JP2505762B2 - 回転ヘツド型記録または再生装置 - Google Patents

回転ヘツド型記録または再生装置

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JP2505762B2
JP2505762B2 JP61202015A JP20201586A JP2505762B2 JP 2505762 B2 JP2505762 B2 JP 2505762B2 JP 61202015 A JP61202015 A JP 61202015A JP 20201586 A JP20201586 A JP 20201586A JP 2505762 B2 JP2505762 B2 JP 2505762B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は回転ヘツド型記録または再生装置、特にカセ
ツト内に収納され一対のリール間に張架されたテープ状
記録媒体を回転ヘツドを具えるシリンダ部材に巻装し、
前記媒体に対して前記ヘツドで信号の記録または再生を
行う装置に関する。
〔従来の技術〕
上述の如き装置としては周知のビデオテープレコーダ
(以下VTRと称す)があるが、以下このVTRを例にとって
説明を行う。
第4図は一般的なVTRの構成を示す図である。図中101
はカセツト、102は供給リール、103は巻取リール、104
は磁気テープであり、磁気テープ104はカセツト101内に
於いて両リール102,103に巻装されている。カセツト101
内に磁気テープ104が収納されている時、該テープ104は
カセツトの開口101aに露呈する様、カセツト101内のガ
イドピン100a,100b間に張架されている。
この張架されている磁気テープ104(第4図に於いて
点線にて示す)を移動ガイドポスト106,107,108,109に
て、開口部101aより引出し、回転ヘツドをその周面に具
えるシリンダ105に巻装することにより、該テープ104へ
の記録再生が可能な状態となる。この時、所謂テープロ
ーデイグ完了時に於けるテープパスは前述の移動ガイド
ポスト106,107,108,109と共に、装置本体に予め固定さ
れた固定ガイドポスト112,113,114により決定される。
115はローデイングリングであり、不図示のガイド部
材に沿って回転可能に保持されており、該ローデイング
リング115上には移動ガイドポスト106,107,108が植立さ
れている。
また図中111はテープ104をテープパスに沿って搬送す
るためのキヤプスタンであり、110はキヤプスタン111に
対して圧着されるピンチローラである。該ピンチローラ
110は移動ガイドポスト109と共に、回動可能なレバー11
6上に植立されているものとし、該レバー116は前述の開
口部101aより図示の位置まで不図示の機構により移動す
る。
ところで上述の如き、VTRに於いてテープローデイン
グを行う場合、テープローデイングを解除する場合等に
於いては共に一方のリール(例えば巻取リール)の回転
を禁止するのが望ましい。これはテープローデイング及
びその解除をくり返すことによるテープの移動を禁止す
ること等に因る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、この様なVTRにテープが巻取リール側
に完全に巻取られたカセツトを装填し、テープローデイ
ングを行おうとしても巻取リールの回転を禁止していた
のでは、テープをカセツト内から引き出すことができず
テープローデイングを行えない。
そこでテープローデイングが行われていない状態でテ
ープの走行を行うVTRに於いてテープ早送りを行ってい
る際にテープ終端が検出されるとテープをテープローデ
イングに必要な量供給リール側に巻戻すことが考えられ
る。
しかし、この場合も一旦カセツトがVTRから取外さ
れ、他のVTRにて使用された時やユーザが手でリールを
巻取ったりした場合には対応できず、特に全ての動作を
テープローデイングが完了した状態で行うVTRに於いて
は上述の如きカセツトを使用することができなかった。
本発明は上述の如き問題点に鑑み、テープローデイン
グ中に一方のリールの回転を禁止する装置に於いて、該
一方のリールにテープ状記録媒体が終端まで巻取られた
カセツトをも使用可能とすることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明によれば、カセット
内に収納され一対のリール間に張架されたテープ状記録
媒体を回転ヘッドを備えるシリンダ部材に巻装し、前記
媒体に対して前記ヘッドで信号の記録または再生を行う
装置において、前記テープ状記録媒体を前記カセットか
ら引き出して前記シリンダ部材に巻装するためのテープ
ローディング手段と、このテープローディング手段の動
作中、前記一対の前記一対のリールの一方の回転を禁止
する手段と、前記テープ状記録媒体を前記カセットから
引き出さない状態で、このテープ状記録媒体の端部を検
出可能な検出手段と、前記カセットが前記装置に装着さ
れた際、前記テープローディング手段の動作開始前に前
記検出手段により前記テープ状記録媒体の端部が検出さ
れると、前記テープ状記録媒体を前記カセットから引き
出さない状態で、前記テープ状記録媒体を前記一対のリ
ールの他方の側へ所定量巻取ることを指示し、この巻取
りの動作が終了した後、前記テープローディング手段の
動作開始を指示する制御手段とを備えて構成される。
〔作用〕
上述の如く構成することにより、カセツト内のテープ
状記録媒体が前記リールの一方に終端まで巻取られてい
てもカセツト装着直後にテープローデイング可能な状態
にまで移行することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例としてのVTRについて説明す
る。
第1図は本発明の一実施例としてのVTRの要部構成を
示す図、第2図は第1図に示すVTRの動作を説明するた
めのフローチヤート、第3図は第2図のフローチヤート
で示される動作を模式的に示す図である。
第1図に於いては1はテープカセツト、2は供給リー
ル、3は巻取リール、4は磁気テープ、6a,6b,6cは夫々
第4図の106,108,109と同様の移動ガイドポスト、7は
不図示の巻取リール台に設けられたシユーに圧接するこ
とにより巻取リール3の回転を禁止するストツパ、8は
回転ヘツドを具えるシリンダ部材、9a,9bはテープ終端
検出を行う為の受光素子と発光素子である。該受光素子
9a及び発光素子9bにて磁気テープ4の端部に設けられた
透明なリーダテープ部を検出することによりテープ終端
検出が行われる。
また10はキヤプスタン、11はピンチローラ、12はカセ
ツト装着検出器、13は移動ガイドポスト6a,6bの植立さ
れた不図示のローデイングリングを駆動するローデイン
グリング駆動回路、14はリール駆動回路、15はストツパ
7の巻取リール台のシユーへの圧着を制御するストツパ
駆動回路、16はキヤンプスタン10の回転を制御するキヤ
プスタン駆動回路、17はシステムコントローラである。
以下第1図に於けるシステムコントローラ17のカセツ
ト装着に対する動作について第2図,第3図を用いて説
明する。
まずVTR本体にカセツト1が装着されると、カセツト装
着検出器12がこれを検出し、システムコントローラ17に
検出信号を送る。これに伴いシステムコントローラ17は
フラグ(FL)に0をたてた後、テープ終端かどうかを受
光素子9aの出力により検出する。(この状態を第3図
(a)にて示す) ここでテープ終端が検出された場合には、ストツパ駆
動回路15によりストツパ7を巻取リール台から離間し
て、リール2をリール駆動回路14にて所定期間駆動する
(この状態を第3図(b)に示す)。この駆動期間はテ
ープローデイングを行うのに十分な量、供給リール2へ
テープを巻取るのに必要な期間に設定するのは言うまで
もない。この後テープローデイングを開始する。
一方、テープ終端が検出されなかった場合はフラグを
1とし、直ちにローデイングを開始する。
このテープローデイングはストツパ7により巻取リー
ル3の回転を禁止すると共にローデイングリング駆動回
路13により前出のローデイングリングを駆動することに
より行われる。このテープローデイングが完了した状態
を第3図(c)にて示す。
テープローデイング終了後、フラグが1であればその
まま次の操作への待機状態となる。他方、フラグが0で
あれば、キヤプスタン駆動回路16によりキヤプスタン10
を駆動し、テープを第3図(d)に示す方向に低速で搬
送する。この時もちろん巻取リール3もリール駆動回路
14により駆動される。そして再びテープ終端が検出され
るとこのテープ搬送を停止して、次の操作の待機状態と
なる。このテープ搬送はカセツト1をテープ終端まで巻
取って装置に装填したにも係らず、テープローデイング
完了時にテープ終端が検出されない状態となるのを防止
するもので、テープが終端まで巻取リール3に巻取られ
た状態を検出した時、テープを高速で供給リール2側に
巻戻す機構の設けられたVTRには特に有効である。
上述の如きVTRによれば、いかなる状態のカセツトが
装着されたとしても、直ちにテープローデイングを行い
テープ使用可能状態とすることが可能となった。
尚、上述実施例のVTRに於いてはテープローデイング
中に巻取りリールの回転を禁止する構成としたが、供給
リールの回転を禁止する構成とし、カセツト装着時にテ
ープ終端が検出されたらテープを巻取リール側に給送す
る構成としても同様の効果が得られる。
〔発明の効果〕
以上説明した様に本発明によれば、テープローデイン
グ中に一方のリールの回転を禁止する装置に於いても、
該一方のリールにテープ状記録媒体が終端まで巻取られ
たカセツトを直ちに使用可能とすることが可能となっ
た。
また、カセットが装置に装着された際、テープローデ
ィング手段の動作開始前に検出手段によりテープ状記録
媒体の端部が検出されると、テープ状記録媒体を一対の
リールの他方の側へ所定量巻取ることを指示し、この巻
取りの動作が終了した後、前記テープローディング手段
の動作開始を指示するようにしているので、テープロー
ディング動作を中断することがない。したがって、テー
プの端部を検出してからテープローディングが完了する
までの所要時間を極めて少なくすることができる。
さらに、上述した動作を、カセツトが装置に装着され
た際に行っているので、特に記録など瞬時の機会を逃し
てはいけないような場合にも即座に対応することを可能
にしている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例としてのVTRの要部構成を示
す図、第2図は第1図に示すVTRの動作を説明するため
のフローチヤート、第3図は第2図のフローチヤートで
示される動作を模式的に示す図、第4図は一般的なVTR
の構成を示す図である。 図中 1……カセツト、2……供給リール、 3……巻取リール、4……磁気テープ、 6……移動ガイドポスト、7……ストツパ、 8……シリンダ部材、 9a,9b……テープ終端検出素子、 10……キヤプスタン、12……カセツト装着検出器、 13……ローデイングリング駆動回路、 14……リール駆動回路、15……ストツパ駆動回路、 16……キヤプスタン駆動回路、17……システムコントロ
ーラ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−32245(JP,A) 特開 昭57−162146(JP,A) 特開 昭61−105752(JP,A) 特開 昭61−66252(JP,A) 特開 昭62−149062(JP,A) 実開 昭61−52342(JP,U) 実開 昭60−47129(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カセット内に収納され一対のリール間に張
    架されたテープ状記録媒体を回転ヘッドを備えるシリン
    ダ部材に巻装し、前記媒体に対して前記ヘッドで信号の
    記録または再生を行う装置であって、 前記テープ状記録媒体を前記カセットから引き出して前
    記シリンダ部材に巻装するためのテープローディング手
    段と、 このテープローディング手段の動作中、前記一対のリー
    ルの一方の回転を禁止する手段と、 前記テープ状記録媒体を前記カセットから引き出さない
    状態で、このテープ状記録媒体の端部を検出可能な検出
    手段と、 前記カセットが前記装置に装着された際、前記テープロ
    ーディング手段の動作開始前に前記検出手段により前記
    テープ状記録媒体の端部が検出されると、前記テープ状
    記録媒体を前記カセットから引き出さない状態で、前記
    テープ状記録媒体を前記一対のリールの他方の側へ所定
    量巻取ることを指示し、この巻取りの動作が終了した
    後、前記テープローディング手段の動作開始を指示する
    制御手段と、 を備えたことを特徴とする回転ヘッド型記録または再生
    装置。
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