JPH0394262A - 電子写真感光体 - Google Patents

電子写真感光体

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JPH0394262A
JPH0394262A JP1232365A JP23236589A JPH0394262A JP H0394262 A JPH0394262 A JP H0394262A JP 1232365 A JP1232365 A JP 1232365A JP 23236589 A JP23236589 A JP 23236589A JP H0394262 A JPH0394262 A JP H0394262A
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JP
Japan
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group
layer
carrier
substituent
photoreceptor
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Application number
JP1232365A
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English (en)
Inventor
Shinichi Suzuki
眞一 鈴木
Hirofumi Hayata
裕文 早田
Osamu Sasaki
佐々木 収
Yoshihide Fujimaki
藤巻 義英
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子写真感光体に関し、更に詳しくは、キャ
リア発生物質とキャリア輸送物質とを含有する感光層を
有する電子写真感光体に関する。
〔従来技術〕
従来、電子写真感光体としては、セレン、酸化亜鉛、硫
化カドミウム、シリコン等の無機光導電体を主成分とし
て含有する感光層を有するものが広く知られていた。し
かしこれらは熱安定性、耐久性等の特性上必ずしも満足
し得るものではなく、更に製造上取扱い上にも問題があ
った。
一方、有機光導電性化合物を主或分とする感光層を有す
る感光体は、製造が比較的容易であること、安価である
こと、取り扱いが容易であること、また一般にセレン感
光体に比べて熱安定性が優れていることなど多くの利点
を有し、斯かる有機光導電性化合物としては、ポリーN
−ビニル力ルバゾールが最もよく知られており、これと
2 .4 .7 −トリニト口−9−7ルオレノン等の
ルイス酸とから形威される電荷移動錯体を主戊分とする
感光層を有する感光体がすでに実用化されている。
また一方、光導電体のキャリア発生機能とキャリア輸送
機能とをそれぞれ別個の物質に分担させる積層タイプ或
は単層タイプの機能分離型感光層を有する感光体が知ら
れており、例えば無定形セレン薄層から或るキャリア発
生層とポリーN−ビニル力ルバゾールを主戊分として含
有するキャリア輸送層とから成る感光層を有する感光体
がすでに実用化されている。
しかし、ポリーN−ビニル力ルバゾールは、可撓性に欠
け、その被膜は固くて脆く、ひび割れや膜剥離を起しや
すく、これを用いた感光体は、耐久性が劣り、可塑剤を
添加してこの欠点を改善すると、電子写真プロセス実施
に際し残留電位が大きくなり、繰返し使用に伴いその残
留電位が蓄積されて次第にかぶりが大きくなり複写画像
を毀損する。
また、低分子の有機光導電性化合物は、一般に被膜形或
能を有しないため、適当なバインダと併用され、バイン
ダの種類、組成比等を選択することにより被膜の物性或
いは感光特性をある程度制御しうる点では好ましいが、
パインダに対して高い相溶性を有する有機光導電性化合
物の種類は限られている。現実に感光体、特に電子写真
感光体の感光層の構或に用い得るパインダの種類は少な
い。
例えば、米国特許3,189,447号に記載の2,5
一ビス (p−ジエチルアミノフエニル)−1.3.4
−オキサジアゾールは、電子写真感光体の感光層の材質
として常用されるバインダ、例えばポリエステル、ポリ
カーボネートとの相溶性が低く、電子写真特性を整える
ために必要とする割合で混合して感光層を形成すると、
温度50°C以上でオキサジアゾールの結晶が析出する
ようになり、電荷保持力及び感度等の電子写真特性が低
下する欠点を有する。
これに対し米国特許3 , 820 , 989号に記
載のジアリールアルカン誘導体は、バインダに関する相
溶性の問題は少ないが、光に対する安定性が小さく、こ
れを帯電・露光が繰返し行われる反復転写式電子写真用
の感光体の感光層に使用すると該感光層の感度が次第に
低下するという欠点を有する。
また米国特許3,274.000号、特公昭47−36
428号にはそれぞれ異った型の7エノチアジン誘導体
が記載されているがいずれも感光度が低く且つ反復使用
時の安定性が小さい欠点があった。
また特開昭58−65440号、同58−198043
号に記載されているスチルベン化合物は電荷保持力及び
感度等は比較的良好であるが、反復使用時による耐久性
において満足できるものではない。
このように電子写真感光体を作戊する上で実用的に満足
すべき特性を有するキャリア輸送物質は未だ見出されて
いないのが実状である。
〔発明の目的〕
本発明の目的は高感度な感光体を提供することにある。
本発明の他の目的は、高感度にして残留電位の低い電子
写真感光体を提供することにある。
本発明の他の目的は、帯電・露光・現像・転写工程が繰
返し行われる反復転写式電子写真用の感光体として用い
た時、繰返し使用による疲労劣化が少なく、安定した特
性を長時間に亘って有する耐久性の優れた電子写真感光
体を提供することにある。
〔問題を解決するための手段〕
前記の目的に沿い鋭意研究を重ねた結果、下記一般式〔
I〕で表される化合物の少なくとも1つを含有する電子
写真感光体が優れた有用性を有することを見出した。
一般式〔I〕 式中、Ar’〜^r4は置換基を有してもよい統記する
3mの基:アルキル基,アラルキル基,アリール基を表
し、Ar’〜Ar’は置換基を有してもよいアリーレン
基を表す。Ar’は置換基を有してもよい次記2種の基
;炭素環基,複素環基を表す。R’は水素原子.アルキ
ル基置換基を有してもよいアリール基を表す。R′とA
r’は、結合する炭素原子と共に環を形或してもよい。
nは1もしくは2の整数である。
さらに詳しくは、Ar’〜Ar’のアルキル基としては
メチル,エチル,プロビル,イソブロビル,ブチル,イ
ソブチル,t−ブチルなと、アラルキル基としてはベン
ジル,7エネチルなど、アリール基としては7エニル,
ナフチルなどが挙げられる。
Ar’の炭素環基としてはベンゼン,ナフタリン.アン
トラセン,ビレン,7ルオレンなど、複素環基としは7
ラン,チオフェン,テトラヒドロキノリン,イソドリン
,カルバゾール,などが挙げられる。Rlのアルキル基
としてはメチル,エチル,プロビル.イソプロビル,ブ
チル,インブチルt−プチルなと、アリール基としては
フェニル.ナフチルなどが挙げられる。Ar”−Ar’
のアリーレ.ン基としては7エニレン,ナフチレンなど
が挙げられる。
次に一般式〔I〕 例示する。
例示化合物 (1) (2) (3) で表される化合物の具体例を (4) (7) (5) (8) (9) (6) (10) (l4) (l5) (l6) (l2) (l3) (l7) (l8) (l9) R岨 (20) (23) 合戊例(例示化合物(7)) 下記式 (22) で表されるアルデヒド化合物5.3gと下記式で表され
る ホスホネート化合物2.8gを、N,N−ジメチルホル
ムアミド( DMF) 50mffl:溶解した。これ
をDMF2hffとカリウムーt−プトキシド1.3g
を撹拌しているところへ滴下した。その後室温で5時間
反応後、トルエンで抽出、水洗した。溶媒除去し、トル
エンによるシリカゲルーカラムクロマトによって精製し
た。目的物3.7gを得た。収率58,3%。
FD−マスにて目的物の親ピーク (M”) − 787 (CiaH+sNs)が検出さ
れた。
電子写真感光体の構造は種々の形態が知られているが、
本発明の電子写真感光体はそれらのいずれの形態をもと
り得る。
通常は、第1図〜第6図の形態である。第1図及び第2
図では、導電性支持体1上にキャリア発生物質を主或分
とするキャリア発生層2と、キャリア輸送物質を主戒分
として含有するキャリア輸送層3との積層体より戊る感
光層4を設ける。
第3図及び第4図に示すようにこの感光層4は、導電性
支持体上に設けた中間層5を介して設けてもよい。この
ように感光層4を二層構戊としたときに最も優れた電子
写真特性を有する感光体が得られる。又本発明において
は、第5図及び第6図に示すように前記キャリア発生物
質7をキャリア輸送物質を主或分とする層6中に分散せ
しめて或る感光層4を導電性支持体l上に直接、或は中
間層5を介して設けてもよい。又本発明においては、第
4図の後とく最外層として保護層8を設けてもよい。
本発明に係る感光層のキャリア発生層に用いられるキャ
リア発生物質としては次のようなものが挙げられる。
(1)モノアゾ色素、ジスアゾ色素、トリスアゾ色素な
どのアゾ系色素 (2)ペリレン酸無水物、ベリレン酸イミドなどのペリ
レン系色素 (3)インジゴ、チオインジゴなどのインジゴ系色素 (4)  アンスラキノン、ビレンキノンおよびフラ/
<7スロン類などの多環キノン類 (5)キナクリドン系色素 (6) ビスベンゾイミダゾール系色素(7)インダス
ロン系色素 (8)スクエアリリウム系色素 (9)シアニン系色素 (lO)アズレニウム系色素 (ll)トリフェニルメタン系色素 (l2)アモルファスシリコン (l3)金属フタロシアニン、無金属フタロシアニンな
どの7タ口シアニン系顔料 (14)  セレン、セレンーテルル、セレンー砒素(
15)  CdSSCase (l6)  ビリリウム塩色素、チアビリリウム塩色素
などが挙げられ、単独あるいは2種以上の混合物として
用いることもできる。
本発明における化合物は、それ自体では被覆形或能がな
いので種々のバインダを組合せて感光層が形戊される。
ここに用いられるバインダとしては任意のものを用いる
ことができるが、疎水性で誘電率が高く、電気絶縁性フ
ィルム形成性高分子重合体を用いるのが好ましい。この
ような高分子重合体としては、例えば次のものを挙げる
ことができるが、これらに限定されるものではない。
(P−1)  ポリカーボ不一ト (P−2)  ポリエステル (P−3)  メタクリル樹脂 (p−4)  アクリル樹脂 (P−5)  ポリ塩化ビニル (P−6)  ポリ塩化ビニリデン (P − 7)  ボリスチレン (P−8)  ポリビニルアセテート (P − 9)  スチレンーブタジエン共重合体( 
P − 10)  塩化ビニリデンーアクリロニトリル
異重合体 ( P − 11)  塩化ビニルー酢酸ビニル共重合
体( P − 12)  塩化ビニルー酢酸ビニルー無
水マレイン酸共重合体 ( p − 13)  シリコーン樹脂( P − 1
4)  シリコーンーアルキッド樹脂( P − 15
)  7エノールホルムアルデヒド樹脂( p − 1
6)  スチレンーアルキッド樹脂( p − 17)
  ポリーN−ビニル力ルバゾール( P − 18)
  ポリビニルプチラール( P − 19)  ポリ
ビニル7才ルマールこれらのバインダ樹脂は、単独であ
るいは2種以上の混合物として用いることができる。
又本発明に係るキャリア発生層及び輸送層を形戊するた
めの溶剤としては、N,N−ジメチルホルムアミド、ア
セトン、メチノレエチルケトン、シクロヘキサノン、ベ
ンゼン、トノレエン、キシレン、クロロホノレム、l.
Z−シクロノレエタン、1.2−シクロノレプロパン、
1,1.2−}リクロルエタン、1,1.1−トリクロ
ルエタン、トリクロルエチレン、テトラクロルエタン、
ジクロルメタン、テトラヒドロフラン、ジオキサン、メ
タノール、エタノール、インプロバノール、酢酸エチル
、酢酸ブチル、ジメチルスルホキシド、メチルセロソル
ブ等が挙げられ、混合して用いることもできる。
本発明の感光体が積層型構造の場合、キャリア発生層中
のバインダ:キャリア発生物質:キャリア輸送物質の重
量比は好ましくはO−100:1〜500:O〜500
である。
キャリア発生物質の含有割合がこれより少ないと光感度
が低く、残留電位の増加を招き、またこれより多いと暗
減衰及び受容電位が低下する。
又、キャリア輸送物質はキャリア輸送層中のバインダ樹
脂100重量(wtと表す)当り20〜200wtが好
ましく、特に好ましくは30〜].5 0 w tであ
る。
以上のようにして形或されるキャリア発生層の膜厚は、
好ましくは0.01−10μm1特に好ましくは0.1
〜5μ一である。
又、形戊されるキャリア輸送層の膜厚は、好ましくは5
〜50μm1特に好ましくは5〜30μmである。
一方、本発明の感光体が単層機能分離型構戊の場合、感
光層中のバインダ:キャリア発生物質:キャリア輸送物
質の重量比は0〜100:1〜500:1〜500が好
ましく、形或される感光層の膜厚は5〜50μmが好ま
しく、特に好ましくは5〜30μ一である。
本発明の電子写真感光体に用いられる導電性支持体とし
ては、合金を含めた金属板、金属ドラムまたは導電性ポ
リマ一 酸化インジウム等の導電性化合物や合金を含め
たアルミニウム、パラジウム、金等の金属薄層を塗布、
蒸着あるいはラミネートして、導電性化された紙、プラ
スチックフィルム等が挙げられる。
中間層、保護層等に用いられるバインダとしては、上記
のキャリア発生層及びキャリア輸送層用に挙げたものを
用いることができるが、その他にポリアミド樹脂、ナイ
ロン樹脂、エチレンー酢酸ビニル共重合体、エチレンー
酢酸ビニルー無水マレイン酸共重合体、エチレンー酢酸
ビニルーメタクリル酸共重合体等のエチレン系樹脂、ポ
リビニルアルコール、セルロース誘導体等が有効である
本発明の感光層にはキャリア発生物質のキャリア発生機
能を改善する目的で有機アミン類を添加することができ
る。有機アミン類のなかでは特に2級アミンを添加する
のが好ましい。
また、上記感光層中には保存性、耐久性、耐環境依存性
を向上させる目的で酸化防止剤や光安定剤等の劣化防止
剤を含有させることができる。そのような目的に用いら
れる化合物としては例えば、トコ7エロール等のクロマ
ノール誘導体及びそのエーテル化化合物もしくはユステ
ル化化合物、ポリアリールアルカン化合物、ハイドロキ
ノン誘導体及びそのモノ及びジエーテル化化合物、ペン
ゾ7エノン誘導体、ペンゾトリアゾール誘導体、チオエ
ーテル化合物、ホスホン酸エステル、亜燐酸エステル、
フェニレンジアミン誘導体、フェノール化合物、ヒンダ
ードフェノール化合物、直鎖アミン化合物、環状アミン
化合物、ヒンダードアミン化合物、などが有効である。
特に有効な化合物の具体例としては、rlRGANOX
 IOIOJ, rlRGANOX565J (チバ・
ガイギー社製),「スミライザーBHTJ ,「スミラ
イザーMDPJ (住友化学工業社製)等のヒンダード
フェノール化合物、「サノールLS − 2626J 
.「サノールLS−622LDJ (三共社製)等のヒ
ンダードアミン化合物が挙げられる。
本発明においてキャリア発生層には感度の向上、残留電
位ないし反復使用時の疲労低減等を目的として、一種又
は二種以上の電子受容性物質を含有せしめることができ
る。
ここに用いることのできる電子受容性物質としては、例
えば、無水琥珀酸、無水マレイン酸、ジブロム無水マレ
イン酸、無水7タル酸、テトラクロル無水フタル酸、テ
トラブロム無水フタル酸、3−ニトロ無水フタル酸、4
−ニトロ無水7タル酸、無水ピロメリット酸、無水メリ
ット酸、テトラシアノエチレン、テトラシアミキノジメ
タン、0−ジニトロベンゼン、■−ジニトロベンゼン、
1.3.51・リニトロベンゼン、バラニトロベンゾニ
トリル、ピクリンクロライド、キノンクロルイミド、ク
ロラニル、ブルマニル、ジクロルジシアノバラペンゾキ
ノン、アントラキノン、ジニトロアントラキノン、2.
7〜ジニトロフルオレノン、2.4.7−トリニトロフ
ルオレノン、2.4,5.7−テトラニトロ7ルオレノ
ン、9−フルオレニリデンマロノジニトリル、ポリニト
ロ−9−フルオレニリデンーマaノジニトリル、ビクリ
ン酸、0−ニトロ安息香酸、p−ニトロ安息香酸、3.
5−ジニトロ安息香酸、ペンタフルオロ安息香酸、5−
ニトロサリチル酸、3.5−ジニトロサリチル酸、7タ
ル酸、メリット酸、その他の電子親和カの大きい化合物
を挙げることができる。
電子受容性物質の添加量は、重量比でキャリア発生物質
:電子受容性物質−100:0.01〜200,好まし
くは100:0.1−100である。
電子受容性物質はキャリア輸送層に添加してもよい。か
かる層への電子受容性物質の添加量は重量比でキャリア
輸送物質:電子受容性物質−+00:0.01−100
、好マシくは100:0.1〜50テある。
また本発明の感光体には、その他、必要により感光層を
保護する目的で紫外線吸収剤等を含有してもよく、また
感色性補正の染料を含有してもよい 本発明の電子写真感光体は以上のような構成であって、
後述する実施例からも明らかなように、帯電特性、感度
特性、画像形戒特性に優れており、特に繰返し使用した
ときにも疲労劣化が少なく、耐用性が優れたものである
更に本発明の電子写真感光体は電子写真複写機のほか、
レーザ、ブラウン管(CRT)、発光ダイオード(LE
D)を光源とするプリンタの感光体などの応用分野にも
広く用いることができる。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例によって具体的に説明するが、こ
れにより本発明の実施態様が限定されるものではない。
実施例l ポリエステル7イルム上にアルミニウムを蒸着した導電
性支持体上に、塩化ビニルー酢酸ビニルー無水マレイン
酸共重合体「エスレックMF−10J(積水化学社製)
より或る厚さ0.08μ偽の中間層を設け、その上にジ
ブロモアンスアンスロン 「モノライトレッド2 YJ
 (C −  1 . No.59300 1CI社製
)Igを1.2−ジクロルエタン30raQに加えてボ
ールミルで分散して得られた分散液にポリカーボネート
 「パンライトL − 12504 (帝人化学社製)
 1.5gを溶解し、十分混合した塗布液を乾燥後の膜
厚が2μmになるように塗布してキャリア発生層を形戒
 し lこ 。
その上に例示化合物(2)の7gとポリカーボネート 
rz − 2004 (三菱ガス化学)10gと劣化防
止剤rlRGANOX IOIOJをキャリア輸送物質
に刻し2%加え、1.2−ジクロルエタン80n+12
に溶解した溶液を乾燥後の膜厚が20ハになるように塗
布してキャリア輸送層を形戊し本発明の感光体を作或し
,た。
以上のようにして得られた感光体を川口In!(株)製
EPA− 8100を用いて以下の特性評価を行った。
帯電圧−6KVで5秒間帯電した後、5秒間賠放置し次
いで感光体表面での照度が20.uxになるようにハロ
ゲンランプ光を照射し、初期表面電位■い半減露光量E
1/2を求めた。
更に同様の測定を1000回繰返して行った。結果は表
1に示す通りであった。
表 l は実施例1と同様にして比較用感光体を作戊した。
実施例2〜5 例示化合物(2)の代りに下記表2に示す例示化合物を
用いた他は実施例lと同様にして感光体を作成し、測定
した。
この比較用感光体について実施例lにおけると同様にし
て測定したところ表3の結果を得た。
実施例6 ポリエステルフィルム上にアルミニウムを蒸着した導電
性支持体上に、ポリアミド樹脂rA−70J(東レ社製
)より戊る厚さ0.1μmの中間層を設けた。
比較例(1) キャリア輸送物質として下記化合物を用いた他上記構造
を有するビスアゾ顔料2gとポリカーボネート樹脂「バ
ンライトL − 1250J 2 9とをl,2−ジク
ロルエタン100m(2に混合し、サンドグラインダに
て8時間分散した。この分散液を中間層の上に、乾燥後
の厚さが0.2μmになるように塗布しIこ 。
キャリア輸送物質として例示化合物(3)を用イテ、劣
化防止剤r IRGANOX IOIOJをキャリア輸
送物質に対し2%を加え、実施例lと同様にして感光体
を作或した。この感光体についても実施例1ど同様の測
定をしたところ表4の結果を得た。
表4 体を作或し、測定した。
比較例(2) キャリア輸送物質として下記化合物を用いた他は実施例
6と同様にして比較用感光体を作戊した。
実施例7〜IO 例示化合物(3)の代りに下記表5に示す例示化合物を
用いた他は、実施例6と同様にして感光この感光体につ
いて実施例lにおけると同様にして測定をしたところ表
6の結果を得た。
表6 実施例11 ポリエステルフィルム上にアルミニウムを蒸着した導電
性支持体上に、ポリアミド樹脂r CM8000J(東
レ社製)よりなる厚さ0.2μmの中間層を設けIこ 
第7図に示すX線回折スペクトルをもつチタニルフタロ
シアニン2gとシリコーン8111 rKR−5240
.15%キシレンープタノール溶液」 (信越化学社製
)の20gをイングロビルアルコール100ml2中に
サンドミルを用いて分散し、この分散液を中間層の上に
乾燥後の厚さが0.2μmになるように塗布した。次い
でその上にキャリア輸送物質として例示化合物(3)7
gとポリカーポネートr Z −200J 10g.!
: ヲ1.2−ジクロルエタン80mQに溶解した。乾
燥後の膜厚カ20μmニなるようにこの溶液を塗布し、
キャリア輸送層を形成した。
この感光体について実施例lにおけると同様にして測定
したところ表7の結果を得た。
表7 実施例l2 アルミニウムドラム上、エチレンー酢ビーメタクリル酸
共重合樹脂「エルバックス 4260J  (三井デュ
ポンケミカル社製)からなる0.2μmの中間層を形戊
した。
本発明のキャリア輸送物質として例示化合物(7)のl
gとポリエステル樹脂「バイロン200J  (東洋紡
社製) 1.5gを1.2−ジクロルエタンlOm4に
溶解した液を、中間層の上に塗布して、乾燥後、膜厚l
5ハキャリア輸送層を形或した。一方、キャリア発生物
質として第7図に示すX線スペクトルをもつチタニルフ
タ口シアニンlg、バインダ樹脂としてボリカーポネー
ト「パンライトL−1250J  (帝人化戊社製)3
g、分散媒としてモノクロルベンゼン15mffと、1
.2−ジクロルエタン35ml2をポールミルを用いて
分散した後、さらに、キャリア輸送物質として例示化合
物(7)をバインダ樹脂に対して7 5’v t%の割
合となるように添加した。こうして得られた分散液を先
のキャリア輸送層の上に、スプレー塗布法によって塗布
して、膜厚2μmのキャリア発生層を形成した。
こうして得られた感光体を、帯電極性をプラス極性とし
た他は実施例lと同様にして評価した。
VA=  1210  (V) E 1yx−    1.4 ( 1ux−sec)実
施例l3 アルミニウムドラム上に、塩化ビニルー酢酸ビニルー無
水マレイン酸共重合体「エスレック MF10」(積水
化学社製)からなる厚さ0.1μmの中間層を形戊した
。一方、キャリア発生物質としてジプロモアンスアンス
ロン「モノライトレッF2YJ19を、ポールミル粉砕
した後、ポリカーポネート樹脂「パンライトL −12
50J 3 g、モノクロルベンゼン15ml2, 1
.2−ジクロルエタン35mαの液を加えて分散を行っ
た。得られた分散液に、さらに本発明のキャリア輸送物
質例示化合物(l5)の2gを添加して、先の中間層の
上にスプレー塗布法により塗布し乾燥して、厚さ20μ
mの感光層を形戊した。
こうして得られた感光体を、帯電極性をプラス極性とし
た他は実施例lと同様にして評価した。
V A= 1290  ( V ’) E r/a−   2.7 ( l ux+sec)
【図面の簡単な説明】
第1〜6図は本発明の感光体例の断面図である。 第7図は実施例で使用したチタニルフタ口シアニンのC
u−Kg線に対するX線回折図である。 l・・・支持体 2・−・キャリア発生層 3・・・キャリア輸送層 4・・・感光層 5・・・中間層 6・・・保護層

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 下記一般式〔 I 〕で表される化合物の少なくとも1つ
    を含有することを特徴とする電子写真感光体。 一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Ar^1〜Ar^4は置換基を有してもよい続
    記する3種の基;アルキル基、アラルキル基、アリール
    基を表し、Ar^6〜Ar^7は置換基を有してもよい
    アリレーン基を表す。Ar^8は置換基を有してもよい
    次記2種の基;炭素環基、複素環基を表す。R^1は水
    素原子、アルキル基、置換基を有してもよいアリール基
    を表す。R^1とAr^8は結合する炭素原子と共に環
    を形成してもよい。nは1もしくは2の整数である。〕
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