JPH0390446A - 自動車用アウトサイドバックミラー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、片側が開放したミラーケース内に設けられた
ミラーガラスと、自動車の側壁に固定されたホルダーと
を具備し、ミラーケースがほぼ垂直な軸の回りに、例え
ば駐車位置へ揺動可能にホルダーに支承され、ミラーケ
ースが揺動軸と反対の側の範囲において、弧状のガイド
によって案内されている自動車用アウトサイドバックミ
ラーに関する。

〔従来の技術〕

この種のミラーの場合には、例えば自動車の駐車を容易
にするために、側方へ突出するミラーケースを意識的に
揺動運動させることがしばしば望まれる。

〔発明が解決しようとする課題〕

このような前提の下で、本発明の根底をなす課題は、ス
イッチを操作することによって揺動運動させるかまたは
元へ揺動運動させることができるようにするために、電
動機によるごラーケースを簡単な手段によって揺動させ
ることができるように、冒頭に述べたミラーを形成する
ことである。

〔発明の概要〕

この課題を解決するために、本発明では、弧状のガイド
に歯が形成され、ピニオンの回転によってミラーケース
が揺動し得るように、駆動可能なピニオンが前記歯に付
設されている。この場合、揺動の際に゛ミラーケースを
案内するときに既にピニオンの噛み合いまたは形状補完
的な係合を生じることができる。しかし、ピニオンから
突出する軸端部を設けてもよい。この軸端部は対応する
寸法を有する弧状の溝に係合する。

ミラーケースの固定保持を通常の位置と揺動時の両方で
達成するために、ミラーケースは好ましくは、平行な面
によって画成された突出部を備えている。この突出部は
、柔う−基部または逅う−永ルダーに設けられた側壁の
間で小さな遊びをもって支承されている。この突出部は
電動機収容部としての働きをしてもよく、従って箱状に
形成可能である。その際、この突出部の側方外側にはピ
ニオンまたは軸端部が設けられる。これに対応して、側
壁はその内面に、軸端部に係合させるための歯または弧
状の溝を形成しなければならない。

〔実施例〕

図に基づいて本発明を更に詳細に説明する。図には本発
明の実施例が示しである。

車両縦方向に延びる車両側壁１には、アウトサイドバッ
クミラーのためのホルダー２が固定されている。このホ
ルダーは固定基部としての働きをする。この固定はねじ
によって行われる。このホルダー２は互いに間隔をおい
て設けられた２個の側壁３を有する。この側壁は互いに
平行な内面４を有する。この内面はほぼ水平に延びてい
る。片側が開放したミラーケース６の箱状の突出部５が
、両側壁３の間の空間に挿入されている。ミラーケース
はその開口内にあるミラーガラス７を備えている。この
ミラーガラスは通常のごとく、８で示した玉継手によっ
て調節可能である。

ミラーケース６は、はぼミラーガラス７の高さ位置にお
いて、ピン９の形をしたほぼ垂直な軸の回りに矢印１０
方向に揺動可能である。その際、ミラーケース６はミラ
ーガラス７と共に、場所をとらない位置へ、車両の走行
方向に見て前方へ揺動可能である。

ピン９は両側壁３と突出部５を貫通している。

突出部の幅は、突出部が両内面４の間で小さな遊びをも
って案内および保持されるように定寸されている。

ミラーを駐車位置、すなわち矢印１０の方向に揺動させ
ることができるようにするために、突出部５の中に電動
機１１が設けられている。この電動機への給電線は図示
していない。ピン９に対して平行に延びる駆動軸１２は
、両側が外へ案内され、端部１２′を形成している。こ
の端部の一方には、ピニオンまたは歯車１３が設けられ
ている。

端部１２′の弧状の揺動路に対応して、両側壁３には弧
状の溝１４が設けられている。一方の側には、・端部１
２′との係合のための狭い溝１４が設けられている。反
対側には溝１４の他に、歯車１３を収容するための弧状
の拡大部１５が設けられている。この拡大部はピン９の
側に、歯車１３と噛み合う歯１６を備えている。

従って、電動機を操作または歯車１３を回転させると、
突出部５またはミラーケース６は矢印ＩＯの方へ揺動す
る。電動機を逆回転させると、ミラーケース６は駐車位
置から図示の普通位置へ戻る。

電動機の回路はすξットスイッチによって行うことがで
きる。そして、電動機の短時間の投入により駐車位置と
なり、手動で電動機を新たに投入４゜ すると、ミラーの図示作用位置となる。

図では、ピン９の形をした１本の揺動軸が示しである。

しかし、上記の駆動装置は、車両縦方向に並べて設けら
れた２本の揺動軸を有するミラーにも利用可能である。

この場合、ミラーは一方では前方へ、他方では後方へ揺
動することができる。

更に、両端部が枢着されたヒンジによってミラーケース
の枢着が行われる、２本の揺動軸を備えたミラー（西独
国特許第３０１７２２８号公報参照）の場合にも、本発
明を適用可能である。

揺動運動のための端部ストッパーを形成するために、湾
曲した溝１４は、第１図に示すように、両端部が制限さ
れている。

【図面の簡単な説明】

第１図は自動車用アウトサイドバックミラーの作用状態
の平面図、第２図は第１図のｎ−ＩＩ線に沿った断面図
である。 １・・・自動車の側壁、　２・・・ホルダー６・・・ミ
ラーケース、　　７・・・ミラーガラス、９・・・軸（
ピン）、　　１３・・・ピニオン、１４゜ ・ガイ ド、 ・歯

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、片側が開放したミラーケース内に設けられたミラー
   ガラスと、自動車の側壁に固定されたホルダーとを具備
   し、 ミラーケースがほぼ垂直な軸の回りに、例えば駐車位置
   へ揺動可能にホルダーに支承され、ミラーケースが揺動
   軸と反対の側の範囲において、弧状のガイドによって案
   内されている 自動車用アウトサイドバックミラーにおいて、弧状のガ
   イド（１４、１５）に歯（１６）が形成され、 ピニオン（１３）の回転によってミラーケース（６）が
   揺動し得るように、駆動可能なピニオンが前記歯（１６
   ）に付設されていることを特徴とする自動車用アウトサ
   イドバックミラー。 ２、弧状のガイド（１４、１５）がホルダー（２）に連
   結された２個の側壁（３）の内側に設けられ、この側壁
   が互いに平行な二つの内面（４）を備え、この内面の間
   に、ミラーケース（６）の突出部（５）が小さな遊びを
   もって設けられていることを特徴とする、請求項１記載
   の自動車用アウトサイドバックミラー。 ３、突出部（５）がピニオン（１３）を駆動する電動機
   （１１）の収容部を形成していることを特徴とする、請
   求項２記載の自動車用アウトサイドバックミラー。 ４、突出部（５）が箱状に形成されていることを特徴と
   する、請求項３記載の自動車用アウトサイドバックミラ
   ー。 ５、歯（１６）が揺動軸（９）寄りのガイド（１５）の
   側に設けられていることを特徴とする、請求項１または
   請求項２記載の自動車用アウトサイドバックミラー。 ６、駆動軸（１２）の突出端部（１２′）が弧状の溝（
   １４）に係合し、ピニオン（１３）のために、溝（１４
   ）から出発形成された弧状の溝拡大部（１５）が設けら
   れていることを特徴とする、請求項１または請求項２記
   載の自動車用アウトサイドバックミラー。 ７、両端部（１２′）にピニオン（１３）が設けられ、
   歯（１６）が両側に設けられていることを特徴とする、
   請求項６記載の自動車用アウトサイドバックミラー。 ８、溝（１４）の両端部が制限され、溝の端面が端部（
   １２′）の端部ストッパーを形成していることを特徴と
   する、請求項６記載の自動車用アウトサイドバックミラ
   ー。