JPH04156373A - 画像記録装置の切断位置記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、画像記録終了後の記録紙を所望の長さに切断
するために、この記録紙に切断位置マークを形成する画
像記録装置の切断位置記録装置に関する。

［従来の技術］ 読取原稿に担持されている文字や画像等の情報を光電変
換手段により読み取った後、記録紙に前記情報を可視画
像として再生する画像再生システノ・が広く採用されて
いる。

この画像再生ンスデノ・では、感熱紙や熱転写紙等の記
録紙がロール状に配置されており、読取原稿から読み取
られた画像情報が、この記録紙に再生された後に、自動
カックーあるいは手動カックーによって前記記録紙が所
定の長さ毎に切断されている。

［発明が解決しようとする課題］ ところで、この種の手動カッターにより記録紙を切断す
る場合、作業者がこの記録紙の任意の位置で前記手動カ
ッターを操作している。このため、複数枚の読取原稿か
ら画像情報を読み取って記録紙に連続的に再生作業を行
う際に、記録紙毎に切断位置が相違して各記録紙の長さ
が不均一となり易い。従って、各記録紙毎に切断位置を
合わせるようにして記録紙の切断作業を行う必要があり
、これによって前記切断作業が煩雑でかつ非効率的なも
のとなるという問題がある。

本発明はこの種の問題に鑑みなされたものであって、手
動カックーによる記録紙の切断作業を効率的に、しかも
正確に遂行することが可能な画像記録装置の切断位置記
録装置を提供することを目的とする。

［課題を解決するた必の手段］ 前記の課題を解決するために、本発明は画像記録作業を
行う際にその記録枚数を設定する手段と、 前記記録枚数に対応して記録紙の切断位置記録信号を出
力する手段と、 前記出力された記録信号に基づいて前記記録紙に切断位
置マークを形成する手段とを備えることを特徴とする。

［作用］ −１−記のように構成される本発明に係る画像記録装置
の切断位置記録装置では、複数枚の画像記録作業を行う
際に、記録枚数に対応して切断位置記録信号が出力され
て、この記録信号に基づいて記録紙に切断位置マークが
形成される。

次に、この切断位置マークに沿って手動カックーが操作
されることにより、記録紙が所定の長さ毎に正確にかつ
効率的に切断されるに至る。

［実施例］ 本発明に係る画像記録装置の切断位置記録装置について
実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説
明する。

第２図乃至第４図において、参照符号１０は、本実施例
に係る画像記録装置の切断位置記録装置を組み込む画像
再生システムを示す。この画像再生システム１０は、下
側カバ一部材１２とこの下側カバ一部材１２に支点１３
を介し一〇開閉自在に装着される上側カバ一部材１４と
からなる、所謂フラノ・シェル構造を採用しており、こ
の上側カバ一部材１４上で読取原稿１６を水平搬送しな
がらこの読取原稿１６に担持されている情報を読み取る
画像読取装置１８と、前記読み取られた情報を拡大して
記録紙２０に再生する画像記録装置２２と、複数の画像
再生作業を行う際に、前記記録紙２０に切断位置マーク
（後述する）を形成するだめの切断位置記録装置２３と
を備える。

上側カバ一部材１４に、読取原稿配置部位２４が設けら
れており、この読取原稿配置部位２４に配置される読取
原稿１６の端部が、スキャナカバー２６内に進入する。

第３図に示すように、このスキャナカバー２６内には、
副走査手段を構成するモータ２７を介して矢印方向およ
び矢印とは逆方向に回転駆動されるローラ対２８および
３０が、所定間隔離間して配置される。ローラ対２８．
３０間に読取原稿１６の先端位置を検出するた必のセン
サ３１が配設される。

このローラ対２８．３０の下方に画像読取装置１８が収
容され、この画像読取装置１８は、読取原稿１６の情報
面に照明光を照射するための光１３２ａ、３２ｂを備え
、この光源３２ａ１３２ｂが、前記読取原稿１６の副走
査方向（矢印Ｘ方向）に直行する主走査方向（矢印Ｙ方
向）に延在している。光源３２ａ、３２ｂから導出され
読取原稿１６で反射した光りは、反射ミラー３４．３６
で反射されてＣＣＤセンセンサに照射される。

第４図に示すように、下側カバ一部材１２内に熱転写紙
であるロール状記録紙２０が収容されるとともに、この
記録紙２０の端部が、画像記録装置２２まで引き出され
て搬送ローラ４６とニップローラ４８とに保持される。

搬送ローラ４６は、モータ５０に連結されているタイミ
ングベル）５２ｂを介して画像読取装置１８と同期的に
回転駆動される。

記録紙２０は、モータ５０に連結されているタイミング
ベルト５２ａ１図示しない一方向クラッチおよびすべり
連結機構を介して他色記録の面順次走査の際等のように
、矢印Ｙ方向に対し逆方向に巻き戻すときのみ回転駆動
される。

画像記録装置２２は、平板状のプラテン５４とサーマル
ヘッド５６とを備え、このサーマルヘッド５６は、図示
しない回転駆動源を介して矢印Ｘ方向に移動するととも
に、このサーマルヘッド５６、回転駆動源およびドナー
搬送ローラ６４ａ、６４．　ｂが、上側カバ一部材１４
側に保持されている。

搬送ローラ４６とニップローラ４８に近接して一組のガ
イド板６６ａ、６６ｂの一端が配置され、このガイド板
６６ａ、６６ｂの他端が下側カバ一部材１２の記録紙排
出口６８に臨む。

この排出口６８には、記録紙２０を切断するためのカッ
ター手段７０が設けられる。このカッター手段７０は、
矢印Ｘ方向に延びるガイドレール７２とこのガイドレー
ル７２に沿って移動するカッター７４とを備える。

画像記録装置２２上には、カセット７６を介してロール
状ドナーフィルム７８が収容される。

このドナーフィルム７８は、供給芯材８０と回収芯材８
２とに巻回されており、モータ８４に連結されたタイミ
ングベル）８６ａ、８６ｂおよび図示しないすべり連結
機構を介してこの回収芯材８２とドナー搬送ローラ６４
ａとが、同期して回転駆動される。

第１図に示すように、切断位置記録装置２３は、制御部
９０と、この制御部９０に記録枚数を設定する手段であ
る枚数設定キー９２と、この制御部９０からの指令によ
り前記記録枚数に対応して記録紙２０の切断位置記録信
号を出力する記録信号発生手段９４と、前記出力された
記録信号に基づいてサーマルヘッド５６を駆動し前記記
録紙２０に切断位置マーク９６を形成する駆動手段９８
とを備える。

制御部９０には、枚数設定キー９２により設定された記
録枚数を一旦記憶するためのメモリ］、　ＯＯと、前記
記録枚数を外部に表示するための表示部１０２とが接続
されている。

切断位置マーク９６としては、第５図ａに示すように、
記録紙２０の送り出し方向（矢印Ｙ方向）に交差する方
向く矢印Ｘ方向）に沿って設けられる破線で構成されて
いるが、第５図す乃至ｄに示すように、実線状の切断位
置マーク９６ａ、記録紙２０の両端から所定の長さを有
する短線状の切断位置マーク９６ｂおよび前記記録紙２
０の両端に設けられる三角形状の切断位置マーク９６Ｃ
等を選択的に使用することができる。

次に、このように構成される切断位置記録装置２３の動
作を、第６図に示すフローチャートに基づいて画像再生
システム１０との関連で説明する。

先ず、枚数設定キー９２を介して制御部９０に画像記録
用の記録枚数Ｎが入力されると、この記録枚数Ｎが、メ
モリ１００に一旦記憶されるとともに、表示部１０２に
表示される（ステップ１）。

そこで、上側カバ一部材１４の読取原稿配置部位２４に
複数枚の読取原稿１６が配置された後に、画像読取装置
１８が駆動される。このため、ローラ対２８．３０の回
転作用下に読取原稿１６が矢印Ｘ方向に副走査搬送され
てセンサ３１によりこの読取原稿１６の先端部が検出さ
れるとともに、光源３２ａ、３２ｂが選択的に付勢され
て照明光が照射される。この読取原稿１６の情報面で反
射された光りは、反射ミラー３４．３６を介してＣＣＤ
センサ３８に入射され、このＣＣＤセンサ３８により読
取原稿１６の情報が光電変換されて、電気的に読み取ら
れる。

前記読み取られた情報が、画像記録装置２２に送られて
この画像記録装置２２が駆動されるとともに、モータ５
０が駆動される。このため、記録紙２０が矢印Ｙ方向に
送り出され、画像記録装置２２を構成する図示しない駆
動手段を介してサーマルヘッド５６が矢印Ｘ方向に移動
する。これにより、サーマルヘッド５６とプラテン５４
とを介して記録紙２０とドナーフィル１１７８とが圧着
され、この記録紙２０に一枚目の画像に対応する可視像
が再生される（ステップ２）。

ここで、ドナーフィルム７８は、モータ８４の作用下に
回転する回収芯材８２およびドナー搬送ローラ６４ａを
介して供給芯材８０側から順次送られる。

そこで、記録枚数Ｎが、１以上であれば（ステップ３）
、この記録枚数Ｎから１が減らされた後に（ステップ４
）、制御部９０から記録信号発生手段９４に切断位置記
録信号が出力される（ステップ５）。さらに、記録信号
発生手段９４から駆動手段９８に駆動信号が出力されて
サーマルヘッド５６が駆動制御され、記録紙２０には、
−枚目の切断部位に対応して切断位置マーク９６が形成
される（ステップ６およびステップ７）。

次に、前記と同様に、モータ２７の作用下に０−ラ対２
８．３０を介して新たな読取原稿１６が、矢印Ｘ方向に
搬送されながら、ＣＣＤセンザ３８により読取原稿１６
の情報が光電変換されて、電気的に読み取られる。この
読み取られた情報が、画像記録装置２２に送られ、搬送
ローラ４６とニップローラ４８とを介して矢印Ｙ方向に
搬送されている記録紙２０に、視像が再生される（ステ
ップ２）。

そして、最後の画像再生作業が終了した後にはくステッ
プ３）、切断位置マーク９６の形成作業が行われず、切
断位置記録装置２３の駆動が終了される。

再生綿２了後の記録紙２０は、搬送ローラ４６とニップ
ローラ４８によりガイド板６６ａ、６６ｂを通して下側
カバ一部材１２の排出口６８から外部に導出される。そ
して、記録紙２０が所定の部位まで外部に導出されると
、作業者がカッター７４をガイドレール７２に沿って移
動させることにより、この記録紙２０が切断される。

１つ このように、本実施例では、記録枚数に対応して記録信
号発生手段９４から駆動手段９８に駆動信号が出力され
、記録紙２０に、サーマルヘッド５６を介して前記記録
枚数に対応して各再生画像間に切断位置マーク９６が自
動的に形成される。このため、作業者は、切断位置マー
ク９６に対応してカッター（図示せず）を配置させた後
、このカッターをガイド手段（図示せず）に沿って移動
させるだけで、記録紙２０を所望の長さ毎に正確にかつ
迅速に切断することができる。

特に、記録枚数が多い場合に、記録紙２０の切断作業を
一挙に効率的に遂行することが可能になるとともに、切
断された各記録紙２０の長さを一定に維持することがで
きるという効果が得られる。

なお、画像再生システム１０において、記録紙２０に画
像再生作業が遂行されている際に、カッター７４を介し
てこの記録紙２０を所定の長さ毎に切断することもでき
る。その際には、作業者が、カッター７４を把持してこ
のカッター７４を切断位置マーク９６に対応して配置さ
せ、さらにガイドレール７２に沿って移動させることに
より、記録紙２０の切断作業が容易にかつ効率的に行わ
れる。

［発明の効果］ 以上のように、本発明に係る画像記録装置の切断位置記
録装置では、次のような効果乃至利点を有する。

複数枚の画像再生作業を行う際に、記録枚数に対応して
記録紙に切断位置マークが形成されるため、作業者は、
この切断位置マークに沿って手動カッターを操作するだ
けで前記記録紙を所定の長さ毎に正確にかつ迅速に切断
することができる。これにより、記録紙切断作業が、容
易に、しかも効率的に遂行されるに至る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る画像記録装置の切断位置記録装置
の概略構成を示すブロック図、第２図は前記切断位置記
録装置を組み込む画像再生システノ、の斜視図、 第３図は前記画像再生システムの一部断面正面図、 第４図は前記画像再生システノ、の一部省略縦断側面図
、 第５図は切断位置マークの説明図、 第６図は前記切断位置記録装置の動作を示すフローヂャ
ートである。 １０・・・画像再生ンステム １６・・・読取原稿 ｊ訃・・画像読取装置 ２０・・・記録紙 ２２・・・画像記録装置 ２３・・・切断位置記録装置 ５６・・・サーマルヘッド ７０・・・カッター手段 ９０・・・制御部 ９２・・・枚数設定・）・− ９４・・・記録信号発生手段 ９６．９６ａ〜９６ｃ・・・切断位置マーク９８・・・
駆動手段 １００・・・メモリ １０２・・・表示部 特許出願人　　　富士写真フィルム株式会社出願人代理
人　弁理士　　千葉　剛宏 宇Ｊ戊　３年　２月１４０

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）画像記録作業を行う際にその記録枚数を設定する
   手段と、 前記記録枚数に対応して記録紙の切断位置記録信号を出
   力する手段と、 前記出力された記録信号に基づいて前記記録紙に切断位
   置マークを形成する手段とを備えることを特徴とする画
   像記録装置の切断位置記録装置。