JPH03749Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH03749Y2 JPH03749Y2 JP14511281U JP14511281U JPH03749Y2 JP H03749 Y2 JPH03749 Y2 JP H03749Y2 JP 14511281 U JP14511281 U JP 14511281U JP 14511281 U JP14511281 U JP 14511281U JP H03749 Y2 JPH03749 Y2 JP H03749Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- shaped
- shaped terminal
- metal half
- fitting
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 6
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 6
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 5
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- 239000003989 dielectric material Substances 0.000 description 8
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 5
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 3
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910001004 magnetic alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
- Filters And Equalizers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、電源線路や信号線路等に挿入してノ
イズを除去するための貫通形ノイズフイルタに関
する。
イズを除去するための貫通形ノイズフイルタに関
する。
従来、貫通形ノイズフイルタとしては円筒状セ
ラミツクスリーブの内側に円筒状磁性体を配置し
た構造のものが知られている。しかし、円筒セラ
ミツクスリーブを使用する場合には周波数特性の
向上に限界があり、かつ機械的強度やサーマルク
ラツクに対する耐久性に問題があつた。
ラミツクスリーブの内側に円筒状磁性体を配置し
た構造のものが知られている。しかし、円筒セラ
ミツクスリーブを使用する場合には周波数特性の
向上に限界があり、かつ機械的強度やサーマルク
ラツクに対する耐久性に問題があつた。
本考案は、上記の点に鑑み、板状誘電体と筒状
磁性体とを組合せかつそれらを外部金具で囲む構
造とすることにより、周波数特性を改善するとと
もに機械的強度の向上を図つた貫通形ノイズフイ
ルタを提供しようとするものである。
磁性体とを組合せかつそれらを外部金具で囲む構
造とすることにより、周波数特性を改善するとと
もに機械的強度の向上を図つた貫通形ノイズフイ
ルタを提供しようとするものである。
以下、本考案に係る貫通形ノイズフイルタの実
施例を図面に従つて説明する。
施例を図面に従つて説明する。
第1図は本考案の実施例の外観を、第2図は内
部構造を、第3図は等価回路を夫々示すものであ
る。これらの図において、第1の金属半ケース1
の内部には、円板状セラミツク等の第1の円板状
誘電体2が設けられ、それらを貫通する如く第1
のパイプ状端子金具3が設けられる。ここで、金
属半ケース1は段付円筒状であり、また円板状誘
電体2は表、裏面に夫々電極を有していて中心に
前記パイプ状端子金具3を通す中心孔を有するも
のであり、誘電体2の片側の電極は金属半ケース
1の内側段部にはんだ付で固定され、他方の電極
はパイプ状端子金具3のつば部4にはんだ付され
ている。そして、金属半ケース1内には誘電体2
及びパイプ状端子金具3を固定する如く絶縁樹脂
5が注形される。同様に、第2の金属半ケース6
にも第2の円板状誘電体7及び第2のパイプ状端
子金具8が設けられ、絶縁樹脂9で固定されてい
る。そして、第1の金属半ケース1と第2の金属
半ケース6を一体化する前に円筒状フエライトコ
アあるいは非晶質磁性合金の薄板を円筒状に積層
したものから成る円筒状磁性体10をそれらの内
部に配置し、さらに第1及び第2のパイプ状端子
金具3,8、円筒状磁性体10を貫通する如く中
心導体11が設けられ、第1及び第2の金属半ケ
ース1,6はいずれか一方(たとえば半ケース
6)の接続端縁部を折曲げかしめることにより電
気的、機械的に一体化される。また、第1及び第
2の端子金具3,8と中心導体11とは溶接、か
しめ、はんだ付等で電気的に接続される。
部構造を、第3図は等価回路を夫々示すものであ
る。これらの図において、第1の金属半ケース1
の内部には、円板状セラミツク等の第1の円板状
誘電体2が設けられ、それらを貫通する如く第1
のパイプ状端子金具3が設けられる。ここで、金
属半ケース1は段付円筒状であり、また円板状誘
電体2は表、裏面に夫々電極を有していて中心に
前記パイプ状端子金具3を通す中心孔を有するも
のであり、誘電体2の片側の電極は金属半ケース
1の内側段部にはんだ付で固定され、他方の電極
はパイプ状端子金具3のつば部4にはんだ付され
ている。そして、金属半ケース1内には誘電体2
及びパイプ状端子金具3を固定する如く絶縁樹脂
5が注形される。同様に、第2の金属半ケース6
にも第2の円板状誘電体7及び第2のパイプ状端
子金具8が設けられ、絶縁樹脂9で固定されてい
る。そして、第1の金属半ケース1と第2の金属
半ケース6を一体化する前に円筒状フエライトコ
アあるいは非晶質磁性合金の薄板を円筒状に積層
したものから成る円筒状磁性体10をそれらの内
部に配置し、さらに第1及び第2のパイプ状端子
金具3,8、円筒状磁性体10を貫通する如く中
心導体11が設けられ、第1及び第2の金属半ケ
ース1,6はいずれか一方(たとえば半ケース
6)の接続端縁部を折曲げかしめることにより電
気的、機械的に一体化される。また、第1及び第
2の端子金具3,8と中心導体11とは溶接、か
しめ、はんだ付等で電気的に接続される。
上記実施例によれば次のような効果を上げるこ
とができる。
とができる。
(1) 略同一形状の第1の金属半ケース1と第2の
金属半ケース6とをいずれか一方の接続端縁部
を折曲げかしめることにより一体化して外部金
具12を構成しており、誘電体や磁性体が外部
金具12で囲まれることになるため、機械的強
度が大幅に向上する。また、機械による自動組
立てがやり易い構造であ、簡単に組立てがで
き、コスト低減が可能である。さらに、溶接作
業を不要にできる利点もある。
金属半ケース6とをいずれか一方の接続端縁部
を折曲げかしめることにより一体化して外部金
具12を構成しており、誘電体や磁性体が外部
金具12で囲まれることになるため、機械的強
度が大幅に向上する。また、機械による自動組
立てがやり易い構造であ、簡単に組立てがで
き、コスト低減が可能である。さらに、溶接作
業を不要にできる利点もある。
(2) パイプ状端子金具3,8にさらに中心導体1
1をリード線として挿通する構造であり、サー
マルラツクに対する耐久性が大きい。
1をリード線として挿通する構造であり、サー
マルラツクに対する耐久性が大きい。
(3) 貫通コンデンサを構成する第1及び第2の誘
電体として円板状セラミツク等の円板状誘電体
2,7を使用することができるから、円筒状誘
電体を使用する場合に比べ高周波領域での周波
数特性がさらに良好となる。
電体として円板状セラミツク等の円板状誘電体
2,7を使用することができるから、円筒状誘
電体を使用する場合に比べ高周波領域での周波
数特性がさらに良好となる。
(4) 外部金具12及び絶縁樹脂5,9で囲まれた
密閉空間内に誘電体及び磁性体が収納されるこ
とになるため信頼性が高い。
密閉空間内に誘電体及び磁性体が収納されるこ
とになるため信頼性が高い。
貫通コンデンサを構成する円板状誘電体2,7
としては、バリスタ素体の両面に電極を構成した
ものや、電極を多層に形成した積層コンデンサ構
造を持つものを用いても良い。
としては、バリスタ素体の両面に電極を構成した
ものや、電極を多層に形成した積層コンデンサ構
造を持つものを用いても良い。
以上説明したように、本考案によれば、板状誘
電体と筒状磁性体とを組合せかつそれらを外部金
具で囲む構造とすることにより、周波数特性を改
善するとともに機械的強度及び信頼性の向上を図
ることが可能な貫通形ノイズフイルタを得ること
ができる。
電体と筒状磁性体とを組合せかつそれらを外部金
具で囲む構造とすることにより、周波数特性を改
善するとともに機械的強度及び信頼性の向上を図
ることが可能な貫通形ノイズフイルタを得ること
ができる。
第1図は本考案に係る貫通形ノイズフイルタの
実施例であつて外観を示す正面図、第2図は同正
断面図、第3図は同等価回路図である。 1,6……金属半ケース、2,7……円板状誘
電体、3,8……パイプ状端子金具、5,9……
絶縁樹脂、10……円筒状磁性体、11……中心
導体、12……外部金具。
実施例であつて外観を示す正面図、第2図は同正
断面図、第3図は同等価回路図である。 1,6……金属半ケース、2,7……円板状誘
電体、3,8……パイプ状端子金具、5,9……
絶縁樹脂、10……円筒状磁性体、11……中心
導体、12……外部金具。
Claims (1)
- 第1の段付円筒状金属半ケースと、これを貫通
する如く設けられる第1のパイプ状端子金具と、
表、裏面に夫々電極を有しかつ前記第1のパイプ
状端子金具を通す中心孔を有していて前記第1の
段付円筒状金属半ケースの内側段部と第1のパイ
プ状端子金具のつば部との間に接続される第1の
円板状誘電体と、少なくとも前記第1のパイプ状
端子金具及び第1の円板状誘電体を固定する如く
注形された第1の樹脂と、第2の段付円筒状金属
半ケースと、これを貫通する如く設けられる第2
のパイプ状端子金具と、表、裏面に夫々電極を有
しかつ前記第2のパイプ状端子金具を通す中心孔
を有していて前記第2の段付円筒状金属半ケース
の内側段部と第2のパイプ状端子金具のつば部と
の間に接続される第2の円板状誘電体と、少なく
とも前記第2のパイプ状端子金具及び第2の円板
状誘電体を固定する如く注形された第2の樹脂
と、前記第1及び第2の金属半ケースを、いずれ
か一方の接続端縁部を折曲げかしめることにより
一体化してなる外部金具内に収納される円筒状磁
性体と、前記第1及び第2のパイプ状端子金具及
び円筒状磁性体を貫通しかつ両パイプ状端子金具
に接続される中心導体とを備えたことを特徴とす
る貫通形ノイズフイルタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14511281U JPS5850513U (ja) | 1981-09-30 | 1981-09-30 | 貫通形ノイズフィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14511281U JPS5850513U (ja) | 1981-09-30 | 1981-09-30 | 貫通形ノイズフィルタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5850513U JPS5850513U (ja) | 1983-04-05 |
JPH03749Y2 true JPH03749Y2 (ja) | 1991-01-11 |
Family
ID=29938054
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14511281U Granted JPS5850513U (ja) | 1981-09-30 | 1981-09-30 | 貫通形ノイズフィルタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5850513U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3326629A1 (de) * | 1983-07-23 | 1985-01-31 | Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart | Stoerschutz-filter fuer elektronische steuergeraete in kraftfahrzeugen |
JP6458232B2 (ja) * | 2014-07-31 | 2019-01-30 | 北川工業株式会社 | 出力ノイズ低減装置 |
-
1981
- 1981-09-30 JP JP14511281U patent/JPS5850513U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5850513U (ja) | 1983-04-05 |
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