JPH0846604A - ネットワークシミュレーション装置 - Google Patents

ネットワークシミュレーション装置

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JPH0846604A
JPH0846604A JP6178829A JP17882994A JPH0846604A JP H0846604 A JPH0846604 A JP H0846604A JP 6178829 A JP6178829 A JP 6178829A JP 17882994 A JP17882994 A JP 17882994A JP H0846604 A JPH0846604 A JP H0846604A
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JP
Japan
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clock
frequency
counter
deviation
basic
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JP6178829A
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Masahide Nagareai
将英 流合
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安価に、しかも装置の構成を簡単にする。 【構成】 被SIM装置1から伝送されたデータは、遅
延装置3により、基本クロック発生部11により出力さ
れたクロックを基本クロックとして、被SIM装置1と
被SIM装置2との間の国際通信で発生する遅延時間だ
け被SIM装置1から伝送されたデータを疑似的に遅延
させ、さらにクロック乗換装置4により基本クロック発
生部11と偏差クロック発生部12により出力されたク
ロックで動作するようにデータのクロックを乗換えて被
SIM装置2に出力する。一方、被SIM装置2から伝
送されたデータは、クロック乗換装置4により、偏差ク
ロック発生部12のクロックと基本クロック発生部11
のクロックで動作するようにデータのクロック乗換えを
して、遅延装置3に出力する。遅延装置3より、被SI
M装置2から伝送されたデータを疑似的に遅延させて被
SIM装置1に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、国際間通信等で発生す
る遅延を疑似的に発生させ、2つの異なるクロックを用
いて装置間のデータ伝送を行うネットワークシミュレー
ション装置のクロック部に関するものである。
【0002】
【従来の技術】国際間通信で使用する国際回線は独立同
期で動作しており、受信側では送信側のクロックに一致
したクロックで同期をとるため、高精度なクロックが必
要となる。ネットワークシミュレーション装置とは、国
際間通信で発生する遅延を疑似的に発生させ2つの異な
るクロックを用いて国際間通信をシミュレーションする
装置である。図2は、従来のネットワークシミュレーシ
ョン装置の構成図である。図に示すように、このネット
ワークシミュレーション装置は、シミュレーションの対
象となる被SIM装置1、2を有している。被SIM装
置1には、国際間通信で発生する遅延を疑似的に発生す
る遅延装置3が双方向に接続されている。被SIM装置
2には、遅延装置3が第1のクロックCLK1と第2の
クロックCLK2のクロックで動作するようにデータの
クロック乗換えを行うクロック乗換装置4が双方向に接
続されている。遅延装置3とクロック乗換装置4は双方
向に接続されている。遅延装置3には、第1のクロック
CLK1を発生させるクロック発生部5が接続され、ク
ロック乗換装置4にはクロック発生部5及び第2のクロ
ックCLK2を発生させるクロック発生部6が接続され
ている。次に、図2のネットワークシミュレーション装
置の動作を説明する。
【0003】被SIM装置1から伝送されたデータは、
遅延装置3に入力される。遅延装置3では、クロック発
生部5により出力された第1のクロックCLK1を基本
クロックとして、被SIM装置1と被SIM装置2との
間の国際通信で発生する遅延時間だけ被SIM装置1か
ら伝送されたデータを疑似的に遅延させてクロック乗換
装置4に出力する。クロック乗換装置4では、第1のク
ロックCLK1で受信し、第2のクロックに乗換えて被
SIM装置2に遅延装置3より出力されたデータを被S
IM装置2に出力する。被SIM装置2では、クロック
乗換装置4より出力されたデータを受信して処理する。
一方、被SIM装置2から伝送されたデータは、クロッ
ク乗換装置4に入力される。クロック乗換装置4では、
第2のクロックCLK2で受信して、第1のクロックに
乗換えて、被SIM装置2から伝送されたデータを遅延
装置3に出力する。遅延装置3では、クロック発生部2
により出力された第2のクロックCLK2を基本クロッ
クとして、被SIM装置1と被SIM装置2との間の国
際通信で発生する遅延時間だけ被SIM装置2から伝送
されたデータを疑似的に遅延させて被SIM装置1に出
力する。被SIM装置1では、被SIM装置2より伝送
された実際の国際通信間で発生する遅延時間だけ遅延し
たデータを受信して処理する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ネットワークシミュレーション装置においては、クロッ
ク発生部5及び6は互いに独立したクロックであり、第
1のクロックCLK1と第2のクロックCLK2の周波
数の偏差は高精度(例えば10-10 程度)でなければな
らず、高精度なクロック源(例えば、10-11 程度のず
れを許容範囲とする)である必要があり、そのためにネ
ットワークシミュレーション装置の規模も大きくなり価
格も高くなるという問題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、前記課題
を解決するために、実際の通信での二つの装置間のデー
タの伝送において発生する遅延を疑似的に発生する遅延
装置と、第1のクロックと第2のクロックで動作するよ
うに前記データのクロック乗換えをするクロック乗換装
置とを備えたネットワークシュレーョン装置において、
以下の回路を設けている。すなわち、前記第1のクロッ
クを発生する基本クロック発生部と、前記基本クロック
発生部より発生した第1のクロックの周波数に対して所
定の精度でずれた前記第2のクロックを発生する偏差ク
ロック発生部とを、設けている。第2の発明は、第1の
発明の偏差クロック発生部は、前記基本クロック発生部
により発生した第1のクロックを第1の分周比で分周す
る第1のカウンタと、電圧制御発振器と、前記電圧制御
発振器の発振信号を第2の分周比で分周する第2のカウ
ンタと、前記第1のカウンタの出力信号と第2のカウン
タの出力信号との位相差を検出する位相比較器と、前記
位相比較器により検出された位相差に相当する電圧を前
記電圧制御発振器に供給するループフィルタとを、備え
ている。第3の発明は、第1の発明の偏差クロック発生
部は、前記基本クロック発生部により発生した第1のク
ロックを第1の分周比で分周する第1の分周器と、電圧
制御発振器と、前記電圧制御発振器の発振信号を分周す
る複数の分周器と、前記各分周器の分周する回数を制御
するカウンタと、前記カウンタより指示される制御信号
に基づき前記複数の分周器の出力信号を選択するセレク
タと、前記第1の分周器の出力信号と前記セレクタの出
力信号との位相差を検出する位相比較器と、前記位相比
較器により検出された位相差に相当する電圧を前記電圧
制御発振器に供給するループフィルタとを、備えてい
る。
【0006】
【作用】第1の本発明によれば、以上のようにネットワ
ークシミュレーション装置を構成したので、偏差クロッ
ク発生部により、基準クロック発生部により発生した第
1のクロックに基づいて該第1のクロックの周波数に対
して所定の精度でずれた第2のクロックを発生し、2つ
の装置間で伝送における遅延を疑似的に発生させて、第
1のクロックと第2のクロックを用いてデータの伝送を
行いネットワークのシミュレーションする。第2の発明
によれば、第1のカウンタの分周比をN0 、第2のカウ
ンタの分周比をN1 、基本クロック発生部の周波数をf
0 とした時、偏差クロック発生部からは周波数fo ×N
1/N0 の信号が出力される。第3の発明によれば、第
1の分周器の分周比と複数の分周器の分周比とこれら複
数の分周器で分周する回数をカウンタにより制御し、セ
レクタによっていずれかの分周器の出力が制御されて、
基本クロック発生部によって発生した信号の周波数から
所定の周波数だけずれた信号が出力される。例えば、第
1の分周器の分周比を小さく設定することによって比較
周期を短くし、アナログPLL回路でも偏差クロック発
生部を構成することが可能となる。従って、前記課題が
解決できるのである。
【0007】
【実施例】図1は、本発明の実施例のネットワークシミ
ュレーション装置の構成を示す図であり、図2の従来の
ネットワークシミュレーション装置と同一の要素には同
一の符号が付されている。本発明の実施例のネットワー
クシレーション装置が従来のネットワークシミュレーシ
ョン装置と異なる点は、図2中の独立に動作する高精度
なクロック発生部5,6の代わりに、基本クロック発生
部11と基本クロック発生部11のクロックに対して所
定の精度(例えば10-10 程度)だけずれた偏差クロッ
クを発生させる偏差クロック発生部12とを設けたこと
である。このネットワークシミュレーション装置では、
例えば10-5程度の精度の一般的な水晶発振器で構成さ
れる基本クロック発生部11を有している。基本クロッ
ク発生部11の出力側には遅延装置3、クロック乗換装
置4、及びPLL回路で構成され基本クロック発生部1
1の基本クロックに対し偏差クロックを発生する偏差ク
ロック発生部12が接続されている。偏差クロック発生
部12の出力側には、クロック乗換装置4が接続されて
いる。図1のネットワークシミュレーション装置の動作
を説明する。
【0008】被SIM装置1から伝送されたデータは、
遅延装置3に入力される。遅延装置3では、基本クロッ
ク発生部11により出力されたクロックを基本クロック
として、被SIM装置1と被SIM装置2との間の国際
通信で発生する遅延時間だけ被SIM装置1から伝送さ
れたデータを疑似的に遅延させてクロック乗換装置4に
出力する。クロック乗換装置4では、遅延装置3より出
力されるデータに対して、基本クロック発生部11より
出力されたクロックと偏差クロック発生部12により出
力された偏差クロックで動作するようにデータのクロッ
ク乗換を行い、被SIM装置2に出力する。被SIM装
置2では、クロック乗換装置4により出力されたデータ
を受信して処理する。一方、被SIM装置2から伝送さ
れたデータは、クロック乗換装置4に入力される。クロ
ック乗換装置4では、被SIM装置2から伝送されたデ
ータに対して、基本クロック発生部11より出力された
クロックと偏差クロック発生部12により出力された偏
差クロックで動作するようにデータのクロック乗換を行
い、遅延装置3に出力する。遅延装置3では、基本クロ
ック発生部11により発生したクロックを基本クロック
として、被SIM装置1と被SIM装置2との間の国際
通信で発生する遅延時間だけ被SIM装置2から伝送さ
れたデータを疑似的に遅延させて被SIM装置1に出力
する。被SIM装置1では、遅延装置3より出力された
データを受信して処理する。
【0009】以上説明したように、本実施例では、図2
中の高精度な2つのクロック発生部5,6の代わりに、
水晶発振器などの安価な発振器により構成される基本ク
ロック発生部11と、基本クロック発生部11で発生し
たクロックの周波数に対して、高精度にずれた偏差クロ
ックを発生するPLL回路で構成される偏差クロック発
生部12とを設けたので、ネットワークシミュレーショ
ン装置を安価に提供できるとともに、簡単な構造にする
ことができるという利点がある。第1の実施例 図3は、図1中の偏差クロック発生部12の第1の実施
例の回路図である。この偏差クロック発生部12は、デ
ィジタルPLL回路で構成されており、第1の分周比1
10で分周する第1のカウンタ12−1、及び第2の分
周比1010−1(または1010+1)で分周する第2の
カウンタ12−2を有している。カウンタ12−1の入
力側には、図1中の基本クロック発生部11の出力側が
接続されている。第1のカウンタ12−1及び第2のカ
ウンタ12−2の出力側には、それらの出力信号の位相
差を検出する位相比較器(以下、PCと呼ぶ)12−3
が接続されている。PC12−3の出力側には、その位
相差に相当する電圧を出力するループフィルタ(以下、
LPFと呼ぶ)12−4が接続され、さらにその出力側
には、LPF12−4により出力される電圧によって発
振周波数が制御される電圧制御発振器(以下、VCOと
呼ぶ)12−5が接続されている。VCO12−5の出
力側には、第2のカウンタ12−2が接続されている。
VCO12−5からは、偏差クロックが出力される。次
に、図3の偏差クロック発生部の動作を説明する。第1
のカウンンタ12−1には、図1中の基本クロック発生
部11から出力される基本クロックが入力さる。第1の
カウンタ12−1は、基本クロックCLKを1010分周
し、PC12−3に出力する。基本クロックの周波数を
fとすると、第1のカウンタ12−1からは周波数f/
1010の信号が出力される。一方、VCO12−5から
は周波数f0 の信号が第2のカウンタ12−2に出力さ
れる。第2のカウンタ12−2では、周波数f0 の信号
を(1010−1)分周し、PC12−3に出力する。第
2のカウンタ12−2からはf0 /(1010−1)の周
波数の信号が出力される。
【0010】PC12−3では、第1のカウンタ12−
1の出力信号と第2のカウンタ12−2の出力信号の位
相を比較して、その位相差をLPF12−3に出力す
る。LPF12−3では、その位相差に相当する電圧を
VCO12−4に出力する。VCO12−4では、その
電圧により発振周波数が位相差がなくなる方向に増減さ
れる。そして、位相差が一定になると安定して周波数f
×(1010−1)/1010のクロック信号が第2のクロ
ック信号としてVCO12−4から出力される。この結
果、偏差クロック発生部12からは基本クロック発生部
11の基本クロックの周波数に対して10-10 ずれた偏
差クロックが出力される。図3に示す偏差クロック発生
部12は、ディジタルPLL回路で構成したが、アナロ
グPLL回路で構成する例を以下に示す。第2の実施例 図4は、図1中の偏差クロック発生回路12の第2の実
施例を示すアナログPLL回路の回路図である。このア
ナログPLL回路では、ディジタルPLL回路のように
1010分周すると位相比較の周期が非常に長くなるた
め、それを制御するにはコンデンサなどにチャージした
量の放電及び超低域通過フィルタが必要となり現状では
それをLPFで実現できないので、1010分周の代わり
に、位相比較の周期を早くするため分周比の小さい第1
の分周比102 で分周する第1の分周器22−1、及び
セレクタ22−2を有している。第1の分周器22−1
の入力側には、図1中の基本クロック発生部11の出力
側に接続されている。第1の分周器22−1とセレクタ
22−2の出力側には、PC22−3が接続され、さら
にその出力側には、LPF22−4が接続されている。
LPF22−4の出力側には、VCO22−5が接続さ
れている。VCO22−5の出力側には、第2の分周比
102 で分周する第2の分周器22−6、第3の分周比
99で分周する第3の分周器22−7が接続されてい
る。第2の分周器22−6及び第3の分周器22−7の
出力側には、108 値をカウントし、この108 値で第
2の分周器22−6と第3の分周器22−7のそれぞれ
の分周回数を制御するカウンタ22−8及びセレクタ2
2−2が接続されている。カウンタ22−8の出力側に
は、セレクタ22−2が接続されている。セレクタ22
−2は、第2の分周器22−6の出力信号と第3の分周
器22−7の出力信号のいずれかの出力信号をカウンタ
22−8からの制御信号に基づいて選択する。VCO2
2−5から偏差クロックが出力される。
【0011】次に、図4のアナログPLL回路の動作を
説明する。基本クロック発生回路11から出力された周
波数fの基本クロックは、第1の分周器22−1に入力
される。第1の分周器22−1では、基本クロックを1
2 分周し、周波数f/102 の信号をPC22−3に
出力する。一方、VCO22−5から出力された信号
は、第2の分周器22−6、第3の分周器22−7に入
力される。第2の分周器22−6では、102 分周し、
セレクタ22−2及びカウンタ22−8に出力する。第
3の分周器22−7では、99分周し、セレクタ22−
2及びカウンタ22−8に出力する。カウンタ22−8
では、108 値を計数し、そのうち108 −1回は、第
2の分周器22−6の出力を選択し、1回だけ第3の分
周器22−7の出力を選択するようセレクタ22−2を
制御する。セレクタ22−2では、カウンタ22−8か
ら出力される制御信号に基づき、第2の分周器22−6
の出力信号または第3の分周器22−7の出力信号のい
ずれかの出力信号を選択してPC22−3に出力する。
VCO22−5からは、位相差が一定になると安定し
て、次式(1)に示すように[(1010−1)/1
8 ]×(f/102 )=[(1010−1)/1010
×fの周波数の信号が出力される。 (108 −1)×102 +99=1010−1 ・・・(1) この結果、偏差クロック発生部12からは基本クロック
発生部11の基本クロックの周波数に対して10-10
れた偏差クロックが出力される。図5は、図4の応答特
性を示す図である。図中、縦軸は振幅、横軸は時間を示
す。PC22−3では、図5(a)に示すように、10
0分周と99分周との周期の差だけ99分周においてイ
ンパルス入力となるが、同図(b)に示すようにアナロ
グPLLの定数を制御することにより、その応答特性
(インパルス応答)の振幅を抑えることができ、安定し
たクロックを出力することができる。
【0012】以上のように、本第2の実施例では、水晶
発振器等で構成した基本クロック発生部11により発生
した基本クロックに対して10-10 ずれた偏差クロック
をアナログPLL回路により発生させ、この基本クロッ
クと偏差クロックによりネットワークシミュレーション
装置のクロックを構成したので、第1の実施例よりもさ
らに安価なネットワークシミュレーション装置を実現す
ることができるという利点がある。なお、本発明は、上
記実施例に限定されず種々の変形が可能である。その変
形例としては、例えば次のようなものがある。 (1) 本実施例では、基本クロック発生部11の基本
クロックに対して10-10 ずれた偏差クロックを発生す
る例を説明したが、これ以外の偏差の偏差クロックであ
ってもよい。 (2) 図4中の第2の分周器の分周比を1/16、第
3の分周器の分周比を1/15とすることも可能であ
る。あるいは、図4中の第2の分周器の分周比を1/1
5、第3の分周器の分周比を1/14として用いること
も可能である。 (3) 1/2n といった分周比にならない場合のPL
L回路でも使用可能であり、例えば、1/15分周の場
合、1/4,1/4,1/4,1/3分周する形で利用
可能であり、1/14分周の場合、1/4,1/3,1
/4,1/3とすることで平均化させることも可能であ
る。
【0013】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1〜第3
の発明によれば、ネットワークシュレーョン装置におい
て、第1のクロックを発生する基本クロック発生部と、
基本クロック発生部より発生した第1のクロック周波数
に対して所定の精度でずれた前記第2のクロックを発生
する偏差クロック発生部とを、設けている。そのため、
第1のクロックと第2のクロックを発生する2つの高精
度なクロック発生部を用いる必要がなくなり、ネットワ
ークシミュレーション装置をより安価にかつ簡単な構造
に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すネットワークシミュレー
ション装置の構成図である。
【図2】従来のネットワークシミュレーション装置の構
成図である。
【図3】第1の実施例を示す偏差クロック発生部の回路
図である。
【図4】第2の実施例を示す偏差クロック発生部の回路
図である。
【図5】図4の応答特性を示す図である。
【符号の説明】
1,2 被SIM装置 3 遅延装置 4 クロック乗換装置 11 基本クロック発生
部 12 偏差クロック発生
部 12−1 第1のカウンタ 12−2 第2のカウンタ 12−3,22−3 PC 12−4,22−4 LPF 12−5,22−5 VCO 22−1 第1の分周器(1
00分周) 22−2 セレクタ 22−6 第2の分周器(1
00分周) 22−7 第3の分周器(9
9分周) 22−8 カウンタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実際の通信での二つの装置間のデータの
    伝送において発生する遅延を疑似的に発生する遅延装置
    と、 第1のクロックと第2のクロックで動作するように前記
    データのクロック乗換えをするクロック乗換装置とを、 備えたネットワークシュレーション装置において、 前記第1のクロックを発生する基本クロック発生部と、 前記基本クロック発生部より発生した第1のクロックの
    周波数に対して所定の精度でずれた前記第2のクロック
    を発生する偏差クロック発生部とを、 設けたことを特徴とするネットワークシミュレーション
    装置。
  2. 【請求項2】 前記偏差クロック発生部は、 前記基本クロック発生部により発生した第1のクロック
    を第1の分周比で分周する第1のカウンタと、 電圧制御発振器と、 前記電圧制御発振器の発振信号を第2の分周比で分周す
    る第2のカウンタと、 前記第1のカウンタの出力信号と第2のカウンタの出力
    信号との位相差を検出する位相比較器と、 前記位相比較器により検出された位相差に相当する電圧
    を前記電圧制御発振器に供給するループフィルタとを、 備えたことを特徴とする請求項1記載のネットワークシ
    ミュレーション装置。
  3. 【請求項3】 前記偏差クロック発生部は、 前記基本クロック発生部により発生した第1のクロック
    を第1の分周比で分周する第1の分周器と、 電圧制御発振器と、 前記電圧制御発振器の発振信号を分周する複数の分周器
    と、 前記各分周器の分周する回数を制御するカウンタと、 前記カウンタより指示される制御信号に基づき前記複数
    の分周器の出力信号を選択するセレクタと、 前記第1の分周器の出力信号と前記セレクタの出力信号
    との位相差を検出する位相比較器と、 前記位相比較器により検出された位相差に相当する電圧
    を前記電圧制御発振器に供給するループフィルタとを、 備えたことを特徴とする請求項1記載のネットワークシ
    ミュレーション装置。
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