JPS5927051Y2 - 複合電気部品 - Google Patents
複合電気部品Info
- Publication number
- JPS5927051Y2 JPS5927051Y2 JP14088779U JP14088779U JPS5927051Y2 JP S5927051 Y2 JPS5927051 Y2 JP S5927051Y2 JP 14088779 U JP14088779 U JP 14088779U JP 14088779 U JP14088779 U JP 14088779U JP S5927051 Y2 JPS5927051 Y2 JP S5927051Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- notch
- lid
- insulating plate
- composite electrical
- capacitor element
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は複合電気部品に関するものである。
高圧用の電気部品を接続する場合には、電気用品取締法
により、絶縁のため各部品間に最小距離が定められてお
り、そのため装置の小形化が困難であり製造も容易でな
がった。
により、絶縁のため各部品間に最小距離が定められてお
り、そのため装置の小形化が困難であり製造も容易でな
がった。
このような事情のため最近は、コンデンサ素子と抵抗や
ダイオード等を一つのケースに組み込み、端子を外部に
引出して装置に組み込むようにした複合電気部品が用い
られることか゛多くなってきた。
ダイオード等を一つのケースに組み込み、端子を外部に
引出して装置に組み込むようにした複合電気部品が用い
られることか゛多くなってきた。
例えば゛、MPコンテ゛ンサ素子とその放電用の抵抗を
ケースに組み込んだ複合電気部品は、第1図に示すよう
に、筒体1と蓋2からなるケース3内に絶縁紙の筒4に
よりケース3から絶縁されるようにコンテ゛ンサ素子5
が内蔵され、コンテ゛ンサ素子5から引き出されたリー
ド線6及び7が蓋2、ブッシング8及び9、ゴム10及
び11ならびに絶縁板12を貫通して端子13及び14
に接続されたリベット15及び16に接続されている。
ケースに組み込んだ複合電気部品は、第1図に示すよう
に、筒体1と蓋2からなるケース3内に絶縁紙の筒4に
よりケース3から絶縁されるようにコンテ゛ンサ素子5
が内蔵され、コンテ゛ンサ素子5から引き出されたリー
ド線6及び7が蓋2、ブッシング8及び9、ゴム10及
び11ならびに絶縁板12を貫通して端子13及び14
に接続されたリベット15及び16に接続されている。
このリベット15及び16には、さらに絶縁板12とコ
ンデンサ素子5の間に配設された放電用の抵抗17から
引出されているリード線18及び19が接続されている
。
ンデンサ素子5の間に配設された放電用の抵抗17から
引出されているリード線18及び19が接続されている
。
すなわち、抵抗17を絶縁板12とコンデンサ素子5の
端面間に位置させるために小型化が困難であり、また、
無理に小型化しようとして抵抗17をコンテ゛ンサ素子
5の端面に押しつけるとコンデンサ素子5の特性が劣化
する欠点があった。
端面間に位置させるために小型化が困難であり、また、
無理に小型化しようとして抵抗17をコンテ゛ンサ素子
5の端面に押しつけるとコンデンサ素子5の特性が劣化
する欠点があった。
さらに、抵抗17のリード線18及び19をリベット1
5及び16に半田付けする際に、抵抗17が固定されて
いないため、その作業性が悪いという欠点もあった。
5及び16に半田付けする際に、抵抗17が固定されて
いないため、その作業性が悪いという欠点もあった。
本考案は以上の点に鑑み、小型化が可能で製造が容易な
複合電気部品を得るために、ケース内部にコンテ゛ンサ
素子と他の電子素子とを収納した複合電気部品において
、蓋の内面にゴムを介して外部引出端子により取り付け
られた絶縁板に切欠部を設け、該切欠部に他の電子素子
を配設することを特徴とする複合電気部品の提供を目的
とする。
複合電気部品を得るために、ケース内部にコンテ゛ンサ
素子と他の電子素子とを収納した複合電気部品において
、蓋の内面にゴムを介して外部引出端子により取り付け
られた絶縁板に切欠部を設け、該切欠部に他の電子素子
を配設することを特徴とする複合電気部品の提供を目的
とする。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図において、21はアルミ金属等の筒体であり、絶
縁紙プラスチック等の絶縁物22により筒体21から絶
縁されるようにオイルやMP等のコンデンサ素子23が
内蔵されている。
縁紙プラスチック等の絶縁物22により筒体21から絶
縁されるようにオイルやMP等のコンデンサ素子23が
内蔵されている。
また、24はアルミ金属等の蓋であり、筒体21にカシ
メられている。
メられている。
この蓋24に孔が設けられ、その孔を外部引出端子であ
るリベット25及び26が貫通している。
るリベット25及び26が貫通している。
リベット25及び26の蓋24の外面に突出する方の端
部は外部端子27及び28にスポット溶接されている。
部は外部端子27及び28にスポット溶接されている。
そして外部端子27及び28の周囲には、絶縁のために
プラスチック製の円筒状の絶縁管29及び30が配置さ
れている。
プラスチック製の円筒状の絶縁管29及び30が配置さ
れている。
また蓋24の内面にはリベット25及び26を被うよう
にして環状のゴム31及び32が設けられている。
にして環状のゴム31及び32が設けられている。
このゴム31及び32とノベット25及び26の他端部
には絶縁紙やプラスチック等の絶縁板33が取り付けら
れている。
には絶縁紙やプラスチック等の絶縁板33が取り付けら
れている。
絶縁板33には切欠部34が設けられ、特に切欠部34
を設ける際に生ずる余剰部分を折り曲げて突出部35と
している。
を設ける際に生ずる余剰部分を折り曲げて突出部35と
している。
切欠部34には、第3図に示すように抵抗やダイオード
等の電子素子36が配設されていて、リード線37及び
38が、コンテ゛ンサ素子23から出ているリード線3
9及び40とともにリベット25及び26に接続される
構成になっている。
等の電子素子36が配設されていて、リード線37及び
38が、コンテ゛ンサ素子23から出ているリード線3
9及び40とともにリベット25及び26に接続される
構成になっている。
すなわち、絶縁板33に切欠部34を設けて電子素子3
6を配設することにより、絶縁板33と蓋24の面の間
の空間を電子素子36の一部分が占有でき、それ故、従
来よりもコンデンサの高さを低くでき小型化が可能とな
る。
6を配設することにより、絶縁板33と蓋24の面の間
の空間を電子素子36の一部分が占有でき、それ故、従
来よりもコンデンサの高さを低くでき小型化が可能とな
る。
また、ケース寸法を同一であるとすれば、電子素子36
が無理にコンテ゛ンサ素子23の端面に押し着けられる
ことなく密閉できるので、特性劣化をも防止しうる。
が無理にコンテ゛ンサ素子23の端面に押し着けられる
ことなく密閉できるので、特性劣化をも防止しうる。
さらに、切欠部34により電子素子36が固定されてお
り、このことは突出部35があるためにより効果的であ
り、リベット25及び26への半田付けが容易に行なえ
る。
り、このことは突出部35があるためにより効果的であ
り、リベット25及び26への半田付けが容易に行なえ
る。
また、第4図に示すように、一方のリード線41を蓋4
2に直接接続するような場合には、切欠部43を電子素
子44の一端にだけ接触するような形状としても同様な
効果が得られる。
2に直接接続するような場合には、切欠部43を電子素
子44の一端にだけ接触するような形状としても同様な
効果が得られる。
さらに、絶縁板に設けられる切欠部は一個所に限定され
ることなく、電子素子の数に応じて複数個所に設けても
よく、あるいは大きな切欠部にして複数個の電子素子を
一緒に配設してもよい。
ることなく、電子素子の数に応じて複数個所に設けても
よく、あるいは大きな切欠部にして複数個の電子素子を
一緒に配設してもよい。
なお、突出部は必ずしも設けることを要しない。
以上の通り、本考案によれば、小型化が可能であり、製
造が容易で、製造の際の特性劣化による不良の発生を防
止できる複合電気部品が得られる。
造が容易で、製造の際の特性劣化による不良の発生を防
止できる複合電気部品が得られる。
第1図は従来の複合電気部品の断面図、第2図は本考案
の実施例の断面図、第3図は電子素子を接続した本考案
の実施例の蓋の裏面図、第4図は電子素子を接続した本
考案の他実施例の蓋の裏面図を示す。 21・・・・・・筒体、23・・・・・・コンテ゛ンサ
素子、24.42・・・・・・蓋、25 、26・・・
・・・リベツ)、31.32・・・・・・ゴム、33・
・・・・・絶縁板、34.43・・・・・・切欠部、3
6 、34・・・・・・電子素子。
の実施例の断面図、第3図は電子素子を接続した本考案
の実施例の蓋の裏面図、第4図は電子素子を接続した本
考案の他実施例の蓋の裏面図を示す。 21・・・・・・筒体、23・・・・・・コンテ゛ンサ
素子、24.42・・・・・・蓋、25 、26・・・
・・・リベツ)、31.32・・・・・・ゴム、33・
・・・・・絶縁板、34.43・・・・・・切欠部、3
6 、34・・・・・・電子素子。
Claims (1)
- ケース内部にコンデンサ素子と他の電子素子とを収納し
た複合電気部品において、蓋の内面にゴムを介して外部
引出端子により取り付けられた絶縁板に切欠部を設け、
該切欠部に他の電子素子を配設することを特徴とする複
合電気部品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14088779U JPS5927051Y2 (ja) | 1979-10-13 | 1979-10-13 | 複合電気部品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14088779U JPS5927051Y2 (ja) | 1979-10-13 | 1979-10-13 | 複合電気部品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5658850U JPS5658850U (ja) | 1981-05-20 |
JPS5927051Y2 true JPS5927051Y2 (ja) | 1984-08-06 |
Family
ID=29372211
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14088779U Expired JPS5927051Y2 (ja) | 1979-10-13 | 1979-10-13 | 複合電気部品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5927051Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2023145949A (ja) | 2022-03-29 | 2023-10-12 | オークマ株式会社 | 工具マガジン装置 |
-
1979
- 1979-10-13 JP JP14088779U patent/JPS5927051Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5658850U (ja) | 1981-05-20 |
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