JPH06263009A - キー装置 - Google Patents

キー装置

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Publication number
JPH06263009A
JPH06263009A JP7741193A JP7741193A JPH06263009A JP H06263009 A JPH06263009 A JP H06263009A JP 7741193 A JP7741193 A JP 7741193A JP 7741193 A JP7741193 A JP 7741193A JP H06263009 A JPH06263009 A JP H06263009A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
time
key
frequency
resonance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7741193A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Hiramoto
行雄 平本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marelli Corp
Original Assignee
Kansei Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kansei Corp filed Critical Kansei Corp
Priority to JP7741193A priority Critical patent/JPH06263009A/ja
Publication of JPH06263009A publication Critical patent/JPH06263009A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 共振周波数を数値として読み取らずに不正規
または正規キーを簡単に、かつ短時間に発見できるキー
装置を得る。 【構成】 錠前のキー挿入孔周囲に配設されたコアに巻
回されたロータコイルに周波数が変化する情報検出信号
を信号発生手段から供給し、該信号発生手段に信号発生
を指示する信号を供給する発振指示手段と、ロータコイ
ルへ伝送され、かつキーに形成された共振回路に共振し
た情報検出信号の周波数を検出する共振周波数検出手段
と、前記発振指示手段から出力される信号発生指示信号
に基づいて計時動作を開始し、かつ該共振周波数検出手
段からの出力信号に基づいて計時動作を停止する計時手
段と、該計時手段からの計時結果と設定された基準時間
とを比較して、両者が一致したとき、エンジン駆動許可
信号をエンジン駆動回路へ出力する制御手段とを備えて
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば車両等の盗難
を防止するのに好適なキー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のキー装置としては、例え
ば特公平4ー15141号公報に示されるようなものが
あるので、それを図2乃至図5に示し説明する。同図に
おいて錠前10にはキー挿入孔12が形成されており、
錠前10のキー挿入孔12の入り口側には、円環状のロ
ータケース14が固定されている。ロータケース14の
内側には、円柱状のロータ16が回動自在に装着されて
いる。このロータ16には、キー挿入孔12と連通する
キー挿入孔が形成されている。また、ロータ16の外周
には、図2に示されるように、外側内面にテーパ面が形
成された環状コア22が配置されている。この環状コア
22の一端22Aはテーパ状に形成され、キー挿入孔の
入り口端に露出するようになっている。そして、環状コ
ア22にはロータコイル24、26が同一方向に巻回さ
れている。
【0003】また、各ロータコイル24、26は、図4
に示されるように、抵抗28を介して周波数可変発振器
30に接続されている。周波数可変発振器30は、マイ
クロコンピュータ32からの指令によって、所定周波数
から発振を開始し、周波数を掃引させながらロータコイ
ル24、26へ情報検出信号を供給するようになってい
る。
【0004】また、ロータコイル24、26は増幅器3
4、ダイオード36、コンデンサ37、A/D変換器3
8を介してマイクロコンピュータ24、26に接続され
ている。そして、ロータコイル24、26を流れる電流
の情報が抵抗28の電圧降下として検出され、この検出
出力が増幅器34、ダイオード36、A/D変換器38
を介してマイクロコンピュータ32へ供給されている。
【0005】また、制御手段としてのマイクロコンピュ
ータ32は、A/D変換器38からの情報を基に、図示
されないエンジン駆動回路の作動を制御するようになっ
ている。すなわち、A/D変換器38からの信号による
情報(共振周波数情報)、図示されないROMに予め格
納された判定情報とを比較して、両者の内容が一致した
ときにのみエンジン駆動回路へエンジン駆動許可信号を
出力するようになっている。
【0006】また、キー20のグッリプ部20Bの先端
側20Cは、環状コア22のテーパ面と近接し得るよう
なテーパ状に形成されている。そして、先端側20Cの
中程には、一対のテーパ面を連結するようにして軸状コ
ア40が装着されている。この軸状コア40は、キー2
0がキー挿入孔12内に挿入されたとき、ロータコイル
24、26と磁気結合されるキーコイル42が一方向に
巻回されている。このキーコイル42は、共振回路を形
成するコイルL1,コンデンサC1に接続されていると
共に、同じく共振回路を形成し、かつ前記共振回路にコ
イルL2、コンデンサC2に並列接続されている。
【0007】なお、前記共振回路の共振周波数は、それ
ぞれ相異なるように、コイルL1,L2,コンデンサC
1,C2の容量が定められている。
【0008】そして、周波数可変発振器30からロータ
コイル24、26へ情報検出用の信号が供給され、この
信号の周波数が図5に示されるように低い方から高い方
へ所定の範囲内で変化すると、この周波数の変化に従っ
た電流がロータコイル24、26に流れる。なお、図5
における電流i1は、コイルL1,コンデンサC1の共
振による電流値を示し、電流i2はコイルL2、コンデ
ンサC2の共振による電流値を示す。
【0009】そして、図5に示される電流が、それぞれ
増幅器34、ダイオード36、A/D変換器38を介し
てマイクロコンピュータ32へ供給されると、これらの
情報が順次マイクロコンピュータ32によって読み取ら
れ、判定情報として予めROMに格納された情報と比較
され、この信号が判定情報と一致したときにのみエンジ
ン駆動許可信号を出力するように構成すれば、キー20
をキー挿入孔内に挿入したときにのみエンジン駆動を可
能とすることができる。これにより、不正解錠による車
両の盗難を防止することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなキー装置にあっては、周波数が共振点に達したこと
を検出し、かつその後その検出された共振周波数をソフ
トウエアによって数値として読み取る構成になっていた
ために、共振周波数を数値として読み取るまでに多くの
時間を必要とするという問題点があった。
【0011】そこで、この発明は、上記問題点に鑑みて
なされたもので、共振周波数を数値として読み取らずに
不正規または正規キーを簡単に、かつ短時間に発見でき
るキー装置を得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明にかかるキー装
置は、錠前のキー挿入孔周囲に配設されたコアと、コア
に巻回されたロータコイルに周波数が変化する情報検出
信号を供給する信号発生手段と、該信号発生手段に信号
発生を指示する信号を供給する発振指示手段と、ロータ
コイルへ伝送され、かつキーに形成された共振回路に共
振した情報検出信号の周波数を検出する共振周波数検出
手段と、前記発振指示手段から出力される信号発生指示
信号に基づいて計時動作を開始し、かつ該共振周波数検
出手段からの出力信号に基づいて計時動作を停止する計
時手段と、該計時手段からの計時結果と設定された基準
時間とを比較して、両者が一致したとき、エンジン駆動
許可信号をエンジン駆動回路へ出力する制御手段とを備
えてなる。
【0013】
【作用】この発明によれば、信号発生手段から出力され
る周波数を所定の範囲内で変化させ、その変化開始から
共振周波数が検出されるまでの時間を検出し、かつその
検出時間と設定時間とを比較して双方が一致した場合
に、エンジン駆動許可信号を出力するようにして、判定
時間を短くした。
【0014】
【実施例】以下、この発明による実施例を図1に基づい
て詳細に説明する。この実施例を図1に示すが、前記従
来例に示す構成のものと同一のもの、または均等なもの
には同一符号を付してその詳細説明は省略し、異なる部
分についてのみ説明する。
【0015】すなわち、図1において、39は共振周波
数検出回路で、前記ロータコイル24、26を流れる電
流の情報が抵抗28の電圧降下として検出され、この電
圧降下が所定以上の大きさになったとき(すなわち、共
振したとき)ストップ信号をタイマ回路50に供給す
る。
【0016】タイマ回路50はマイクロコンピュータ5
2から周波数可変発振器30に供給される発振開始を指
示する信号をスタート信号として入力することによって
クロック信号発生回路41から供給されるクロック信号
の計数を開始、すなわち計時動作の機能の作動を開始す
る。また前記タイマ回路50は、共振周波数検出器39
からストップ信号が供給されるまで、前記計時機能を作
動させ、その計時結果をマイクロコンピュータ52に供
給する。
【0017】なお、マイクロコンピュータは、従来例に
おいては共振周波数の具体的数値に基づいてキー10が
正規か否かを判断していたが、ここで用いられるマイク
ロコンピュータ52は、その機能が次のようになつてい
る。すなわち、マイクロコンピュータ52は、タイマ回
路50から供給される計時信号に対する基準信号を、図
示されないROM内に設定記憶されて有しており、その
記憶された基準信号と前記タイマ回路50からの計時信
号とを比較して一致したとき図示されないエンジン駆動
回路に対してエンジン駆動許可信号を出力する。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
キーの照合作業が容易に、かつ短時間にでき、エンジン
等を作動させるまでの時間を短縮できるという効果が発
揮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるキー装置の回路ブロック説明図で
ある。
【図2】従来例を示すキー装置の全体説明図である。
【図3】図2におけるロータコア及びそれに巻回される
ロータコイルの説明図である。
【図4】図2に示されるキー装置に接続される回路ブロ
ック図である。
【図5】従来例の作用説明図である。
【符号の説明】
20 キー 30 周波数可変発振器 39 共振周波数検出回路 50 タイマ回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 錠前(10)のキー挿入孔(12)周囲
    に配設されたコア(22)と、コアに巻回されたロータ
    コイル(24、26)に周波数が変化する情報検出信号
    を供給する信号発生手段(30)と、該信号発生手段に
    信号発生を指示する信号を供給する発振指示手段と、ロ
    ータコイル(24、26)へ伝送され、かつキー(2
    0)に形成された共振回路に共振した情報検出信号の周
    波数を検出する共振周波数検出手段(39)と、前記発
    振指示手段から出力される信号発生指示信号に基づいて
    計時動作を開始し、かつ該共振周波数検出手段からの出
    力信号に基づいて計時動作を停止する計時手段(50)
    と、該計時手段からの計時結果と設定された基準時間と
    を比較して、両者が一致したとき、エンジン駆動許可信
    号をエンジン駆動回路へ出力する制御手段とを備えてな
    ることを特徴とするキー装置。
JP7741193A 1993-03-12 1993-03-12 キー装置 Pending JPH06263009A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7741193A JPH06263009A (ja) 1993-03-12 1993-03-12 キー装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7741193A JPH06263009A (ja) 1993-03-12 1993-03-12 キー装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06263009A true JPH06263009A (ja) 1994-09-20

Family

ID=13633193

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JP7741193A Pending JPH06263009A (ja) 1993-03-12 1993-03-12 キー装置

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JP (1) JPH06263009A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998040251A1 (fr) * 1997-03-11 1998-09-17 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Module de commande de demarrage d'un materiel
US6095415A (en) * 1995-10-05 2000-08-01 Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho Ignition switch key cylinder

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6095415A (en) * 1995-10-05 2000-08-01 Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho Ignition switch key cylinder
WO1998040251A1 (fr) * 1997-03-11 1998-09-17 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Module de commande de demarrage d'un materiel

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