JPH04147868A

JPH04147868A - 画像記録方法

Info

Publication number: JPH04147868A
Application number: JP2274397A
Authority: JP
Inventors: Hiroto Nagashima; 長島　裕人; Satoshi Morita; 森田　悟示
Original assignee: Fuji Photo Film Co Ltd
Current assignee: Fujifilm Holdings Corp
Priority date: 1990-10-11
Filing date: 1990-10-11
Publication date: 1992-05-21
Anticipated expiration: 2012-05-28
Also published as: JP2614671B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、所望のカラー画像を記録紙に再生するための
画像記録装置に関する。

［従来の技術］読取原稿に担持されている文字や画像等の情報を光電変
換手段により読み取った後、記録紙に前記情報を可視画
像として再生する画像再生システムが広く採用されてい
る。

この画像再生システムを構成する画像記録装置には、感
熱記録装置の他、熱転写記録装置が用いられている。こ
の熱転写記録装置では、モノクロあるいはカラーの文字
や画像等を記録紙に再生すべく、熱転写手段として熱転
写用フィルム、所謂、ドナーフィルムが使用されている
。

［発明が解決しようとする課題］ところで、この種のドナーフィルムは、一般に黒、赤お
よび青等の単色であり、読取原稿に応じて所定の色のド
ナーフィルムを選択して画像の再生を行っている。この
ため、例えば、画像の所望の部位を他の部位から識別可
能にすべく、この他の部位とは異なる色を任意に選択し
て記録紙に再生しようという要請に容易に対応すること
ができないという問題がある。

本発明はこの種の問題に鑑みなされたものであって、読
取原稿に担持されている画像等の情報を、容易にかつ精
度よく所望の色に色分けして記録紙に再生することが可
能な画像記録装置を提供することを目的とする。

［課題を解決するための手段］前記の課題を解決するために、本発明は熱転写手段を介
して言己録紙に画像を記録するた緬の記録部と、前記熱転写手段を交換するための手段と、前記記録紙の
位置を検出するための手段と、前記記録部から送り出さ
れた記録紙を、その送り出し方向とは逆方向に搬送する
ための手段とを備えることを特徴とする。

［作用コ上記のように構成される本発明に係る画像記録装置では
、まず所定の熱転写手段を介して記録紙に所定の色の画
像が記録された後、この言己録紙が記録部からの送り出
し方向とは逆方向に搬送されて所定の位置に配置される
。次に、前記使用済の熱転写手段が所望の色の熱転写手
段に交換され、さらに記録紙が送り出されてこの記録紙
には、新たな色の画像が記録される。これにより、記録
紙には、所望の部位毎に所望の色に選択されたカラー可
視画像が形成されることになる。

［実施例コ本発明に係る画像記録装置について実施例を挙げ、添付
の図面を参照しながら以下詳細に説明する。

第１図乃至第３図において、参照符号１０は、本実施例
に係る画像記録装置を組み込む画像再生システムを示す
。この画像再生システム１０は、下側カバ一部材１２と
この下側カバ一部材１２に支点１３を介して開閉自在に
装着される上側カバ一部材１４とからなる、所謂、タラ
ムシエル構造を採用しており、この上側カバ一部材１４
上で読取原稿１６を水平搬送しながらこの読取原稿１６
に担持されている情報を読み取る画像読取装置１８と、
前記読み取られた情報を拡大して記録紙２０に再生する
画像記録装置２２とを備え、前記画像読取装置１８と画
像記録装置２２とが上下に配置されるとともに、前記読
取原稿１６の搬送方向く矢印Ｘ方向）と前記記録紙２０
の搬送方向（矢印Ｙ方向）とが互いに交差している。

上側カバ一部材１４に、読取原稿配置部位２４が設けら
れており、この読取原稿配置部位２４に配置される読取
原稿１６の端部が、スキャナカバー２６内に進入する。

第３図に示すように、このスキャナカバー２６内には、
副走査手段を構成するモータ２７を介して矢印方向およ
び矢印とは逆方向に回転駆動されるローラ対２８および
３０が、所定間隔離間して配置される。ローラ対２８．
３０間に読取原稿１６の先端位置を検出するためのセン
サ３１が配設される。

このローラ対２８．３０の下方に画像読取装置１８が収
容され、この画像読取装置１８は、読取原稿１６の情報
面にそれぞれ異なる色の照明光を照射するための光源３
２ａ、３２ｂを備え、この光源３２ａ、３２ｂが、前記
読取原稿１６の副走査方向（矢印Ｘ方向）に直行する主
走査方向（矢印Ｙ方向）に延在している。光源３２ａ、
３２ｂから導出され読取原稿１６で反射した光りは、反
射ミラー３４．３６で反射されてＣＣＤセンサ３８に照
射される。

第１図に示すように、下側カバ一部材１２内に熱転写紙
であるロール状の言己録紙２０が収容されるとともに、
この記録紙２０の端部が、画像記録装置２２まで引き出
されて搬送ローラ４６とニップローラ４８とに保持され
る。搬送ローラ４６は、モータ５０に連結されているタ
イミングベル）５２ｂを介して画像読取装置１８と同期
的に回転駆動される。

画像記録装置２２はドナーフィルム（熱転写手段）７８
を介して記録紙２０に画像を記録するだめの記録部５６
と、前記ドナーフィルム７８を交換するための手段であ
るカセット５８と、前記記録紙２０の先端位置を検出す
るための手段であるセンサ６０と、搬送ローラ４６およ
びニップローラ４８を介して前記記録部５６から送り出
された記録紙２０を、その送り出し方向（矢印Ｙ方向）
とは逆方向（矢印Ｙ１方向）に搬送するための搬送手段
６２とを備える。

この搬送手段６２は、モータ５０に連結されているタイ
ミングベル）　５２　ａ、図示しない一方向クラッチお
よびすべり連結機構を備え、記録紙２０を矢印Ｙ１方向
に巻き戻すときのみ駆動される。

記録部５６は、平板状のプラテン６４とサーマルヘッド
６６とを備え、図示しない回転駆動源の作用下にこのサ
ーマルヘッド６６が、矢印Ｘ方向に移動するとともに、
このサーマルヘッド６６、回転駆動源およびドナー搬送
ローラ６８ａ、６８ｂが、上側カバ一部材１４側に保持
されている。

ドナーフィルム７８は、供給芯材８０と回収芯材８２と
に巻回されており、モータ８４に連結されたタイミング
ベルト８６ａ、８６ｂおよび図示しないすべり連結機構
を介してこの回収芯材８２とドナー搬送ローラ６８ａと
が、同期して回転駆動される。

搬送ローラ４６とニップローラ４８に近接して一組のガ
イド板８８ａ、８８ｂの一端が配置され、この搬送ロー
ラ４６、ニップローラ４８とガイド板８８ａ、８８ｂと
の間に、センサ６０が配置されるとともに、このセンサ
６０は、投光器と受光器とを有する。

ガイド板８８ａ、８．８ｂの他端が下側カバー部材１２
の記録紙排出口９０に臨み、この排出口９０には、δ己
録紙２０を切断するためのカッター手段９２が設けられ
る。このカッター手段９２は、矢印Ｘ方向に延びるガイ
ドレール９４とこのガイドレール９４に沿って移動され
るカッター９６とを備える。

次に、このように構成される画像再生システム１０の動
作について説明する。

先ず、第２図において、上側カバ一部材１４の読取原稿
配置部位２４に読取原稿１６が配置された後に、画像読
取装置１８が駆動される。

このため、ローラ対２８．３０の回転作用下に読取原稿
１６が矢印Ｘ方向に副走査搬送されてセンサ３１により
この読取原稿１６の先端部が検出されるとともに、光源
３２ａ、３２ｂが選択的に付勢されて照明光が照射され
る。この読取原稿１６の情報面で反射された光りは、反
射ミラー３４．３６を介してＣＣＤセンサ３８に入射さ
れ、このＣＣＤセンサ３８により読取原稿１６の情報が
光電変換されて、電気的に読み取られる。その間、図示
しない駆動手段を介してＣＣＤセンサ３８が主走査方向
（矢印Ｙ方向）に移動し、これにより読取原稿１６の所
定の情報が二次元的に読み取られることになる。

前記読み取られた情報が、画像記録装置２２に送られて
画像記録装置２２が駆動されるとともに、モータ５０が
駆動される。このため、記録紙２０が矢印Ｙ方向に送り
出され、画像記録装置２２を構成する図示しない駆動手
段を介してサーマルヘッド６６が矢印Ｘ方向に移動する
。

これにより、サーマルヘッド６６とプラテン６４とを介
して記録紙２０とドナーフィルム７８とが圧着され、こ
の記録紙２０に所望の色情報が可視像として再生される
。

ここで、ドナーフィルム７８は、モータ８４の作用下に
回転する回収芯材８２に対してドナー搬送ローラ６８ａ
を介して供給芯材８０側より順次送られる。

記録紙２０の所定の部位まで再生作業が終了した後、モ
ータ５０が矢印とは逆方向に駆動され、搬送手段６２を
構成するタイミングベルト５２ａ１図示しない一方向ク
ラッチおよびすべり連結機構を介して記録紙２０が、矢
印Ｙ１方向に巻き戻される。そして、この記録紙２０の
先端部位がセンサ６０により検出される際に、モータ５
０の駆動が停止される。

そこで、ドナーフィルム７８が、所望の色のドナーフィ
ルム７８と交換される。すなわち、上側カバ一部材１４
が開放された後、カセッ５８が下側カバ一部材１２から
取り出され、このカセット５８に所望の色のドナーフィ
ルム１８を装填し、あるいは予め前記所望の色のドブ−
フィルム７８が収容されている新たなカヤ５ト５８を用
意し、下側カバ一部材１２内に装置する。

次に、読取原稿配置部位２４に新たな読取房稿１６が配
置された後、前記と同様にモータ２７の作用下にローラ
対２８．３０を介してこＣ新たな読取原稿１６が、矢印
Ｘ方向に搬送さゎながら、光源３２ａ、３２ｂが選択的
に付勢されて照明光が照射される。この読取原稿１６の
情報面で反射された光りは、ＣＣＤセンサ３８に入射さ
れ、このＣＣＤセンサ３８によす読取原稿１６の情報が
光電変換されて、電気的に読み取られる。

この読み取られた情報が、画像記録装置２２に送られ、
搬送ローラ４６とニップローラ４８とを介して矢印Ｙ方
向に搬送されている記録紙２０に、この情報に対応して
新たなドナーフィルム７８から転写されて所望の色情報
が可視像として再生される。

さらに、言己録紙２０に画像再生作業を繰り返し行うこ
とにより、この記録紙２０には、所望の部位に所望の色
が再生されたカラー可視画像が形成されることになる。

このように、本実施例では、記録紙２０を矢印Ｙ方向に
搬送して画像再生作業を行った後、この記録紙２０を搬
送手段６２を介して矢印Ｙ１方向に巻き戻し、さらにド
ナーフィルム７８を交換して前記記録紙２０に新たな色
の画像再生作業を施している。従って、所望の色のドナ
ーフィルム７８を用いることにより、読取原稿１６から
読み取った画像情報を、任意の色に彩色して記録紙２０
に再生することができるという効果が得られる。

しかも、画像記録装置２２には、記録紙２０の先端部位
を自動的に検出するためのセンサ６０が装着されており
、これによって記録紙２゜に対し画像再生作業を重ねて
行っても、画像のずれを招来することがなく、高精度な
カラー画像再生作業が遂行される。

再生終了後の記録紙２０は、搬送ローラ４６とニップロ
ーラ４８によりガイド板８８ａ、８８ｂを通して下側カ
バ一部材１２の排出口９０から外部に導出される。そし
て、記録紙２０が所定の部位まで外部に導出されると、
作業者がカッター９６をガイドレール９４に沿って移動
させることにより、この記録紙２０が切断される。

［発明の効果］以上のように、本発明に係る画像記録装置では、次のよ
うな効果乃至利点を有する。

所定の熱転写手段を介して記録紙に所定の色の画像が記
録された後、この記録紙が記録部からの送り出し方向と
は逆方向に搬送されるとともに、前記使用済の熱転写手
段が所望の色の熱転写手段に交換されて、新たな色の画
像が記録されるため、熱転写手段を選択的に交換するだ
けで、前記記録紙には、所望の部位に所望の色を配した
カラー可視画像が形成されることになる。

さらに、記録紙の位置を検出するための手段が設けられ
ているため、この記録紙を正確に記録位置に配置させる
ことができ、これにより互いに異なる色に選択された画
像同士にずれを生じることがなく、高精度なカラー可視
画像再生作業を遂行することが可能になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る画像記録装置を組み込む画像再生
システムの一部断面正面図、第２図は前記画像再生シス
テムの斜視図、第３図は前記画像再生システムの一部省
略縦断側面図である。１０・・・画像再生システム１６・・・読取原稿１８・・・画像読取装置２０・・・記録紙２２・・・画像記録装置３１・・・センサ５０・・・モータ５２ａ、５２ｂ・・・タイ５６・・・記録部５８・・・カセット６０・・・センサ６２・・・搬送手段７８・・・ドナーフィルムミングベルト特許出願人　　　富士写真フィルム株式会社出願人代理
人　弁理士　　千葉　剛宏手続補正書（自発）平成３年２月１６日１゜事件の表示平成０２年特許願第２７４３９７号２゜発明の名称画像記録装置３、補正をする者事件との関係

Claims

【特許請求の範囲】

（１）熱転写手段を介して記録紙に画像を記録するため
の記録部と、前記熱転写手段を交換するための手段と、前記記録紙の位置を検出するための手段と、前記記録部
から送り出された記録紙を、その送り出し方向とは逆方
向に搬送するための手段とを備えることを特徴とする画
像記録装置。