JPH04136029U - 脱穀装置 - Google Patents
脱穀装置Info
- Publication number
- JPH04136029U JPH04136029U JP4219791U JP4219791U JPH04136029U JP H04136029 U JPH04136029 U JP H04136029U JP 4219791 U JP4219791 U JP 4219791U JP 4219791 U JP4219791 U JP 4219791U JP H04136029 U JPH04136029 U JP H04136029U
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- Japan
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- rack
- dust inlet
- dust
- tip side
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- Pending
Links
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Landscapes
- Threshing Machine Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 扱室後部の送塵口からストローラックに排出
される処理物が穂先側へ片寄るのをより効果的に行う。 【構成】 扱室3後部の送塵口16から排出された処理
物を揺動選別板5後部のストローラック8で受け止めて
漏下選別する脱穀装置であって、前記ストローラック8
を構成するラック板群の内で、扱室挿入穀稈の穂先側部
位に位置する一部のラック板8aを、他のラック板8b
よりも上方に突出させるとともに、送塵口16に連なる
排塵ガイド17の始端部17aを、前記上方突出ラック
板8aに相対向させて、且つ、上端との間に隙間Sが形
成される状態で下方に突出させて、前記送塵口16から
排出された処理物が穂先側へ片寄るのを規制すべく構成
してある。
される処理物が穂先側へ片寄るのをより効果的に行う。 【構成】 扱室3後部の送塵口16から排出された処理
物を揺動選別板5後部のストローラック8で受け止めて
漏下選別する脱穀装置であって、前記ストローラック8
を構成するラック板群の内で、扱室挿入穀稈の穂先側部
位に位置する一部のラック板8aを、他のラック板8b
よりも上方に突出させるとともに、送塵口16に連なる
排塵ガイド17の始端部17aを、前記上方突出ラック
板8aに相対向させて、且つ、上端との間に隙間Sが形
成される状態で下方に突出させて、前記送塵口16から
排出された処理物が穂先側へ片寄るのを規制すべく構成
してある。
Description
【0001】
本考案は、扱室後部の送塵口から排出された処理物を揺動選別板後部のストロ
ーラックで受け止めて漏下選別する脱穀装置に関し、詳しくは、前記送塵口から
排出された処理物が穂先側へ片寄るのを規制する構造に関する。
【0002】
従来、扱室後部の送塵口から排出された処理物が穂先側へ片寄るのを規制する
手段としては、送塵口の途中に、後方に突出する片持ち状の規制杆を設けたもの
がある(実開平2−93928号公報参照)。
【0003】
扱胴の回転に伴って接線方向に飛び出して来るワラ屑等の処理物を、送塵口の
途中に設けた規制杆に衝突させて、処理物が穂先側へ片寄るのを規制するもので
あるから、扱胴の回転による持ち回りにより、規制杆を乗り越えて穂先側に放出
されるものや、規制杆の下を潜り抜けて穂先側に放出されるもの、種々雑多であ
るため、規制効率が悪いと言う欠点があった。
本考案は、簡単な構造改良により上記欠点を解消することを目的とする。
【0004】
上記目的を達成するための本考案の特徴構成は、前記ストローラックを構成す
るラック板群の内で、扱室挿入穀稈の穂先側部位に位置する一部のラック板を、
他のラック板よりも上方に突出させるとともに、送塵口に連なる排塵ガイドの始
端部を、前記ラック板に相対向させて、且つ、上端との間に隙間が形成される状
態で下方に突出させて、前記送塵口から排出された処理物が穂先側へ片寄るのを
規制すべく構成してある。
【0005】
【作用】
前記送塵口から排出されて来る処理物の一部を、他のラック板よりも上方に突
出するラック板に衝突させて堰き止めるものであるから、穂先側へ片寄ることが
規制される。又、穂先側への放出量を、ラック板の上方に突出する部分と、送塵
口に連なる排塵ガイド始端部の下方突出部分で規制するものであるから、例えば
、前記ラック板の上方突出部分と、排塵ガイド始端部の下方突出部分とによって
形成される隙間と、同程度の隙間が形成される状態で、単に、前記ラック板のみ
を上方に突出させる場合に比して、ラック板背面の投影面積に処理物が回り難い
デッドスペースを小さくして処理物分散状態を良くし得る。
【0006】
上記構成の結果、ストローラック板と排塵ガイドの一部の簡単な構造改良によ
り、穂先側への規制効率を向上し得る。
【0007】
図2に示すように、脱穀装置のフィードチェン1によって挟持搬送される穀稈
は、扱胴2によって脱穀処理され、扱室3の受網4を漏下した処理物は、揺動選
別板5のグレンパン6で比重差選別されながら後方へ搬送され、チャフシーブ7
で漏下選別されながら後方のストローラック8、9に搬送される。
そして、前記チャフシーブ7を漏下した処理物は、下方のグレンパン10で比
重差選別されながら後方のグレンシーブ11に搬送され、グレンシーブ11を漏
下した穀粒は1番物回収部12に回収され、グレンシーブ11の終端に至った処
理物は2番物回収部13に回収されるとともに、比較的小さなワラ屑等は、唐箕
14による選別風、並びに、排塵ファン15による吸引風により機外に排出され
る。
一方、扱室3後部の送塵口16から排出された処理物は、揺動選別板5後部の
上段のストローラック8で受け止められ、漏下選別されながら後方に搬送され、
終端に至った処理物は、下段のストローラック9で再び漏下選別され、終端に至
った比較的大きなワラ屑等は、そのまま機外に放出されることとなる。
【0008】
そして、図1に示すように、前記上段のストローラック8を構成するラック板
群の内で、扱室挿入穀稈の穂先側部位に位置する一部のラック板8aが、他のラ
ック板8bよりも上方に突出され、また、送塵口16に連なる排塵ガイド17の
始端部17aが、前記突出ラック板8aに相対向させて、且つ、ラック板8a上
端との間に処理物通過用の隙間Sが形成される状態で下方に突出され、前記送塵
口16から、扱胴2の回転に伴って接線方向に排出されて来るワラ屑等の処理物
の一部を前記ラック板8aの上方突出部分と、排塵ガイド17始端部の下方突出
部分とによって受け止めて、処理物が穂先側へ片寄るのを規制すべく構成してあ
る。
【0009】
図3に示すように、前記チャフシーブ7の各プレート7aの一端側には、揺動
選別板5に対して前後動自在なラック18aに噛み合うギア18bが設けられ、
ラック18aの一端側に連結の戻しバネ19と、ラック18aの他端側に連結の
駆動モータ20により、前記ラック18aを前後動させ、前記チャフプレート7
aの角度を変更して、漏下面積を変更可能、並びに、180度反転させて、表面
に付着のワラ屑を落下させるようにしてある。
前記ラック18aの駆動モータ20は、操縦部に設けたボリューム(図示せず
)の設定によって行われ、180度反転させてのワラ屑の落下は、コンバイン旋
回時の刈取り前処理装置の昇降操作を検知して、マイクロコンピュータ利用の制
御装置を介して一定時間間欠駆動されるようになっている。
【0010】
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記
すが、該記入により本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】脱穀装置の一部を示す縦断背面図
【図2】脱穀装置の概略側面図
【図3】チャフプレートの角度変更構造を示す概略図
【図4】チャフプレートの一部を示す平面図
3 扱室
5 揺動選別板
8 ストローラック
8a 突出ラック板
8b ラック板
16 送塵口
17 排塵ガイド
17a 排塵ガイド始端部
S 隙間
Claims (1)
- 【請求項1】 扱室(3)後部の送塵口(16)から排
出された処理物を揺動選別板(5)後部のストローラッ
ク(8)で受け止めて漏下選別する脱穀装置であって、
前記ストローラック(8)を構成するラック板群の内
で、扱室挿入穀稈の穂先側部位に位置する一部のラック
板(8a)を、他のラック板(8b)よりも上方に突出
させるとともに、送塵口(16)に連なる排塵ガイド
(17)の始端部(17a)を、前記上方突出ラック板
(8a)に相対向させて、且つ、上端との間に隙間
(S)が形成される状態で下方に突出させて、前記送塵
口(16)から排出された処理物が穂先側へ片寄るのを
規制すべく構成してある脱穀装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4219791U JPH04136029U (ja) | 1991-06-06 | 1991-06-06 | 脱穀装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4219791U JPH04136029U (ja) | 1991-06-06 | 1991-06-06 | 脱穀装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04136029U true JPH04136029U (ja) | 1992-12-17 |
Family
ID=31922753
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4219791U Pending JPH04136029U (ja) | 1991-06-06 | 1991-06-06 | 脱穀装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04136029U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006180728A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Iseki & Co Ltd | 脱穀機の選別装置 |
JP2006246790A (ja) * | 2005-03-10 | 2006-09-21 | Iseki & Co Ltd | 脱穀装置 |
-
1991
- 1991-06-06 JP JP4219791U patent/JPH04136029U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006180728A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Iseki & Co Ltd | 脱穀機の選別装置 |
JP2006246790A (ja) * | 2005-03-10 | 2006-09-21 | Iseki & Co Ltd | 脱穀装置 |
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