JPH04149842A - 記録または再生装置 - Google Patents

記録または再生装置

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JPH04149842A
JPH04149842A JP2273357A JP27335790A JPH04149842A JP H04149842 A JPH04149842 A JP H04149842A JP 2273357 A JP2273357 A JP 2273357A JP 27335790 A JP27335790 A JP 27335790A JP H04149842 A JPH04149842 A JP H04149842A
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rotated
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Junji Kobayashi
淳司 小林
Hidetoshi Matsuoka
英俊 松岡
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は回転ドラムが結露した状態でのテープローデ
ィング時に、結露によフて回転ドラムに貼付いたテープ
がリールから過剰に引き出され、回転ドラムに巻き込ま
れるのを防止できる記録または再生装置に関するもので
ある。
(従来の技術〕 従来、この種の磁気記録再生装置としては、回転ドラム
の回転によりテープが引出される側のリール台にブレー
キを作用させ、かつ、ドラムが回転した状態でテープロ
ーディングを開始する様になっており、ドラムが結露し
ている場合、テープがドラムに接触した時点で、テープ
がドラムに貼付いて、その耐着力によりリールからテー
プが過剰に引き出されるのを防止している。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来例は以上のように構成されているの
で、ブレーキをかけつつカセットからテープを引出すた
め、テープ端末でのローディングにおいて、巻取側のリ
ールにテープか残っていない場合、テープが引出せず、
ローディング動作が不可能となるため、ローディング前
にテープ端末を検出し、この検出によフてローディング
前の状態で、カセット内でテープを巻取側に送ってそれ
を解消するという複雑な動作が必要となり、時間を要す
るばかりでなく、ローディング前にカセット内でテープ
を送るにはリール台の駆動に高トルクが必要となり、高
トルクに切換える手段が必要となるなどの問題があった
この発明は、以上のような従来例の問題点を解消するた
めになされたもので、回転ドラムが結露した状態の時で
もリール台にブレーキを掛けずにテープのローディング
ができ、テープ端末の検出や、これに基づくカセット内
でのテープ送りなどを行うことなく円滑にテープのロー
ディングを行うことができる記録または再生装置の提供
を目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
tのため、この発明に係る記録または再生装置は、カセ
ットにテープを収納せるアンローディング位置と、前記
カセットよりテープを引き出して回転ヘットドラムに巻
装して記録または再生を可能となすローディング位置と
を移動可能なローディング手段と、前記ローディング手
段が前記アンローディング位置と前記ローディングとの
間の所定の位置へと移動して前記テープを前記回転ヘッ
ドドラムに所定の角度巻装した状態におし1て、前記回
転ヘットドラムを回転させ、該回転ヘッドドラムの所定
時間内に到達する回転速度を検出する検出手段と、前記
検出手段の出力に応じて前記ローディング手段を制御し
、前記回転ヘッドドラムの回転速度が前記所定時間内に
予め定められた基準値以上となった場合には、前記ロー
ディング手段を前記ローディング位置へと駆動し、前言
己基準値未満であった場合には前記ローディング手段を
前記アンローディング位置へと駆動する制御手段と、を
備えるとともに、前記回転ドラム回転時のみテープ走行
を制動するように構成し、これに加えて、回転ドラム起
動時にテープ巻取り側のリール台を巻取り方向に回転駆
動させるように構成してテープのローディングを制御す
ることにより、前記の目的を達成しようとするものであ
る。
〔作用〕
以上のような構成としたこの発明に係る記録または再生
装置は、回転ドラムが停止した状態でテープのローディ
ングが開始され、テープが回転ドラムに所定の角度巻き
付いた任意の位置でローディング手段によってローディ
ングが一時停止される。続いて、テープ走行を制動して
回転ドラムが起動され、検出手段によって検出された所
定時間内に到達した回転数と、回転ドラムが結露状態と
判定される予め設定された基準回転数とが比較され、ド
ラムの回転数が基準回転数以上であれば結露状態でない
と判定されてローディングが再開される。もし、ドラム
の回転数が基準回転数未満であれば結露状態と判断して
、ローディングの制御手段によってアンローディングに
切り換えられる。これに加えて、回転ドラム起動時には
、テープ巻取側のリール台が巻取方向に回転駆動される
ので、テープ走行に対する制動と、テープ巻取方向への
回転駆動とによってテープと回転ドラムの接触が強めら
れるので、結露状態の検出が確実となり、回転ドラムが
結露状態の場合でも、結露による回転ドラムへのテープ
の巻込が十分に防止されるだけでなく、テープのローデ
ィング開始時にテープの走行を制動していないので、テ
ープ端末からでもローディングが可能となり、従来必要
とされたローディング前のテープ端末の検出やこれに伴
うカセット内でのテープ送りに必要とされる駆動トルク
切換などの複雑な動作や機構が省略される。
(実施例〕 以下に、この発明の一実施例を図に基づいて説明する。
(構成) 第1図はこの発明の一実施例を示す磁気記録再生装置の
テープローディングの要部構成説明図、第2図は同じく
、上記実施例の磁気記録再生装置の制御ブロック図、第
3図は同じくテープローディング動作フローチャートで
ある。
第1図および第2図において、1は回転ドラム、1aは
ドラムモータ、2はローディングモータで、反時計回に
回転するとギア2aを介して上側ローディングリンク3
上のボスト4を、またギア2a、5を介して下側ローデ
ィングリング6上のボスト7をそれぞれローディング方
向に回動させる。
8はリールモータで、時計回に回転するとギア8a、9
を介してリール台10を、反時計回に回転するとリール
台11を回転させる。リール台10.11には不図示の
トルクリミッタが内蔵されており、所定のトルクを発生
する。12はばね13によってリール台11に圧接され
るブレーキで、このブレーキ12は、ソレノイド14に
通電しばね13の付勢に抗してレバー12aを引上げる
ことで解除される。
15はカセット、16はテープ、17はローディングリ
ング6と噛み合いローディングとアンローディングの完
了を検出するローディング検出スイッチ、18は回転ド
ラム1の回転に同期して周波数を発生する周波数発生器
(FG)、19はシステムコントローラであり、このシ
ステコントローラ19は中央処理装置(CPU)20と
テープ巻付位置を検知するタイマ23およびドラム1の
回転数の検出時間を規制するタイマ27を内蔵している
21はソレノイド14をオン、オフするブレーキソレノ
イドドライバ、22はローディングモータ2を駆動制御
するローディングモータドライバ、24はリールモータ
8を駆動制御するり一ルモータドライバ、25はドラム
モータ1aを駆動制御するドラムモータドライバである
。26はFGからの出力によりドラムの回転数を検出す
るFGカウンタであり、このFGカウンタ26はタイマ
27によって設定される所定の時間内に到達するドラム
1の回転数を検出して、この回転数と基準回転数とが比
較されて、その基準回転数に対する多寡によりローディ
ング切換スイッチ28によりローディングとアンローデ
ィングの切換が行われるように構成されている。そして
、CPU20、ローディングモータドライバ22とタイ
マ23とでローディング手段Aが、FCl2、CPU2
0とFGカウンタ26ならびにタイマ27とで回転速度
を検出する検出手段Bが、更に、CPU20とローディ
ング切換スイッチ28とでローディング位置からアンロ
ーディング位置に切換えるローディングの制御手段Cが
構成されている。
(動作) 以上の構成に基づいて動作を説明する。
第1図ないし第3図において、先ずカセット15を不図
示の磁気記録再生装置に装着し、ステップSt(以下ス
テップを省略)でローディングモータ2を停止したまま
ソレノイド14をオンしてリール台10.11を回転自
由な状態にし、S2でローディングモータ2を反時計回
に回転させると同時にタイマ23がオンされ、S3でタ
イマ23により所定時間ローディングモータ2を駆動し
、ボスト4,7がテープ16を引出してドラム1に任意
の角度巻付けた時点(例えは第1図に示す位置)でロー
デイグモータ2を一時停止させる(S4)。そして、S
5でソレノイド14をオフし、リールモータ8を時計回
に駆動して、S6でリール台11を制動した状態でドラ
ムモータ1aを起動して回転ドラム1を矢印方向即ち′
!J1図に示す六方向に回転させると同時にタイマ27
がオンされる。このとき、S7で回転ドラム1の回転数
を回転数検出用のFCl2、FGカウンタ26とタイマ
27とで一定時間検出し、所定の時間内に基準回転数に
なフたら(S8)、S9で再びリールそ一夕8を停止し
ソレノイド14をオンし、S10でローディングモータ
2を反時計回に回転させ、ローディングを継続して行う
。続いて、Sllてローディング検出スイッチ17がロ
ーディング完了を検知すると、S12でローディングモ
ータ2を停止させてテープローディングを完了する。
もし、ドラムの回転がS7で所定時間経過しても基準回
転数にならなければ(S8)、CPU20はテープ16
がドラム1に貼付いてドラム1が回転できていない結露
状態と判断して、S13てローディング切換スイッチ2
8によりモータ2と8を時計回に回転させてアンローデ
ィングを行う。続いて、514でローディング検出スイ
ッチ18がアンローディング完了を検知すると、S15
でローディングモータ2を停止させて、アンローディン
グ完了となる。
また、ドラム1の回転時に、リールモータ8が時計回に
回転され、テープ16がドラム1に確実に圧接されるの
で、ドラム1の回転によって結露を的確に検出すること
ができる。
これによって、回転ドラムが結露した際の回転ドラムへ
のテープ巻込を完全に防止できるのみならず、従来テー
プ端末からのローディングに必要とされたローディング
前のテープ端末の検出やこれに伴うカセット内でのテー
プ送りに必要とされる駆動トルクの切換などの複雑な動
作や機構を省略することができる。
なお、この実施例では、ドラム1の回転数の検出はFC
l2によって行ったが、これに限定されるものでなくド
ラムモータ1aの逆起電力など、ドラムモータ1aの回
転数を検出できるものを用いればよい。また、ローディ
ングの一時停止位置はテープ16がドラム1に巻き付い
てローディングを完了する前の任意の位置に設定すれば
よく、この−時停止位置の検知はローディングを開始し
てからの時間によるほかに、ローディング3゜6上のポ
スト4.7の位置を位置検出スイッチで検出することに
よって行う構成としてもよい。更に、ドラム1の回転数
と比較される基準回転数は起動から通常のドラム回転数
の間で結露を検出できる適宜な回転数に設定すればよい
また、この発明では結露の検出に当って、ドラムの回転
数が基準回転数以上となった場合を結露状態でないと判
定し、基準回転数未満の場合を結露状態と判定したが、
ドラムの回転数が基準回転数より多い場合を結露状態で
ないと判定し、基準回転数以下の場合を結露状態と判定
することも、この発明の技術的範囲に含まれる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、テープの走行
を制動せずに回転ドラムが停止のままロープインクを開
始し、回転ドラムにテープが所定の角度巻き付いた任意
の位置でテープのローディングを一時停止し、回転ドラ
ムを回転させて、所定時間内に到達する回転ドラムの回
転数によって回転ドラムが結露状態かどうかを判定し、
結露状態でないと判定された場合はローディングを再開
させ、結露状態と判定された場合はアンローデインに切
り換えるとともに、回転ドラム起動時にテープ巻取側の
リール台を巻取方向に回転させるように構成したので、
テープ端末の位置の如何にかかわらずローディングの開
始が可能となり、回転ドラムが結露状態であっても、こ
れを的確に検出してテープの回転ドラムへの巻込みを完
全に防止することができる。これによって、従来必要と
されたローディング前のテープ端末位置の検出やこの検
出に伴うカセット内でのテープ送りによって生しる時間
のロスと、カセット内でのテープ送りに必要とされる高
駆動トルクへの切換などの複雑な機構とを省略すること
ができるので、記録または再生装置のローディング時間
の短縮とコストの低減を計ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す磁気記録再生装置の
テープローディングの要部構成説明図、第2図は同しく
上記実施例の磁気記録再生装置制御ブロック図、第3図
は同じく、磁気記録再生装置のテープローデイグ動作フ
ローチャートてあ10゜ 23゜ 1−一回転ドラム 1a−−−ドラムモータ 2−一ローディングモータ 8−−リールモータ 11−・−リール台 13−−ブレーキ 14−−−−ソレノイド 16−−−−テーブ 17−−−−ローデイング検出スイッチ18−−−−F
G 19−−−−システムコントローラ 20−−−−− CP U 21・・・・・・ブレーキソレノイドドライバ22−−
−−−ドラムモータドライバ 27−−−−タイマ 24−−−−−−リールモータドライバ25−−−−−
−ドラムモータドライバ26−−−−− F Gカウン
タ A−一ローディング手段 B−一検出手段 C−・−ローディングの制御手段 なあ、 図中、 同 または相当部分は同一符号で 表わす。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)カセットにテープを収納せるアンローディング位
    置と、前記カセットよりテープを引き出して回転ヘッド
    ドラムに巻装して記録または再生を可能となすローディ
    ング位置とを移動可能なローディング手段と、 前記ローディング手段が前記アンローディング位置と前
    記ローディングとの間の所定の位置へと移動して前記テ
    ープを前記回転ヘッドドラムに所定の角度巻装した状態
    において、前記回転ヘッドドラムを回転させ、該回転ヘ
    ッドドラムの所定時間内に到達する回転速度を検出する
    検出手段と、 前記検出手段の出力に応じて前記ローディング手段を制
    御し、前記回転ヘッドドラムの回転速度が前記所定時間
    内に予め定められた基準値以上となった場合には、前記
    ローディング手段を前記ローディング位置へと駆動し、
    前記基準値未満であった場合には前記ローディング手段
    を前記アンローディング位置へと駆動する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする記録または再生装置。
  2. (2)回転ドラム起動時にテープ巻取り側のリール台を
    巻取り方向に回転駆動させるように構成して成ることを
    特徴とする請求項1記載の記録または再生装置。
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JP4186998B2 (ja) 2006-03-01 2008-11-26 ソニー株式会社 磁気記録再生装置及び磁気記録再生装置における結露検出方法

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