JPS587633Y2 - 貫通コンデンサ - Google Patents

貫通コンデンサ

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Publication number
JPS587633Y2
JPS587633Y2 JP1977125051U JP12505177U JPS587633Y2 JP S587633 Y2 JPS587633 Y2 JP S587633Y2 JP 1977125051 U JP1977125051 U JP 1977125051U JP 12505177 U JP12505177 U JP 12505177U JP S587633 Y2 JPS587633 Y2 JP S587633Y2
Authority
JP
Japan
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capacitor
inner diameter
capacitor body
diode
feedthrough capacitor
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977125051U
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English (en)
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JPS5451349U (ja
Inventor
益作 奥村
秀雄 浅野
安博 大矢
Original Assignee
株式会社村田製作所
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Publication date
Application filed by 株式会社村田製作所 filed Critical 株式会社村田製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えば電子レンジのマグネトロン回路に使用
する貫通コンデンサに関するものである。
電子レンジのマグネトロン回路は第1図に示すように構
成されている。
従来この回路に使用される貫通コンデンサFとダイオー
ドDとは、それぞれディスクリートに使用されている。
しかしこれらは共に高圧の回路に使用される関係上、そ
れぞれエポキシ樹脂等の高耐圧性の絶縁樹脂で全体を被
覆しなければならず、ディスクリートであるがゆえにそ
の樹脂材の使用量が多くなる”のみならず、製作工程も
それぞれ別個となるので、材料コスト、製作コストが高
価になるという欠点を有していた。
また別部品であることから、それらを回路に組み込むに
当っても手数がかかるとともに、機器内におけるスペー
スファクターも悪く、小型化に適さないという欠点を有
し、さらに別部品を組み込むに当っては、そのリード線
が自づと長くなってインダクタンス分が増えるので、高
周波特性にも悪影響を与え、またダイオードから発生す
る高周波ノイズに対する対策も別途とらなければならな
いという欠点をも有していた。
本考案は上記の欠点に鑑みてなされたものであって、前
記のような貫通コンデ゛ンサとダイオードとを1個の部
品として結合させたことを特徴とするものである。
以下本考案の一実施例を図面を参照しつつ説明する。
第2図において、1は両端面に貫通した長楕円形の内径
部2を有するコンテ゛ンサ本体で、通常セラミックで形
成されるとともに、−前端面に分離して付与された分割
電極3,3′、他方端面に付与された1個の全面電極4
を有している。
5,5′は前記分割電極3,3′にそれぞれ固着されか
つ前記コンテ゛ンサ本体1の内径部2の両隅部にそれぞ
れ貫通される貫通端子6,6′を挿通接続してなる電極
板、7は前記コンデンサ本体1の全面電極4に固着され
かつ前記貫通端子6,6′が連通し得る通孔が形成され
てなる接地板、8は前記コンデンサ本体1の内径部2内
の貫通端子6,6′間に配置され、一端が前記全面電極
4に、他端が一方の電極板5にそれぞれ導電接続されて
なるダイオード、9は前記コンデンサ本体内径部に、前
記貫通端子6,6′の両端部近傍および接地板7の周縁
近傍を残して被覆した絶縁樹脂である。
なお、ダイオード8両端の接続個所は、上記実施例の個
所に限らず、要はコンデンサ本体1の両電極3あるいは
3′と4間に接続されておればよい。
なお本考案貫通コンテ゛ンサは、上述した実施例のもの
に限定されるものではなく、多少の設計変更は本考案の
域内であることはいうまでもない。
例えば図面に示したような貫通端子6,6′を用いずに
、リード線等を貫通端子として使用するような場合には
、第3図示のように、貫通端子の位置に絶縁性のパイプ
10.10’を固着しておき、このパイプ10.10’
中にリード線11を挿通して、適宜の手段でリード線1
1と電極との導電接続を行なわせてもよく、また前記パ
イプ10.10’を全く用いずに、第4図示のように、
その部分の絶縁樹脂9に通孔12゜12′を形成してお
き、この通孔12,12沖にリード線11を挿通して、
これまた適宜の手段でリード線と電極との導電接続を行
なわせてもよい。
また上記各実施例は、電子レンジのマグネトロン回路に
使用する貫通コンデンサとしてのものを示したので、コ
ンデンサ本体に2個の容量をもついわゆる2連形のもの
を示しているが、容量が1個しか必要でない回路へ適用
させる場合には、いわゆる単一形のものにして用いれは
−よいことはいうまでもない。
この場合もダイオードは、】−個の貫通端子とともにコ
ンデンサ本体の内径部に配置されるものであることはい
うまでもない。
以上のように本考案貫通コンデン′すは、これまで別部
品であったダイオードを、コンデンサ本体内径部の絶縁
樹脂内に配置したものであり、ダイオードを新に絶縁す
る樹脂材が不要となるとともに、そのための製作工程が
省略でき、部品コスト、製作コストが安価になるという
効果を有する。
また一体化したことにより回路への接続が容易で、スペ
ースファクターも小さくて済み、セラI・の小型化を促
がせるのみならず、不要なリード線を省略したので、イ
ンダクタンス分を小さく抑えることができ、高周波特性
も良好となる。
さらにダイオードをコンデンサ本体の内径部内に配置し
ているために絶縁樹脂をモールドする際に加わるストレ
スを均一にすることができるのみならず、そのダイオー
ドより発生する高周波ノイズが外周のコンデンサ本体に
よってシールドされ、別途にシールド手段を施さなくと
もよいという効果を奏する。
また本考案においては、その構造−ヒ、ダイオードに発
生する熱を良好に接地板に吸収させてシャーシ等に放散
させることができるので、耐ヒー1へサイクル、ヒート
ショック性にもすぐれたものになる等、その実用的価値
の多大なものである。
なお本考案は、貫通コンデンサにダイオードを一体化さ
せたものの考案であるが、さらにLチョークをも同時に
一体化させることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は電子レンジのマグネトロン回路図、第2図は本
考案貫通コンデンサの一実施例を示す側断面図、第3図
、第4図は本考案貫通コンテ゛ンサの他の実施例を示す
いずれも側断面図である。 1・・・・・・コンデンサ本体、2・・・・・・内径部
、3.3′・・・・・・分割電極、4・・・・・・全面
電極、5,5′・・・・・・電極板、6,6′・・・・
・・貫通端子、7・・・・・・接地板、8・・・・・・
ダイオード、9・・曲線縁樹脂、10.10’・・・・
・・絶縁パイプ、11・・・・・・リード線、12.1
2’・・・・・・通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両端面に貫通した内径部を有するコンデンサ本体と、こ
    のコンデンサ本体の一方端面に形成された電極に固着さ
    れかつこのコンデンサ本体の内径部に貫通される貫通端
    子を挿通接続する電極板と、前記コンデンサ本体の他方
    端面に形成された電極に固着されかつこのコンテ゛ンサ
    本体の内径部に連通ずる通孔を形成した接地板と、前記
    コンテ゛ンサ本体の内径部に配置されかつ前記コンテ゛
    ンサ本体の両電極間に導電接続されたダイオードと、前
    記コンデンサ本体全体を被覆した絶縁樹脂とからなる貫
    通コンテ゛ンサ。
JP1977125051U 1977-09-17 1977-09-17 貫通コンデンサ Expired JPS587633Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977125051U JPS587633Y2 (ja) 1977-09-17 1977-09-17 貫通コンデンサ

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JP1977125051U JPS587633Y2 (ja) 1977-09-17 1977-09-17 貫通コンデンサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5451349U JPS5451349U (ja) 1979-04-09
JPS587633Y2 true JPS587633Y2 (ja) 1983-02-10

Family

ID=29085612

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977125051U Expired JPS587633Y2 (ja) 1977-09-17 1977-09-17 貫通コンデンサ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56594Y2 (ja) * 1974-09-17 1981-01-09

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Publication number Publication date
JPS5451349U (ja) 1979-04-09

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