JPH041578B2 - - Google Patents
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- JPH041578B2 JPH041578B2 JP19815485A JP19815485A JPH041578B2 JP H041578 B2 JPH041578 B2 JP H041578B2 JP 19815485 A JP19815485 A JP 19815485A JP 19815485 A JP19815485 A JP 19815485A JP H041578 B2 JPH041578 B2 JP H041578B2
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- JP
- Japan
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- coil
- wires
- armature
- inner layer
- parallel
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 14
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 7
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 5
- 239000011295 pitch Substances 0.000 claims description 4
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 4
- 238000005553 drilling Methods 0.000 claims description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 238000003892 spreading Methods 0.000 description 2
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
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- 239000000155 melt Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K3/00—Details of windings
- H02K3/04—Windings characterised by the conductor shape, form or construction, e.g. with bar conductors
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Windings For Motors And Generators (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明はいわゆるコアレスモータにおいて用い
られる無鉄芯型電機子の製造方法に関するもので
ある。
られる無鉄芯型電機子の製造方法に関するもので
ある。
従来第1図aに示すように、角形の被覆導線1
を平行に等ピツチで且つ互いに重なり合わないよ
うに束ねてなるシート状導線束2を円柱状芯体3
の回りにスパイラル状に巻回して内層コイル4を
形成し、内層コイル4の上から上記シート状導線
束2を逆方向にスパイラル状に巻回して第1図b
に示すように外層コイル5を形成し、両コイル
4,5を一定間隔L毎に切断して第2図aに示す
ように円筒状の電機子コイル5を形成し、該電機
子コイル6の軸方向の端部7において互いに半径
方向に隣接するコイル素線8,9同士を第2図
b,cに示すように溶接用の接続補助材10にて
連結して電機子コイル6全体として閉ループを形
成するようにした無鉄芯型電機子が開発されてい
る。ところでこのようにして無鉄芯型電機子を製
造する場合においては、コイル素線8,9同士を
連結するために電機子コイル6の端部7に第2図
cの矢印Pに示す方向にレーザビームを照射する
という方法が用いられているが、このようにレー
ザビームを端部7に対して垂直に照射する場合に
は溶接を深くまで行なおうとすると、第2図cの
A部分に示すように溶融部分が隣接するコイル素
線8,9にまで達してシヨートを起こす虞れがあ
るという欠点があつた。
を平行に等ピツチで且つ互いに重なり合わないよ
うに束ねてなるシート状導線束2を円柱状芯体3
の回りにスパイラル状に巻回して内層コイル4を
形成し、内層コイル4の上から上記シート状導線
束2を逆方向にスパイラル状に巻回して第1図b
に示すように外層コイル5を形成し、両コイル
4,5を一定間隔L毎に切断して第2図aに示す
ように円筒状の電機子コイル5を形成し、該電機
子コイル6の軸方向の端部7において互いに半径
方向に隣接するコイル素線8,9同士を第2図
b,cに示すように溶接用の接続補助材10にて
連結して電機子コイル6全体として閉ループを形
成するようにした無鉄芯型電機子が開発されてい
る。ところでこのようにして無鉄芯型電機子を製
造する場合においては、コイル素線8,9同士を
連結するために電機子コイル6の端部7に第2図
cの矢印Pに示す方向にレーザビームを照射する
という方法が用いられているが、このようにレー
ザビームを端部7に対して垂直に照射する場合に
は溶接を深くまで行なおうとすると、第2図cの
A部分に示すように溶融部分が隣接するコイル素
線8,9にまで達してシヨートを起こす虞れがあ
るという欠点があつた。
本発明は従来例のこのような欠点を解消するた
めに為されたものであり、互いに接続補助材が溶
接される内層および外層の各コイル素線端部に溶
融部分の拡がりを防止するための凹溝を設けるこ
とにより溶融部分が隣接するコイル素線にまで達
してシヨートを起こす虞れを解消した無鉄芯型電
機子の製造方法を提供することを目的とするもの
である。
めに為されたものであり、互いに接続補助材が溶
接される内層および外層の各コイル素線端部に溶
融部分の拡がりを防止するための凹溝を設けるこ
とにより溶融部分が隣接するコイル素線にまで達
してシヨートを起こす虞れを解消した無鉄芯型電
機子の製造方法を提供することを目的とするもの
である。
以下本発明の構成を図示実施例について説明す
ると、第3図及び第4図に示すように角形の被覆
導線1を平行に等ピツチで且つ互いに重なり合わ
ないように束ねてシート状導線束2をスパイラル
状に巻回して円筒状の内層コイル4を形成し、内
層コイル4の上から上記シート状導線束2を逆方
向にスパイラル状に巻回して内層コイル4と上下
に重なり合う円筒状の外層コイル5を形成し、内
外層コイル4,5を所定長さに切断し、両コイル
4,5の軸方向端部7において互いに半径方向に
隣接するコイル素線8,9同士を連結して電機子
コイル6全体として閉ループを形成するようにし
てなる無鉄芯型電機子において、内層および外層
の各コイル素線8,9の端面11にそれぞれ半径
方向に溶つて平行な2本の凹溝12を穿設し、上
記2本の凹溝12の間に載置せる溶接用の接続補
助材10の両端部13,14をそれぞれ内層外層
両コイル素線8,9に溶接するようにしたもので
ある。第3図aは内層外層両コイル素線8,9の
端面11にそれぞれ接続補助材10の両端部1
3,14を溶接した状態を示しており、15は溶
接時に形成されるナゲツトである。溶接の方法と
してはレーザ溶接の他にも超音波溶接や電子ビー
ム溶接等の方法を用いることができる。第3図b
は同図aを側方から見たときの部分透視図であ
り、同図に示すように接続補助材10は内層およ
び外層の各コイル素線8,9の端面11に設けら
れた凹溝12の間に位置せしめられているので、
矢印Pに示す方向からレーザビームを照射する
と、この凹溝12に囲まれた部分のみが集中的に
加熱されて他の部分に影響を与えることなく溶接
を行なうことができるようになつている。次に第
4図は同図bに示すように内層外層両コイル素線
8,9の端面11に設けられた凹溝12が交叉す
る場合を示している。このような場合には凹溝1
2で囲まれた部分が溶融すると、交叉している部
分Bを介して隣接するコイル素線8,9に溶融し
た金属が流入することがある。このため第4図に
示す実施例にあつては、同図aに示すようにコイ
ル素線8,9が互いに隣接する部分Cについては
絶縁被膜16は取り除かずそのまま残してあるも
のである。
ると、第3図及び第4図に示すように角形の被覆
導線1を平行に等ピツチで且つ互いに重なり合わ
ないように束ねてシート状導線束2をスパイラル
状に巻回して円筒状の内層コイル4を形成し、内
層コイル4の上から上記シート状導線束2を逆方
向にスパイラル状に巻回して内層コイル4と上下
に重なり合う円筒状の外層コイル5を形成し、内
外層コイル4,5を所定長さに切断し、両コイル
4,5の軸方向端部7において互いに半径方向に
隣接するコイル素線8,9同士を連結して電機子
コイル6全体として閉ループを形成するようにし
てなる無鉄芯型電機子において、内層および外層
の各コイル素線8,9の端面11にそれぞれ半径
方向に溶つて平行な2本の凹溝12を穿設し、上
記2本の凹溝12の間に載置せる溶接用の接続補
助材10の両端部13,14をそれぞれ内層外層
両コイル素線8,9に溶接するようにしたもので
ある。第3図aは内層外層両コイル素線8,9の
端面11にそれぞれ接続補助材10の両端部1
3,14を溶接した状態を示しており、15は溶
接時に形成されるナゲツトである。溶接の方法と
してはレーザ溶接の他にも超音波溶接や電子ビー
ム溶接等の方法を用いることができる。第3図b
は同図aを側方から見たときの部分透視図であ
り、同図に示すように接続補助材10は内層およ
び外層の各コイル素線8,9の端面11に設けら
れた凹溝12の間に位置せしめられているので、
矢印Pに示す方向からレーザビームを照射する
と、この凹溝12に囲まれた部分のみが集中的に
加熱されて他の部分に影響を与えることなく溶接
を行なうことができるようになつている。次に第
4図は同図bに示すように内層外層両コイル素線
8,9の端面11に設けられた凹溝12が交叉す
る場合を示している。このような場合には凹溝1
2で囲まれた部分が溶融すると、交叉している部
分Bを介して隣接するコイル素線8,9に溶融し
た金属が流入することがある。このため第4図に
示す実施例にあつては、同図aに示すようにコイ
ル素線8,9が互いに隣接する部分Cについては
絶縁被膜16は取り除かずそのまま残してあるも
のである。
本発明は上述のように、角形の被覆導線を平行
に等ピツチで且つ互いに重なり合わないように束
ねてなるシート状導線束をスパイラル状に巻回し
て円筒状の内層コイルを形成し、内層コイルの上
から上記シート状導線束を逆方向にスパイラル状
に巻回して内層と上下に重なり合う円筒状の外層
コイルを形成し、内外層コイルを所定長さに切断
し、両コイルの軸方向端部において互いに半径方
向に隣接するコイル素線同士を連結して電機子コ
イル全体として閉ループを形成するようにした無
鉄芯型電機子の製造方法において、内層および外
層の各コイル素線の端面にそれぞれ半径方向に沿
つて平行な2本の凹溝を穿設した後、上記2本の
凹溝の間に溶接用の接続補助材を載置するととも
に、該接続補助材の両端部をそれぞれ内層外層両
コイル素線に溶接しているので、この凹溝によつ
て溶接時の熱が回りの部分に拡がることを防止す
ることができ、溶接強度を強くすることができる
上、隣接するコイル素線同士のシヨートを生じる
虞れが少なくなり、歩留まりが向上するという利
点がある。
に等ピツチで且つ互いに重なり合わないように束
ねてなるシート状導線束をスパイラル状に巻回し
て円筒状の内層コイルを形成し、内層コイルの上
から上記シート状導線束を逆方向にスパイラル状
に巻回して内層と上下に重なり合う円筒状の外層
コイルを形成し、内外層コイルを所定長さに切断
し、両コイルの軸方向端部において互いに半径方
向に隣接するコイル素線同士を連結して電機子コ
イル全体として閉ループを形成するようにした無
鉄芯型電機子の製造方法において、内層および外
層の各コイル素線の端面にそれぞれ半径方向に沿
つて平行な2本の凹溝を穿設した後、上記2本の
凹溝の間に溶接用の接続補助材を載置するととも
に、該接続補助材の両端部をそれぞれ内層外層両
コイル素線に溶接しているので、この凹溝によつ
て溶接時の熱が回りの部分に拡がることを防止す
ることができ、溶接強度を強くすることができる
上、隣接するコイル素線同士のシヨートを生じる
虞れが少なくなり、歩留まりが向上するという利
点がある。
第1図a,bは従来例の無鉄芯型電機子の製造
工程を示す斜視図、第2図aは同上の無鉄芯型電
機子の斜視図、同図bは同上の要部斜視図、同図
cは同上の部分透視正面図、第3図は本発明の無
鉄芯型電機子の一実施例を示すものであり、同図
aはその要部斜視図、同図bは同上の部分透視正
面図、第4図は同上の他の実施例を示すものであ
り、同図aはその要部平面図、同図bは同上の部
分透視正面図である。 1は被覆導線、2はシート状導線束、4は内層
コイル、5は外層コイル、6は電機子コイル、7
は端部、8,9はコイル素線、10は接続補助
材、11は端面、12は凹溝、13,14は両端
部である。
工程を示す斜視図、第2図aは同上の無鉄芯型電
機子の斜視図、同図bは同上の要部斜視図、同図
cは同上の部分透視正面図、第3図は本発明の無
鉄芯型電機子の一実施例を示すものであり、同図
aはその要部斜視図、同図bは同上の部分透視正
面図、第4図は同上の他の実施例を示すものであ
り、同図aはその要部平面図、同図bは同上の部
分透視正面図である。 1は被覆導線、2はシート状導線束、4は内層
コイル、5は外層コイル、6は電機子コイル、7
は端部、8,9はコイル素線、10は接続補助
材、11は端面、12は凹溝、13,14は両端
部である。
Claims (1)
- 1 角形の被覆導線を平行に等ピツチで且つ互い
に重なり合わないように束ねてなるシート状導線
束をスパイラル状に巻回して円筒状の内層コイル
を形成し、内層コイルの上から上記シート状導線
束を逆方向にスパイラル状に巻回して内層と上下
に重なり合う円筒状の外層コイルを形成し、内外
層コイルを所定長さに切断し、両コイルの軸方向
端部において互いに半径方向に隣接するコイル素
線同士を連結して電機子コイル全体として閉ルー
プを形成するようにした無鉄芯型電機子の製造方
法において、内層および外層の各コイル素線の端
面にそれぞれ半径方向に沿つて平行な2本の凹溝
を穿設した後、上記2本の凹溝の間に溶接用の接
続補助材を載置するとともに、該接続補助材の両
端部をそれぞれ内層外層両コイル素線に溶接して
成る無鉄芯型電機子の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19815485A JPS6169356A (ja) | 1985-09-07 | 1985-09-07 | 無鉄芯型電機子の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19815485A JPS6169356A (ja) | 1985-09-07 | 1985-09-07 | 無鉄芯型電機子の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6169356A JPS6169356A (ja) | 1986-04-09 |
JPH041578B2 true JPH041578B2 (ja) | 1992-01-13 |
Family
ID=16386359
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19815485A Granted JPS6169356A (ja) | 1985-09-07 | 1985-09-07 | 無鉄芯型電機子の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6169356A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2516406Y2 (ja) * | 1990-03-12 | 1996-11-06 | 三菱農機株式会社 | 移動農機の排藁結束機における株元送り装置 |
-
1985
- 1985-09-07 JP JP19815485A patent/JPS6169356A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6169356A (ja) | 1986-04-09 |
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