JPH04102656A - 金属屋根板及び屋根構造 - Google Patents

金属屋根板及び屋根構造

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JPH04102656A
JPH04102656A JP21904490A JP21904490A JPH04102656A JP H04102656 A JPH04102656 A JP H04102656A JP 21904490 A JP21904490 A JP 21904490A JP 21904490 A JP21904490 A JP 21904490A JP H04102656 A JPH04102656 A JP H04102656A
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tile shape
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Yuichi Iizuka
雄一 飯塚
Yasukimi Fukuhara
福原 靖公
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、住宅等の屋根部や販売店のパラペット等を構
成する瓦形状を横方向に2以上且つ縦方向に複数連続せ
しめた形状に形成されており、施工作業を容易に且つ効
果的に行うことができるだけでなくガタッキがなく且つ
漏水することのない状態に葺くことのできる長尺状の金
属屋根板及びこの金属屋根板を使用して葺かれた屋根構
造に関するものである。
〔従来の技術〕
住宅等の屋根部や販売店のバラベット等を構成する屋根
板としては、安価で且つ意匠効果を奏するために瓦の形
状を横方向及び/又は縦方向に連続して形成されている
金属屋根板が利用されている。
しかしながら、従来上記した金属屋根板は、瓦形状に形
成されている山部に釘孔が穿設されていてこの釘孔に釘
やビスを打ち込んで屋根下地材に固定されるものである
ので、これらの釘やビスの頭が外面に現れるため意匠効
果が損なわれるだけでなく多数の釘やビスを必要とする
ため金属屋根板を葺くために手間と時間を要し更には金
属屋根板の釘やビスを打ち込むための孔から漏水し易い
という欠点があった。
またこの欠点を除去するために吊り子等を使用して葺く
金属屋根板の場合には、釘やビスの頭を隠すことができ
外観に優れ且つ漏水し難い利点はあるが、使用部品が多
くなるため高価となるだけでなく、手間と時間を更に多
く要するという欠点があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、上記した従来技術の欠点を解消し、また金属
屋根板を葺くに際し使用部品を少なくすることができて
安価で且つ作業を容易に行うことができ、瓦葺き屋根の
印象を損なうことがなく。
且つ漏水することのない金属屋根板及びこの金属屋根板
を葺かれた屋根構造を提供することを課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、かかる課題を解決すべく種々検討した結
果、外観に優れるだけでなくガタッキがない状態に且つ
施工作業を容易に行うことを可能とするためには、山部
と谷部とから成る耳形状が横方向に2以上連続せしめら
れていると共に縦方向に等間隔で縦段差部を設けて複数
連続せしめられている状態に成形された1枚板から成る
縦方向に長い長尺状の金属屋根板の山部で終る横方向の
一端縁に他端側へ向けてほぼ水平に折曲せしめられてい
てそのほぼ中央位置に上向きに折曲された抜止め用段差
部を設けた第一ハゼ部を、またこの第一ハゼ部から横方
向に最も離れた谷部と横方向の他端を成す固定部との境
界部分にその谷部から離れる方向に行くに従ってその間
隔が広くなる状態でほぼ水平に折り返されている第二ハ
ゼ部をそれぞれ形成し、第一ハゼ部を第二ハゼ部に挿入
して係止させれば横方向の係合は確実で雨仕舞も完べき
であり、前記固定部を第二ハゼ部の入口部の上端から始
まり耳形状の山部に縦段差部を設けない形状の半山部の
途中で直ちに谷部の底部の高さと同一高さまで垂直下方
に折曲された立下り部を形成され更に端縁が短く斜め上
方に折り返されている水平面が延設されて形成されてい
る形状とすれば上記のように第一ハゼ部を第二ハゼ部に
挿入して係止させた後に水平面に釘やビスを打ち込むだ
けで確実にしかも簡単に固定作業を行うことができ、更
に縦方向における耳形状の境界部の形成する縦段差部が
少なくとも耳形状の山部と第一ハゼ部との境界点、耳形
状間の境界点及び耳形状の谷部と第二ハゼ部との境界点
においてそれぞれ収束せしめられていれば縦方向の金属
板の長さの差に起因するシワなどの発生のない形状の良
好な金属屋根板が得られ、また前記固定部の半山部の途
中に長手方向に平行な溝部が形成されていればこの溝部
の存在により毛細管現象などで仮りに雨水が侵入してき
てもこの空間で立下り部にまで雨水が侵入することが防
止できると共に、この溝部内又は半山部の上面にその上
方に位置する金属屋根板の裏面に密接するシール材を装
着して寒冷地などで完全な気密性を保持させることもで
きることを究明して本発明を完成したのである。
以下1図面により本発明に係る金属屋根板及びこの金属
屋根板を葺かれた屋根構造について詳細に説明する。
第1図は本発明に係る金属屋根板の1実施例を示す正面
図、第2図は第1図に示す金属屋根板を斜め上方より見
た斜視図、第3図は本発明に係る屋根構造の1実施例を
示す斜め上方より見た部分斜視説明図、第4図(イ)、
(ロ)及び(ハ)は第1図に示す金属屋根板を屋根下地
材に固定する施工作業の手順を示す正面説明図、第5図
は第二ハゼ部に隣接する金属屋根板の第一ハゼ部がその
内部に挿入されて係合されている状態を示す拡大端面図
、第6図は本発明に係る金属屋根板の他の実施例におけ
る固定部近傍の取付は状態を示す拡大端面図である。
図面中、1は山部2aと谷部2bとから成る耳形状2を
横方向に2以上連続せしめ且つ縦方向に等間隔に縦段差
部3を設けて複数連続せしめた形状に成形された1枚板
から成る縦方向に長い長尺状の金属屋根板であり、耳形
状2は従来の瓦を模した形状であって第1図に示す如く
横方向に連続する耳形状2の境界部に垂直面4が形成さ
れていることが瓦葺き屋根を印象付けることができて好
ましい、またこの金属屋根板1の縦方向における隣接す
る元形状2の境界部の形成する縦段差部3が元形状2間
の境界点、すなわち山部2aから谷部2bで終る元形状
2と次の元形状2の山部2aとの境界点。
元形状2の山部2aと後述する第一ハゼ部5との境界点
、及び元形状2の谷部2bと後述する第二ハゼ部6との
境界点において少なくともそれぞれ収束せしめられてお
り、垂直面4が形成されている場合にはこの垂直面4の
開始位置で収束せしめられている。5は金属屋根板1の
山部2aで終る横方向の一端縁に他端側へ向けてほぼ水
平に折曲せしめられていてそのほぼ中央位置に上向きに
折曲された抜止め用段差部5aを形成されている第一ハ
ゼ部である。6は金属屋根板1の第一ハゼ部5から横方
向に最も離れた谷部2bと横方向の他端を成す後述する
固定部7との境界部分にその谷部2bから離れる方向に
行くに従ってその間隔が広くなる状態でほぼ水平に折り
返されて形成されている第二ハゼ部であり、この第二ハ
ゼ部6は隣接する金属屋根板lの第一ハゼ部5がその内
部に挿入さ九て係合されるものであるからその入口部6
aの間隔は第一ハゼ部5に形成されている抜止め用段差
部5aの高さより狭く形成されている。7は第二ハゼ部
6の入口部6aの上端から始まり元形状2の山部2aに
縦段差部3を設けない形状の半山部7aの終点で直ちに
谷部2bの底部2baの高さと同一高さまで垂直下方に
折曲された立下り部7bを形成され更に必要に応じてそ
の端部に釘孔7dを穿設されており端縁が短く斜め上方
に折り返されている水平面7cが延設されて形成されて
いる固定部である。また、この固定部7の半山部7aの
途中には第6図に示す如く長手方向に平行な溝部7aa
が形成されていることが好ましい、8は金属屋根板1が
固定される屋根下地材であり、第2図に示す如く金属屋
根板1の固定部7の水平面7cがその水平面7cに釘孔
7dが穿設されている場合にはこの釘孔7dを貫通せし
められて、また釘孔7dが穿設されていない場合には任
意の個所で釘又はビス9によって固定される。
10は必要に応じて金属屋根板1の固定部7の半山部7
aの上面か、又は固定部7の半山部7aの途中に第6図
に示す如く長手方向に平行な溝部1aBが形成されてい
る場合にはこの溝部7aa内又はこの溝部7aaと立下
り部7bとの間の半山部7aの上面に、その上方に位置
する金属屋根板1の裏面に密接するように装着されるた
めの例えばスポンジ材にタールを浸み込ませたような素
材から成るシール材である。
〔作 用〕
上記した構造の本発明に係る金属屋根板lを屋根下地材
8上に葺いて本発明に係る屋根構造とするには、先ず屋
根下地材8上の端部側に最初の金属屋根板1を位置させ
て固定部7の水平面7cを釘又はビス9によって固定す
る。この際、必要に応じて金属屋根板1の固定部7の半
山部7aの上面か、又は固定部7の半山部7aの途中に
第6図に示す如く長手方向に平行な溝部7aaが形成さ
れている場合にはこの溝部7aa内又はこの溝部7aa
と立下り部7bとの間の半山部7aの上面に、その上方
に位置する金属屋根板1の裏面に密接するようにシール
材10を装着する。しかる後にその既固定の金属屋根板
1に次に固定される金属屋根板1を第4図(イ)に示す
如く既固定の金属屋根板Iの固定部7を覆うように金属
屋根板1の山部2aを位置せしめてから第4図(ロ)に
示す如く既固定の金属屋根板1の第二ハゼ部6に金属屋
根板1の第一ハゼ部5を挿入して係止せしめる。このと
き既固定の金属屋根板1の第二ハゼ部6は金属屋根板1
の第一ハゼ部5から横方向に最も離れた谷部2bと横方
向の他端を成す固定部7どの境界部分にその谷部2bか
ら離れる方向に行くに従ってその間隔が広くなる状態で
ほぼ水平に折り返されて入口部6aの間隔が狭く形成さ
れており、且つ既固定の金属屋根板1に係止される金属
屋根板1の第一ハゼ部5にそのほぼ中央位置に上向きに
折曲された抜止め用段差部5aが形成されているので、
第一ハゼ部5と第二ハゼ部6とはいわゆるばね作用によ
り強固に係止されガタッキを防止されて抜は難い状態と
なるばかりでなく、第二ハゼ部6の奥部においてその内
面と第一ハゼ部5との間には第5図に示す如く空間が形
成されることになるため第二ハゼ部6内に侵入してきた
雨水が第二ハゼ部6の上側に廻り込んで固定部7の半山
部7aの上方に至ることは殆ど防止されるのである。そ
して固定部7が第二ハゼ部6の入口部6aの上端から始
まり耳形状2の山部2aに縦段差部3を設けない形状の
半山部7aの途中で直ちに谷部2bの底部2haの高さ
と同一高さまで垂直下方に折曲された立下り部7bを形
成され更に水平面7cが延設されて形成されているので
、既固定の金属屋根板1の固定部7で次に固定される金
属屋根板1の第一ハゼ部5側の山部2aの裏面が支持さ
れるので安定性が良くこの部分での強度が強い状態とな
る。また水平面7Cは端縁が短く斜め上方に折り返され
ているので、水平面7Cの剛性が高くなって運搬時など
に変形し難いばかりでなく、水平面7cの立下り部7b
から最も離れた端部に金属板の切断面が存在しないこと
になって屋根葺き施工時に作業員が手などを切る恐れも
ないのである。次に、第4図(ハ)に示す如く既固定の
金属屋根板1の固定部7を覆うように載置し既固定の金
属屋根板1の第二ハゼ部6に第一ハゼ部5を挿入して係
止せしめた金属屋根板1の固定部7の水平面7Cを釘又
はビス9を屋根下地材8に打ち込むのである。
このような作業を横方向へ繰り返し行うのであるが、1
枚の金属屋根板1には耳形状2が横方向へ2以上連続せ
しめられているので金属屋根板1の使用枚数が少なくて
よく、更には屋根下地材8へ固定するための釘又はビス
9の打ち込みは固定部7側のみにおいて行えば良い。
〔発明の効果〕
以上詳述した如く本発明に係る金属屋根板及びこの金属
屋根板を葺かれた屋根構造は、以下に示す如く種々の利
点を有しており、その工業的価値の非常に大きなもので
ある。
■ 金属屋根板の屋根下地材への固定は横方向の一端の
固定部の水平面のみの片側であるから施工作業が簡単で
、また吊り子等の部材を使用する必要がなく、更に1枚
の金属屋根板でありながら横方向に2以上で縦方向に複
数の耳形状を形成されているため作業効率が極めて高い
■ 金属屋根板の固定部がその次に固定される金属屋根
板の山部で覆われることになるから固定部を固定する釘
又はビスの頭が外部に露出することがなく外観に優れ、
また横方向における耳形状間の境界点、耳形状の山部と
第一ハゼ部との境界点、及び第二ハゼ部と固定部との境
界点に位置する部位にそれぞれ垂直面が形成されていれ
ば瓦葺き屋根を印象付けることができてより効果的に意
匠効果を奏する。
■ 第二ハゼ部は谷部から離れる方向に行くに従ってそ
の間隔が広くなる状態でほぼ水平に折り返されて形成さ
れていて入口部の間隔が狭く且つ第一ハゼ部にはそのほ
ぼ中央位置に上向きに折曲された抜止め用段差部が形成
されているので、第一ハゼ部と第二ハゼ部とはいわゆる
ばね作用により強固に係止されガタッキを防止されて抜
は難い係止状態となり、第二ハゼ部の奥部においてその
内面と第一ハゼ部との間には空間が形成されることにな
るため第二ハゼ部内に侵入してきた雨水が第二ハゼ部の
上側に廻り込んで固定部の半山部の上方に至ることは殆
ど防止される。
■ 第二ハゼ部の入口部の上端から始まる固定部が耳形
状の山部に縦段差部を設けない形状の半山部を形成され
ているので、次に固定される金属屋根板の第一ハゼ部側
の山部の裏面が支持されるので安定性が良くこの部分で
の強度が優れている。
■ 固定部の立下り部に続く水平面の端縁が短く斜め上
方に折り返されているので、水平面の剛性が高くなって
運搬時などに変形し難いばかりでなく、水平面の立下り
部から最も離れた端部に金属板の切断面が存在しないこ
とになって屋根葺き施工時に作業員が手などを切る恐れ
もない。
■ 固定部の半山部の途中に長手方向に平行な溝部が形
成されている場合には、この溝部の存在により仮りに雨
水が毛細管現象などで第二ハゼ部の上側に廻り込んで固
定部の半山部の上方に至ることがあってもこの空間で立
下り部にまで雨水が侵入することが防止できる。
■ 金属屋根板の固定部の半山部の上面か、又は固定部
の半山部の途中に長年方向に平行な溝部が形成されてい
る場合にはこの溝部内又はこの溝部と立下り部との間の
半山部の上面に、その上方に位置する金属屋根板の裏面
に密接するシール材を装着すれば、寒冷地などで完全な
気密性を保持させることができ、特にシール材を固定部
の半山部の途中に長手方向に平行な溝部が形成されてい
る場合にこの溝部と立下り部との間の半山部の上面に装
着すれば、上記■の効果を損なうこともない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る金属屋根板の1実施例を示す正面
図、第2図は第1図に示す金属屋根板を斜め上方より見
た斜視図、第3図は本発明に係る屋根構造の1実施例を
示す斜め上方より見た部分斜視説明図、第4図(イ)、
(ロ)及び(ハ)は第1図に示す金属屋根板を屋根下地
材に固定する施工作業の手順を示す正面説明図、第5図
は第二ハゼ部に隣接する金属屋根板の第一ハゼ部がその
内部に挿入されて係合されている状態を示す拡大端面図
。 第6図は本発明に係る金属屋根板の他の実施例における
固定部近傍の取付は状態を示す拡大端面図である。 図面中 1・・・・金属屋根板 2・・・・耳形状 2a・・・・山部 2b・・・・谷部 2ba・・・・底部 3・・・・縦段差部 4・・・・垂直面 5・・・・第一ハゼ部 5a・・・・抜止め用段差部 6・・・・第二ハゼ部 6a・・・・入口部 7・・・・固定部 7a・・・・半山部 7aa・・・・溝部 7b・・・・立下り部 7c・・・・水平面 7d・・・・釘孔 8・・・・屋根下地材 9・・・・釘又はビス 1.0・・・・シール材 ゛・−じ 牙 図 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 山部(2a)と谷部(2b)とから成る瓦形状(2
    )を横方向に2以上連続せしめ且つ縦方向に等間隔に縦
    段差部(3)を設けて複数連続せしめた形状に成形され
    た1枚板から成る縦方向に長い長尺状の金属屋根板(1
    )であって、山部(2a)で終る横方向の一端縁に他端
    側へ向けてほぼ水平に折曲せしめられていてそのほぼ中
    央位置に上向きに折曲された抜止め用段差部(5a)を
    設けた第一ハゼ部(5)が形成されており、またこの第
    一ハゼ部(5)から横方向に最も離れた谷部(2b)と
    横方向の他端を成す固定部(7)との境界部分にその谷
    部(2b)から離れる方向に行くに従ってその間隔が広
    くなる状態でほぼ水平に折り返されている第二ハゼ部(
    6)が形成されており、この固定部(7)は第二ハゼ部
    (6)の入口部(6a)の上端から始まり瓦形状(2)
    の山部(2a)に縦段差部(3)を設けない形状の半山
    部(7a)の途中で直ちに谷部(2b)の底部(2ba
    )の高さと同一高さまで垂直下方に折曲された立下り部
    (7b)を形成され更に端縁が短く斜め上方に折り返さ
    れている水平面(7c)が延設されて形成されており、
    縦方向における瓦形状(2)の境界部の形成する縦段差
    部(3)が少なくとも瓦形状(2)の山部(2a)と第
    一ハゼ部(5)との境界点、瓦形状(2)間の境界点及
    び瓦形状(2)の谷部(2b)と第二ハゼ部(6)との
    境界点においてそれぞれ収束せしめられていることを特
    徴とする金属屋根板(1)。 2 横方向における瓦形状(2)の山部(2a)と第一
    ハゼ部(5)との境界点、瓦形状(2)間の境界点及び
    第二ハゼ部(6)と固定部(7)との境界点に位置する
    部位にそれぞれ垂直面(4)が形成されている請求項1
    に記載の金属屋根板(1)。 3 固定部(7)の半山部(7a)の途中に長手方向に
    平行な溝部(7aa)が形成されている請求項1又は2
    に記載の金属屋根板(1)。 4 山部(2a)と谷部(2b)とから成る瓦形状(2
    )を横方向に2以上連続せしめ且つ縦方向に等間隔に縦
    段差部(3)を設けて複数連続せしめた形状に成形され
    た1枚板から成る縦方向に長い長尺状の金属屋根板(1
    )であって、山部(2a)で終る横方向の一端縁に他端
    側へ向けてほぼ水平に折曲せしめられていてそのほぼ中
    央位置に上向きに折曲された抜止め用段差部(5a)を
    設けた第一ハゼ部(5)が形成されており、またこの第
    一ハゼ部(5)から横方向に最も離れた谷部(2b)と
    横方向の他端を成す固定部(7)との境界部分にその谷
    部(2b)から離れる方向に行くに従ってその間隔が広
    くなる状態でほぼ水平に折り返されている第二ハゼ部(
    6)が形成されており、この固定部(7)は第二ハゼ部
    (6)の入口部(6a)の上端から始まり瓦形状(2)
    の山部(2a)に縦段差部(3)を設けない形状の半山
    部(7a)の途中で直ちに谷部(2b)の底部(2ba
    )の高さと同一高さまで垂直下方に折曲された立下り部
    (7b)を形成され更に端縁が短く斜め上方に折り返さ
    れている水平面(7c)が延設されて形成されており、
    縦方向における瓦形状(2)の境界部の形成する縦段差
    部(3)が少なくとも瓦形状(2)の山部(2a)と第
    一ハゼ部(5)との境界点、瓦形状(2)間の境界点及
    び瓦形状(2)の谷部(2b)と第二ハゼ部(6)との
    境界点においてそれぞれ収束せしめられている金属屋根
    板(1)が、その固定部(7)の水平面(7c)を屋根
    下地材(8)に釘又はビス(9)によつて固定されてお
    り、この金属屋根板(1)の固定部(7)を覆って第二
    ハゼ部(6)に次の金属屋根板(1)の第一ハゼ部(5
    )が係止せしめられていると共にこの次の金属屋根板(
    1)の固定部(7)の水平面(7c)が屋根下地材(8
    )に釘又はビス(9)によって固定された状態に金属屋
    根板(1)が横方向に順次屋根下地材(8)へ固定され
    ていることを特徴とする屋根構造。 5 金属屋根板(1)が、横方向における瓦形状(2)
    の山部(2a)と第一ハゼ部(5)との境界点、瓦形状
    (2)間の境界点及び第二ハゼ部(6)と固定部(7)
    との境界点に位置する部位にそれぞれ垂直面(4)が形
    成されている金属屋根板である請求項4に記載の屋根構
    造。 6 金属屋根板(1)が、固定部(7)の半山部(7a
    )の途中に長手方向に平行な溝部(7aa)が形成され
    ている金属屋根板である請求項4又は5に記載の屋根構
    造。 7 その上方に位置する金属屋根板(1)の裏面に密接
    するシール材(10)が金属屋根板(1)の固定部(7
    )の半山部(7a)の上面又は金属屋根板(1)の固定
    部(7)の半山部(7a)の途中に長手方向に形成され
    ている平行な溝部(7aa)内に装着されている請求項
    4から6までのいずれか1項に記載の屋根構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016084668A (ja) * 2014-10-29 2016-05-19 一郎 大本 屋根板材および屋根構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016084668A (ja) * 2014-10-29 2016-05-19 一郎 大本 屋根板材および屋根構造

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