用いた
が、モリブデンシリサイド(MOS I 2 )を用い
ても良い。またタングステン(W )またはMO(モリ
ブデン)の金属層を用いても良い。
第2図はこの発明の第2の実施例の半導体記憶装置の構
成を示す断面図である。
第2図において、第1図と同符号のものは、第1の実施
例と同様の部分を示し、また、9bはタングステン(W
)からなる金属層、IObは蓄積電極を示す。
第2図に示すように、蓄積電極10bは、多結晶シリコ
ン層8とこの多結晶シリコン層8の全表面を被覆した金
属膜91)とからなる。また、プレート電極12はタン
グステンシリサイド(WSi2)からなる。また、蓄積
電極10bとプレート電極12との間の誘電体膜11は
、五酸化タンタル(Ta20i)からなる。
このように構成した半導体記憶装置の蓄積電極101〕
の一部となる金属層9bを構成する金属(タングステン
)は、その酸化物の生成自由エネルギーか誘電体膜11
を構成するタンタル(Ta)の酸化物の生成自由エネル
ギーよりも大きい金属である。したかって、蓄積電極1
0bと誘電体膜11となる五酸化タンタルとの界面に自
然酸化膜および金属酸化膜か存在することかない。
このように構成した半導体記憶装置を64N4バイ)・
のDRAM対応のセル(1,8Cμm) 2)に適用し
た場合、そのセル容量C8はf341:fF)か得られ
た。
なお、この第2の実施例では蓄積電極10bの一部とな
る金属膜9bとしてタングステン(W)を用いたが、M
O(モリブデン)を用いても良い。
また、タングステンシリサイド(WSi、)またはモリ
ブデンシリサイド(MOSi2)の金属シリサイド層を
用いても良い。
第3図はこの発明の第3の実施例の半導体記憶装置の構
成を示す断面図である。
第3図において、第1図と同符号のものは、第1の実施
例と同様の部分を示し、また、16はタングステンシリ
サイt” (WS i□)層、17は多結晶シリコン層
、18はプレート電極を示す。
第3図に示すように、蓄積電極]Oaは、第1の実施例
と同様に、多結晶シリコン層8とこの多結晶シリコン層
8上に形成した金属層9aとの2層からなり、また、プ
レート電極18は、下層のタングステンシリサイド(W
Si2)層16と」二層の多結晶シリコン層17とから
なる。また、蓄積電極10aとブレーl−電極18との
間の誘電体膜11は、五酸化タンタル<rat O5)
からなる。
このように構成した半導体記憶装置の蓄積電極]Oaの
一部となる金属層9aを構成する金属(タングステン)
は、その酸化物の生成自由エネルギーか誘電体膜IIを
構成するタンタル(Ta)の酸化物の生成自由エネルギ
ーよりも大きい金属である。したかって、蓄積電極10
aと誘電体膜11となる五酸化タンタルとの界面に自然
酸化膜および金属酸化膜か存在することかない。
このように構成した半導体記憶装置を64MバイトのD
 R,A、 M対応のセル(1,8[:μm) 2)に
適用した場合、そのセル容量Csは第1の実施例と同様
の43(fF)か得られた。
なお、この第3の実施例では蓄積電極10aを構成する
金属膜9aとしてタングステン(W)を用いたが、MO
(モリブデン)を用いても良い。
また、タングステンシリサイド(WS l 2 )また
はモリブデンシリサイl” (MO3i 2 )の金属
シリサイド層を用いても良い。また、プレート電極18
の下層としてタングステンシリサイド(WSi2)層1
6を用いたが、モリブデンシリサイド(MOSi2)を
用いても良い。また、タングステン(W)またはMO(
モリブデン)の金属膜を用いても良い。
第4図はこの発明の第4の実施例の半導体記憶装置の構
成を示す断面図である。
第4図において、第1図と同符号のものは、第1の実施
例と同様の部分を示し、また、9bはタングステン(W
)からなる金属膜、10bは蓄積電極、16はタングス
テンシリサイド(WSi、)層、17は多結晶シリコン
層、18はプレート電極を示す。
第4図に示すように、蓄積電極fobは多結晶シリコン
層8とこの多結晶シリコン層8の全表面を被覆した金属
膜91)との2層からなる。また、プレート電極18は
、下層のタングステンシリサイド(WSi2)層16と
上層の多結晶シリコン層17とからなる。また、蓄積電
極10aとプレート電極18との間の誘電体膜11は、
五酸化タンタル(Ta、05)からなる。
このように構成した半導体記憶装置の蓄積電極10bの
一部となる金属層9bを構成する金属(タングステン)
は、その酸化物の生成自由エネルギーか誘電体膜11を
構成するタンタル(Ta)の酸化物の生成自由エネルギ
ーよりも大きい金属である。したかって、蓄積電極10
bと誘電体膜11となる五酸化タンタルとの界面に自然
酸化膜および金属酸化膜か存在することかない。
このように構成した半導体記憶装置を64N4バイトの
DRAM対応のセル(1,8Cμm) 2)に適用した
場合、そのセル容量Csは第2の実施例と同様の64(
fF)か得られた。
なお、この第4の実施例では蓄積電極1.Obを構成す
る金属膜9bとしてタングステン(W)を用いたが、M
O(モリブデン)を用いても良い。
また、タングステンシリサイド(WS l 2 )また
はモリブデンシリサイl” (MO3i 2 )の金属
シリサイド層を用いても良い。
また、プレート電極18の下層としてタングステンシリ
サイド(WSi2)層16を用いたが、モリブデンシリ
サイド(MOSi2)を用いても良い。また、タングス
テン(W)またはMO(モリブデン)の金属層を用いて
も良い。
第5図はこの発明の第5の実施例の半導体記憶装置の構
成を示す断面図である。
第5図において、第1図と同符号のものは、第1の実施
例と同様の部分を示し、また、10cは蓄積電極、16
はタングステンシリサイド(WS1□)層、17は多結
晶シリコン層、18はプレート電極を示す。
第5図に示すように、蓄積電極10cを構成する金属層
はタングステン(W)からなる。また、プレート電極1
8は、下層のタングステンシリサイド(WSi2)層1
6と上層の多結晶シリコン層17とからなる。また、蓄
積電極10cとプレー 1−電極18との間の誘電体膜
11は、五酸化タンタル(Ta205)からなる。なお
、蓄積電極10Cの膜厚は200(nm)である。
このように構成した半導体記憶装置の蓄積電極10Cと
なる金属層を構成する金属は、その酸化物の生成自由エ
ネルギーが、誘電体膜11を構成するタンタルの酸化物
生成自由エネルギーよりも太きいものである。
このように構成した半導体記憶装置を64M/\イトの
DRAM対応のセル(1,8Cμm) 2)に適用した
場合、そのセル容量Csは第2の実施例と同様の64(
fF)か得られた。
なお、この第5の実施例では蓄積電極10cとしてタン
グステン(W)を用いたが、MO(モリブデン)を用い
ても良い。また、タングステンシリサイド(WS i 
2 )またはモリブデンシリサイド(MO3i□)の金
属シリサイド層を用いても良い。また、プレート電極1
8の下層としてタングステンシリサイド(WSi2)層
16を用いたが、モリブデンシリサイド(MOSi2)
を用いても良い。また、タングステン(W)またはMO
(モリブデン)の金属膜を用いても良い。
以」−1上述第1〜第5の実施例の半導体記憶装置にお
いて、蓄積電極10a、10bの一部となる金属層9a
、9bを構成する金属および蓄積電極]Ocを構成する
金属は、その酸化物の生成自由エネルギーか誘電体膜1
1を構成するタンタル(Ta)の酸化物の生成自由エネ
ルギーよりも大きい金属である。したかって、蓄積電極
10a。
10bの一部となる金属層9a、9bと誘電体膜11と
なる五酸化タンタルとの界面に金属酸化膜か存在するこ
とかなく、また、多結晶シリコン層8と金属層9aとの
自然酸化膜か存在することもない。その結果、誘電体膜
I+を薄膜化しても、比誘電率か低下することかない。
次に、この発明の一実施例の半導体記憶装置の製造方法
を第6図(a)〜(e)ないし第10図(a)〜(d)
に基ついて説明する。
第6図(a、j〜(e)はこの発明の第1の実施例の半
導体記憶装置の製造方法を示す工程順断面図である。
第6図(a)に示すように、半導体基板1上に素子分離
膜2を形成し、ケート酸化膜3.ケート電極(ワード線
を兼ねる。)4.ドレイン5およびソース6からなるト
ランジスタ領域を形成し、層間分離膜7の形成後、ドレ
イン51−にビット線(図示せず)の引出し用パット1
凱 ソース6−ヒに蓄積電極(図示せず)の引き出し用
多結晶シリコンパッド14.および全面に層間膜7aを
形成する。
層間膜7aはBPSG膜またはPSG膜であり、蒸着後
、温度900C°C)て30分間の熱処理を施し表面を
平坦化する。そして、蓄積電極の引出し用パット14上
の層間膜7aにコンタクト穴]9を形成する。
次に、第6図(b)に示すように、コンタクト穴19を
含む全面に多結晶シリコン層8′を蒸着し、さらにこの
多結晶シリコン層8″」二にタングステン層9a’ を
蒸着する。
次に、第6図(C)に示すように、リソグラフィおよび
ドライエツチングにより、パターン形状の多結晶シリコ
ン層8およびタングステン層9aからなる蓄積電極10
aを形成する。そして、全面に誘電体膜11として五酸
化タンタル(T a 205)膜を蒸着する。この誘電
体膜11となる五酸化夕ンタルの蒸着は、L P CV
 D (Low Pressure Chemical
 Vapor Deposition)法により、Ta
(○C、,1(5)sを原料として、温度450 じC
〕にて行い、さらに蒸着後、オゾンアニール処理および
連続してDryの02中において、900 じC〕のア
ニールを施す。
なお、誘電体膜11となる五酸化タンタル膜の原料は、
Ta(○C2H3)、に限らず、例えばTaC+hても
良い。
次に、第6図(d)に示すように、全面にタングステン
シリサイド(WSi2)を蒸着させることにより、プレ
ート電極12を形成する。
そして、第6図(e)に示すように、プレート電極12
上に層間分離膜13.金属配線(図示せず)およびパッ
シベーション膜(図示せず)を形成する。なお、この第
6図(e)は第1図と同様のものである。
第7図(a)〜((1)はこの発明の第2の実施例の半
導体記憶装置の製造方法を示す工程順断面図である。
第7図(a)に示すように、第1の実施例と同様にして
、半導体基板1上に素子分離膜2と、ケート酸化膜3.
ゲート電極4.トレイン5およびソース6からなるトラ
ンンスタ領域と、層間分離膜7と、ヒラI・線(図示せ
ず)の引出し用パット15と、蓄積電極(図示せず)の
引き出し用多結晶シリコンパッド14と、層間膜7aと
、コンタクト穴19とを形成する。
そして、引出し用多結晶シリコンパッド14」二および
層間膜7a上に多結晶シリコンを蒸着し、リソグラフィ
およびドライエツチングによりパターン形状の多結晶シ
リコン層8を形成する。
次に、第7図(1つ)に示すように、多結晶シリコン 
 □層8の表面のみに、選択CVD法によりタングステ
ン(W)からなる金属層9bを形成する。
次に、第7図(C)に示すように、金属層9bの表面に
、CVD法により五酸化タンタル(Ta205)からな
る誘電体膜11を形成し、この誘電体膜11上にタング
ステンシリサイド(WSi2)を蒸着することによりプ
レー1〜電極12を形成する。
そして、第7図((1)に示すように、プレート電極1
2上に層間分離膜13.金属配線(図示せず)およびパ
ッシベーション膜(図示せず)を形成する。
第8図(a)〜(C1)はこの発明の第3の実施例の半
導体記憶装置の製造方法を示す工程順断面図である。
第8図(a)に示すように、第1の実施例と同様にして
、半導体基板1上に素子分離膜2と、ゲート酸化膜3.
ケート電極4.ドレイン5およびソース6からなるトラ
ンジスタ領域と、層間分離膜7と、ピッ)・線(図示せ
ず)の引出し用パット15と、蓄積電極(図示せず)の
引き出し用多結晶シリコンパット14と、層間膜7aと
、コンタクト穴19とを形成する。
次に、第8図(b)に示すように、コンタクト穴19を
含む全面に多結晶シリコンを蒸着し、さらにこの多結晶
シリコン上にタングステンを蒸着し、リソグラフィおよ
びドライエッチンクにより、パターン形状の多結晶シリ
コン層8および金属層9aからなる蓄積電極10aを形
成する。
次に、第8図(Clに示すように、蓄積電極10a」二
および層間膜7a上に、CVD法により五酸化タンタル
(T a 205)からなる誘電体膜11を形成し、さ
らに誘電体膜11上にプレート電極の下層となるタンク
ステンシリサイ1〜層16を形成する。
ぞして、第8図((1)に示すように、タングステンシ
リサイド層16」二にプレート電極18の上層となる多
結晶シリコン層17を形成する。その後、ブレート電極
18上に層間分離膜13.金属配線(図示せず)および
パッシベーション膜(図示せず)を形成する。
第9図(a、)〜(d)はこの発明の第4の実施例の半
導体記憶装置の製造方法を示す工程順断面図である。
第9図(a)に示すように、第1の実施例と同様にして
、半導体基板1」二に素子分離膜2と、ゲート酸化膜3
.ケート電極4.ドレイン5およびソース6からなるト
ランジスタ領域と、層間分離膜7と、ビット線(図示せ
ず)の引出し用パラ1〜15と、蓄積電極(図示せず)
の引き出し用多結晶シリコンパッ1〜14と、層間膜7
aと、コンタク1〜穴19とを形成する。
そして、コンタクト穴19を含む全面に多結晶シリコン
を蒸着し、さらにこの多結晶シリコン上にタングステン
を蒸着し、リックラフイエ程およびドライエッチンクに
より、多結晶シリコン層8およびタングステン層9cを
形成した後、さらに全表面にCVD法によりタングステ
ンを蒸着することにより、金属層20を形成する。
次に、第9図(b)に示すように、タングステン層20
にドライエッチングを施すことにより、多結晶シリコン
層8およびタングステン層9cの表面のみにタングステ
ン層20を残置させ、他の領域のタングステン層20を
除去する。これにより、多結晶シリコン層8とこの多結
晶シリコン層8の全表面を被覆したタングステン層91
)とからなる蓄積電極1.Obを形成する。
次に、第9図(C)に示すように、蓄積電極101〕の
タングステン層9b上および層間膜7a上にTa205
膜からなる誘電体膜11を形成し、さらに誘電体膜11
」二にプレート電極の下層となるタンクステンシリサイ
ト層16を形成する。
そして、第9図((1)に示すように、タングステンシ
リサイド層16」二にプレート電極18の」二層となる
多結晶シリコン層17を形成する。その後、プレート電
極18」−に層間分離膜13.金属配線(図示せず)お
よびパッジへ−ション膜(図示せず)を形成する。
第10図(a)〜(d)はこの発明の第5の実施例の半
導体記憶装置の製造方法を示す工程順断面図である。
第10図(a)に示すように、第1の実施例と同様にし
て、半導体基板1上に素子分離膜2と、ケート酸化膜3
.ゲート電極4.l・レイン5およびソース6からなる
!・ランシスタ領域と、層間分離膜7と、ヒラI・線(
図示せず)の引出し用パッド15と、蓄積電極(図示せ
ず)の引き出し用多結晶シリコンパッド14と、層間膜
7aと、コンタクI・穴19とを形成する。
次に、第10図(1))に示すように、コンタクト穴1
9を含む全表面に、プランケラI−CV D法により膜
厚2oocnm)のタングステン21を蒸着させる。
次に、第10図(C)に示すように、リソグラフィおよ
びドライエツチングにより、タングステン21をパター
ン形状とすることにより蓄積電極10cを形成する。
そして、第10図(d)に示すように、第3および第4
の実施例と同様にして、誘電体膜11.下層がタングス
テンシリサイド層16および上層か多結晶シリコン層1
7からなるプレート電極18゜層間分離膜13.金属配
線(図示せず)およびパッシベーション膜(図示せず)
を形成する。
なお、第7図に示す第2の実施例の半導体記憶装置の製
造方法における蓄積電極10bは、第9図(a)および
(b)に示す工程と同様にして形成しても良い。また、
第9図に示す第4の実施例の半導体記憶装置の製造方法
における蓄積電極10bは、第7図(a)および(b)
に示す工程と同様して形成しても良い。
〔発明の効果〕
この発明の半導体記憶装置によれば、蓄積電極を構成す
る多結晶シリコン層と五酸化タンタルからなる誘電体膜
との間に、金属層または金属シリサイド層を有し、この
金属層または金属シリサイド層を構成する金属を、ぞの
酸化物の生成自由エネルギーが誘電体膜を構成するタン
タルの酸化物の生成自由エネルギーより大きな金属とし
た。したがって、蓄積電極と五酸化タンタルからなる誘
電体膜との界面に、従来のような自然酸化膜および金属
酸化膜か形成されることかない。
その結果、五酸化タンタルからなる誘電体膜を薄膜化し
ても、蓄積電極、誘電体膜およびプレート電極からなる
キャパシタの比誘電率は低下することなく、このキャパ
シタをプレーナ型にすることか可能になり、その実用的
効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1の実施例の半導体記憶装置の構
成を示す断面図、第2図はこの発明の第2の実施例の半
導体記憶装置の構成を示す断面図、第3図はこの発明の
第3の実施例の半導体記憶装置の構成を示す断面図、第
4図はこの発明の第4の実施例の半導体記憶装置の構成
を示す断面図、第5図はこの発明の第5の実施例の半導
体記憶装置の構成を示す断面図、第6図(a)〜(e)
はこの発明の第1の実施例の半導体記憶装置の製造方法
を示す工程順断面図、第7図(a)〜(d)はこの発明
の第2の実施例の半導体記憶装置の製造方法を示す工程
順断面図、第8図(a)〜(d)はこの発明の第3の実
施例の半導体記憶装置の製造方法を示す工程順断面図、
第9図(a)〜(d)はこの発明の第4の実施例の半導
体記憶装置の製造方法を示す工程順断面図、第10図(
a)〜(d)はこの発明の第5の実施例の半導体記憶装
置の製造方法を示す工程順断面図、第11図は従来の半
導体記憶装置の構成を示す断面図である。 訃・多結晶シリコン層、9a、9b・・・金属層、10
a、IOb、10c=−蓄積電極、II・・・誘電体膜
、12.18・・プレート電極 Cつ  −で  ・り一 一 −メ −トぐへのゝ− 二 二  認 Ln  、  、j−m−(つ 乙8ゝ1ゝ−□) i      田 兇−■COトL!J2り−のヘ − LX   LX    −+j  N  (、O弓  
ゞくへ■ −〇     (1) \−雫一−7 弓 巴  O −U

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体基板上に、トランジスタ領域と、このトラ
    ンジスタ領域に電気的に接続した蓄積電極と、この蓄積
    電極上に形成した誘電体膜と、この誘電体膜上に形成し
    たプレート電極とを備えた半導体記憶装置であって、 前記蓄積電極が多結晶シリコン層とこの多結晶シリコン
    層上に形成した金属層または金属シリサイド層との2層
    からなり、前記誘電体膜が五酸化タンタルからなり、前
    記プレート電極が金属層または金属シリサイド層からな
    り、前記蓄積電極の一部となる前記金属層または金属シ
    リサイド層を構成する金属を、その酸化物の生成自由エ
    ネルギーが前記誘電体膜を構成するタンタルの酸化物の
    生成自由エネルギーより大きな金属としたことを特徴と
    する半導体記憶装置。
  2. (2)半導体基板上に、トランジスタ領域と、このトラ
    ンジスタ領域に電気的に接続した蓄積電極と、この蓄積
    電極上に形成した誘電体膜と、この誘電体膜上に形成し
    たプレート電極とを備えた半導体記憶装置であって、 前記蓄積電極が多結晶シリコン層とこの多結晶シリコン
    層の全表面を被覆した金属層または金属シリサイド層と
    からなり、前記誘電体膜が五酸化タンタルからなり、前
    記プレート電極が金属層または金属シリサイド層からな
    り、前記蓄積電極の一部となる前記金属層または金属シ
    リサイド層を構成する金属を、その酸化物の生成自由エ
    ネルギーが前記誘電体膜を構成するタンタルの酸化物の
    生成自由エネルギーより大きな金属としたことを特徴と
    する半導体記憶装置。
  3. (3)半導体基板上に、トランジスタ領域と、このトラ
    ンジスタ領域に電気的に接続した蓄積電極と、この蓄積
    電極上に形成した誘電体膜と、この誘電体膜上に形成し
    たプレート電極とを備えた半導体記憶装置であって、 前記蓄積電極が多結晶シリコン層とこの多結晶シリコン
    層上に形成した金属層または金属シリサイド層との2層
    からなり、前記誘電体膜が五酸化タンタルからなり、前
    記プレート電極の下層が金属層または金属シリサイド層
    であり上層が多結晶シリコン層であり、前記蓄積電極の
    一部となる前記金属層または金属シリサイド層を構成す
    る金属を、その酸化物の生成自由エネルギーが、前記誘
    電体膜を構成するタンタルの酸化物の生成自由エネルギ
    ーより大きな金属としたことを特徴とする半導体記憶装
    置。
  4. (4)半導体基板上に、トランジスタ領域と、このトラ
    ンジスタ領域に電気的に接続した蓄積電極と、この蓄積
    電極上に形成した誘電体膜と、この誘電体膜上に形成し
    たプレート電極とを備えた半導体記憶装置であって、 前記蓄積電極が多結晶シリコン層とこの多結晶シリコン
    層の全表面を被覆した金属層または金属シリサイド層と
    からなり、前記誘電体膜が五酸化タンタルからなり、前
    記プレート電極の下層が金属層または金属シリサイド層
    であり上層が多結晶シリコン層であり、前記蓄積電極の
    一部となる前記金属層または金属シリサイド層を構成す
    る金属を、その酸化物の生成自由エネルギーが、前記誘
    電体膜を構成するタンタルの酸化物の生成自由エネルギ
    ーより大きな金属としたことを特徴とする半導体記憶装
    置。
  5. (5)半導体基板上に、トランジスタ領域と、このトラ
    ンジスタ領域に電気的に接続した蓄積電極と、この蓄積
    電極上に形成した誘電体膜と、この誘電体膜上に形成し
    たプレート電極とを備えた半導体記憶装置であって、 前記蓄積電極が金属層または金属シリサイド層からなり
    、前記誘電体膜が五酸化タンタルからなり、前記プレー
    ト電極の下層が金属層または金属シリサイド層であり上
    層が多結晶シリコン層であり、前記蓄積電極となる前記
    金属層または金属シリサイド層を構成する金属を、その
    酸化物の生成自由エネルギーが前記誘電体膜を構成する
    タンタルの酸化物の生成自由エネルギーより大きな金属
    としたことを特徴とする半導体記憶装置。
  6. (6)前記蓄積電極の一部となる前記金属層または金属
    シリサイド層が、W(タングステン)、Mo(モリブデ
    ン)またはタングステンシリサイド(WSi_2)、モ
    リブデンシリサイド(MoSi_2)であることを特徴
    とする請求項(1)、(2)、(3)、(4)または(
    5)記載の半導体記憶装置。
  7. (7)前記プレート電極となる金属層または金属シリサ
    イド層がW(タングステン)、Mo(モリブデン)また
    はタングステンシリサイド(WSi_2)、モリブデン
    シリサイド(MoSi_2)であることを特徴とする請
    求項(1)、(2)、(3)、(4)または(5)記載
    の半導体記憶装置。
  8. (8)半導体基板上にトランジスタ領域を形成する工程
    と、 このトランジスタ領域に電気的に接続した多結晶シリコ
    ン層およびこの多結晶シリコン層上に金属層または金属
    シリサイド層を連続して形成する工程と、 リソグラフィおよびドライエッチングによりパターン形
    状の前記多結晶シリコン層と前記金属層または金属シリ
    サイド層との2層からなる蓄積電極を形成する工程と、 この蓄積電極の表面にCVD法により五酸化タンタルか
    らなる誘電体膜を形成する工程と、この誘電体膜上に金
    属層または金属シリサイド層からなるプレート電極を形
    成する工程とを含む請求項(1)記載の半導体記憶装置
    の製造方法。
  9. (9)半導体基板上にトランジスタ領域を形成する工程
    と、 このトランジスタ領域に電気的に接続した多結晶シリコ
    ン層およびこの多結晶シリコン層上に第1の金属層また
    は金属シリサイド層を連続して形成する工程と、 リソグラフィおよびドライエッチングによりパターン形
    状の前記多結晶シリコン層と前記第1の金属層または金
    属シリサイド層とを形成する工程と、 全面にCVD法により第2の金属層または金属シリサイ
    ド層を形成することにより、前記パターン形状の多結晶
    シリコンの表面を第1および第2の金属層または金属シ
    リサイド層で被覆する工程と、 前記パターン形状の多結晶シリコン層の表面を被覆した
    以外の前記第2の金属層または金属シリサイド層を除去
    することにより、前記パターン形状の多結晶シリコン層
    とこの多結晶シリコン層の全表面を被覆した第1および
    第2の金属層または金属シリサイド層とからなる蓄積電
    極を形成する工程と、 この蓄積電極の表面にCVD法により五酸化タンタルか
    らなる誘電体膜を形成する工程と、この誘電体膜の表面
    に金属層または金属シリサイド層からなるプレート電極
    を形成する工程とを含む請求項(2)記載の半導体記憶
    装置の製造方法。
  10. (10)半導体基板上にトランジスタ領域を形成する工
    程と、 このトランジスタ領域に電気的に接続した多結晶シリコ
    ン層を形成する工程と、 リソグラフィおよびドライエッチングによりパターン形
    状の前記多結晶シリコン層を形成する工程と、 このパターン形状の多結晶シリコン層の表面のみにCV
    D法により金属層または金属シリサイド層を選択的に形
    成することにより、前記パターン形状の多結晶シリコン
    層とこの多結晶シリコン層の表面を被覆した前記金属層
    または金属シリサイド層とからなる蓄積電極を形成する
    工程と、この蓄積電極の表面にCVD法により五酸化タ
    ンタルからなる誘電体膜を形成する工程と、この誘電体
    膜の表面に金属層または金属シリサイド層からなるプレ
    ート電極を形成する工程とを含む請求項(2)記載の半
    導体記憶装置の製造方法。
  11. (11)半導体基板上にトランジスタ領域を形成する工
    程と、 このトランジスタ領域に電気的に接続した多結晶シリコ
    ン層およびこの多結晶シリコン層上に金属層または金属
    シリサイド層を連続して形成する工程と、 リソグラフィおよびドライエッチングによりパターン形
    状の前記多結晶シリコン層と前記金属層または金属シリ
    サイド層との2層からなる蓄積電極を形成する工程と、 この蓄積電極の表面にCVD法により五酸化タンタルか
    らなる誘電体膜を形成する工程と、この誘電体膜の表面
    に金属層または金属シリサイド層を形成し、この金属層
    または金属シリサイドの表面に多結晶シリコン層を形成
    することにより、下層が金属層または金属シリサイド層
    からなり上層が多結晶シリコン層からなるプレート電極
    をする工程とを含む請求項(3)記載の半導体記憶装置
    の製造方法。
  12. (12)半導体基板上にトランジスタ領域を形成する工
    程と、 このトランジスタ領域に電気的に接続した多結晶シリコ
    ン層およびこの多結晶シリコン層上に第1の金属層また
    は金属シリサイド層を連続して形成する工程と、 リソグラフィおよびドライエッチングによりパターン形
    状の前記多結晶シリコン層と前記第1の金属層または金
    属シリコン層とを形成する工程と、CVD法により全面
    に第2の金属層または金属シリコン層を形成することに
    より、前記パターン形状の多結晶シリコンの表面を第1
    および第2の金属層または金属シリコン層で被覆する工
    程と、前記パターン形状の多結晶シリコンの表面を被覆
    した以外の前記第2の金属層または金属シリコン層を除
    去することにより、前記パターン形状の多結晶シリコン
    層とこの多結晶シリコン層を被覆した第1および第2の
    金属層または金属シリサイド層とからなる蓄積電極を形
    成する工程と、この蓄積電極の表面にCVD法により五
    酸化タンタルからなる誘電体膜を形成する工程と、この
    誘電体膜の表面に金属層または金属シリサイド層を形成
    し、この金属層または金属シリサイドの表面に多結晶シ
    リコン層を形成することにより、下層が金属層または金
    属シリサイド層からなり上層が多結晶シリコン層からな
    るプレート電極をする工程とを含む請求項(4)記載の
    半導体記憶装置の製造方法。
  13. (13)半導体基板上にトランジスタ領域を形成する工
    程と、 このトランジスタ領域に電気的に接続した多結晶シリコ
    ン層を形成する工程と、 リソグラフィおよびドライエッチングによりパターン形
    状の前記多結晶シリコン層を形成する工程と、 このパターン形状の多結晶シリコン層の表面のみにCV
    D法により金属層または金属シリサイド層を選択的に形
    成することにより、前記パターン形状の多結晶シリコン
    層とこの多結晶シリコン層の表面を被覆した前記金属層
    または金属シリサイド層とからなる蓄積電極を形成する
    工程と、この蓄積電極の表面にCVD法により五酸化タ
    ンタルからなる誘電体膜を形成する工程と、この誘電体
    膜の表面に金属層または金属シリサイド層を形成し、こ
    の金属層または金属シリサイドの表面に多結晶シリコン
    層を形成することにより、下層が金属層または金属シリ
    サイド層からなり上層が多結晶シリコン層からなるプレ
    ート電極をする工程とを含む請求項(4)記載の半導体
    記憶装置の製造方法。
  14. (14)半導体基板上にトランジスタ領域を形成する工
    程と、 このトランジスタ領域に電気的に接続した金属層または
    金属シリサイド層からなる蓄積電極を形成する工程と、 この蓄積電極の表面にCVD法により五酸化タンタルか
    らなる誘電体膜を形成する工程と、この誘電体膜の表面
    に金属層または金属シリサイド層からなるプレート電極
    を形成する工程とを含む請求項(5)記載の半導体記憶
    装置の製造方法。
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