JPH04317534A - ブラシレスモータ - Google Patents
ブラシレスモータInfo
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- JPH04317534A JPH04317534A JP10639091A JP10639091A JPH04317534A JP H04317534 A JPH04317534 A JP H04317534A JP 10639091 A JP10639091 A JP 10639091A JP 10639091 A JP10639091 A JP 10639091A JP H04317534 A JPH04317534 A JP H04317534A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、放射状に突出した複
数個の磁極部に絶縁カバーを介して巻回されたコイルを
有するブラシレスモータ、特にそのコモン線結合部の絶
縁・固定構造に関するものである。
数個の磁極部に絶縁カバーを介して巻回されたコイルを
有するブラシレスモータ、特にそのコモン線結合部の絶
縁・固定構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のブラシレスモータにおいては、コ
イルのコモン線結合部の絶縁・固定の方法として例えば
実開昭63−182653号公報に示されているものが
ある。図7はこの公報に示されたブラシレスモータを示
してあり、特に固定子に巻回されたコイル端末線を固定
する端子装置を示してある。この図7において、1は配
線パターンが施された基板、2は固定子、2EA、2E
Fはこの固定子の磁極部で、放射状に突出して設けられ
ており、通常は突極と呼称されている。3A、3Fは固
定子コイル、7は端子、8は端子固定台、9はコイル端
末線である。3相固定子コイル3のコモン結合(中性点
結合)は次のようにして行われる。即ち異なる相に対応
した各固定子コイル3の各コイル端末線9は、各々個別
に前記基板1上に設けられた対応端子7(図7には1個
のみ図示)に電気的に接続され、各端子7は前記基板1
の配線パターンによりコモン結合される。
イルのコモン線結合部の絶縁・固定の方法として例えば
実開昭63−182653号公報に示されているものが
ある。図7はこの公報に示されたブラシレスモータを示
してあり、特に固定子に巻回されたコイル端末線を固定
する端子装置を示してある。この図7において、1は配
線パターンが施された基板、2は固定子、2EA、2E
Fはこの固定子の磁極部で、放射状に突出して設けられ
ており、通常は突極と呼称されている。3A、3Fは固
定子コイル、7は端子、8は端子固定台、9はコイル端
末線である。3相固定子コイル3のコモン結合(中性点
結合)は次のようにして行われる。即ち異なる相に対応
した各固定子コイル3の各コイル端末線9は、各々個別
に前記基板1上に設けられた対応端子7(図7には1個
のみ図示)に電気的に接続され、各端子7は前記基板1
の配線パターンによりコモン結合される。
【0003】また、従来、図8に示す方法も固定子コイ
ルのコモン線結合部の絶縁・固定の方法としてよく利用
されている。図8において、10は絶縁チューブ、11
は接着剤である。固定子コイル3A、3E、3Fのコモ
ン線結合部4は絶縁チューブ10で被われ、固定子コイ
ル3Fに接着剤11で固定される。
ルのコモン線結合部の絶縁・固定の方法としてよく利用
されている。図8において、10は絶縁チューブ、11
は接着剤である。固定子コイル3A、3E、3Fのコモ
ン線結合部4は絶縁チューブ10で被われ、固定子コイ
ル3Fに接着剤11で固定される。
【0004】図7においてはコイル端末線9を端子7で
電気的に接続し、その接続部は固定子コイル3A、3F
と空間を保ち絶縁を行っている。また端子7は基板1と
半田等で電気的に接続され、基板1に設けられた配線用
パターンで各端子を電気的に接続することで固定子コイ
ル3A、3Fのコモン線結合部4を形成している。図8
では、コイル端末線9を直接半田で電気的に接続してコ
モン線結合部4をつくり、その結合部4を絶縁チューブ
10で被うことで固定子コイル3Fとの絶縁を保ってい
る。また、絶縁チューブ10は接着剤11でブラシレス
モータのロータ(回転部)に接触しないように固定子コ
イル3Fに固定されている。
電気的に接続し、その接続部は固定子コイル3A、3F
と空間を保ち絶縁を行っている。また端子7は基板1と
半田等で電気的に接続され、基板1に設けられた配線用
パターンで各端子を電気的に接続することで固定子コイ
ル3A、3Fのコモン線結合部4を形成している。図8
では、コイル端末線9を直接半田で電気的に接続してコ
モン線結合部4をつくり、その結合部4を絶縁チューブ
10で被うことで固定子コイル3Fとの絶縁を保ってい
る。また、絶縁チューブ10は接着剤11でブラシレス
モータのロータ(回転部)に接触しないように固定子コ
イル3Fに固定されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のブラシレスモー
タにおいては、図7に示すものでは、固定子コイル3の
コモン線結合部を形成するために、端子7及び配線パタ
ーンを有する基板1を用いることから、電気的接合をす
る個所が多く、電気的接合の信頼性に劣る。また端子7
や端子台8が必要で、コストが高い。また図8のもので
は、絶縁チューブ10をコモン接合部4に嵌めて固定子
コイル3Fに接着剤11で固定する作業が必要であり、
この方法も手作業であり、コストが高いという問題点が
あった。
タにおいては、図7に示すものでは、固定子コイル3の
コモン線結合部を形成するために、端子7及び配線パタ
ーンを有する基板1を用いることから、電気的接合をす
る個所が多く、電気的接合の信頼性に劣る。また端子7
や端子台8が必要で、コストが高い。また図8のもので
は、絶縁チューブ10をコモン接合部4に嵌めて固定子
コイル3Fに接着剤11で固定する作業が必要であり、
この方法も手作業であり、コストが高いという問題点が
あった。
【0006】この発明は前述のような従来の課題を解決
するためになされたもので、固定子コイルのコモン線結
合部の信頼性を向上し、追加部材を使用せずにコモン線
結合部を固定することで製造コストを下げ、安価なブラ
シレスモータを提供することを目的としている。
するためになされたもので、固定子コイルのコモン線結
合部の信頼性を向上し、追加部材を使用せずにコモン線
結合部を固定することで製造コストを下げ、安価なブラ
シレスモータを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るブラシレ
スモータは、複数の固定子コイルのうち同相を形成する
固定子コイルが固定子鉄心上で渡された送り線で接続さ
れていると共に、異なる相を形成するコイルから出るコ
モン線が固定子鉄心上でコモン結合されたブラシレスモ
ータにおいて、固定子鉄心を包む絶縁カバーの一部に絶
縁壁部を設け、この絶縁壁部を挟んでその一方の側に前
記送り線を他方の側にコモン線合部を配置し、前記送り
線と前記コモン線結合部との間に前記絶縁壁部が介在し
た状態で前記コモン線結合部を前記絶縁カバーに固定し
たものである。
スモータは、複数の固定子コイルのうち同相を形成する
固定子コイルが固定子鉄心上で渡された送り線で接続さ
れていると共に、異なる相を形成するコイルから出るコ
モン線が固定子鉄心上でコモン結合されたブラシレスモ
ータにおいて、固定子鉄心を包む絶縁カバーの一部に絶
縁壁部を設け、この絶縁壁部を挟んでその一方の側に前
記送り線を他方の側にコモン線合部を配置し、前記送り
線と前記コモン線結合部との間に前記絶縁壁部が介在し
た状態で前記コモン線結合部を前記絶縁カバーに固定し
たものである。
【0008】
【作用】この発明に係るブラシレスモータにおいては、
同相を形成する複数の固定子コイルを接続する送り線と
、異なる相を形成するコイルのコモン線を結合するコモ
ン線結合部とが、絶縁カバーを利用してその一部に形成
された絶縁壁部を間にして相反対側に配置した構成であ
るので、コモン線結合部は一個所の半田で電気的に接合
される。従ってコモン線結合部の電気的接合の信頼性が
向上する。また、固定子鉄心を包む絶縁カバーを利用し
て絶縁壁部が形成され、各固定子コイルのコモン線は一
個所の半田で電気的に結合されると共にこの結合された
コモン線結合部が前記絶縁壁部を間にして送り線と反対
側に位置するように配置された状態に固定されている。 従って、コモン線結合部の絶縁及び固定に他の特別な部
材や加工、複数個所での電気的接合が不要となり、材料
費、加工費、組立費が低減され、コストが安くなる。
同相を形成する複数の固定子コイルを接続する送り線と
、異なる相を形成するコイルのコモン線を結合するコモ
ン線結合部とが、絶縁カバーを利用してその一部に形成
された絶縁壁部を間にして相反対側に配置した構成であ
るので、コモン線結合部は一個所の半田で電気的に接合
される。従ってコモン線結合部の電気的接合の信頼性が
向上する。また、固定子鉄心を包む絶縁カバーを利用し
て絶縁壁部が形成され、各固定子コイルのコモン線は一
個所の半田で電気的に結合されると共にこの結合された
コモン線結合部が前記絶縁壁部を間にして送り線と反対
側に位置するように配置された状態に固定されている。 従って、コモン線結合部の絶縁及び固定に他の特別な部
材や加工、複数個所での電気的接合が不要となり、材料
費、加工費、組立費が低減され、コストが安くなる。
【0009】
実施例1.図1〜図4はこの発明の一実施例を示す図で
、図1は固定子の斜視図、図2は要部の斜視図、図3は
固定子の平面図、図4は固定子コイルの接続図である。 これら図1〜図4において、2は固定子、2Aは固定子
鉄心本体、2Bは固定子鉄心本体を全体的に包む絶縁カ
バー、2Cは固定子鉄心本体の中央部のボス部、2Dは
このボス部2Cの中央に形成された中心孔、2EA、2
EB、2EC、2ED、2EE、2EFは前記ボス部2
Cの外周面から放射状に突出した磁極部で、前記絶縁カ
バー2Bで前記ボス部2Cと共に包まれている。 2Fは前記固定子鉄心本体2A、絶縁カバー2B、ボス
部2C、中心孔2D、磁極部2EA、2EB、2EC、
2ED、2EE、2EFからなる固定子鉄心である。
、図1は固定子の斜視図、図2は要部の斜視図、図3は
固定子の平面図、図4は固定子コイルの接続図である。 これら図1〜図4において、2は固定子、2Aは固定子
鉄心本体、2Bは固定子鉄心本体を全体的に包む絶縁カ
バー、2Cは固定子鉄心本体の中央部のボス部、2Dは
このボス部2Cの中央に形成された中心孔、2EA、2
EB、2EC、2ED、2EE、2EFは前記ボス部2
Cの外周面から放射状に突出した磁極部で、前記絶縁カ
バー2Bで前記ボス部2Cと共に包まれている。 2Fは前記固定子鉄心本体2A、絶縁カバー2B、ボス
部2C、中心孔2D、磁極部2EA、2EB、2EC、
2ED、2EE、2EFからなる固定子鉄心である。
【0010】3A、3B、3C、3D、3E、3Fは前
記磁極部2EA、2EB、2EC、2ED、2EE、2
EFに前記絶縁カバー2Bを介して巻回された固定子コ
イル、3ADは同相(U相)を形成する固定子コイル3
A、3Dを接続する送り線で、磁極部2EAから固定子
鉄心2Fのボス部2C上を渡って反対側の磁極部2ED
に至っている。3BEは同相(V相)を形成する固定子
コイル3B、3Eを接続する送り線で、磁極部2EBか
ら固定子鉄心2Fのボス部2C上を渡って反対側の磁極
部2EEに至っている。3CFは同相(W相)を形成す
る固定子コイル3C、3Fを接続する送り線で、磁極部
2ECから固定子鉄心2Fのボス部2C上を渡って反対
側の磁極部2EFに至っている。3UはU相固定子コイ
ル3A、3Dのコモン線、3VはV相固定子コイル3B
、3Eのコモン線、3WはW相固定子コイル3C、3F
のコモン線、4は前記各コモン線3U、3V、3Wの中
性点側端部を撚り合わせた後に半田等で該撚り合わせら
れた端部の電気的接続を確実にすると共に一体に固めら
れてなるコモン結合部、5U、5V、5Wは各相固定子
コイル3B、3C、3Dの外部接続端子である。
記磁極部2EA、2EB、2EC、2ED、2EE、2
EFに前記絶縁カバー2Bを介して巻回された固定子コ
イル、3ADは同相(U相)を形成する固定子コイル3
A、3Dを接続する送り線で、磁極部2EAから固定子
鉄心2Fのボス部2C上を渡って反対側の磁極部2ED
に至っている。3BEは同相(V相)を形成する固定子
コイル3B、3Eを接続する送り線で、磁極部2EBか
ら固定子鉄心2Fのボス部2C上を渡って反対側の磁極
部2EEに至っている。3CFは同相(W相)を形成す
る固定子コイル3C、3Fを接続する送り線で、磁極部
2ECから固定子鉄心2Fのボス部2C上を渡って反対
側の磁極部2EFに至っている。3UはU相固定子コイ
ル3A、3Dのコモン線、3VはV相固定子コイル3B
、3Eのコモン線、3WはW相固定子コイル3C、3F
のコモン線、4は前記各コモン線3U、3V、3Wの中
性点側端部を撚り合わせた後に半田等で該撚り合わせら
れた端部の電気的接続を確実にすると共に一体に固めら
れてなるコモン結合部、5U、5V、5Wは各相固定子
コイル3B、3C、3Dの外部接続端子である。
【0011】6Aは前記固定子鉄心2Fのボス部2C上
に突設された環状の絶縁壁部で、前記絶縁カバー2Bと
一体に形成され、前記中心孔2Dと同心状をなしている
。6Bはこの環状の絶縁壁部6Aの一部に設けられたコ
モン線案内溝、6Cは前記環状絶縁壁部6Aの内側に所
定距離隔てて設けられたコモン線結合部固定用の絶縁壁
部で、前記絶縁カバー2Bと一体に形成され、また、絶
縁接続部6BCを介して前記環状絶縁壁部6Aとも一体
に形成されている。6Dは前記両絶縁壁部6A、6C間
に形成されたコモン線結合部固定溝である。なお、前記
環状絶縁壁部6A、コモン線結合部固定用絶縁壁部6C
、絶縁接続部6BC、コモン線案内溝6B、コモン線結
合部固定溝6Dは、絶縁カバー2Bの金型による成形時
に同金型により同時に一体成形されている。
に突設された環状の絶縁壁部で、前記絶縁カバー2Bと
一体に形成され、前記中心孔2Dと同心状をなしている
。6Bはこの環状の絶縁壁部6Aの一部に設けられたコ
モン線案内溝、6Cは前記環状絶縁壁部6Aの内側に所
定距離隔てて設けられたコモン線結合部固定用の絶縁壁
部で、前記絶縁カバー2Bと一体に形成され、また、絶
縁接続部6BCを介して前記環状絶縁壁部6Aとも一体
に形成されている。6Dは前記両絶縁壁部6A、6C間
に形成されたコモン線結合部固定溝である。なお、前記
環状絶縁壁部6A、コモン線結合部固定用絶縁壁部6C
、絶縁接続部6BC、コモン線案内溝6B、コモン線結
合部固定溝6Dは、絶縁カバー2Bの金型による成形時
に同金型により同時に一体成形されている。
【0012】図1〜図4において、各相コイルのコモン
線3U、3V、3Wはこれら3本をまとめてコモン線案
内溝6Bに入るように束ねた後に、コモン線結合部固定
溝6Dに入れて固定するのに適した長さに各コモン線先
端を切断し、その後、撚り合わせる部分のコモン線絶縁
被覆を取り除いた後に3本のコモン線を撚り合わせ、更
に半田等で該撚り合わせた部分を一体に結合する。半田
等で一体に結合され他の結合されてない部分より堅くな
った撚り合わせ結合部、つまりコモン線結合部4はコモ
ン線案内溝6Bより中心孔2D寄りの部分で折り曲げら
れた後に、コモン線結合部固定溝6D内に押し込まれ、
コモン線結合部4の絶縁カバー2Cへの固定は終了する
。
線3U、3V、3Wはこれら3本をまとめてコモン線案
内溝6Bに入るように束ねた後に、コモン線結合部固定
溝6Dに入れて固定するのに適した長さに各コモン線先
端を切断し、その後、撚り合わせる部分のコモン線絶縁
被覆を取り除いた後に3本のコモン線を撚り合わせ、更
に半田等で該撚り合わせた部分を一体に結合する。半田
等で一体に結合され他の結合されてない部分より堅くな
った撚り合わせ結合部、つまりコモン線結合部4はコモ
ン線案内溝6Bより中心孔2D寄りの部分で折り曲げら
れた後に、コモン線結合部固定溝6D内に押し込まれ、
コモン線結合部4の絶縁カバー2Cへの固定は終了する
。
【0013】実施例2.図5、図6はこの発明の他の実
施例を示す図で、図5は固定子2の平面図、図6は要部
の斜視図である。図5、図6に示される実施例2のブラ
シレスモータにおいては、コモン線結合部固定用絶縁壁
部6Cは6C1、6C2と2個設けられており、これら
2個のコモン線結合部固定用絶縁壁部6C1、6C2の
間に、コモン線結合部固定溝6Dとは別に更にコモン線
結合部固定溝6C3が設けられており、半田等で一体に
結合され他の結合されてない部分より堅くなった撚り合
わせ結合部、つまりコモン線結合部4はコモン線結合部
固定溝6D及びもう一つのコモン線結合部固定溝6C3
に押し込まれ、コモン線結合部4の絶縁カバー2Cへの
固定は終了する。なお、コモン線結合部固定用絶縁壁部
6C1、6C2、コモン線結合部固定溝6C3は、絶縁
カバー2Bの金型による成形時に同金型により同時に一
体成形される。前述以外の部分は図1〜図4に示される
実施例1と同じであるので説明は省略する。
施例を示す図で、図5は固定子2の平面図、図6は要部
の斜視図である。図5、図6に示される実施例2のブラ
シレスモータにおいては、コモン線結合部固定用絶縁壁
部6Cは6C1、6C2と2個設けられており、これら
2個のコモン線結合部固定用絶縁壁部6C1、6C2の
間に、コモン線結合部固定溝6Dとは別に更にコモン線
結合部固定溝6C3が設けられており、半田等で一体に
結合され他の結合されてない部分より堅くなった撚り合
わせ結合部、つまりコモン線結合部4はコモン線結合部
固定溝6D及びもう一つのコモン線結合部固定溝6C3
に押し込まれ、コモン線結合部4の絶縁カバー2Cへの
固定は終了する。なお、コモン線結合部固定用絶縁壁部
6C1、6C2、コモン線結合部固定溝6C3は、絶縁
カバー2Bの金型による成形時に同金型により同時に一
体成形される。前述以外の部分は図1〜図4に示される
実施例1と同じであるので説明は省略する。
【0014】
【発明の効果】この発明は、前述のように、放射状に突
出した複数個の磁極部を有する固定子鉄心、この固定子
鉄心を包む絶縁カバー及びこの絶縁カバーを介して前記
各磁極部に巻回されたコイルを備え、前記複数のコイル
のうち同相を形成するコイルが前記固定子鉄心上で渡さ
れた送り線で接続されていると共に、異なる相を形成す
るコイルから出るコモン線が前記固定子鉄心上でコモン
結合されたブラシレスモータにおいて、前記絶縁カバー
の一部に絶縁壁部を設け、この絶縁壁部を挟んでその一
方の側に前記送り線を他方の側にコモン線結合部を配置
し、前記送り線と前記コモン線結合部との間に前記絶縁
壁部が介在した状態で前記コモン線結合部を前記絶縁カ
バーに固定したので、次のような効果を奏する。
出した複数個の磁極部を有する固定子鉄心、この固定子
鉄心を包む絶縁カバー及びこの絶縁カバーを介して前記
各磁極部に巻回されたコイルを備え、前記複数のコイル
のうち同相を形成するコイルが前記固定子鉄心上で渡さ
れた送り線で接続されていると共に、異なる相を形成す
るコイルから出るコモン線が前記固定子鉄心上でコモン
結合されたブラシレスモータにおいて、前記絶縁カバー
の一部に絶縁壁部を設け、この絶縁壁部を挟んでその一
方の側に前記送り線を他方の側にコモン線結合部を配置
し、前記送り線と前記コモン線結合部との間に前記絶縁
壁部が介在した状態で前記コモン線結合部を前記絶縁カ
バーに固定したので、次のような効果を奏する。
【0015】イ・図7に示す従来のブラシレスモータの
ように、固定子コイルのコモン線をコモン結合するため
にパターン配線された基板1を設ける必要はない。
ように、固定子コイルのコモン線をコモン結合するため
にパターン配線された基板1を設ける必要はない。
【0016】ロ・図7に示す従来のブラシレスモータの
ように、端子7及び端子固定台8を設ける必要がない。
ように、端子7及び端子固定台8を設ける必要がない。
【0017】ハ・図7に示す従来のブラシレスモータの
ように、端子7及び端子固定台8を相数分、通常は3相
であるので3組、設けてその取付作業を行う必要がない
。即ち、基板1を固定子2に取付ける作業、基板1に端
子固定台8を3相分取付ける作業、端子固定台8に端子
7を3相分取付ける作業の総てが不要となる。
ように、端子7及び端子固定台8を相数分、通常は3相
であるので3組、設けてその取付作業を行う必要がない
。即ち、基板1を固定子2に取付ける作業、基板1に端
子固定台8を3相分取付ける作業、端子固定台8に端子
7を3相分取付ける作業の総てが不要となる。
【0018】ニ・図7に示す従来のブラシレスモータの
ように、コモン接続用のコイル端末線9を対応端子7に
相数分と同じ回数、つまり通常は3相であるので3回、
端子7を治具で折り曲げてコイル端末線9を挟み込んだ
後に半田付けする作業をその都度するようなことは不要
となる。
ように、コモン接続用のコイル端末線9を対応端子7に
相数分と同じ回数、つまり通常は3相であるので3回、
端子7を治具で折り曲げてコイル端末線9を挟み込んだ
後に半田付けする作業をその都度するようなことは不要
となる。
【0019】ホ・図8に示す従来のブラシレスモータの
ように、絶縁チューブ10を設ける必要はない。
ように、絶縁チューブ10を設ける必要はない。
【0020】ヘ・図8に示す従来のブラシレスモータの
ように、絶縁チューブ10を固定子コイル3Fに固定す
る接着剤が不要となる。
ように、絶縁チューブ10を固定子コイル3Fに固定す
る接着剤が不要となる。
【0021】ト・図8に示す従来のブラシレスモータの
ように、半田付けされたコモン線結合部4を絶縁チュー
ブ10に挿入する作業が不要となる。
ように、半田付けされたコモン線結合部4を絶縁チュー
ブ10に挿入する作業が不要となる。
【図1】この発明の実施例1を示す固定子の斜視図。
【図2】この発明の実施例1を示す要部の拡大斜視図。
【図3】この発明の実施例1を示す固定子の平面図。
【図4】この発明の実施例1を示す固定子コイルの接続
図。
図。
【図5】この発明の実施例2を示す固定子の平面図。
【図6】この発明の実施例2を示す要部の拡大斜視図。
【図7】従来のブラシレスモータにおけるコモン線結合
手段の一例を示す斜視図。
手段の一例を示す斜視図。
【図8】従来のブラシレスモータにおけるコモン線結合
手段の他の例を示す平面図。
手段の他の例を示す平面図。
2A 固定子鉄心本体
2B 絶縁カバー
2EA 磁極部
2EB 磁極部
2EC 磁極部
2ED 磁極部
2EE 磁極部
2EF 磁極部
2F 固定子鉄心
3A 固定子コイル
3B 固定子コイル
3C 固定子コイル
3D 固定子コイル
3E 固定子コイル
3F 固定子コイル
3AD 送り線
3BE 送り線
3CF 送り線
3U コモン線
3V コモン線
3W コモン線
4 コモン線結合部
6A 絶縁壁部
6C 絶縁壁部
6C1 絶縁壁部
6C2 絶縁壁部
6D コモン線結合部固定溝
6C3 コモン線結合部固定溝
Claims (1)
- 【請求項1】 放射状に突出した複数個の磁極部を有
する固定子鉄心、この固定子鉄心を包む絶縁カバー、及
びこの絶縁カバーを介して前記各磁極部に巻回されたコ
イルを備え、前記複数のコイルのうち同相を形成するコ
イルが前記固定子鉄心上で渡された送り線で接続されて
いると共に、異なる相を形成するコイルから出るコモン
線が前記固定子鉄心上でコモン結合されたブラシレスモ
ータにおいて、前記絶縁カバーの一部に絶縁壁部を設け
、この絶縁壁部を挟んでその一方の側に前記送り線を他
方の側にコモン線結合部を配置し、前記送り線と前記コ
モン線結合部との間に前記絶縁壁部が介在した状態で前
記コモン線結合部を前記絶縁カバーに固定したことを特
徴とするブラシレスモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10639091A JPH04317534A (ja) | 1991-04-12 | 1991-04-12 | ブラシレスモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10639091A JPH04317534A (ja) | 1991-04-12 | 1991-04-12 | ブラシレスモータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04317534A true JPH04317534A (ja) | 1992-11-09 |
Family
ID=14432371
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10639091A Pending JPH04317534A (ja) | 1991-04-12 | 1991-04-12 | ブラシレスモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04317534A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7116023B2 (en) * | 2004-03-23 | 2006-10-03 | Emerson Electric Co. | End cap for interconnecting winding coils of a segmented stator to reduce phase-on-phase conditions and associated methods |
US7382075B2 (en) | 2004-03-23 | 2008-06-03 | Emerson Electric Co. | End cap for segmented stator |
JP2011217425A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-27 | Hitachi Ltd | 電動機 |
KR101113531B1 (ko) * | 2010-06-03 | 2012-02-29 | 삼성전기주식회사 | 코일 접속부 및 이를 이용하는 모터 |
JP2012135188A (ja) * | 2010-12-02 | 2012-07-12 | Nippon Densan Corp | モータ |
JP2014239596A (ja) * | 2013-06-07 | 2014-12-18 | 日本電産株式会社 | ディスク駆動装置用のスピンドルモータ、ディスク駆動装置およびステータの製造方法 |
-
1991
- 1991-04-12 JP JP10639091A patent/JPH04317534A/ja active Pending
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US7414347B2 (en) | 2004-03-23 | 2008-08-19 | Emerson Electric Co. | End cap for segmented stator |
US7578047B2 (en) | 2004-03-23 | 2009-08-25 | Emerson Electric Co. | Methods of stitching interconnecting wires on a stator to reduce phase-on-phase conditions |
US7586231B2 (en) | 2004-03-23 | 2009-09-08 | Emerson Electric Co. | End cap for segmented stator |
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