JPH0993232A - クロック乗換回路 - Google Patents

クロック乗換回路

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JPH0993232A
JPH0993232A JP7246098A JP24609895A JPH0993232A JP H0993232 A JPH0993232 A JP H0993232A JP 7246098 A JP7246098 A JP 7246098A JP 24609895 A JP24609895 A JP 24609895A JP H0993232 A JPH0993232 A JP H0993232A
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JP
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clock
unit
phase comparison
frequency
clocks
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JP7246098A
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Inventor
Masako Baba
真佐子 馬場
Tomoharu Watanabe
智治 渡辺
Yukako Nakai
由佳子 中井
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】入力データに対して最適なラッチするクロック
を得る。 【解決手段】内部クロックを分周して、1ビットずつシ
フトした複数のクロックを出力する分周部43と、分周
部からの複数のクロックのうち外部からの選択指示によ
り第1のクロックを出力する選択部44と、外部クロッ
クと、分周部からの複数のクロックのうち予め決められ
た第2のクロックとの位相を比較して、位相比較結果を
出力する位相比較部1と、位相比較部からの位相比較結
果が互いのクロックの位相が合った状態になるように内
部クロックの周波数を変化させる周波数制御部3と、入
力データを入力する第1のクロックのタイミングでラッ
チするデータラッチ部5とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の詳細な技術分野】本発明は、ディジタル伝送装
置等において外部クロックに同期して入力するデータを
位相同期回路PLL(Phase-locked Loop)を用いて内部
クロックに同期させて出力するクロック乗換回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図13は、従来のPLL回路の構成図を
示し、図14は、従来のクロック乗換回路構成図を示
し、図15は、従来のクロック乗換回路の動作タイムチ
ャートその1を示し、図16は、従来のクロック乗換回
路の動作タイムチャートその2を示す。
【0003】図13のPLL回路の構成図の簡単な動作
を説明する。位相比較回路1は、入力周波数と電圧制御
発振器(VCO)3の発振周波数を位相比較して、位相
比較結果を電圧に変換する。低域通過フィルタ(LP
F)2は、位相比較回路1で得られた電圧を平滑化す
る。電圧制御発振器(VCO)3は、LPF2からの平
滑された電圧で出力周波数を制御する。
【0004】図14の従来のクロック乗換回路の動作に
ついて、図15、図16のタイムチャートを使って説明
する。外部クロックであるクロックAが変動しない通常
の場合について説明する。クロック乗換回路100は、
入力データB自身のクロックと異なるクロックで入力デ
ータBを打ち直して、出力するものである。フリップフ
ロップ11は、入力データB(図15の(b)参照)を
6分周回路12の出力である6分周したクロックC’
(図15の(c)参照)の立ち上がりでデータBをラッ
チする。6分周回路12は、入力クロックCを6分周し
てクロックC’(図15の(c)参照)を生成する。位
相比較器1は、外部クロックである入力クロックA(図
15の(a)参照)と内部クロックである入力クロック
Cの位相差を得るものである。位相比較回路1は、フリ
ップフロップ13,14とEX−OR16からなる。フ
リップフロップ13は、入力クロックA(図15の
(a)参照)の立ち上がり毎に出力を反転させるもの
で、出力X(図15の(d)参照)を得る。フリップフ
ロップ14は、6分周回路12からの出力C’(図15
の(c)参照)の立ち上がり毎に出力を反転させるもの
で、出力Y(図15の(e)参照)を得る。EX−OR
16は、フリップフロップ13,14からの出力X,Y
(図15の(d)、(e)参照)を入力として、位相比
較結果Z(図15の(f)参照)を出力する。LPF2
は、位相比較器1の位相比較結果Z(図15の(f)参
照)を平滑化した電圧として出力する。VCO3は、L
PF2からの電圧を基にクロックを生成し、入力クロッ
クCを出力する。
【0005】外部クロックであるクロックAが変動する
場合について説明する。図16を見てもわかるように、
外部クロックであるクロックAが点線の状態から実線の
状態に移る、つまりクロックAが変動したことを示して
いる(図16の(a)参照)。位相比較回路1内のフリ
ップフロップ13に入力するクロックA(図16の
(a)の実線部分参照)が出力X(図16の(d)の実
線部分参照)を得るが、点線の状態から実線の状態に移
った出力Xが得られる。クロックCについては変動して
いないので、フリップフロップ14から得られる出力Y
(図16の(e)参照)は前記の説明同様かわらない。
EX−OR16は、フリップフロップ13,14からの
出力X,Y(図16の(d)、(e)参照)を入力とし
て、位相比較結果Zを出力するが、点線の状態から実線
の状態になった出力Z(図16の(f)参照)を得る。
位相比較結果Zは、デューティ50%の出力でないの
で、位相比較器1、LPF2、VCO3のPLL回路系
で位相比較結果出力がデューティ50%になるように制
御される。そうすると、クロックC’(図16の(g)
参照)は、当初のクロックC’(図16の(c)参照)
より位相がずれる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】内部クロックと外部ク
ロックとの位相比較結果がデューティが50%になる時
に、入力データの真ん中でラッチできる外部クロックと
入力データは同一位相としてように外部クロックと内部
クロックとの位相を予め設定している。しかし、外部ク
ロックと入力データ間に位相差がある場合、入力データ
をラッチする内部クロックを分周したクロックの立ち上
がりがデータの真ん中に位置せずラッチ出来なくなり、
データの高速化に伴い精度のよいデータが得られなくな
るという問題がある。
【0007】本発明は、上記問題点にかんがみ外部クロ
ックと入力データに位相差があってもデータラッチ用ク
ロックと、位相比較用クロックを各々選択することで、
位相比較結果が50%の時、入力データをラッチする内
部クロックを分周したクロックの位相がずれないように
行うことで、入力データに対して最適なラッチするクロ
ックが得られるようなクロック乗換回路を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の解決する
ための手段は、外部クロックに同期して入力するデータ
信号を外部クロックと周波数同期した内部クロックに同
期させて出力するクロック乗換回路において、該内部ク
ロックを分周して、1ビットずつシフトした複数のクロ
ックを出力する分周部と、分周部からの複数のクロック
のうち外部からの選択指示により第1のクロックを出力
する選択部と、外部クロックと、分周部からの複数のク
ロックのうち予め決められた第2のクロックとの位相を
比較して、位相比較結果を出力する位相比較部と、位相
比較部からの位相比較結果が互いのクロックの位相が合
った状態になるように内部クロックの周波数を変化させ
る周波数制御部と、入力データを入力する該第1のクロ
ックのタイミングでラッチするデータラッチ部とを有す
ることである。
【0009】本発明の第2の解決するための手段は、外
部クロックに同期して入力するデータ信号を外部クロッ
クと周波数同期した内部クロックに同期させて出力する
クロック乗換回路において、内部クロックを分周して、
1ビットずつシフトした複数のクロックを出力する分周
部と、分周部からの複数のクロックのうち外部からの選
択指示により第1のクロックを出力する選択部と、外部
クロックと、選択部からの第1クロックとの位相を比較
して、位相比較結果を出力する位相比較部と、位相比較
部からの位相比較結果が互いのクロックの位相が合った
状態になるように内部クロックの周波数を変化させる周
波数制御部と、入力データを入力する分周部からの複数
のクロックのうち予め決められた第2のクロックのタイ
ミングでラッチするデータラッチ部とを有することであ
る。
【0010】本発明の第3の解決するための手段は、外
部クロックに同期して入力するデータ信号を外部クロッ
クと周波数同期した内部クロックに同期させて出力する
クロック乗換回路において、内部クロックを分周して、
1ビットずつシフトした複数のクロックを出力する分周
部と、分周部からの複数のクロックのうち外部からの第
1の選択指示により第1のクロックを出力する第1の選
択部と、分周部からの複数のクロックのうち外部からの
第2の選択指示により第2のクロックを出力する第2の
選択部と、外部クロックと、第2の選択部からの第2ク
ロックとの位相を比較して、位相比較結果を出力する位
相比較部と、位相比較部からの位相比較結果が互いのク
ロックの位相が合った状態になるように内部クロックの
周波数を変化させる周波数制御部と、入力データを第1
の選択部からの第1のクロックのタイミングでラッチす
るデータラッチ部とを有することである。
【0011】本発明の第4の解決するための手段は、外
部クロックに同期して入力するデータ信号を外部クロッ
クと周波数同期した内部クロックに同期させて出力する
クロック乗換回路において、内部クロックを分周して、
1ビットずつシフトした複数のクロックのうち、入力デ
ータと外部クロックの位相差を考慮して予め決められた
第1のクロックと第2のクロックを出力する分周部と、
外部クロックと、分周部からの第1の選択部からの第1
クロックとの位相を比較して位相比較結果を出力する位
相比較部と、位相比較部からの位相比較結果が互いのク
ロックの位相が合った状態になるように内部クロックの
周波数を変化させる周波数制御部と、入力データを分周
部からの第2のクロックのタイミングでラッチするデー
タラッチ部とを有することである。
【0012】以上の構成により、本発明は、入力データ
と外部クロックの位相差があっても、PLL系の制御が
かかって入力データの真ん中でラッチできるクロックを
得られ、確実なクロック乗換えを行うことができる。
【0013】
【発明の実施形態】図1は、第1の実施形態のクロック
乗換回路構成図を示す。図2は、第1の実施形態の動作
タイムチャートその1を示す。図3は、第1の実施形態
の動作タイムチャートその2を示す。以下に本発明のク
ロック乗換回路の第1の実施形態の動作について図1〜
図3を用いて説明する。
【0014】図1において、位相比較器1はフリップフ
ロップ11、12及びEX−OR13からなる。2はL
PF(ローパスフィルタ)、3はVCO(電圧制御発振
器)である。クロック生成部4は、3bitカウンタ4
1、デコーダ42、6bitシフトレジスタ及び6:1
セレクタ44からなる。5はフリップフロップ5であ
る。
【0015】外部クロックである入力クロックA(図2
の(k)参照)がフリップフロップ12に入力される。
フリップフロップ12は入力される入力クロックAの立
ち上がり毎に出力を反転させて出力X(図2の(m)参
照)を得る。3bitカウンタ41は高速クロックC
(図2の(a)参照)に基づいてカウントして、カウン
ト値を出力する。デコーダ42は3bitカウンタ41
のカウント値が5(図2の(b)参照)であることを検
出すると、3bitカウンタ41のL端子にパルス
“1”(図2の(c)参照)を出力する。3bitカウ
ンタ41は、デコーダ42からのパルス“1”を受け
て、クロックCの立ち上がりでカウンタ値を“0”にし
て、デコーダ42に出力する。6bitシフトレジスタ
43は、デコーダ42のパルス“1”の出力を受けて、
順次1ビットずつずらして、6bitシフトさせた分周
クロック〜(図2の(d)〜(i)参照)まで生成
する。6:1セレクタ44は6bitシフトレジスタ4
3からの分周クロック〜を受けて、信号選択信号に
より分周クロックを選択して、出力する。フリップフ
ロップ5は、6:1セレクタ44の出力C’(図2の
(g)参照)の立ち上がりで6パラの入力データB(図
2の(l)参照)をラッチする。フリップフロップ11
は6bitシフトレジスタ43のQ3出力である分周ク
ロック(図2の(f)参照)の立ち上がり毎に出力を
反転して、出力Y(図2の(j)参照)を得る。EX−
OR16はフリップフロップ11、12からの出力X,
Y(図2の(m)、(j)参照)を入力として、位相比
較結果Z(図2の(n)参照)を出力する。LPF2
は、位相比較器12からの電圧を基にクロックを生成
し、入力クロックC(図2の(a)参照)を出力する。
【0016】上記第1の実施形態で、6bitシフトレ
ジスタ43の分周クロック〜のうちフリップフロッ
プ5のクロックC’を分周クロックで、フリップフロ
ップ14のクロックC”を分周クロックとした場合に
ついて以下のように説明する。図3の第1の実施形態の
動作タイムチャートその2は、図2の第1の実施形態の
動作タイムチャートその1とデコーダ42までの動作タ
イムチャートと同じである。但し、前記で説明したもの
と重複するものについての動作説明は省略する。
【0017】フリップフロップ5は、6bitシフトレ
ジスタ43から分周クロック(図3の(d)参照)を
入力として、分周クロックの立ち上がり毎に出力を反
転させるもので、出力Y(図3の(f)参照)を得る。
6:1セレクタは、信号選択入力からの選択指示により
分周クロックを出力する。フリップフロップ5は、入
力データB(図3の(h)参照)を6:1セレクタ44
からの分周クロック(図3の(e)参照)の立ち上が
りでラッチする。フリップフロップ12は外部クロック
である入力クロックA(図3の(g)参照)の立ち上が
り毎に出力を反転させて、出力Xを得る。EX−OR1
3は、フリップフロップ11、12からの出力X、Y
(図3の(i)、(j)参照)を入力として、位相比較
結果Z(図3の(j)参照)を得る。しかし、EX−O
R13からの位相比較結果Zは、デューティが50%で
ない。その為、LPF2、VCO3からなるPLL制御
系は、位相比較結果Zがデューティ50%になるよう高
速クロックCの周波数を制御する。そうすると、図3の
第1の実施形態の動作タイムチャートその2にも示され
ているように、出力C’、C”は、それぞれ分周クロッ
ク’、分周クロック’(図3の(l)、(m)参
照)となる。フリップフロップ5のタイミングクロック
となる分周クロック’は、入力データBの真ん中のタ
イミングとなる。
【0018】図4は、第2の実施形態のクロック乗換回
路構成図を示す。第2の実施形態は、第1の実施形態と
6:1セレクタ44からの出力をフリップフロップ14
に入力し、6bitシフトレジスタ43の出力端子Q3
からの出力を入力データBをラッチするフリップフロッ
プ5のタイミングクロックとして入力する点が異なるだ
けで他の部分について同様である。
【0019】第2の実施形態のクロック乗換回路の動作
について、図4と図5の第2の実施形態の動作タイムチ
ャートを用いて説明する。高速クロックC(図5の
(a)参照)が3bitカウンタ41と6bitシフト
レジスタ43に入力される。3bitカウンタ41は、
入力される高速クロックCの立ち上がりに基づいてカウ
ンタ値を0から順次1ずつ増やしていく。(図5の
(b)参照)デコーダ42は、3bitカウンタからの
カウンタ値が5になると、図5の(c)を出力する。3
bitカウンタ41はデコーダ42の出力を受けて、D
端子に0を入力して、カウンタ値を0にする。それと同
時に6bitシフトレジスタ43は、デコーダ42から
の図5の(c)の出力を得て、出力端子Q1〜Q6から
分周クロック〜(図5の(d)〜(i)参照)を出
力する。6:1セレクタ44は、6bitシフトレジス
タ43からの分周クロック〜のうち信号選択により
分周クロック(図5の(e)参照)を出力する。位相
比較器1のフリップフロップ12は、外部クロックであ
る入力クロックA(図5の(k)参照)の立ち上がり毎
に出力を反転させて、出力X(図3の(m)参照)を得
る。位相比較器1内のフリップフロップ14は、クロッ
ク生成部4内の6:1セレクタ44の出力C”の立ち上
がり毎に出力を反転させて、出力Y(図5の(j)参
照)を得る。EX−OR13は、フリップフロップ1
3、14からの出力X、Y(図5の(m)、(j)参
照)を入力として、位相比較結果Z(図5の(n)参
照)を得る。EX−OR13からの位相比較結果Zは、
デューティが50%でない。その為、LPF2、VCO
3からなるPLL制御系は、位相比較結果Zがデューテ
ィ50%になるよう高速クロックCの周波数を制御す
る。そうすると、図5の第2の実施形態の動作タイムチ
ャートにも示されているように、出力C’、C”は、そ
れぞれ分周クロック’、分周クロック’(図5の
(p)、(q)参照)となる。フリップフロップ5のタ
イミングクロックとなる分周クロック’は、入力デー
タBの真ん中のタイミングで入力データBをラッチす
る。
【0020】図6は、第3の実施形態のクロック乗換回
路構成図を示す。第3の実施形態は、第1の実施形態と
違い6bitシフトレジスタの出力をそのまま入力とす
る6:1セレクタをもう1つ並行に設けている。第3の
実施形態のクロック乗換回路の動作について、図6のク
ロック乗換回路構成図と図7の第3の実施形態の動作タ
イムチャートを用いて説明する。尚、第2の実施形態と
重複する部分についての説明は省略する。
【0021】6bitシフトレジスタ43は、入力され
た高速クロックに基づいて、1bitずつシフトした6
つの出力Q1〜Q6つまり分周クロック〜を6:1
セレクタ44、45へ出力する。6:1セレクタ44
は、入力された分周クロック〜のうちデータラッチ
信号選択より分周クロックを出力する。6:1セレク
タ45は、入力された分周クロック〜のうち位相比
較信号選択より分周クロックを出力する。フリップフ
ロップ12は入力クロックA(図7の(k)参照)の立
ち上がり毎に出力を反転して、出力X(図7の(m)参
照)をEX−OR13に出力する。フリップフロップ1
1は、6:1セレクタ45の出力C”の立ち上がり毎に
出力を反転して、出力Y(図7の(j)参照)をEX−
OR13へ出力する。LPF2、VCO3のPLL制御
系は、3bitカウンタ41及び6bitシフトレジス
タ43のクロックとして与えられる高速クロックCの周
波数(ある期間内にクロックの立ち上がりの数)を変化
させながら、EX−OR13の位相比較結果Zのデュー
ティが50%となるクロックCの位相に合うクロックと
なる周波数に制御する。位相比較器1の出力である位相
結果Zがデューティ50%となった時、フリップフロッ
プ5は6:1セレクタ44からの分周クロック(図7の
(q)参照)で入力データB(図7の(k)参照)をラ
ッチする。6:1セレクタ45の分周クロックは、図7
の(q)のようになる。
【0022】図8は第4の実施形態のクロック乗換回路
構成図を示す。図8の第4の実施形態は、第1の実施形
態の6bitシフトレジスタ43と6:1セレクタ44
を2bitシフトレジスタ46に置き換えて同等の機能
を実現したものである。図8の第4の実施形態の動作を
図9の動作タイムチャートを用いて説明する。フリップ
フロップ12は、外部クロックである入力クロックA
(図9の(f)参照)の立ち上がり毎に出力を反転し
て、出力X(図9の(h)参照)を得る。3bitカウ
ンタ41は高速クロックC(図9の(a)参照)のタイ
ミングにより順次カウントしていき、逐次カウント値を
出力する。デコーダ42は、3bitカウンタ41のカ
ウント値の入力を受けて、カウント値が“5”になると
図9の(c)のクロックを3bitカウンタ41のロー
ドLに出力する。3bitカウンタ41はロードLに図
9の(c)のクロックが入力されると、カウンタ値を
“0”にリセットする。2bitシフトレジスタ46は
デコーダ42のパルス“1”の入力を受けて、順次1ビ
ットシフトしたパルス(図9の(d)参照)をQ1、Q
2から出力する。フリップフロップ11は2bitシフ
トレジスタ46の出力C”(図9の(d)の分周クロッ
ク)の立ち上がり毎に出力を反転させて、パルスY
(図9の(e)参照)を出力する。EX−OR13は、
入力X,Yにより位相比較結果Z(図9の(i))を出
力する。LPF2は、EX−OR13からの位相比較結
果Zを平滑化した電圧として出力する。VCO3は、L
PF2からの電圧を基に高速クロックCを生成して、出
力する。2bitシフトレジスタ46の出力Q1、Q2
は、図9の(k)、(l)となり、位相比較器1の位相
比較結果が図9の(j)となる。その時点で、フリップ
フロップ5は入力データBを2bitシフトレジスタ4
6の出力Q1の立ち上がりでラッチする。(図9の
(g)、(l)参照) 図10は第5の実施形態のクロック乗換回路構成図を示
す。図10は、第2の実施形態と6bitシフトレジス
タの出力を6:1セレクタで選択する前に、6bitシ
フトレジスタの個々の出力をフリップフロップを介して
6:1セレクタへ出力する点が異なる。
【0023】図10の第5の実施形態の動作を図11の
第5の実施形態の動作タイムチャートを用いて説明す
る。フリップフロップ12は入力クロックA(図11の
(j)参照)の立ち上がり毎に出力を反転して、パルス
X(図11の(l)参照)を得る。3bitカウンタ4
1はD端子にパルス‘0’を入力して、高速クロックの
立ち上がり毎にカウンタ値を順次1ずつ増やして、出力
する。デコーダ42は3bitカウンタ41のカウンタ
値“5”が入力されると、図11の(c)のクロックを
出力する。3bitカウンタ41は、L端子にデコーダ
42から図11の(c)のクロックが入力されると、カ
ウント値を0とする。6bitシフトレジスタ43はデ
コーダ42の図11の(c)のクロックの入力を基に1
ビットずつ計6ビットシフトした分周クロックを出力端
子Q1〜Q6から図11の(d)〜(i)を出力する。
フリップフロップ14は6bitシフトレジスタ43の
出力端子Q1のクロックの立ち上がり毎に出力を反転し
た位相比較信号Q1Y(図11の(l)参照)を6:1
セレクタ44へ出力する。フリップフロップ15は6b
itシフトレジスタ43の出力端子Q2のクロックの立
ち上がり毎に出力を反転した位相比較信号Q2Y(図1
1の(m)参照)を6:1セレクタ44へ出力する。フ
リップフロップ16は6bitシフトレジスタ43の出
力端子Q3のクロックの立ち上がり毎に出力を反転した
位相比較信号Q3Y(図11の(o)参照)を6:1セ
レクタ44へ出力する。フリップフロップ17は6bi
tシフトレジスタ43の出力端子Q4のクロックの立ち
上がり毎に出力を反転した位相比較信号Q4Y(図11
の(p)参照)を6:1セレクタ44へ出力する。フリ
ップフロップ18は6bitシフトレジスタ43の出力
端子Q5のクロックの立ち上がり毎に出力を反転した位
相比較信号Q5Y(図11の(q)参照)を6:1セレ
クタ44へ出力する。フリップフロップ19は6bit
シフトレジスタ43の出力端子Q6のクロックの立ち上
がり毎に出力を反転した位相比較信号Q6Y(図11の
(r)参照)を6:1セレクタ44へ出力する。6:1
セレクタ44はフリップフロップ14〜19の位相比較
信号Q1Y〜Q6Yのうち位相比較信号選択によりQ2
Yを選択して、EX−OR13の一方の端子へ出力す
る。EX−OR13はフリップフロップ12からの出力
X(図11の(l)参照)と6:1セレクタ44からの
出力Q2Yの入力により位相比較結果Z(図11の
(s)参照)を出力する。この位相比較結果Zはデュー
ティが50%でないので、デューティが50%になるよ
うなLPF2及びVCO3により制御される。VCO3
は位相比較結果Zがデューティ50%になるように徐々
にクロックCの周波数を変化させながら制御している。
【0024】3bitカウンタ41はVCO3から得ら
れる高速クロックCが所定期間内にクロック数が6から
5に減ることにより位相比較結果Zをデューティ50%
に制御され、1クロック分だけカウントが遅くなる。そ
れによりデコーダ42は3bitカウンタ41からカウ
ント値“5”が出力されるのが1クロック分遅れてくる
ので、パルス“1”を1クロック分遅れて出力する。6
bitシフトレジスタ43はデコーダ42からPLLの
制御がかかる前に比べ1クロック分遅れたパルス“1”
が入力され、出力端子Q1〜Q6の出力もそれぞれ1ク
ロック分遅れたパルスが得られる。フリップフロップ5
は6bitシフトレジスタ43の出力端子Q3からの出
力(分周クロック’)により入力データBの真ん中で
ラッチする。6bitシフトレジスタ43は、出力端子
Q2からPLLの制御がかかる前に比べ1クロック分遅
れた分周クロック’を出力する。6bitシフトレジ
スタ43の出力端子Q3のクロックはフリップフロップ
11に入力される。フリップフロップ5は6bitシフ
トレジスタ43の出力端子Q3のパルスの立ち上がりで
入力データBをラッチして、出力する。以上の動作は、
一時的なものでなく、周期的に繰り返されるものであ
る。
【0025】図12は、第6の実施形態のクロック乗換
回路構成図を示す。第6の実施形態は、第1の実施形態
と異なり位相比較結果Zのデューティ比により5bit
カウンタ412のD端子に入力する値つまり初期値を設
定することで位相比較結果Zのデューティ比を50%と
なる分周クロックを生成している。第6の実施形態は、
第1の実施形態と違いデコーダ413がカンウタ値“2
4”を検出するものであり、24bitシフトレジスタ
414、24:1セレクタ415も24bit対応に成
っている。第6の実施形態を24ビットとしているの
は、第1の実施形態は位相比較結果に基づいて高速クロ
ックをPLL制御系で制御しているのに対して、DPL
L制御で行う上で好ましいからである。
【0026】
【発明の効果】本発明は、入力データをラッチする為の
クロックと位相比較する為のクロックとを別々にしたの
で、入力データと共に入力される外部クロックとの間に
位相差があっても、入力データの真ん中でラッチするク
ロックを容易に選択するのが可能である。それにより、
本発明は、入力データの真ん中でラッチすることが可能
なクロックを選ぶことができるので、外部クロックの変
動に強いクロック乗換えが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施形態のクロック乗換回路構成図
【図2】 第1の実施形態の動作タイムチャートその1
【図3】 第1の実施形態の動作タイムチャートその2
【図4】 第2の実施形態のクロック乗換回路構成図
【図5】 第2の実施形態の動作タイムチャート
【図6】 第3の実施形態のクロック乗換回路構成図
【図7】 第3の実施形態の動作タイムチャート
【図8】 第4の実施形態のクロック乗換回路構成図
【図9】 第4の実施形態の動作タイムチャート
【図10】第5の実施形態のクロック乗換回路構成図
【図11】第5の実施形態の動作タイムチャート
【図12】第6の実施形態のクロック乗換回路構成図
【図13】従来のPLLの構成図
【図14】従来のクロック乗換回路構成図
【図15】従来のクロック乗換回路の動作タイムチャー
トその1
【図16】従来のクロック乗換回路の動作タイムチャー
トその2
【符号の説明】
1・・・位相比較器、2・・・LPF(ローパスフィル
タ)、3・・・VCO、4・・・クロック生成部、5、
11、12・・・フリップフロップ、13・・・EX−
OR、41・・・3bitカウンタ、42・・・デコー
ダ、43・・・6bitシフトレジスタ、44・・・
6:1セレクタ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部クロックに同期して入力するデータ信
    号を該外部クロックと周波数同期した内部クロックに同
    期させて出力するクロック乗換回路において、 該内部クロックを分周して、1ビットずつシフトして得
    られた複数のクロックのうち2つのクロックを出力する
    クロック生成部と、 該外部クロックと、該クロック生成部からの2つのクロ
    ックのうち一方のクロックとの位相を比較して、位相比
    較結果を出力する位相比較部と、 該位相比較部からの位相比較結果が互いのクロックの位
    相が合った状態になるように内部クロックの周波数を変
    化させる周波数制御部と、 入力データを入力する該クロック生成部からの2つのク
    ロックのうち他方のクロックのタイミングでラッチする
    データラッチ部とを有することを特徴とするクロック乗
    換回路。
  2. 【請求項2】外部クロックに同期して入力するデータ信
    号を該外部クロックと周波数同期した内部クロックに同
    期させて出力するクロック乗換回路において、 該内部クロックを分周して、1ビットずつシフトした複
    数のクロックを出力する分周部と、 該分周部からの複数のクロックのうち外部からの選択指
    示により第1のクロックを出力する選択部と、 該外部クロックと、該分周部からの複数のクロックのう
    ち予め決められた第2のクロックとの位相を比較して、
    位相比較結果を出力する位相比較部と、 該位相比較部からの位相比較結果が互いのクロックの位
    相が合った状態になるように内部クロックの周波数を変
    化させる周波数制御部と、 入力データを入力する該第1のクロックのタイミングで
    ラッチするデータラッチ部とを有することを特徴とする
    クロック乗換回路。
  3. 【請求項3】外部クロックに同期して入力するデータ信
    号を該外部クロックと周波数同期した内部クロックに同
    期させて出力するクロック乗換回路において、 該内部クロックを分周して、1ビットずつシフトした複
    数のクロックを出力する分周部と、 該分周部からの複数のクロックのうち外部からの選択指
    示により第1のクロックを出力する選択部と、 該外部クロックと、該選択部からの該第1クロックとの
    位相を比較して、位相比較結果を出力する位相比較部
    と、 該位相比較部からの位相比較結果が互いのクロックの位
    相が合った状態になるように内部クロックの周波数を変
    化させる周波数制御部と、 入力データを入力する該分周部からの複数のクロックの
    うち予め決められた第2のクロックのタイミングでラッ
    チするデータラッチ部とを有することを特徴とするクロ
    ック乗換回路。
  4. 【請求項4】外部クロックに同期して入力するデータ信
    号を該外部クロックと周波数同期した内部クロックに同
    期させて出力するクロック乗換回路において、 該内部クロックを分周して、1ビットずつシフトした複
    数のクロックを出力する分周部と、 該分周部からの複数のクロックのうち外部からの第1の
    選択指示により該第1のクロックを出力する第1の選択
    部と、 該分周部からの複数のクロックのうち外部からの第2の
    選択指示により該第2のクロックを出力する第2の選択
    部と、 外部クロックと、該第2の選択部からの第2クロックと
    の位相を比較して、位相比較結果を出力する位相比較部
    と、 該位相比較部からの位相比較結果が互いのクロックの位
    相が合った状態になるように内部クロックの周波数を変
    化させる周波数制御部と、 入力データを該第1の選択部からの第1のクロックのタ
    イミングでラッチするデータラッチ部とを有することを
    特徴とするクロック乗換回路。
  5. 【請求項5】外部クロックに同期して入力するデータ信
    号を該外部クロックと周波数同期した内部クロックに同
    期させて出力するクロック乗換回路において、 該内部クロックを分周して、1ビットずつシフトした複
    数のクロックを出力する分周部と、 該分周部からの複数のクロックから生成した位相比較デ
    ータのうち、外部からの第1の選択指示により、該第1
    の位相比較データを出力する第1の選択部と、 該外部クロックと該第1の選択部からの位相比較データ
    との位相を比較して位相結果を出力する位相比較部と、 該位相比較部からの位相比較結果が互いのクロックの位
    相が合った状態になるように内部クロックの周波数を変
    化させる周波数制御部と、 入力データを該分周部からの予め決められたクロックの
    タイミングでラッチするデータラッチ部とを有すること
    を特徴とするクロック乗換回路。
JP7246098A 1995-09-25 1995-09-25 クロック乗換回路 Withdrawn JPH0993232A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010010603A1 (ja) * 2008-07-25 2010-01-28 株式会社アドバンテスト クロック乗せ換え回路およびそれを用いた試験装置

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