JPS637010B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS637010B2 JPS637010B2 JP53104705A JP10470578A JPS637010B2 JP S637010 B2 JPS637010 B2 JP S637010B2 JP 53104705 A JP53104705 A JP 53104705A JP 10470578 A JP10470578 A JP 10470578A JP S637010 B2 JPS637010 B2 JP S637010B2
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- JP
- Japan
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- winding
- insulating material
- line end
- windings
- insulation
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 238000009413 insulation Methods 0.000 claims description 14
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 claims description 12
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 10
- 230000006698 induction Effects 0.000 claims description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 239000002655 kraft paper Substances 0.000 description 2
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 2
- 239000004760 aramid Substances 0.000 description 1
- 229920003235 aromatic polyamide Polymers 0.000 description 1
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- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Insulating Of Coils (AREA)
- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は高電圧誘導電器で特に、雷サージのよ
うな急しゆんな高電圧が印加された場合に有効な
巻線に関する。
うな急しゆんな高電圧が印加された場合に有効な
巻線に関する。
周知の通り変圧器、リアクトル等の巻線に雷サ
ージ等の急しゆんな衝撃電圧が侵入した場合に、
巻線内部の初期電位分布は、一般に巻線と大地、
および巻線間の静電容量によつて表わせられ、そ
してその度合はは大地静電容量Ｃと巻線の直列静
電容量Ｋとの比の平方根、すなわちα＝√
に比例する。第１図はその模擬回路の１例でαが
０、４、10の場合を示す。大地静電容量Ｃが直列
静電容量Ｋに比べて小さければ、線路端子からの
巻線長に対する初期の対地電圧すなわち初期電位
分布は直線に近く、逆にこの値が大きいほど直線
分布とへだたり、電位の傾きは線路端子付近にお
ける集中が著しく巻線の損傷が発生しやすい、し
たがつて線路端巻線での電位を低減するには同一
大地静電容量ならば直列静電容量が大きいことが
望まれる。
ージ等の急しゆんな衝撃電圧が侵入した場合に、
巻線内部の初期電位分布は、一般に巻線と大地、
および巻線間の静電容量によつて表わせられ、そ
してその度合はは大地静電容量Ｃと巻線の直列静
電容量Ｋとの比の平方根、すなわちα＝√
に比例する。第１図はその模擬回路の１例でαが
０、４、10の場合を示す。大地静電容量Ｃが直列
静電容量Ｋに比べて小さければ、線路端子からの
巻線長に対する初期の対地電圧すなわち初期電位
分布は直線に近く、逆にこの値が大きいほど直線
分布とへだたり、電位の傾きは線路端子付近にお
ける集中が著しく巻線の損傷が発生しやすい、し
たがつて線路端巻線での電位を低減するには同一
大地静電容量ならば直列静電容量が大きいことが
望まれる。
上記の理由により、従来は線路端側付近の巻線
の絶縁を部分的に強化し、心線絶縁の厚さを厚く
した雷サージ対策を行つている。この場合は、板
状巻線においては第２図に示すように線路端側巻
線１は絶縁厚さが厚いだけ巻回数が少なく、か
つ、他部巻線２と巻線巾Ｗを揃える必要があるた
め、絶縁バンド３を巻きこんで巻線巾を調節する
必要がある。円筒巻線においても第３図に示すよ
うに、線路端層３１の巻回数は少なく、かつ、他
部３２との高さを揃えるために絶縁バンド３３を
巻き込む必要がある。何れにしても線路端側の巻
線は占積率が悪くなり、又心線間の絶縁距離が大
きいため巻線の直列静電容量が小さくなり、前記
雷サージ侵入時に線路端巻線の初期電位分布が大
きくなる欠点を有していた。
の絶縁を部分的に強化し、心線絶縁の厚さを厚く
した雷サージ対策を行つている。この場合は、板
状巻線においては第２図に示すように線路端側巻
線１は絶縁厚さが厚いだけ巻回数が少なく、か
つ、他部巻線２と巻線巾Ｗを揃える必要があるた
め、絶縁バンド３を巻きこんで巻線巾を調節する
必要がある。円筒巻線においても第３図に示すよ
うに、線路端層３１の巻回数は少なく、かつ、他
部３２との高さを揃えるために絶縁バンド３３を
巻き込む必要がある。何れにしても線路端側の巻
線は占積率が悪くなり、又心線間の絶縁距離が大
きいため巻線の直列静電容量が小さくなり、前記
雷サージ侵入時に線路端巻線の初期電位分布が大
きくなる欠点を有していた。
本発明はこれらの欠点に鑑みなされたもので、
巻線の占積率を改善し、かつ巻線の直列静電容量
を大きくし耐雷サージ性に対して優れた巻線を提
供することを目的とする。そのため、端部巻線の
心線絶縁にはその分担電圧に応じて耐電圧値の高
い絶縁材料を採用し、その絶縁厚さを異種の心線
絶縁を用いた他部巻線と等しくして絶縁強度の平
衡を保ち、かつ各巻線の巻回数を等しくして占積
率を改善するものである。絶縁耐力の高い材料と
しては芳香族ポリアミド紙、ポリエステルフイル
ム等がある。これらの耐電圧値は一般に使用され
るクラフト紙に比べ1.5ないし３倍に達する。又
前記高絶縁耐力材料と他の絶縁材料、例えばクラ
フト紙との複合絶縁としてもよい。その場合は、
第４図に示すように、心線４０に接した電位傾度
の高い部分に前記高絶縁耐力材料４１を、又電位
傾度の比較的低い部分に他の絶縁材料４２を使用
することが望ましい。
巻線の占積率を改善し、かつ巻線の直列静電容量
を大きくし耐雷サージ性に対して優れた巻線を提
供することを目的とする。そのため、端部巻線の
心線絶縁にはその分担電圧に応じて耐電圧値の高
い絶縁材料を採用し、その絶縁厚さを異種の心線
絶縁を用いた他部巻線と等しくして絶縁強度の平
衡を保ち、かつ各巻線の巻回数を等しくして占積
率を改善するものである。絶縁耐力の高い材料と
しては芳香族ポリアミド紙、ポリエステルフイル
ム等がある。これらの耐電圧値は一般に使用され
るクラフト紙に比べ1.5ないし３倍に達する。又
前記高絶縁耐力材料と他の絶縁材料、例えばクラ
フト紙との複合絶縁としてもよい。その場合は、
第４図に示すように、心線４０に接した電位傾度
の高い部分に前記高絶縁耐力材料４１を、又電位
傾度の比較的低い部分に他の絶縁材料４２を使用
することが望ましい。
第５図および第６図は本発明の一実施例で、線
路端側の巻線ブロツク５１あるいは線路端側の巻
線層６１を高絶縁耐力材料４１単独又は異種の絶
縁材料４２と複合して心線４０を被覆し、その厚
さは他部巻線５２あるいは６２の絶縁厚さと等し
くした。
路端側の巻線ブロツク５１あるいは線路端側の巻
線層６１を高絶縁耐力材料４１単独又は異種の絶
縁材料４２と複合して心線４０を被覆し、その厚
さは他部巻線５２あるいは６２の絶縁厚さと等し
くした。
以上のように構成することにより、線路端側の
巻回数が増えて他巻線と等しくなり、又特に寸法
を揃えるための絶縁バンドも不要となり、巻線の
占積率が改善されるとともに資材、工数が節約さ
れる。さらに線路端側巻線の絶縁厚さが薄くなり
心線間の距離が近くなるための巻線の直列静電容
量が大きくなり、雷サージ侵入時の線路端巻線に
印加される初期電位分布が低減される。
巻回数が増えて他巻線と等しくなり、又特に寸法
を揃えるための絶縁バンドも不要となり、巻線の
占積率が改善されるとともに資材、工数が節約さ
れる。さらに線路端側巻線の絶縁厚さが薄くなり
心線間の距離が近くなるための巻線の直列静電容
量が大きくなり、雷サージ侵入時の線路端巻線に
印加される初期電位分布が低減される。
以上の説明により明らかなように、誘導電器の
巻線において、主として線路端側の巻線を高耐圧
絶縁材料単独又は該材料と他の絶縁材料とを複合
して心線を被覆絶縁し、その厚さは他部の巻線の
絶縁厚さとほぼ等しい厚さとすることにより、巻
線占積率および衝撃電圧特性のよい、かつ資材、
工数の節減された巻線を得ることができる。
巻線において、主として線路端側の巻線を高耐圧
絶縁材料単独又は該材料と他の絶縁材料とを複合
して心線を被覆絶縁し、その厚さは他部の巻線の
絶縁厚さとほぼ等しい厚さとすることにより、巻
線占積率および衝撃電圧特性のよい、かつ資材、
工数の節減された巻線を得ることができる。
第１図は巻線の雷サージ印加時の初期電位分布
図、第２図は従来の板状巻線構成図、第３図は従
来の円筒巻線構成図、第４図は本発明一実施例の
心線断面図、第５図は本発明一実施例の板状巻線
構成図、第６図は同じく円筒巻線構成図である。 ４０：心線、４１：高絶縁材料、４２：他の絶
縁材料。
図、第２図は従来の板状巻線構成図、第３図は従
来の円筒巻線構成図、第４図は本発明一実施例の
心線断面図、第５図は本発明一実施例の板状巻線
構成図、第６図は同じく円筒巻線構成図である。 ４０：心線、４１：高絶縁材料、４２：他の絶
縁材料。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 心線を絶縁材料により被覆した巻線よりなる
誘導電器の巻線において、線路端側巻線を他部巻
線の絶縁材料とは異種の高絶縁耐力材料により被
覆し、かつその絶縁厚さを前記他部巻線の絶縁厚
さと等しくしたことを特徴とする耐雷サージ性を
有する誘導電器巻線。 ２ 特許請求の範囲第１項記載の巻線において、
線路端側巻線は心線に接して高絶縁耐力材料によ
り被覆され、さらにその上を前記高絶縁材料とは
異なる絶縁材料より被覆されたことを特徴とする
複合絶縁を用いた耐雷サージ性を有する誘導電器
巻線。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10470578A JPS5530877A (en) | 1978-08-28 | 1978-08-28 | Coil winding for induction device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10470578A JPS5530877A (en) | 1978-08-28 | 1978-08-28 | Coil winding for induction device |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5530877A JPS5530877A (en) | 1980-03-04 |
| JPS637010B2 true JPS637010B2 (ja) | 1988-02-15 |
Family
ID=14387889
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10470578A Granted JPS5530877A (en) | 1978-08-28 | 1978-08-28 | Coil winding for induction device |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5530877A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02310115A (ja) * | 1989-05-10 | 1990-12-25 | Faiveley Transport | 鉄道車両用の圧縮型空調装置 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59160493A (ja) * | 1983-03-03 | 1984-09-11 | 極東産機株式会社 | 畳縫着機におけるカマ糸端の検出方法 |
| JPH08206384A (ja) * | 1992-02-10 | 1996-08-13 | Kiguchi Ken | ミシンの下糸がなくなりかけたことを知らせる装置 |
| EP3379548B1 (en) | 2017-03-24 | 2019-11-13 | ABB Schweiz AG | High voltage winding and a high voltage electromagnetic induction device |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4854435A (ja) * | 1971-11-12 | 1973-07-31 | ||
| JPS5115931U (ja) * | 1974-07-24 | 1976-02-05 |
-
1978
- 1978-08-28 JP JP10470578A patent/JPS5530877A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4854435A (ja) * | 1971-11-12 | 1973-07-31 | ||
| JPS5115931U (ja) * | 1974-07-24 | 1976-02-05 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02310115A (ja) * | 1989-05-10 | 1990-12-25 | Faiveley Transport | 鉄道車両用の圧縮型空調装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5530877A (en) | 1980-03-04 |
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