JPH0725867Y2 - 磁気記録再生装置におけるテープローディング装置 - Google Patents
磁気記録再生装置におけるテープローディング装置Info
- Publication number
- JPH0725867Y2 JPH0725867Y2 JP14907089U JP14907089U JPH0725867Y2 JP H0725867 Y2 JPH0725867 Y2 JP H0725867Y2 JP 14907089 U JP14907089 U JP 14907089U JP 14907089 U JP14907089 U JP 14907089U JP H0725867 Y2 JPH0725867 Y2 JP H0725867Y2
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- JP
- Japan
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- reel
- tape
- loading
- take
- rotation
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Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案はビデオ・テープレコーダ（VTR）やデジタル・
オーディオ・テープレコーダ（DAT）等の磁気記録再生
装置におけるテープローディング装置に関する。
オーディオ・テープレコーダ（DAT）等の磁気記録再生
装置におけるテープローディング装置に関する。
（従来の技術） ビデオ・テープレコーダやデジタル・オーディオ・テー
プレコーダにあっては、テープカセットが装置本体内に
挿入されると、カセットローディング機構によってカセ
ットを装置本体内に引き込み、次いでカセット内のテー
プをテープローディング機構によって回転磁気ヘッドを
有するドラムに所定角度範囲に亘って巻きつけるように
している。
プレコーダにあっては、テープカセットが装置本体内に
挿入されると、カセットローディング機構によってカセ
ットを装置本体内に引き込み、次いでカセット内のテー
プをテープローディング機構によって回転磁気ヘッドを
有するドラムに所定角度範囲に亘って巻きつけるように
している。
ところで、カセット内においてはテープが供給リールと
巻取りリール間に巻回されているが、何らかの原因によ
りテープが弛んでしまうことがある。この場合にテープ
のローディング動作を開始するとテープがドラムに乗り
上げ、テープダメージが発生することがある。
巻取りリール間に巻回されているが、何らかの原因によ
りテープが弛んでしまうことがある。この場合にテープ
のローディング動作を開始するとテープがドラムに乗り
上げ、テープダメージが発生することがある。
そこで、第５図に示すようにドラム100の近傍にガイド
部材101を設け、このガイド部材101の傾斜面102によっ
てドラム100に乗り上げたテープをドラム側面に落とし
込むようにした構造が考えられている。
部材101を設け、このガイド部材101の傾斜面102によっ
てドラム100に乗り上げたテープをドラム側面に落とし
込むようにした構造が考えられている。
（考案が解決しようとする課題） 上述したように、ドラムにガイド部材を付設するという
機械的な乗り上げ防止手段では、テープの垂みが大きい
場合に効果がなく、また機構的にも複雑となる。
機械的な乗り上げ防止手段では、テープの垂みが大きい
場合に効果がなく、また機構的にも複雑となる。
（課題を解決するための手段） 上記課題を解決すべく本考案の装置は、ローディングの
開始に先立って巻取りリール（11）を巻取り方向に回転
せしめる手段（3,4,6,8）と、前記巻取りリール（11）
の回転に伴って供給リール（10）が回転したことを検出
する第１の検出手段（15）と、この第１の検出手段（1
5）の出力信号に基づいて前記巻取りリール（11）の回
転が停止したことを検出する第２の検出手段（16）と、
これら第１及び第２の検出手段（15），（16）から供給
される信号に基いて所定の制御を行う制御手段（17）と
を備え、 この制御手段（17）において、前記第１の検出手段（1
5）から供給される検出信号に基いて前記巻取りリール
（11）を停止し、前記第２の検出手段（16）から供給さ
れる検出信号に基いて、前記ローディングアーム（14）
を前記テープ（12）がドラム（２）に添接する位置へ移
動させるように制御することを特徴とするものである。
開始に先立って巻取りリール（11）を巻取り方向に回転
せしめる手段（3,4,6,8）と、前記巻取りリール（11）
の回転に伴って供給リール（10）が回転したことを検出
する第１の検出手段（15）と、この第１の検出手段（1
5）の出力信号に基づいて前記巻取りリール（11）の回
転が停止したことを検出する第２の検出手段（16）と、
これら第１及び第２の検出手段（15），（16）から供給
される信号に基いて所定の制御を行う制御手段（17）と
を備え、 この制御手段（17）において、前記第１の検出手段（1
5）から供給される検出信号に基いて前記巻取りリール
（11）を停止し、前記第２の検出手段（16）から供給さ
れる検出信号に基いて、前記ローディングアーム（14）
を前記テープ（12）がドラム（２）に添接する位置へ移
動させるように制御することを特徴とするものである。
（作用） テープカセットの挿入を検知して巻取りリールが回転を
開始し、この回転につれて供給リールが回転する。そし
てこの供給リールの回転を検出して巻取りリールの回転
を停止した後にローディング動作が開始する。
開始し、この回転につれて供給リールが回転する。そし
てこの供給リールの回転を検出して巻取りリールの回転
を停止した後にローディング動作が開始する。
（実施例） 以下に本考案の実施例を添付図面に基いて説明する。
第１図は本考案に係るローディング装置の要部の構成を
示すブロック図、第２図は同ローディング装置の平面
図、第３図はフローチャート、第４図（Ａ）乃至（Ｃ）
は作用を説明した図である。
示すブロック図、第２図は同ローディング装置の平面
図、第３図はフローチャート、第４図（Ａ）乃至（Ｃ）
は作用を説明した図である。
磁気記録再生装置のシャーシ１には回転磁気ヘッドを有
するドラム２を傾斜して支持し、このドラム２よりも手
前側にモータ３、駆動ギヤ４、連結ギヤ５、６及びリー
ル台７、８を配置している。ここで、モータ３により駆
動ギヤ４を回転せしめると、回転に伴うイナーシャによ
って駆動ギヤ４は左右いずれかに振られ、連結ギヤ５、
６のいずれか一方に選択的に噛合し、巻取り又は巻戻し
を行なう。
するドラム２を傾斜して支持し、このドラム２よりも手
前側にモータ３、駆動ギヤ４、連結ギヤ５、６及びリー
ル台７、８を配置している。ここで、モータ３により駆
動ギヤ４を回転せしめると、回転に伴うイナーシャによ
って駆動ギヤ４は左右いずれかに振られ、連結ギヤ５、
６のいずれか一方に選択的に噛合し、巻取り又は巻戻し
を行なう。
また、テープカセット９内には供給リール10と巻取りリ
ール11が設けられ、これらリール10、11間に磁気テープ
12が巻回されている。そして、テープカセット９を正規
の姿勢で挿入すると、テープカセット９内の供給リール
10がリール台７に、巻取りリール11がリール台８にそれ
ぞれ落とし込まれて嵌合する。また磁気テープ12はロー
ディングモータ13の駆動で移動するローディングアーム
14、14によってドラム２に所定角度範囲に亘って巻きつ
けられる位置まで引出される。
ール11が設けられ、これらリール10、11間に磁気テープ
12が巻回されている。そして、テープカセット９を正規
の姿勢で挿入すると、テープカセット９内の供給リール
10がリール台７に、巻取りリール11がリール台８にそれ
ぞれ落とし込まれて嵌合する。また磁気テープ12はロー
ディングモータ13の駆動で移動するローディングアーム
14、14によってドラム２に所定角度範囲に亘って巻きつ
けられる位置まで引出される。
更に、前記リール台７、８の近傍にはこれらリール台の
回転又は停止を検出する第１の検出手段であるホールIC
15及び第２の検出手段であるホールIC16を夫々設けてい
る。
回転又は停止を検出する第１の検出手段であるホールIC
15及び第２の検出手段であるホールIC16を夫々設けてい
る。
以上において、正規の姿勢でテープカセット９を装置本
体に挿入する。（このとき第４図（Ａ）に示すように磁
気テープ12が弛んでいたと仮定する。）すると、モータ
３が正転して駆動ギヤ４が連結ギヤ６側に振られて噛合
し、リール台８を介して巻取りリール11を巻取方向に回
転せしめる。その結果、第４図（Ｂ）に示すように磁気
テープ12が弛みなく供給リール10と巻取りリール11間に
張られた状態となり、更に巻取りリール11が回転するこ
とで供給リール10は磁気テープ12に引かれてつれ回りす
る。そして、この供給リール10の回転（直接的にはリー
ル台の回転）をホールIC15にて検出し、ホールIC15から
のパルス信号に基いて一旦モータ３を停止し、巻取りリ
ール11の回転を止める。そして、巻取りリール11の回転
が停止したことをホールIC16にて検出した後、ローディ
ングモータ13を駆動し第４図（Ｃ）に示すようにローデ
ィングアーム14にて磁気テープ12を引出す。
体に挿入する。（このとき第４図（Ａ）に示すように磁
気テープ12が弛んでいたと仮定する。）すると、モータ
３が正転して駆動ギヤ４が連結ギヤ６側に振られて噛合
し、リール台８を介して巻取りリール11を巻取方向に回
転せしめる。その結果、第４図（Ｂ）に示すように磁気
テープ12が弛みなく供給リール10と巻取りリール11間に
張られた状態となり、更に巻取りリール11が回転するこ
とで供給リール10は磁気テープ12に引かれてつれ回りす
る。そして、この供給リール10の回転（直接的にはリー
ル台の回転）をホールIC15にて検出し、ホールIC15から
のパルス信号に基いて一旦モータ３を停止し、巻取りリ
ール11の回転を止める。そして、巻取りリール11の回転
が停止したことをホールIC16にて検出した後、ローディ
ングモータ13を駆動し第４図（Ｃ）に示すようにローデ
ィングアーム14にて磁気テープ12を引出す。
尚、実施例にあっては供給リール及び巻取りリールの回
転或いは停止を検出する方法として各リールに回転駆動
力を伝達するリール台の回転又は停止を検出することで
間接的に検出するようにしたが、連結ギヤの回転を検出
するか或いはリールの回転を直接検出するようにしても
よい。また検出手段としてホールICを用いたがこれ以外
のものを用いてもよい。
転或いは停止を検出する方法として各リールに回転駆動
力を伝達するリール台の回転又は停止を検出することで
間接的に検出するようにしたが、連結ギヤの回転を検出
するか或いはリールの回転を直接検出するようにしても
よい。また検出手段としてホールICを用いたがこれ以外
のものを用いてもよい。
（効果） 以上に説明したように本考案によれば、テープカセット
を装填した時にテープが大きく弛んでいてもローディン
グ開始前には確実に垂みを解消することができ、しかも
弛みの解消を機械的な手段を用いることなく行なうた
め、機構が複雑になることがない。
を装填した時にテープが大きく弛んでいてもローディン
グ開始前には確実に垂みを解消することができ、しかも
弛みの解消を機械的な手段を用いることなく行なうた
め、機構が複雑になることがない。
第１図は本考案に係るローディング装置の要部の構成を
示すブロック図、第２図は同ローディング装置の平面
図、第３図はフローチャート、第４図（Ａ）乃至（Ｃ）
は作用を説明した図、第５図は従来構造を示した図であ
る。 ２……ドラム、10……供給リール、11……巻取りリー
ル、12……磁気テープ、13……ローディングモータ、1
5、16……ホールIC。
示すブロック図、第２図は同ローディング装置の平面
図、第３図はフローチャート、第４図（Ａ）乃至（Ｃ）
は作用を説明した図、第５図は従来構造を示した図であ
る。 ２……ドラム、10……供給リール、11……巻取りリー
ル、12……磁気テープ、13……ローディングモータ、1
5、16……ホールIC。
Claims (1)
- 【請求項１】テープカセット内に設けた供給リール（1
0）と巻取りリール（11）間に巻回したテープ（12）を
ローディングアーム（14）によりドラム（２）に添接す
る位置まで引出すローディング装置において、 ローディングの開始に先立って巻取りリール（11）を巻
取り方向に回転せしめる手段（3,4,6,8）と、前記巻取
りリール（11）の回転に伴って供給リール（10）が回転
したことを検出する第１の検出手段（15）と、この第１
の検出手段（15）の出力信号に基づいて前記巻取りリー
ル（11）の回転が停止したことを検出する第２の検出手
段（16）と、これら第１及び第２の検出手段（15），
（16）から供給される信号に基いて所定の制御を行う制
御手段（17）とを備え、 この制御手段（17）において、前記第１の検出手段（1
5）から供給される検出信号に基いて前記巻取りリール
（11）を停止し、前記第２の検出手段（16）から供給さ
れる検出信号に基いて、前記ローディングアーム（14）
を前記テープ（12）がドラム（２）に添接する位置へ移
動させるように制御することを特徴とする磁気記録再生
装置におけるテープローディング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14907089U JPH0725867Y2 (ja) | 1989-12-25 | 1989-12-25 | 磁気記録再生装置におけるテープローディング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14907089U JPH0725867Y2 (ja) | 1989-12-25 | 1989-12-25 | 磁気記録再生装置におけるテープローディング装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0389544U JPH0389544U (ja) | 1991-09-12 |
| JPH0725867Y2 true JPH0725867Y2 (ja) | 1995-06-07 |
Family
ID=31695491
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14907089U Expired - Lifetime JPH0725867Y2 (ja) | 1989-12-25 | 1989-12-25 | 磁気記録再生装置におけるテープローディング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0725867Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-12-25 JP JP14907089U patent/JPH0725867Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0389544U (ja) | 1991-09-12 |
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