JPH06334491A - クロック発生回路 - Google Patents

クロック発生回路

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JPH06334491A
JPH06334491A JP5119641A JP11964193A JPH06334491A JP H06334491 A JPH06334491 A JP H06334491A JP 5119641 A JP5119641 A JP 5119641A JP 11964193 A JP11964193 A JP 11964193A JP H06334491 A JPH06334491 A JP H06334491A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
frequency
circuit
phase
tap
Prior art date
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Pending
Application number
JP5119641A
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English (en)
Inventor
Riichiro Yoshida
理一郎 吉田
Tomomasa Ootsuki
智雅 大月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba AVE Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH06334491A publication Critical patent/JPH06334491A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】少ないハードウエア規模で、発振器出力に位相
同期した複数の周波数の異なる出力信号を得られるよう
にする。 【構成】リング発振器101には、位相同期しておりか
つ遅延時間の異なる複数のタップ出力があり、これらが
微分器211〜21nに入力され微分される。この微分
出力は、論理和回路250で合成され、必要な周波数に
分周器260で分周されて出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、位相同期した周波数
の異なる複数の信号を同時に発生するクロック発生回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】図5には、従来のクロック発生回路を示
している。発振器(OSC)501が出力する信号(周
波数f0 )に位相同期した信号(周波数(n/m) f0 )を
得るためには、位相同期ループ(PLL)回路510を
必要としている。以下、詳しく説明する。発振器501
の出力信号(周波数f0 )は、第1の分周器502に入
力されて分周される。第1の分周器502の出力は、位
相比較器503に入力されて、第2の分周器507の出
力と位相比較される。位相比較器503から得られた位
相誤差信号は、ループフィルタ504にて積分平滑さ
れ、電圧制御発振器(VCO)505の周波数及び位相
制御端子に供給される。電圧制御発振器505の出力
は、第2の分周器507に入力されて分周され、先の位
相比較器503に帰還されるとともに、第3の分周器5
06に入力されて分周され、先の位相同期した信号(周
波数(n/m) f0 )となる。
【0003】上記の構成により、最終出力信号(周波数
(n/m) f0 )は、発振器(OSC)501が出力する信
号(周波数f0 )に位相同期した信号となる。ここで、
複数の位相同期した信号を得ようとする場合、PLL回
路510と同様なPLL回路をさらに並列に増設しなけ
ればならない。この結果、複数の位相同期した信号を得
る回路を構成すると、ハードウエアの規模が増大せざる
を得ない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のクロック発生回路によるとPLL回路を用いて発振器
出力に位相同期した出力信号を得る方式であるために、
複数の位相同期した周波数の異なる出力信号を得る場合
は、PLL回路の数が増えてハードウエア規模が増大せ
ざるを得ないという問題があった。
【0005】そこでこの発明は、少ないハードウエア規
模で、発振器出力に位相同期した複数の周波数の異なる
出力信号を得られるようにしたクロック発生回路を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、複数のゲー
ト遅延素子を用いたリング発振器と、前記ゲート遅延素
子の各タップ出力をそれぞれ微分し、各微分出力信号を
組み合わせて所望の周波数のクロック列を得る手段とを
備えるものである。
【0007】
【作用】上記の手段により、従来の如くPLL回路を用
いなくても、リング発振器のタップ出力が位相同期関係
にあることから、これらを組み合わせれば、容易に複数
の位相同期したクロック列を得ることができる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。図1はこの発明の一実施例である。101は周
波数f0 の発振出力を得るリング発振器であり、このリ
ング発振器101は、複数のゲート遅延素子を用いて構
成されている。1個のゲート遅延素子のゲート遅延分
は、1/(n・f0)である。このリング発振器101の、
各ゲート遅延素子の各タップから出力を導出し、それぞ
れを逓倍器201の微分器211、212、…21nで
微分すれば、各微分出力はリング発振器101の周波数
f0 の発振出力に位相同期していることになる。微分器
211、212、…21nの出力は、論理和回路250
に入力されて合成されると、この論理和回路250の出
力は、nf0 の周波数となる。ここで、最終出力信号
(周波数(n/m) f0 )を得るには、論理和回路250の
出力を、1/m分周器260で分周することにより得る
ことができる。この結果、上記の実施例によると、周波
数f0 のクロックと、周波数(n/m) f0 のクロックの2
種類を得ることができ、互いのクロックは位相同期関係
にあることになる。
【0009】図2は、さらに上記実施例の回路を詳しく
示し、図3は回路の動作波形を示している。この例で
は、リング発振器の発振周波数f0 に対し、f1 =(3/
4) ×f0 の関係を持つ周波数f1 の第2の信号を発生
する場合を示している。リング発振器101は、1段あ
たりの遅延時間がd[sec ]のゲート遅延素子141〜
151を縦続接続し、最終段に反転素子152を有す
る。反転素子152の出力は、初段のゲート遅延素子1
41に入力されている。
【0010】タップ121からは、リング発振器101
の出力である基準信号refと同相の信号が出力され
る。次のタップ122からは、タップ121に対してd
[sec]遅延した信号が得られ、タップ123からは、
タップ121に対して2d[sec ]遅延した信号が得ら
れる。同様にタップ132からは基準信号refに対し
て11d[sec ]遅延した信号が得られる。微分器21
1は、タップ121の出力とタップ122の出力を用い
て、基準信号refに対して同位相でありかつパルス幅
d[sec ]の微分信号D1を出力する。即ち、微分器2
11は、反転回路311とアンド回路312で構成さ
れ、反転回路311ではタップ121の出力に対してd
[sec ]遅れたタップ122の出力を反転している。ア
ンド回路312では、タップ121の出力(図3
(b))とタップ122の反転出力(図3(c))との
論理積をとることにより、パルス幅d[sec ]の微分出
力(図3(d))を得る。また、タップ125、126
の出力が入力される微分器212も同様な構成であり、
反転回路313とアンド回路314により構成されてい
る。タップ125の出力は、図3(e)、タップ126
の出力は図3(f)である。よって微分器212の出力
D2は、図3(g)のようになる。さらに、タップ12
9、130の出力が入力される微分器213も同様な構
成であり、反転回路315とアンド回路316により構
成されている。タップ129の出力は、図3(h)、タ
ップ130の出力は図3(i)である。よって微分器2
12の出力D3は、図3(j)のようになる。
【0011】微分器211の出力D1は、基準信号re
fに対して同相であり、微分器212の出力D2は、4
d遅延しており、微分器213の出力D3は、8d遅延
している。これらの出力が入力される論理和(オア)回
路250からは、図3(k)に示すような信号が出力さ
れる。この信号は周波数が3f0 となっている。ここで
この信号を1/4分周器260に入力して分周すると、
図3(l)に示すように、周波数f1 =(3/4) ×f0 の
信号が得られる。
【0012】さらに周波数の異なる信号を同時に得る場
合には、微分器とオア回路と分周器の組み合わせを増設
することにより種々の信号を簡単に得ることができ、い
ずれも基準信号refに位相同期した信号として得るこ
とができる。
【0013】
【発明の効果】上記したようにこの発明によれば、少な
いハードウエア規模で、発振器出力に位相同期した複数
の周波数の異なる出力信号を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図。
【図2】図1の回路をさらに詳しく示す図。
【図3】図2の回路の各部信号波形図。
【図4】従来のクロック発生回路を示す図。
【符号の説明】
101…リング発振器、201…逓倍器、211〜21
n…微分器、250…論理和回路、260…分周器。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のゲート遅延素子を用いたリング発
    振器と、 前記ゲート遅延素子の各タップ出力をそれぞれ微分し、
    各微分出力信号を組み合わせて所望の周波数のクロック
    列を得る手段とを具備したことを特徴とするクロック発
    生回路。
  2. 【請求項2】 前記微分出力信号の組み合わせて所望の
    周波数のクロック列を得る手段は、 前記微分出力信号の組み合わせのために前記リング発振
    器の発振出力の周波数f0 のn倍の周波数の出力を得る
    論理和回路と、 前記所望の周波数を得るために前記論理和回路の出力を
    分周する分周回路とを具備したことを特徴とする請求項
    1記載のクロック発生回路。
  3. 【請求項3】 前記ゲート遅延素子の任意のタップ出力
    をそれぞれ微分して、各微分出力を組み合わせ所望の周
    波数のクロック列を得る手段は、複数並列に設けられて
    いることを特徴とする請求項1記載のクロック発生回
    路。
JP5119641A 1993-05-21 1993-05-21 クロック発生回路 Pending JPH06334491A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009303034A (ja) * 2008-06-16 2009-12-24 Koko Res Kk 周波数変換器

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