JPH0415141B2 - - Google Patents
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- JPH0415141B2 JPH0415141B2 JP23848986A JP23848986A JPH0415141B2 JP H0415141 B2 JPH0415141 B2 JP H0415141B2 JP 23848986 A JP23848986 A JP 23848986A JP 23848986 A JP23848986 A JP 23848986A JP H0415141 B2 JPH0415141 B2 JP H0415141B2
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- JP
- Japan
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- key
- signal
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- coil
- rotor
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- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 15
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 11
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 5
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 3
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 3
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 2
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
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- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07C—TIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
- G07C9/00—Individual registration on entry or exit
- G07C9/00174—Electronically operated locks; Circuits therefor; Nonmechanical keys therefor, e.g. passive or active electrical keys or other data carriers without mechanical keys
- G07C9/00309—Electronically operated locks; Circuits therefor; Nonmechanical keys therefor, e.g. passive or active electrical keys or other data carriers without mechanical keys operated with bidirectional data transmission between data carrier and locks
-
- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07C—TIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
- G07C9/00—Individual registration on entry or exit
- G07C9/00174—Electronically operated locks; Circuits therefor; Nonmechanical keys therefor, e.g. passive or active electrical keys or other data carriers without mechanical keys
- G07C2009/00753—Electronically operated locks; Circuits therefor; Nonmechanical keys therefor, e.g. passive or active electrical keys or other data carriers without mechanical keys operated by active electrical keys
- G07C2009/00769—Electronically operated locks; Circuits therefor; Nonmechanical keys therefor, e.g. passive or active electrical keys or other data carriers without mechanical keys operated by active electrical keys with data transmission performed by wireless means
- G07C2009/00777—Electronically operated locks; Circuits therefor; Nonmechanical keys therefor, e.g. passive or active electrical keys or other data carriers without mechanical keys operated by active electrical keys with data transmission performed by wireless means by induction
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T70/00—Locks
- Y10T70/70—Operating mechanism
- Y10T70/7051—Using a powered device [e.g., motor]
- Y10T70/7062—Electrical type [e.g., solenoid]
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T70/00—Locks
- Y10T70/70—Operating mechanism
- Y10T70/7441—Key
- Y10T70/778—Operating elements
- Y10T70/7791—Keys
- Y10T70/7904—Magnetic features
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、車両用キー装置に係り、特に、車両
の盗難を防止するに好適な車両用キー装置に関す
る。
の盗難を防止するに好適な車両用キー装置に関す
る。
自動車などの車両は、運転者による鍵のかけわ
すれ以外に、不正解錠によつて盗難にあうことが
ある。
すれ以外に、不正解錠によつて盗難にあうことが
ある。
そこで、特公昭41−2991号公報、特開昭59−
81239号公報、米国特許4148372号公報に記載され
ているように、不正解錠による盗難を防止するよ
うにしたものが提案されている。ところが、これ
らの装置は、接点を介して情報を読み取り、この
情報を基にエンジンの駆動を制御しているため、
接点の耐久性、信頼性が要求されてコスト高とな
つていた。そこで、実開昭60−72867号公報に記
載されているように、バーコード板に特定の情報
を書き込み、このバーコード板に光を照射すると
ともに、バーコード板からの光信号を読み取つて
ドアまたはステアリングの施錠を解除するように
したものが提案されている。この装置によれば、
非接触の状態でも情報の読み取りを行うことがで
きる。
81239号公報、米国特許4148372号公報に記載され
ているように、不正解錠による盗難を防止するよ
うにしたものが提案されている。ところが、これ
らの装置は、接点を介して情報を読み取り、この
情報を基にエンジンの駆動を制御しているため、
接点の耐久性、信頼性が要求されてコスト高とな
つていた。そこで、実開昭60−72867号公報に記
載されているように、バーコード板に特定の情報
を書き込み、このバーコード板に光を照射すると
ともに、バーコード板からの光信号を読み取つて
ドアまたはステアリングの施錠を解除するように
したものが提案されている。この装置によれば、
非接触の状態でも情報の読み取りを行うことがで
きる。
しかしながら、バーコード板に書き込まれた情
報を光信号によつて読み取る方法では、バーコー
ド板にごみが付着したり、あるいはバーコード板
の挿入速度が早すぎたりすると、ドアまたはステ
アリングの施錠を解除できないおそれがあつた。
報を光信号によつて読み取る方法では、バーコー
ド板にごみが付着したり、あるいはバーコード板
の挿入速度が早すぎたりすると、ドアまたはステ
アリングの施錠を解除できないおそれがあつた。
本発明は、前記従来の課題に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、錠前とキーとを磁気的に
結合してエンジン駆動情報の受授を行い、両者の
情報が一致したときにのみエンジンを駆動させる
ことができる車両用キー装置を提供することにあ
る。
のであり、その目的は、錠前とキーとを磁気的に
結合してエンジン駆動情報の受授を行い、両者の
情報が一致したときにのみエンジンを駆動させる
ことができる車両用キー装置を提供することにあ
る。
前記目的を達成するために、本発明は、車両用
錠前のキー挿入孔周囲に配設された環状コアと、
環状コアに巻回されたロータコイルと、ロータコ
イルに情報検出用の信号を供給する信号発生手段
と、ロータコイルへ伝送される信号を検出する信
号検出手段と、信号検出手段の出力信号を取り込
み該信号による情報と判定用情報とを比較して両
者の内容が一致したときにのみエンジン駆動許可
信号をエンジン駆動部へ出力する制御手段と、錠
前のキー挿入孔に挿入可能に形成されたキーと、
を備え、前記キーは、キー挿入時に環状とコア2
箇所で近接し磁気回路を形成する軸状コアと、軸
状コアに巻回されキー挿入時にロータコイルと磁
気結合されるキーコイルと、キーコイルに誘起さ
れた信号に応答して特定の情報を含む信号をキー
コイルから発生させる情報発生手段と、を有する
車両用キー装置を構成したものである。
錠前のキー挿入孔周囲に配設された環状コアと、
環状コアに巻回されたロータコイルと、ロータコ
イルに情報検出用の信号を供給する信号発生手段
と、ロータコイルへ伝送される信号を検出する信
号検出手段と、信号検出手段の出力信号を取り込
み該信号による情報と判定用情報とを比較して両
者の内容が一致したときにのみエンジン駆動許可
信号をエンジン駆動部へ出力する制御手段と、錠
前のキー挿入孔に挿入可能に形成されたキーと、
を備え、前記キーは、キー挿入時に環状とコア2
箇所で近接し磁気回路を形成する軸状コアと、軸
状コアに巻回されキー挿入時にロータコイルと磁
気結合されるキーコイルと、キーコイルに誘起さ
れた信号に応答して特定の情報を含む信号をキー
コイルから発生させる情報発生手段と、を有する
車両用キー装置を構成したものである。
キーを錠前のキー挿入孔に挿入し、軸状コアを
環状コアに近接させて1組の磁気回路を形成させ
ると、信号発生手段からの信号がロータコイルを
介してキーコイルに誘起される。この信号に情報
発生手段が応答すると、キーコイルから特定の情
報を含む信号が発生する。この信号がロータコイ
ルに誘起されると、この信号が信号検出手段によ
つて検出され、制御手段へ供給される。制御手段
は、信号検出手段の出力信号による情報と判定用
情報とを比較して、両者の内容が一致したときに
のみエンジン駆動許可信号をエンジン駆動部へ出
力する。
環状コアに近接させて1組の磁気回路を形成させ
ると、信号発生手段からの信号がロータコイルを
介してキーコイルに誘起される。この信号に情報
発生手段が応答すると、キーコイルから特定の情
報を含む信号が発生する。この信号がロータコイ
ルに誘起されると、この信号が信号検出手段によ
つて検出され、制御手段へ供給される。制御手段
は、信号検出手段の出力信号による情報と判定用
情報とを比較して、両者の内容が一致したときに
のみエンジン駆動許可信号をエンジン駆動部へ出
力する。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
説明する。
第1図には、本発明の好適な実施例の構成が示
されている。第1図において、錠前10にはキー
挿入孔12が形成されており、錠前10のキー挿
入孔12入口側には、円環状のロータケース14
が固定されている。ロータケース14の内側に
は、円柱状のロータ16が回動自在に装着されて
いる。このロータ16には、キー挿入孔12と連
通するキー挿入孔18が形成されている。このキ
ー挿入孔18は、平板状のキー20の先端側20
Aが挿入可能に形成されている。また、ロータ1
6の外周には、第2図に示されるように、環状コ
ア22が配設されている。この環状コア22の一
端22Aはテーパ状に形成され、キー挿入孔18
の入口端に露出するようになつている。そして、
環状コア22には、ロータコイル24,26が同
一方向に巻回されている。すなわち、各ロータコ
イル24,26による磁束が相殺されるように、
ロータコイル24,26が環状コア22に相対向
して巻回されている。各ロータコイル24,26
は、第3図に示されるように、抵抗28を介して
周波数可変発振器30に接続されている。
されている。第1図において、錠前10にはキー
挿入孔12が形成されており、錠前10のキー挿
入孔12入口側には、円環状のロータケース14
が固定されている。ロータケース14の内側に
は、円柱状のロータ16が回動自在に装着されて
いる。このロータ16には、キー挿入孔12と連
通するキー挿入孔18が形成されている。このキ
ー挿入孔18は、平板状のキー20の先端側20
Aが挿入可能に形成されている。また、ロータ1
6の外周には、第2図に示されるように、環状コ
ア22が配設されている。この環状コア22の一
端22Aはテーパ状に形成され、キー挿入孔18
の入口端に露出するようになつている。そして、
環状コア22には、ロータコイル24,26が同
一方向に巻回されている。すなわち、各ロータコ
イル24,26による磁束が相殺されるように、
ロータコイル24,26が環状コア22に相対向
して巻回されている。各ロータコイル24,26
は、第3図に示されるように、抵抗28を介して
周波数可変発振器30に接続されている。
周波数可変発振器30は、マイクロコンピユー
タ32からの指令によつて、ロータコイル24,
26へ情報検出用の信号を供給するようになつて
いる。すなわち、周波数可変発振器30は、信号
発生手段として機能している。また、ロータコイ
ル24,26は、増幅器34、ダイオード36、
コンデンサ37、A/D変換器38を介してマイ
クロコンピユータに接続されている。そしてロー
タコイル24,26を流れる電流の情報が抵抗2
8の電圧降下として検出され、この検出出力が増
幅器34、ダイオード36、A/D変換器38を
介してマイクロコンピユータ32へ供給されるよ
うになつている。すなわち、抵抗28、増幅器3
4、ダイオード36、A/D変換器38は、ロー
タコイル24,26へ伝送される信号を検出する
信号検出手段として機能している。そして、制御
手段としてのマイクロコンピユータ32は、A/
D変換器38からの情報を基に、エンジン駆動部
の駆動を制御するようになつている。すなわち、
A/D変換器38からの信号による情報と、
ROMに予め格納された判定情報とを比較して、
両者の内容が一致したときにのみエンジン駆動部
へエンジン駆動許可信号を出力するようになつて
いる。
タ32からの指令によつて、ロータコイル24,
26へ情報検出用の信号を供給するようになつて
いる。すなわち、周波数可変発振器30は、信号
発生手段として機能している。また、ロータコイ
ル24,26は、増幅器34、ダイオード36、
コンデンサ37、A/D変換器38を介してマイ
クロコンピユータに接続されている。そしてロー
タコイル24,26を流れる電流の情報が抵抗2
8の電圧降下として検出され、この検出出力が増
幅器34、ダイオード36、A/D変換器38を
介してマイクロコンピユータ32へ供給されるよ
うになつている。すなわち、抵抗28、増幅器3
4、ダイオード36、A/D変換器38は、ロー
タコイル24,26へ伝送される信号を検出する
信号検出手段として機能している。そして、制御
手段としてのマイクロコンピユータ32は、A/
D変換器38からの情報を基に、エンジン駆動部
の駆動を制御するようになつている。すなわち、
A/D変換器38からの信号による情報と、
ROMに予め格納された判定情報とを比較して、
両者の内容が一致したときにのみエンジン駆動部
へエンジン駆動許可信号を出力するようになつて
いる。
また、キー20のグリツプ部20Bの先端側2
0Cは、環状コア22のテーパ面と係合可能なテ
ーパ状に形成されている。そして、先端側20C
の中ほどには、軸状コア40が装着されている。
この軸状コア40は、キー20がキー挿入孔18
内に挿入されたとき、環状コア22と2箇所で接
触して1組の磁気回路を形成するようになつてい
る。そしてこの軸状コア40には、キー20がキ
ー挿入孔18内に挿入されたとき、ロータコイル
24,26と磁気結合されるキーコイル42が巻
回されている。このキーコイル42は、共振回路
を形成するコイルL1、コンデンサC1に接続さ
れているとともに、同じく共振回路を形成するコ
イルL2、コンデンサC2に接続されている。各
共振回路の共振周波数がそれぞれ相異なるよう
に、コイルL1,L2、コンデンサC1,C2の
容量が定められている。そして、周波数可変発振
器30からロータコイル24,26へ情報検出用
の信号が供給され、この信号の周波数が第4図に
示されるように変化すると、この周波数の変化に
従つた電流がロータコイル24,26に流れる。
第4図における電流i1は、コイルL1、コンデ
ンサC1の共振による電流値を示し、電流i2
は、コイルL2、コンデンサC2の共振による電
流値を示す。すなわち、コイルL1,L2、コン
デンサC1,C2は、キーコイル42に誘起され
た信号に応答して特定の情報を含む信号をキーコ
イル42から発生させる情報発生手段として機能
している。そして、第4図に示される電流が、そ
れぞれ増幅器34、ダイオード36、A/D変換
器38を介してマイクロコンピユータ32へ供給
されると、これらの情報が順次マイクロコンピユ
ータ32によつて読み取られ、判定用情報と比較
される。ここで、周波数f1,f2における電流
値i1,i2に対応した電流値を判定用情報とし
て予めROMに格納しておき、周波数可変発振器
30からの出力信号によつて得られた信号を読み
取り、この信号が判定用情報と一致したときにの
みエンジン駆動許可信号を出力するように構成す
れば、キー20をキー挿入孔18内に挿入したと
きにのみエンジン駆動を可能とすることができ
る。これにより、特定のキー20がキー挿入孔1
8に挿入されたときにのみエンジンの駆動が可能
となり、不正解錠による車両の盗難を防止するこ
とができる。また、本実施例によれば、錠前10
とキー20の磁気的結合によるエンジン駆動情報
の受授によつてのみエンジンの駆動を可能として
いるため、キー20にごみが付着したり、キー2
0の挿入をすばやく行つたりしても、エンジンの
駆動を確実に行うことができる。
0Cは、環状コア22のテーパ面と係合可能なテ
ーパ状に形成されている。そして、先端側20C
の中ほどには、軸状コア40が装着されている。
この軸状コア40は、キー20がキー挿入孔18
内に挿入されたとき、環状コア22と2箇所で接
触して1組の磁気回路を形成するようになつてい
る。そしてこの軸状コア40には、キー20がキ
ー挿入孔18内に挿入されたとき、ロータコイル
24,26と磁気結合されるキーコイル42が巻
回されている。このキーコイル42は、共振回路
を形成するコイルL1、コンデンサC1に接続さ
れているとともに、同じく共振回路を形成するコ
イルL2、コンデンサC2に接続されている。各
共振回路の共振周波数がそれぞれ相異なるよう
に、コイルL1,L2、コンデンサC1,C2の
容量が定められている。そして、周波数可変発振
器30からロータコイル24,26へ情報検出用
の信号が供給され、この信号の周波数が第4図に
示されるように変化すると、この周波数の変化に
従つた電流がロータコイル24,26に流れる。
第4図における電流i1は、コイルL1、コンデ
ンサC1の共振による電流値を示し、電流i2
は、コイルL2、コンデンサC2の共振による電
流値を示す。すなわち、コイルL1,L2、コン
デンサC1,C2は、キーコイル42に誘起され
た信号に応答して特定の情報を含む信号をキーコ
イル42から発生させる情報発生手段として機能
している。そして、第4図に示される電流が、そ
れぞれ増幅器34、ダイオード36、A/D変換
器38を介してマイクロコンピユータ32へ供給
されると、これらの情報が順次マイクロコンピユ
ータ32によつて読み取られ、判定用情報と比較
される。ここで、周波数f1,f2における電流
値i1,i2に対応した電流値を判定用情報とし
て予めROMに格納しておき、周波数可変発振器
30からの出力信号によつて得られた信号を読み
取り、この信号が判定用情報と一致したときにの
みエンジン駆動許可信号を出力するように構成す
れば、キー20をキー挿入孔18内に挿入したと
きにのみエンジン駆動を可能とすることができ
る。これにより、特定のキー20がキー挿入孔1
8に挿入されたときにのみエンジンの駆動が可能
となり、不正解錠による車両の盗難を防止するこ
とができる。また、本実施例によれば、錠前10
とキー20の磁気的結合によるエンジン駆動情報
の受授によつてのみエンジンの駆動を可能として
いるため、キー20にごみが付着したり、キー2
0の挿入をすばやく行つたりしても、エンジンの
駆動を確実に行うことができる。
第5図には、本発明の他の実施例の構成が示さ
れている。
れている。
本実施例は、周波数可変発振器30の代わり
に、周波数一定の発振器44を設けるとともに、
キーコイル42の両端に全波整流回路46を接続
し、さらに、全波整流回路46の出力側にトラン
ジスタ48、抵抗50、ダイオード52、コンデ
ンサ54、コード発生回路56を設けたものであ
り、他の構成は第3図のものと同様であるので、
第3図のものと同一のものには同一の符号を付し
て、それらの説明は省略する。
に、周波数一定の発振器44を設けるとともに、
キーコイル42の両端に全波整流回路46を接続
し、さらに、全波整流回路46の出力側にトラン
ジスタ48、抵抗50、ダイオード52、コンデ
ンサ54、コード発生回路56を設けたものであ
り、他の構成は第3図のものと同様であるので、
第3図のものと同一のものには同一の符号を付し
て、それらの説明は省略する。
コード発生回路56は、マイクロコンピユータ
32に格納された判定用情報に対応したコード信
号を発生するようになつており、キーコイル42
に誘起された信号が全波整流回路46で整流さ
れ、ダイオード52を介してコード発生回路56
に供給されると、コード発生回路56は、特定の
コードに従つたコード信号、すなわち第6図に示
されるパルス信号をトランジスタ48のベースへ
出力するようになつている。トランジスタ48が
コード発生回路56からのコード信号によつてオ
ンオフすると、トランジスタ48がオンになつた
とき、キーコイル42の両端が短絡され、ロータ
コイル24,26に流れる電流値が変化する。こ
の電流値は、コード発生回路56からのコード信
号に対応して変化し、この電流の変化が増幅器3
4、ダイオード36、A/D変換器38を介して
マイクロコンピユータ32へ供給される。マイク
ロコンピユータ32は、A/D変換器38からの
信号による情報と判定用情報とを比較して、両者
の内容が一致したときにのみエンジン駆動部へエ
ンジン許可信号を出力することによつて、エンジ
ンの駆動を可能とすることができる。すなわち、
本実施例においては、全波整流回路46、トラン
ジスタ48、抵抗50、ダイオード52、コンデ
ンサ54、コード発生回路56によつて、情報発
生手段を構成し、キーコイル42に誘起された信
号に応答してコード発生回路56からコード信号
を発生し、この信号を基に、ロータコイル24,
26の電流の変化を読み取ることによつてエンジ
ンの駆動を可能としている。このため、本実施例
においても、前記実施例と同様、錠前10とキー
20が磁気的に結合され、コード発生回路56か
らのコード信号による情報と判定用情報とが一致
したときにのみエンジンの駆動が可能となり、不
正解錠による車両の盗難を防止することができ
る。
32に格納された判定用情報に対応したコード信
号を発生するようになつており、キーコイル42
に誘起された信号が全波整流回路46で整流さ
れ、ダイオード52を介してコード発生回路56
に供給されると、コード発生回路56は、特定の
コードに従つたコード信号、すなわち第6図に示
されるパルス信号をトランジスタ48のベースへ
出力するようになつている。トランジスタ48が
コード発生回路56からのコード信号によつてオ
ンオフすると、トランジスタ48がオンになつた
とき、キーコイル42の両端が短絡され、ロータ
コイル24,26に流れる電流値が変化する。こ
の電流値は、コード発生回路56からのコード信
号に対応して変化し、この電流の変化が増幅器3
4、ダイオード36、A/D変換器38を介して
マイクロコンピユータ32へ供給される。マイク
ロコンピユータ32は、A/D変換器38からの
信号による情報と判定用情報とを比較して、両者
の内容が一致したときにのみエンジン駆動部へエ
ンジン許可信号を出力することによつて、エンジ
ンの駆動を可能とすることができる。すなわち、
本実施例においては、全波整流回路46、トラン
ジスタ48、抵抗50、ダイオード52、コンデ
ンサ54、コード発生回路56によつて、情報発
生手段を構成し、キーコイル42に誘起された信
号に応答してコード発生回路56からコード信号
を発生し、この信号を基に、ロータコイル24,
26の電流の変化を読み取ることによつてエンジ
ンの駆動を可能としている。このため、本実施例
においても、前記実施例と同様、錠前10とキー
20が磁気的に結合され、コード発生回路56か
らのコード信号による情報と判定用情報とが一致
したときにのみエンジンの駆動が可能となり、不
正解錠による車両の盗難を防止することができ
る。
以上説明したように、本発明によれば、錠前側
の環状コアとキー側の軸状コアとの磁気的結合に
より、エンジン駆動のための情報の授受を行い、
キー側からの情報が錠前側の情報と一致したとき
にのみエンジンの駆動を可能とするようにしたた
め、ごみの付着によつて情報を検出することがで
きなくなつたり、あるいはキーの操作によつて誤
つた情報を読み取つたりすることなく、環状コア
と軸状コアとの磁気的結合によりエンジンを確実
に駆動することができる。
の環状コアとキー側の軸状コアとの磁気的結合に
より、エンジン駆動のための情報の授受を行い、
キー側からの情報が錠前側の情報と一致したとき
にのみエンジンの駆動を可能とするようにしたた
め、ごみの付着によつて情報を検出することがで
きなくなつたり、あるいはキーの操作によつて誤
つた情報を読み取つたりすることなく、環状コア
と軸状コアとの磁気的結合によりエンジンを確実
に駆動することができる。
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2
図は環状コアの構成説明図、第3図は本発明に係
る装置の回路構成図、第4図は周波数と電流との
関係を示す線図、第5図は本発明の他の実施例を
示す回路構成図、第6図はコード信号の特性図で
ある。 20……キー、22……環状コア、24,26
……ロータコイル、40……軸状コア、42……
キーコイル。
図は環状コアの構成説明図、第3図は本発明に係
る装置の回路構成図、第4図は周波数と電流との
関係を示す線図、第5図は本発明の他の実施例を
示す回路構成図、第6図はコード信号の特性図で
ある。 20……キー、22……環状コア、24,26
……ロータコイル、40……軸状コア、42……
キーコイル。
Claims (1)
- 1 車両用錠前のキー挿入孔周囲に配設された環
状コアと、環状コアに巻回されたロータコイル
と、ロータコイルに情報検出用信号を供給する信
号発生手段と、ロータコイルへ伝送される信号を
検出する信号検出手段と、信号検出手段の出力信
号を取り込み該信号による情報と判定用情報とを
比較して両者の内容が一致したときにのみエンジ
ン駆動許可信号をエンジン駆動部へ出力する制御
手段と、錠前のキー挿入孔に挿入可能に形成され
たキーと、を備え、前記キーは、キー挿入時に環
状コアと2箇所で近接し磁気回路を形成する軸状
コアと、軸状コアに巻回されキー挿入時にロータ
コイルと磁気結合されるキーコイルと、キーコイ
ルに誘起された信号に応答して特定の情報を含む
信号をキーコイルから発生させる情報発生手段
と、を有することを特徴とする車両用キー装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61238489A JPS6393649A (ja) | 1986-10-07 | 1986-10-07 | 車両用キ−装置 |
US07/105,039 US4918955A (en) | 1986-10-07 | 1987-10-06 | Vehicle key device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61238489A JPS6393649A (ja) | 1986-10-07 | 1986-10-07 | 車両用キ−装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6393649A JPS6393649A (ja) | 1988-04-23 |
JPH0415141B2 true JPH0415141B2 (ja) | 1992-03-17 |
Family
ID=17031005
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61238489A Granted JPS6393649A (ja) | 1986-10-07 | 1986-10-07 | 車両用キ−装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4918955A (ja) |
JP (1) | JPS6393649A (ja) |
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