JP2519507Y2 - 高電圧コンデンサ - Google Patents
高電圧コンデンサInfo
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- JP2519507Y2 JP2519507Y2 JP1279190U JP1279190U JP2519507Y2 JP 2519507 Y2 JP2519507 Y2 JP 2519507Y2 JP 1279190 U JP1279190 U JP 1279190U JP 1279190 U JP1279190 U JP 1279190U JP 2519507 Y2 JP2519507 Y2 JP 2519507Y2
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- Japan
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- capacitor
- high voltage
- tab
- tabs
- porcelain
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- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、高圧貫通型磁器コンデンサ等の高電圧コン
デンサに関するものである。
デンサに関するものである。
高電圧コンデンサは、電子レンジのマグネトロン管等
のフィルタコンデンサとして使用される。
のフィルタコンデンサとして使用される。
ここで、従来の高圧貫通型磁器コンデンサの一例を第
5図の組立縦断面図をもとに説明すると、高圧貫通型磁
器コンデンサは貫通孔1,2と表電極3,4及び裏電極5を備
えた磁器誘電体6、窓71を備えた接地板(シャーシ)
7、電極金具8及び9、接続タブ10,11をカシメ圧着に
より固着した中心導体12及び13、シリコーンチューブ14
及び15、絶縁ケース16並びに絶縁カバー17からなり、前
記シリコーンチューブ14,15を前記中心導体12,13に挿入
被着し、接地板7の外周側に絶縁ケース16を、内周側に
は絶縁カバー17をそれぞれ挿入嵌合し、上記各部材を絶
縁樹脂モールド18,19により一体固化して構成されてい
た。
5図の組立縦断面図をもとに説明すると、高圧貫通型磁
器コンデンサは貫通孔1,2と表電極3,4及び裏電極5を備
えた磁器誘電体6、窓71を備えた接地板(シャーシ)
7、電極金具8及び9、接続タブ10,11をカシメ圧着に
より固着した中心導体12及び13、シリコーンチューブ14
及び15、絶縁ケース16並びに絶縁カバー17からなり、前
記シリコーンチューブ14,15を前記中心導体12,13に挿入
被着し、接地板7の外周側に絶縁ケース16を、内周側に
は絶縁カバー17をそれぞれ挿入嵌合し、上記各部材を絶
縁樹脂モールド18,19により一体固化して構成されてい
た。
このようなコンデンサでは、より小型化及び低コスト
化の要求が強いが、この要求は磁器誘電体6の性能向上
により接続タブ10,11付中心導体12,13間の間隔を縮小す
ることとなった。
化の要求が強いが、この要求は磁器誘電体6の性能向上
により接続タブ10,11付中心導体12,13間の間隔を縮小す
ることとなった。
ところが、図示のように接続タブ10(11)は中心導体
12(13)と一直線状に接続されていると共に、接続タブ
10,11の先端部間隔は、従来リセプタクル(コンセン
ト)の挿入孔同士の間隔が規格されているため縮小する
ことができないので、コンデンサの小型化が難しいとい
う問題点があった。
12(13)と一直線状に接続されていると共に、接続タブ
10,11の先端部間隔は、従来リセプタクル(コンセン
ト)の挿入孔同士の間隔が規格されているため縮小する
ことができないので、コンデンサの小型化が難しいとい
う問題点があった。
本考案は、接続タブ10,11を折曲してリセプタクルの
挿入側タブ間間隔を拡開し、該拡開分だけ前記中心導体
12,13間の間隔を縮小することによりコンデンサの小型
化を達成したものである。
挿入側タブ間間隔を拡開し、該拡開分だけ前記中心導体
12,13間の間隔を縮小することによりコンデンサの小型
化を達成したものである。
本考案は、磁器誘電体の貫通孔に挿通されるタブ付中
心導体にシリコーンチューブを被着し、全体を絶縁樹脂
モールドで一体固化形成した高電圧磁器コンデンサにお
いて、前記タブを折曲して、中心導体のカシメ着側より
リセプタクルの挿入側のタブ間間隔を拡開したことを特
徴とする高電圧コンデンサである。
心導体にシリコーンチューブを被着し、全体を絶縁樹脂
モールドで一体固化形成した高電圧磁器コンデンサにお
いて、前記タブを折曲して、中心導体のカシメ着側より
リセプタクルの挿入側のタブ間間隔を拡開したことを特
徴とする高電圧コンデンサである。
このコンデンサでは、接続タブのリセプタクルへの挿
入側タブ間間隔が所定の規格値に維持され、前記折曲分
だけコンデンサ径を縮小することができる。
入側タブ間間隔が所定の規格値に維持され、前記折曲分
だけコンデンサ径を縮小することができる。
本考案の実施例を図面に基づいて説明すると、このコ
ンデンサの全体構造は上記従来例とほぼ同様であり、第
1図及び第2図に示すように、接続タブ10及び11を、そ
の上方部が互いに離反する側に折曲することにより、該
タブ上方の先端部間隔Dをリセプタクルの挿入孔同士の
間隔と一致させると共に、該折曲による離反間隔分だけ
中心導体12,13間の間隔dを縮小すると共に、該縮小に
対応して絶縁ケース16,絶縁カバー17等の部品の径も小
さくしてコンデンサ径を縮小したものであって、他の部
分の構造は第5図の従来例のものと変わるところがな
い。
ンデンサの全体構造は上記従来例とほぼ同様であり、第
1図及び第2図に示すように、接続タブ10及び11を、そ
の上方部が互いに離反する側に折曲することにより、該
タブ上方の先端部間隔Dをリセプタクルの挿入孔同士の
間隔と一致させると共に、該折曲による離反間隔分だけ
中心導体12,13間の間隔dを縮小すると共に、該縮小に
対応して絶縁ケース16,絶縁カバー17等の部品の径も小
さくしてコンデンサ径を縮小したものであって、他の部
分の構造は第5図の従来例のものと変わるところがな
い。
すなわち二つの貫通孔1,2を備えた磁器誘電体6の片
面に表電極3,4を配設し、一方その反対の対向面に裏電
極5を配設し、これら電極3,4,5に前記貫通孔1,2に対応
して孔部を設け、そして該裏電極5を中央部に窓71を
開口した接地板7に接合導通させ、前記接続タブ10,11
付中心導体12,13を表電極3,4に接合導通される電極金具
8,9を介して表電極3,4、磁器誘電体6、裏電極5及び接
地板7の窓71の順に貫通させ、前記中心導体12,13に絶
縁及び耐圧のためのシリコーンチューブ14,15を挿入被
着し、さらに接地板7の外周側には円筒状の絶縁ケース
16を、その内周側には絶縁カバー17をそれぞれ挿入嵌合
して、これら絶縁ケース16,絶縁カバー17の内部にエポ
キシ樹脂などの絶縁樹脂モールド18、19をそれぞれ注入
して一体固化したものである。
面に表電極3,4を配設し、一方その反対の対向面に裏電
極5を配設し、これら電極3,4,5に前記貫通孔1,2に対応
して孔部を設け、そして該裏電極5を中央部に窓71を
開口した接地板7に接合導通させ、前記接続タブ10,11
付中心導体12,13を表電極3,4に接合導通される電極金具
8,9を介して表電極3,4、磁器誘電体6、裏電極5及び接
地板7の窓71の順に貫通させ、前記中心導体12,13に絶
縁及び耐圧のためのシリコーンチューブ14,15を挿入被
着し、さらに接地板7の外周側には円筒状の絶縁ケース
16を、その内周側には絶縁カバー17をそれぞれ挿入嵌合
して、これら絶縁ケース16,絶縁カバー17の内部にエポ
キシ樹脂などの絶縁樹脂モールド18、19をそれぞれ注入
して一体固化したものである。
第3図及び第4図は別の実施例を示し、接続タブ10,1
1の折曲部分にリブ101,111を設けて強度を向上させたも
のである。
1の折曲部分にリブ101,111を設けて強度を向上させたも
のである。
本考案の高電圧コンデンサでは、接続タブを折曲離反
した分だけコンデンサの径が縮小されて小型化が達成さ
れ、しかも安価に提供できるものである。
した分だけコンデンサの径が縮小されて小型化が達成さ
れ、しかも安価に提供できるものである。
第1図は本考案の一実施例の正面断面図、第2図はその
分解説明図、第3図は別の実施例の正面断面図、第4図
はその分解説明図、第5図は従来例の正面断面図ある。 1,2……貫通孔、3,4……表電極、5……裏電極、6……
磁器誘電体、7……接地板、71……窓、8,9……電極金
具、10,11……接続タブ、12,13……中心導体、14,15…
…シリコーンチューブ、16……絶縁ケース、17……絶縁
カバー、18,19……絶縁樹脂モールド、D,d……間隔。
分解説明図、第3図は別の実施例の正面断面図、第4図
はその分解説明図、第5図は従来例の正面断面図ある。 1,2……貫通孔、3,4……表電極、5……裏電極、6……
磁器誘電体、7……接地板、71……窓、8,9……電極金
具、10,11……接続タブ、12,13……中心導体、14,15…
…シリコーンチューブ、16……絶縁ケース、17……絶縁
カバー、18,19……絶縁樹脂モールド、D,d……間隔。
Claims (2)
- 【請求項1】磁器誘電体の貫通孔に挿通されるタブ付中
心導体にシリコーンチューブを被着し、全体を絶縁樹脂
モールドで一体固化形成した高電圧磁器コンデンサにお
いて、前記タブを折曲して、中心導体のカシメ着側より
リセプタクルの挿入側のタブ間間隔を拡開したことを特
徴とする高電圧コンデンサ。 - 【請求項2】前記タブの折曲部分に補強リブを設けた請
求項1記載の高電圧コンデンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1279190U JP2519507Y2 (ja) | 1990-02-14 | 1990-02-14 | 高電圧コンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1279190U JP2519507Y2 (ja) | 1990-02-14 | 1990-02-14 | 高電圧コンデンサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03104723U JPH03104723U (ja) | 1991-10-30 |
JP2519507Y2 true JP2519507Y2 (ja) | 1996-12-04 |
Family
ID=31516245
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1279190U Expired - Lifetime JP2519507Y2 (ja) | 1990-02-14 | 1990-02-14 | 高電圧コンデンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2519507Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-02-14 JP JP1279190U patent/JP2519507Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03104723U (ja) | 1991-10-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |