JPH04163345A - ジェットルームにおける緯糸処理装置 - Google Patents

ジェットルームにおける緯糸処理装置

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JPH04163345A
JPH04163345A JP28667690A JP28667690A JPH04163345A JP H04163345 A JPH04163345 A JP H04163345A JP 28667690 A JP28667690 A JP 28667690A JP 28667690 A JP28667690 A JP 28667690A JP H04163345 A JPH04163345 A JP H04163345A
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    • D03DWOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
    • D03D51/00Driving, starting, or stopping arrangements; Automatic stop motions
    • D03D51/06Driving, starting, or stopping arrangements; Automatic stop motions using particular methods of stopping
    • D03D51/08Driving, starting, or stopping arrangements; Automatic stop motions using particular methods of stopping stopping at definite point in weaving cycle, or moving to such point after stopping
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は緯入れ用メインノズルから射出緯入れされた異
常緯糸を織布から除去する装置に関するものである。
〔従来の技術〕
ジェットルームにおいて緯入れミスとなった異常緯糸を
織布から取り除く緯糸処理装置が特開昭62−2]、5
047号公報に開示されている。この従来装置では緯入
れされた異常緯糸と後続の紡糸とを切断することなく繋
いておき、後続緯糸を手掛かりとして織前に打ち込まれ
た異常緯糸を経糸開口内から緯入れ始端側の側方へ引き
出し除去するようになっている。又、緯入れ末端側にも
引き取りローラ対が設置されており、異常緯糸が途中で
切れて経糸開口内に残った切断糸片が緯入れ末端側の引
き取りローラ対によって経糸開口内から引き出し除去さ
れるようになっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、経糸開口内の切断糸片を全て引き出し除
去できない可能性もあるか、従来装置ではこの引き出し
除去ミスを把握することができない。そのため、引き出
し除去ミスが生じていた場合、異常緯糸の引き出し除去
処理後に織機の運転再開を自動化しようとしても織布に
切断糸片を織り込んでしまうおそれかある。
本発明は、切断糸片を織布に織り込むおそれなく織機の
運転再開の自動化を可能とする緯糸処理装置を提供する
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
そのために本発明では、緯入れ末端側に設置された糸片
検出器と、緯入れされた緯糸から切断分離した糸片を経
糸開口内から側方へ引き出し除去する引き取りローラ対
を前記一対の糸片検出器の間に備えると共に、引き取り
ローラ対の前後の糸片端部を共に引き取りローラ対に向
けて引き取る緯糸引き出し機構と、前記一対の糸片検出
器からの糸有無情報と前記引き取りローラ対の回転量情
報とに基づいて糸片の長さを測る測長手段とにより緯糸
処理装置を構成した。
〔作用〕
異常緯糸から切断分離した糸片は引き取りローラ対間に
把持され、引き取りローラ対の回転動作によって糸片の
両端部がいずれも引き取りローラ対に向けて引き取られ
て行く。引き出しローラ対の手前側の糸片検出器は経糸
開口内から引き出し除去される糸片端部の有無を検出し
、引き取りローラ対の後側の糸片検出器は引き取りロー
ラ対間を通過した糸片端部の有無を検出する。従って、
引き取りローラ対の手前の糸片端部の長さは引き取りロ
ーラ対の手前側の糸片検出器における余有検出期間とこ
の間の引き取りローラ対の回転量とから把握される。同
様に、引き取りローラ対を通過した糸片端部の長さは後
側の糸片検出器における余有検出期間とこの間の引き取
りローラ対の回転量とによって把握される。これにより
切断糸片の全長が測定される。
〔実施例〕
以下、本発明を具体化した一実施例を第1〜7図に基づ
いて説明する。
第1図に示すようにスレイ1の一端側に装着された緯入
れ用メインノズル2には巻付は方式の緯糸測長貯留装置
3で測長貯留された緯糸が供給され、スレイ1上に立設
された変形筬4の緯入れ通路4a内に緯入れ用メインノ
ズル2から緯入れタイミングに同期して射出緯入れされ
る。緯糸を巻付ける糸巻付面3aからの緯糸引き出しは
電磁ソレノイド5により駆動される係止ピン5aと糸巻
付面3aとの交差及び離間により制御される。
緯入れ用メインノズル2から射出緯入れされた緯糸は列
設された複数の緯入れ用補助ノズル20゜2OAのリレ
ー噴射作用へ受は継がれる。緯入れされた緯糸は最後端
の緯入れ用補助ノズル2OAよりも外側における緯入れ
末端側の所定位置に設置された緯糸検出器6によって設
定機台回転角度範囲内での有無の検出を受ける。緯糸検
出器6からの緯糸有無検出情報は制御コンピュータCに
入力され、制御御コンピュータCはこの緯糸有無検出情
報に基づいて織機駆動モータMの作動継続及び作動停止
のいずれかを選択する。緯入れが正常に行われた場合、
緯糸は変形筬4により筬打ちされて織布Wの織前W1に
織り込まれる。そして、筬打ちされた緯糸が緯入れ用メ
インノズル2側の電磁カッター7により切断され、以後
の織製動作が継続される。
緯糸が緯糸検出器6の設置位置まで到達しない場合には
制御コンピュータCが織機駆動モータMの作動停止を指
令する。緯入れミス検出信号が発せられた後、機台は1
回程慣性で回転停止する。
すなわち、スレイ1が最後退位置から織布W側へ前進す
る間に緯入れミス検出信号が発せられ、ミス糸が織布W
に筬打ちされた後、スレイ1がさらに往復動し、第1図
の鎖線で示す筬打ち位置直前で停止する。緯入れミス検
出信号発信とともに電磁カッター7は不作動状態におか
れ、織布Wの織前W1に織り込まれたミス糸は緯入れ用
メインノズル2側に接続維持される。
第2図に示すように緯入れ用メインノズル2直下には図
示しない圧力エア供給源に接続されたブローノズル8が
接続されており、その噴射口8aが緯入れ用メインノズ
ル2の噴射領域と交差する方向を指向するように設定さ
れている。緯入れ用メインノズル2直上には緯糸導入ガ
イド9が接続されており、その人口9aが緯入れ用メイ
ンノズル2の噴射領域を挟んでブローノズル8の噴射口
8 a 七対向する位置に設定されているとともに、入
口9aと緯入れ用メインノズル2の噴射口との間には固
定刃10が介在されている。
緯糸導入ガイド9の出口91〕の後方にはエアガイド1
1及び吸引パイプ12がスレイ1と一体揺動可能に設置
されており、エアガイド11の出入口及び吸引パイプ1
2の人口が緯糸導入タクト9の出口9bの排出経路上に
設定されている。吸引パイプ12の出口側はスレイ1の
揺動領域の前方に設置された図示しないタストホックス
に向けて湾曲されており、この湾曲部には前記圧力エア
供給源に接続されたフローノズル13が吸引パイプJ2
の出口を指向するように接続されている。
スレイ1の揺動領域の後方にはステッピングモータ14
か設置されており、その直上にはステッピングモータ1
4に作動連結された駆動ローラ15が配設されている。
駆動ローラ15の直上にはエアシリンダ16が下向きに
配設されており、その駆動ロッドの先端の支持枠16a
には波動ローラ17か駆動ローラ15と対向して回転可
能に支持されている。被動ローラ17はエアシリンダ1
6の突出作動により、駆動ローラ15に押接可能である
ステッピングモータ14及びローラ15,17とともに
緯糸引き出し機構を構成するエアシリンダ16の側面に
は支持基枠18が支軸31を中心に回動可能に垂下支持
されており、その下部側に形成された円弧状のガイド孔
18aには支持枠16a」二に突設されたガイ1〜ピン
16I)が嵌入されているとともに、支持基枠18には
検出アーム19aを備えた緯糸検出器19が装着されて
いる。
駆動ローラ15と被動ローラ17とはスレイIの最後退
時における緯糸導入ガイド9とエアカイト11との間を
挟んで対向する位置に設定されており、検出アーム1.
9 aの先端部はスレイ1の最後退時におけるエアガイ
ド11と吸引パイプ12との間を横切って掃過し得る位
置に設定されている。
第1,3図に示すように緯糸検出器6よりも緯入れ末端
側のスレイ1上には一対の糸ガイド21゜22が設置さ
れており、さらにその外側には吸引パイプ30かスレイ
lと一体揺動可能に設置されている。吸引パイプ30の
湾曲部にはフローノズル32が接続されており、ブロー
ノズル32の噴射作用によって吸引パイプ30の入口に
吸引作用が生じる。
一方の糸ガイド21の入口は外側に向けて拡開しており
、緯入れ末端側の緯入れ用補助ノズル2OAの噴射方向
か糸カイト21の入口を指向している。これにより緯入
れ用補助ノズル2OAからの噴射エアの大部分か糸カイ
I”21内へ導入される。
糸ガイド21の内面には投光素子23A及び受光素子2
4Aか対向配置されており、画素子23A。
24A間には棒状レンス25Aか介在されている。
棒状レンズ25Aは断面半円形状であり、投光素子23
Aから投射された光は棒状レンズ25Aによって平行光
線に収束されるとともに、この収束光線が糸ガイド21
内の断面領域の全域を掃過する。投光素子23A、受光
素子24ハ及び棒状レンズ25Aは糸片検出器21. 
Aを構成する。
糸ガイド22内にも同様の投光素子23B、受光素子2
4.8及び棒状レンズ25Bが設置されており、投光素
子23B、受光素子24B及び棒状レンズ25Bは糸片
検出器22Aを構成する。
最後退位置にあるスレイlの緯入れ末端側の後方にはス
テッピングモータ26が上向きに設置されており、その
出力軸には駆動ローラ27が取着されている。ステッピ
ングモータ26上方にはエアシリンダ28か下向きに設
置されており、その駆動ロッドには被動ローラ29が回
転可能に支持されている。駆動ローラ27の上端面27
aと被動ローラ29の下端面29aとは対向しており、
エアシリンダ28の突出作動によって両ローラ27゜2
9の対向端面27a、29aが接合する。両ローラ27
,29の接合領域は最後退位置のスレイ1上の両糸ガイ
l’21.22の間に設定されており、緯入れ通路4a
を通って糸ガイド22まで到達した緯糸は両ローラ27
,29間に把持可能である。
把持端面27a、29aの周縁部にはテーパ27b、2
9bが形成されており、両把持端面27 a、  29
 aが接合した状態では両テーパ27b。
29bがV形状の環状溝を構成する。
ブローノズル8.j3,32及びエアシリンタ16.2
8は電磁バルブV + 、  V2. V3. V4.
 V5を介して前記圧力エア供給源に接続されており、
これら各電磁バルブV1〜■5及びステッピングモータ
14.26は制御コンピュータCの指令を受ける。制御
コンピュータCは緯糸検出器6,19及び糸片検出器2
1A、22Aからの検出信号に基づ゛いて電磁バルブV
1〜v5及びステッピングモータ14.26の指令制御
を行なう。
緯入れミスが発生すると、制御コンピュータCは第7図
(a)〜(d)のフローチャートで示す緯糸処理プログ
ラムを遂行する。
緯糸が緯糸検出器6の設置位置まで到達しない場合、制
御コンピュータCは緯糸検出器6からの緯入れミス検出
信号に基づいて電磁カッター7及び織機駆動モータMの
作動停止を指令するとともに、電磁バルブV1.V2の
励磁を指令する。これによりブローノズル8,13に圧
力エアが供給され、ブローノズル8と緯糸導入ガイド9
との間には緯入れ用メインノズル2の噴射領域を横切る
緯入れ阻止空気流が生じるとともに、吸引パイプ12の
入口側には吸引空気流が生じる。
これら空気流は電磁カッター7の不作動状態のもとにス
レイlが第1図(a)の鎖線位置に停止するまでの間に
発生する。これによりミス糸を緯入れ用メインノズル2
側に接続した状態で織前w1に織り込まれ、ミス糸に後
続する緯糸¥2は機台慣性作動中の緯入れ阻止空気流に
より緯糸測長貯留装置3から引き出されるとともに、緯
糸導入ガイド9内へ強制導入される。そして、後続緯糸
Y。
はエアガイド11を経て吸引パイプ12内へ到達し、ブ
ローノズル13の噴射作用により前記ダストボックスに
向けて吹きさらされる。この噴射作用により緯糸導入ガ
イド9と吸引パイプ12との間の後続緯糸Y2が適度の
張力を付与されて緊張する。
機台の停止に引き続いて制御コンピュータCはロークリ
エンコーダ33からの検出信号に基づいて機台の所定量
逆転作動を指令し、第4図(a)に示すようにスレイl
が最後退位置へ後退する。
この後退によって経糸Tの最大開口状態が形成され、上
下経糸Tによるミス糸Y1の織込状態が解除される。こ
れと同時に緯糸導入ガイド9とエアガイド11との間の
後続緯糸Y2か駆動ローラ15と被動ローラ17との間
の圧接把持領域内へ配置されるとともに、エアガイド1
1と吸引パイプ12との間の後続緯糸Y2か検出アーム
19aの回動掃過領域内へ配置される。機台逆転後、電
磁バルブ■、の消磁により緯入れ阻止空気流が消滅する
この状態において電磁バルブ■3が励磁し、被動ローラ
17が駆動ローラ15に圧接する。
被動ローラ17の下動に伴い、ガイドピン16bとガイ
ド孔18aとの係合作用により支持基枠18か支軸31
を中心に回動し、検出アーム19aがエアガイド11と
吸引パイプ12との間を横切って回動掃過する。この時
、後続緯糸Y2がローラ対15.17と吸引パイプ12
との間に存在しない場合、検出アーム19aは緯糸検出
器19本体と一体に移動し、緯糸検出器19が糸有り検
出信号を発することはない。制御コンピュータCは緯糸
検出器19から糸有り検出信号を所定時間内に得られな
い場合には緯糸処理異常を把握し、警報ランプ34の点
滅及び電磁バルブV2.V3の消磁を指令する。これに
より前記吸引空気流が停止するとともに、ローラ’X=
l15,1.7が離間する。
後続緯糸Y2がローラ対15.17と吸引パイプ12と
の間に存在する場合、検出アーム19aは緊張状態の後
続緯糸Y2との係合により緯糸検出器19本体に対して
相対回動し、緯糸検出器19から緯糸有り検出信号が発
せられる。制御コンピュータCはこの緯糸有り検出信号
に応答してステッピングモータ14の作動を指令し、後
続緯糸Y2を把持したローラ対15.17が回転する。
ローラ対15.17の回転により後続緯糸Y2が吸引パ
イプ12側に引き取られてゆき、この引き取り張力によ
り後続緯糸Y2か固定刃1oによりメインノズル2から
切断分離されるとともに、織前W1上のミス糸¥1が織
前W1から分離されていく。
織前Wl上から引き出されるミス糸Y1はローラ対15
.17の把持を受けつつ吸引パイプ12側へ吸引されて
いき、ローラ対15,1.7がミス糸¥1を把持してい
る限り緯糸検出器19は緯糸有り検出信号を制御コンピ
ュータCに出力する。
この緯糸有り検出信号の出力が無くなると制御コンピュ
ータCはステッピングモータ14の作動を停止するとと
もに、電磁バルブV2.V3の消磁を指令する。これに
よりローラ対15.17が離間するとともに、ブローノ
スル13の噴射が停止する。そして、制御コンピュータ
Cは緯糸検出器J9から緯糸有り検出信号入力中のステ
ッピングモータ14に対する作動パルス信号型によって
経糸開口内からのミス糸Y+の引き出し長さXlを把握
する。
緯糸か緯糸検出器6に到達しないような緯入れミスの場
合、制御コンピュータCは測定された引き出し長さXl
が予め設定された緯入れ長さ相当の値X。以上であれは
織機の運転を開始し、設定値X。に達しない場合には表
示装置35上にxl< X oを表示するとともに、警
報ランプ34による警報を行なう。
第1図(a、 )に示すようにミス糸Y+が糸切れを起
こした場合、又は緯糸供給側で糸切れが生じた場合、そ
の切断糸片Y3が糸片検出器21A。
22Aによって検出される。この場合、緯入れミス検出
から機台停止までの前記の緯入れ阻止作用に先立ち、制
御コンピュータCは糸片検出器21A。
22Aからの検出信号に基ついてミス糸Y+の糸切れを
把握すると共に、前記と同様の緯入れ阻止作用を行なっ
た後に機台を停止」−する。
制御コンピュータCには糸片検出器21A。
22Aからの緯糸有り検出信号が入力し続ける。
制御コンピュータCはこの緯糸有り検出信号の入力期間
が所定時間を越えるとステッピングモータ14、エアシ
リンダ16及びローラ対1.5.17からなる緯入れ始
端側の緯糸引き出し機構の前記と同様の処理動作を指令
する。
緯入れ始端側の緯糸引き出し機構の処理動作が完了する
と、制御コンピュータCはステッピングモータ26、エ
アシリンダ28及びローラ対27゜29からなる緯入れ
末端側の緯糸引き出し機構の処理動作を指令する。即ち
、電磁バルブV4か励磁し、被動ローラ29の把持端面
29aが駆動ローラ27の把持端面27aに圧接する。
これにより切断糸片Y、かローラ対27,29の把持端
面27a、29a間に把持される。
ローラ対27.29による切断糸片Y3の把持後、ステ
ッピングモータ26が作動し、ローラ対27.29に把
持されている切断糸片Y3が把持端面7a、29aの周
縁部のテーパ27b、29b上に巻付けられていく。こ
の引き取り作用によって切断糸片Y3の両端部がいずれ
もローラ内27゜29のテーパ27b、29b上に巻き
取られていく。
ローラ対27.29の手前、即ち、経糸開口側の切断糸
片Y3の端部Y3□は糸片検出器21Aの検出を受け、
糸片Y3の端部Y31か糸片検出器2LAを通過するま
で糸片検出器21Aは糸有り検出信号を制御コンピュー
タCに出力する。又、ローラ対27.29の把持領域を
通過している糸片Y1の他端部Y32は糸片検出器22
Aの検出を受ける。糸片Y3の端部Y3□が糸片検出器
22Aの検出領域を通過するまで糸片検出器22Aは糸
有り検出信号を制御コンピュータCに出力する。
両糸片検出器21A、22Aからの糸有り検出信号の出
力がなくなると、制御コンピュータCはステッピングモ
ータ26の作動停止を指令するとともに、電磁バルブv
4の消磁を指令し、一定時間後に電磁バルブV5の消磁
を士旨令する。これによりローラ対27.29が離間し
、ローラ対27゜29上に巻付けられていた糸片Y3か
吸引パイプ30の吸引作用によって吸引パイプ30側へ
引き取られてゆく。その後、吸引パイプ30における吸
引作用か無くなる。
制御コンピュータCは、ステッピングモータ26作動開
始以後における糸片検出器21Aからの糸有り検出信号
入力中のステッピングモータ26に対する作動パルス量
から糸片Y3の端部Y31の巻取長さx2・を把握し、
糸片検出器22Aからの糸有り検出信号人力中のステッ
ピングモータ26に対する作動パルス量から糸片Y3の
端部Y3□の巻取り長さx3・ を把握する。そして、
糸片検出器2LAから糸片端部Y31の巻取開始位置ま
での距離d1と巻取長さX2・ との和X2、糸片検出
器22Aから糸片端部Y3□の巻取開始位置までの距離
d2と巻取長さX3・ との和X3が算出される。即ち
、X2は糸片端部Y3+の引き取り長さを表しX3は糸
片端部Y32の引き取り長さを表す。
両糸片Y 31 、 Y 32の引き取り長さ(’X 
2+X 3 )に第6図(b)に示す巻取径dを加算し
た値が糸片Y3の長さを表す。制御コンピュータCは糸
片Y3の長さと緯入れ始端側で引き取られた緯糸長さX
lとの和X (=XI +X2 +X3 +d)が予め
設定された緯入れ長さ相当の値X。以上であれば運転再
開を指令し、XDに達しない場合には警報ランプ34に
よる警報を行なう。
XI +X2 +X3+a<Xoとなる場合としては例
えばミス糸Y1あるいは切断糸片Y3の引き出し最中に
糸切れが起きた場合であり、この状態で織機運転を再開
してしまうとミス糸Y1の一部あるいは切断糸片Y3の
一部が織布Wに織り込まれてしまう。しかしながら、ミ
ス糸Y1の引き出し長さ及び切断糸片Y3の長さを測っ
ているために経糸開口内のミス糸Y1あるいは切断糸片
Y3の残存の有無を把握することができ、経糸開口内に
ミス糸¥1あるいは切断糸片Y3の一部を取り残して織
機の運転を再開してしまうおそれはない。
ローラ27,29上に巻付けられていた糸片Y3が吸引
パイプ30側へ引き取られるとき、糸片Y3は糸片検出
器22Aによって検出されるが、糸片検出器22Aから
の糸有り検出信号を所定時間内に得られない場合には制
御コンピュータCは各測長量XI、X2.X3.X及び
設定値X。を表示装置35上に表示するとともに、警報
ランプ34による警報を行なう。
糸片Y3が糸ガイド21に引っ掛かったような場合には
制御コンピュータCが糸片検出器22Aから糸無し検出
情報を得ることはできない。糸無し検出情報を所定時間
内に得られない場合には制御コンピュータCは前記と同
様に各測長量の表示及び警報を行なう。
第1図(b)、第4図(b)では緯糸が緯入れ用メイン
ノズル2の手前で糸切れを起こし、給糸ミスが発生した
状態を表す。この場合に緯入れ始端側の緯糸処理装置及
び緯入れ末端側の緯糸処理装置の処理動作は第7図(a
)〜(d)の緯糸処理プログラムに従って行なうが、織
機の再起動は行わない。
本発明は勿論前記実施例にのみ限定されるものではなく
、例えば第8.9図に示す実施例も可能である。
この実施例では糸片検出器2LA、22Aを内蔵する糸
ガイド21,22、ステッピングモータ26、被動ロー
ラを備えたエアシリンダ(図示路)及び吸引パイプ30
が支持台36上に設置されており、支持台36はエアシ
リンダ37によってスレイ1の往復動方向へ移動可能に
支持されている。
2 ] 支持台36は糸ガイド21が飛走してくる糸片Y3を導
入し得る第8図の位置に常には保持されており、糸片Y
3の引き出し時には支持台36はスレイ1の後退位置側
へ移動させられる。この移動によって糸片Y3は織前W
1に対して大きな角度を持った方向へ引き出され、糸片
Y3の引き出しが容易となる。なお、スレイ1の最後端
位置側への支持台36の移動はローラ対27.29間に
糸片Y3を把持した状態で行われる。
さらに本発明では、一対の糸片検出器21A。
22Aの間の糸片Y3を二つ折りにしてローラ対の周面
で把持し、糸片の両端部をローラ対の周面間へ引き込む
ようにした実施例も可能である。
〔発明の効果〕
以上詳述したように本発明は、緯入れ末端側に設置され
た一対の糸片検出器の間の引き取りローラ対によって糸
片の両端部を引き取りローラ対間へ引き取り、両糸片検
出器からの糸有無情報と引き取りローラ対の回転量情報
とに基づいて切断糸片の長さを測るようにしたので、引
き取りローラ対の前後の糸片の各端部の長さをいずれも
引き取りローラ対の回転量情報に結び付けて測長するこ
とかでき、このような測長方式によって経糸開口内から
切断糸片を引き出し除去しつつ糸片の長さを正確に測長
し得るという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1〜7図は本発明を具体化した一実施例を示し、第1
図(a)は織幅領域内で糸切れを起こした場合の路体平
面図、第1図(b)は緯入れメインノズルを手前て糸切
れを起こした場合のスレイ付近の路体平面図、第2図は
緯入れ始端側の緯糸引き出し機構を示す斜視図、第3図
は切断糸片の先端が吸引パイプ内に達した状態を示す要
部拡大正断面図、第4図(a)は緯入れ始端側の緯糸引
き出し処理状態を示す路体平面図、第4図(b)はスレ
イが最後退位置にある状態を示す路体平面図、第5図(
a)はローラ対によって切断糸片を把持した状態を示す
要部拡大正断面図、第5図(b)は第5図(a)の、A
−A線断面図、第6図(a)はローラ対周面への糸片巻
取状態を示す要部拡大正断面図、第6図(b)は第6図
(a)のB−B線断面図、第7図(a) 〜(d)!ま
緯糸処理ブロク゛ラムを表すフローチャート、第8,9
図は本発明の側倒を示す路体平面図である。 緯糸引き出し機構を構成するステラピンクモータ26及
びエアシリンダ28、引き取りローラ対27.29、糸
片検出器2]、A、22A、測長手段となる制御コンピ
ュータC8 特許出願人 株式会社 豊田自動織機製作所代理人  
弁理士  恩1)博宣 (ほか1名)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、緯入れ末端側に設置された一対の糸片検出器と、 緯入れ緯糸から切断分離した糸片を経糸開口内から側方
    へ引き出し除去する引き取りローラ対を前記一対の糸片
    検出器の間に備え、引き取りローラ対の前後の糸片端部
    を共に引き取りローラ対に向けて引き取る緯糸引き出し
    機構と、 前記一対の糸片検出器からの糸有無検出情報と前記引き
    取りローラ対の回転量情報とに基づいて前記糸片の長さ
    を測る測長手段とにより構成したジェットルームにおけ
    る緯糸処理装置。
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