JPH02133046A

JPH02133046A - 電動機の絶縁装置

Info

Publication number: JPH02133046A
Application number: JP28321988A
Authority: JP
Inventors: Kazuma Sakai; 阪井　数馬; Shigemi Koiso; 小磯　繁美
Original assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Current assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Priority date: 1988-11-09
Filing date: 1988-11-09
Publication date: 1990-05-22

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明は巻線の日出線とリード線との接続部を絶縁する
電動機の絶縁装置に関する。

（口）従来の技術従来、電動機巻線の目出線とリード線との接続部を絶縁
したものは種々あり、例えば実公昭５７２８５２９号公
報に開示されているように、主巻線及び補助巻線から引
き出された日出線とリード線との接続部を、簡状に形成
された絶縁紙内に収納し、これを両巻線のコイルエンド
間に挿入した後、結束糸で固定したものがある。また、
特開昭６２−３１３４９号公報に開示されているように
、を線の日出線とリード線との複数の接続部をＶ字状に
折曲した帯状絶縁紙のＶ字状溝内に離間して収納した後
、これを融着し、該絶縁紙を両巻線のコイルエンド間に
挿入した後、結束糸で固定したものがある。更に、その
他の例としては、２枚の帯状絶縁紙を重ねて使い、その
間に巻線の日出線とリード線との接続部を収納するよう
にしたものもある。

（ハ）発明が解決しようとする課題しかしながら、上記した何れのものも次のような問題点
があった。まず、筒状絶縁紙を使ったものは、各接続部
毎に絶縁紙を用意しなければならず部品点数が増えると
共にコイルエンド間への固着作業工数が増加し、コスト
高になる。また、絶縁紙をＶ字状に形成したものは，材
料を多く必要としコスト高になる。更に、絶縁紙を２枚
使ったものは、材料の増加だけでなく、挿入時の位置ズ
レを起こし易く信頼性に欠けるという間穎があった。

本発明は斯る点に鑑み為されたものであり、部品点数、
作業工数並びに材料量を低減しコストを低減できると共
に、複数の接続部にも対応でき、信頼性の高い電動機の
絶縁装置を提供することを目的とする。

（二）課題を解決するための手段本発明は、ステータコアのスロットに主巻線及び補助巻
線を巻装すると共にこの両巻線コイルエンド間に帯板状
の絶縁紙を介挿してなるものにおいて、前記絶縁紙には
、その長手力向で折り返された折り返し袋部を形成し、
この折り返し袋部内に、前記巻線の日出線とリード線と
の接続部を収納すると共に、該折り返し袋部を融着した
ものである。

（ホ）作用本発明の電動機の絶縁装置は上記の構成により川．一の
帯状絶縁紙で複数の接続部を絶縁することができると共
に、折り返し袋部は接続部が収納できる程度の小さなも
のでよいため、絶縁紙の材料はそれ程増えず、部品点数
を始め、コイルエンド間・＼の固若作業工数並びに材料
量を低減しコストを低減できると共に信頼性を損なうこ
ともない。

（へ）実ｈ．ｆ列以下、本発明の実施例を図面にＪ１νずいて説明する。

１はステータコア２のスロット（図示せず）に主巻線３
及び補助巻線４を巻装してなる電動機の固定了である。

５は前記各巻線３．４から引き出された［１出線６と電
源回路に接続されるリード線７との接続部である。この
接続部は後述する絶縁紙８の折り返し袋部９内に挿入さ
れた後、主巻線３と補助巻線４の双方のコイルエンド３
ａ，４ａ間介挿され結束糸で固定されている。絶縁紙８
は、第３図に示すようなポリエステルフィルム製の１枚
の帯状板を、第４図及び第５図の如くそのＪ！ｃ手方向
の複数ケ所で３重に重なるように折り曲げて複数の折り
返し袋部９を形成している。そして、この折り返し袋部
は内部に接続部５を収納した後該接続部の近傍（第２図
中×印）を熱融着されている。ここで、熱融着は折り返
し袋部９だけでも袋部９と絶縁紙（折り返していない部
分）との双方でも良く、必要に応じて選択される。

このように構成された電動機の絶縁装置において、前記
絶縁紙８には、その長子方向で折り返５れた折り返し袋
部９を形成し、この折り返し袋部内に、前記巻線３．４
の日出線６とリード線７との接続部５を収納すると共に
、該折り返し袋部を融着したので、帯状に形成された単
一の絶縁紙８で複数の接続部５を絶縁することができる
と共に折り返し袋部９は接続部５が収納できる程度の小
さなものでよいため、絶縁紙８の材科はそれ稈増えず、
部品点数並びにコストを低減できる。また絶縁紙８のコ
イルエンド３ａ，４ａ間への挿入固着作業は−・括して
行えるため、組立作業性を向上できる。更に、各接続部
５を収納した折り返し袋部９は絶縁紙８と一体であるた
め、接続部５が位置ずれを起こすようなことは無く、信
頼性を向トできる。

（ト）イδ明の効果以−１二のように本発明は、Ｑｌ−の帯状絶縁紙で複数
の接続部を絶縁することができると共に、折り返し袋部
は接続部が収納できる程度の小さなものでよいため、絶
縁紙の材料はそれ稈増えず、部品点数を始め、コイルエ
ンド１７１−＼の固徨ｆヤ業工数、｝Ｐびに材料？を減
らしコストを低減できると共に信頼性を向上できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す電動機の斜視図、第２図
は絶縁装置の要部説明図、第３図は絶縁紙の展開図、第
４図は絶縁紙の正面図、第５図は第４図のＡ−Ａ断面図
である。１・・・電動機、２・・・固定子、３・・・主巻線、４
・・・補助傳線、３ａ．４ａ・・・コイルエンド、５・
・・接続部６・・・［１出線、７・・・リード線、８・
・・絶縁紙、９・・・折り返し袋部。第図ｑ第３図只第５口

Claims

【特許請求の範囲】

（１）ステータコアのスロットに主巻線及び補助巻線を
巻装すると共にこの両巻線コイルエンド間に帯板状の絶
縁紙を介挿してなるものにおいて、前記絶縁紙には、そ
の長手方向で折り返された折り返し袋部を形成し、この
折り返し袋部内に、前記巻線の口出線とリード線との接
続部を収納すると共に、該折り返し袋部を融着したこと
を特徴とする電動機の絶縁装置。