JP2002171247A - 異機種混合コンピュータ・システムにおけるノード同期化の方法及び装置 - Google Patents

異機種混合コンピュータ・システムにおけるノード同期化の方法及び装置

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    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】共通システム・クロックを共有しない異機種混
合コンピュータ・システムに使用できる、ノードの同期
を取る方法及び装置を提供する。 【解決手段】トランザクション要求にはタイム・スタン
プが付加される。これらのタイム・スタンプは時刻値に
もとづいた、システム・クロックにより増分されるレジ
スタでよい。ノードはそれぞれ専用のシステム・クロッ
クを持つため、それらのクロックの周波数はずれる可能
性がある。値のずれが大きいと、マルチプロセッサ・コ
ンピュータ・システムで更新されたデータが失われるこ
ともある。1つ以上のスレーブ時刻レジスタに対するマ
スタ時刻レジスタの相対位相が監視される。システム・
クロックには、高解像度で高速周波数調整の可能な周波
数合成器を接続する。マスタとスレーブの時刻値に位相
シフトが検出されると、周波数合成器出力を変更するこ
とによって、2つの信号の位相を元通りに合わせること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般にはシステム
の同期を取る改良された方法に関し、特に、異機種混合
コンピュータ・システムにおいて時刻クロックを調整す
る方法及び装置、中でも、不均等メモリ・アクセス(N
UMA:non-uniform memory access)コンピュータ・
システムに使用できる、ノードの同期を取る高解像度周
波数調整の方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】フェーズ・ロック・ループ(PLL)
は、アナログとデジタルの手法が混在する興味深い集積
回路である。PLLの基本設計には数十年の歴史がある
が、この回路が集積回路の形で実用的なビルディング・
ブロックになったのは、コストが見合い、設計の信頼性
が高くなってからである。
【0003】PLLは、位相検出器、増幅器、電圧制御
オシレータ(VCO)、及びフィードバック・ループを
含み、フィードバック・ループは、出力周波数をノイズ
を除去した入力信号の複製にするか、または入力信号の
周波数の倍数にすることができる。PLLは、FM信号
の復調、トーン・デコード、周波数生成、"クリーン"信
号の生成、パルス同期等に用いられている。出力周波数
は入力周波数の倍数なので、そのような周波数合成器を
用いた細かい周波数調整は困難である。
【0004】不均等メモリ・アクセス(NUMA:non-
uniform memory access)コンピュータ・システムは、
マルチプロセッサ・アーキテクチャで、メモリ・アドレ
ス空間は1つであるが、メモリは"近接"(close)メモ
リ・バンクと"離隔"(distant)メモリ・バンクに分け
られる。アクセスは、CPUを含むノードに直接関連付
けられた近接メモリ・バンクへのアクセスがシステムの
他のノードでの離隔メモリ・バンクに対するアクセスよ
りかなり速いため、"不均一"である。NUMAアーキテ
クチャで目立つ利点は、他の並列アーキテクチャと同じ
ように、システムにノードやプロセッサを追加しても、
性能が下がるボトルネックが生じないという意味で、ス
ケーリングが良好なことである。
【0005】NUMAアーキテクチャの問題点の1つ
は、ノードの同期を維持することである。トランザクシ
ョンには、システムの各ノードの時刻により生成された
タイム・スタンプが付けられることがある。ノードには
独立したクロックがあるので、正確に同じ時間で初期化
されても、結果的にはずれが生じて再同期を必要とす
る。ノード間の"サイクルずれ"をできるだけ少なくして
正確なタイム・スタンプを付けることが重要である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、ノードの同期
を取り、不均等メモリ・アクセス(NUMA)コンピュ
ータ・システムに使用できる高解像度周波数調整の方法
の提供が望まれる。
【0007】
【課題を解決するための手段】システム内のノードが共
通システム・クロックを共有しない異機種混合コンピュ
ータ・システムに使用できる、ノードの同期を取る方法
及び装置が提供される。不均等メモリ・アクセス(NU
MA)コンピュータ・システムは、この方法及び装置を
適用できるシステムの1つである。
【0008】マルチプロセッサ・コンピュータ・システ
ムで正しいトランザクションを実現するには正確な調整
が必要である。トランザクション要求にはタイム・スタ
ンプが付加される。システム内でデータが変更される
と、タイム・スタンプの相対値がきわめて重要になる。
これらのタイム・スタンプは"時刻"値にもとづき、時刻
値は単に、システム・クロックにより増分されるレジス
タであってもよい。ノードはそれぞれ専用システム・ク
ロックを持つため、それらのクロックの周波数はずれる
可能性があり、その結果タイム・スタンプ値が変化す
る。値のずれが大きすぎる場合、マルチプロセッサ・コ
ンピュータ・システムで更新されたデータが失われるこ
ともある。
【0009】本発明は、1つ以上の"スレーブ"時刻レジ
スタに対する"マスタ"時刻レジスタの相対位相を監視す
る。システム・クロックには、高解像度で高速周波数調
整の可能な周波数合成器を接続することができる。マス
タとスレーブの時刻値に位相シフトが検出されると、周
波数合成器出力を少し変更することによって、2つの信
号の位相を元通りに合わせることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】各図、特に図1を参照する。不均
等メモリ・アクセス(NUMA)アーキテクチャのマル
チプロセッサ・システムが示してある。この概略図は3
つのノード100、120、140のシステムである。
ノード100は4つのCPU102、104、106、
108、ローカル・メモリ110、入出力チャネル11
2、及び通信チャネル114を含む。ノード120は4
つのCPU122、124、126、128、ローカル
・メモリ130、入出力チャネル132、及び通信チャ
ネル134を含む。ノード140は4つのCPU14
2、144、146、148、ローカル・メモリ15
0、入出力チャネル152、及び通信チャネル154を
含む。
【0011】外部ディスク・ドライブ156は入出力チ
ャネル152に接続される。ノードは高速チャネル11
6、136により相互接続される。このシステムは、メ
モリ・バンク110、130、150で構成された1つ
のアドレス空間を含む。メモリ110にアクセスするC
PU102等のCPUからローカル・メモリ・バンクへ
のアクセスは、ノード相互接続116や136を使用す
る必要がないので、かなり高速である。メモリ130に
アクセスするCPU102等のCPUから離隔メモリ・
バンクへのアクセスは、通信チャネル116を通してデ
ータを転送する必要があるため、比較的遅くなる。
【0012】当業者には明らかなように、図1に示した
ハードウェアは変わり得る。例えば、ノードは、ノード
数が2のべき乗で、各ノードが正確にn個の他のノード
に接続されたハイパーキューブ・ネットワークとして構
成することができる。例えば16ノードのハイパーキュ
ーブの各ノードは他の4つのノードに接続される。図1
の例はこれほど複雑ではないが、本発明に関してアーキ
テクチャ上の制限を意味するものではない。
【0013】図1は、例として示しており、本発明のプ
ロセスについてアーキテクチャ上の制限を意味しない。
NUMAシステムのプロセッサの種類は均一であるが、
本発明は、種類の異なるプロセッサやコンピュータが全
てマルチプロセッサ・コンピューティング環境の一部で
ある異機種混合システムにも適用できる。これら別々の
プロセッサは、図2に示すように、共通クロックを持た
ず、相対周波数はシフトすることを前提としている。
【0014】図2は、図1に示すアーキテクチャ等のN
UMAアーキテクチャの複数ノードを示す。n個のノー
ドにノード0、ノード1、ノード2からノードn−2、
ノードn−1とラベルが付けられる。各ノードに、f0
乃至fn-1とした独立した周波数ソースがある。これら
周波数ソースは、時刻(TOD:time of day)レジス
タに格納されたタイム・スタンプの生成に用いられる。
これらのノードには独立したクロックがあるため、タイ
ム・スタンプが正確に同じ時間に初期化されたときで
も、結果的にはずれが生じ、再同期を取る必要がある。
【0015】ノードがアーキテクチャ上似ている場合で
も、ノードの1つはマスタとして指定し(この場合はノ
ード0)、他のノードは、時刻が"マスタ"時刻と再同期
を取るという意味で"スレーブ"になる。ノード間の"サ
イクルずれ"を可能な限り少なくして正確な周波数を生
成することが重要である。ここで求められるのは、時刻
レジスタ値を変更できるように、システム・クロック周
波数に対して動的に微調整を行える周波数生成システム
である。
【0016】図3は、従来の周波数合成器を示す。フェ
ーズ・ロック・ループへの入力は基準周波数302であ
る。分周器304は基準周波数をK2で分周する。K2
1、2、...、N2の範囲の整数である。分周器30
4の出力は位相検出器306に送られる。位相検出器の
他の入力については後述する。位相検出器306の出力
はチャージ・ポンプ308に送られる。チャージ・ポン
プは、位相誤差が生じる時間に電流を生成する。位相誤
差はコンデンサC1 310により積分されて電圧Vc
が生成され、電圧制御オシレータ(VCO)312に送
られる。VCO出力は回路からの周波数出力で、(K1
/K2)frefに等しい。この信号は分周器316に送ら
れ、分周器はfoutをK1で分周する。K1は、1、
2、...、N1の範囲の整数である。分周器316の
出力は、定常状態でfref/K2に等しく、位相検出器3
06の第2入力になる。これでフィードバック・ループ
が完成する。位相検出器306の両方の入力がfref
2に等しいので、これらの周波数のいずれかにシフト
があれば、それは位相検出器306により検出され、チ
ャージ・ポンプ308を通して電圧制御オシレータ31
2に送られる。その結果f outが調整され、(K1
2)frefとの同期に戻る。
【0017】PLLのプルアウト周波数によるサイクル
ずれを避けるため、K1、K2の値は固定する必要があ
る。foutの値は(K1/K2)frefに等しい。K1、K2
を異なる整数値に設定すると、出力周波数は入力周波数
をもとに合成される。しかしこれらの値は、後述するよ
うに、動的に変更できない。
【0018】図4は、瞬間周波数誤差と瞬間位相誤差を
示す。原点の定常状態条件により生じる純粋な周波数誤
差では、約2.5MHzのプルアウト周波数を超える場
合にはサイクルずれが生じる。プルアウト周波数未満の
周波数変動は自然に原点の方に戻るが、プルアウト周波
数を超える周波数変動は、図3に示す分周器設定K1
2が変更されたとき、大きな瞬間周波数誤差とサイク
ルずれにつながることが図4からわかる。従って、従来
のフェーズ・ロック・ループを使用すると、K 1、K2
値は固定されるので、出力周波数の微調整は実際的では
なくなる。
【0019】図5は、本発明の実施例に従った周波数合
成器を示す。図3と同様、入力はf refのままで、出力
は(K1/K2)frefである。主な違いは、K2で分周す
る分周器が回路の入力から回路の出力に移っていること
である。詳しくは後述するが、これによりK2の値が変
化し、その結果、出力周波数の微調整が可能になる。こ
のような調整は、図3の回路を使用すると、サイクルず
れの問題のため不可能である。
【0020】フェーズ・ロック・ループの入力は基準周
波数502で、これは位相検出器504に送られる。位
相検出器の他の入力については後述する。位相検出器5
04の出力はチャージ・ポンプ506に送られる。チャ
ージ・ポンプは、位相誤差が生じる時間に電流を生成す
る。位相誤差はコンデンサC1 310により積分され
て電圧Vcが生成され、VCO(電圧制御オシレータ)
510に送られる。VCO出力はK1refに等しい。
この信号は分周器516に送られ、K1で分周される。
1は1、2、...、N1の範囲の整数である。分周器
516の出力はfrefに等しく、これが位相検出器50
4の第2入力になる。これでフィードバック・ループが
完成する。相位検出器506への両方の入力がfref
等しいので、これらの周波数のいずれかにシフトがあれ
ば、それは位相検出器504により検出され、チャージ
・ポンプ506を通して電圧制御オシレータ510に送
られる。
【0021】回路出力fout514は、VCO510の
出力を分周器512に送ることによって生成される。分
周器512はその入力をK2で分周し、値(K1/K2
refを生成する。これは図3の回路の出力値と同じで
あるが、1つ大きな違いがある。K2の値は、サイクル
ずれを生じることなく可変である。
【0022】特に興味深いのは、K1がK2にほぼ等しく
なり、K1/K2が1加減小変化率(delta factor)に等
しくなるケースである。これらの値を出力周波数の式に
代入するとfout=(1±D)frefになる。従って、サ
イクルずれなしに変更可能なK2の値を変えることによ
って、出力周波数を、入力周波数に対して小量だけ上下
に調整することができる。
【0023】図5の回路をカスケードにすれば、より細
かい周波数調整が可能になる。3段周波数調整器を図6
に示す。ステージ1の前端は従来の周波数合成器で、図
3と似ている。特に分周器602は入力周波数fref
Lにより分周する。これはフェーズ・ロック・ループ6
04のフォワード・パスに送られる。フェーズ・ロック
・ループ604は位相検出器(306等)、チャージ・
ポンプ(308等)、コンデンサ(310等)、及び電
圧制御オシレータ(312等)を含む。図6では、これ
らのコンポーネントがまとめられ、フェーズ・ロック・
ループと呼ばれる。
【0024】ループを閉じるため、フェーズ・ロック・
ループ604の出力が分周器606に送られ、ここでは
分周がK1により行われる。この出力は第2入力とし
て、フェーズ・ロック・ループ604の一部である位相
検出器に戻される。この従来の周波数合成器からの周波
数出力はK1ref/Lであり、K1とLは両方とも固
定される。
【0025】動的周波数調整を可能にするため、フェー
ズ・ロック・ループ604の出力が分周器608の入力
になり、分周器608はその入力周波数をK2で分周す
る。K2の値は動的に可変であり、図5の分周器512
に対する動的調整と同様な方法による。この動的分周器
の詳細回路を図7に開示する。3段周波数調整器のステ
ージ1からの出力は(K1ref)/(K2 L)で、
1とLは固定、K2は可変である。この出力をf2とす
る。
【0026】3段周波数調整器のステージ2は、フェー
ズ・ロック・ループ610のフォワード・パス、K3
分周する分周器612のあるフィードバック回路、及び
出力側の、K4で分周する分周器614を含む。ステー
ジ2の周波数出力は(K3/K 4)f2に等しい。この周
波数をここではf3とする。K3の値は固定であるが、K
4の値は可変である。
【0027】3段周波数調整器のステージ3はステージ
2と同じ構造である。フェーズ・ロック・ループ618
のフォワード・パス、Mで分周する分周器620のある
フィードバック・ループ、及び出力側の、Nで分周する
分周器622が含まれる。この最終ステージの周波数出
力foutは(M/N)f3に等しい。MとNの値は両方と
も固定である。
【0028】回路の各ステージを前記の様々な式に置き
換えると、fout=(K1/K2)(K3/K4)(M/
N)(fref/L)となることがわかる。ここでK2とK
4は可変である。典型的な周波数値を代入して、出力周
波数が高精度でどのように調整されるかをみることは有
益である。frefを150MHzとする。様々な分周器
の値は、出力周波数も150MHzになるように選択さ
れるが、K2とK4の値を変えることによって微調整が可
能になる。L、K1、K3は100に設定される。MとN
はそれぞれ200と2に設定される。ケース1のとき、
2は119に、K4は84に設定される。得られる出力
周波数は150.06MHzで、これは150MHzに
対して、+60,000Hzの変化、つまり+400百
万分率(PPM)である。ケース2では、K2は12
2、K4は82に設定される。得られる出力周波数は1
49.94MHzで、これは150MHzに対して−6
0,000Hzの変化、つまり−400PPMである。
【0029】ステージ毎に計算を行うと、ステージ2で
の周波数シフトは2.5%未満、ステージ3では0.0
8%未満になることがわかる。当業者には明らかなよう
に、カスケードするステージが増えるとそれだけ細かい
周波数調整が可能になる。各ステージの出力側の分周器
は、最後のステージを除いて、可変にすることができ
る。
【0030】従来技術の分周器は特定の除数値にハード
ワイヤードされる。従って、任意の整数値により分周で
き、除数値をかなり素早く変更できる新しい回路を考案
する必要があった。
【0031】図7を参照する。動的分周器の回路図が示
してある。REG_A704は除数Kを保持する。RE
G_B712は現在のカウンタ値を保持する。REG_
OUT716は1ビット・レジスタで、出力状態を保持
する。これら3つのレジスタは全て入力周波数により同
期してクロックされる。MUX(マルチプレクサ)70
2には2つの入力、NEW_KとCURRENT_Kが
あり、うち1つはCHANG_Kの値をもとに選択され
る。CHANG_Kがアクティブになると、MUXの出
力は入力NEW_Kである。CHANG_Kがアクティ
ブでないとき、MUXの出力は入力CURRENT_K
である。
【0032】比較器A>B COMP706は、現在の
カウンタ値が現在の除数値未満のときは常にオンであ
る。比較器706がオンのときは常に、インクリメンタ
INC710によりカウンタ値が1だけ増分し、新しい
値がREG_B712に保存される。REG_OUT7
16の設定にもとづく出力状態は同じままである。カウ
ンタ値が除数値を超えると、比較器706の出力はオフ
になり、インクリメンタが1に戻り、REG_OUT7
16の値は切り替わり、出力周波数変更状態になる。
【0033】特定の周波数値を調べると、この回路の動
作を理解しやすい。マルチプレクサの出力を除数値12
0とし、REG_B712の値がリセットされたばかり
とすると、REG_B712のカウントは値1から除数
値まで上がる。このカウンタが除数値に等しくなると、
A>B COMP706の出力が変更状態にトリガされ
る。これは2つの結果を伴う。まずREG_Bの値が1
にリセットされ、これによりREG_OUT716の出
力周波数が切り替わる。入力側パルス120個毎に、出
力側に1つのパルスが生じる。従って、回路は"120
分の1回路"のように機能する。
【0034】NEW_Kの値を110とし、CHANG
E_Kコマンドが受信されたとする。これにより値11
0がマルチプレクサの"A入力"に転送される。2つのケ
ースが考えられる。まずREG_Bのカウンタ値は11
0未満または110乃至120である。カウンタが11
0未満のケースでは、REG_B712のカウントは続
くが、110に達するとリセットされる。REG_Bの
値がすでに110を超えている場合、比較器A>B C
OMPの出力は切り替わり、その結果出力周波数も切り
替わり、カウンタはリセットされる。
【0035】当業者には明らかなように、NEW_Kが
CURRENT_Kより大きいケースは容易でさえあ
る。現在のカウンタ値がNEW_Kより小さいので、マ
ルチプレクサにより比較器への入力が切り替わり、カウ
ンタのカウントは新しい除数値に達するまで上がり続け
る。
【0036】図8を参照する。時間の関数としての位相
と周波数の調整が示してある。スレーブ周波数fsの位
相は、図の上側で鋸歯802で、マスタ周波数fmの位
相は水平線804で示してある。ここでいう用語"位相"
はアナログ的意味ではなく、2つの時刻レジスタのデジ
タルな内容の意味である。これらのレジスタは、それぞ
れのシステム・クロックにより増分されるので、これら
クロック周波数が緩やかにずれていくとき、レジスタ値
は2つのクロック間の位相ずれの累積を表す。スレーブ
周波数の位相は最初下がっていくが、最終的にはマスタ
周波数の位相と交わる。この交差が検出されると、スレ
ーブのクロック周波数が調整される。
【0037】マスタ周波数fmは、図の下側に水平線8
06で示してある。スレーブ周波数808は図の下側に
破線で示してある。最初はマスタ周波数806より20
0PPM大きく示してある。垂直な破線810、81
2、814、816、818、820、822、824
は、マスタとスレーブの信号位相を比較し、必要なら訂
正を行った時間を示す。
【0038】時間810、812、814、816で、
スレーブ802の位相はマスタ804の位相より大き
い。これらの間隔が同じとき、スレーブ808の周波数
はマスタ806の周波数より200PPM大きい。同期
時間818では、スレーブ802の位相はマスタ804
の位相より小さい。これが検出されたとき、スレーブに
関連付けられた多段周波数合成器の可変分周器が調整さ
れ、マスタ806の周波数より200PPM小さいスレ
ーブ808の周波数が生成される。これによりスレーブ
802の位相は急上昇し、時間820で再びマスタより
大きくなる。これによりスレーブ808の周波数は、マ
スタ806より200PPM小さい状態とマスタより2
00PPM大きい状態の間で切り替わる。時間間隔82
2、824のときのスレーブ802の位相はまだマスタ
804の位相より大きいので、スレーブ808の周波数
はマスタ806の周波数より200PPM大きい状態に
とどまる。
【0039】当業者には明らかなように、スレーブ80
2の位相がマスタ804の位相より小さくなると、スレ
ーブ808の周波数はマスタ806の周波数より200
PPM小さくなり、システムは平衡状態に戻る。位相差
がこのように継続的に検出され、得られる周波数が調整
されることで、コンピュータ・システムの動作時に時刻
レジスタの同期が維持される。これらの調整が行われな
い場合、比較的長い時間ではレジスタの不一致が大きく
なり、タイム・スタンプ問題のためシステムの不具合を
引き起こす。ただし、こうした同期時間は、典型的な実
施例では1000クロック・サイクル程度で繰り返し発
生するため、時刻値が重大な問題を引き起こすほどシフ
トすることはない。従来技術のこの問題の解決法は、同
期をとるため外部原子クロックを使用する等、高価なハ
ードウェアを伴う。本発明によれば、最小限のハードウ
ェアを追加するだけで、マルチプロセッサ・システムの
異なるノードで2つ以上の時刻レジスタの同期をとるこ
とができる。
【0040】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0041】(1)マルチプロセッサ・データ処理シス
テムにおいて、複数のノードのローカル・クロックによ
り増分されるカウンタの同期を取る方法であって、前記
複数のノードからマスタ・ノードを指定し、残りのノー
ドはスレーブ・ノードと指定される、ステップと、スレ
ーブ・ノードのクロック信号により増分されるカウンタ
に関連付けられた位相とマスタ・ノードのローカル・ク
ロック信号により増分されるカウンタに関連付けられた
位相との差を確認するステップと、前記スレーブ・ノー
ドに関連付けられた位相と前記マスタ・ノードに関連付
けられた位相の差の方向の変化を検出するステップと、
前記スレーブ・ノードのクロック周波数を調整し、前記
スレーブ・ノードに関連付けられた位相と前記マスタ・
ノードに関連付けられた位相の差の方向を切り替えるス
テップと、を含む、方法。 (2)前記複数のノードのいずれのノードも前記マスタ
・ノードとして指定することができる、前記(1)記載
の方法。 (3)前記位相は指定時間間隔で比較される、前記
(1)記載の方法。 (4)比較のための前記指定時間間隔が短くなると位相
差の偏差は小さくなる、前記(3)記載の方法。 (5)前記位相差は、前記マスタ・ノードでのカウンタ
値と前記スレーブ・ノードでのカウンタ値の差により測
定される、前記(4)記載の方法。 (6)マルチプロセッサ・データ処理システムにおい
て、複数のノードのローカル・クロックにより増分され
るカウンタの同期を取る装置であって、前記複数のノー
ドの各ノードでシステム・クロックに接続され、出力周
波数をインクリメンタルに微調整する周波数合成器と、
スレーブ・ノードに関連付けられた位相とマスタ・ノー
ドに関連付けられた位相の差の方向の変化を求める比較
器と、を含む、装置。 (7)各ノードの前記周波数合成器は可変分周器を含
み、該可変分周器は、該可変分周器の分周定数を調整す
ることによって周波数出力を調整するため用いられる、
前記(6)記載の装置。 (8)前記複数のノードのいずれのノードも前記マスタ
・ノードとして指定することのできる、前記(6)記載
の装置。 (9)前記カウンタの位相は指定時間間隔で比較され
る、前記(6)記載の装置。 (10)比較のための前記指定時間間隔が短くなると位
相差の偏差は小さくなる、前記(9)記載の装置。 (11)前記位相差は、前記マスタ・ノードでのカウン
タ値と前記スレーブ・ノードでのカウンタ値の差により
測定される、前記(10)記載の装置。 (12)前記スレーブ・ノードで前記カウンタに関連付
けられた位相と前記マスタ・ノードで前記カウンタに関
連付けられた位相との差の方向の変化により、前記位相
差の方向が変化するように、前記スレーブ・ノードの周
波数合成器出力がシフトする、前記(11)記載の装
置。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実装することのできる不均等メモリ・
アクセス(NUMA)アーキテクチャのマルチプロセッ
サ・システムを示す図である。
【図2】本発明を実装することのできるNUMAアーキ
テクチャの複数のノードを示す図である。
【図3】従来技術に見られる周波数合成器を示す図であ
る。
【図4】従来の周波数合成器について瞬間周波数誤差と
瞬間位相誤差を示す図である。
【図5】本発明の好適実施例の周波数合成器を示す図で
ある。
【図6】本発明の好適実施例に従った3ステージ周波数
調整器を示す図である。
【図7】本発明の好適実施例に従った動的分周器の詳細
回路を示す図である。
【図8】本発明の好適実施例に従い、位相と周波数の調
整を時間の関数として示す図である。
【符号の説明】
304、316、512、516、602、606、6
08、612、614、620、622 分周器 306、504 位相検出器 308、506 チャージ・ポンプ 312、510 電圧制御オシレータ(VCO)
フロントページの続き (72)発明者 マーク・エドワード・ディーン アメリカ合衆国78720、テキサス州オース ティン、ランチ・クリーク・ドライブ 3610 (72)発明者 ハン・カイ・ゴー アメリカ合衆国78728、テキサス州オース ティン、ルビー・レッド・ドライブ 3609 (72)発明者 アンドリュー・クリスチャン・ジマーマン アメリカ合衆国78728、テキサス州オース ティン、ナンバー 812、ウエルス・ブラ ンチ・パークウェイ 2801 Fターム(参考) 5B045 CC01 CC09 5J106 AA04 BB03 CC01 CC21 CC41 CC52 DD32 KK11 5K047 AA03 AA11 GG06 GG10 GG56 MM46 MM50 MM55

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マルチプロセッサ・データ処理システムに
    おいて、複数のノードのローカル・クロックにより増分
    されるカウンタの同期を取る方法であって、 前記複数のノードからマスタ・ノードを指定し、残りの
    ノードはスレーブ・ノードと指定される、ステップと、 スレーブ・ノードのクロック信号により増分されるカウ
    ンタに関連付けられた位相とマスタ・ノードのローカル
    ・クロック信号により増分されるカウンタに関連付けら
    れた位相との差を確認するステップと、 前記スレーブ・ノードに関連付けられた位相と前記マス
    タ・ノードに関連付けられた位相の差の方向の変化を検
    出するステップと、 前記スレーブ・ノードのクロック周波数を調整し、前記
    スレーブ・ノードに関連付けられた位相と前記マスタ・
    ノードに関連付けられた位相の差の方向を切り替えるス
    テップと、 を含む、方法。
  2. 【請求項2】前記複数のノードのいずれのノードも前記
    マスタ・ノードとして指定することができる、請求項1
    記載の方法。
  3. 【請求項3】前記位相は指定時間間隔で比較される、請
    求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】比較のための前記指定時間間隔が短くなる
    と位相差の偏差は小さくなる、請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】前記位相差は、前記マスタ・ノードでのカ
    ウンタ値と前記スレーブ・ノードでのカウンタ値の差に
    より測定される、請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】マルチプロセッサ・データ処理システムに
    おいて、複数のノードのローカル・クロックにより増分
    されるカウンタの同期を取る装置であって、 前記複数のノードの各ノードでシステム・クロックに接
    続され、出力周波数をインクリメンタルに微調整する周
    波数合成器と、 スレーブ・ノードに関連付けられた位相とマスタ・ノー
    ドに関連付けられた位相の差の方向の変化を求める比較
    器と、 を含む、装置。
  7. 【請求項7】各ノードの前記周波数合成器は可変分周器
    を含み、該可変分周器は、該可変分周器の分周定数を調
    整することによって周波数出力を調整するため用いられ
    る、請求項6記載の装置。
  8. 【請求項8】前記複数のノードのいずれのノードも前記
    マスタ・ノードとして指定することのできる、請求項6
    記載の装置。
  9. 【請求項9】前記カウンタの位相は指定時間間隔で比較
    される、請求項6記載の装置。
  10. 【請求項10】比較のための前記指定時間間隔が短くな
    ると位相差の偏差は小さくなる、請求項9記載の装置。
  11. 【請求項11】前記位相差は、前記マスタ・ノードでの
    カウンタ値と前記スレーブ・ノードでのカウンタ値の差
    により測定される、請求項10記載の装置。
  12. 【請求項12】前記スレーブ・ノードで前記カウンタに
    関連付けられた位相と前記マスタ・ノードで前記カウン
    タに関連付けられた位相との差の方向の変化により、前
    記位相差の方向が変化するように、前記スレーブ・ノー
    ドの周波数合成器出力がシフトする、請求項11記載の
    装置。
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