JPH0393496A - ステッピングモータ駆動回路 - Google Patents

ステッピングモータ駆動回路

Info

Publication number
JPH0393496A
JPH0393496A JP22928189A JP22928189A JPH0393496A JP H0393496 A JPH0393496 A JP H0393496A JP 22928189 A JP22928189 A JP 22928189A JP 22928189 A JP22928189 A JP 22928189A JP H0393496 A JPH0393496 A JP H0393496A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
voltage
motor drive
current
winding current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP22928189A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2933326B2 (ja
Inventor
Shunichi Ito
俊一 伊藤
Satoru Tsuchiya
悟 土屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP1229281A priority Critical patent/JP2933326B2/ja
Publication of JPH0393496A publication Critical patent/JPH0393496A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2933326B2 publication Critical patent/JP2933326B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Stepping Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はステッピングモータ駆動回路に関し、特に、巻
線電流を所定時間だけオンし、その後所定時間だけオフ
してオン時に巻線に蓄えられた磁気エネルギーを電源に
回生ずる動作を繰返すチョッパ方式を採用しているもの
に関する。
[従来の技術] 高速の回転速度領域においてステッピングモータのトル
ク特性を良好に保つためには、ステッピングモータの巻
線へ流す巻線電流の立上り時間を短くする必要があり、
かかる要求を満たすべく、従来、チョッパ方式定電流駆
動回路を用いたステッピングモータ駆動回路が提案され
ている。
第2図はチョッパ方式定電流駆動回路を用いた従来の4
相ステッピングモータ駆動回路の一部構或を示すもので
ある。このステッピングモータ駆動回路は、第2図の回
路部分と図示しないもう■組の同じ構成の回路部分とを
合わせてステッピングモータを駆動するものである。
第2図において、モータ駆動用電源Elはステッピング
モータの一対の巻線LL及びL2の共通端子に供給され
る。各巻線LL,L2の他方の端子はそれぞれ、対応す
るNPN型の相励磁用トランジスタTR1、TR2のコ
レクタに接続されている。各トランジスタTRI,TR
2のベースにはそれぞれ、対応するアンド回路l、2の
出力信号が与えられている.各アンド回路l、2には対
応する入力端子3、4からの相励磁信号VIN1、V 
IN2と、後述するインバータ回路5の出力信号とが与
えられている。相励磁信号V IN1及びVIN2は選
択的に有意になるものであるので、インバータ回路5の
出力信号に関係なく、両トランジスタTRI及びTR2
は選択的に駆動される。なお、後述するように、インバ
ータ回路5の出力信号は周期的にオンオフを繰返すので
、トランジスタTR1又はTR2はチョッパ駆動される
各トランジスタTR1.TR2のエミッタは、アノード
がアースされているダイオードD3の力ソードに接続さ
れている。各トランジスタTRI、TRのエミッタは対
応するダイオードD1、D2のアノードに接続され、コ
レクタはダイオードD1、D2のカソードに接続されて
いる。これらのダイオードD{〜D3は、チョッパ駆動
されているトランジスタTRI又はTR2がオフになっ
たときの逆起電流を吸収するためのものである.各トラ
ンジスタTRI,TR2のエミッタは電流検出用抵抗R
fを介してアースされている。巻線電流はトランジスタ
TRI又はTR2を介して電流検出用抵抗Rfを流れる
。抵抗Rfに発生する電圧は、帰還電圧として比較器6
の反転入力端子に入力される。
この比較器6の非反転入力端子には、チョッパ制御回路
用電源E2を抵抗R4及びR5で分圧した基準電圧Vi
が印加されている。比較器6の出力段はオープンコレク
タ回路で構成されており、比較結果に応じて出力端子か
ら電流を適宜流入する。比較器6の出力端子は、抵抗R
1及びコンデンサC1の接続中点に接続されている。抵
抗R1及びコンデンサC1の直列回路は、チョッパ制御
回路用電源E2が印加されていて充放電回路を構成して
いる。
比較器6の結果に応じて充放電されるコンデンサC1の
両端電圧は、比較器7の非反転入力端子に与えられる。
この比較器7の反転入力端子には、チョッパ制御回路用
電源E2を抵抗R2及びR3で分圧した基準電圧v r
erが印加されている。比較器7の出力が、インバータ
回路5を介して上述したように各アンド回路1、2に与
えられる。
次に、以上の構成を有する回銘の動作を、第3図をも用
いて説明する.なお、第3図は第2図の各部信号波形図
である。また、以下では、相励磁信号V INIが有意
になったとして説明する。
相励磁信号VINI  (第3図(A〉〉が時点10で
ハイになると、初期状態ではインバータ回路5の出力が
ハイであるのでトランジスタTRIがオンする。そこで
、第2図に実線で示す経路で、巻線LLを励磁する巻線
電流ION(第3図(G〉〉が徐々に大きくなりながら
流れる。巻線電流IOHの増加に伴って電流検出用抵抗
Rfの両端電圧■RS (第3図(B〉〉が上昇する。
この検出電圧VHSが基準電圧Viを越えると、その時
点t1で比較器6の結果が反転し、コンデンサCtが瞬
時に放電動作して電圧VTd(第3図(C))はOV近
くまで低下する。この電圧VTdが比較器7の基準電圧
Vrefを下回ると、比較器7の出力は反転する。この
反転により、トランジスタTRIのベースに対する印加
電圧VG  (第3図(D))はロウレベルとなり、ト
ランジスタTRlはオフ動作する。トランジスタTRI
がオフすると、巻線L1、L2に逆起電圧が発生する。
このため、電流経路は、上述した巻線電流IOHの実線
経路から、アースから巻線L2を経てモータ駆動用電源
E1に戻る逆起電流IOFF(第3図(H〉〉の経路に
切り替わる。逆起電流I OFFが流れると、抵抗Rf
に流れる電流の方向が変わって比較器6へのフィードバ
ック電圧VRSは、基準電圧Viより下がって再び比較
器6の出力は反転する。
このようにして時点ti  (多少の時間はかがってい
る)での処理が終了して比較器6がハイになると、電圧
VTdは、抵抗R1及びコンデンサC1の値で定まる充
電時定数によって徐々゛に立上がる.この電圧VTdが
比較器7の基準電圧Vrefに達するまで、すなわち時
点t2になるまで、トランジスタTR1はオフ状態を維
持する。電圧VTdが基準電圧V Refまで立上って
いく時間が、巻線電流IONが流れテイなイオフ時rH
JT2 (=t2 −tl )である. 電圧VTdが時点t2で比較器7の基準電圧vre『に
達すると、比較器7の出力が反転してトランジスタTR
Iがオンする。トランジスタTRIがオンすると、電流
は逆起電流I OFFから巻線電流IOHに切り替わる
。この巻線電流IONは、モータ駆動用電源Elに対し
て巻線L1の時定数による遅れを持って徐々に立上がる
巻線電流IOHの増加に伴って抵抗Rfの検出電圧VR
Sも上昇する.電圧VHSが比較器6の基準電圧■1に
達するまで、すなわち時点t3になるまでトランジスタ
TRIはオン状態を持続し、電源E1から巻線Llへ電
流IONを供給する。電圧V同が基準電圧Vrefに達
してから電圧VRSが電圧Viに達するまでの時間が、
巻線電流IONが流れているオン時間Tl (=t3,
 一t2 )である。
電圧VRSが電圧Viに達した以後は上述と同様に処理
し、相励磁信号V IN1が立ち下がるまで、巻線電流
のオンオフ(チョッパ〉を所定周期Tl+T2で繰返す
。すなわち、所定時間Tlだけオンし、これに続く所定
時間T2だけオフし、これを繰返す。
なお、第3図(E)、(F)、(i)はそれぞれ、トラ
ンジスタTRIのコレクタ端子の電位VD、トランジス
タTR2のコレクタ端子の電位VF、モータ駆動用電源
Elからの流出電流ICCを示している。
[発明が解決しようとする課題] ところで、モータ駆動用電源電圧E1と、逆起電流I 
OFFとの間には、次式 I OFF = I p − e−R【/[−(El 
+KO  ・ω+VD2+VD3) X−Rt/L (1−e)÷R        ・・・(1)(但し、
E1は電源電圧、VD2はダイオードD2の順方向電圧
、VD3はダイオードD3の順方向電圧、しは巻線LL
のインダクタンス、Rは巻線L1の抵抗値、Keは誘起
電圧定数、ωはモータの回転角速度、Ipは巻線電流最
大値である)に示す関係がある。第4図は、この(1)
式に示す関係を、電源電圧Elが高い場合と低い場合と
に分けて逆起電流I OFFの変化で示したものである
(1)式及び第4図から、電源電圧E1が高いとチョッ
ピングオ7時の電流の立下りが速いことが解る. ここで、モータ駆動用電源E1として非安定化電源を使
用している装置では、電源電圧が変動する.電源電圧が
高いと、上述のように、電圧が低い場合に比較してチョ
ッピングオフ時の電流の立下りが速くなり、その結果、
平均電流が低下してトルクが低下する.かかる不都合を
回避するために、すなわち、電源電圧が変動してもトル
クを一定にするために、従来は、基準電圧Viを高めに
設定して巻線電流IONを流す時間T1を流さない時間
T2より一段と長くして平均電流を持ち上げていた. しかし、トルク上の問題は解決できても、電流を多く流
しているため、モータの発熱が大きくなるという新たな
問題を生じさせる.その結果、物理的な構或が大きい放
熱板を設けなければならず、又は、放熱のためにモータ
の休止時間を取らなければならなかった。
本発明は、以上の点を考慮してなされたものであり、モ
ータ駆動用電源電圧が変動しても、トルク低下及び発熱
を防止して、ステッピングモータを安定に駆動すること
ができるステッピングモータ駆動回路を提供しようとす
るものである(課題を解決するための手段] かかる課題を解決するため、本発明においては、ステッ
ピングモータの巻線に流れる巻線電流を繰返しオンオフ
してステッピングモータを駆動するステッピングモータ
駆動回路において、巻線電流の平均を一定に保つように
、モータ駆動用電源電圧の変動に応じて、巻線電流のオ
ン時間又はオフ時間の少なくとも一方を変化させるオン
オフ時間割合制御回路を設けた。
[作用] モータ駆動用電源電圧が大きくなると、オフ時の立下り
電流が大きくなって平均電流を小さくしようとする。こ
のとき、オンオフ時間割合制御回路が電源電圧の変化に
応じて相対的にオン時間を長くして平均電流を増大させ
ようとする.かくして、モータ駆動用電源電圧が大きく
なっても平均電流を一定に保つことができる。
逆に、モータ駆動用電源電圧が小さくなると、オフ時の
立ち下がり電流が小さくなって平均電流を大きくしよう
とする。このとき、オンオフ時間割合制御回路が電源電
圧の変化に応じて相対的にオフ時間を長くして平均電流
を減少させようとする。かくして、モータ駆勤用電源電
圧が小さくなっても平均電流を一定に保つことができる
[実施例] 皇工犬益例 まず、本発明の第1実施例について図面を用いて説明す
る。
第1図は第1実施例のステッピングモータ駆動回路の一
部構成を示すものであり、第2図と対応した構成部分を
示すものである。従って、この第1実施例のステッピン
グモータ駆動回路は、第1図の回路部分と図示しないも
う1組の同じ構或の回路部分とを合わせてステッピング
モータを駆動するものである.なお、第1図において、
第2図に示した従来回路と同一の構成要素については同
一符号を付し、説明は省略する。
この第l実施例のステッピングモータ駆動回路と上述し
た第2図に示す従来回路とは、オン時間設定用の比較器
6に対する基準電圧Viの形成構成が相異する。
すなわち、ツェナーダイオードZDと、抵抗R40及び
R50とを直列に接続し、ツェナーダイオードZDのカ
ソードにモータ駆動用電源Elを印加し、抵抗R40及
びR50の接続中点の電位を基準電圧Viとして比較器
6の非反転入力端子に印加するようにしている。従って
、モータ駆動用電源電圧E1からツエナー電圧VIDだ
け小さい電圧El−V2Dを抵抗分圧して基準電圧Vi
を形或している. この基準電圧Viは、次式 V i − (E 1 −VZD) XR5 0÷(R
40+R50)    ・・・(2)で表される.ツエ
ナー電圧VZDは一定であるので、この(2)式から明
らかなように、基準電圧Viはモータ駆動用電源電圧E
lに比例して変化する。
電源電圧E1が変動して大きくなれば基準電圧Viは増
加し、電源電圧Elが変動して小さくなれば基準電圧V
iも減少する。
なお、ツェナーダイオードZDを省略しても電源電圧E
lの変動に応じて基準電圧Viが変化するが、ツエナー
ダイオードZDを設けた場合には、設けない場合に比較
して、電源電圧E1の変動に対する基準電圧Viの変動
率が高くなる。この実施例では、基準電圧Viの変動率
を高く設定すべく、ツエナーダイオードZDを設けてい
る。
この基準電圧Viの形戒構成を除き、第l実施例は従来
回路と同一の構戒を有する。
以上の構戒を有する第1実施例においても、チョッパ動
作過程は、従来回路と同様である。
すなわち、相励磁信号V 181がある時点で有意にな
ると、トランジスタTRIがオンする。これにより、巻
線電流IONが徐々に大きくなりながら流れる。電流I
OHの増加に伴って電流検出用抵抗Rfの両端電圧VH
Sも上昇する. この検出電圧VIISが基準電圧Viを越えると、その
時点で比較器6の結果が反転し、コンデンサC1が瞬時
に放電動作して電圧VTdは0■近くに低下し、この電
圧VTdが比較器7の基準電圧vrefを下回ると比較
器7の出力は反転する.この反転により、トランジスタ
TR1はオフ動作する。
トランジスタTRIがオフすると、巻線L1、L2に逆
起電圧が発生して逆起電流I OFFが流れる.これに
より、抵抗Rfに流れる電流の方向が変わって、比較器
6への電圧VHSは基準電圧Viより下がって比較器6
の出力は反転する。
このようにしてその時点(多少の時間はかかっている)
で比較器6が一旦ロウになり、直ちにハイに戻ると、電
圧VTdは徐々に立上がる。この電圧VTdが比較器7
の基準電圧Vrefに達するまでトランジスタTRIは
オフ状態を維持する。
電圧VTdが比較器7の基準電圧Vrefに達すると、
比較器7の出力が反転してトランジスタTRlがオンす
る.トランジスタTRIがオンすると逆起電流I OF
Fから巻線電流IOHに電流が切り替わる。巻線電流I
ONは、モータ駆動用電源E1に対して巻線L1の時定
数による遅れを持って徐々に立上がる。電流IOHの増
加に伴ってその検出電圧VHSも上昇する.電圧VHS
が比較器6の基準電圧Viに達するまでトランジスタT
R1はオン状態を持続し、巻線電流IONが継続して流
れる.電圧VRSが電圧Viに達した以後の処理は上述
した通りであり、相励磁信号V INIが立ち下がるま
で、巻線電流のチョッパ動作を繰返す.しかし、このよ
うな動作中にモータ駆動用電源Elが変動した場合の動
作は、従来回路とは異なる。従来回路では電源電圧El
の変動にチョッパ動作は影響を受けないが、この第l実
旌例の回路では電源電圧Elの変動の影響を受ける。
電源電圧Elが上昇してオフ時の立下り電流が大きくな
って平均電流が下がろうとし、上述したようにトルク不
足の恐れが生じると、比較器6の基準電圧Viが上昇す
る.その結果、チョッパ動作によって巻線電流IONが
流れ出してから基準電圧Viに達するまでの時間、従っ
て、オン時間T1(第3図参照)は長くなる.他方、巻
線電流IONのオフ時間T2(第3図参照)は、抵抗R
l及びコンデンサClでなる充放電回路と、比較器7と
の構成によるので、電源電圧Elの変動の影響を受けず
に固定である。すなわち、電源電圧E1が上昇すると、
オフ時間T2に比較してオン時間Tlが長くなり、平均
巻線電流をが増加しようとする。その結果、平均電流を
小さくしようとする動作と平均電流を大きくしようとす
る動作とが同時に行われ、平均電流が一定に保たれてト
ルク不足が回避され、また、過度の発熱を防止する.こ
のような状態で電源電圧Elが所望の値に向かって低下
していくと(平均電流を上げようとすると)、上述とは
逆に、これに伴ってオン時間T1だけが短くなる(平均
電流を下げようとする)。
その結果、この場合にも平均電流が一定に保たれる。
従って、この第1実施例によれば、僅かな横成の変更に
よって、モータ駆動用電源電圧E1の変動に応じて巻線
電流のオン時間の長さを変化させて平均電流を一定に保
つようにしたので、トルク不足及び発熱過多,を防止す
ることができる。発熱が低い結果、モータの休止時間が
不要となり、このモータを用いた装置のスルーブットを
向上させることができる。また、放熱板を不要とするこ
とができる. 泉2叉施例 次に、本発明の第2実施例について図面を用いて説明す
る. 第5図は、この第2実施例の構成を第2図と同様に示し
たものである.なお、第5図において、第2図に示した
従来回路と同一の構戒要素については同一符号を付し、
その説明は省略する.この第2実施例のステッピングモ
ータ駆動回路と上述した第2図に示す従来回路とは、オ
フ時間設定用の比較器7に対する基準電圧vrerの形
或構成が相異する. すなわち、ツエナーダイオードzD1と、抵抗R20及
びR30とを直列に接続し、ツェナーダイオードZDI
のカソードにモータ駆動用電源E1を印加し、抵抗R2
0及びR30の接続中点の電位を基準電圧vrerとし
て比較器7の反転入力端子に印加するようにした。従っ
て、モータ駆動用電源電圧Elからツェナー電圧VZD
だけ小さい電圧El−VZDを抵抗分圧して基準電圧V
refを形成している。
基準電圧vrerはモータ駆動In電源電圧E1に比例
して変化する。電源電圧E1が変動して大きくなれば塞
準電圧V refは増加し、電源電圧Elが変動して小
さくなれば塞準電圧Vref #.)減少する。
この基準電圧Vrefの形成構成を除き、第2実施例は
従来回路と同一の梢或を有する。
以上の楕戒を有する第2実施例においても、チョッパ動
作過程は、従来回路と同様である。その説明は省略する
しかし、このような動作中にモータ駆動用電源E1が変
動した場合の動作は、従来回路とは異なる.従来回路で
は電源電圧E1の変動にチョッパ動作は影響を受けない
が、この第2実施例の回路も電源電圧E1の変動の影響
を受ける。
電源電圧E1が上昇して平均電流が下がろうとして上述
したようにトルク不足の恐れが生じると、比較器7に与
える基準電圧Vre4が上昇する。比較器7は、基準電
圧Vrefを反転入力端子に受けているので、基2t!
電圧vrerが上昇したことは比較基準が下がったこと
を意味する,その結果、チョッパ動作によって巻線電流
IONがオフしてから基準電圧Vrefに達するまでの
時間、従って、オフ時間′r2(第3図参照〉は短くな
る。他方、巻線電流IOHのオン時間Tl(第3図参照
)は比較器6回りの構成によるので、電源電圧Elの変
動の影響を受けずに固定である。すなわち、電源電圧E
lが上昇すると(平均電流を下げようとすると)、オフ
時間T2に比較してオン時間T1が長くなって平均電流
を増加させようとする。その結果、平均電流を小さくし
ようとする動作と平均電流を大きくしようとする動作と
が同時に行われ、この第2実施例によっても、平均電流
が一定に保たれてトルク不足が回避され、また、過度の
発熱を防止する。
このような状態で電源電圧Elが所望の値に向かって低
下していくとく平均電流を上げようとすると〉、上述と
は逆に、これに伴ってオフ時間T2だけが長くなる(平
均電流を下げようとする〉.その結果、この場合にも平
均電流が一定に保たれる。
従って、この第2実施例によっても、僅かな構成の変更
によって、モータ駆動用電源電圧E1の変動に応じて巻
線電流のオフ時間の長さを変化させて平均電流を一定に
保っているので、第1実施例と同様な効果を得ることが
できる。
なお、第2実施例においても、ツェナーダイオードZD
Iを設けている埋山は、第1実施例と同様に、基準電圧
Vrefの変動率を大きくしようとするためである. 回L犬施例 上述の実施例では、オン時間又はオフ時間のいずれか一
方だけを変化させるものを示したが、第1実施例及び第
2実施例を組み合わせて、モータ駆勤用電源電圧E1の
変動に応じてオン時間T 1及びオフ時間T2共に変化
させるようにしても良い。
要は、オンオフ時間割合を変化させるものであれば良く
、従って、オンオフ時間割合の制御構成は上述の実施例
のものに限定されない。例えば、充放電回路の充電時定
数を変化させてオンオフ時間割合を可変しても良い。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、巻線電流の平均を一定
に保つように、モータ駆動用電源電圧の変動に応じて、
オンオフ時間割合を変化させるオンオフ時間割合制御回
路を設けたので、平均電流を従来より低い一定値に押さ
えてもトルク不足が生じることがなく、また、平均電流
を押さえた分発熱が小さくなる.
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるステッピングモータ駆動回路の第
1実施例を示す回路図、第2図は従来回路の回路図、第
3図は第2図の各部信号波形図、第4図は従来の欠点の
説明図、第5図は本発明の第2実施例を示す回路図であ
る。 1、2・・・アンド回路、5・・・インバータ回路、6
、7・・・比較器、LL,L2・・・相巻線、TRI,
TR2・・・相励磁用トランジスタ、Rf・・・巻線電
流ION検出用抵抗、Rl・・・充放電回路を構成する
抵抗、R20、R30・・・基準電圧Vref形成用の
分圧抵抗、R40、R50・・・基準電圧Vi形成用の
分圧抵抗、Cl・・・充放電回路を構或するコンデンサ
、ZD,ZDI・・・電圧変動率調整用ツエナーダイオ
ード、E1・・・モータ駆動用電源電圧、E2・・・チ
ョッパ制御回路用電源電圧。 第1図 従来のステγと゜冫ク゛モータfi回路図第2図 第3図 IOFF 従来の欠点の説明図 第4図 第2実施例のステブビンク゛モータ駆動回路図第5図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ステッピングモータの巻線に流れる巻線電流を繰
    返しオンオフしてステッピングモータを駆動するステッ
    ピングモータ駆動回路において、巻線電流の平均を一定
    に保つように、モータ駆動用電源電圧の変動に応じて、
    巻線電流のオン時間又はオフ時間の少なくとも一方を変
    化させるオンオフ時間割合制御回路を設けたことを特徴
    とするステッピングモータ駆動回路。
  2. (2)巻線電流を検出用抵抗によって電圧に変換し、こ
    の変換電圧と基準電圧とを比較して巻線電流のオン時間
    を決定するステッピングモータ駆動回路であって、 上記オンオフ時間割合制御回路が、モータ駆動用電源電
    圧の変動に応じて、基準電圧を変化させて巻線電流のオ
    ンオフ時間割合を変化させることを特徴とする請求項第
    1項に記載のステッピングモータ駆動回路。
  3. (3)巻線電流のオフ開始時点から線形的に単調変化し
    ていく単調変化電圧と基準電圧とを比較して巻線電流の
    オフ時間を決定するステッピングモータ駆動回路であつ
    て、 上記オンオフ時間割合制御回路が、モータ駆動用電源電
    圧の変動に応じて、基準電圧を変化させて巻線電流のオ
    ンオフ時間割合を変化させることを特徴とする請求項第
    1項に記載のステッピングモータ駆動回路。
JP1229281A 1989-09-06 1989-09-06 ステッピングモータ駆動回路 Expired - Fee Related JP2933326B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1229281A JP2933326B2 (ja) 1989-09-06 1989-09-06 ステッピングモータ駆動回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1229281A JP2933326B2 (ja) 1989-09-06 1989-09-06 ステッピングモータ駆動回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0393496A true JPH0393496A (ja) 1991-04-18
JP2933326B2 JP2933326B2 (ja) 1999-08-09

Family

ID=16889659

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1229281A Expired - Fee Related JP2933326B2 (ja) 1989-09-06 1989-09-06 ステッピングモータ駆動回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2933326B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004364490A (ja) * 2003-05-09 2004-12-24 Citizen Watch Co Ltd 被駆動機構を動作させるための小型駆動装置、及びそれを用いた光学レンズの駆動装置とその光学レンズユニット

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5532419A (en) * 1978-08-26 1980-03-07 Copal Co Ltd Driving circuit for step motor
JPS58224596A (ja) * 1982-06-23 1983-12-26 Fujitsu Ltd ステツプモ−タ用駆動回路
JPS6066696A (ja) * 1983-09-20 1985-04-16 Toshiba Corp ステッピングモ−タの制御方式
JPS63224700A (ja) * 1987-03-13 1988-09-19 Sharp Corp ステツプモ−タの駆動方式

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5532419A (en) * 1978-08-26 1980-03-07 Copal Co Ltd Driving circuit for step motor
JPS58224596A (ja) * 1982-06-23 1983-12-26 Fujitsu Ltd ステツプモ−タ用駆動回路
JPS6066696A (ja) * 1983-09-20 1985-04-16 Toshiba Corp ステッピングモ−タの制御方式
JPS63224700A (ja) * 1987-03-13 1988-09-19 Sharp Corp ステツプモ−タの駆動方式

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004364490A (ja) * 2003-05-09 2004-12-24 Citizen Watch Co Ltd 被駆動機構を動作させるための小型駆動装置、及びそれを用いた光学レンズの駆動装置とその光学レンズユニット

Also Published As

Publication number Publication date
JP2933326B2 (ja) 1999-08-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6949917B2 (en) Switching power supply unit
US5708578A (en) PWM inductive load bridge driver for dynamically mixing four and two quadrant chopping during PWM period off time
JP2001501436A (ja) スイッチト―モード電源用サンプルホールド回路
US5406150A (en) Control system for motors and inductive loads
JPS631039B2 (ja)
JPH0393496A (ja) ステッピングモータ駆動回路
US7535206B2 (en) Synchronous rectifying type switching regulator control circuit and semiconductor integrated circuit including the same
JPH08288811A (ja) プッシュプル駆動回路
JP3769925B2 (ja) パルス幅制御回路
JP3317043B2 (ja) 位相制御装置
JP2600103Y2 (ja) 電源回路
JP3396592B2 (ja) スイッチングレギュレータ
JPH07240676A (ja) 駆動回路
JPH1118419A (ja) Dc/dcコンバータ
JPS63129863A (ja) スイツチング電源装置
JPS6230475Y2 (ja)
JP2000152610A (ja) Dc−dcコンバータ
JPS6134906A (ja) ソレノイド駆動方式
JP2822074B2 (ja) 直流モータ駆動回路
JPS6139883A (ja) 直流モ−タの回転速度制御装置
JPH0421151B2 (ja)
JPH03273898A (ja) ステッピングモータ制御装置
JPH0720398B2 (ja) ステツピングモ−タの定電流駆動回路
JP2712522B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP2867928B2 (ja) マイクロステップドライバ回路

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees