JPH045248B2 - - Google Patents

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JPH045248B2
JPH045248B2 JP59021126A JP2112684A JPH045248B2 JP H045248 B2 JPH045248 B2 JP H045248B2 JP 59021126 A JP59021126 A JP 59021126A JP 2112684 A JP2112684 A JP 2112684A JP H045248 B2 JPH045248 B2 JP H045248B2
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winding
voltage coil
insulating film
high voltage
bobbin
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F41/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties
    • H01F41/02Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets
    • H01F41/04Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets for manufacturing coils

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Insulating Of Coils (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、例えばテレビジヨン受像機等の高電
圧発生回路に用いられるフライバツクトランスの
製造方法に係り、特に高圧コイル部の高圧コイル
のほつれを防止したフライバツクトランスの製造
方法に関するものである。
一般に、テレビジヨン受像機に用いられるフラ
イバツクトランスは、コアと、該コアの外周側に
設けられ、電源に接続される低圧コイル部と、該
低圧コイル部の外周側に設けられ、高電圧が誘起
される高圧コイル部とから構成されている。
第1図および第2図は従来方法によつて製造さ
れた高圧コイル部を示す。
該高圧コイル部1は両端に各複数の端子ピン2
A,2A,…、2B,2B,…が取付けられ、し
かも低圧コイル部(図示せず)が挿嵌される筒状
の高圧ボビン2を有し、該ボビン2の外周面に径
方向へ層間絶縁部材3、高圧コイル4を積層状に
交互に巻装する。ここで、前記各高圧コイル4の
始端線4Aと終端線4Bはそれぞれ前記各絶縁端
子2A,2Bに接続される。
この際、高圧ボビン2に巻装されている各層の
高圧コイル4は、始端線4Aの巻始め点Aおよび
終端線4Bの巻終り点Bから該各絶縁フイルム4
の巻回方向と直角(高圧ボビン2の軸方向)に導
出することが絶縁距離を最大に保持する上から重
要なことであり、また始端線4Aと終端線4Bを
固定することは巻線のほつれを防止する上から重
要なことである。このため、各層の高圧コイル4
を巻装した後に、巻始め点A、巻終り点Bを直角
に折曲げて固定するよう、絶縁部材3の表面にそ
れぞれ粘着テープ5,5を貼着することにより、
当該巻始め点A、巻終り点Bからの高圧コイル4
のほつれを防止している。
しかしながら、このような従来技術を用いた製
造方法によるものにあつては、粘着テープ5を人
手によつて小片に切断し、該粘着テープ5を巻始
め点A、巻終り点Bにそれぞれ貼着しているのが
実情である。このため、フライバツクトランスの
製造工程を自動化し、大量生産することができな
いという欠点がある。また、粘着テープ5を使用
するものであるため、材料費が嵩み、高価となる
欠点がある。さらに、粘着テープ5の厚み分だけ
径方向に大径となり、多層巻き構成とした高圧コ
イル3を小型化することができないという欠点が
ある。
本発明は前記従来方法の欠点に鑑みてなされた
もので、高圧ボビンに巻装される高圧コイルのほ
つれを確実に防止できるだけでなく、製造工程の
自動化と、形状の小型化を図ることができるよう
にしたフライバツクトランスの製造方法を提供す
ることを目的とするものである。
前記目的を達成するために、本発明が採用する
フライバツクトランスの製造方法は、高圧ボビン
に熱溶融性の絶縁フイルムを巻装する工程と、高
圧コイルの巻始め点を熱溶着し、固定する工程
と、該絶縁フイルムに高圧コイルを巻装する工程
と、該高圧コイルの巻終り点を前記絶縁フイルム
に対して熱溶着し、固定する工程とを有したこと
にある。
以下に、本発明の実施例を第3図ないし第12
図に基づき説明する。
まず、第3図ないし第6図は本実施例によつて
製造されるフライバツクトランスの具体例を示
す。
該フライバツクトランスは、コア11と、該コ
ア11に装着され、かつ電源(図示せず)に接続
される低圧コイル部12と、該低圧コイル部12
を挿嵌し、該低圧コイル部12との電磁結合によ
つて高電圧が誘起される高圧コイル部13とから
大略構成されている。前記高圧コイル部13は筒
状の高圧ボビン14と、該ボビン14の外周に径
方向へ交互に巻装された例えばポリエステルフイ
ルム等からなる熱溶融性の絶縁フイルム15と、
両端が始端線16Aおよび終端線16Bとなつた
高圧コイル16とから構成されている。ここで、
前記高圧ボビン14の一端側には径方向へ向け互
いに平行な4本の取付部17,18,19,20
と、該取付部17,18,19,20と直交する
よう径方向へ向け互いに平行な3本の取付部2
1,22,23とが立設され、該取付部17〜2
3には前記絶縁フイルム15の厚さだけボビン1
4外周面から段階的に遠ざかる位置、即ち積層さ
れている各コイル16に対面する位置にコイル引
掛用の突堤17A,18A,19A,20A,2
1A,22Aが形成されている。また、前記高圧
ボビン14の他端側には前記一端側の取付部17
〜23と対面する6本の取付部24,25,2
6,27,28,29が立設され、該各取付部2
4〜29にはそれぞれ対をなす前記取付部17〜
22の突堤17A〜22Aと同位置にコイル引掛
用の突堤24A,25A,26A,27A,28
A,29Aが形成されている。30,31,3
2,33,34,35,36は前記ボビン14一
端側の取付部17〜23上端に取付けられた端子
ピン37,38,39,40,41,42は他端
側の取付部24〜29上端に取付けられた端子ピ
ンを示し、各層の高圧コイル16の始端線16A
は前記突堤17A〜22Aに引掛けた後、前記各
端子ピン30〜36に接続され、また終端線16
Bは前記各突堤24A〜29Aに引掛けた後、前
記端子ピン37〜42に接続されている。
そして、43は前記各高圧コイル16の始端線
16Aの巻始め点を前記各絶縁フイルム15上に
溶着固定する溶着部、44は前記各高圧コイル1
6の終端線16Bの巻終り点を前記各絶縁フイル
ム15上に溶着固定する溶着部を示す。
図中、45〜50は各1対の端子ピン31,3
7間、32,38間、33,39間、34,40
間、35,41間、36,42間にそれぞれ接続
されたダイオードを示す。
かくして、各高圧コイル16は第6図に示すよ
うにダイオード45〜50を介して直列接続さ
れ、これにより低圧コイル部12に対向する高圧
コイル部13が構成される。
次に、第3図ないし第6図に示した構成を有す
るフライバツクトランスの製造方法を第7図ない
し第12図に基づき説明する。
まず、第7図は高圧ボビン14を示し、該高圧
ボビン14を所定の巻線装置にセツトする。
この巻線装置には絶縁フイルム15を高圧ボビ
ン14に巻回するための絶縁フイルム巻回装置5
1、高圧ボビン14に高圧コイル16を巻回する
ためX,Y,Zの3軸方向に移動可能な巻線ノズ
ル52、絶縁フイルム15を熱溶融し、高圧コイ
ル16の始端線16Aを固定するため、矢印C,
C′方向に移動可能な溶着ヘツド53、同じく終端
線16Bを固定するため矢示C,C′方向に移動可
能な溶着ヘツド54を備え、かつ前記巻線装置は
高圧ボビン14を矢示D方向に回転する回転機構
(図示せず)を備えている。
次に、第8図に示すように絶縁フイルム15を
巻回装置51によつてボビン14の外周に1回な
いし数回巻回する。この際、絶縁フイルム15の
巻き始め位置は接着剤または粘着テープ55等に
よつて高圧ボビン14に固定し、さらに該絶縁フ
イルム15の巻終り端にも接着剤または粘着テー
プ55等を粘着し、巻回後に該絶縁フイルム15
がほつれるのを防止する。
次に、第9図に示すように絶縁フイルム15上
に高圧コイル16の巻始め点を固定する。この場
合、先ず初めに、巻線ノズル52をX,Y,Zの
3軸方向に動かすことにより端子ピン30に電線
をからげ固定する。次に、巻線ノズル52を用い
て電線を突堤17Aの下面側を通すように線処理
を行なう。さらに、突堤17Aを通つた電線を絶
縁フイルム15の表面上を軸方向に若干引き出
し、始端線16Aとする。この際、突堤17Aは
第1層目の絶縁フイルム15をほぼ同一径方向寸
法位置に形成されているから、該突堤17Aから
引き出された始端線16Aは該フイルム15の表
面に沿うことになる。
次に、前述のように引き出された始端線16A
と溶着ヘツド53とが対面するように高圧ボビン
14を矢印D方向に若干回転する。次に、溶着ヘ
ツド53を高圧ボビン14に近づけるように矢示
C方向に動かし、該溶着ヘツド53の先端部で絶
縁フイルム15を溶融する。この結果、該絶縁フ
イルム15の表面と実質的に接触するように引き
出されている始端線16Aは溶融したフイルム1
5によつて溶着固定され、溶着部43が形成され
る。この後、溶着ヘツド53を高圧ボビン14か
ら遠ざかるように矢示C′方向に動かす。
次に、第10図に示すように高圧コイル16を
巻回する。この工程は、高圧ボビン14を矢示D
方向に回転させると共に巻線ノズル52を軸方向
に動かすことによつて行なわれる。この際、巻始
め点は前述した溶着部43によつて固定されてい
るから、高圧コイル16が巻始め点からほつれる
ことはない。
次に、前述のように高圧コイル16の巻回が終
了したら、第11図に示すように巻終り点を溶着
する。即ち、巻終り点に達したら、巻線ノズル5
2を高圧ボビン14の径方向に遠ざけるように若
干動かす。次に、溶着ヘツド54を高圧ボビン1
4に近づけるように矢示C方向に動かし、該溶着
ヘツド54の先端部で絶縁フイルム15を溶融す
る。これにより高圧コイル16の巻終り点が溶着
固定され、溶着部44を形成する。
さらに、前述のように溶着されたら、巻線ノズ
ル52を再び動かし、巻始め時と同様の方法で高
圧コイル16を軸方向に引張り、突堤24Aの下
面側を通して、端子ピン37にからげる。その
後、巻線ノズル52から電線を切断し、初期状態
に戻せば、第1層目の巻装工程が終了する。
以後、前述した各工程を6回繰り返すことによ
り第3図ないし第6図に示す高圧コイル部13が
完成する。
そして、第3図に示すように該高圧コイル部1
3の端子ピン31,37間、32,38間、3
3,39間、34,40間、35,41間、3
6,42間にダイオード45〜50をそれぞれ接
続する一方、該高圧コイル部13に低圧コイル部
12およびコア11を取付けることによりフライ
バツクトランスが完成する。
ここで、本実施例においては、溶着ヘツド53
を高圧コイル16の巻始め点にあてて絶縁フイル
ム15を溶融し、高圧コイル16の巻線後に、巻
終り点に溶着ヘツド54をあてて溶融するように
したから、従来方法のように人手によつて粘着テ
ープを高圧コイルの巻始め点、巻終り点に貼着し
て固定するのとは異なつて、始端線16A、終端
線16Bの固定方法を自動化することができる。
なお、前述の実施例では絶縁フイルム15を巻
回するのに絶縁フイルム巻回装置51を用いるも
のとして述べたが、人手によつて巻回するように
してもよい。また、高圧コイル16を高圧ボビン
14に巻回する巻線方法としてX,Y,Z軸方向
に移動する巻線ノズル52を使用すると共に高圧
ボビン14を回転せしめてなるスピンドル回転方
法を例に挙げ述べたが、巻線用フライヤを回転せ
しめて高圧ボビン14に高圧コイル16を巻回す
るフライヤ方式としてもよいものである。
以上詳細に述べた如く、本発明方法によれば高
圧コイルの巻始め点、巻終り点を絶縁性フイルム
に溶着して固定するようにしたため、固定作業を
自動化させることができ、その結果、大量生産を
図ることができる。また、従来方法のように粘着
テープを貼着するものに比較して粘着テープの材
料費の削減を可能とし、しかも粘着テープの径方
向の厚み分だけ全体形状を小型化することができ
る等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来方法のフライバツク
トランスに係り、第1図はその正面図、第2図は
第1図の左側面図、第3図ないし第12図は本発
明のフライバツクトランスに係り、第3図は全体
構成を示す斜視図、第4図は第3図の右側面図、
第5図は高圧コイル部を示す縦断面図、第6図は
等価回路図、第7図ないし第12図はそれぞれ異
なる製造工程を示す工程図である。 14…高圧ボビン、15…絶縁フイルム、16
…高圧コイル、43,44…溶着部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 高圧ボビンに熱溶融性の絶縁フイルムを巻装
    する工程と、高圧コイルの巻始め点を絶縁フイル
    ムに対して溶着固定する工程と、該絶縁フイルム
    に高圧コイルを巻装する工程と、該高圧コイルの
    巻終り点を絶縁フイルムに対して溶着固定する工
    程とを有してなるフライバツクトランスの製造方
    法。
JP59021126A 1984-02-08 1984-02-08 フライバツクトランスの製造方法 Granted JPS60165708A (ja)

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JP59021126A JPS60165708A (ja) 1984-02-08 1984-02-08 フライバツクトランスの製造方法

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JP59021126A JPS60165708A (ja) 1984-02-08 1984-02-08 フライバツクトランスの製造方法

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JPS60165708A JPS60165708A (ja) 1985-08-28
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Families Citing this family (3)

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JPS6393621U (ja) * 1986-12-05 1988-06-17
JPS63164207A (ja) * 1986-12-25 1988-07-07 Toray Eng Co Ltd 積層巻き型巻線装置
JP5088638B2 (ja) * 2009-12-03 2012-12-05 Tdk株式会社 コイル部品、トランス、及びコイル部品の製造方法

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JPS60165708A (ja) 1985-08-28

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