JPS5833698Y2 - 高圧用lc複合部品 - Google Patents

高圧用lc複合部品

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JPS5833698Y2
JPS5833698Y2 JP1978026644U JP2664478U JPS5833698Y2 JP S5833698 Y2 JPS5833698 Y2 JP S5833698Y2 JP 1978026644 U JP1978026644 U JP 1978026644U JP 2664478 U JP2664478 U JP 2664478U JP S5833698 Y2 JPS5833698 Y2 JP S5833698Y2
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JP
Japan
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dielectric
dielectric body
bobbin
inductor
groove
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JP1978026644U
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JPS54129740U (ja
Inventor
益作 奥村
Original Assignee
株式会社村田製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、高圧用LC複合部品に係り、さらに詳しくは
一個の貫通孔を有する多芯構造のモールドレスタイプの
高圧用貫通コンデンサと、ボビンに巻装されてなるイン
ダクタとを一体に取付けてなる高圧用LC複合部品に関
する。
一般に多連構造の高圧用貫通型コンテ゛ンサは、第1図
に示すようにそのセラミック誘電体1が長楕円形状をし
たものであり、その焦点部近傍にそれぞれ貫通孔2の形
成されたものが用いられていた。
ところが、このような貫通孔が複数個あるような形状の
誘電体は、肉厚の不均一な部分が多いために成型時ある
いは焼成時に内部ストレスが生じて機械的性能および電
気的性能が低下するという欠点を有するとともに、誘電
体1の貫通孔2に電極導体を貫通させて樹脂モールドす
ると、それらの熱膨張係数の差異によってモールド樹脂
にストレスがかかり、その部分で破壊したりするという
欠点を有するものであった。
また、このようなセラミック誘電体を用いた高圧用貫通
型コンデンサとインダクタとを一体化するにあたっては
、構造上その組立ての煩雑さがさけられないという欠点
もあった。
本考案は、このような点に鑑みてなされたもので、機械
的および電気的性能の低下することのない構造の高圧用
貫通型コンデンサを用いるとともに、組立ての容易な高
圧用LC複合部品を提供することを目的とするもので゛
ある。
以下に本考案の一実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。
第2図は高圧用貫通型コンテ゛ンサのみを示す分解斜視
図、第3図は高圧用LC複合部品の縦断面図である。
これらの図において、11は両端面を貫通する一個の貫
通孔12を有するセラミック円筒状誘電体、13.14
はこの誘電体11の一端面に互いに分離して設けられた
分割電極、15は前記誘電体の他端面に設けられた共通
電極である。
つまり、これらの分割型filifi13,14および
共通電極15のそれぞれの間で誘電体を介して容量が形
成されるのである。
16.17は前記分割電極13.14のそれぞれに半田
あるいは導電性接着剤により接続された電極板であり、
それぞれ貫通孔12に対応する部分の一部を切り起して
接続端子18.19を形成するとともに、その切り起こ
した部分に切欠き20.21を形成するようにしたもの
である。
そしてこれらの電極板16.17は、その外周縁部が、
その角部Aに丸みをもたせて誘電体11上方に折曲せし
められ、均圧リングとしての作用を有するようにせしめ
られたものである。
22は前記共通電極15に半田あるいは導電性接着剤に
より接続された接地板であり、貫通孔12に対応する部
分に通孔23が形成されるとともに、両端部に取り付は
穴24.25が形成されたものである。
26.27はビニール被覆線等からなるリード線であり
、一端が前記電極板16.17の接続端子18.19に
それぞれ接続されるとともに、貫通(L12内を互いに
絶縁された状態で貫通することにより他端が接地板22
の底面側に引き出されてなるものである。
これらのリード線26 、27の接続端子18.19へ
の接続は、カシメ接続あるいは半田付けによるものなど
適宜の手段が用いられる。
28は前記誘電体11の表面に塗布されたクリヤーラッ
カ、グレーズ等の絶縁塗膜であり、誘電体表面の汚染防
止のためのものである。
29はコイルボビンで、その底部は下方向に突出され、
その突出された部分の底面に溝29 aが形成され、こ
の溝に前記電極板16.17の外周縁部が嵌着されたも
のである。
30.31はそれぞれコイルボビン29に巻回されたチ
ョークコイル等のコイルで、それぞれの一端が前記接続
端子18.19に接続されたものである。
32゜33はコイル30.31の引出線、34はコイル
ボビン29の貫通孔に挿通されたコアである。
つまり、ボビン29、コイル30.31およびコア34
からインダクタが形成されている。
本考案の高圧用LC複合部品は以其のように構成される
が、何ら上記の実施例のものに限定されるものではない
たとえば、誘電体11として本実施例のような円筒状の
ものにかえて第4図に示すような楕円円筒状のものを用
いることもできる。
要するに誘電体11の肉厚が略均−になるように−個の
貫通孔が設けられておればよいのであって、その外形状
は全く任意なのである。
また本実施例では、誘電体11の一端面に設けた分割電
極12゜13は2個からなるものであるが、3個以上の
ものとすることもできる。
この場合は電極板、リード線ともに分割電極の数にみあ
っただけのものを用いることはいうまでもない。
さらには接地板22の通(L23にゴムブッシング(図
示せず)を嵌着することにより、リード線26 、27
の固定と、それらの絶縁性を向上させるようなことも適
宜なし得る。
また、コイルボビン29の貫通孔に挿通されているコア
34は必ずしも不可欠のものではない。
さらには、ポビン29底部を上記実施例のように下方向
に突出させた場合は、電極板16.17との間に十分な
るスペースが形成され、リード線26 、27と接続端
子18.19との接続等が容易となるが、必ずしもポビ
ン29底部を下方向に突出させる必要はない。
その他の多少の設計変更も本考案の域を出ない。
本考案の高圧用LC複合部品は以上説明したように、そ
の高圧用貫通型コンデンサが誘電体に一個の貫通孔のみ
を設けるようにしたものなので、誘電体の肉厚を略均−
なものとすることができて、成型時あるいは焼成時に生
じていた従来の内部ストレスをなくすことができ、機械
的、電気的性能を低下させることがないという性能的に
すぐれたものとなる。
また、−個の貫通孔であっても多芯構造としているので
、従来の多連構造のものと同一の機能を有しており、ま
たモールド樹脂を用いていないので、樹脂とリード線と
誘電体との熱膨張係数の差異によるストレスも生じるこ
とがなく、それによるコンデンサの破壊が阻止される。
さらにはモールド樹脂がないにもかかわらず、電極板の
外周縁部をその角部に丸みを有するように折曲せしめて
その電極板に均圧リングとしての作用をもたせているの
で、耐電圧特性も低下することがないというすぐれたも
のとなる。
また、モールド樹脂を用いないものなので、その製造工
程が極めて簡素化されるとともに、コスト的にも有利な
ものとなる。
さらには高圧用貫通型コンデンサとインダクタとを一体
化するにあたり、ボビン底面の溝に電極板の外周縁部を
嵌着するという構成であるので、組立てがきわめて容易
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の多連構造の高圧用貫通型コンテ゛ンサに
用いられる誘電体の斜視図、第2図は本考案の高圧用L
C複合部品に用いる高圧用貫通型コンデンサの分解斜視
図、第3図は本考案の一実施例の高圧用LC複合部品の
縦断面図、第4図は本考案の高圧用LC複合部品に用い
られる高圧用貫通型コンテ゛ンサの誘電体の他の形状例
の斜視図である。 11・・・・・・セラミック誘電体、12・・・・・・
貫通孔、13゜14・・・・・・分割電極、15・・・
・・・共通電極、16.17・・・・・・電極板、18
.19・・・・・・接続端子、20.21・・・・・・
切欠き、22・・・・・・接地板、23・・・・・・通
孔、24.25・・・・・・取り付は穴、26゜27・
・・・・・リード線、28・・・・・・絶縁塗膜、29
・・・・・・コイルボビン、29a・・・・・・溝、3
0.31・・・・・・コイル、32 、33・・・・・
・引出線、34・・・・・・コア。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)両端面を貫通する一個の貫通孔を有するセラミッ
    ク誘電体、この誘電体の一端面に設けられた複数個の分
    割電極、これらの分割電極にそれぞれ接続されるととも
    に、外周縁部が角部に丸みをもたせて前記誘電体上方に
    折曲せしぬられた複数個の電極板、前記誘電体の他端面
    に設けられた共通電極、この共通電極に接続された接地
    板、前記電極板のそれぞれに接続されるとともに、前記
    誘電体の貫通孔内を互いに絶縁された状態で貫通する複
    数本のリード線、および前記誘電体の表面に塗布された
    絶縁塗膜からなる高圧用貫通型コンデンサと、ボビンに
    巻装されてなるインダクタとが一体に取付けられてなる
    高圧用LC複合部品であって、前記インダクタのボビン
    底面に溝が形成され、この溝に前記高圧用貫通型コンテ
    ゛ンサの電極板の外周縁部が嵌着されたことを特徴とす
    る高圧用LC複合部品。
  2. (2)インダクタのボビン底部は下方向に突出され、こ
    の突出された部分の底面に溝が形成された実用新案登録
    請求の範囲第1項に記載の高圧用LD複合部品。
JP1978026644U 1978-03-01 1978-03-01 高圧用lc複合部品 Expired JPS5833698Y2 (ja)

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JP1978026644U JPS5833698Y2 (ja) 1978-03-01 1978-03-01 高圧用lc複合部品

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JPS54129740U JPS54129740U (ja) 1979-09-08
JPS5833698Y2 true JPS5833698Y2 (ja) 1983-07-28

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5112666U (ja) * 1974-07-16 1976-01-29
JPS525785U (ja) * 1975-06-28 1977-01-14

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5615789Y2 (ja) * 1973-12-07 1981-04-14

Patent Citations (2)

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JPS5112666U (ja) * 1974-07-16 1976-01-29
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JPS54129740U (ja) 1979-09-08

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