JP3339373B2 - 電動格納式ドアーミラーにおける電格ユニットのコネクタ構造 - Google Patents

電動格納式ドアーミラーにおける電格ユニットのコネクタ構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車のド
アー等の車体に装備される電動格納式のドアーミラーに
おいて、電格ユニット内の駆動モータと電源とを電気的
に接続するコネクタ構造に係り、特に電格ユニットの小
型化が図られ、また防水性が向上された電動格納式ドア
ーミラーにおける電格ユニットのコネクタ構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】以下、電動格納式ドアーミラーについて
図7を参照して説明する。図において、1は自動車のド
アー(図示せず)に固定されるミラーベースである。こ
のミラーベース1には電格ユニット2が装備される。
【0003】この電格ユニット2は、ミラーベース1に
固定されるシャフトホルダ20と、そのシャフトホルダ
20に一体に設けられた(固定された)シャフト21
と、そのシャフト21及びシャフトホルダ20の固定部
材側にシャフト21の軸回りに回動可能に取り付けられ
かつ上部が開口されたギアケース22と、そのギアケー
ス22の上部開口の縁に水密に取り付けられたカバー2
3と、そのカバー23及びギアケース22中に収納され
た駆動モータM及び減速機構24及びクラッチ機構25
と、を具備するものである。上述の減速機構24及びク
ラッチ機構25は駆動モータMとシャフト21との間に
介装されている。この電格ユニット2のギアケース22
等の回動部材側にはミラーアセンブリ3が取り付けられ
ている。
【0004】このミラーアセンブリ3は、表面にミラー
面(鏡面)を有するミラーボディー30と、そのミラー
ボディー30の裏面に設けられたヒータ(例えば、PT
C面状発熱体)31及びミラーホルダ32と、前面に開
口部を有するミラーハウジング33と、そのミラーハウ
ジング33内に取り付けられたパワーユニット34とか
ら構成されている。上述のミラーボディー30等(ヒー
タ31及びミラーホルダ32を含む)は、上述のパワー
ユニット34に上下左右に傾動可能に取り付けられると
共に、上述のミラーハウジング33の前面開口部に配置
されている。
【0005】また、この電動格納式ドアーミラーにおい
ては、図示していないがスイッチ回路が装備されてい
る。このスイッチ回路は、前記ミラーアセンブリ3が所
定の位置に位置したときに前記駆動モータMへの通電を
遮断して前記ミラーアセンブリ3を起立位置又は格納位
置に停止させるものである。
【0006】上述の駆動モータM及びパワーユニット3
4及びヒータ31側と運転席に設置されたコントロール
スイッチ装置(図示せず)及び電源(図示せず)側とは
ハーネス(図示せず)により電気的に接続されている。
また、上述のスイッチ回路は、前記電格ユニット2内に
内蔵されている場合と、前記コントロールスイッチ装置
内に内蔵されている場合とがある。
【0007】次に、この電動格納式のドアーミラーの操
作作動について説明する。まず、コントロールスイッチ
装置を操作すると、駆動モータMが駆動して減速機構2
4及びクラッチ機構25の作用により、ミラーアセンブ
リ3が起立位置(使用位置)から格納位置(後方傾倒位
置)に、逆に格納位置(後方傾倒位置)から起立位置
(使用位置)にミラーベース1に対して回動する。その
ミラーアセンブリ3が所定の位置(起立位置又は格納位
置)に達したところで、スイッチ回路の作用により、駆
動モータMへの通電が遮断されてミラーアセンブリ3が
起立位置又は格納位置に位置することとなる。
【0008】また、ミラーアセンブリ3を手動により回
動させると、クラッチ機構25の作用でミラーアセンブ
リ3を起立位置、格納位置、前方傾倒位置に位置させる
ことができる。さらに、起立位置に位置するミラーアセ
ンブリ3に外力がかかると、クラッチ機構25の作用で
ミラーアセンブリ3が緩衝のために格納位置、前方傾倒
位置に回動位置する。上述の電動格納式ドアーミラーと
しては、例えば本出願人が先に出願した特願平6−17
0874号(特開平8−34288号)に係るものがあ
る。
【0009】上述の電動格納式ドアーミラーにおいて、
電格ユニット2内の駆動モータM側と電源側とを電気的
に接続する手段としては、コネクタ形式のものがある。
次に、従来の電格ユニットのコネクタ構造を図8及び図
9を参照して説明する。図8に示すコネクタ構造は、横
差しコネクタ構造であって、駆動モータMの側方に駆動
モータ側コネクタ(図示せず)が設けられており、その
駆動モータ側コネクタに電源側コネクタ6を、シャフト
21の軸Z−Z方向に対してほぼ直交する方向に横から
差し込んで接続することにより、電格ユニット2内の駆
動モータM側と電源側とが電気的に接続される。また、
図9に示すコネクタ構造は、上差しコネクタ構造であっ
て、駆動モータMの上方に駆動モータ側コネクタ(図示
せず)が設けられており、その駆動モータ側コネクタに
電源側コネクタ60を、シャフト21の軸Z−Z方向に
上から差し込んで接続することにより、電格ユニット2
内の駆動モータM側と電源側とが電気的に接続される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の従来
の電格ユニットのコネクタ構造において、前者は、駆動
モータ側コネクタが駆動モータMの側方に設けられてい
るので、この駆動モータ側コネクタに電源側コネクタ6
を横から差し込むと、その電源側コネクタ6が駆動モー
タMの側方に突出することとなり、電格ユニット2の横
幅が電源側コネクタ6の分T大きくなる。また、後者
は、駆動モータ側コネクタが駆動モータMの上方に設け
られているので、この駆動モータ側コネクタに電源側コ
ネクタ60を上から差し込むための開口部230がカバ
ー23の上部に設けられているから、長年の使用に際し
て、カバー23の開口部230において、水が重力作用
により電源側コネクタ6と回動部材側のカバー23との
間の隙間からギアケース22及びカバー23中(駆動モ
ータM及び減速機構24及びクラッチ機構25が内蔵さ
れている)に侵入する虞がある。
【0011】本発明は、電格ユニットの小型化が図ら
れ、また防水性が向上された電動格納式ドアーミラーに
おける電格ユニットのコネクタ構造を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の目的を
達成するために、駆動モータ側のコネクタを、回動部材
における前記駆動モータの近傍にシャフトの軸方向に対
して交差する方向に前記駆動モータを横切って設けた電
源側のコネクタを被包する挿入穴と、前記挿入穴の底部
から開口部にかけて前記駆動モータを横切って延設され
た接続部,前記駆動モータに前記挿入穴の底部から開口
部方向に差し込んで前記駆動モータとの電気的な接続を
行う差し込み式のターミナル及び前記駆動モータに前記
挿入穴の底部から開口部方向に挟み込んで前記駆動モー
タに固定する挟み込み式の固定部を有する導電部材とで
構成する。また、前記電源側コネクタに、前記挿入穴中
に挿入されたときに前記駆動モータ側コネクタの接続部
と電気的に接続する接続部を設ける。そして、前記回動
部材に、前記導電部材が前記駆動モータから前記挿入穴
の開口部から底部方向に抜けるのを防止する壁を設け
、ことを特徴とする。
【0013】本発明の電動格納式ドアーミラーにおける
電格ユニットのコネクタ構造は、上記の構成により、電
源側コネクタを駆動モータ側コネクタの挿入穴に挿入す
ると、電源側コネクタの接続部と駆動モータ側コネクタ
の接続部とが電気的に接続される。このとき、電源側コ
ネクタが駆動モータを横切って設けられた挿入穴中に挿
入され、その電源側コネクタが駆動モータの側方から突
出しないので、電格ユニットの横幅が従来の横差しコネ
クタ構造と比較して電源側コネクタの分小さくすること
ができ、電格ユニットの小型化が図られる。また、電源
側コネクタを駆動モータ側コネクタの挿入穴にシャフト
の軸方向に対してほぼ直交する方向に挿入して、電源側
コネクタと駆動モータ側コネクタとを電気的に接続す
る、所謂横差しコネクタ構造であるから、従来の上差し
コネクタ構造と比較して、経年変化後の防水性にも問題
がなく、防水性が向上される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電動格納式ドアー
ミラーにおける電格ユニット及びハーネスの一実施の形
態を図1乃至図6を参照して説明する。図中、図7乃至
図9と同符号は同一のものを示す。なお、図5中の、
と図6中の′、′とを繋ぐことにより、電動格納
式ドアーミラーの全体の分解斜視図となる。
【0015】この実施の形態における本発明の電格ユニ
ットのコネクタ構造は、駆動モータ側コネクタ4と、電
源側コネクタ5とを備え、前記駆動モータ側コネクタ4
と前記電源側コネクタ5とを接続することにより、電格
ユニット2内の駆動モータMと電源とを電気的に接続す
るものである。
【0016】前記駆動モータ側コネクタ4は、回動部材
の例えば絶縁性部材からなるカバー23のうち駆動モー
タMの上方の近傍にシャフト21の軸方向に対して交差
する方向(ほぼ直交する方向)に駆動モータMを横切っ
て設けられた挿入穴40と、駆動モータMに電気的に接
続された一対の導電部材41とを有する。
【0017】前記挿入穴40の内部の底部400と開口
部401との間に段部402が設けられている。前記一
対の導電部材41は、駆動モータMに挿入穴40の底部
400から開口部401方向に差し込み式に電気的に接
続されるターミナル410と、駆動モータMに挿入穴4
0の底部400から開口部401方向に挟み込み式に固
定される固定部411と、挿入穴40の底部400から
開口部401にかけて駆動モータMを横切って延設さ
れ、後述する電源側コネクタ5の接続部に電気的に接続
される接続部412とを備える。この一対の導電部材4
1のターミナル410と固定部411とを駆動モータM
に、挿入穴40の底部400から開口部401方向に、
差し込み式に電気的に接続すると共に挟み込み式に固定
する。
【0018】この駆動モータMと一対の導電部材41を
回動部材のギアケース22に固定されるプレート27に
設けられた駆動モータ収納部270中に収納固定する。
この駆動モータ収納部270には、一対の導電部材41
が駆動モータMから挿入穴40の開口部401から底部
400方向(電源側コネクタ5の挿入穴40中への挿入
方向と反対方向)に抜けるのを防止する壁271が、一
体に設けられている。この駆動モータM及び一対の導電
部材41が収納されたプレート27をギアケース22に
スクリュウ272により固定し、そのギアケース22及
びプレート27にカバー23をセットして、一対の導電
部材41の接続部412を挿入穴40の底部400から
開口部401にかけて駆動モータMを横切って延設させ
ることにより、駆動モータ側コネクタ4が構成されるこ
ととなる。
【0019】一方、前記電源側コネクタ5は、前記挿入
穴40中に挿入される例えば絶縁性部材からなる挿入部
50と、この挿入部50が前記挿入穴40中に挿入され
た時に前記駆動モータ側コネクタ4の接続部412と電
気的に接続する例えば導電性部材からなる接続部(図示
せず)と、有する。この接続部は、挿入部50に設けら
れた穴(前記駆動モータ側コネクタ4の接続部412が
挿入される穴)51中にセットされ、ハーネス52を介
して電源(図示せず)と電気的に接続されている。上述
の挿入部50のほぼ中間部には段部53が設けられてお
り、その段部53にはOリング54がセットされてい
る。
【0020】電格ユニット2のギアケース22とカバー
23とは水密に嵌合されている。すなわち、ギアケース
22の上部開口部の全周縁にはシール凸部222が一体
に設けられており、カバー23の下部開口部の全周縁に
はシール凹部231が設けられており、このシール凸部
222とシール凹部231との間にはシール材223が
全周に亘って塗布介在されている。
【0021】電格ユニット2のカバー23及びプレート
27及びギアケース22中に収納された減速機構24
は、図5及び図6に示すように、回転軸の一端(上端)
が駆動モータMのシャフトにジョイン240を介して取
付けられた第1ウォーム241と、その第1ウォーム2
41に噛み合わせられかつピン242によりギアケース
22に軸支された第1ウォームホイールとしての第1ヘ
リカルギア243と、この第1ヘリカルギア243に一
体に固定された小ギア244と、この小ギア244に噛
み合わせられた大ギア245と、Dカット面により大ギ
ア245の中心透孔に回転軸の一端を軸方向に移動可能
にかつ回転不可能に装着された第2ウォーム246と、
その第2ウォーム246に噛み合わせられかつピン24
7によりギアケース22及びプレート27に軸支された
第2ウォームホイールとしての第2ヘリカルギア248
と、から構成されている。ここで、上述の第1ウォーム
241及び第1ウォームホイールとしての第1ヘリカル
ギア242(1段目のウォームギア)と、第2ウォーム
243及び第2ウォームホイールとしての第2ヘリカル
ギア244(2段目のウォームギア)とにより、2段の
ウォームギアを構成する。
【0022】上述の電格ユニット2のカバー23及びプ
レート27及びギアケース22中に収納されたクラッチ
機構25は、図6に示すように、シャフト21に上から
順に外嵌したプッシュナット250と、圧縮スプリング
251と、クラッチギア252と、クラッチホルダー2
53と、ワッシャ254、255とからなる。上述のク
ラッチギア252は、シャフト21に対して回転可能で
あり、下面に係止溝を設ける。上述のクラッチホルダー
253はシャフト21に対して固定であり、上面に係止
爪を設ける。上述のプッシュナット250はシャフト2
1の上端部の係合溝に係合して、上述の圧縮スプリング
251を圧縮する。この圧縮スプリング251の弾性力
により、クラッチギア252の下面の係止溝にクラッチ
ホルダー253の上面の係止爪が係止して、クラッチギ
ア252とクラッチホルダー253とが継状態にある。
【0023】なお、図6中28及び280はミラーアセ
ンブリを所定位置の起立位置又は格納位置に位置させる
ストッパ機構のボール及び溝である。
【0024】この実施の形態における本発明の電格ユニ
ットのコネクタ構造は、以上の如き構成からなるもので
あるから、電源側コネクタ5の挿入部50を駆動モータ
側コネクタ4の挿入穴40に着脱可能に挿入すると、電
源側コネクタ5の接続部と駆動モータ側コネクタ4の接
続部412とが電気的に接続される。このとき、電源側
コネクタ5が駆動モータMを横切って設けられた挿入穴
40中に挿入され、その電源側コネクタ5が駆動モータ
Mの側方から突出しないので、電格ユニット2の横幅が
従来の横差しコネクタ構造と比較して電源側コネクタの
分小さくすることができ、電格ユニット2の小型化が図
られる。また、電源側コネクタ5の挿入部50を駆動モ
ータ側コネクタ4の挿入穴40にシャフト21の軸方向
Z−Zに対してほぼ直交する方向に挿入して、電源側コ
ネクタ5と駆動モータ側コネクタ4とを電気的に接続す
る、所謂横差しコネクタ構造であるから、従来の上差し
コネクタ構造と比較して、経年変化後の防水性にも問題
がなく、防水性が向上される。
【0025】特に、この実施の形態においては、一対の
導電部材41のターミナル410と固定部411とが駆
動モータMに、挿入穴40の底部400から開口部40
1方向に、差し込み式に電気的に接続されていると共に
挟み込み式に固定されているので、導電部材41と駆動
モータMとの半田付け等の工程が不要となり、その分コ
ストの低減化を図ることができる。しかも、この駆動モ
ータMと一対の導電部材41を収納固定したプレート2
7の駆動モータ収納部270には、一対の導電部材41
が駆動モータMから挿入穴40の開口部401から底部
400方向(電源側コネクタ5の挿入穴40中への挿入
方向と反対方向)に抜けるのを防止する壁271が、一
体に設けられているので、導電部材41と駆動モータM
とは差し込み式に電気的に接続されていると共に挟み込
み式に固定されていても、導電部材41が駆動モータM
から抜けるような虞はない。
【0026】なお、上述の実施の形態おいて、電動格納
式ドアーミラーは、自動車のドアに固定されているが、
ドア以外の車体にも固定される場合がある。また、駆動
モータMの駆動により、ミラーアセンブリがミラーベー
スに対して回動して所定の位置に達した時に、ストッパ
機構28、280のストッパ作用により、駆動モータM
への通電を遮断してミラーアセンブリを所定位置の起立
位置又は格納位置に位置させるスイッチ回路(図示せ
ず)は、この実施の形態においては運転席に設置された
コントロールスイッチ装置(図示せず)側に内蔵されて
いる例であるが、上述の電格ユニット2側に内蔵しても
良い。
【0027】
【発明の効果】以上から明らかなように、本発明の電動
格納式ドアーミラーにおける電格ユニットのコネクタ構
造は、電源側コネクタが駆動モータを横切って設けられ
た挿入穴中に挿入され、その電源側コネクタが駆動モー
タの側方から突出しないので、電格ユニットの横幅が従
来の横差しコネクタ構造と比較して電源側コネクタの分
小さくすることができ、電格ユニットの小型化が図られ
る。また、電源側コネクタを駆動モータ側コネクタの挿
入穴にシャフトの軸方向に対してほぼ直交する方向に挿
入して、電源側コネクタと駆動モータ側コネクタとを電
気的に接続する、所謂横差しコネクタ構造であるから、
従来の上差しコネクタ構造と比較して、経年変化後の防
水性にも問題がなく、防水性が向上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電動格納式ドアーミラーにおける電格
ユニットのコネクタ構造の一実施の形態を示し、電格ユ
ニットの斜視図である。
【図2】図1におけるII−II線断面図である。
【図3】図1におけるIII−III線断面図である。
【図4】図2におけるIV−IV線断面図である。
【図5】カバー、駆動モータ、プレート、減速機構の一
部の分解斜視図である。
【図6】シャフトホルダー、シャフト、ギアケース、減
速機構の一部、クラッチ機構の分解斜視図である。
【図7】一般の電動格納式ドアーミラーの概略を示した
一部破断及び一部透視の平面図である。
【図8】従来の電動格納式ドアーミラーにおける電格ユ
ニットの横差しコネクタ構造を示した縦断面図である。
【図9】従来の電動格納式ドアーミラーにおける電格ユ
ニットの上差しコネクタ構造を示した縦断面図である。
【符号の説明】
1…ミラーベース、2…電格ユニット、20…シャフト
ホルダ、21…シャフト、22…ギアケース、23…カ
バー、24…減速機構、25…クラッチ機構、27…プ
レート、270…駆動モータ収納部、271…壁、28
…ストッパ機構のボール、280…ストッパ機構の溝、
M…駆動モータ、3…ミラーアセンブリ、4…駆動モー
タ側コネクタ、40…挿入穴、400…底部、401…
開口部、402…段部、41…導電部材、410…ター
ミナル、411…固定部、412…接続部、5…電源側
コネクタ、50…挿入部、51…穴、52…ハーネス、
53…段部、54…Oリング。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のドアー等の車体に固定されるミ
    ラーベースと、 前記ミラーベースに固定されるシャフト等からなる固定
    部材,該固定部材に前記シャフトの軸回りに回動可能に
    取り付けられた回動部材及び当該回動部材中に収納され
    た駆動モータを具備する電格ユニットと、 前記回動部材に取り付けられたミラーアセンブリと、 前記ミラーアセンブリが所定の位置に位置したときに前
    記駆動モータへの通電を遮断して前記ミラーアセンブリ
    を起立位置又は格納位置に停止させるスイッチ回路と、前記駆動モータと電源とを電気的に接続する前記駆動モ
    ータ側のコネクタ及び前記電源側のコネクタと、 を備えた電動格納式ドアーミラーにおける電格ユニット
    のコネクタ構造であって、 前記駆動モータ側コネクタ、 前記回動部材における前記駆動モータの近傍に前記シャ
    フトの軸方向に対して交差する方向に前記駆動モータを
    横切って設けた前記電源側コネクタを被包する挿入穴
    と、前記挿入穴の底部から開口部にかけて前記駆動モータを
    横切って延設された接続部,前記駆動モータに前記挿入
    穴の底部から開口部方向に差し込んで前記駆動モータと
    の電気的な接続を行う差し込み式のターミナル及び前記
    駆動モータに前記挿入穴の底部から開口部方向に挟み込
    んで前記駆動モータに固定する挟み込み式の固定部を有
    する 導電部材と で構成し、 前記電源側コネクタに、前記挿入穴中に挿入されたとき
    に前記駆動モータ側コネクタの接続部と電気的に接続す
    る接続部を設け前記回動部材に、前記導電部材が前記駆動モータから前
    記挿入穴の開口部から底部方向に抜けるのを防止する壁
    を設ける、 ことを特徴とする電動格納式ドアーミラーにおける電格
    ユニットのコネクタ構造。
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