JP3350808B2 - 車輌用の故障検出装置 - Google Patents

車輌用の故障検出装置

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JP3350808B2 JP21831097A JP21831097A JP3350808B2 JP 3350808 B2 JP3350808 B2 JP 3350808B2 JP 21831097 A JP21831097 A JP 21831097A JP 21831097 A JP21831097 A JP 21831097A JP 3350808 B2 JP3350808 B2 JP 3350808B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車などの車
輌の故障検出装置に関し、特に、車輌の自己診断情報を
携帯自在な電子キ−に取り込んだ後、この電子キ−から
読み出した自己診断情報をパソコン(パ−ソナル・コン
ピュ−タ)に取り入れ、パソコンによって故障状態や故
障個所などを詳細に解析し、車輌の異常に対処する構成
とした車輌用の故障検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子制御システムが取り入れられている
今日の自動車等の車輌は車輌状態の正常、異常を自己が
診断する自己診断装置を備えたものが多い。図7はボデ
−系の自己診断装置の一例を示す概略図である。図示す
るように、オ−ディオ、エアコン、ナビゲ−タなどの各
種のECU(エレクトロニック・コントロ−ル・ユニッ
ト)11a〜11eが通信バスライン12に接続され、
各種のECUの状態診断デ−タが多重通信方式で通信バ
スライン12に送られるようになっている。
【0003】そして、通信バスライン12がインパネ
(インストルメントパネル)部13のインパネECU1
4に接続されており、このインパネECU14が通信バ
スライン12から送られる各種ECUの診断デ−タにし
たがってディスプレイユニット15を表示させる。すな
わち、ECUが故障若しくは各種スイッチ、センサ−、
ランプバルブ、車輌制御系コントロ−ラなどの異常を診
断し、異常診断デ−タがインパネECU14に送られる
ことにより、デイスプレイユニット15が表示動作し警
報を発生する。
【0004】デイスプレイユニット15の表示によって
自動車の異常が判明したときは、テスタ−16を用いて
故障個所、故障状態などが解析される。テスタ−16は
車種毎の車輌情報を設定するために、ICカ−ドやRO
Mを交換して使用するようになっている。なお、テスタ
−にはICカ−ドやROMを使用しない車種専用のテス
タ−もある。
【0005】また、エンジン制御系のECUは、上記し
たボデ−系の通信バスライン12とは別の通信バスライ
ンに自己診断デ−タを送り、この通信バスラインのデ−
タより故障個所、故障状態などを解析するようになって
いる。
【0006】また、最近ではオフボ−ド型故障診断ツ−
ルを使用した故障現象の検出システムが開発されてい
る。この検出システムは、パソコンと、オフボ−ド型故
障診断ツ−ルと、車輌とを同時に接続し、故障現象ごと
に必要なECUデ−タを自動的に取得する構成となって
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
ではテスタ−を使用して故障個所、故障状態等を検出し
ていたため、車種に合った専用テスタ−が必要になり、
また各車に共通のテスタ−ではICカ−ドやROMを車
種に合せて交換して使用しなければならないと言う問題
点があった。
【0008】そこで、本発明では、車輌の自己診断情報
電子キ−に保存させ、この電子キ−から読み出した診
断情報から故障個所、故障状態等を検出するようにして
上記した従来の問題点を解決した故障検出装置を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明では、第1の発明として、電子キ−から送
信されるIDコ−ドに応答してドア錠を施解錠させるキ
−レスエントリシステムを備えた車輌において、車輌に
は、車輌の自己診断を行なう自己診断手段と、自己診断
情報を記憶する第1記憶手段と、電子キ−から送信され
たIDコ−ドに応答してドア錠が施錠されたとき上記第
1記憶手段から自己診断情報を読み出し、その自己診断
情報を無線信号として出力する出力手段とからなる自己
断情報の送信機構を設け、電子キ−には、車輌の出力
手段が出力した無線信号を受信する受信手段と、この受
信手段の受信信号をIDコ−ドと共に記憶させる読み出
し可能な第2記憶手段とからる自己診断情報の受信機
構を設け、電子キ−に保存させた自己診断情報を読み出
し、診断処理する構成としたことを特徴とする車輌用の
故障検出装置を提案する。
【0010】また、本発明は第2の発明として、メカニ
カルキ−とトランスポンダとを有する電子キ−から送信
されるIDコ−ドに応答してエンジンの始動を許可する
イモビライザ−システムを備えた車輌において、車輌に
は、車輌の自己診断を行なう自己診断手段と、自己診断
情報を記憶する第1記憶手段と、シリンダ錠が電子キ−
によってON位置からAcc位置に回動操作されたとき
上記第1記憶手段から自己診断情報を読み出し、その自
己診断情報を無線信号として出力する出力手段とからな
る自己診断情報の送信機構を設け、電子キ−には、車輌
の出力手段が出力した無線信号を受信する受信手段と、
この受信手段の受信信号をIDコ−ドと共に記憶させる
読み出し可能な第2記憶手段とからなる自己診断情報の
受信機構を設け、電子キ−に保存させた自己診断情報を
読み出し、診断処理する構成としたことを特徴とする車
輌用の故障検出装置を提案する。
【0011】
【作用】第1の発明の故障検出装置は、電子キ−からI
Dコ−ドを送信しドア錠を施錠させることにより、車輌
側の出力手段が無線信号を出力し、電子キ−がその無線
信号を受信して自己診断情報を第2記憶手段に記憶して
保存する。
【0012】第2の発明の故障検出装置は、シリンダ錠
を電子キ−によってON位置からAcc位置に回動操作
することにより、車輌側の出力手段が無線信号を出力
し、電子キ−がその無線信号を受信して自己診断情報を
第2記憶手段に記憶させて保存する。
【0013】上記のように自己診断情報を保存させた
子キ−は、キ−情報リ−ダ−を使ってその診断情報を読
み出しパソコンに入力させ、このパソコンによって故障
個所、故障状態等を詳細に検出する。
【0014】電子キ−は車輌から取り外して携帯する唯
一の部品であるから、この電子キ−を預かったデイ−ラ
−が、電子キ−より自己診断情報を読み出して故障個
所、故障状態等を検出することができるから、故障修理
や交換部品などに必要となる費用、車輌の納期などにつ
いて直ちに明示することができる。
【0015】また、キ−レスエントリシステムの電子キ
或いは、イモビライザ−システムの電子キ−は、I
Dコ−ドを記憶させた記憶手段が備えられているから、
この記憶手段を利用して自己診断情報を記憶させる構成
とすることができて便利である。
【0016】
【0017】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施形態について図
面に沿って説明する。図1はキ−レスエントリ構成の電
子キ−を使用した故障検出装置を示す概略図である。
【0018】この実施形態では、公知のキ−レスエント
リシステムが取り入れてある。つまり、電子キ−20は
イグニッションのキ−部20aと、IDコ−ドの送信部
20bとから構成してあり、送信部20bにはIDコ−
ドを記憶させた読み出し可能なメモリが備えてある。こ
の電子キ−20は送信ボタン20cを押圧操作すること
により、メモリから読み出されたIDコ−ドが高周波変
調されて無線信号Aとして送信する。
【0019】また、車輌側には送信部21が設けてあ
り、電子キ−20から送信される無線信号Aが送受信回
路22によって受信されて復調される。そして、送受信
回路22の受信信号が制御回路23に送られたとき、メ
モリ24から読み出された照合コ−ドと比較され、無線
信号として送信されたIDコ−ドが照合コ−ドと一致し
たときにドア錠駆動回路25を動作させる。
【0020】ドア錠駆動回路25はその動作により、ド
ア錠が施錠状態にあれば解錠駆動し、解錠状態にあれば
施錠駆動する。そして、施錠または解錠が確実に行なわ
れたときその確認信号が制御回路23に送り返される。
【0021】なお、ドアの施錠を確認するために、施錠
の確認信号が送り返されることに応動し、ハザ−ド制御
回路26を動作させ、ハザ−ドランプを短時間の間点滅
させたり、また、ブザ−を一時的に発音させる構成とな
っている。
【0022】一方、車輌には従来例同様の通信バスライ
ン27が設けられており、各種ECU28a〜28eか
らの自己診断デ−タが多重通信方式でこの通信バスライ
ン27に送られている。この通信バスライン27には送
受信部21の通信回路29を接続してある。
【0023】この通信回路29は読み出し可能なメモリ
を備え、通信バスライン27に送られた自己診断デ−タ
をメモリに記憶させると共に、ドア錠の施錠確認信号が
制御回路23に送り返されることに応動してメモリを読
出モ−ドに移行させる。
【0024】また、送受信回路22はドア錠の施錠確認
信号が制御回路23に送り返されることに応動して送信
モ−ドに移り、通信回路29から送られる自己診断デ−
タを高周波変調して無線信号Bとして送信する。
【0025】上記した電子キ−20は送受信回路を備え
た双方向通信型として構成してあり、車輌から発信され
る自己診断デ−タの無線信号Bを受信し、メモリに記憶
させる。このようにしてドア錠が施錠されたとき、電子
キ−20に車輌の自己診断デ−タが記憶され、この電子
キ−20が車輌の診断情報を保存する。
【0026】車輌の診断情報を保存した電子キ−20は
車輌に異常が発生したときにディ−ラ−に貸し渡す。デ
ィ−ラ−は電子キ−20から自己診断デ−タを読み出
し、詳細に異常状態を検出する。
【0027】具体的には、図2に示したように、キ−情
報リ−ダ−30によって電子キ−20に保存された自己
診断デ−タを読み出し、そのデ−タ情報をパソコン31
に入力し、詳細な故障個所、故障状態等を解析する。
【0028】なお、自己診断デ−タをキ−情報リ−ダ−
30によって読み出す場合、電子キ−20がIDコ−ド
と共に自己診断デ−タの無線信号を発信するが、キ−情
報リ−ダ−30に備える受信部が自己診断デ−タのみを
読み出す構成となっている。また、異常の判定に必要と
なる各車種の車輌情報はパソコン31のプログラムを変
えればよく、或いは、必要なプログラムをメ−カ−より
電子メ−ルなどによって受け取るように構成することが
できる。
【0029】上記した通り、ディ−ラ−は電子キ−20
を預かるだけで、故障個所、故障状態等を検出し、交換
部品や修理に必要な費用、車輌の納期等について直に判
断し、依頼人に対し明示することができる。なお、キ−
レスエントリシステムは、電子キ−が送信する施錠のコ
ントロ−ル信号によってドア錠を施錠させ、電子キ−が
送信する解錠のコントロ−ル信号によってドア錠を解錠
させる構成のものがあるが、このようなシステムの電子
キ−についても上記同様に実施することができる。
【0030】図3はメカニカルキ−とトランスポンダを
有する電子キ−を使用した故障検出装置を示す概略図で
ある。この実施形態では、公知のイモビライザ−システ
ムが取り入れてある。
【0031】この実施形態の電子キ−40はメカニカル
キ−40aと、トランスポンダ40bとから構成してあ
る。トランスポンダ40bは、送受信コイルと、このコ
イルに生ずる起電力によって充電されるコンデンサと、
このコンデンサの充電電圧を電源として動作し、書き込
みと読み出しが可能なメモリから読み出したIDコ−ド
を高周波変調して無線信号として出力する送受信部とを
備えている。なお、送受信部は送信モ−ドでIDコ−ド
を送信するが、受信モ−ドでは車輌の自己診断デ−タを
受信しメモリに記憶させる。
【0032】一方、車輌にはイモビライザ−ECU41
が備えてある。イモビライザ−ECU41は、電子キ−
40のトランスポンダ40bより送られるIDコ−ドの
無線信号を送受信コイル42を介して受信し、その受信
信号を復調して出力するイモビRF(Radio Fr
eguency)回路43と、イモビRF回路43で復
調されたIDコ−ドとメモリ44から読み出した照合コ
−ドとを比較し、同一のときにエンジンECU45に始
動許可信号S0を供給する制御回路46とを備えてい
る。
【0033】また、車輌には各種ECU47a〜47e
の自己診断デ−タが多重通信方式で送られる通信バスラ
イン48が備えてあり、この通信バスライン48がイモ
ビライザ−ECU41の通信回路49に接続してある。
【0034】通信回路49は通信バスライン48から送
られる自己診断デ−タを記憶させる読み出し可能なメモ
リを備えると共に、シリンダ錠に差し入れられている電
子キ−40が、例えば、ON位置からAcc位置に回動
操作されたとき、メモリから読み出した自己診断デ−タ
をイモビRF回路43に送る。このとき、イモビRF回
路43が自己診断デ−タを高周波変調し、送受信コイル
42より送信する。
【0035】次に、この故障検出装置の動作について図
4、図5に示すフロ−チャ−トを参照しながら説明す
る。なお、図4は車輌に備えたイモビライザ−ECU4
1のフロ−チャ−ト、図5は電子キ−40に備えたトラ
ンスポンダ40bのフロ−チャ−トである。
【0036】電子キ−40をシリンダ錠に差し入れ、例
えば、ON位置に回動操作すると、イモビライザ−EC
U41のイモビRF回路43が動作し、所定時間だけ送
受信コイル42を電磁波駆動(高周波駆動)する。(図
4、ステップST400、ST401)
【0037】この電磁波駆動により電子キ−40の送受
信コイルに電磁誘導による起電力が発生し、この送受信
コイル42に流れる電流によってコンデンサが充電され
る。この結果、コンデンサの充電電圧がトランスポンダ
40bの電源電圧として加わる(図5、ステップST5
00)
【0038】トランスポンダ40bが給電されると、送
信モ−ドであるか、自己診断デ−タの受信モ−ドかが判
断され、受信モ−ドでなければ、メモリからIDコ−ド
が読み出される。(図5、ステップST501、ST5
02) メモリから読み出されたIDコ−ドは高周波変調され、
トランスポンダ40bの送受信コイルから無線信号とし
て送信される。(図5、ステップST503)
【0039】トランスポンダ40bから送信された無線
信号はイモビライザ−ECU41の送受信コイル42に
よって受信され、イモビRF回路43によって復調さ
れ、この受信信号がIDコ−ドとして制御回路46に送
られる。(図4、ステップST402)
【0040】制御回路46ではIDコ−ドとメモリ44
から読み出した照合コ−ドとを比較し、これらコ−ドが
一致すれば、エンジンECU45にエンジン始動許可信
号S0を送り、コ−ドが一致しなければ、エンジン始動
許可信号を供給せず、エンジン始動を禁止する。(図
4、ステップST403、ST404、ST405)
【0041】このように、電子キ−40のキ−溝形状が
合致し、照合コ−ドの同一性が確認された場合にのみエ
ンジンを始動させることができる。
【0042】電子キ−40を、例えばON位置からAc
c位置に回動操作させると、通信回路49のメモリから
自己診断デ−タが読み出され、この診断デ−タがイモビ
RF回路43によって高周波変調されて送受信コイル4
2より無線信号として送信される。(図4、ステップS
T406、ST407、ST408)
【0043】このように送信された無線信号は電子キ−
40の送受信コイルによって受信され、トランスポンダ
40bに入力し、このトランスポンダ40bによって復
調された自己診断デ−タがメモリに書き込まれる。(図
5、ステップST504、ST505)このようにし
て、各種ECUの自己診断デ−タが電子キ−40に保存
される。
【0044】自己診断デ−タを保存した電子キ−40
は、車輌に異常が発生したときにディ−ラ−に貸し渡
し、異常の詳細な検査を受ける。つまり、ディ−ラ−は
図6に示すように、キ−情報リ−ダ−50によって電子
キ−40から自己診断デ−タを読み出し、この診断情報
をパソコン51に入力する。
【0045】これにより、キ−レスエントリシステムの
電子キ−20と同様に、故障個所、故障状態等を検出
し、交換部品や修理に必要な費用、車輌の納期等につい
て直ちに判断し、依頼人に対して明示することができ
る。
【0046】なお、キ−情報リ−ダ−50は、イモビR
F回路43と同様の高周波回路と送受信コイル52とを
備えている。電子キ−40はこのキ−情報リ−ダ−50
には電子キ−40を差し入れ、送受信コイル52を電磁
波駆動してトランスポンダ40bを給電し、高周波変調
したIDコ−ドと自己診断デ−タとを無線信号として出
力させる。
【0047】そして、この無線信号は送受信コイル52
で受信し、その送信信号を高周波回路によって復調し、
自己診断デ−タ情報のみをパソコン51に送る構成とな
っている。
【0048】以上、本発明実施した二形態について説
明したが、本発明は必ずしもキ−レスエントリシステム
やイモビライザ−システムを利用する必要がなく、車輌
には各種ECUの自己診断デ−タを無線信号として出力
する出力装置を備え、電子キ−には無線信号として送ら
れた自己診断デ−タを記憶する読み出し可能なメモリを
備えることで容易に実施することができる。よって、キ
−レスエントリシステムやイモビライザ−システムを持
たない車輌にも実施することができる。
【0049】また、本発明の故障検出装置では、自己診
断デ−タを電子キ−に記憶させる場合と、自己診断デ−
タの判定結果のデ−タを電子キ−に記憶させる場合とが
ある。自己診断デ−タを記憶させる構成とする場合、例
えば、スイッチに電流を供給し、電流がスイッチに流れ
否かの自己診断デ−タを記憶させるときには、パソ
コンでは、電流が流れていればスイッチは正常、流れて
いなければスイッチは故障と言う判定をし、その表示を
する。
【0050】判定結果のデ−タを記憶させる構成とする
場合、例えば、スイッチに電流を供給し、電流が流れれ
ば当該スイッチは正常と言うデ−タ、電流が流れなけれ
ば当該スイッチは故障と言う自己診断の判定デ−タを記
憶させる。この場合には、パソコンは、スイッチが正常
または故障と言う表示を行なう。
【0051】
【発明の効果】車輌の自己診断情報が電子キ−の記憶手
に記憶されるため、車輌の故障を検査する場合には、
電子キ−に記憶された自己診断情報をパソコンなどの機
器に読み込んで解析することができる。
【0052】したがって、デイ−ラ−は携帯自在な電子
キ−を所有者から預かり、故障個所、故障状態等を解析
し、交換部品、故障の修理に必要な費用、車輌の納期等
を直ちに判断し依頼人に対して明示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】キ−レスエントリシステムを利用した故障検出
装置を示す概略図である。
【図2】キ−レスエントリシステムの電子キ−に保存さ
せた自己診断情報を読み出してパソコンに入力し、故障
状態を詳細に解析する状態を示した概略図である。
【図3】イモビライザ−システムを利用した故障検出装
置を示す概略図である。
【図4】イモビライザ−ECUの動作を示すフロ−チャ
−トである。
【図5】イモビライザ−システムの電子キ−が備えるト
ランスポンダの動作を示すフロ−チャ−トである。
【図6】イモビライザ−システムの電子キ−に保存させ
た自己診断情報を読み出してパソコンに入力し、故障状
態を詳細に解析する状態を示した概略図である。
【図7】従来の故障検出装置を示す概略図である。
【符号の説明】
20 キ−レスエントリシステムの電子キ− 21 送受信部 22 送受信回路 23 制御回路 24 メモリ 25 ドア錠駆動回路 27 通信バスライン 28a〜28e 各種ECU 29 通信回路 40 イモビライザ−システムの電子キ− 40b トランスポンダ 41 イモビライザ−ECU 42 送受信コイル 43 イモビRF回路 44 メモリ 45 エンジンECU 46 制御回路 47a〜47e 各種ECU 48 通信バスライン 49 通信回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G05B 23/02 302 G01M 17/00 J

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子キ−から送信されるIDコ−ドに応
    答してドア錠を施解錠させるキ−レスエントリシステム
    を備えた車輌において、車輌には、車輌の自己診断を行
    なう自己診断手段と、自己診断情報を記憶する第1記憶
    手段と、電子キ−から送信されたIDコ−ドに応答して
    ドア錠が施錠されたとき上記第1記憶手段から自己診断
    情報を読み出し、その自己診断情報を無線信号として出
    力する出力手段とからなる自己診断情報の送信機構を設
    け、電子キ−には、車輌の出力手段が出力した無線信号
    を受信する受信手段と、この受信手段の受信信号をID
    コ−ドと共に記憶させる読み出し可能な第2記憶手段と
    からる自己診断情報の受信機構を設け、電子キ−に
    存させた自己診断情報を読み出し、診断処理する構成と
    したことを特徴とする車輌用の故障検出装置。
  2. 【請求項2】 メカニカルキ−とトランスポンダとを有
    する電子キ−から送信されるIDコ−ドに応答してエン
    ジンの始動を許可するイモビライザ−システムを備えた
    車輌において、車輌には、車輌の自己診断を行なう自己
    診断手段と、自己診断情報を記憶する第1記憶手段と、
    シリンダ錠が電子キ−によってON位置からAcc位置
    に回動操作されたとき上記第1記憶手段から自己診断情
    報を読み出し、その自己診断情報を無線信号として出力
    する出力手段とからなる自己診断情報の送信機構を設
    け、電子キ−には、車輌の出力手段が出力した無線信号
    を受信する受信手段と、この受信手段の受信信号をID
    コ−ドと共に記憶させる読み出し可能な第2記憶手段と
    からなる自己診断情報の受信機構を設け、電子キ−に保
    存させた自己診断情報を読み出し、診断処理する構成と
    したことを特徴とする車輌用の故障検出装置。
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