JPH0399519A - ディジタル・タイム・ベース発性回路および2つの出力信号間の遅延時間調整方法 - Google Patents
ディジタル・タイム・ベース発性回路および2つの出力信号間の遅延時間調整方法Info
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
に詳しくは、時間測定システムを校正するために使用す
るディジタル・タイミング信号を発生する回路に関する
。
知の時間関係によって分離された信号を発生する回路で
あり、今後、このような信号を時間基準信号と呼ぶ。タ
イム・ベース発生回路は、またタイミング信号発生回路
、すなわち時間標準としても周知である。時間測定シス
テムを正確に校正するためには、タイム・ベース発生回
路は測定すべき最小時間間隔と同じ長さまたはこれより
も短い間隔を有する信号を発生しなければならない。例
えば1H2の範囲の信号を発生する回路は、測定すべき
最小の時間間隔が1秒である腕時計や掛時計に使用され
る。
やゲート遅延時間のようなパラメータを正確に測定する
ことが必要でおる。通常、時間測定回路は、これらのパ
ラメータを測定するのに使用される。時間測定回路は、
2つの事象間、通常信号線の2個のパルス間を過ぎる時
間の長さに比例した出力を発生する。これらの時間測定
システムを校正する場合、既知の遅延時間を有する信号
を入力し、測定システムの出力をこの既知の遅延時間と
比較する。−膜内に、入力信号は開始信号と終了信号に
よって構成され、開始信号の端部が時間測定システムを
トリガして測定を開始し、終了信号の端部が時間測定シ
ステムをトリガして測定を終了する。開始信号と終了信
号の端部の間の間隔、すなわち遅延時間は、時間測定回
路を校正するためには非常に正確でなければならない。
がピコ秒(ps)のオーダーであるため、時間測定シス
テムには数ピコ秒の範囲の精度が必ることが必要である
。
タイミング信号または1対のタイミング信号を発生する
回路は、基準信号を発生する発撮器によって構成され、
この基準信号は次に第1と第2の伝送線との間に分配さ
れた。第1の伝送線は時間測定システムに直接結合し、
開始信号を発生した。第2の伝送線は、既知の遅延時間
が八tでおる機械的遅延線によって構成された。したが
って、第2の伝送線を介して進む信号は、第2の伝送線
の端部に到達する場合、第1の伝送線を介して進む信号
よりも時間がかかる。したがって、理論上、第1と第2
の伝送線の信号は既知の遅延時間Δtだけ位相がずれる
点を除いて同一であり、この遅延時間は機械的遅延時間
の長さによって決定された。第1の伝送線の信号は開始
信号として使用することができ、第2の伝送線の信号は
終了信号として使用することができた。
フィートの伝送線を必要とするため、非常に大型でおる
。この種の回路は携帯用の装置とは両立せず、1台の装
置に組み込もうとすれば、この装置の寸法が大きくなり
価格も高くなる。したがって、−膜内にタイム・ベース
発生器は、テスターのように装置の外部に設置し、装置
を校正する場合だけ時たま使用された。大きさが十分少
ざくで装置に組み込むことのできるタイム・ベース回路
は、多くの用途に対して精度が不足していた。
ネルギーが反射することに起因する定在波が第1と第2
の伝送線に発生した。この定在波の振幅は伝送線上の発
振周波数および伝送線の終端特性の関数であった。この
定在波は、定在波の周波数と伝送線の長さによって、伝
送線上の信号と積極的または否定的に干渉を生じた。こ
れらの影響は、伝送線に高い周波数か伝送されるにした
がって、より顕著になった。したがって、第1と第2の
伝送線から受信された出力レベルは、基準周波数と伝送
線の長さによって決定された。
、校正の間に時間測定システムに種々の時間基準信号を
加えることができるように、ある範囲の時間間隔に対し
て調整できなければならない。前述の回路の時間基準信
号を変化させるためには、−膜内に2種類の方法が使用
された。第1の方法では、基準信号の間隔および開始端
と終了端との間の遅延時間を変更するため、発振周波数
を変化させた。しかし、残念ながら、たとえ伝送線が正
しく終端されていた場合でも、第1と第2の伝送線との
間に定在波が発生して伝送線に雑音を生じる結果、とな
り、これは時間基準信号の健全性を低下させた。第1と
第2の伝送線は長さが異なるので、定在波雑音は開始信
号と終了信号に異なった影響を及ぼした。このため、こ
の雑音は時間基準信号を変形させ、時間基準信号の遅延
時間の増加または減少として時間測定システムに表示さ
れた。したがって、本当に正確であるためには、時間基
準回路は、時間測定システムの校正に使用するのに先立
って、それ自身を非常に注意深く校正する必要があった
。定在波の振幅は高い周波数で増加するので、数ナノ秒
より短い基準信号が必要な場合、この雑音の問題は特に
深刻であった。
時間が得られるように、調整可能な機械的遅延線を使用
することである。可変型機械的遅延線は、単に遅延線を
手動で延長したり短縮したり、することによって伝送線
の長さを変更できる伝送線である。したがって、第2の
伝送線の長さを延長したり短縮したりして、時間基準回
路に発生した時間基準信号の開始端と終了端の相対位置
を変更できる。この構成によって、発撮器の周波数に起
因する定在波の変動を除去した単一の発振周波数を使用
することができたが、伝送線の長さを変更することによ
ってタイム・ベース発生器に新たな雑音の成分が付加さ
れた。定在波の振幅は伝送線の長さに沿って変化し、そ
の結果、機械的遅延線の寸法が増加するにしたかって、
時間基準出力信号に対する定在波の影響も変化した。こ
の変化は、時間測定システムにとっては、基準時間の変
化とみなされた。
ては適当であるが、サブ・ナノ秒以下の時間間隔に対し
て使用することは困難である。
更することなく種々の時間基準を発生することのできる
時間基準回路を提供することである。
準回路を提供することである。
組み込むことのできる時間基準回路を提供することであ
る。
路を提供することである。
時間基準回路を提供することである。
整数を乗する第1の位相ロック・ループとこの基準周波
数に別の整数を乗する第2の位相ロック・ループとを有
するディジタル・タイム・ベース発生回路によって実現
される。すなわち、これによって、乗算が行われた第1
および第2の基準周波数が設けられ、これらは次に2個
の2係数分周器(dual modulus freq
uency divider)による除算によって最初
の基準周波数に戻される。この方法によって、開始基準
信号と終了基準信号の周波数が最初の基準周波数と同じ
になり、開始信号の端部と終了信号の端部との間の遅延
時間を、2個の2係数分周器のいずれか一つまたは両方
のモード変更によって変化させ得るように開始信号と終
了信号を、発生させればよい。
波数foは最終基準信号の精度を決定するように選定さ
れ、これは以下で分かる通りでおる。発振器11は一般
的に水晶発振器によって構成され、好適な実施例では、
7,570゜252Hzで動作する。出力タイミング信
号の精度は実質的に水晶発振器11の精度によって決定
され、したがって、少なくとも百万分の1 (ppm)
の精度を有する水晶発(辰器を選択することか望ましい
。
22に結合される。位相ロック・ループ12は位相検出
器14、電圧制御発振器16(VCO)、およびVCO
16の出力と位相検出器14との間の負帰還ループに結
合された分周器17によって構成される。分周器17は
、接続点18の入力周波数を整数Nで分周し、分周され
た周波数を位相検出器14に帰還させる。位相検出器1
4はVCO16に電圧を出力するか、これは基準周波数
foと分周器17の出力との間の位相ミスマツチすなわ
ち周波数ミスマツチに対応する関数である。位相検出器
14からの電圧出力によって、VCO16の出力周波数
か、位相検出器17!lに入力された周波数がマツチン
グする迄、増減される。分周器17は負帰還ループ内に
あるので、接続点30の周波数foには分周器17によ
って決定される整数の倍数Nが乗じられる。
、これは1周期についてN−1で周波数を分周するよう
に作ることができる。このオプション機能の使用につい
ては後で説明する。分周器17は、市販のものであり、
2係数プリスケーラまたは2係数カウンタとも呼ばれる
。この種の装置の1つに、モトローラ社の販売する部品
番号MC12022がある。
18で発生し、この周波数は次に分周器19に結合され
る。通常動作の場合、分周器19は分周器17と同様の
係数Nで周波数を分周する。
基準周波数foと同じ周波数である。
6および分周器27によって構成される。
2のそれと同様であるが、分周器27が接点2Bの周波
数を整数Nの代わりにMで分周する点が異なる。代替例
として、分周器27は周波数をM+1で分周することも
できる。接続点2Bの周波数f2は、接続点30での周
波数foの整数M倍となる。位相ロック・ループ22に
よって発生した周波数f2は、2係数分周器29に結合
し、分周器29はこの周波数をMまたはM+1で分周す
る。通常動作の場合、分周器29は接続点28の周波数
f2を分周器27と同じ整数の係数で分周し、その結果
、接続点34の出力信号周波数は接続点30の基準周波
数foと等しくなる。
され、出力34は時間測定装置の終了入力に結合される
が、開始信号と終了信号の相対関係は、時間測定装置を
校正するために使用する開始パルス端と終了パルス端と
の間の差に相当するので、互換性があることを理解すべ
きである。両方の出力33と34は同じ周波数で動作し
、例え定在波が回路内で発生しても、この定在波は開始
信号と終了信号の両方に対して同じ影響を及ぼし、した
がって時間測定システムはこれを基準時間の変化と見な
さないことに留意すべきである。
を見ることによって理解できる。波形30.18.28
.33、および34は、第1図に示すこれらと同じ番号
を有する接続点の出力信号の周波数と関連する端部の位
置を表わす。説明を容易にするため、第2図に示すタイ
ミングはN=4およびM=3の場合であるが、Mおよび
Nはより大きな数であるほうが実際的である。好適な実
施例の場合、N=129、M=128であり、その結果
、分周器17.19.27および29は、全て第1図に
示すように同じ形式の部品で構成できる。接続点30に
は発振器11の出力があり、時間間隔光たり1周期の周
波数を有する。図から分かるように、接続点30の周波
数が高いほど、出力タイミング信号の精度は高く、した
がって所望の精度に応じて、foをいずれの周波数に選
択することもできる。接続点18はf1=(N>(f0
)の周波数、すなわち第2図に示すように、時間間隔光
たりf1=41=を有する。接続点28はf 2= (
M> (f □>の周波数、すなわち第2図に示すよ
うに、時間間隔光たりf2=32=を有する。好適な実
施例の場合、発振器11の出力は7,570,252H
z、flは976゜562.508Hzそしてf2は9
68,992゜256Hzでおる。
び29によって分周された後の第1および第2の出力信
号を示す。通常の動作の場合、分周器19は接続点18
の周波数を分周し、その結果、出力33の出力周波数は
接続点30の発振器周波数ア。に等しい。第2モードの
場合、分周器19は、第2図のT=1とT=2との間の
間隔で示すように、周波数をN−1で分周する。発振器
11の1周期の量分周器19を第2のモードに移すと、
出力33の出力波形は周波数foを有する結果となるが
、これの立上がり端および立ち下がり端は1/f1だ【
プ時間がシフトされる。より一般的に、分周器19はN
−1で分周する代わりに、他のある周波数N−Xで分周
する種類の分周器でもよい。この場合、出力33で観測
される立上がり端および立ち下かり端はX/f1だけ時
間がシフトされる。発振器11の1周期以上に渡って分
周器19を第2のモードに保持することによってより大
きな時間シフトが実現でき、この場合、この分周器19
が第2のモードに保持されている発振器11の各周期に
対してX/f1のシフトが生じることにもまた留意すべ
きである。
9がM−1周期の間Mの代わりにM+1で分周するよう
にされた場合、出力34の出力周波数は再びfoである
が、立上がり端および立ち下がり端は1/f2だけシフ
トされる。出力33と34の信号をこの方法で位相シフ
トすることによって、38で示される波形33と34の
端部が[1/f2−1/f1]に等しい量だけ分離され
ることか分かる。分周器19と29が通常の動作モード
に戻された場合、出力33と34の出力周波数はfoの
ままであり、立上がり端と立ち下がり喘との間の相対差
はE’l/f2−A/f1]のままで残る。
るので、3Bで示す両方の立ち上がり端の間の時間差は
Δt=1/(N)(M)(f0)で与えられる。f□=
7,570,252Hz、N=129、M=128の場
合、Δtは約apsに等しい。したがって、この回路は
、8ピコ秒だけ差のある開始パルスと終了パルスを出力
し、その精度は水晶発振器11の精度と同様であり、百
万分の1(1ppm>であることが望ましい。より大き
な時間基準信号を発生するためには、上述の段階を繰り
返すことができ、繰り返しの度に発振器11の1周期の
量分周器19をN−1モードに設定し、発振器11のM
−1周期の量分周器29をM+1モードに設定する。こ
れらの段階を繰り返り度に、出力33と34の波形の端
部にはざらに8ピコ秒ずつ時間差がつく。
ープ22の分周器27はまた2係数プリスケーラでもよ
い。すなわち、分周器17と27の各々は第1および第
2の動作モードを有することが可能である。この場合、
各プリスケーラの第2のモードは、分周器19と29を
参照して説明したのと同じ方法で、出力33と34の開
始パルスと終了パルスとの間で時間差Δtだけをシフト
させるのに使用することができる。分周器17は負帰還
ループに結合されているので、動作を第2モードにシフ
トした場合、前述したように、分周器19を第2モード
で動作させることによって生じた時間差と大きさは等し
いが方向が逆のシフトを発生させる結果となる。同様に
、分周器27を第2モードで動作させると、第2モード
で動作する分周器29によって生じるシフトと大きさは
等しいが方向が反対のシフトを発生する結果となる。
別の能力はある種の校正の用途では有効であるかも知れ
ないが、分周器17と27はそれぞれ位相ロック・ルー
プ12と22の負帰還ループに結合されているので、負
帰還ループが不安定になった後で位相ロック・ループか
安定化するには有限の時間か必要になる。この有限の時
間は非常に長い可能性があるので、分周器17と27は
第1の動作モードのままにして分周器19と29のみを
使用して時間シフトΔtを発生させるのがより有利であ
る。
=1/(N>(M)(f□)であり、一方発生できる最
大時間ベースは、基準周波数foによって制限されて、
1 / f oである。したがって第1図に示す回路は
、Δt=apsとΔt=132゜096pSとの間の増
分が8ピコ秒であるいずれかの値を有する時間ベース出
力信号を発生することができる。この回路によって、校
正された遅延線を使用せずに基準時間が設定され、この
ことによって回路の寸法、手間、および価格が大きく低
減することに留意するべきである。これの最も基本的な
形態の場合、前述の回路は数平方インチのスペースを占
めるに過ぎず、装置を自己校正させるために1台の装置
に容易にまとめることができる。提供された時間ベース
発振回路は、安定かつ調整可能な時間基準源を供給し、
これは従来の水晶発振器を使用して容易に百万分の1の
精度を達成することができる。
するタイミング信号のタイミング信号図である。 11 ・ 12. 14. 16. 17. 18、 ・・発振器、 22・・・位相ロック・ループ、 24・・・位相検出器、 26・・・電圧制御発振器、 19.27.29・・・分周器、 28.30・・・接続点、 33. 34・ ・出力、
Claims (6)
- (1)時間Δtだけ位相がずれている第1および第2の
基準信号を発生する回路において:周波数f_0の出力
を有する発振器; 発振器の出力に結合し、出力周波数f_1を発生する第
1の位相ロック・ループ(PLL);第1の位相ロック
・ループの出力に結合し、周波数f_0に等しい周波数
を有する第1の基準信号を発生する第1の2係数分周器
; 発振器の出力に結合し、出力周波数f_2を発生する第
2の位相ロック・ループ;および 第2の位相ロック・ループの出力に結合し、周波数f_
0に等しい周波数を有する第2の基準信号を発生する第
2の2係数分周器;とによつて構成され、 第1および第2の基準信号には時間Δtだけの差がある
ことを特徴とする回路。 - (2)f_1:f_0の比が(N+1)であり、f_2
:f_0の比がNであることを特徴とする請求項1記載
の回路。 - (3)周波数が同一であり、固定された時間差Δtだけ
位相のずれている2つの基準信号を発生する方法におい
て: 周波数f_0を発生する段階; f_0に第1の整数Nを乗じて周波数f_1を発生する
段階; f_0に第2の整数Mを乗じて周波数f_2を発生する
段階; f_1をNで分周して第1の基準信号を発生する段階; f_2をMで分周して第2の基準信号を発生する段階; 第1の基準信号の少なくとも1周期の間、f_1をNを
除く整数で分周し、および(または)第2の基準信号の
少なくとも1周期の間、f_2をMを除く整数で分周し
、これによつて第1の基準信号を第2の基準信号に対し
てΔtだけシフトさせる段階; とによって構成されることを特徴とする方法。 - (4)前記のNを除く整数はN−1であり、これによつ
て第1の基準信号を第2の基準信号に対してΔt=1/
f_1だけシフトさせることを特徴とする請求項3記載
の方法。 - (5)前記のMを除く整数はM+1であり、f_2を第
2の基準信号のM−1周期の間、M+1で分周し、これ
によって第2の基準信号を第1の基準信号に対してΔt
=1/f_2だけシフトさせることを特徴とする請求項
3記載の方法。 - (6)前記のNを除く整数はN−1であり、前記のMを
除く整数はM+1であって、第1の基準信号の1周期の
間、f_1をN−1で分周し、かつ第2基準信号のM−
1周期の間、f_2をM+1で分周し、これによって第
2の基準信号に対する第1の基準信号の相対位置をΔt
=1/(M)(N)(f_0)だけシフトさせることを
特徴とする請求項3記載の方法。
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