JPH04268841A - 相互同期装置 - Google Patents

相互同期装置

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JPH04268841A
JPH04268841A JP3050770A JP5077091A JPH04268841A JP H04268841 A JPH04268841 A JP H04268841A JP 3050770 A JP3050770 A JP 3050770A JP 5077091 A JP5077091 A JP 5077091A JP H04268841 A JPH04268841 A JP H04268841A
Authority
JP
Japan
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reset
timing
signal
systems
signals
Prior art date
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Pending
Application number
JP3050770A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyotaka Nishi
清隆 西
Yasuo Fukazawa
深澤 康夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
NEC Telecom System Ltd
Original Assignee
NEC Corp
NEC Telecom System Ltd
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Publication date
Application filed by NEC Corp, NEC Telecom System Ltd filed Critical NEC Corp
Priority to JP3050770A priority Critical patent/JPH04268841A/ja
Publication of JPH04268841A publication Critical patent/JPH04268841A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、それぞれ独立したクロ
ック信号発生部を有するM重化されたタイミング信号発
生系に利用する。特に、タイミング信号発生系の相互同
期手段に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、M重化された信号処理系を有す
るシステムではタイミング発生系もM重化されているが
、個々のタイミング系の基になる周波数発信器は個々に
独立であるので、そのままでは周波数および位相ともに
両系のタイミングを一致させることは困難である。そこ
で各系のタイミング信号を一致させるため相互同期が行
われる。なお、一般に使用されるのはM=2、すなわち
二重化の場合がほとんどであり、また説明を簡単化する
ために以降は二重化の場合を説明する。従来、二重化さ
れた系でのタイミング信号の相互同期は、図2に示した
ようにVCO(電圧制御発振器)を用い、互いのタイミ
ング信号の位相差を電圧に換算して発信周波数の制御を
行う方式が一般的であった。ここで、13および17は
それぞれの系のVCO、14および18は自系および他
系のタイミング信号の位相差を検出する位相比較部、1
5および19は位相差に任意の重み付けを与える重み付
け部、また、16および20は重み付けされた位相差の
情報を電圧に変換しVCOを制御する制御電圧信号発生
部である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来例では、発信周波数の制御を制御信号電圧の変動によ
り行うためにノイズ等の影響を受け易いこと、精度を上
げるためには回路が複雑化して小型化に適さないこと、
特に回路構成部品の抵抗値、容量値の誤差により調整が
必要になることが多く集積回路上に実現することは難し
い欠点があった。
【0004】本発明は、このような欠点を除去するもの
で、回路の小規模化が実現できる相互同期装置を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、各系にクロッ
ク信号発生部を備えたM重化構成のタイミング発生系に
含まれる相互同期装置において、上記タイミング発生系
のそれぞれは、上記クロック信号発生部からのクロック
信号を分周してタイミング信号を生成するカウンタと、
このカウンタからのタイミング信号を微分してリセット
信号を生成するリセット信号発生部と、他系のリセット
信号発生部からの(M−1)個のリセット信号に応じて
、両系が所望の比率で交互に自系のカウンタをリセット
するリセット信号を生成するリセット入力制御部とを備
えたことを特徴とする。ここで、上記タイミング発生系
が三重以上の多重化構成であっても良い。
【0006】
【作用】二重化されたタイミング発生系は、それぞれ他
系からのリセット信号を受け、制御部で所望の比率で各
系で交互にカウンタ部をリセットする。これにより、両
系のタイミング信号の周期を所望の比率で平均化するこ
とができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図1はこの実施例の構成を示すブロック
図である。ここで、1および5はそれぞれの系のクロッ
ク信号発生部であり、個々に独立に固有の周波数で発振
する発振器である。2および6はそれぞれ1および5か
らのクロック信号を受け、これをN分周して必要なタイ
ミング信号を発生するためのカウンタである。また3お
よび7はそれぞれN分周カウンタ2および6からのタイ
ミング信号を微分してその変化点で細いパルス幅のリセ
ット信号を発生するリセット信号発生部である。そして
、4および8はそれぞれ他系からのリセット信号を受け
、両系が任意の比率で交互に自系のカウンタ部をリセッ
トさせるよう制御を行う制御部である。ここで、それぞ
れの系が他系の影響を受けず自走したときの固有のタイ
ミング信号の周期をそれぞれT1、T2としたときに、
1回ごとに交互にリセットした場合の両系のタイミング
信号の周期T1、T2はそれぞれの系の固有のタイミン
グ信号の単純平均であり、
【0008】T1′=T2′=(T1+T2)/2にな
る。また、m1:m2の比率で交互にリセットした場合
はm1:m2の比率で重み付けされ、
【0009】   T1′=T2′=(T1・m2+T2・m1)/(
m1+m2)になる。
【0010】すなわち、この実施例は、図1に示すよう
に、各系にクロック信号発生部1(または5)を備えた
二重化構成のタイミング発生系に含まれ、上記タイミン
グ発生系のそれぞれは、上記クロック信号発生部1(ま
たは5)からのクロック信号を分周してタイミング信号
を生成するカウンタ2(または6)と、このカウンタ2
(または6)からのタイミング信号を微分してリセット
信号を生成するリセット信号発生部3(または7)と、
他系のリセット信号発生部7(または3)からのリセッ
ト信号に応じて、両系が所望の比率で交互に自系のカウ
ンタ2(または6)をリセットするリセット信号を生成
するリセット入力制御部4(または8)とを備える。
【0011】次に、この実施例の動作を図3を用いて説
明する。ここで、それぞれの系のN分周カウンタ2およ
び6の分周比NをN1=N2=20、またそれぞれの固
有のタイミング信号の周期をT1=24、T2=20と
した場合で説明する。図3のAおよびBはそれぞれ各系
の固有のタイミング信号のタイムチャートであり、クロ
ック信号発生部1および5からの固有のクロック信号を
20分周したものである。
【0012】最初に、タイミング信号1回ごとに1:1
の比率で交互にリセットした場合を説明する。このとき
の各系のタイミング信号波形をCおよびDに示す。ここ
でリセット信号は各タイミング信号の立ち下がり変化点
の位置に十分細いパルスとして発出されるものとし、各
系の制御部によりそれぞれのカウンタ部に両系間で1:
1の比率で交互に入力されるよう制御される。このとき
に、まずCの■の位置でDの信号の系のカウンタがリセ
ットされる。この結果として、Dのタイミング信号はリ
セットされた位置から再度20分周を行うため次の立ち
下がり変化点は固有のタイミング信号のそれに比べ(T
1−T2)分だけ遅れた位置になる。次に、このDの■
の位置でCの信号の系のカウンタがフルカウントする前
にリセットされ、その結果としてCの■の変化点は固有
のタイミング信号のそれに比べ(T1−T2)分だけ進
んだ位置になる。このようにして交互に他系をリセット
したときの■ままでのCおよびDの平均周期は、
【00
13】   (T1・3+T2・3)/6=(24×3+20×
3)/6=22になり両系の周期が平均されたことが分
かる。
【0014】次に、2:1の比率で交互にリセットした
場合について説明する。図3のEおよびFはこのときの
各系のタイミング信号の波形を示したもので、Eの信号
系からFの信号系へ1回、その後Fの信号系からEの信
号系へ2回リセットが行われた場合を示す。ここで、■
までのEおよびFの平均周期を求めると、
【0015】   (T1・2+T2・4)/6=(24×2+20×
4)/6=21.33 になり、両系の周期が1:2の
重み付けで平均化されたことが分かる。
【0016】ここで図にも現れているように、両系の変
化点は必ずしも一致はしておらず、また周期も常に一定
とは限らない。またCおよびDの■までの平均周期は、
  Cでは  (T1・3+T2・2)/5=(24×
3+20×3)/5=22.4  Dでは  (T1・
2+T2・3)/5=(24×2+20×3)/5=2
1.6になり、平均値と一致していない。しかし、これ
は説明の都合上周期の差異を大きく、また短い範囲で考
えたためで、実際には両系の発振周波数の差異はより小
さい範囲で用いられるのが一般的であり、また長時間で
の平均周期は理論値とほぼ一致するので実用上の問題は
ない。
【0017】また、ここでは分周比Nを20としたが、
クロック信号発生部1の発振器の発振周波数を高くしN
を大きな値に設定することによって、より精度の高いも
のが実現できる。
【0018】なお、ここでは説明を簡単化するため二重
化された系について述べたが、図4に示すようにM重化
された系についても同様の効果が実現できる。
【0019】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、ノイズ
等の影響を受けにくく、回路規模の増大を抑え、調整箇
所をなくした回路を提供できる効果がある。さらに、ク
ロック信号発生部をのぞけば集積回路上に相互同期回路
を実現できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明実施例の構成を示すブロック構成図
【図2】  従来例の構成を示すブロック構成図。
【図3】  本発明実施例の動作を示す波形図。
【図4】  本発明の一般的構成を示すブロック構成図
【符号の説明】
1、5、9    クロック信号発生部2、6、10 
   N分周カウンタ 3、7、11    リセット信号発生部4、8、12
    リセット入力制御部13、17    VCO 14、18    位相比較部 15、19    重み付け部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  各系にクロック信号発生部を備えたM
    重化構成のタイミング発生系に含まれる相互同期装置に
    おいて、上記タイミング発生系のそれぞれは、上記クロ
    ック信号発生部からのクロック信号を分周してタイミン
    グ信号を生成するカウンタと、このカウンタからのタイ
    ミング信号を微分してリセット信号を生成するリセット
    信号発生部と、他系のリセット信号発生部からの(M−
    1)個のリセット信号に応じて、両系が所望の比率で交
    互に自系のカウンタをリセットするリセット信号を生成
    するリセット入力制御部とを備えたことを特徴とする相
    互同期装置。
  2. 【請求項2】  上記タイミング発生系が二重化構成で
    ある請求項1記載の相互同期装置。
JP3050770A 1991-02-22 1991-02-22 相互同期装置 Pending JPH04268841A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009088879A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Hitachi Ltd 多重系構成における異常発振検出回路
JP2015027155A (ja) * 2013-07-25 2015-02-05 株式会社ダイヘン インバータ回路を制御する制御回路、当該制御回路を備えたインバータ装置、当該インバータ装置を備えた電力システム、および、制御方法
CN108989014A (zh) * 2018-07-11 2018-12-11 江苏省精创电气股份有限公司 一种宽时钟容差的单线串行半双工通信方法
US10247764B2 (en) 2013-07-25 2019-04-02 Daihen Corporation Method for controlling devices provided with communication function, and device used in implementing the method

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