JPS5915468Y2 - 変圧器のタツプ巻線 - Google Patents

変圧器のタツプ巻線

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Publication number
JPS5915468Y2
JPS5915468Y2 JP8512877U JP8512877U JPS5915468Y2 JP S5915468 Y2 JPS5915468 Y2 JP S5915468Y2 JP 8512877 U JP8512877 U JP 8512877U JP 8512877 U JP8512877 U JP 8512877U JP S5915468 Y2 JPS5915468 Y2 JP S5915468Y2
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JP
Japan
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winding
tap
conductor
strands
parallel strands
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Expired
Application number
JP8512877U
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English (en)
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JPS5412009U (ja
Inventor
真人 杉生
Original Assignee
株式会社ダイヘン
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電圧調整を行なうために変圧器鉄心に巻回され
るタップ巻線に関するものである。
一般に大容量変圧器にタップ巻線を巻回する場合には、
他の巻線とのアンペアターンの平衡度の改善と短絡事故
時等における電磁機械力の低減とを図るため、いわゆる
1タツプlレヤーのタップ巻線が採用されている。
このタップ巻線においては、複数本の並列素線を所定の
転位順序でタップ数に相応する数だけ並置した巻回導体
を1タツプ分のターン数だけ巻回して円筒巻線を巻回し
、この巻線の両端の口出部で所定の素線同志を接続する
とともに所定のタップを引出している。
例えば第1図Aは並列素線数が2、タップ数が6の場合
の従来のタップ巻線を示したもので、この場合例えば同
図Bに示す転位順序で並列素線1,1’、2゜2′・・
・・・・6,6′を並列に配置して巻回導体10とし、
この巻回導体を同図Aに示すように1タツプ分(図示の
例では4ターン)だけ巻回して円筒巻線11を形成する
そしてこの巻線の巻始め及び巻終りの口出部12 a及
び12 bを対向させて第2図に示すように素線1,1
′〜5,5′の巻終り端1 b、1 b’〜5b、5b
’を素線2,2’〜6,6’(7)巻始め端2a、2a
′〜5 a 、5 a’に接続し、素線1,1′の巻始
め端1a、1a′と素線1,1′〜6,6′のそれぞれ
の接続点と素線6.6′の巻終り端6 b 、6 b’
とからそれぞれタップ端子tを引出している。
この場合1つの素線の幅寸法をl、並列素線数をa、タ
ップ数をn、各素線のターン数をmとするとタップ巻線
の物理的な巻回幅(巻線の軸方向の長さ)HはlXaX
nX(m+1)となり、電気的に必要な巻回数m分の巻
回幅lxaxnxmよりも1タ一ン分1xaxnだけ大
きくなる。
例えば1素線の幅寸法を20mmとし、図示のように並
列素線数を2とし、タップ数を6タツプとした場合には
、総並列素線の幅寸法はl x a n =20X2X
6=240 mmとなり、この幅寸法だけ巻線や鉄心の
大型化を招き、絶縁構造上も好ましくなかった。
本考案の目的は、偶数本の並列素線を2分割して総並列
素線を第1及び第2の巻回導体に分け、これら両巻間導
体の目出部を巻線の中心軸に対して略対称な位置に配置
することにより巻線の巻回幅を減少させた変圧器のタッ
プ巻線を提供することにある。
以下図示の実施例により本考案のタップ巻線を詳細に説
明する。
第3図は、第1図と同様に並列素線1,1′〜6,6′
を4タ一ン巻回する場合に本考案を適用した実施例で、
本考案においては、これらの並列素線を2分して総並列
素線を素線群1〜6からなる第1の巻回導体13と素線
群1′〜6′からなる第2の巻回導体14とに分け、こ
れら両巻間導体を並列に4タ一ン巻回する。
としてこの場合第1の巻回導体13による巻線の巻始め
及び巻終り口出口13 a及び13bと、第2の巻回導
体14による巻線の巻始め及び巻終りの口出部14a及
び14bとを巻線の中心軸に対して略対称な位置に配置
するように両巻間導体の目出部の位置を周方向に略18
0°ずらしておく。
(第4図参照。)口出部13a及び13bと14 a及
び14bとはそれぞれ軸方向に対向するように配置され
、第2図に示したように所定の素線同志が接続されると
ともにタップ端子tが引出される。
上記のように構成すると、巻数は第1図の場合と同様に
4ターンであるが、その物理的な巻回幅寸法Hは総並列
等線数axnの幅寸法1XaXnの4.5倍で済む。
即ち巻回幅HはlXaXnX(m+0゜5)となって従
来のタップ巻線に比べると総並列素線数axnの幅寸法
の1/2、(二a×nxl/2)だけ巻線の巻回幅Hを
小さくすることができる。
上記の実施例では並列素線数を2としているが、4本、
6本等偶数本であれば、本考案を適用でき、並列素線数
が多くなればなる程本考案の効果は大きくなる。
以上のように、本考案によれば、巻線の巻回幅を小さく
できるので、鉄心材料や絶縁材料の節減ができ、変圧器
の小型軽量化及び価格の低減を図ることができる利点が
ある。
またタップ巻線の巻回幅の縮小化により、絶縁距離を長
く出来従来と同じ大きさの変圧器形状でより高電圧に使
用し得る変圧器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図Aは従来のタップ巻線の一例を示す概略正面図、
第1図Bは同図Aで使用する巻回導体を示す説明図、第
2図は第1図Aの日出部における並列素線の接続の仕方
を示す接続図、第3図は本考案の一実施例を示す概略正
面図、第4図は第3図の実施例の巻線の上面図である。 1.1′〜6.6′・・・・・・並列素線、13・・・
・・・第1の巻回導体、13 a 、13 b・・・・
・・口出部、14・・・・・・第2の巻回導体、14
a 、14 b・・・・・口出部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 偶数本の並列素線をタップ数に相応した数だけ並置して
    巻線を巻回し、該巻線の目出部で所定の素線同志を接続
    するとともに所定のタップを引出してなる変圧器のタッ
    プ巻線において、前記偶数本の並列素線を2分して総並
    列素線を第1及び第2の巻回導体に分け、第1の巻回導
    体による巻線の日出部と第2の巻回導体による巻線の日
    出部とを巻線の中心軸に対して略対称な位置に配置して
    両巻間導体を巻回したことを特徴とする変圧器のタップ
    巻線。
JP8512877U 1977-06-28 1977-06-28 変圧器のタツプ巻線 Expired JPS5915468Y2 (ja)

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JP8512877U JPS5915468Y2 (ja) 1977-06-28 1977-06-28 変圧器のタツプ巻線

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Publication Number Publication Date
JPS5412009U JPS5412009U (ja) 1979-01-26
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