JPH04161192A - ミシンの刺繍データ作成装置 - Google Patents

ミシンの刺繍データ作成装置

Info

Publication number
JPH04161192A
JPH04161192A JP2289213A JP28921390A JPH04161192A JP H04161192 A JPH04161192 A JP H04161192A JP 2289213 A JP2289213 A JP 2289213A JP 28921390 A JP28921390 A JP 28921390A JP H04161192 A JPH04161192 A JP H04161192A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
embroidery
point
needle drop
setting means
drop point
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2289213A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0738906B2 (ja
Inventor
Fumiaki Asano
浅野 史明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2289213A priority Critical patent/JPH0738906B2/ja
Priority to US07/760,096 priority patent/US5282142A/en
Priority to DE4132859A priority patent/DE4132859A1/de
Publication of JPH04161192A publication Critical patent/JPH04161192A/ja
Publication of JPH0738906B2 publication Critical patent/JPH0738906B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B19/00Programme-controlled sewing machines
    • D05B19/02Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit
    • D05B19/04Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit characterised by memory aspects
    • D05B19/08Arrangements for inputting stitch or pattern data to memory ; Editing stitch or pattern data
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/18Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form
    • G05B19/408Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by data handling or data format, e.g. reading, buffering or conversion of data

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)
  • Automatic Embroidering For Embroidered Or Tufted Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 C発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は図形の輪郭を構成し刺繍動作進行方向に延びる
一対の対向する主辺部上に針落ち点を交互に配置するよ
うにして刺繍データを作成するミシンの刺繍データ作成
装置に関する。
(従来の技術) 例えばワンポイントマークなどの所定の図形の刺繍を実
行するミシンにあっては、ミシンの制御装置は、その図
形に対応した針落ち点を指定する刺繍データに基づいて
、各針落ち点に順次針が落ちるように、加工布あるいは
縫針を順次移動させつつ縫製動作を進行させるようにな
っている。この場合、前記刺繍データは、刺繍データ作
成装置により自動的に作成されるようになっている。
この刺繍データ作成装置は、マイクロコンピュータ、イ
メージスキャナやキーボードなどの入力装置、外部記憶
装置などを備えて構成され、例えば外部記憶装置に記憶
されている模様データを読出して、この模様データから
各針落ち点を演算により自動的に求めるようになってい
る。
−例をあげると、第9図に示すように、今、刺繍を施す
図形1がリング状である場合には、その輪郭となる外周
線2上の複数の構成点及び内周線3上の複数の構成点の
座標が模様データとして与えられる。刺繍データ作成装
置は、この模様データから、まず図形1の中心点0の座
標を演算により求め、予め与えられる糸密度に応じ、そ
の中心点0から放射状に直線を引いてこの直線と外周線
2及び内周線3との交点の座標を針落ち点として求める
。この刺繍データにより、縫針は、加工布に対して例え
ば時計回り方向に図形1の外周線2上と内周線3上とに
交互に落ちるようになり、もって放射状に延びる刺繍縫
目により図形1内を埋めるようにして刺繍が施されるの
である。
(発明が解決しようとする課題) 上述のように、輪郭を構成する一対の主辺部間を交互に
結ぶような刺繍データを作成する場合、従来の刺繍デー
タ作成装置にあっては、刺繍動作の進行方向に対して直
角あるいは直角に近い角度の刺繍縫目を形成するデータ
を作成するようになっていた。
ところが、このような刺繍動作の進行方向に対して直角
あるいは直角に近い角度の刺繍縫目を形成するものでは
、例えば一対の主辺部間の幅が狭いときには、各縫目の
長さがきわめて短くなり、加工布の種類によっては布が
縮んで縫目が団子状になるなど、きれいな刺繍を施すこ
とができなくなる虞がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は
、所定の図形の刺繍を実行させるにあたり、刺繍動作の
進行方向に対して直角あるいは直角に近い角度の刺繍縫
目だけでなく、刺繍動作の進行方向に対して傾斜するよ
うな刺繍縫目をも形成することができる刺繍データを作
成することが可能なミシンの刺繍データ作成装置を提供
するにある。
[発明の構成コ (:jIAI!!を解決するための手段)本発明のミシ
ンの刺繍データ作成装置は、加工布に対し所定の図形の
刺繍を実行するミシンにおける各針落ち点を指定する刺
繍データを、前記図形の輪郭を構成し刺繍動作進行方向
に延びる一対の対向する主辺部上に針落ち点を交互に配
置するようにして作成するものであって、刺繍動作進行
方向に対する刺繍縫目の傾き角度を設定する傾き角設定
手段と、前記一対の主辺部のうちの一方の主辺部上の針
落ち点を設定する設定手段と、この設定手段により求め
られた針落ち点を避り前記傾き角設定手段により設定さ
れた角度だけ刺繍動作進行方向に対して傾いた直線と他
方の主辺部との交点を算出しこの交点を前記針落ち点の
次の針落ち点とする針落ち点算出手段とを具備したとこ
ろに特徴を有する。
(作用) 上記手段によれば、傾き角設定手段により刺繍動作進行
方向に対する刺繍縫目の傾き角度が設定される。そして
、設定手段により、一対の主辺部のうちの一方の主辺部
上の針落ち点が設定され、針落ち点算出手段により、前
記設定手段により求められた針落ち点を通り前記傾き角
設定手段により設定された角度だけ傾いた直線と他方の
主辺部の交点が求められて前記針落ち点の次の針落ち点
とされる。従って、刺繍縫目は、一方の主辺部のある針
落ち点から、刺繍動作進行方向に対して設定された角度
だけ傾いた状態で他方の主辺部に向けて延びるように形
成される。
この場合、前記設定手段により設定される角度を種々に
変更することにより、刺繍動作進行方向に対して直角だ
けでなく様々な傾斜角度をもった縫目を形成することが
可能となる。
(実施例) 以下本発明の一実施例について、第1図乃至第5図を参
照して説明する。
まず、第2図を参照して刺繍ミシンの概略構成について
述べる。ミシン本体11は、ベツド部12の上方にアー
ム部13を一体的に備えて構成され、ミシンテーブル1
4に組込まれている。前記アーム部13の先端部には縫
針15を備えた針棒16が設けられ、前記ベツド部12
上にはこの針棒16に対応して図示しない針孔を有する
針板17が設けられている。詳しく図示はしないが、前
記針棒16は、ミシンモータ18(第3 図参照)によ
り針棒駆動機構を介して上下駆動されるようになってお
り、また、ベツド部12内に前記針板17の下方に設け
られた蓋機構が前記ミシンモータ18により針棒16と
同期して駆動されるようになっている。
前記ミシンテーブル14上には、図示しない加工布を保
持するための刺繍枠19が設けられる。
この刺繍枠19は、円環状の外枠19aとこの外枠19
aの内周部に着脱自在に嵌まり込む円環状の内枠19b
とから構成され、これらの間に加工布を挟むようにして
内枠19bを外枠19a内に嵌め込むことにより、加工
布を内枠19b内に張り渡した状態に保持するようにな
っている。そして、この刺繍枠19は、次に述べる水平
移動機構20により、ミシンテーブル14上を水平方向
に自在に移動されるようになっている。
即ち、前記外枠19aに一体に設けられたスライド板部
19cは、支持台21.22間に設けられた2本のスラ
イドパー23.24にスライド移動自在に取付けられて
いる。そして、一方の支持台21は、ミシンテーブル1
4上に取付けられたモータ取付台25.26間を前記ス
ライドパー23.24と直交する方向に延びる送りねじ
27に係合されている。この送りねじ27は、前記モー
タ取付台25に取付けられたX軸送りモータ28により
回転駆動されるようになっており、これにて、X軸送り
モータ28の駆動により支持台21゜22などと一体的
に刺繍枠19がX軸方向に移動されるようになっている
。そして、モータ取付台25とモータ取付台26との間
には、モータ取付台26に取付けられたY輸送りモータ
29により回転駆動される回転伝達軸30が設けられて
いる。
この回転伝達軸30は、前記支持台21.22間に掛渡
されたワイヤ31.31を駆動するようになっており、
このワイヤ31.31の途中部位に前記スライド板部1
9cが固定されている。これにて、Y輸送リモータ29
の駆動により刺繍枠19がY軸方向に移動されるように
なっている。このように構成された水平移動機構20に
より、刺繍枠19にセットされた加工布はミシンテーブ
ル14上を任意の位置に移動されるのである。
以上のように構成された刺繍ミシンは、制御装置E32
により制御されるようになっている。第3図に示すよう
に、この制御装置32は、CPU33、ROM34.R
AM35及びそれらを相互に接続するバス36などから
なるマイクロコンビ二一夕を主体とするものであり、さ
らに、前記バス36には、入力インターフェース37及
び出力インターフェース38が接続されている。出力イ
ンターフェース38には、前記ミシンモータ18゜X輸
送リモータ28.Y輸送リモータ29をそれぞれ駆動す
るモータ駆動回路39.40.41が接続されている。
これにて、制御装置32は、後述する刺繍データに基づ
いてミシンモータ18゜X輸送リモータ28.Y輸送り
モータ29を制御し、もって、水平移動機構20により
加工布を移動させつつ前記針棒16を上下駆動すること
により、加工布に対する所定の刺繍を自動的に実行する
のである。また、出力インターフェース38には、表示
装置42を駆動する表示駆動回路43が接続され、前記
入力インターフェース37には、キーボード44.外部
記憶装置45及びイメージスキャナ46が接続されてい
る。
そして、この制御装置32は、刺繍データ作成装置とし
ての機能を備え、加工布に対する所定の図形の刺繍を実
行するに際し各針落ち点を指定する刺繍データを、その
固形の輪郭゛を構成し刺繍動作進行方向に延びる一対の
対向する主辺部上に針落ち点を交互に配置するようにし
て作成するようになっている。この刺繍データを作成す
るにあたっては、後述するように、図形の輪郭(主辺部
)を規定する模様データが必要となるが、前記外部記憶
装置45には予め複数のかな、アルファベット、数字な
どの図形に関する模様データが記憶されており、また、
イメージスキャナ46を用いてオペレータが新たに作成
した図形に関する模様データを制御装置32に入力する
こともでき、さらにこれを外部記憶装置45に記憶させ
ることもできるようになっている。また、前記表示装置
42には、模様データに基づいて刺繍が施される図形な
どが画面に表示されるようになっている。
ここで、前記模様データについて簡単に述べる。
この模様データは、例えば第5図に示すように、図形4
7が一定幅のリング状の場合には、その輪郭を構成する
外周線48上の任意の3点の座標と内周線49上の任意
の1点の座標と円環であることを指示するデータとを含
んでなり、これにて、外周線48及び内周線49が規定
されることになる。このようなリング状の図形47の場
合、内周線49及び外周線48が一対の主辺部となり、
刺繍動作は、内周線49と外周線47とを交互につなぐ
ような縫目により、例えば図で時計回り方向に進行する
ようになっている。
さて、制御装置32は、前記模様データに基づいて刺繍
データを作成するものであるが、このとき、そのソフト
ウェア構成により、刺繍動作進行方向に対する刺繍縫目
の傾き角度を設定する傾き角設定手段、一対の主辺部の
うちの一方の主辺部上の針落ち点を設定する設定手段、
及び、この設定手段により求められた針落ち点を通り前
記傾き角設定手段により設定された角度だけ刺繍動作進
行方向に対して傾いた直線と他方の主辺部との交点を算
aしこの交点を前記針落ち点の次の針落ち点とする針落
ち点算出手段としての機能を実現するようになっている
。そして、本実施例では、使用者が、前記キーボード4
4を操作することにより、所望の傾き角度αを設定角度
として人力することかできるようになっている。前記各
手段の機能は、後述するような、第1図に示す刺繍デー
タ作成のフローチャートにて明らかとなる。なお、本実
施例では、第5図に示すようなリング状の図形について
の刺繍データの作成を例としており、従って、内周線4
9及び外周線48がその一対の主辺部となり、ここでは
、そのうち内周線49を一方の主辺部とし、外周線48
を他方の主辺部としている。また、ここでは、針落ち点
算出手段は、第4図に示すように、設定された角度αだ
け刺繍動作進行方向に対して傾いた直線gの算出を、図
形47の中心点0を通る直線りから角度(90’−α)
だけ傾いた直線を演算により求めることにより行うよう
にしている。
次に上記構成の作用について説明する。
例えばすでに模様データが作成されているリング状の図
形47がキーボード44の操作により指定されると、そ
の図形47に対応する模様データが外部記憶装置!45
から読出されてRAM35に記憶される。刺繍データの
作成は第1図のフローチャートに従ってなされる。
即ち、まず、ステップS1にて、模様データが読出され
て一対の主辺部(内周線49及び外周線48)が設定さ
れ、ステップS2にて、入力された傾き角度αが読取ら
れ、ステップS3にて、模様データから中心点0の座標
が求められる。次のステップS4では、一方の主辺部こ
の場合内周線49上の針落ち点A、B、C・・・・・・
が求められる。
この針落ち点は、予め指定された糸密度に応じて内周線
49を等間隔に分割することにより算出される。ステッ
プS5にて、このステップS4にて求められた針落ち点
の数がNとされて記憶され、ステップS6にて、カウン
タのカウント値Pが1に設定され、さらにステップS7
にて、縫い始め点(点A)が設定される。この場合、図
形47がリング状であるため、どこから縫い始めても良
いので任意の点が縫い始め点として設定され、その点A
を第1点としてそこから刺繍動作進行方向(時計回り方
向)に順に第2点(点B)、第3点(点C)・・・・・
・第N点と番号が付けられる。次のステップS8では、
第P点が次の針落ち点として設定される。このステップ
S8を一回目に通るときには、P−1であり、設定され
た縫い始め点Aが最初の針落ち点となることが設定され
る。
そして、ステップS9では、第P点の次に落ちる外周線
48上の針落ち点が求められる。この針落ち点の演算は
、第4図に示すように、まず、中心点0と点Aとを通る
直線りを求め、次に点Aを通りこの直線りと角度(90
m−α)だけ傾いた直線Iを求め、この直線pと外周線
48との交点A′を求めることにより行われる。そして
、ステツブ510にて、この交点A′が点Aに続く次の
針落ち点に設定されるのである。
こののち、ステップSllにて、カウンタPが1だけ増
加され、ステップS12にて、このPの値とNの値とが
比較されて、PがN以下であるならば(Yes)、ステ
ップS8に戻り、ステップ88〜S12の処理が繰返さ
れる。これにて、第2点即ち点Bが点A′に続く次の針
落ち点に設定され、上記と同様に、点Bに続く針落ち点
として点B′が求められる。第N点までこの処理が繰返
されると、ステップSllにてNOとなり、処理が終了
する。
これにより、詳しく図示はしないが、針落ち順序が点A
、A’ 、B、B’ 、C,C’ 、・・・・・・N。
N′となった刺繍データが作成され、制御装置32は、
この刺繍データに基づき、ミシンの各機構を制御し、加
工布に対する刺繍を実行する。
このような刺繍データによる刺繍が実行される。
と、加工布にはリング状の図形47内がサテン縫いの縫
目により塗潰された刺繍が施され、このとき、第5図に
示すように、その刺繍縫目は刺繍動作進行方向に対して
角度αだけ傾いた状態に形成されるのである。この場合
、使用者が所望の傾き角度αを入力することができ、そ
の角度αを種々に設定することにより、刺繍動作進行方
向に対して直角だけでなく様々な傾斜角度をもった縫目
を形成することができる。従って、同し図形47の刺繍
を施すにあたっても、その刺繍縫目の延びる方向につい
ての様々な選択を行うことができるものである。
このように本実施例によれば、所定の図形47の刺繍を
実行させるにあたり、従来のような刺繍動作の進行方向
に対して直角あるいは直角に近い角度の刺繍縫目しか形
成できなかったものと異な°す、刺繍動作の進行方向に
対して直角あるいは直角に近い角度の刺繍縫目のみなら
ず、刺繍動作の進行方向に対して傾斜するような刺繍縫
目をも形成することができる刺繍データを作成すること
が可能となった。この結果、リング状の図形47が内外
周間の幅の狭い場合であっても、刺繍縫目を傾斜させる
ことにより縫目の長さを大きくすることができ、ひいて
は、きれいな刺繍を施すことができるなど、外観の異な
るバラエティに富んだ刺繍を実行することができるもの
である。
尚、上記実施例では、フローチャートのステップS4に
て内周線49について針落ち点を設定し、設定角度αに
基づいて外周線48上の針落ち点を演算するようにした
が、それとは逆に、予め外周線48上の針落ち点を糸密
度に応じて設定し、こののち設定角度αに基づいて内周
線49上の針落ち点を演算するようにしても良い。また
、正確なリング状の図形47だけでなく、楕円リング状
であったりまた多少いびつな形状のリング状の図形であ
っても、同様な方法により刺繍データを作成することが
できる。
第6図乃至第8図は、本発明の他の実施例を示すもので
、上記実施例でのリング状の図形47に代えて、第8図
に示すような、一対の対向する主辺部51及び52にて
画定される図形53についての刺繍データを作成するも
のとしている。この場合、模様データとして、主辺部5
1の両端の点1及び点2並びに途中の複数の特徴点、主
辺部52の両端の点3及び点4並びに複数の特徴点が記
憶されている。ここでは、主辺部51と主辺部52とを
交互につなぐような縫目により矢印方向(図で左から右
に向けて)に刺繍動作が進行するように設定されている
さて、本実施例では、制御装置32は、第6図に示すフ
ローチャートに従って刺繍データを作成する。
即ち、まず、ステップS21にて、模様データが読出さ
れて一対の主辺部51,52が設定され、ステップS2
2にて、入力された傾き角度αが読取られ、ステップ5
23にて、主辺部51.52のうち長い方の主辺部51
(第8図で上側の主辺部)を求め、これを針落ち点を設
定する側の一方の主辺部とする。次のステップS24に
て、一方の主辺部たる主辺部51を予め指定された糸密
度に応じて等間隔に分割することにより、主辺部51上
の針落ち点1.A、B・・・・・・2が求められる。
ステップS25にて、カウンタのカウント値Pが1に設
定され、ステップS26にて始点、終点の設定がなされ
る。ここでは、点1を始点、点4を終点としている。ス
テップS27にて、上記始点1を第1点としてそこから
刺繍動作進行方向(右方向)に順に第2点(点A)、第
3点(点B)・・・・・・第N点(点2)と番号が付け
られる。ステップ528にて、前記ステップS24にて
求められた針落ち点の数がNとされて記憶される。
次のステップS29では、第P点が次の針落ち点として
設定される。このステップS29を一回目に通るときに
は、P−1であり、設定された縫い始め点1が最初の針
落ち点となることが設定される。
そして、ステップS30では、第P点の次に落ちる主辺
部52上の針落ち点が求められる。この針落ち点の演算
は、第7図に示すように、まず、第P点(例えば点C)
を通り、主辺部51に対して角度αだけ傾いた直線gを
求め、この直線gと他方の主辺部52との交点C′を求
めることにより行われる。そして、ステップ531にて
、この交点C′か点Cに続く次の針落ち点に設定される
のである。
こののち、ステップS32にて、カウンタPか1だけ増
加され、ステップ533にて、このPの値とNの値とが
比較されて、PがN以下であるならば(Yes)、ステ
ップS29に戻り、ステップ529〜S33の処理が繰
返される。これにて、主辺部51.52に交互に配置さ
れる針落ち点が求められ、第N点までこの処理が繰返さ
れると、ステップ533にてNOとなり、処理が終了す
る。
なお、この場合、図形53の左端部では、交点となるべ
き点が主辺部52上から外れてしまうので、ここでは、
点1と点3とを結ぶ辺1−3上に交点をとってデータを
作成する。また、図形53の右端部では、主辺部52に
針落ち点を設定できる余裕が生ずるので、ここでは主辺
部51を真直ぐ延長した線上の針落ち点を想定して主辺
部52上及び辺2−4上に交点をとり、これらをつなぐ
データを作成するようにする。
このような実施例においても、上記実施例と同様に、刺
繍データに基づいて形成される刺繍縫目は刺繍動作進行
方向に対して角度αだけ傾いた状態に形成される。従っ
て、刺繍動作の進行方向に対して直角あるいは直角に近
い角度の刺繍縫目のみならず、刺繍動作の進行方向に対
して傾斜するような刺繍縫目をも形成することができる
刺繍データを作成することが可能となり、ひいては、外
観の異なるバラエティに富んだ刺繍を実行することがで
きるものである。
尚、この実施例においても、予め主辺部52上の針落ち
点を糸密度に応じて設定し、こののち設定角度αに基づ
いて主辺部51上の針落ち点を演算するようにしても良
い。
その他、本発明は上記し且つ図面に示した各実施例に限
定されるものではなく、例えば傾き角度αを作業者が入
力するのではなく、例えば図形に応じて自動的に設定さ
れるように構成しても良いなど、要旨を逸脱しない範囲
内で様々な変形が可能である。
[発明の効果] 以上の説明にて明らかなように、本発明のミシンの刺繍
データ作成装置によれば、所定の図形の刺繍を実行させ
るにあたり、刺繍動作の進行方向に対して直角あるいは
直角に近い角度の刺繍縫目だけでなく、刺繍動作の進行
方向に対して傾斜するような刺繍縫目をも形成すること
ができる刺繍データを作成することが可能となり、ひい
てはバラエティに富んだ刺繍を実行することができると
いう優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本発明の一実施例を示すもので、第
1図は刺繍データ作成のフローチャート、第2図はミシ
ンの外観を示す斜視図、第3図は電気的構成を示すブロ
ック図、第4図は刺繍データの作成手順を説明するため
の図、第5図は刺繍縫目を概略的に示す図である。また
、第6図乃至第8図は本発明の他の実施例を示すもので
、夫々第1図、第4図、第5図相当図である。そして、
第9図は従来例を示す第5図相当図である。 図面中、11はミシン本体、15は縫針、16は針棒、
19は刺繍枠、20は水平移動機構、32は制御装置(
刺繍データ作成装置)、33はCPU、34はROM、
35はRAM、37は入力インターフェース、38は出
力インターフェース、42は表示装置、44はキーボー
ド、45は外部記憶装置、46はイメージスキャナ、4
7.53は図形、48,49,51.52は主辺部を示
す。 代理人 弁理士  佐 藤  強 第1[F 第 4 図 第 5 図 第 8 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、加工布に対し所定の図形の刺繍を実行するミシンに
    おける各針落ち点を指定する刺繍データを、前記図形の
    輪郭を構成し刺繍動作進行方向に延びる一対の対向する
    主辺部上に針落ち点を交互に配置するようにして作成す
    るものであって、刺繍動作進行方向に対する刺繍縫目の
    傾き角度を設定する傾き角設定手段と、前記一対の主辺
    部のうちの一方の主辺部上の針落ち点を設定する設定手
    段と、この設定手段により求められた針落ち点を通り前
    記傾き角設定手段により設定された角度だけ刺繍動作進
    行方向に対して傾いた直線と他方の主辺部との交点を算
    出しこの交点を前記針落ち点の次の針落ち点とする針落
    ち点算出手段とを具備したことを特徴とするミシンの刺
    繍データ作成装置。
JP2289213A 1990-10-25 1990-10-25 ミシンの刺繍データ作成装置 Expired - Fee Related JPH0738906B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2289213A JPH0738906B2 (ja) 1990-10-25 1990-10-25 ミシンの刺繍データ作成装置
US07/760,096 US5282142A (en) 1990-10-25 1991-09-16 Embroidery machine that adjusts the inclination angle of embroidery stitches
DE4132859A DE4132859A1 (de) 1990-10-25 1991-10-02 Stickdaten-erzeugungsvorrichtung fuer eine stickmaschine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2289213A JPH0738906B2 (ja) 1990-10-25 1990-10-25 ミシンの刺繍データ作成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04161192A true JPH04161192A (ja) 1992-06-04
JPH0738906B2 JPH0738906B2 (ja) 1995-05-01

Family

ID=17740247

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2289213A Expired - Fee Related JPH0738906B2 (ja) 1990-10-25 1990-10-25 ミシンの刺繍データ作成装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5282142A (ja)
JP (1) JPH0738906B2 (ja)
DE (1) DE4132859A1 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2899185B2 (ja) * 1991-10-16 1999-06-02 日本電波株式会社 回転付きジグザグ刺繍機
EP0753614B1 (de) * 1995-07-14 2000-05-10 Fritz Gegauf Ag Bernina-Nähmaschinenfabrik Verfahren zur Gestaltung des Programmspeichers einer elektronischen Nähmaschine, Nähmaschine zur Durchführung dieses Verfahrens und Anwendung der Nähmaschine
US5771173A (en) * 1996-08-27 1998-06-23 Pulse Microsystems, Ltd. Method for automatically generating a chenille filled emproidery stitch pattern
UA50374C2 (en) * 2001-12-28 2005-06-15 Anatolii Anatoliiovych Novikov Appliance for material advance
US20070022930A1 (en) * 2003-05-29 2007-02-01 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Embroidering and dyeing system
JP4153859B2 (ja) * 2003-10-15 2008-09-24 株式会社島精機製作所 刺繍データ作成装置と刺繍データの作成方法及び刺繍データの作成プログラム
JP2008012175A (ja) * 2006-07-07 2008-01-24 Brother Ind Ltd ミシン及びミシン操作プログラム

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4352334A (en) * 1981-08-03 1982-10-05 Childs William R Method and apparatus for stitching material along a curve
JPS59181185A (ja) * 1983-03-30 1984-10-15 蛇の目ミシン工業株式会社 刺しゆう枠駆動装置
JPS60119981A (ja) * 1983-12-01 1985-06-27 株式会社中日本システム 刺繍ミシン
JPH0194890A (ja) * 1987-10-07 1989-04-13 Janome Sewing Mach Co Ltd 連続縁縫いミシン
JP2649540B2 (ja) * 1988-04-28 1997-09-03 蛇の目ミシン工業株式会社 刺しゅうミシン
US5005500A (en) * 1989-07-28 1991-04-09 Janome Sewing Machine Co., Ltd. Automatic embroidering machine with pattern input means

Also Published As

Publication number Publication date
US5282142A (en) 1994-01-25
DE4132859A1 (de) 1992-04-30
JPH0738906B2 (ja) 1995-05-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7139999B2 (ja) 表示装置とミシン
JPH09158029A (ja) 外殻模様縫い機能を有する刺繍縫いミシン及びデータの生成装置
JPH03861A (ja) 刺▲しゅう▼ミシンのためのデータ作成装置
JPH04161192A (ja) ミシンの刺繍データ作成装置
JP5507066B2 (ja) スティップリング模様縫い可能なミシン
JP3137718B2 (ja) 刺しゅうミシン
US6170413B1 (en) Correction apparatus for sewing data and correction method
JP2022131433A (ja) 縫製データ編集装置、縫製データ編集プログラム、及びミシン
JP3755538B2 (ja) 刺繍模様の組み合わせ装置及び該組み合わせ装置を備えた刺繍縫い可能なミシン
JP5687746B2 (ja) スティップリング模様を縫製するためのステッチデータ構造及びスティップリング模様を縫製するためのステッチデータを記録した記憶装置
JPH04261695A (ja) 鳩目穴かがりミシン
JP2982833B2 (ja) 刺繍ミシンのための刺繍データ処理装置
JPH0724160A (ja) 刺繍ミシン
JPH04338484A (ja) ミシンの刺繍データ作成装置
JPH04158890A (ja) ミシンの刺繍データ作成装置
JP2860412B2 (ja) コンピュータ刺しゅうミシンの刺しゅうデータ作成方法
JPS6116193B2 (ja)
JPH09762A (ja) 外殻模様縫い機能を有する刺繍縫いミシン
JP2871187B2 (ja) 刺繍ミシン用下打ち縫いデータ作成装置
JP3313903B2 (ja) 刺繍データ作成装置
JP4043536B2 (ja) 外殻模様縫い機能を有する刺繍縫いミシン及びデータの生成装置
JPH0523458A (ja) ミシン制御データ作成装置
JP2754729B2 (ja) 刺繍ミシンのデータ作成方法
JPH057676A (ja) 刺繍データ処理装置
JPH05146573A (ja) 刺繍ミシンのためのデータ処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080501

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090501

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090501

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100501

Year of fee payment: 15

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees